JP2002062108A - 表面形状認識センサ装置 - Google Patents

表面形状認識センサ装置

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JP2002062108A JP2001162967A JP2001162967A JP2002062108A JP 2002062108 A JP2002062108 A JP 2002062108A JP 2001162967 A JP2001162967 A JP 2001162967A JP 2001162967 A JP2001162967 A JP 2001162967A JP 2002062108 A JP2002062108 A JP 2002062108A
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智志 重松
Toshishige Shimamura
俊重 島村
Katsuyuki Machida
克之 町田
Oku Kuraki
億 久良木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の検出性能が得られるようにセンサセル
の感度を調整できるようにする。 【解決手段】 各センサセル11に、検出素子110で
検出された電気量に応じた信号を発生する信号発生回路
120と、信号発生回路120による信号のレベルを増
幅して出力する信号増幅回路130と、信号増幅回路1
30の出力信号を所望の信号に変換して出力する出力回
路140と、信号増幅回路130の増幅率を調節する感
度調節回路160を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面形状認識セン
サ装置に関し、特に人間の指紋や動物の鼻紋などの微細
な凹凸を感知する表面形状認識センサ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】表面形状認識センサ装置の応用例とし
て、指紋のパターンを検出する指紋センサが多数提案さ
れている(例えば、特開2000−28311号公報な
ど参照)。この種の表面形状認識センサ装置は、LSI
チップの上に2次元に配列されたセル(以下、センサセ
ルと呼ぶ)の内部に設けられたセンサ電極と絶縁膜を介
して触れた指の皮膚との間に形成される静電容量を検出
して、指紋の凹凸パターンを感知するものである。指紋
の凹凸により形成される容量の値が異なるため、この容
量差を検出することで指紋の凹凸を感知することができ
る。
【0003】このような表面形状認識センサ装置では、
認識対象の表面形状に応じて検出素子で検出された電気
量を所定の出力信号へ変換するセンサセルが複数用いら
れている。第1の従来の表面形状認識センサ装置で用い
られるセンサセルの機能ブロック図を図18に示す。こ
のセンサセルは、人間の指などの認識対象の接触により
電気量が変化する検出素子110と、この検出素子11
0の電気量に応じた信号を発生する信号発生回路120
と、この信号発生回路120による信号のレベルを増幅
して出力する信号増幅回路130と、この信号増幅回路
130の出力信号を所望の信号に変換して出力する出力
回路140とによって構成されている。
【0004】図19は、図18に示したセンサセルの回
路図である。図19において、CFはセンサ電極と指の
皮膚との間に形成される静電容量である。節点N1Aには
このCFに応じた電圧信号△VIが信号発生回路120に
よって発生する。この電圧信号△VIは信号増幅回路1
30で電圧信号△VOに増幅される。この電圧信号△V O
の大きさ応じた電圧信号VOUTが出力信号として出力回
路140から出力される。CP1A,CP2Aは寄生容量であ
る。
【0005】図20にセンサセルの動作タイミングチャ
ートを示す。時刻T1以前では、センサ回路制御信号P
RE0が電源電圧VDDに制御されてQ1AがOFFし、セ
ンサ回路制御信号REが電圧0Vに制御されてQ3AがO
FFしており、節点N1Aは0Vである。時刻T1に信号
PRE0が0Vに制御されてQ1AがONし、節点N2A
DDまで上昇し、節点N1Aはバイアス電圧VGよりQ2A
のしきい値電圧VTHだけ低い値まで上昇する。そして時
刻T2に信号PRE0および信号REがVDDへ制御され
てQ1AがOFFするとともにQ3AがONする。これによ
り、容量CF,CP1Aに蓄積された電荷が放電され、節点
1Aの電位は低下する。
【0006】このとき、節点N2Aが十分高い期間だけ、
容量CP2Aに蓄積された電荷が急激に放電される。節点
2Aの電位が節点N1Aの電位程度まで低下すると、その
後、節点N1A,N2Aの電位は徐々に低下する。時刻T2
からΔtだけ経過した時刻T3に信号REを0Vに制御
してQ3AをOFFすると、その時点の節点N2Aの電位V
DD−ΔVが維持され増幅されVOUTとして出力される。
これにより、静電容量CFの値に応じた電圧VOUTが得ら
れ、この電圧信号を信号処理することにより、表面形状
の凹凸がわかる。
【0007】第2の従来の表面形状認識センサ装置で用
いられるセンサセルの機能ブロック図を図21に示す。
図18と異なる点は、基準信号を発生する基準信号発生
回路150を備えるとともに、信号増幅回路131が信
号発生回路120による信号のレベルと基準信号の大小
に基づき増幅度を変化させる手段を含んでいる点にあ
る。図22は、図21に示したセンサセルの回路図であ
る。節点N1Aには容量CFに応じた電圧信号△VIが信号
発生回路120によって発生する。この電圧信号△VI
は、基準信号発生回路150から節点N1Bに発生する信
号レベルと信号増幅回路131で比較され、それに応じ
て電圧信号△VOに増幅される。この電圧信号△VOの大
きさ応じた電圧信号VOUTが出力信号として出力回路1
40から出力される。動作については、図19のセンサ
セルとほぼ同じであり、ここでの説明は省略する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表面形状認識センサ装置では、各センサセル
は同一のレイアウトで製造されるが、実際にはプロセス
のばらつきにより各センサセルの検出感度は完全に同一
にはならず、検出画像にセンサセルの感度ばらつきによ
るノイズが入り画質が劣化してまう。また、チップ間で
のばらつきやウエハばらつきによって検出性能も低下す
る。このように、製造後に設計値と異なる性能を示した
ときに調節することができないため、表面形状認識セン
サ装置の歩留まりを低下させ製造コストの上昇をもたら
してしまう。特に、大量に安価に供給する場合、このこ
とは大きな問題になる。本発明はこのような課題を解決
するためのものであり、所望の検出性能が得られるよう
にセンサセルの感度を調整できる表面形状認識センサ装
置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる表面形状認識センサ装置は、
認識対象の表面形状に応じた電気量を検出素子で検出
し、その電気量に応じた信号を増幅して出力するセンサ
セルを複数有し、これら2次元に配列されたセンサセル
の出力に基づき表面形状の凹凸を感知する表面形状認識
センサ装置であって、各センサセルは、電気量に応じた
信号を発生する信号発生回路と、この信号発生回路から
の信号の信号レベルを増幅して出力する信号増幅回路
と、この信号増幅回路の出力信号を所望の信号に変換し
て出力する出力回路と、信号増幅回路の増幅率を調節す
る感度調節回路とを備え、この感度調節回路で各センサ
セルごとに信号増幅回路の増幅率を調節するようにした
ものである。
【0010】この場合、各センサセルに、基準信号を発
生する基準信号発生回路をさらに設け、信号増幅回路
で、信号発生回路からの信号の信号レベルと基準信号発
生回路からの基準信号の信号レベルとの大小に基づき増
幅率を変化して出力するようにしてもよい。感度調節回
路の接続位置については、検出素子と信号増幅回路との
接続節点(図2:N1A)や、信号増幅回路の出力節点
(図5:N2A)あるいは内部節点(図11:N2A)に接
続してもよい。基準信号発生回路を用いる場合はその基
準信号発生回路の出力節点(図7:N1B)に接続しても
よい。また、感度調節回路を基準信号発生回路の内部に
設け(図9)、基準信号発生回路から基準信号として信
号増幅回路の増幅率を調節する信号を出力するようにし
てもよい。出力回路からの出力信号とキャリブレーショ
ン用基準信号とを比較する比較回路をさらに設け、感度
調節回路で、この比較回路からの比較出力に基づき信号
増幅回路の増幅率を調節するようにしてもよい。
【0011】信号増幅回路の具体的構成(例えば、図3
参照)として、1個の入力端子と2個の出力端子を有
し、一方の出力端子が検出素子に接続され他方の出力端
子が出力回路に接続され、入力端子が定電圧源に接続さ
れ、かつ入力端子と一方の出力端子との間の電位差の絶
対値が所定のしきい値の絶対値より大きい場合に各出力
端子間が導通状態となる第1の素子(Q2A)と、この第
1の素子の他方の出力端子に接続され、かつ信号発生回
路の動作停止時は第1の素子の入力端子と一方の出力端
子との間の電位差の絶対値がしきい値の絶対値以下とな
るように他方の出力端子へ電圧を印加するとともに、信
号発生回路の動作時は電圧の印加を停止する第1のスイ
ッチ手段(Q1A)とから構成してもよい。
【0012】基準信号発生回路を用いる場合の信号増幅
回路の具体的構成(例えば、図8参照)として、1個の
入力端子と2個の出力端子を有し、かつ入力端子と一方
の出力端子との間の電位差の絶対値が所定のしきい値の
絶対値より大きい場合に各出力端子間が導通状態となる
第1の素子(Q2A)および第2の素子(Q2A)と、この
第1および第2の素子のそれぞれの他方の出力端子に接
続され、かつ信号発生回路および基準信号発生回路の動
作停止時は第1および第2の素子のそれぞれの入力端子
および一方の出力端子間の電位差の絶対値がしきい値の
絶対値以下になるように各他方の出力端子へ電圧を印加
し、信号発生回路および基準信号発生回路の動作時は電
圧の印加を停止する第2のスイッチ手段(Q1A,Q1B
とから構成し、第1の素子は、一方の出力端子が検出素
子に接続されるとともに入力端子が第2の素子の他方の
出力端子に接続され、第2の素子は、一方の出力端子が
基準信号発生回路に接続されるとともに入力端子が第1
の素子の他方の出力端子に接続され、第1および第2の
素子それぞれの他方の出力端子の少なくとも一方に出力
回路が接続されているものを用いてもよい。
【0013】さらに、基準信号発生回路を用いる場合、
第1の素子の他方の出力端子および第2の素子の他方の
出力端子のうち、出力回路が接続されていないほうの出
力端子(図12:N2A)に感度調節回路を接続してもよ
く、これら出力端子のうち、出力回路が接続されている
ほうの出力端子(図14:N2B)に感度調節回路を接続
してもよい。また、感度調節回路については、容量値が
可変の容量素子を用いてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態にかかる表面形状認識センサ装置を示す外観図であ
る。この表面形状認識センサ装置は、例えば微細な凹凸
を有する認識対象の照合対象表面の形状と照合データと
比較照合することにより認識対象の認証を行う表面形状
認識装置において、認識対象の表面形状を検出する回路
装置として用いられる。図1に示すように、表面形状認
識センサ装置10は、2次元(アレイ状や格子状)に配
置された多数のセンサセル11から構成されている。こ
の表面形状認識センサ装置10のセンサ面12に指13
など認識対象を接触させることにより、その認識対象表
面ここでは指紋14の凹凸形状がそれぞれのセンサセル
11で個別に検出され、認識対象の表面形状を示す2次
元データが出力される。
【0015】(第1の実施の形態)次に、図2を参照し
て、本発明の第1の実施の形態にかかる表面形状認識セ
ンサ装置について説明する。図2に本発明の第1の実施
の形態にかかる表面形状認識センサ装置で用いるセンサ
セルの機能ブロック図を示す。各センサセル11は、そ
れぞれ同一構成をなしており、図2に示すように、検出
素子110、信号発生回路120、感度調節回路16
0、信号増幅回路130、および出力回路140で構成
される。前述した従来例(図19参照)とは、信号増幅
回路130の入力節点である節点N1Aに感度調節回路1
60が接続されているところが異なる。本実施の形態に
よれば、表面形状認識センサ装置を製造した後に、この
感度調節回路160を用いて、信号増幅回路130の増
幅度を調節することができる。
【0016】図2に示したセンサセルの回路構成例を図
3に示す。検出素子110、信号発生回路120、信号
増幅回路130、および出力回路140は前述の従来例
と同じである。感度調節回路160としては、容量値を
変更することができる可変容量CCを用いている。この
場合、信号増幅回路130の電圧増幅率は、 (CP1A+CC)/CP2A で表すことができる。CP1AおよびCP2Aは、寄生容量を
含めたN1AおよびN2Aに接続される容量であり、予めC
P1A>CP2Aとなるように設計しておく。したがって、こ
のCCの値を調節させることにより、電圧増幅率を調節
することができる。
【0017】図4に可変容量CCの実現例を示す。図4
に示すように、MOSFETのソース端子−ドレイン端
子間を接続することでMOS容量を実現でき、ゲート端
子またはソース・ドレイン端子の電位を制御することで
MOS容量値を変化させることができる。ここでは、N
chMOSFETを用いた場合を例として示したが、も
ちろんPchMOSFETでもよい。
【0018】(第2の実施の形態)次に、図5を参照し
て、本発明の第2の実施の形態にかかる表面形状認識セ
ンサ装置について説明する。図5に本発明の第2の実施
の形態にかかる表面形状認識センサ装置で用いるセンサ
セルの機能ブロック図を示す。センサセル11は、検出
素子110、信号発生回路120、感度調節回路16
0、信号増幅回路130、および出力回路140で構成
される。第1の実施の形態とは、信号増幅回路130の
出力節点である節点N2Aに感度調節回路160が接続さ
れているところが異なる。本実施の形態によれば、表面
形状認識センサ装置を製造した後に、この感度調節回路
160を用いて、信号増幅回路130の増幅度を調節す
ることができる。
【0019】図5に示したセンサセルの回路構成例を図
6に示す。検出素子110、信号発生回路120、信号
増幅回路130、感度調節回路160、および出力回路
140は第1の実施の形態と同じである。この場合、信
号増幅回路の電圧増幅率は、 CP1A/(CP2A+CC) で表すことができる。CP1AおよびCP2Aは、寄生容量を
含めたN1AおよびN2Aに接続される容量である。したが
って、このCCの値を調節させることにより、電圧増幅
率を調節することができる。第1の実施の形態と比較し
て、容量CCが電圧増幅率の分母となっているため、小
さなCCの変化で電圧増幅率が大きく変化する。そのた
め、小さなCCの変化量で電圧増幅率を大きく調節で
き、結果として感度調節回路160を小型化できる効果
がある。
【0020】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態にかかる表面形状認識センサ装置について
説明する。本実施の形態では、図22に示したセンサセ
ルの回路構成例において、検出素子110が接続されて
いる信号増幅回路131の入力節点である節点N1Aに、
前述の感度調節回路160を接続したものである。な
お、図面については容易に類推できるのでここでは省略
する。本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様
に、表面形状認識センサ装置を製造した後に、この感度
調節回路160を用いて、信号増幅回路131の増幅度
を調節することができる。
【0021】(第4の実施の形態)次に、図7を参照し
て、本発明の第4の実施の形態にかかる表面形状認識セ
ンサ装置について説明する。図7に本発明の第4の実施
の形態にかかる表面形状認識センサ装置で用いるセンサ
セルの機能ブロック図を示す。センサセル11は、検出
素子110、信号発生回路120、基準信号発生回路1
50、信号増幅回路131、および出力回路140で構
成される。前述した従来例(図19参照)とは、基準信
号発生回路150の出力節点NB1に感度調節回路160
が接続されているところが異なる。本実施の形態によれ
ば、表面形状認識センサ装置を製造した後に、この感度
調節回路160を用いて、信号増幅回路131の増幅度
を調節することができる。
【0022】図7に示したセンサセルの回路構成例を図
8に示す。検出素子110、信号発生回路120、基準
信号発生回路150、信号増幅回路131、および出力
回路140は前述の従来例と同じであるが、基準信号発
生回路150の出力節点N1Bに感度調節回路160とし
て容量値を変更できる可変容量CCが接続されていると
ころが異なる。例えば、CF=0のときに、節点N2A
節点N2Bの電位の変化が等しくなるように設定するため
には、基準信号発生回路150の基準素子51をCR
すると、 CP2B/CP2A={CP1A/(CP1B+CR+CC)}a にする必要がある。このaは、NchMOSFETQ2A
およびQ2Bの飽和電流がa乗則に従うとした場合の値で
あり、通常1.2〜1.5の値である。
【0023】実際のセンサセルで、 CP2B=CP2A,CP1A>CP1B+CR だとすると、 CP1A=CP1B+CR+CC となるようにCCを調節すれば、CF=Oのときに、節点
2Aと節点N2Bの電位の変化が等しくなるように調節す
ることができる。
【0024】(第5の実施の形態)次に、図9を参照し
て、本発明の第5の実施の形態にかかる表面形状認識セ
ンサ装置について説明する。図9に本発明の第5の実施
の形態にかかる表面形状認識センサ装置で用いるセンサ
セルの機能ブロック図を示す。センサセル11は、検出
素子110、信号発生回路120、感度調節機能付き基
準信号発生回路151、信号増幅回路131、および出
力回路140で構成される。前述した従来例(図19参
照)とは、基準信号発生回路150に代えて感度調節機
能付き基準信号発生回路151を設けたところが異な
る。すなわち感度調節回路160を基準信号発生回路1
50の内部に設けて感度調節機能付き基準信号発生回路
151としたものである。本実施の形態によれば、表面
形状認識センサ装置を製造した後に、この感度調節機能
付き基準信号発生回路151を用いて、信号増幅回路1
31の増幅度を調節することができる。
【0025】図9に示したセンサセルの実現例を図10
に示す。検出素子110、信号発生回路120、信号増
幅回路131、および出力回路140は、前述の従来例
と同じであり、感度調整機能付き基準信号発生回路15
1の内部の基準素子53として、容量値を変更できる可
変容量CRCを用いているところが異なる。例えば、C F
=0のときに、節点N2Aと節点N2Bの電位の変化が等し
くなるように設定するためには、 CP2B/CP2A={CP1A/(CP1B+CRC)}a にする必要がある。aは、NchMOSFETQ2Aおよ
びQ2Bの飽和電流がa乗則に従うとした場合の値であ
り、通常1.2〜1.5の値である。
【0026】実際のセンサセルで、 CP2B=CP2A,CP1A>CP1B だとすると、 CP1A=CP1B+CRC となるようにCRCを調節すれば、CF=0のときに、節
点N2Aと節点N2Bの電位の変化が等しくなるように調節
することができる。したがって、CRとCCをCRCで兼ね
ることができるので、第4の実施の形態よりさらに小型
化できる効果があり、CCすなわち感度調節回路160
をそれぞれ内蔵する各センサセルの面積を小さくするこ
とができる。これにより、高解像度の表面形状認識セン
サ装置を実現でき、例えばこの表面形状認識センサ装置
を指紋認証用センサとして用いた場合、その認証率を高
めることができる。
【0027】(第6の実施の形態)次に、図11を参照
して、本発明の第6の実施の形態にかかる表面形状認識
センサ装置について説明する。図11に本発明の第6の
実施の形態にかかる表面形状認識センサ装置で用いるセ
ンサセルの機能ブロック図を示す。センサセル11は、
検出素子110、信号発生回路120、基準信号発生回
路150、信号増幅回路131、および出力回路140
で構成される。前述した従来例(図19参照)とは、感
度調節回路160が信号増幅回路131の内部節点N2A
に接続しているところが異なる。感度調節回路160を
用いて、信号増幅回路131の増幅度を調節することが
できる。
【0028】図11に示したセンサセルの実現例を図1
2に示す。検出素子110、信号発生回路120、信号
増幅回路131、基準信号発生回路150および出力回
路140は、前述の従来例と同じであり、信号増幅回路
131の内部節点N2Aに感度調節回路160として容量
値を変更できる可変容量CCが接続されているところが
異なる。例えば、CF=0のときに、節点N2Aと節点N
2Bの電位の変化が等しくなるように設定するためには、 CP2B/(CP2A+CC)={CP1A/(CP1B+CR)}a にする必要がある。aは、NchMOSFETQ2Aおよ
びQ2Bの飽和電流がa乗則に従うとした場合の値であ
り、通常1.2〜1.5の値である。
【0029】予め、CP1A>CP1B+CRと設定してお
き、 {CP1A/(CP1B+CR)}a=K とすると、K>1となる。そのため前出の式を、 CP2B=K(CP2A+CC) と変形することができ、CCの変化がK倍されることに
なる。したがって、第4の実施の形態よりもさらに小さ
なCCの変化で感度調節をおこなうことができ、結果と
して感度調節回路160をさらに小型化できる効果があ
り、CCすなわち感度調節回路160をそれぞれ内蔵す
る各センサセルの面積を小さくすることができる。これ
により、高解像度の表面形状認識センサ装置を実現で
き、例えばこの表面形状認識センサ装置を指紋認証用セ
ンサとして用いた場合、その認証率を高めることができ
る。
【0030】(第7の実施の形態)次に、図13を参照
して、本発明の第7の実施の形態にかかる表面形状認識
センサ装置について説明する。図13に本発明の第7の
実施の形態にかかる表面形状認識センサ装置で用いるセ
ンサセルの機能ブロック図を示す。前述した第6の実施
の形態(図11参照)とは、感度調節回路160が信号
増幅回路131の出力節点N2Bに接続しているところが
異なる。感度調節回路160を用いて、信号増幅回路1
31の増幅度を調節することができる。
【0031】図13に示したセンサセルの実現例を図1
4に示す。第6の実施の形態と比較して、信号増幅回路
131の出力節点N2Bに感度調節回路160として容量
値を変更できる可変容量CCが接続されているところが
異なるが、他の構成は同じである。例えば、CF=0の
ときに、節点N2Aと節点N2Bの電位の変化が等しくなる
ように設定するためには、 (CP2B+CC)/CP2A={CP1A/(CP1B+CR)}a にする必要がある。aは、NchMOSFETQ2Aおよ
びQ2Bの飽和電流がa乗則に従うとした場合の値であ
り、通常1.2〜1.5の値である。
【0032】ここで、 {CP1A/(CP1B+CR)}a=K とすると、上記式を CC=K・CP2A−CP2B と変形することができ、CCをCP2Bだけ小さくできる。
そのため、第4の実施の形態よりもさらに小さなCC
変化で感度調節をおこなうことができ、結果として感度
調節回路160をさらに小型化できる効果があり、CC
すなわち感度調節回路160をそれぞれ内蔵する各セン
サセルの面積を小さくすることができる。これにより、
高解像度の表面形状認識センサ装置を実現でき、例えば
この表面形状認識センサ装置を指紋認証用センサとして
用いた場合、その認証率を高めることができる。
【0033】(第8の実施の形態)次に、図15を参照
して、本発明の第8の実施の形態にかかる表面形状認識
センサ装置について説明する。図15に本発明の第8の
実施の形態にかかる表面形状認識センサ装置で用いるセ
ンサセルの機能ブロック図を示す。以下では、前述した
第1の実施の形態を例として感度調節回路の具体例につ
いて説明するが、前述した第2〜7の実施の形態につい
ても本実施の形態を同様にして適用できる。ここでは、
出力回路140からの出力信号OUTと感度調節用基準
信号とを比較する比較回路170が設けられており、そ
の比較出力が感度調節回路160へ入力されている。
【0034】図16に感度調節回路の具体例を示す。こ
の感度調節回路160は、負荷回路161とカウンタ回
路162で構成される。負荷回路161は、N(Nは自
然数)個の負荷素子Z1〜ZNがそれぞれセンサ回路2に
接続されており、各負荷素子はそれぞれ個別に活性状態
および非活性状態のいずれかに制御することができる。
カウンタ回路162はNビットのカウンタ回路であり、
その計数データに基づいて負荷回路161に設けられて
いる各負荷素子の活性状態を制御することにより、感度
調節回路160全体の容量を変化させる。
【0035】各センサセル11で感度調節を行うとき
は、被測定物として凹凸のない基準サンプルをセンサセ
ル11で検出したり、センサセルに何も置かずに検出を
行うことで、各センサセル11に同一の測定値を検出さ
せる。また、カウンタ回路162の値は、全ての負荷素
子Z1〜ZNを非活性状態に制御するような初期設定値に
予め設定しておく。センサセル11での1回目のセンス
動作において、出力回路140からの出力信号が感度調
節用基準信号よりも小さい場合、比較回路170の比較
出力が変化する。この比較出力の変化によりカウンタ回
路162では1つカウントアップされる。この結果、カ
ウンタ回路162の計数データは負荷素子を1つ活性化
するように変化する。そして比較回路170の出力信号
を初期設定値に戻してしておく。
【0036】次に2回目のセンス動作でも出力信号2A
が感度調節用基準信号より小さい場合、比較回路170
からの比較出力はまた変化する。これによりカウンタ回
路162はさらに1つカウントアップされる。ここで、
例えばZ1=Z、Z2=2Z、Z3=4Z、…、ZN=2
(N-1)Zと設定しておき、カウンタ回路162の下位ビ
ットから順にZ1〜ZNを制御するようにしておけば、活
性状態となる負荷素子の値がカウントアップごとにZづ
つ大きくなることになる。
【0037】この動作は、センサセル11の出力信号2
Aが感度調節用基準信号以上となるまで繰り返される。
一致すると比較回路170の出力は変化しないため、そ
の比較出力によりカウンタ回路162がカウントアップ
されることはなく、それ以上負荷素子が活性状態となる
ことはない。このようにして各センサセル11で感度調
節が行われて、各センサセル11の性能ばらつきは見え
なくなり、結果として各センサセル11の性能を均一に
することができる。
【0038】本実施の形態では、負荷回路161を制御
する回路としてカウンタ回路162を用いた場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、比較回
路170からの比較出力に応じてシフト動作するシフト
回路をカウンタ回路162の代わりに用いてもよく、あ
るいは比較回路170から出力される出力信号OUTと
感度調節用基準信号との差を記憶するメモリ回路を用い
てもよい。
【0039】また、活性状態または非活性状態のずかれ
に切替制御できる負荷素子としては、図17に示すよう
に、切替制御信号SWで活性状態または非活性状態のい
ずかれとなるMOS容量を用いてもよく、このゲート端
子またはソース端子およびドレイン端子の電位を制御す
ることで実現できる。ここではNchMOSFETを用い
た場合を示したが、PchMOSFETでもよい。あるい
は、図4に示したMOS容量と直列にスイッチを接続し
て切替制御信号SWで活性状態または非活性状態を制御
してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、センサ
セルに感度調節回路を設け、この感度調節回路を用い
て、個々のセンサセルの検出感度を調節するようにした
ので、表面形状認識センサ装置を製造した後に、個々の
センサセルの検出感度を動的に調節することができる。
したがって、製造後に設計値と異なる性能を示したとき
に調節することができるため、表面形状認識センサ装置
の歩留まりを向上させ、製造コストを低減できる効果が
ある。特に、大量に安価に供給する場合、効果大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる表面形状認識
センサ装置を示す外観図である。
【図2】 第1の実施の形態にかかる表面形状認識セン
サ装置で用いるセンサセルの機能ブロック図である。
【図3】 図2のセンサセルを示す回路構成例である。
【図4】 可変容量の実現例である。
【図5】 第2の実施の形態にかかる表面形状認識セン
サ装置で用いるセンサセルの機能ブロック図である。
【図6】 図4のセンサセルを示す回路構成例である。
【図7】 第4の実施の形態にかかる表面形状認識セン
サ装置で用いるセンサセルの機能ブロック図である。
【図8】 図7のセンサセルを示す回路構成例である。
【図9】 第5の実施の形態にかかる表面形状認識セン
サ装置で用いるセンサセルの機能ブロック図である。
【図10】 図9のセンサセルを示す回路構成例であ
る。
【図11】 第6の実施の形態にかかる表面形状認識セ
ンサ装置で用いるセンサセルの機能ブロック図である。
【図12】 図11のセンサセルを示す回路構成例であ
る。
【図13】 第7の実施の形態にかかる表面形状認識セ
ンサ装置で用いるセンサセルの機能ブロック図である。
【図14】 図13のセンサセルを示す回路構成例であ
る。
【図15】 第8の実施の形態にかかる表面形状認識セ
ンサ装置で用いるセンサセルの機能ブロック図である。
【図16】 図15の感度調節回路を示す回路構成例で
ある。
【図17】 負荷素子の実現例である。
【図18】 従来の表面形状認識センサ装置で用いるセ
ンサセルの機能ブロック図である。
【図19】 図18のセンサセルを示す回路構成例であ
る。
【図20】 図19のセンサセルの動作タイミングチャ
ートである。
【図21】 従来の表面形状認識センサ装置で用いるセ
ンサセルの他の機能ブロック図である。
【図22】 図21のセンサセルを示す回路構成例であ
る。
【符号の説明】
51…基準素子、53…感度調節機能付き基準素子、1
10…検出素子、52,120…信号発生回路、13
0,131…信号増幅回路、140…出力回路、150
…基準信号発生回路、151…感度調節機能付き基準信
号発生回路、160…感度調節回路、161…負荷回
路、162…カウンタ回路、170…比較回路、I…電
流源、VG…バイアス電圧、VDD…電源電圧、△VI…入
力電圧信号、△VO…出力電圧信号、VOUT…センサ出力
信号、OUT…出力信号、CF…検出容量、CR…基準容
量、CC,CRC…可変容量、CP1A,CP2A,CP1B,CP
…寄生容量、Q1A,Q1B…PchMOSFET、Q2A
2B,Q3A,Q3B,Q4A…NchMOSFET、RA
バイアス抵抗、RE,PRE0…センサ回路制御信号、
1A,N1B,N2A,N2B…節点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島村 俊重 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 町田 克之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 久良木 億 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA43 BA29 DA02 DA05 DD07 HA04 LA11

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 認識対象の表面形状に応じた電気量を検
    出素子で検出し、その電気量に応じた信号を増幅して出
    力するセンサセルを複数有し、これら2次元に配列され
    たセンサセルの出力に基づき前記表面形状の凹凸を感知
    する表面形状認識センサ装置であって、 前記各センサセルは、 前記電気量に応じた信号を発生する信号発生回路と、 この信号発生回路からの信号の信号レベルを増幅して出
    力する信号増幅回路と、 この信号増幅回路の出力信号を所望の信号に変換して出
    力する出力回路と、 前記信号増幅回路の増幅率を調節する感度調節回路とを
    備えることを特徴とする表面形状認識センサ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表面形状認識センサ装置
    において、 前記各センサセルは、基準信号を発生する基準信号発生
    回路をさらに備え、 前記信号増幅回路は、前記信号発生回路からの信号の信
    号レベルと前記基準信号発生回路からの基準信号の信号
    レベルとの大小に基づき増幅率を変化して出力すること
    を特徴とする表面形状認識センサ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の表面形状認識セ
    ンサ装置において、 前記感度調節回路は、前記検出素子と前記信号増幅回路
    との接続節点に接続されていることを特徴とする表面形
    状認識センサ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の表面形状認識セ
    ンサ装置において、 前記感度調節回路は、前記信号増幅回路の出力節点に接
    続されていることを特徴とする表面形状認識センサ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の表面形状認識センサ装置
    において、 前記感度調節回路は、前記基準信号発生回路の出力節点
    に接続されていることを特徴とする表面形状認識センサ
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の表面形状認識センサ装置
    において、 前記感度調節回路は、前記基準信号発生回路の内部に設
    けられ、 前記基準信号発生回路は、前記基準信号として、前記信
    号増幅回路の増幅率を調節する信号を出力することを特
    徴とする表面形状認識センサ装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の表面形状認識センサ装置
    において、 前記感度調節回路は、前記信号増幅回路の内部節点に接
    続されていることを特徴とする表面形状認識センサ装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の表面形状認識セ
    ンサ装置において、 前記出力回路からの出力信号とキャリブレーション用基
    準信号とを比較する比較回路をさらに備え、 前記感度調節回路は、この比較回路からの比較出力に基
    づき前記信号増幅回路の増幅率を調節することを特徴と
    する表面形状認識センサ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の表面形状認識センサ装置
    において、 前記信号増幅回路は、 1個の入力端子と2個の出力端子を有し、前記一方の出
    力端子が前記検出素子に接続され前記他方の出力端子が
    前記出力回路に接続され、前記入力端子が定電圧源に接
    続され、かつ前記入力端子と前記一方の出力端子との間
    の電位差の絶対値が所定のしきい値の絶対値より大きい
    場合に前記各出力端子間が導通状態となる第1の素子
    と、 この第1の素子の前記他方の出力端子に接続され、かつ
    前記信号発生回路の動作停止時は前記第1の素子の前記
    入力端子と前記一方の出力端子との間の電位差の絶対値
    が前記しきい値の絶対値以下となるように前記他方の出
    力端子へ電圧を印加するとともに、前記信号発生回路の
    動作時は前記電圧の印加を停止する第1のスイッチ手段
    とを備えることを特徴とする表面形状認識センサ装置。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の表面形状認識センサ装
    置において、 前記信号増幅回路は、 1個の入力端子と2個の出力端子を有し、かつ前記入力
    端子と前記一方の出力端子との間の電位差の絶対値が所
    定のしきい値の絶対値より大きい場合に前記各出力端子
    間が導通状態となる第1および第2の素子と、 この第1および第2の素子のそれぞれの前記他方の出力
    端子に接続され、かつ前記信号発生回路および前記基準
    信号発生回路の動作停止時は前記第1および第2の素子
    のそれぞれの前記入力端子および前記一方の出力端子間
    の電位差の絶対値が前記しきい値の絶対値以下になるよ
    うに前記各他方の出力端子へ電圧を印加し、前記信号発
    生回路および前記基準信号発生回路の動作時は前記電圧
    の印加を停止する第2のスイッチ手段とを備え、 前記第1の素子は、前記一方の出力端子が前記検出素子
    に接続されるとともに前記入力端子が前記第2の素子の
    前記他方の出力端子に接続され、前記第2の素子は、前
    記一方の出力端子が前記基準信号発生回路に接続される
    とともに前記入力端子が前記第1の素子の前記他方の出
    力端子に接続され、前記第1および第2の素子それぞれ
    の前記他方の出力端子の少なくとも一方に前記出力回路
    が接続されていることを特徴とする表面形状認識センサ
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の表面形状認識センサ
    装置において、 前記感度調節回路は、前記第1の素子の前記他方の出力
    端子および前記第2の素子の前記他方の出力端子のう
    ち、前記出力回路が接続されていないほうの出力端子に
    接続されていることを特徴とする表面形状認識センサ装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の表面形状認識センサ
    装置において、 前記感度調節回路は、前記第1の素子の前記他方の出力
    端子および前記第2の素子の前記他方の出力端子のう
    ち、前記出力回路が接続されているほうの出力端子に接
    続されていることを特徴とする表面形状認識センサ装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12記載の表面形状認識セ
    ンサ装置において、 前記感度調節回路は、容量値が可変の容量素子からなる
    ことを特徴とする表面形状認識センサ装置。
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