JP2002062851A - 液晶ディスプレイ駆動回路 - Google Patents

液晶ディスプレイ駆動回路

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JP2002062851A
JP2002062851A JP2000248901A JP2000248901A JP2002062851A JP 2002062851 A JP2002062851 A JP 2002062851A JP 2000248901 A JP2000248901 A JP 2000248901A JP 2000248901 A JP2000248901 A JP 2000248901A JP 2002062851 A JP2002062851 A JP 2002062851A
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liquid crystal
crystal display
capacitance
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JP2000248901A
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Inventor
Tomoya Kimura
友哉 木村
Masayuki Inoue
昌幸 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇圧回路の極性に応じ出力回路に接続されて
いる第2静電容量の他方端に接続した電気的素子の導通
を制御し、汎用性のある液晶ディスプレイ駆動回路を提
供すること。 【解決手段】 外部電源31より供給された電圧を昇圧す
る昇圧回路33と、昇圧回路33の出力の一方を取り込み出
力する出力回路34と、その一方の端子を第2静電容量38
を介して基準電位点39、31と接続する回路と、を具備し
ている液晶ディスプレイ駆動回路において、前記の第2
静電容量38と基準電位点39、31との間に、昇圧回路33の
極性に応じて導通・非導通の切換えられる電気的素子51
乃至54を挿入したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力電圧に対する
基準電位について、出力回路の出力端子に接続した電気
的素子の導通・非導通化により接続変えのできる液晶デ
ィスプレイ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機に用いるような小型液
晶ディスプレイの駆動回路として、IC(集積回路)を
搭載したモジュールを使用することは図3に示すものが
知られている。図3において、(a)(b)は、後述す
るように、昇圧回路の出力電圧極性により若干異なる回
路構成となっていることを示す。
【0003】図3において、液晶ディスプレイ駆動回路
10は、図示するようにモジュール設定されているが、I
C化の詳細は図示してない。外部電源11より供給された
圧を、先ず電源回路12において取り込む。次に電源回路
12の出力を昇圧回路13において昇圧する。このとき出力
電圧の極性として、正と負の2種類が存在する。昇圧回
路13の出力の一方を出力回路14に取り込む。また昇圧回
路13の出力の他方を第1静電容量(C2)15を介して接
地電位点16と接続する。
【0004】出力回路14の出力端子の一方を第2静電容
量(C1)18を介して、基準電位点と接続する。基準電
位点の電位としては、昇圧回路13の出力の極性が正であ
るときは、基準電位を接地電位点19の電位と選定する。
図3(b)に示すように、第2静電容量(C1)18の他
方端は接地電位点19となるように接続する。
【0005】若し昇圧回路13の出力の極性が負であると
きは、基準電位点の電位を外部電源11の電位とする。図
3(a)に示すように、第2静電容量(C1)18の他方
端は外部電源11の端子と接続している。なお、両図にお
いて出力回路14の出力の他方の端子は、液晶ディスプレ
イのコモン電極への接続端子20と接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す回路構成
は、昇圧回路13の出力の極性として、正と負との2種類
となるように予め設計されていて、各場合の回路構成を
とるIC(集積回路)が定まっている。駆動回路は正と
負との専用回路を1組準備する。そして液晶ディスプレ
イの複数のコモン電極は1本置きにまとめられて、前記
駆動回路と接続する。そのとき正・負が排他的に切換え
られ、コモン電極は1本置きに正・負の電圧が印加され
る。このとき出力電圧極性が正又は負と定まっているか
ら、一方の回路のみの故障が発生したとき、丁度対応す
る駆動ICを持って来る必要が有り、電圧極性の異なる
他種のICを代わりに使用することはできず、所謂汎用
性が乏しかった。
【0007】本発明は、前述の欠点を改善するため、昇
圧回路の極性に応じ出力回路に接続されている第2静電
容量の他方端に接続した電気的素子の導通を制御し、汎
用性のある液晶ディスプレイ駆動回路を提供することを
目的とする。
【0008】
【発明を解決する手段】本発明は前述の目的を達成する
ため、外部電源より供給された電圧を取り込む電源回路
と、該電源回路出力を取り込み昇圧する昇圧回路と、該
昇圧回路出力の一方を取り込む出力回路と、前記昇圧回
路出力の他方を第1静電容量を介して接地電位点に接続
する回路と、前記出力回路の出力端子の一方を第2静電
容量を介して基準電位点と接続する回路と、前記出力回
路の他方を液晶ディスプレイに印加する回路とを具備し
て構成する液晶ディスプレイ駆動回路において、前記出
力回路の出力端子の一方と接続している第2静電容量と
前記基準電位点との間に、前記昇圧回路出力の極性に応
じて導通・非導通の切換えられる電気的素子を挿入接続
したこと、を特徴とする。
【0009】上記構成により、本発明では、前記昇圧回
路の出力極性に応じて、電気的素子の導通・非導通を切
換えて、基準電位を外部電源の電位と接地の電位とに切
換えるため、1種類の駆動回路を製造するのみで使用で
きるから、汎用性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面により、本発明の実施の
形態について説明する。
【0011】図1は、本発明の第1の実施の形態につい
て構成を示す。液晶ディスプレイ駆動回路30は、外部電
源31、電源回路32、昇圧回路33、出力回路34、第1静電
容量35、接地電位点36、接続線37、第2静電容量38、接
地電位点39、液晶ディスプレイへの接続端子40を含ん
で、図3に示す従来技術の構成とその作用が、昇圧回路
33を除きほぼ同様である。符号の数値を「20」引き算し
た値と対応しているので、説明は省略する。昇圧回路33
は昇圧した直流電圧の極性が周期的に正と負とに可変で
きる構成とする。昇圧回路33の具体的構成は例えば特開
2000-163002号公報に記載の回路とする。
【0012】請求項1に記載の電気的素子は、符号51、
52と示し、図1においては抵抗素子を示している。第2
静電容量(C1)38の基準電位点側は図示するように、
抵抗素子51、52の接続中点と接続し、抵抗素子の他端は
それぞれ外部電源31と接地電位点39と接続している。
【0013】昇圧回路33の出力電圧極性が正のとき、即
ち出力回路34の出力が正電圧のときは、抵抗素子51(R
1)を載せず、抵抗素子52(R2)を短絡する。若し昇
圧回路33の出力電圧極性が負のときは抵抗素子51(R
1)を短絡し、抵抗素子52(R2)を載せない。この載
置の有無により、何れの場合も出力回路34の出力端子の
一方は第2静電容量(C1)38を介して、基準電位点と
して外部電源31または接地点39と接続されたこととな
る。
【0014】端子40は液晶ディスプレイへの接続端子で
あるから、この端子の電圧が正または負に可変されたと
き、液晶ディスプレイのコモン電極にはその電圧が印加
される。
【0015】次に、図2は本発明の第2の実施の形態を
示す構成図である。図2において、電気的素子53、54の
接続位置は図1と同様である。そして図2においては、
各素子が半導体素子で構成され、各素子の制御電極、例
えばトランジスタのときは、エミッタまたはベース電極
と、FETのときはソース電極と、第1静電容量(C
2)35とを接続する接続線55を具備している。そして、
半導体素子53はその特性として、負電圧オン状態(所謂
Low active)であり、半導体素子54は正電圧オン状態
(High active)である。
【0016】前記の接続としているため、図2において
は、昇圧回路33から出力される正または負の電圧によ
り、半導体素子53、54の導通・非導通が定まるから、出
力回路34の出力端子と接続している第2静電容量(C
1)38の他方端側は、基準電位点との接続が自動的に定
まる。即ち、昇圧回路33の電圧が正のとき、半導体素子
54がオン状態に、半導体素子53はオフ状態となり、第2
静電容量(C1)38は接地点39と接続される。若しその
電圧が負のときは、半導体素子54がオン状態、半導体素
子53はオフ状態となり、第2静電容量(C1)38は外部
電源31と接続される。
【0017】端子40は液晶ディスプレイへの接続端子で
あるから、この端子の電圧が正または負に可変されたと
き、液晶ディスプレイのコモン電極にはその電圧が印加
される。
【0018】以上の構成は、出力回路の出力電圧を1出
力として単一端子から取り出していたが、多出力の場合
にも同様に適用することができる。即ち、第2静電容量
(C1)38の基準電位接続側で電気的素子との組合せ部
分を出力の数だけ具備すればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
液晶ディスプレイ駆動回路としてモジュール化した回路
において、電気的素子を含める構成としたため、殆ど同
一構成の機種を昇圧回路の電圧出力の正と負とに関係な
く製造することで良い。従って電子機器の生産工程にお
いて、昇圧電圧極性の差があるのみであれば、直ぐに切
換えることができるから、汎用性が大いに向上してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す図、
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成を示す図、
【図3】従来の液晶ディスプレイ駆動回路の構成を示す
図である。
【符号の説明】
10、30 液晶ディスプレイ駆動回路 11、31 外部電源 12、32 電源回路 13、33 昇圧回路 14、34 出力回路 15、35 第1静電容量(C2) 16、36 接地電位点 18、38 第2静電容量(C1) 19、39 接地電位点 20、40 液晶ディスプレイへの接続端子 51、52 抵抗素子 53、54 半導体素子 55 接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA31 NC01 NC41 NC58 ND60 5C006 BB11 BF37 BF42 BF46 EB04 5C080 AA10 BB05 DD25 DD28 JJ02 JJ03 KK07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源より供給された電圧を取り込む
    電源回路と、該電源回路出力を取り込み昇圧する昇圧回
    路と、該昇圧回路出力の一方を取り込む出力回路と、前
    記昇圧回路出力の他方を第1静電容量を介して接地電位
    点に接続する回路と、前記出力回路の出力端子の一方を
    第2静電容量を介して基準電位点と接続する回路と、前
    記出力回路の他方を液晶ディスプレイに印加する回路と
    を具備して構成する液晶ディスプレイ駆動回路におい
    て、 前記出力回路の出力端子の一方と接続している第2静電
    容量と前記基準電位点との間に、前記昇圧回路出力の極
    性に応じて導通・非導通の切換えられる電気的素子を挿
    入接続したことを特徴とする液晶ディスプレイ駆動回
    路。
  2. 【請求項2】 前記電気的素子は、抵抗素子で構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶ディスプレイ駆動
    回路。
  3. 【請求項3】 前記電気的素子は半導体素子で構成し、
    前記昇圧回路出力の他方と接続することを特徴とする請
    求項1記載の液晶ディスプレイ駆動回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9117420B2 (en) 2010-12-01 2015-08-25 Optoelectronics Co., Ltd. Information display device and display driving method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9117420B2 (en) 2010-12-01 2015-08-25 Optoelectronics Co., Ltd. Information display device and display driving method

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