JP2002065432A - 枕 - Google Patents

Info

Publication number
JP2002065432A
JP2002065432A JP2000256722A JP2000256722A JP2002065432A JP 2002065432 A JP2002065432 A JP 2002065432A JP 2000256722 A JP2000256722 A JP 2000256722A JP 2000256722 A JP2000256722 A JP 2000256722A JP 2002065432 A JP2002065432 A JP 2002065432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillow
head seat
height
head
side edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000256722A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiyo Imamura
君代 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IMAMURA KK
Original Assignee
IMAMURA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IMAMURA KK filed Critical IMAMURA KK
Priority to JP2000256722A priority Critical patent/JP2002065432A/ja
Publication of JP2002065432A publication Critical patent/JP2002065432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人は3分の1は睡眠をとって翌日の活動に備
えなければならない。このように大切な睡眠を保持する
ためには、寝具の役割は大きく、ことに枕は重要なもの
である。人は使い慣れていない枕を使用すると、眠りた
いのに眠れない、一晩中眠りが浅く、日中すっきりしな
い等の症状を呈するものである。このような症状の原因
を探ってみると、枕の高さと硬さに起因することが多い
ことがわかった。そこで、本発明は枕の高さと硬さを自
己に慣れ親しんだ高さと硬さに調節して、快眠状態を保
持できる枕を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、枕(1)に頭部が載置される
頭部座部(5)とこの頭部座部(5)に接して頭部が載
置されない側縁部(6)を設けたので、側縁部(6)に
包蔵されている充填物(3)を頭部座部に寄せることに
より、枕の高さを調節できるとともに枕の硬さをも調節
することができ、その結果自己に適合した枕の高さと硬
さを得ることができるので、快眠状態を保持することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枕に関するもので
あり、特に枕の高さを調節して快眠状態を維持すること
ができる枕に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人は1日の3分の1は睡眠をとって翌日
の活動に備えなければならない。このように大切な睡眠
を保持するためには、寝具の果たす役割は大きく、こと
に枕は重要なものである。人は使い慣れていない枕を使
用すると、眠りたいのに眠れない、一晩中眠りが浅く、
日中すっきりしない等の症状を呈するものである。
【0003】このような症状の原因を探ると、枕の高さ
と硬さに起因することが多いことがわかった。この枕の
高さと硬さは個人差があり、例えば明治時代以前の我が
国においては硬い高さのある木枕が好まれ、欧米化した
現代では充填物がクッション製の柔らかいかつ高さの低
い枕が多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、人々は自
己に適合した高さと硬さを有する枕を愛用して適度の睡
眠をとっている。ところが、旅行中でホテルや他人の家
などに宿泊した場合は、自己の慣れ親しんだ高さと硬さ
がある枕を使用できない場合があり、殊にホテル等に備
えられている枕を使用すると、適度の睡眠がとれず、翌
日は睡魔に襲われ活動に支障を来すという不都合があ
る。
【0005】ここで、図6は従来から提供されている枕
101を示す斜視図であり、また図7はこの従来から提
供されている枕101を用いて睡眠している状態を示す
図であるが、この従来から提供されている枕101は、
袋状のカバー102の内部に充填物103が包蔵されて
おり、また両端部には縁部104が形成されている。そ
して、この枕101の高さhは一定となっており、これ
を調節することは不可能である。そのために、ホテル等
に備えられている枕の高さhが自己に適合しない場合は
十分な睡眠をとることができない。
【0006】一方、図8は、2段階の高さを有する枕1
01を示した図であり、この枕101では、枕101の
高い位置105と低い位置106の2箇所に頭部を載置
する箇所が形成されているため、いずれかの位置を選択
することが可能である。しかし、かかる枕101の場合
でも、枕101の高さそのものを調節することはできな
いため、高い位置105と低い位置106のいずれも自
己の適する高さに適合しない場合には十分な睡眠を取る
ことができないという問題点がある。
【0007】本発明は、上述のような事情からなされた
ものであり、本発明の目的は、枕の高さと硬さを自己に
慣れ親しんだ高さと硬さに調節して、快眠状態を保持で
きる枕を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に充填物
が包蔵されている横長直方体状の枕であって、本発明の
上記目的は、その略中央部に位置し頭部が載置される頭
部座部と、この頭部座部に接して頭部が載置されない側
縁部とを有し、前記側縁部に包蔵されている充填物が前
記頭部に寄せられることにより、前記頭部座部の高さと
硬さを調節させることを特徴とする枕を提供することに
よって、達成される。
【0009】また、本発明の上記目的は、前記側縁部
を、前記頭部座部の片側に設けたことを特徴とする請求
項1記載の枕を提供することによって、より効果的に達
成される。
【0010】また、本発明の上記目的は、前記側縁部
を、前記頭部座部の両側に設けたことを特徴とする請求
項1記載の枕を提供することによって、より効果的に達
成される。
【0011】また、本発明の上記目的は、前記頭部座部
と前記側縁部との境目に緊締紐を取付けたことを特徴と
する請求項1記載の枕を提供することによって、より効
果的に達成される。
【0012】また、本発明の上記目的は、前記側縁部に
複数の緊締紐を取り付けたことを特徴とする請求項4記
載の枕を提供することによって、より効果的に達成され
る。
【0013】また、本発明の上記目的は、少なくとも前
記頭部座部に小物入れが形成されていることを特徴とす
る請求項1記載の枕を提供することによって、より効果
的に達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係る枕の斜
視図であって、図1において1は就寝用枕であって偏平
な直方体をなしている。2は袋状のカバーであって、こ
のカバー2に充填物である詰物3が充填され、一定の枕
の高さhと硬さとを有している。この詰物3は以前はそ
ばがらが用いられていたが、現在では合成樹脂製の粒状
のビーズ、木製のチップ材、粒状の炭素繊維等が用いら
れている。これらの詰物3は前記カバー2内にゆるやか
に包蔵されており、手によって左右方向に移動自在であ
る。さらに枕1は、人の頭部が載置される中央部に位置
する頭部座部5と、この頭部座部5の両側に接続してい
る側縁部6、6とで構成されている。そしてこの側縁部
6、6と頭部座部5との間に緊締紐4が取り付けられて
いる。4aはこの緊締紐4が挿入されている挿入部であ
る。なお前記側縁部6、6は頭部座部5の両側に接続し
ているが、片側のみに接続して設けてもよい。
【0016】このような構成の枕1において、例えば図
2に示されるように、高さhでは満足しない高さh1を
望む場合には、両側縁部6、6に内蔵されている詰物3
を枕1の中央部にある頭部座部5に寄せ集め、緊締紐
4、4を結ぶと、頭部座部5は高さh1を有する状態に
なり、同時に枕の硬度も硬くなる。
【0017】図3に示されるものは、片側の側縁部6に
もう一個の緊締紐4bを取り付けたもので、4cはこの
緊締紐4bを挿通している挿通部である。この緊締紐
4、4bを2個設けたことにより、枕1の高さhを2段
階に調節できる。
【0018】図4に示されるものは、頭部座部5の真ん
中に空隙部9が設けられているドーナツ型の枕1であっ
て、この枕1の頭部座部5とこの頭部座部5に接続して
いる側縁部6、6の境目に緊締紐4、4を設けたもので
ある。
【0019】図5に示されるものは、半円形状の枕であ
って、この枕1の頭部座部5とこの頭部座部5に接続し
ている側縁部6、6の境目に緊締紐4、4を設けたもの
であり、前記頭部座部5の略中央部には、小物入れ7が
設けられており、この小物入れ7に小物8を収納可能と
している
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、枕に頭
部が載置される頭部座部とこの頭部座部に接して頭部が
載置されない側縁部を設けたので、側縁部に包蔵されて
いる充填物を頭部座部に寄せることにより、枕の高さを
調節することができるとともに枕の硬さをも調節するこ
とができ、その結果自己に適合した枕の高さと硬さを得
ることができるので、快眠状態を保持することができる
という効果がある。
【0020】また側縁部には複数個の緊締紐を取り付け
たので、枕の高さを多段に変化させることができ便利で
あるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る枕の斜視図。
【図2】本発明の実施の形態に係る枕の高さを変化させ
たところの説明図。
【図3】本発明の実施の形態に係る枕の他の実施例図。
【図4】本発明の実施の形態に係る枕の他の実施例図。
【図5】本発明の実施の形態に係る枕の他の実施例図。
【図6】従来の枕の説明図。
【図7】従来の枕の使用説明図。
【図8】従来の枕の説明図。
【符号の説明】
1 枕 2 カバー 3 充填物 4 緊締紐 5 頭部座部 6 側縁部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に充填物が包蔵されている横長直方体
    状の枕であって、 その略中央部に位置し頭部が載置される頭部座部と、こ
    の頭部座部に接して頭部が載置されない側縁部とを有
    し、前記側縁部に包蔵されている充填物が前記頭部に寄
    せられることにより、前記頭部座部の高さと硬さを調節
    させることを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】前記側縁部は、前記頭部座部の片側に設け
    られたことを特徴とする請求項1記載の枕。
  3. 【請求項3】前記側縁部は、前記頭部座部の両側に設け
    られたことを特徴とする請求項1記載の枕。
  4. 【請求項4】前記頭部座部と前記側縁部との境目に緊締
    紐を取り付けたことを特徴とする請求項1記載の枕。
  5. 【請求項5】前記緊締紐を前記側縁部に複数取り付けた
    ことを特徴とする請求項4記載の枕。
  6. 【請求項6】少なくとも前記頭部座部には、小物入れが
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の枕。
JP2000256722A 2000-08-28 2000-08-28 Pending JP2002065432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000256722A JP2002065432A (ja) 2000-08-28 2000-08-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000256722A JP2002065432A (ja) 2000-08-28 2000-08-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002065432A true JP2002065432A (ja) 2002-03-05

Family

ID=18745287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000256722A Pending JP2002065432A (ja) 2000-08-28 2000-08-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002065432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10236126A1 (de) * 2002-08-07 2004-02-26 Voglmaier, Manfred Kissen, insbesondere Reisekissen
WO2023171867A1 (ko) * 2022-03-11 2023-09-14 주식회사 에이블루 경도 조절이 가능한 베개

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10236126A1 (de) * 2002-08-07 2004-02-26 Voglmaier, Manfred Kissen, insbesondere Reisekissen
WO2023171867A1 (ko) * 2022-03-11 2023-09-14 주식회사 에이블루 경도 조절이 가능한 베개

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6009577A (en) Transformable travel pillow
US5839138A (en) Cushioned pillow with means for adjusting firmness
US20060026766A1 (en) Infant sleep positioner
US10702072B2 (en) Bedding assembly
US20050257321A1 (en) Pillow with central area having lower fill volume
US6061857A (en) Hugging mattress with holes for a user's arms
JP2008018154A (ja)
JP2002065432A (ja)
JP7216400B2 (ja) 横向き寝用枕
US20200128971A1 (en) Apparatus for infant sleep positioning
JPH09215573A (ja) まくら
JP2796948B2 (ja) 布団を収容してソファーを形成するための収容カバー及び収容カバーに布団を収容して形成したソファー
JP2003319860A (ja)
JPH0437502Y2 (ja)
KR100665859B1 (ko) 팔베개
JPH073979Y2 (ja)
JP2006218119A (ja) 筒状枕
JPH0951838A (ja)
KR20170006617A (ko) 침대용 매트리스
JP3098988U (ja) クッション
KR200318550Y1 (ko) 입술형 베개
JP3106820U (ja) 子供用座布団
KR20090003726U (ko) 높이조절 기능을 갖는 베개
JP2001353057A (ja)
JP3095139U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050825

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050929

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20051021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071129