JP2002061503A - ノズルのろう付け個所背部冷却 - Google Patents
ノズルのろう付け個所背部冷却Info
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Abstract
の冷却の改善。 【解決手段】 ノズル羽根(18)は、後縁開口(3
4)及び中央翼弦空洞(38)と流体連通するように結
合された、協働する内側寄りスロット(36)の列を含
む。外側寄りスロット(46)は、内側寄りスロットの
うちのそれぞれの最終スロットから外方に間隔を置い
て、かつ後縁開口のうちのそれぞれの最終後縁開口から
外側寄りに配置される。外側寄りスロットは、羽根及び
支持バンドの間のろう接継手の背後に延び、ろう接継手
を効果的に背部冷却する。
Description
ビンエンジンに関し、より具体的には、そのタービンノ
ズルに関する。
が圧縮機中で加圧され、燃焼器中で燃料と混合されて、
高温の燃焼ガスを発生させ、その燃焼ガスがタービン段
を通して下流に流れ、それからエネルギーが取り出され
る。燃焼器の直近の下流に配置された高圧タービンは、
環状のステータノズルを含み、ロータディスクから外方
に延びるロータ翼の対応する列に向って燃焼ガスを導
く。
及び収縮する時に、その中の熱応力を減少させるために
弧状のセグメントで形成される。各ノズルセグメント
は、一般的に外側及び内側の弧状バンドセグメントに固
定結合れた一対のステータ翼を含む。ノズル羽根は高温
の燃焼ガスに直接曝されるので、ノズル羽根及びそのバ
ンドは高温で強度を維持する超合金で普通形成される。
して鋳造され、一体に組立てられ、各羽根の2つの根元
でろう付けされて、バンドの対応する羽根座中に取り付
けられる。ろう付けは、超合金ノズル材料の高強度性能
を劣化させることなく、強い接合をもたらす。
気の1部を中空の羽根の内部にその内部冷却のために流
すことにより高温の燃焼ガスから保護され、空気は羽根
の1つまたは両方の側壁を貫通して延びるフィルム冷却
孔の列を通して吐出される。羽根は薄い後縁に向って先
細になる翼形部形状を有するので、後縁を通して冷却空
気のいくらかを吐出し、羽根の薄い後縁領域を冷却する
ために、後縁開口の列が設けられる。
の背後に半径方向に延びる前部空洞と羽根の前部空洞及
び後縁領域の間の羽根の中央翼弦領域に配置された第2
の半径方向に延びる後部空洞とを備える。この2つの空
洞は、2つの冷却回路を互いに隔離するための内部の無
孔橋絡部により分離される。
含み、外側バンドで閉じられ、その中に冷却空気を独立
して流し、羽根の前縁領域の周りのフィルム冷却孔から
吐出する。
有し、内側バンドで閉じられ、その中に冷却空気を独立
して受入れ、その空気は後縁開口を通してだけでなく羽
根側壁のフィルム冷却孔を通して吐出される。
口を除いては、羽根根元は、中実または無孔であり、一
体にろう付けされた場合には、羽根及びバンドの間に強
い相互結合をもたらす。各羽根の薄い後縁領域は、後部
空洞を後縁開口のうちの対応する開口に結合する軸方向
に延びる内側寄りスロットの列により冷却される。
端部における最終後縁開口が、毛管作用によりろう付け
材料で塞がれないようにするために、対応するバンドか
ら内側寄りに間隔を置いて配置されなければならない。
従って、各後縁開口は、冷却空気の相当する部分をそれ
を通して流し羽根の後縁領域を冷却するのに十分な流れ
面積を備え、かつバンドとのろう接継手界接面を備える
ような寸法に作られなければならない。
国の民間業務において長年航空機のガスタービンエンジ
ンの第1段タービンノズルで成功裏に用いられてきた。
しかしながら、羽根の後縁領域におけるろう接継手は、
長期にわたる使用の間に酸化を受けやすく、このことが
タービンノズルの有効寿命を制限するということが経験
により明らかになってきた。ろう接継手の酸化は、この
局部領域においてろう接継手が受ける比較的高い温度に
よるものである。
により制限を受け、また外側及び内側バンドの近傍に最
終開口を設置することは、ろう付け材料による最終開口
の好ましくない閉塞を防ぐための製造方法により制限を
受けるので、後縁開口の冷却能力が使用限界となる。
域のろう接継手の冷却が改良され、その酸化を減らし、
タービンノズルの有効寿命を改善したタービンノズルを
提供することが望まれている。
及び中央翼弦空洞と流体連通するように結合された協働
する内側寄りスロットの列を含む。外側寄りスロット
は、内側寄りスロットのうちのそれぞれの最終スロット
から外方に間隔を置いて、かつ後縁開口のうちのそれぞ
れの最終開口から外側寄りに配置される。外側寄りスロ
ットは、羽根及び支持バンドの間のろう接継手の背後に
延び、ろう接継手を効果的に背部冷却する。
実施形態に従って、添付の図面に関連させた以下の詳細
な説明において、そのさらなる目的及び利点と共により
具体的に述べる。
タービンエンジンの燃焼器(図示せず)から直近の下流
に配置された高圧タービンの軸対称の第1段タービンノ
ズル10の1部分である。運転中に、高温燃焼ガス12
が、燃焼器から吐出され、ノズル10を通して流れ、ノ
ズルがそのガスをそれによって駆動されるロータディス
クの周辺から外方に延びるタービンロータ翼(図示せ
ず)の間に向ける。
貫通して半径方向に延びるそれぞれの対の羽根座14
a,16aを有する弧状の外側及び内側バンド14,1
6を含む。
に間隔を置いて配置され、バンド間で半径方向に延び
る。各羽根は、羽根座14a,16aのうちの対応する
座の中に配置された半径方向外側根元20及び半径方向
内側根元22を羽根の両端に有する。
し、また羽根座は、その中に対応する羽根根元を密な嵌
め合いで受入れるバンドを貫通する相補形の翼形部開口
の形態をしている。
8は、羽根の根元端部及び対応するバンドの内方または
内側寄りの表面の間の界接面で対応する全周ろう接継手
24により一体組立体になるよう一体に固定結合され
る。
体として凹面の第1側壁、つまり、正圧側壁26、並び
に全体として凸面で、2つのバンドの間で羽根のスパン
に沿って半径方向に延びる翼弦方向に対向する前縁及び
後縁30,32で一体に結合された第2側壁、つまり、
負圧側壁28を備える翼形部輪郭を有する。
縁開口34及び中央翼弦空洞38と流体連通して羽根の
後縁領域の内側で延びる協働する内側寄りの軸方向のチ
ャンネル、つまり、スロット36の列を含む。
ンジンの圧縮機(図示せず)から抽気される加圧された
冷却空気40を受入れるための外側根元及び外側バンド
を貫通して延びる、中央翼弦空洞38の外側入口を除い
て、後縁32及び中央翼弦空洞38の間は無孔または中
実である。
ト36は、羽根の対向する側壁を橋絡する対応する半径
方向に間隔を置いて配置された軸方向のリブにより画定
される。内側寄りスロットは、半径方向の列になって延
び、中央翼弦空洞38においてそこから冷却空気を受入
れるための対応する入口を有し、その後、冷却空気は羽
根の後縁領域を通して軸方向後部に流れ、対応する後縁
開口34を通して吐出される。
隔を置いて配置されたタービュレータ42を含むことが
でき、個々の内側寄りスロット36もタービュレータ4
2のうちの半径方向に延び翼弦方向に間隔を置いて配置
されたタービュレータを含み、羽根の内部冷却を増進す
る。タービュレータは、慣用のものであり、羽根の内側
表面から部分的に内方に延びる細長いリブとして構成さ
れ、その上を冷却空気が流れるとき冷却空気に過流を与
える。このようにして、中央翼弦空洞38及び内側寄り
スロット36の列は、その中央翼弦領域から下流の後縁
まで羽根の効果的な内部冷却を施し、冷却空気は後縁開
口34を通して吐出される。
中央翼弦空洞または内側寄りスロットと流体連通し、側
壁を貫通して延びる慣用のフィルム冷却孔44を含み、
例えば、それから冷却空気を吐出し、羽根の外側表面上
に冷却空気の保護膜を作ることができる。
中にろう付けされる場合に、ろう付け材料による隣接開
口の好ましくない閉塞を防止するために、後縁開口34
は、2つのバンドの内側表面から内側寄りに間隔を置い
て、かつ最終的に得られるろう接継手24自体から離し
て配置されなければならない。各羽根は、それぞれ外側
及び内側バンド並びにそこにおける対応するろう接継手
24に近接するその最も外側寄り開口である一対の後縁
終端開口、つまり、最終開口34aを含むことを、図3
はより詳細に示す。
それぞれの根元端部20,22から内側寄りに予め定め
られた間隔を置いて配置されるので、根元がバンドの対
応する羽根座中に着座される時、最終開口はバンドの内
側表面から間隔を置いて配置され、ろう付け材料でその
開口を閉塞することなくそこにおける継手のろう付けを
可能にする。このように、最終開口を内側寄りに設置す
ることで、最終的に得られるろう接継手を回避し、ろう
付けにより閉塞されることを免れる。
形態によると、各羽根は、各羽根のそれぞれの対向する
根元端部において最終後縁開口のうちの対応する開口と
協働する一対の外側寄りチャンネル、つまりスロット4
6をさらに含み、外側及び内側バンドの両方においてろ
う接継手24を背部冷却する。外側寄りスロット46
は、内側寄りスロット36と類似であり、それぞれの最
終開口34aと共通の中央翼弦空洞38との間を流体連
通して軸方向に延びる。
た内側表面の下方であって、かつ図3に仮想線で示す対
応するろう接継手の背後において、それがなければ中実
である羽根根元20,22を少なくとも部分的に貫いて
延びる。このように、中央翼弦空洞38からの冷却空気
40は、羽根の薄い後縁領域中のろう接継手のすぐ背後
を流れて、最終開口34aから吐出されることができ
る。従って、この局部区域中のろう接継手は、追加して
冷却され、その酸化が減少または防止され、タービンノ
ズルの有効寿命がさらに改善される。
は、間隔を置いて配置されて、それを貫通する内部流路
を画定し、その対向する根元端部における外側寄りスロ
ット46は、両方の側壁の間に延びて、羽根後縁の近傍
の両方の側壁に沿う対応するろう接継手24を背部冷却
する。
ト46は、中央翼弦空洞38から後縁32に向かってほ
ぼ真っ直ぐに延び、その後方端で局部的に屈曲するかま
たは曲がり、対応するろう接継手24の背後を越えて、
対応する最終後縁開口34aで終わることが好ましい。
このように、ろう接継手は、中央翼弦空洞から後方へ後
縁開口34aまで背部冷却され、冷却空気はその後後縁
開口から吐出される。
縁開口34は、後縁自体の僅かに前方に設置され、羽根
の正圧側面を貫通するが、羽根の負圧側面は依然として
無孔のままである。羽根のこの後縁領域は、空気力学的
に薄いが、外側寄りスロット46は、冷却空気がそれを
通して流されて最終開口から吐出されるので、ろう接継
手に効果的な背部冷却を施す。
の列または群が、冷却空気を中央翼弦空洞38から軸方
向後方に流し、後縁開口34のうちのそれぞれの開口か
ら吐出して、2つのバンドの半径方向の間で各羽根の薄
い後縁領域を冷却する。一対の外側寄りスロット46
は、中央翼弦空洞38と最終後縁開口34aのうちの対
応する開口との間で軸方向に流体連通するように同様に
配置され、ろう接継手24のそれぞれの部分の背後の対
応する羽根根元中に追加の冷却を施す。
4aは、それらの開口をろう付けで閉塞するのを防止す
るために、対応する外側及び内側バンドの最終的に得ら
れるろう接継手24から適当に間隔を置いて配置されな
ければならない。従って、外側寄りスロット46の各々
は、内側寄りスロット36のうちの隣接するまたは外側
寄りの最終スロットと共通に、最終開口34aのうちの
対応する開口で終わるのが好ましい。このように、各外
側寄りスロット46を通して流れる冷却空気は、隣接す
る内側寄りスロット36を通して流れる空気と合流し
て、共通の最終開口34aを通して吐出される。
は、所望の吐出量で冷却空気を吐出するような大きさに
特別に作られる。最終開口34aの大きさは、羽根に掛
かる応力限界によりそれに応じて制限される可能性があ
り、それ専用の内側寄りスロット及び追加の外側寄りス
ロット46の両方から空気を吐出するには不十分となる
可能性がある。
に示すように、外側寄りスロット46のうちの対応する
スロットと流体連通し、一方または両方の側壁26,2
8を貫通して延びる1つ又はそれ以上の側面開口、つま
り、出口48をさらに含み、この出口から追加して冷却
空気を吐出することができる。
中に側面出口がろう付けで閉塞されるのを防止するため
に、外側寄りスロット46の各々における端部の屈曲部
中に配置され、図4に示すように対応するろう接継手2
4から離れた側壁に開口するのが好ましい。図4に示す
ように、側面出口48は、必要に応じて、両方の羽根側
壁26,28を貫通して配置することができ、側面出口
は、必要に応じて、どちらか一方の側壁においてのみ用
いることができる。
計用途について、そこでのろう接継手の冷却を強化する
ために、外側寄りスロット46を通しての適当な流量を
保証するように決定することができる。側面出口48を
外側寄りスロットの末端屈曲部に設置することの特別な
利点は、外側寄りスロットまたは隣接する内側寄りスロ
ットのどちらかからの冷却空気が、側面出口48または
共通の最終開口34aのどちらかから吐出されることが
可能になるということである。
ル10は、鋳造によるなどの慣用の方法で、個々の羽根
18及び外側及び内側バンドセグメント14,16を最
初に形成することにより製造することができる。個々の
羽根18の内部の形状の全てが、羽根18を適当に鋳造
することにより形成することが可能である。例えば、図
3は、外側バンド入口を備える中央翼弦空洞38及び後
縁開口34を通して冷却空気を吐出する協働する軸方向
のスロット34,36を含む羽根に鋳造されることがで
きる内部冷却形状の例示的な形態を示す。
ズル構成において、各羽根18はまた、内側バンドを貫
通して冷却空気40を受入れる、羽根根元22を貫通す
る下部入口を有する半径方向に延びる前部空洞50を含
むことが好ましい。羽根の外側根元20は、前部空洞5
0では中実または無孔である。また、前部空洞50及び
前部空洞に対して後方にある中央翼弦空洞38は、羽根
の2つの側面の間に延びる一体の無孔橋絡部により互い
に分離され、独立した冷却回路を提供する。前部空洞5
0は、各羽根の前縁部分を冷却することが可能ないずれ
かの慣用方法で構成され、冷却空気は、慣用の方法で追
加のフィルム冷却孔44の様々な列を通して吐出され
る。
す内側寄り及び外側寄りスロット36,46を含むその
全ての所望の内部冷却形状を形成するように、最初に鋳
造することが可能である。一般的に、後縁開口34,3
4aも鋳造工程で形成でき、あるいは鋳造後に別の方法
で形成されるかまたはドリル加工されることができる。
フィルム冷却孔44及び側面出口48は、使用する場合
には、そのときにはいかなる慣用の方法ででも鋳造され
た羽根を貫通して適当にドリル加工することが可能であ
る。
組立てられ、羽根根元が対応するバンドの羽根座の内側
に配置される。その後、羽根は、従来の方法のように最
終後縁開口34aを閉塞することなく、その根元で対応
するバンドに慣用の方法でろう付けされる。側面出口4
8は、使用する場合には、最終的に得られるろう接継手
の上方に設置されるので、それらもまた、ろう接継手か
ら離れた高い位置によってろう付けにより閉塞されるこ
とから保護される。
であるので、それらは羽根内部でろう付け処理から保護
されて、羽根の外側で実施されるろう付けを顧慮せず
に、その冷却効率を維持する。
ル10は、その時、原型のタービンノズルの全ての利点
を享受するが、現在はその中に追加の外側寄りスロット
46を備えており、中央翼弦空洞38と後縁開口との間
のろう接継手24の背部冷却を向上させる。従って、最
終的に得られるタービンノズルは、この領域のろう付け
による酸化を減少または無くすことにより、有効寿命及
び耐久性の向上を享受するであろう。
あると考えられるものを本明細書に説明してきたが、本
発明の他の変形形態が、当業者には本明細書の教示から
明白であるはずであり、従って、本発明の技術思想及び
技術的範囲内にある全てのかかる変形形態は、添付の特
許請求の範囲で保護されることを切望する。
のは、特許請求の範囲に記載され特定される発明であ
る。
ビンノズルの1部分の斜視図。
た一対のノズル羽根を含む、図1に示すノズルの弧状セ
グメントの分解図。
した軸方向断面図。
半径方向断面図。
Claims (19)
- 【請求項1】 それを貫通して延びるそれぞれの一対の
羽根座14a,16aを有する外側及び内側バンド1
4,16と、 前記羽根座中に配置され、対応するろう接継手24によ
り前記羽根座に固定結合されたそれぞれの羽根根元2
0,22を有する一対の羽根18と、を含み、 前記羽根の各々は、対応するろう接継手から内側寄りに
間隔を置いて配置され、かつ前記ろう接継手の背後に延
びる外側寄りスロット46と流体連通するように配置さ
れた最終後縁開口34aをさらに含み、前記外側寄りス
ロット46は前記ろう接継手をそれに沿って背部冷却す
るために、前記羽根の中央翼弦空洞38から前記最終開
口34aまで冷却空気40を流すことを特徴とするター
ビンノズル10。 - 【請求項2】 前記羽根18の各々は、対向する前縁及
び後縁30,32で一体に結合された対向する側壁2
6,28をさらに含み、前記外側寄りスロット46は、
前記後縁32の近傍の両方の前記側壁に沿う前記ろう接
継手を背部冷却するために、前記側壁の間に延びること
を特徴とする請求項1に記載のノズル。 - 【請求項3】 前記外側寄りスロット46は、前記中央
翼弦空洞から前記後縁32に向かってほぼ真っ直ぐに延
び、その後方端で屈曲し、前記ろう接継手の背後を越え
て、前記最終開口34aで終わることを特徴とする請求
項2に記載のノズル。 - 【請求項4】 前記羽根根元20,22は、前記中央翼
弦空洞のためのそれを貫く入口を除けば、前記後縁32
と前記中央翼弦空洞38との間は無孔であることを特徴
とする請求項3に記載のノズル。 - 【請求項5】 前記羽根18の各々は、前記外側及び内
側バンド14,16の両方において前記ろう接継手を背
部冷却するために、一対の前記最終後縁開口34a及び
協働する一対の外側寄りスロット46を前記羽根のそれ
ぞれの対向する根元端部に含むことを特徴とする請求項
4に記載のノズル。 - 【請求項6】 前記羽根18の各々は、 前記外側及び内側バンド14,16に隣接する前記一対
の最終開口34aを含む後縁開口34の列と、 前記一対の外側寄りスロット46の間に配置され、前記
中央翼弦空洞と前記後縁開口34のうちの対応する開口
との間を流体連通する内側寄りスロットの配列36と、
をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載のノズ
ル。 - 【請求項7】 前記外側寄りスロット46の各々は、前
記内側寄りスロット36のうちの隣接するスロットと共
通に、前記最終開口34aのうちの対応する開口で終わ
ることを特徴とする請求項6に記載のノズル。 - 【請求項8】 前記羽根18の各々は、前記外側寄りス
ロット46のうちの対応するスロットと流体連通し、前
記側壁26,28の1つを貫通して延びて前記冷却空気
を吐出する側面出口48をさらに含むことを特徴とする
請求項7に記載のノズル。 - 【請求項9】 前記側面出口48は、前記外側寄りスロ
ット46中の前記屈曲部に配置され、前記ろう接継手2
4から離れた前記側壁に開口ことを特徴とする請求項8
に記載のノズル。 - 【請求項10】前記側面出口48のそれぞれの出口は、
前記羽根の両方の側壁26,28を貫通して配置される
ことを特徴とする請求項9に記載のノズル。 - 【請求項11】 請求項1に記載の前記ノズルを作る方
法であって、 前記最終後縁開口34a及び協働する外側寄りスロット
46を備える前記羽根18を形成する段階と、 前記羽根18及びバンド14,16を一体に組み立てる
段階と、 前記最終開口を閉塞することなく、前記羽根を前記根元
で前記バンドにろう付けする段階と、を含むことを特徴
とする方法。 - 【請求項12】 請求項8に記載の前記ノズルを作る方
法であって、 前記最終後縁開口34a及び協働する外側寄りスロット
46を備える前記羽根18を形成する段階と、 前記羽根18及びバンド14,16を一体に組み立てる
段階と、 前記最終開口及び前記側面出口48を閉塞することな
く、前記羽根を前記根元で前記バンドにろう付けする段
階と、を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項13】 後縁開口34及び中央翼弦空洞38と
流体連通するよう結合された協働する内側寄りスロット
36の列と、前記羽根の両端部で前記内側寄りスロット
のうちのそれぞれの最終スロットから外方に間隔を置い
て、かつ前記後縁開口34aのうちのそれぞれの最終開
口から外側寄りに配置された一対の外側寄りスロット4
6とを含むことを特徴とするノズル羽根18。 - 【請求項14】 前記外側寄りスロット46の各々は、
前記内側寄りスロット36のうちの隣接するスロットと
共通に、前記最終開口34aのうちの対応する開口で終
わることを特徴とする請求項13に記載の羽根。 - 【請求項15】 対向する前縁及び後縁30,32で一
体に結合された対向する側壁26,28をさらに含み、
前記外側寄りスロット46は、前記後縁32の近傍の両
方の前記側壁を背部冷却するために、前記側壁の間に延
びることを特徴とする請求項14に記載の羽根。 - 【請求項16】 前記外側寄りスロット46は、前記中
央翼弦空洞38から前記後縁32に向かってほぼ真っ直
ぐに延び、その後方端で屈曲し、前記後縁における前記
最終内側寄りスロットまで越えて延びることを特徴とす
る請求項15に記載の羽根。 - 【請求項17】 前記最終開口34aは、前記羽根のそ
れぞれの根元端部20,22から内側寄りに間隔を置い
て配置されて、外側及び内側ノズルバンド14,16に
ろう付けされる場合に、そこにおけるろう接継手24を
回避することを特徴とする請求項16に記載の羽根。 - 【請求項18】 前記外側寄りスロット46のうちの対
応するスロットと流体連通し、前記側壁26,28の1
つを貫通して延びて冷却空気を吐出する側面出口48を
さらに含むことを特徴とする請求項17に記載の羽根。 - 【請求項19】 前記側面出口48は、前記外側寄りス
ロット46中の前記屈曲部に配置され、前記ろう接継手
を回避するように前記側壁に開口することを特徴とする
請求項18に記載の羽根。
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