JP2002066178A - 穴かがりミシンのボタン穴形成装置。 - Google Patents

穴かがりミシンのボタン穴形成装置。

Info

Publication number
JP2002066178A
JP2002066178A JP2000255359A JP2000255359A JP2002066178A JP 2002066178 A JP2002066178 A JP 2002066178A JP 2000255359 A JP2000255359 A JP 2000255359A JP 2000255359 A JP2000255359 A JP 2000255359A JP 2002066178 A JP2002066178 A JP 2002066178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buttonhole
machine
fusing
forming
cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000255359A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuzo Nomura
悦造 野村
Takashi Kondo
隆 近藤
Itaru Shibata
到 柴田
Akihiro Funahashi
暁洋 舟橋
Akira Takeuchi
章 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2000255359A priority Critical patent/JP2002066178A/ja
Publication of JP2002066178A publication Critical patent/JP2002066178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工布のボタン穴側縁部のケバや糸のほつれ
や縫目抜けを防止して品質を高め、種々のサイズと形状
のボタン穴を容易に形成することができる穴かがりミシ
ンのボタン穴形成装置を提供する。 【解決手段】 このボタン穴形成装置60には、加工布
を穿孔的に溶断可能な超音波溶断機61、超音波溶断機
61を布送り機構10による布送り方向と交差する水平
方向へ移動させる溶断機移動機構62、超音波溶断機6
1を昇降させる溶断機昇降機構63、超音波溶断機61
と溶断機移動機構62を駆動制御して布送り機構10に
より加工布を移送しながら穴かがり縫目の内側にボタン
穴を形成させる制御装置5が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は穴かがりミシンの
ボタン穴形成装置に関し、特に、加工布を穿孔的に溶断
可能な溶断機と、この溶断機を布送り方向と交差する水
平方向へ移動させる溶断機移動機構とを設けた装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】 従来の穴かがりミシンでは、布送り機
構により加工布が水平方向に送られ、その加工布に縫目
形成機構により穴かがり縫目が形成され、ボタン穴形成
機構により穴かがり縫目の内側の加工布にボタン穴が形
成される。ところで、一般的なボタン穴形成機構はメス
を有し、このメスで加工布を切断してボタン穴を形成す
るが、サイズや形状が異なる複数種類のメスを設けるこ
とで、これらのメスを適宜取替えて使用して種々のサイ
ズと形状のボタン穴を形成できるようになる。
【0003】例えば、実施形態に係る図7の一般的な穴
かがり縫目100 の内側にボタン穴101 を形成する場合、
ボタン穴101 と同じ長さの直線状の刃を有するメスを使
用し、そのメスを加工布に1回押し当ててボタン穴101
を形成することができ、ボタン穴101 の長さよりも短い
刃を有するメスを使用しても、そのメスを加工布に対し
て複数回ずらしながら押し当ててボタン穴101 を形成す
ることができる。
【0004】実施形態に係る図8の特殊な穴かがり縫目
102 や、図9の鳩目穴かがり縫目104 の内側にボタン穴
103,105 を形成する場合でも、そのボタン穴103,105 と
同形同サイズの刃を有するメスを使用することにより、
そのメスを加工布に1回押し当ててボタン穴103,105 を
形成することが可能となる。
【0005】尚、メスにより穴かがり縫目の内側にボタ
ン穴を形成する場合、穴かがり縫目の形成前にボタン穴
を形成(所謂、先メス)するか、穴かがり縫目の形成後
又は穴かがり縫目の形成途中に穴かがり縫目の形成動作
を中断してボタン穴を形成(所謂、後メス)することに
なる。
【0006】一方、特開平2−177993号公報のボ
タン穴形成装置では、超音波発振器から振動エネルギー
が伝達される溶断用治具が設けられ、この溶断用治具を
下降させその下端部を加工布に接触させる。すると、高
周波で振動する溶断用治具と加工布との接触で摩擦が生
じて熱が発生し、その摩擦熱により加工布が溶断され
る。そして、溶断用治具を加工布に接触させた状態で、
加工布を一定方向に移送して直線状のボタン穴を形成す
ることができる。
【0007】尚、ボタン穴と同形状の下端部を有する溶
断用治具とすることにより、加工布を移送しなくても所
定位置に位置決めし、その加工布に溶断用治具を1回接
触させて前記ボタン穴を形成することが可能である。但
し、種々のサイズと形状のボタン穴を形成する為には複
数種類の溶断用治具が必要となる。
【0008】尚、従来の穴かがりミシンにおいて、加工
布に穴かがり縫目を形成する前に、その穴かがり縫目形
成予定部を補強する場合に、縫目形成機構により穴かが
り縫目形成予定部に補強用の縫目を形成するようにした
技術が実用に供されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 一般的な穴かがりミ
シンのボタン穴形成機構では、加工布をメスで切断して
ボタン穴を形成する関係上、加工布のボタン穴側縁部に
ケバが発生したり、そのボタン穴側縁部から加工布の糸
がほつれたり、加工布に形成された穴かがり縫目がボタ
ン穴側へ抜け出たりして、品質が低下する虞がある。し
かも、種々のサイズと形状のボタン穴を形成するために
は、複数種類のメスを設けなければならないため、部品
点数が多くなり製作コストが高価になるうえ、形成予定
のボタン穴のサイズや形状の変更により、メスの取替え
作業を行わなければならため非常に面倒である。
【0010】また、メスによりボタン穴を形成するボタ
ン穴形成機構を備えた穴かがりミシンでは、穴かがり縫
目を形成しながらボタン穴を形成することが実際上不可
能である。つまり、穴かがり縫目の形成工程とボタン穴
の形成工程とを別々に行わなければならないため、全体
的な作業能率を高めるうえで不利である。
【0011】特開平2−177993号公報のボタン穴
形成装置では、溶断用治具を加工布に接触させた状態
で、加工布だけを水平な一定方向に移送するため、直線
状のボタン穴しか形成することができず、実施形態に係
る図8、図9のような穴かがり縫目102,104 の内側にボ
タン穴103,105 を形成することができない。尚、加工布
を移送させずにその加工布に溶断用治具を1回接触させ
るだけでボタン穴を形成するようにした場合、前記同
様、複数種類の溶断用治具を設けて種々のサイズと形状
のボタン穴を形成できるが、部品点数が多くなり製作コ
ストが高価になるし、溶断用治具の取替え作業が非常に
面倒である。
【0012】尚、加工布に穴かがり縫目を形成する前
に、その穴かがり縫目形成予定部を補強するために、縫
目形成機構により穴かがり縫目形成予定部に補強用縫目
を形成する技術では、糸消費量が多くなるのは勿論のこ
と、補強用縫目とそれに重なる穴かがり縫目の全体的な
厚みが大きくなりすぎて、見栄えが悪くなったりボタン
穴が使いにくくなったりして好ましくない場合がある。
【0013】本発明の目的は、穴かがりミシンのボタン
穴形成装置において、溶断機により加工布を溶断してボ
タン穴を形成することにより加工布のボタン穴側縁部の
ケバや糸のほつれや縫目抜けを防止して品質を高めると
共に、種々のサイズと形状のボタン穴を容易に形成でき
るようにすること、更に、穴かがり縫目を形成しながら
ボタン穴を形成できるようにして全体的な作業能率を高
めること、溶断機により穴かがり縫目形成予定部を溶着
して補強可能にすること、等である。
【0014】
【課題を解決するための手段】 請求項1の穴かがりミ
シンのボタン穴形成装置は、加工布を水平方向に送る布
送り機構と、この布送り機構により送られる加工布に穴
かがり縫目を形成する為の縫目形成機構とを備えた穴か
がりミシンにおいて、前記加工布を穿孔的に溶断可能な
溶断機と、前記溶断機を布送り機構による布送り方向と
交差する水平方向へ移動させる溶断機移動機構と、前記
溶断機と溶断機移動機構を駆動制御して布送り機構によ
り加工布を移送しながら穴かがり縫目の内側にボタン穴
を形成させる制御手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0015】ここで、前記加工布は前記溶断機により溶
断可能な化学繊維又は天然繊維で構成されているものと
する。この穴かがりミシンのボタン穴形成装置では、加
工布を穿孔的に溶断可能な溶断機と、この溶断機を布送
り機構による布送り方向と交差する水平方向へ移動させ
る溶断機移動機構が設けられ、制御手段によりこれら溶
断機と溶断機移動機構が駆動制御され、布送り機構によ
り加工布を移送しながら加工布の穴かがり縫目の内側に
ボタン穴が形成される。
【0016】例えば、実施形態に係る図7の一般的な穴
かがり縫目100 の内側にボタン穴101 を形成する場合、
溶断機移動機構で溶断機を移動させないで、布送り機構
により移送される加工布にボタン穴101 を形成すること
ができ、実施形態に係る図8、図9のような穴かがり縫
目102,104 の内側にボタン穴103,105 を形成する場合に
は、溶断機移動機構により溶断機を、移送される加工布
に合わせて縫目102,104 (縫目形成予定部)の内側に沿
って移動させることで、ボタン穴103,105 を形成するこ
とができる。
【0017】このように、溶断機により加工布を溶断し
てボタン穴を形成することにより、加工布のボタン穴側
縁部が溶着されるため、加工布のボタン穴側縁部にケバ
が発生したり、そのボタン穴側縁部から加工布の糸がほ
つれたり、加工布に形成された穴かがり縫目がボタン穴
側へ抜け出たりするのを防止して品質を高めることがで
きる。共通の溶断機を用いて種々のサイズと形状のボタ
ン穴を容易に形成できるようになり、それ故、従来のメ
ス取り替え作業のような面倒な作業も不要となる。布送
り機構により送られる加工布に穴かがり縫目を形成しな
がら、その穴かがり縫目に対応するボタン穴を形成して
いくことが可能となる。つまり、穴かがり縫目の形成工
程とボタン穴の形成工程とを同時に行えるようになり全
体的な作業能率を高めることも可能となる。
【0018】請求項2の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置は、請求項1の発明において、前記溶断機が超音波
溶断機であることを特徴とするものである。つまり、加
工布の穴かがり縫目の内側に綺麗なボタン穴を確実に形
成することができる。
【0019】請求項3の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置は、請求項1の発明において、前記溶断機がレーザ
ー溶断機であることを特徴とするものである。つまり、
加工布の穴かがり縫目の内側に綺麗なボタン穴を確実に
形成することができる。
【0020】請求項4の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置は、請求項2の発明において、前記溶断機を昇降さ
せる溶断機昇降機構を設けたことを特徴とするものであ
る。この溶断機昇降機構により溶断機(超音波溶断機)
を昇降させ、溶断機を加工布に接触させたり加工布から
離隔させることができ、溶断機を加工布に接触させた状
態で、その溶断機により加工布を溶断することができ
る。
【0021】請求項5の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置は、請求項1〜4の何れかの発明において、前記溶
断機の出力を調節する出力調節手段を設け、この出力調
節手段で溶断機の出力を高出力に調節してボタン穴を形
成し、溶断機の出力を低出力に調節して加工布の穴かが
り縫目の形成前にその穴かがり縫目形成予定部を溶着し
て補強可能に構成したことを特徴とするものである。
【0022】出力調節手段により溶断機の出力を高出力
に調節してボタン穴を形成し、溶断機の出力を低出力に
調節して加工布の穴かがり縫目の形成前にその穴かがり
縫目形成予定部を溶着して補強できる。出力調節手段に
より溶断機の出力を調節することで、その溶断機により
ボタン穴の形成と穴かがり縫目形成予定部の補強を簡単
に行うことができ、従来の穴かがり縫目形成予定部に補
強用の縫目を形成して補強を施す技術と比べた場合、糸
消費量を軽減できるし、穴かがり縫目の全体的な厚みが
大きくなりすぎて見栄えが悪くなったりボタン穴が使い
にくくなる等の不具合を解消できる。
【0023】請求項6の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置は、請求項1〜5の何れかの発明において、前記切
断機移動機構がパルスモータによって駆動力を発生させ
るように構成したことを特徴とするものである。溶断機
を前記布送り方向と交差する水平方向へ移動させる移動
精度を高めることができ、加工布の穴かがり縫目の内側
の所期の位置にボタン穴を確実に形成することができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態は、加工布に例
えば図7〜図9の穴かがり縫目100,102,104 を形成可能
な穴かがりミシンに付設され、その穴かがり縫目100,10
2,104 の内側にボタン穴101,103,105 を形成するボタン
穴形成装置に本発明を適用した場合の一例である。尚、
図1の前方と左方を基準として説明する。
【0025】図1に示すように、穴かがりミシンMに
は、ミシンテーブル1に、ミシンモータ2と、各駆動部
を起動又は停止させる為の足踏ペダル3と、形成予定の
穴かがり縫目の種類や形状やサイズ等を規定する複数の
縫製パラメータ等を入力設定するための操作パネル4
と、ミシンモータ2を含む各駆動部を駆動制御する制御
装置5が設けられている。
【0026】穴かがりミシンMは、ベッド部6と脚柱部
7とアーム部8を有するミシン本体を有し、そのミシン
本体に、図2〜図5に示すように、加工布を前後(水
平)方向に送る布送り機構10と、布送り機構10の送
り台11に加工布を押える布押え機構30と、布送り機
構10により送られる加工布に穴かがり縫目を形成する
為の縫目形成機構50と、穴かがり縫目の内側にボタン
穴を形成する本願特有のボタン穴形成装置60の主要部
が設けられている。
【0027】布送り機構10について説明すると、図3
に示すように、布押え機構30の押え足31で加工布を
前後に長い送り台11に押えた状態で、ステッピングモ
ータ12により送り台11と押え足31が一体的に前後
に駆動されて、加工布も一体的に前後に送られる。ベッ
ド部6の上面部分に嵌込まれた左右1対の案内板13の
間に、送り台11が嵌込まれて前後に移動可能にガイド
され、送り台11の前端部に穴かがり縫目とボタン穴を
形成する為の開口11aが形成されている。
【0028】送り台11の後端部下面側に可動部材15
が固定され、その可動部材15の後側に連結ロッド16
を介して可動部材17が連結されている。この可動部材
17に押え腕32の後端部が左右軸心回りに枢支され、
押え腕32の前端部に押え足31が取付けられている。
連結ロッド16は可動部材15,17に挿通状に固定さ
れ、それらの前後両側において1対の軸受19を介して
ミシン機枠に前後移動可能にガイド支持されている。連
結ロッド16の右側に前後に長いロッド20がミシン機
枠に固定的に設けられ、このロッド20に可動部材17
の右端部が軸受17aを介して前後に移動自在にガイド
支持されている。
【0029】ステッピングモータ12の出力軸に駆動プ
ーリ12aが固着され、駆動プーリ12aの後方に従動
プーリ(図示略)がミシン機枠に枢支され、これら両プ
ーリに無端状のベルト21が掛け渡されている。このベ
ルト21の一部に可動部材17が固定され、ステッピン
グモータ13が駆動されると、ベルト21を介して可動
部材15,17と送り台11と押え腕32と押え足31
等が前後に一体的に駆動される。
【0030】布押え機構30は、前記押え足31と押え
腕32を有すると共に、足踏ペダル3の操作により、押
え足31を図4の鎖線で示す布押え位置と実線で示す上
昇位置とに亙って昇降可能に構成されている。図4に示
すように、アーム部8の前端部と後端部に設けられたL
形レバー33,34が、夫々枢支軸33a,34aを介
してミシン機枠に枢支され、これらL形レバー33,3
4の上端部同士がリンク35を介して連結されている。
前側のL形レバー33の前端部にリンク36を介して押
え棒37の上端部が連結され、この押え棒37の下端部
に押え腕32が連結されている。後側のL形レバー34
の後端部にリンク38の上端部が連結され、このリンク
38にステッピングモータ39が作動的に連結されてい
る。
【0031】ステッピングモータ39はリンク38の直
ぐ後側にが配設され、このステッピングモータ39の出
力軸に円板40が固着され、この円板40に偏心位置か
ら軸心平行方向へ突出する係合ピン41が固定的に設け
られている。係合ピン41の近くに揺動レバー42が枢
支ピン42aを介してミシン機枠に枢支されている。こ
の揺動レバー42には2つの二股部42a,42bが設
けられ、円板40に設けられた係合ピン41が二股部4
2aに係合し、リンク38に設けられた係合ピン43が
二股部42bに係合している。
【0032】足踏ペダル3の操作により制御装置5を介
してステッピングモータ39を駆動制御することがで
き、ステッピングモータ39が駆動されると、その駆動
力が、円板40、係合ピン41、揺動レバー42、リン
ク部材38,34,35,33,36、押え棒37、押
え腕32を介して押え足31に伝達され、押え足31が
昇降駆動される。尚、押え足31により送り台11の開
口11aの外側の枠部に加工布が押えられる。
【0033】縫目形成機構50は、図2に示すように、
針棒51と、針棒51の下端に装着されて糸駒等の上糸
供給源から延びる上糸が装着される縫針52と、針棒5
1を上下に往復駆動する針棒上下動機構と、針棒51を
左右に揺動駆動する針棒揺動機構と、送り台11の下側
に装着され下糸が巻付けられるボビンと、送り台11の
下側にて上下動する縫針52付近における上糸を捕捉し
ボビンから伸びる下糸と交絡させる糸捕捉器等を有す
る。
【0034】次に、ボタン穴形成装置60について詳細
に説明する。図2、図5に示すように、ボタン穴形成装
置60は、加工布を穿孔的に溶断可能な超音波溶断機6
1と、超音波溶断機61を左右方向(布送り機構10に
よる布送り方向(前後方向)と交差する水平方向)へ移
動させる溶断機移動機構62と、超音波溶断機61を昇
降させる溶断機昇降機構63と、超音波溶断機61と溶
断機移動機構62を駆動制御して布送り機構10により
加工布を移送しながら穴かがり縫目の内側にボタン穴を
形成させる制御装置5を備えている。尚、使用する加工
布は超音波溶断機61により溶断可能な化学繊維又は天
然繊維で構成されているものとする。
【0035】超音波溶断機61は、制御装置5に電気的
に接続されて高周波の電気エネルギーを発生する高周波
発振器65と、この高周波発振器65に電気的に接続さ
れて高周波発振器65からの高周波の電気エネルギーを
入力し例えばピエゾ又は磁歪素子を振動させて機械振動
エネルギーに変換する超音波振動子66と、超音波振動
子66に連結されて高周波の機械振動が伝達されるペン
形の溶断用金具67(ホーン)を有する。
【0036】超音波溶断機61の超音波振動子66と溶
断用金具67が、溶断機移動機構62により左右方向に
移動駆動されると共に、この溶断機移動機構62を介し
て溶断機昇降機構63のベース板77に連結され、溶断
機昇降機構63により超音波振動子66と溶断用金具6
7は溶断機移動機構62と一体的に昇降される。
【0037】溶断機移動機構62は、平面視L形の連結
部材70と、制御装置5に電気的に接続されたステッピ
ングモータ71を有する。連結部材70の前端部が超音
波振動子66に固定的に連結され、この連結部材70が
ベース板77に左右方向へ移動自在にガイド支持されて
いる。そのために、例えば、ベース板77に左右方向向
きの3本のガイドレール72が固定され、これらガイド
レール72に、連結部材70の左右方向向きの3本の横
溝70aが夫々摺動自在に係合している。
【0038】ステッピングモータ71はベース板77の
右面側に下向きにして固定され、その出力軸にピニオン
71aが固着されて、連結部材70の後端部に形成され
たラック70bに噛合している。パルスモータ71によ
って発生させた駆動力が、ピニオン71aとラック70
bを介して連結部材70に伝達され、この連結部材70
と一体的に超音波振動子66と溶断用金具67が左右方
向へ移動駆動される。
【0039】溶断機昇降機構63は、図2に示すよう
に、アーム部8の前部に針棒51よりも後方で昇降自在
にガイド支持された昇降ロッド75、制御装置5に電気
的に接続されて昇降ロッド75を昇降駆動する昇降アク
チュエータ76、昇降ロッド75の下端部に連結されて
アーム部8の下側に配設されたベース板77を有する。
昇降アクチュエータ76は、例えば、回転運動を昇降直
線運動に変換して駆動力を昇降ロッド75に伝達する電
動シリンダからなり、昇降ロッド75とベース板77等
を介して、溶断用金具67をその下端部が加工布に接触
する溶断位置とこの溶断位置から十分に上昇した待機位
置に亙って昇降する。
【0040】穴かがりミシンMの制御系について図6の
ブロック図を参照して説明する。制御装置5は、バス8
0で夫々接続されたCPU81とROM82とRAM8
3を含むコンピュータと入出力インターフェース84を
有し、入出力インターフェース84に、操作パネル4、
押え昇降用モータ39を駆動制御する為に足踏みペダル
3の踏み込み量を検出するペダル検出センサ3aが接続
されている。また、入出力インターフェース84には、
モータ2,12,39,85の為の駆動回路86〜89
が接続され、ボタン穴形成装置60の高周波発振器65
の為の駆動回路90とモータ71,75の為の駆動回路
91,92が接続されている。
【0041】この制御装置5では、操作パネル4を用い
て、形成予定の穴かがり縫目(例えば、図7の一般的な
穴かがり縫目100 や、図8の特殊な穴かがり縫目102
や、図9の鳩目穴かがり縫目104 )の種類や形状やサイ
ズ等を規定する複数の縫製パラメータを入力設定でき、
その入力設定したパラメータに基づいて穴かがり縫目の
縫製データとその穴かがり縫目の内側に形成されるボタ
ン穴(例えば、図7〜図9のボタン穴101,103,105 )の
ボタン穴形成データを作成できる。
【0042】そして、前記縫製データに基づいて布送り
機構10と縫目形成機構50を駆動制御して、入力設定
した穴かがり縫目を形成させ、ボタン穴形成データに基
づいて布送り機構10と超音波溶断機61と溶断機移動
機構62と溶断機昇降機構63を駆動制御して、加工布
を移送しながら穴かがり縫目の内側にボタン穴を形成さ
せることができる。本実施形態の場合、穴かがり縫目を
形成しながらボタン穴を形成できるようになっている。
【0043】例えば、図7の一般的な穴かがり縫目100
とその内側にボタン穴101 を形成する場合、布送り機構
10により加工布が前後方向に送られながら、その加工
布に縫目形成機構50により穴かがり縫目100 が形成さ
れていく。その形成開始後まもなく、溶断機移動機構6
2により穴かがり縫目100 の内側に位置決めされた超音
波溶断機61の溶断用金具67(超音波振動子66)
が、溶断機昇降機構63により下降駆動されて加工布の
ボタン穴形成予定部の一端部に接触する。
【0044】そして、超音波溶断機61が駆動される
と、高周波で振動する溶断用治具67と加工布との接触
で摩擦が生じて熱が発生し、その摩擦熱により加工布が
穿孔的に溶断されるが、この状態を維持し、溶断用金具
67の加工布への接触後続けて、加工布が前後方向に送
られながら穴かがり縫目100 が形成されていくと、これ
と並行して、穴かがり縫目100 の内側にボタン穴101 が
形成されていく。
【0045】尚、穴かがり縫目100 を形成する際、布送
り機構10により加工布が前後に往復するように送られ
るが、ボタン穴101 の幅が小さい場合には、加工布を一
方へ送る際にだけ、溶断用金具67を加工布に接触させ
て、ボタン穴101 を形成することができる。但し、ボタ
ン穴101 の幅が大きい場合には、加工布を往復させるる
際に、溶断用金具67をその下端部がボタン穴形成予定
部の外縁部を沿うように加工布に接触させることにな
る。
【0046】図8の穴かがり縫目102 とその内側にボタ
ン穴103 を形成する場合には、溶断機移動機構62によ
り超音波溶断機61の溶断用金具67を、移送される加
工布に合わせてボタン穴形成予定部に沿って移動させる
ことで、ボタン穴103 を形成することができる。図9の
鳩目穴かがり縫目104 の内側にボタン穴105 を形成する
場合、大部分は、図7のボタン穴101 を形成する場合と
同様であるが、鳩目穴かがり縫目104 の鳩目部104aの内
側にボタン穴105 を形成する場合、溶断機移動機構62
により溶断用金具67を、移送される加工布に合わせて
鳩目部104aの内側に沿って移動させる。
【0047】このように、操作パネル4で穴かがり縫目
の種類や形状やサイズ等を規定するだけで、共通の超音
波溶断機61を用いて、図7〜図9の穴かがり縫目100,
102,104 のような種々の穴かがり縫目の内側にボタン穴
(101,103,105 )を容易に形成することが可能となる。
それ故、従来のメス取り替え作業のような面倒な作業も
不要となる。しかも、布送り機構10により送られる加
工布に穴かがり縫目を形成しながら、その穴かがり縫目
に対応するボタン穴を形成していくことができるため、
全体的な作業能率を高めることも可能となる。
【0048】また、図10に示すように、超音波溶断機
61により加工布110 を溶断してボタン穴101(103,105)
を形成することにより、加工布110 のボタン穴101(103,
105)側の縁部が溶着されるため、加工布110 のボタン穴
101(103,105)側縁部にケバが発生したり、そのボタン穴
101(103,105)側縁部から加工布100 の糸がほつれたり、
加工布110 に形成された穴かがり縫目100(102,104)がボ
タン穴101(103,105)側へ抜け出たりするのを防止して品
質を高めることができる。
【0049】ところで、このボタン穴形成装置60で
は、制御装置5により駆動回路90(図6参照)を介し
て超音波溶断機61の出力を無段階的に調節できるよう
に構成してあり、超音波振動子66により発生させる機
械振動の振動数(高周波発振機65により発生させる電
気エネルギーの周波数)を小さくして出力を低くし、前
記振動数を大きくして出力を高くすることができる。
【0050】そして、加工布と超音波溶断機61の溶断
用金具67(超音波振動子66)との相対速度、溶断用
金具67が加工布に接触する接触力等を加味し、図1
1、図12に示すように、超音波溶断機61の出力を高
出力に適当に調節してボタン穴101 を形成し、超音波溶
断機61の出力を低出力に適当に調節して加工布110 の
穴かがり縫目100 の形成前にその穴かがり縫目形成予定
部を溶着し補強部111 を形成して補強できるように構成
してある。
【0051】尚、この補強については操作パネル4を操
作して指示することができる。例えば、穴かがり縫目の
縫製前に補強を行うか否かを指定し、この場合、穴かが
り縫目形成予定位置の所定の補強領域を自動的に溶着し
て補強するようにしてもよいし、補強領域を設定できる
ようにしてもよい。
【0052】このように、超音波溶断機61の出力を調
節することで、その溶断機61によりボタン穴の形成と
穴かがり縫目形成予定部の補強を簡単に行うことがで
き、従来の穴かがり縫目形成予定部に補強用の縫目を形
成して補強を施す技術と比べた場合、糸消費量を軽減で
きるし、穴かがり縫目の全体的な厚みが大きくなりすぎ
て見栄えが悪くなったりボタン穴が使いにくくなる等の
不具合を解消できる。
【0053】次に、変更形態について説明する。 1〕溶断機移動機構62においては、超音波溶断機61
の超音波振動子66と溶断用金具67を直線的に移動さ
せる必要はなく、例えば、これら超音波振動子66と溶
断用金具67を回転体に連結し、その回転体と共に円弧
状に移動させてもよい。また、超音波振動子66と溶断
用金具67を必ずしも左右方向に移動させなくても、前
後方向以外の水平方向へ移動させればよくその機能は達
成される。
【0054】2〕前記実施形態では、穴かがり縫目を形
成しながらボタン穴を形成するようにしてあるが、例え
ば、布送り方向に対するボタン穴の溶断時間と穴かがり
縫目の縫製時間が大きく異なる場合等、穴かがり縫目を
形成してから又は形成する前に、ボタン穴を形成するよ
うにしてもよい。
【0055】3〕超音波溶断機61の代わりにレーザー
溶断機を適用してもよい。この場合、レーザー溶断機を
加工布に接触させなくても、レーザー溶断機から照射さ
れるレーザー光を凹面鏡で集光して加工布に当て、加工
布を局所的に急速に加熱して溶断でき、そのため、レー
ザー溶断機を昇降させる溶断機昇降機構を省略すること
が可能となる。尚、このレーザー溶断機においては、本
願出願人が出願した特開平5−23882号公報の技術
を適宜適用可能である。
【0056】4〕前記実施形態では、超音波溶断機61
の出力を高出力に調節してボタン穴を形成し、超音波溶
断機61の出力を低出力に調節して加工布の穴かがり縫
目の形成予定部を溶着して補強するが、超音波溶断機6
1の出力を調節する以外に、加工布と超音波溶断機61
の溶断用金具67(超音波振動子66)との相対速度
や、溶断用金具67が加工布に接触する接触力(つま
り、溶断用金具67の高さ位置)を調節して、加工布の
溶断と溶着を切換可能に構成してもよい。
【0057】尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前
記実施形態及び変更形態に種々の変更を付加した形態で
実施することも可能である。
【0058】
【発明の効果】 請求項1の穴かがりミシンのボタン穴
形成装置によれば、加工布を穿孔的に溶断可能な溶断機
と、この溶断機を布送り機構による布送り方向と交差す
る水平方向へ移動させる溶断機移動機構を設け、制御手
段によりこれら溶断機と溶断機移動機構を駆動制御し、
布送り機構により加工布を移送しながら加工布の穴かが
り縫目の内側にボタン穴を形成することができる。それ
故、加工布のボタン穴側縁部が溶着されるため、加工布
のボタン穴縁部のケバや糸のほつれや縫目抜けが発生す
るのを防止して品質を高めることができる。しかも、共
通の溶断機を用いて、種々のサイズと形状のボタン穴を
容易に形成でき、更に、穴かがり縫目の形成工程とボタ
ン穴の形成工程とを同時に行えるようになり全体的な作
業能率を高めることも可能となる。
【0059】請求項2の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置によれば、前記溶断機が超音波溶断機であるので、
加工布の穴かがり縫目の内側に綺麗なボタン穴を確実に
形成できるようになる。
【0060】請求項3の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置によれば、前記溶断機がレーザー溶断機であるの
で、加工布の穴かがり縫目の内側に綺麗なボタン穴を確
実に形成できるようになる。
【0061】請求項4の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置によれば、溶断機を昇降させる溶断機昇降機構を設
けたので、溶断機昇降機構により溶断機(超音波溶断
機)を昇降させ、溶断機を加工布に接触させたり加工布
から離隔させることができ、溶断機を加工布に接触させ
た状態でその溶断機で加工布を溶断することができる。
【0062】請求項5の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置によれば、溶断機の出力を調節する出力調節手段を
設け、この出力調節手段で溶断機の出力を高出力に調節
してボタン穴を形成し、溶断機の出力を低出力に調節し
て加工布の穴かがり縫目の形成前にその穴かがり縫目形
成予定部を溶着して補強することができる。このよう
に、出力調節手段により1つの溶断機の出力を調節する
ことで、その溶断機によりボタン穴の形成と穴かがり縫
目形成予定部の補強を簡単に行うことができ、従来の穴
かがり縫目形成予定部に補強用の縫目を形成して補強を
施す技術と比べた場合、糸消費量を軽減できるし、穴か
がり縫目の全体的な厚みが大きくなりすぎて見栄えが悪
くなったりボタン穴が使いにくくなる等の不具合を解消
できる。
【0063】請求項6の穴かがりミシンのボタン穴形成
装置によれば、切断機移動機構がパルスモータによって
駆動力を発生させるように構成したので、溶断機を前記
布送り方向と交差する水平方向へ移動させる移動精度を
高めることができ、加工布の穴かがり縫目の内側の所期
の位置にボタン穴を確実に形成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る穴かがりミシンの斜視
図である。
【図2】穴かがりミシンの前部の側面図である。
【図3】布送り機構の斜視図である。
【図4】押え足位置切換え機構の側面図である。
【図5】ボタン穴形成装置の主要部の斜視図である。
【図6】穴かがりミシンの制御系のブロック図である。
【図7】穴かがり縫目とボタン穴の平面図である。
【図8】別の穴かがり縫目とボタン穴の平面図である。
【図9】更に別の穴かがり縫目とボタン穴の平面図であ
る。
【図10】溶断されたボタン穴を含む加工布の縦断面図
である。
【図11】穴かがり縫目形成予定部が補強された加工布
の平面図である。
【図12】図12の補強された部分を含む加工布の縦断
面図である。
【符号の説明】
M 穴かがりミシン 5 制御装置 10 布送り機構 50 縫目形成機構 60 ボタン穴形成装置 61 超音波溶断機 62 溶断機移動機構 63 溶断機昇降機構 71 パルスモータ
フロントページの続き (72)発明者 柴田 到 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 舟橋 暁洋 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 竹内 章 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA24 BA06 CE01 CE05 CE23 CE27 EE03 EE15 GD28 GF02 GF03 JA07 LA16 LA60 LA64 LB02 MA03 MA07 NA14 NA64 NA76 NB03 NB12 NC02 NC06 QA01 QA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工布を水平方向に送る布送り機構と、
    この布送り機構により送られる加工布に穴かがり縫目を
    形成する為の縫目形成機構とを備えた穴かがりミシンに
    おいて、 前記加工布を穿孔的に溶断可能な溶断機と、 前記溶断機を布送り機構による布送り方向と交差する水
    平方向へ移動させる溶断機移動機構と、 前記溶断機と溶断機移動機構を駆動制御して布送り機構
    により加工布を移送しながら穴かがり縫目の内側にボタ
    ン穴を形成させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする穴かがりミシンのボタン穴形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記溶断機が超音波溶断機であることを
    特徴とする請求項1に記載の穴かがりミシンのボタン穴
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記溶断機がレーザー溶断機であること
    を特徴とする請求項1に記載の穴かがりミシンのボタン
    穴形成装置。
  4. 【請求項4】 前記溶断機を昇降させる溶断機昇降機構
    を設けたことを特徴とする請求項2に記載の穴かがりミ
    シンのボタン穴形成装置。
  5. 【請求項5】 前記溶断機の出力を調節する出力調節手
    段を設け、この出力調節手段で溶断機の出力を高出力に
    調節してボタン穴を形成し、溶断機の出力を低出力に調
    節して加工布の穴かがり縫目の形成前にその穴かがり縫
    目形成予定部を溶着して補強可能に構成したことを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載の穴かがりミシンの
    ボタン穴形成装置。
  6. 【請求項6】 前記切断機移動機構がパルスモータによ
    って駆動力を発生させるように構成したことを特徴とす
    る請求項1〜5の何れかに記載の穴かがりミシンのボタ
    ン穴形成装置。
JP2000255359A 2000-08-25 2000-08-25 穴かがりミシンのボタン穴形成装置。 Pending JP2002066178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000255359A JP2002066178A (ja) 2000-08-25 2000-08-25 穴かがりミシンのボタン穴形成装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000255359A JP2002066178A (ja) 2000-08-25 2000-08-25 穴かがりミシンのボタン穴形成装置。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002066178A true JP2002066178A (ja) 2002-03-05

Family

ID=18744161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000255359A Pending JP2002066178A (ja) 2000-08-25 2000-08-25 穴かがりミシンのボタン穴形成装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002066178A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009043274A1 (fr) * 2007-09-25 2009-04-09 Kao Tak(Hk) Company Limited Machine combinée de coupe et de fusion à l'air chaud de film par ultrasons sans couture
JP2010099118A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Hogi Kenkyusho:Kk シート加工装置、シート加工方法及び加工シート
CN106521831A (zh) * 2016-12-29 2017-03-22 苏州匠博智能科技有限公司 一种加工汽车地垫的包边装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009043274A1 (fr) * 2007-09-25 2009-04-09 Kao Tak(Hk) Company Limited Machine combinée de coupe et de fusion à l'air chaud de film par ultrasons sans couture
JP2010099118A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Hogi Kenkyusho:Kk シート加工装置、シート加工方法及び加工シート
CN106521831A (zh) * 2016-12-29 2017-03-22 苏州匠博智能科技有限公司 一种加工汽车地垫的包边装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1967629B1 (en) Sewing machine with upper thread cutting and holding mechanisms
JP2007252495A (ja) ミシン
KR101240386B1 (ko) 재봉기
JP5149557B2 (ja) 玉縁縫いミシン
JP5468236B2 (ja) 玉縁縫いミシン
JP2002066178A (ja) 穴かがりミシンのボタン穴形成装置。
JP4510991B2 (ja) 糸切り装置
JP2007282978A (ja) 穴かがり縫いミシン
JP2009207820A (ja) 穴かがりミシン
JP2008136724A (ja) ミシン
JP2003181170A (ja) ボタン穴かがり縫いミシン
JP5555482B2 (ja) 玉縁縫いミシン
JP4564373B2 (ja) ミシン
JP5142454B2 (ja) ミシン
JP2009050638A (ja) ミシン
JP2007089987A (ja) 玉縁縫いミシン
JP4737525B2 (ja) 鳩目穴かがりミシン
JP3531524B2 (ja) ミシンの下糸切断装置
JP2001038083A (ja) 穴かがり縫いミシンのボタン穴形成装置
JP5059688B2 (ja) 玉縁縫いミシン
JP6520399B2 (ja) ミシンとミシンの制御方法
JPS62266094A (ja) ミシン
JP2007037650A (ja) ミシンの布端切断装置
JP2001286689A (ja) 穴かがりミシン
JP4340942B2 (ja) 穴かがりミシン