JP2002063688A - 位置検出装置及び位置検出方法 - Google Patents

位置検出装置及び位置検出方法

Info

Publication number
JP2002063688A
JP2002063688A JP2000251417A JP2000251417A JP2002063688A JP 2002063688 A JP2002063688 A JP 2002063688A JP 2000251417 A JP2000251417 A JP 2000251417A JP 2000251417 A JP2000251417 A JP 2000251417A JP 2002063688 A JP2002063688 A JP 2002063688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
information
current position
warning
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000251417A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Ogawa
雅仁 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000251417A priority Critical patent/JP2002063688A/ja
Publication of JP2002063688A publication Critical patent/JP2002063688A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の受信機を備えたり、地域によって設定
を変更したりする必要がなく、高潮等の情報によっても
車輌の現在位置が警戒区域内であるか否かを判断するこ
とができる位置検出装置及び位置検出方法を提供するこ
と。 【解決手段】 現在位置を検出する位置検出部110
と、インターネットに接続し、インターネットから津波
警報又は高潮警報を取得する情報取得部120と、位置
検出部110によって検出された現在位置に応じて、車
輌が海岸近辺の地域内に存在しているか否かを判断する
車輌位置判断部130と、車輌位置判断部130によっ
て車輌が海岸近辺の地域内に存在していると判断された
場合、情報取得部120に取得させた津波警報又は高潮
警報と位置検出部110によって検出された現在位置と
に応じて、現在位置が警戒区域内であるか否かを判断す
る警戒区域判断部140とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌等の現在位置
を検出する位置検出装置及び位置検出方法に関し、より
詳しくは、インターネットから得た情報を利用して車輌
等の現在位置が警戒区域内であるか否かを判断する位置
検出装置及び位置検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車輌の現在位置が警戒区域内であ
るか否かを判断する位置検出装置として、例えば、特開
平7−220196号公報に示されているような緊急警
報放送から得た情報を利用して車輌の現在位置が警戒区
域内であるか否かを判断するナビゲーションシステムが
知られている。
【0003】以下、特開平7−220196号公報に示
されているような従来の位置検出装置について、より詳
細に説明する。
【0004】従来の位置検出装置は、車輌の走行位置を
検出する位置検出部と、緊急警報放送を自動的に受信す
るための専用の受信機とを備え、緊急警報放送が放送さ
れた場合、放送された緊急警報放送を専用の受信機によ
って自動的に受信する。緊急警報放送を受信すると、従
来の位置検出装置は、受信した緊急警報放送から得た地
域情報と、位置検出部によって検出した車輌の走行位置
とを比較し、車輌が緊急放送が出されている地域にいる
か否かを判断する。車輌が緊急放送が出されている地域
にいると判断すると、従来の位置検出装置は、警告音を
車輌内に発し、車輌を危険区域外の避難地域に一般的な
ナビゲーションシステムと同様の方法によって案内す
る。
【0005】以上に説明したようにして、従来の位置検
出装置は、緊急警報放送から得た情報を利用して車輌の
現在位置が警戒区域内であるか否かを判断していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の位置検出装置においては、緊急警報放送から得た情
報を利用していたため、緊急警報放送を自動的に受信す
るための専用の受信機を備えていなければならないとい
う問題があった。
【0007】また、上記従来の位置検出装置において
は、緊急警報放送から得た情報を利用していたため、地
域毎に受信周波数が定められているという緊急警報放送
の性質上、専用の受信機の受信周波数を、車輌の現在位
置に応じて設定しなければならないという問題があっ
た。
【0008】更に、上記従来の位置検出装置において
は、緊急警報放送から得た情報を利用していたため、主
に、東海地震の警戒宣言が発せられた場合、津波警報が
発せられた場合、及び、地方自治体の長から、避難命令
などの放送の要請があった場合に放送されるという緊急
警報放送の性質上、高潮等が発生した場合には車輌の現
在位置が警戒区域内であるか否かを判断することができ
ないという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、専用の受信機を備えた
り、地域によって設定を変更したりする必要がなく、高
潮等の情報によっても車輌の現在位置が警戒区域内であ
るか否かを判断することができる位置検出装置及び位置
検出方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の位置検出装置は、現在位置を検出する位置
検出手段と、前記現在位置が、所定の地域内にあること
を判断する位置判断手段と、インターネットに接続し、
前記インターネットから警戒区域情報を取得する情報取
得手段と、前記現在位置が警戒区域内にあることを判断
する警戒区域判断手段と、前記現在位置が前記警戒区域
内にあることを通知する警戒区域通知手段とを具備し、
前記位置判断手段により、前記現在位置が前記所定の地
域内にあると判断された場合に、前記情報取得手段が、
前記警戒区域情報を取得し、前記警戒区域判断手段が、
前記警戒区域情報により前記現在位置が警戒区域内にあ
るか否かを判断し、前記警戒区域判断手段が、前記現在
位置が前記警戒区域内にあると判断したとき、前記警戒
区域通知手段が、前記現在位置が前記警戒区域内にある
ことを通知することを特徴とするものである。この構成
により、本発明の位置検出装置は、従来の位置検出装置
のように緊急警報放送から得た情報を利用するのではな
く、インターネットから得た情報を利用して現在位置が
警戒区域内であるか否かを判断するので、緊急警報放送
を自動的に受信するための専用の受信機を備える必要が
なく、例えば、携帯電話などを利用してインターネット
に接続する構成によって現在位置が警戒区域内であるか
否かを判断することができ、緊急警報放送と比較して位
置検出装置が情報を要求したときに必要な情報を取得す
ることができる。また、本発明の位置検出装置は、イン
ターネットから得た情報を利用するため、情報源のアド
レスが地域によって異なることがないというインターネ
ットの性質上、現在位置によって設定を変更する必要な
く、現在位置が警戒区域内であるか否かを判断すること
ができる。更に、本発明の位置検出装置は、インターネ
ットから得た情報を利用するため、様々な情報を提示す
ることができるというインターネットの性質上、例え
ば、高潮等の情報によっても現在位置が警戒区域内であ
るか否かを判断することができる。また、本発明の位置
検出装置は、インターネットから得た情報を利用するた
め、現在位置が警戒区域内であるか否かという単純な情
報だけでなく、ホームページ上の細かい情報を、ディス
プレイ等を介して出力することができる。
【0011】また、本発明の位置検出装置は、前記警戒
区域通知手段は、前記現在位置が前記警戒区域内にある
ことを、少なくとも音または映像によって通知すること
を特徴とするものである。この構成により、本発明の位
置検出装置は、現在位置が警戒区域内であると判断した
場合、現在位置が警戒区域内であるということを伝達す
ることができる。
【0012】また、本発明の位置検出装置は、前記位置
判断手段により、前記現在位置が前記所定の地域内にあ
ると判断された場合に、前記情報取得手段が、前記警戒
区域情報を定期的に取得することを特徴とすることを特
徴とするものである。この構成により、本発明の位置検
出装置は、時間とともに変化する情報に応じて、現在位
置が警戒区域内であるか否かを判断し、時間とともに変
化する情報に応じた動作をすることができる。例えば、
本発明の位置検出装置は、時間とともに変化する情報に
応じて、車輌に乗車している人物に警告したり、警告を
中止したりすることができる。
【0013】また、本発明の位置検出装置は、車輌に搭
載され、前記車輌が停車しているときに、前記情報取得
手段が、前記警戒区域情報を取得することを特徴とする
ものである。この構成により、本発明の位置検出装置
は、車輌を停車させたとき、自動的に車輌の現在位置が
警戒区域内であるか否かを判断し、車輌の現在位置が警
戒区域内であると判断した場合には、車輌に乗車してい
る人物に、現在位置が警戒区域内であるということを伝
達することができるので、車輌の現在位置が警戒区域内
である場合、運転者に再び車輌を運転して警戒区域外に
避難するよう促すことができる。
【0014】また、本発明の位置検出装置は、前記警戒
区域情報が、少なくとも津波警報または高潮警報の情報
であり、前記所定の地域が、海岸近辺の地域であること
を特徴とするものである。この構成により、本発明の位
置検出装置は、津波や高潮に対して現在位置が警戒区域
内であるか否かを判断することができる。
【0015】また、本発明の位置検出方法は、現在位置
を検出する位置検出工程と、前記現在位置が、所定の地
域内にあることを判断する位置判断工程と、インターネ
ットに接続し、前記インターネットから警戒区域情報を
取得する情報取得工程と、前記現在位置が警戒区域内に
あることを判断する警戒区域判断工程と、前記現在位置
が前記警戒区域内にあることを通知する警戒区域通知工
程とを具備し、前記位置判断工程により、前記現在位置
が前記所定の地域内にあると判断された場合に、前記情
報取得工程が、前記警戒区域情報を取得し、前記警戒区
域判断工程が、前記警戒区域情報により前記現在位置が
警戒区域内にあるか否かを判断し、前記警戒区域判断工
程が、前記現在位置が前記警戒区域内にあると判断した
とき、前記警戒区域通知工程が、前記現在位置が前記警
戒区域内にあることを通知することを特徴とするもので
ある。この構成により、本発明の位置検出方法は、従来
の位置検出装置のように緊急警報放送から得た情報を利
用するのではなく、インターネットから得た情報を利用
して現在位置が警戒区域内であるか否かを判断するの
で、緊急警報放送を自動的に受信するための専用の受信
機を備える必要なく、例えば、携帯電話などを利用して
インターネットに接続する構成によって現在位置が警戒
区域内であるか否かを判断することができ、緊急警報放
送と比較して位置検出装置が情報を要求したときに必要
な情報を取得することができる。また、本発明の位置検
出方法は、インターネットから得た情報を利用するた
め、情報源のアドレスが地域によって異なることがない
というインターネットの性質上、現在位置によって設定
を変更する必要なく、現在位置が警戒区域内であるか否
かを判断することができる。更に、本発明の位置検出方
法は、インターネットから得た情報を利用するため、様
々な情報を提示することができるというインターネット
の性質上、例えば、高潮等の情報によっても現在位置が
警戒区域内であるか否かを判断することができる。ま
た、本発明の位置検出方法は、インターネットから得た
情報を利用するため、現在位置が警戒区域内であるか否
かという単純な情報だけでなく、ホームページ上の細か
い情報を、ディスプレイ等を介して出力することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施形
態を、図1〜図5を用いて説明する。
【0017】まず、本発明の実施の形態に係る位置検出
装置を、車輌に搭載した場合の構成について、図1及び
図2を用いて説明する。
【0018】図1において、車輌200の現在位置を検
出する位置検出装置としてのカーナビゲーション装置1
00は、車輌200に搭載されている。
【0019】図2において、カーナビゲーション装置1
00は、現在位置を検出する位置検出手段としての位置
検出部110と、インターネットに接続し、インターネ
ットから少なくとも津波警報又は高潮警報の情報を取得
する情報取得手段としての情報取得部120とを備えて
いる。ここで、位置検出部110は、車輌200の現在
位置を検出することができる構成であれば、例えば、G
PS(Global Positioning System)からの情報を用い
る電波航法による構成等、種々の構成を取ることができ
る。同様に、情報取得部120も、インターネットに接
続し、インターネットから少なくとも津波警報又は高潮
警報の情報を取得することができる構成であれば、例え
ば、携帯電話を利用した構成等、種々の構成を取ること
ができる。
【0020】また、カーナビゲーション装置100は、
位置検出部110によって検出された現在位置に応じ
て、車輌200が所定の地域である、海岸近辺の地域
(以下、海岸近辺地域という。)内に存在しているか否
かを判断する位置判断手段としての車輌位置判断部13
0と、車輌位置判断部130によって車輌200が海岸
近辺地域内に存在していると判断された場合、情報取得
部120に少なくとも津波警報又は高潮警報の情報を取
得させ、情報取得部120に取得させた少なくとも津波
警報又は高潮警報の情報及び位置検出部110によって
検出された現在位置に応じて、現在位置が警戒区域内で
あるか否かを判断する警戒区域判断手段としての警戒区
域判断部140とを備えている。ここで、所定の地域に
関する情報は、予め車輌位置判断部130に記憶されて
おり、所定の地域は、海岸近辺の地域だけでなく、河川
の近辺、地盤の弱い場所、傾斜が急な崖の近辺なども対
象としてよい。また、車輌位置判断部130及び警戒区
域判断部140は、例えば、CPU(Central Processi
ng Unit)とメモリとから構成されることができる。ま
た、海岸近辺地域は、単純に海岸からの距離によって定
めることもできるが、海岸からの距離以外によって定め
ても良い。例えば、海岸近辺地域は、地形等を基に津波
や高潮による被害を受けたときに予想される被害のレベ
ルを考慮して定めても良い。
【0021】なお、車輌位置判断部130は、車輌20
0が停車しているとき、自動的に、位置検出部110に
よって検出された現在位置に応じて、車輌200が海岸
近辺地域内に存在しているか否かを判断するようになっ
ている。また、警戒区域判断部140は、車輌位置判断
部130によって車輌200が海岸近辺地域内に存在し
ていると判断された場合、情報取得部120に定期的
に、例えば、30分毎に少なくとも津波警報又は高潮警
報の情報を取得させ、情報取得部120に取得させた少
なくとも津波警報又は高潮警報の情報及び位置検出部1
10によって検出された現在位置に応じて、現在位置が
警戒区域内であるか否かを30分毎に判断するようにな
っている。
【0022】また、カーナビゲーション装置100は、
警戒区域判断部140によって現在位置が警戒区域内で
あると判断された場合、少なくとも音又は映像によって
警告を出力して警戒区域内であることを通知する警戒区
域通知手段としての警戒区域通知部150を備えてい
る。ここで、警戒区域通知部150は、例えば、スピー
カ及びディスプレイから構成されることができる。ま
た、警戒区域通知部150は、車輌200のエンジンが
切られているときでも、警告を出力するようになってい
る。
【0023】次に、本発明の実施の形態に係る位置検出
装置の作用について、図1〜図5を用いて説明する。
【0024】図3に示すように、車輌200が停車させ
られると、カーナビゲーション装置100内のCPUは
停車時割込み処理を起動し(ステップS211)、位置
検出部110に自動的に車輌200の現在位置を検出さ
せる(ステップS212)。位置検出部110が車輌2
00の現在位置を検出すると、車輌位置判断部130、
即ち、CPUは、位置検出部110によって検出された
車輌200の現在位置と地図データとを照合して、車輌
200が海岸近辺地域内に存在しているか否かを判断す
る(ステップS213)。ここで、車輌位置判断部13
0が、車輌200が海岸近辺地域内に存在していると判
断した場合、CPUは30分毎にインターバルタイマ割
込み処理を起動させるためのインターバルタイマをセッ
トした後(ステップS214)、停車時割込み処理を終
了する(ステップS216)。また、車輌位置判断部1
30が、車輌200が海岸近辺地域内に存在していない
と判断した場合、CPUはインターバルタイマをクリア
した後(ステップS215)、停車時割込み処理を終了
する(ステップS216)。
【0025】カーナビゲーション装置100内のCPU
は、車輌200のエンジンが駆動している間は、インタ
ーバルタイマ割込み処理待ち状態になっている。また、
カーナビゲーション装置100内のCPUは、車輌20
0のエンジンが切られると、図4に示すように、低電圧
割込み処理を起動し(ステップS221)、インターバ
ルタイマがセットされているか否かを判断する(ステッ
プS222)。ここで、CPUが、インターバルタイマ
がセットされていると判断した場合、CPUはインター
バルタイマ割込み処理待ち状態であるスリープモードに
移行した後(ステップS223)、低電圧割込み処理を
終了する(ステップS224)。また、CPUが、イン
ターバルタイマがセットされていないと判断した場合、
CPUはスリープモードに移行せずに、低電圧割込み処
理を終了する(ステップS224)。以上のようにし
て、カーナビゲーション装置100内のCPUは、車輌
200のエンジンが切られているときでも、インターバ
ルタイマがセットされている場合、即ち、車輌200が
海岸近辺地域内に存在している場合は、インターバルタ
イマ割込み処理待ち状態になっている。
【0026】カーナビゲーション装置100内のCPU
が、インターバルタイマ割込み処理待ち状態になってい
るとともに、インターバルタイマがセットされている場
合、カーナビゲーション装置100内のCPUは、図5
に示すように、インターバルタイマがセットされてから
30分後にインターバルタイマ割込み処理を起動し(ス
テップS231)、情報取得部120にインターネット
に接続させ(ステップS232)、気象情報又は災害情
報を提供するホームページにアクセスさせる(ステップ
S233)。ここで、情報取得部120にアクセスさせ
るホームページは、津波や高潮が発生したときに津波警
報や高潮警報が発令されるホームページであれば、気象
情報を提供するホームページに限らず、例えば、災害情
報を提供するホームページであっても良い。また、情報
取得部120にアクセスさせるホームページのアドレス
は予め設定することができ、複数のホームページのアド
レスを設定しておけば、情報取得部120に、1つのホ
ームページだけではなく、順に複数のホームページにア
クセスさせることもできる。情報取得部120が気象情
報を提供するホームページにアクセスすると、警戒区域
判断部140、即ち、CPUは、情報取得部120にア
クセスさせた気象情報を提供するホームページ内の情報
と、車輌200の現在位置とを照合して、車輌200の
現在位置を含む地域に津波警報や高潮警報が発令されて
いるか否か、換言すると、車輌200の現在位置が警戒
区域内であるか否かを判断する(ステップS234、S
235)。ここで、CPUは、車輌200の現在位置を
含む地域に津波警報又は高潮警報の何れかが発令されて
いる、即ち、車輌200の現在位置が警戒区域内である
と判断した場合、警戒区域通知部150によって、車輌
200に乗車している人物、例えば、車輌200の運転
者に警告を出力した後(ステップS236)、インター
バルタイマ割込み処理を終了する(ステップS23
9)。より具体的に説明すると、CPUは、車輌200
の現在位置が警戒区域内であると判断した場合、スピー
カに警告音を出力させるとともに、ディスプレイに警告
を表す映像を表示させる。また、CPUは、車輌200
の現在位置を含む地域に津波警報又は高潮警報の何れも
発令されてない、即ち、車輌200の現在位置が警戒区
域外であると判断した場合、情報取得部120にインタ
ーネットから切断させ(ステップS237)、再びイン
ターバルタイマをセットした後(ステップS238)、
インターバルタイマ割込み処理を終了する(ステップS
239)。したがって、カーナビゲーション装置100
内のCPUは、インターバルタイマ割込み処理待ち状態
になっているとともに、インターバルタイマがセットさ
れている場合、車輌200の現在位置が警戒区域内であ
るか否かを30分毎に判断する。
【0027】以上のようにして、カーナビゲーション装
置100は、車輌200が停車しているとき、自動的
に、車輌200が海岸近辺地域内に存在しているか否か
を判断し、車輌200が海岸近辺地域内に存在している
場合、車輌200のエンジンが切られているか否かに関
わらず、現在位置が警戒区域内であるか否かを30分毎
に判断する。
【0028】なお、本発明の実施の形態においては、車
輌200の現在位置が警戒区域内であると判断した場
合、警戒区域通知部150によって警告を出力するよう
になっていたが、本発明によれば、車輌200の現在位
置が警戒区域内であると判断した場合、警戒区域通知部
150によって警告を出力する以外の動作をするように
しても良い。例えば、車輌200の現在位置が警戒区域
内であると判断した場合、車輌200を警戒区域外へ案
内するようにしても良い。
【0029】また、本発明の実施の形態においては、車
輌200が停車しているとき、自動的に、現在位置が警
戒区域内であるか否かを判断するようになっていたが、
本発明によれば、本発明の実施の形態に示した条件以外
の条件によって、現在位置が警戒区域内であるか否かを
判断するようにしても良い。例えば、常に、現在位置が
警戒区域内であるか否かを判断するようになっていても
良いし、操作者により所定の操作をされた場合に、現在
位置が警戒区域内であるか否かを判断するようにしても
良い。
【0030】また、本発明の実施の形態においては、車
輌200のエンジンが切られているか否かに関わらず、
現在位置が警戒区域内であるか否かを判断し、現在位置
が警戒区域内であると判断した場合、警戒区域通知部1
50によって警告を出力するようになっていたが、本発
明によれば、車輌200のエンジンが切られている場合
には、現在位置が警戒区域内であるか否かを判断せず、
警告も出力しないようにしても良い。
【0031】また、本発明の実施の形態においては、車
輌200の現在位置が警戒区域内であるか否かを30分
毎に判断するようにしていたが、本発明によれば、車輌
200の現在位置が警戒区域内であるか否かを30分毎
に判断する以外の方法によって判断しても良い。例え
ば、車輌200の現在位置が警戒区域内であるか否かを
30分以外の所定時間毎に判断するようにしても良い
し、所定時刻になったときに判断するようにしても良
い。また、車輌200が海岸近辺地域内に存在している
と判断する度に1回だけ車輌200の現在位置が警戒区
域内であるか否かを判断するようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位置検出
装置によれば、インターネットに接続することが可能な
構成によって車輌の現在位置が警戒区域内であるか否か
を判断することができ、緊急警報放送と比較して位置検
出装置が情報を要求したときに必要な情報を取得するこ
とができる。また、本発明の位置検出装置は、車輌が存
在する地域によって設定を変更する必要なく、現在位置
が警戒区域内であるか否かを判断することができる。更
に、本発明の位置検出装置は、高潮等の情報によっても
現在位置が警戒区域内であるか否かを判断することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る位置検出装置を搭載
した車輌の側面図である。
【図2】図1に示した位置検出装置の内部構成のブロッ
ク図である。
【図3】図1に示した位置検出装置の停車時割込み処理
のフローチャートである。
【図4】図1に示した位置検出装置の低電圧割込み処理
のフローチャートである。
【図5】図1に示した位置検出装置のインターバルタイ
マ割込み処理のフローチャートである。
【符号の説明】
110 位置検出部(位置検出手段) 120 情報取得部(情報取得手段) 130 車輌位置判断部(位置判断手段) 140 警戒区域判断部(警戒区域判断手段) 100 カーナビゲーション装置(位置検出装置) 150 警戒区域通知部(警戒区域通知手段) 200 車輌

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を検出する位置検出手段と、 前記現在位置が、所定の地域内にあることを判断する位
    置判断手段と、 インターネットに接続し、前記インターネットから警戒
    区域情報を取得する情報取得手段と、 前記現在位置が警戒区域内にあることを判断する警戒区
    域判断手段と、 前記現在位置が前記警戒区域内にあることを通知する警
    戒区域通知手段とを具備し、 前記位置判断手段により、前記現在位置が前記所定の地
    域内にあると判断された場合に、 前記情報取得手段が、前記警戒区域情報を取得し、 前記警戒区域判断手段が、前記警戒区域情報により前記
    現在位置が警戒区域内にあるか否かを判断し、 前記警戒区域判断手段が、前記現在位置が前記警戒区域
    内にあると判断したとき、 前記警戒区域通知手段が、前記現在位置が前記警戒区域
    内にあることを通知することを特徴とする位置検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記警戒区域通知手段は、前記現在位置
    が前記警戒区域内にあることを、少なくとも音または映
    像によって通知することを特徴とする請求項1記載の位
    置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記位置判断手段により、前記現在位置
    が前記所定の地域内にあると判断された場合に、 前記情報取得手段が、前記警戒区域情報を定期的に取得
    することを特徴とする請求項1または2記載の位置検出
    装置。
  4. 【請求項4】 車輌に搭載され、前記車輌が停車してい
    るときに、 前記情報取得手段が、前記警戒区域情報を取得すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の位置検
    出装置。
  5. 【請求項5】 前記警戒区域情報が、少なくとも津波警
    報または高潮警報の情報であり、前記所定の地域が、海
    岸近辺の地域であることを特徴とする請求項1乃至4記
    載の位置検出装置。
  6. 【請求項6】 現在位置を検出する位置検出工程と、 前記現在位置が、所定の地域内にあることを判断する位
    置判断工程と、 インターネットに接続し、前記インターネットから警戒
    区域情報を取得する情報取得工程と、 前記現在位置が警戒区域内にあることを判断する警戒区
    域判断工程と、 前記現在位置が前記警戒区域内にあることを通知する警
    戒区域通知工程とを具備し、 前記位置判断工程により、前記現在位置が前記所定の地
    域内にあると判断された場合に、 前記情報取得工程が、前記警戒区域情報を取得し、 前記警戒区域判断工程が、前記警戒区域情報により前記
    現在位置が警戒区域内にあるか否かを判断し、 前記警戒区域判断工程が、前記現在位置が前記警戒区域
    内にあると判断したとき、 前記警戒区域通知工程が、前記現在位置が前記警戒区域
    内にあることを通知することを特徴とする位置検出方
    法。
JP2000251417A 2000-08-22 2000-08-22 位置検出装置及び位置検出方法 Pending JP2002063688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251417A JP2002063688A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 位置検出装置及び位置検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251417A JP2002063688A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 位置検出装置及び位置検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002063688A true JP2002063688A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18740827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000251417A Pending JP2002063688A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 位置検出装置及び位置検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002063688A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2840436A1 (fr) * 2002-05-30 2003-12-05 Sin Etke Technology Co Ltd Systeme d'alarme d'inondation sur vehicule
WO2005004076A1 (ja) * 2003-07-04 2005-01-13 Fujitsu Limited 災害システム制御方法及び災害システム制御装置
JP2012026898A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Yupiteru Corp 車両用情報表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2840436A1 (fr) * 2002-05-30 2003-12-05 Sin Etke Technology Co Ltd Systeme d'alarme d'inondation sur vehicule
WO2005004076A1 (ja) * 2003-07-04 2005-01-13 Fujitsu Limited 災害システム制御方法及び災害システム制御装置
JP2012026898A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Yupiteru Corp 車両用情報表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8525654B2 (en) Vehicle-in-blind-spot detecting apparatus and method thereof
US9319860B2 (en) Mobile terminal that determine whether the user is walking while watching the mobile terminal
US9858815B2 (en) Device and method for providing congestion location information and medium storing congestion location information providing program
US7138922B2 (en) Drowsy driver monitoring and prevention system
US20040246144A1 (en) Emergency vehicle alert system
CN105608926B (zh) 告警提示方法、告警提示系统和终端
JPH04309810A (ja) 走行情報提供装置
US20140055259A1 (en) Alarming apparatus, terminal apparatus, alarming system, method for outputting the warning and method of notification for conveying a warning regarding the running conditions of a vehicle to pedestrians
JP6451292B2 (ja) 情報提供装置、情報提供方法及びコンピュータプログラム
JP2008299562A (ja) 障害物検出装置
US7084757B2 (en) Portable terminal and information provision system utilizing the portable terminal
US20040155795A1 (en) Systems and methods for motor vehicle-based emergency/hazard detection
JP2017111498A (ja) 運転支援装置
JP2008108086A (ja) 交通情報提供システム、交通情報提供装置及び交通情報提供方法
CN111688577A (zh) 车辆避障告警方法及系统
JP4873255B2 (ja) 車両用報知システム
JP5269578B2 (ja) 車両用警報装置、警報方法、およびプログラム
JP2001001851A (ja) 車両用警報装置
CN108099906B (zh) 安装在汽车上的碰撞预警系统和汽车
JP2002063688A (ja) 位置検出装置及び位置検出方法
JP2005010937A (ja) 走行支援システム及び車載端末器
JP4498911B2 (ja) 警報発生システム及び通信機器
JP2007256166A (ja) 道路交通情報の受信装置
JP3103453B2 (ja) 車両の緊急通報システム
JP2002228741A (ja) 車載用目標物検出装置及びマイクロ波検出器