JP2002060549A - ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ

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JP2002060549A JP2000209945A JP2000209945A JP2002060549A JP 2002060549 A JP2002060549 A JP 2002060549A JP 2000209945 A JP2000209945 A JP 2000209945A JP 2000209945 A JP2000209945 A JP 2000209945A JP 2002060549 A JP2002060549 A JP 2002060549A
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    • B60C11/0041Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、アイススキッド性能に優れ、かつ
ウエットスキッド性能を十分に満足できるゴム組成物、
及びそれを用いた空気入りタイヤを提供する。 【解決手段】本発明は、(1)シス−1,4−構造が6
0〜98モル%で、重量平均分子量(Mw)が5000
〜80000である低分子量ブタジエンゴム(BR)5
〜50重量%と、(2)結合スチレン量が15〜45重
量%で、ブタジエン部分のビニル結合量が7〜60モル
%であるスチレン−ブタジエンゴム(SBR)50〜9
0重量%とを含むゴム成分100重量部と、シリカ40
〜95重量部とを配合してなるゴム組成物、及び、該ゴ
ム組成物を少なくともトレッドに用いた空気入りタイヤ
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤトレッドに
好適であり、タイヤトレッドに用いた場合にタイヤに良
好な氷雪制御動性能を与えるゴム組成物、及び、氷雪制
御動性能が良好な空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】一般路面を走行するタイヤは湿潤路面に
おける制動性能(ウエットスキッド性能)や操縦性を重
視するために、タイヤトレッド用ゴム組成物として比較
的高いガラス転移温度を示すスチレン−ブタジエン共重
合体を主とするゴム組成物が使用されている。一方、冬
期用タイヤでは、氷上及び雪上における制動性能(アイ
ススキッド性能)を重視するために、主としてガラス転
移温度の低いポリブタジエンゴムないし天然ゴムが使用
されている。
【0003】アイススキッド性能については、トレッド
ゴムの低温下(−20℃付近)における高柔軟性化を図
ることによって、路面との摩擦係数を高めることが重要
である。低温下ではゴムの貯蔵弾性率が上昇して路面の
凹凸に追従できなくなり、また、凍結路面では通常の路
面に比べて表面の凹凸が少ないため、ゴムと路面との間
で生じるエネルギー散逸(tanδ)のアイススキッド
性能への寄与は小さくなる。低温下でゴムと路面の真実
接触面積を増大させる必要があり、−20℃付近の貯蔵
弾性率E´を低下させること(低弾性率化)がより重要
となる。ところが、このように低温における貯蔵弾性率
を低下させると、通常のBRを用いた場合には、ウエッ
トスキッド性能の低下が著しくなるという問題がある。
このため、トレッドゴム組成物の充填剤として、シリカ
(SiO2)を適用することで、前記ウエットスキッド
性能の低下抑制を図ることが行われている。このよう
に、シリカを充填剤として使用することにより、前記ウ
エットスキッド性能は改良されてはいるものの、通常期
(冬期以外)に使用するタイヤに比較すれば未だ不十分
であるという問題がある。
【0004】またSiO2を多量配合することにより、
トレッドゴムの電気抵抗が高くなるため、車両中に発生
した静電気の逃げ道がなくなる結果、車体が帯電したま
まの状態になるため、ラジオノイズの発生や、ガソリン
給油時の引火等の危険性の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来に
おける諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課
題とする。即ち、本発明は、タイヤトレッドに好適であ
り、前記タイヤトレッドに用いた場合において、氷雪制
御動性能、即ちアイススキッド性能に優れ、かつ、ウエ
ットスキッド性能の低下を防止し、該ウエットスキッド
性能を十分に満足するタイヤを与え得るゴム組成物、及
び、それを用いることにより、前記アイススキッド性能
及び前記ウエットスキッド性能に優れる空気入りタイヤ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段は、以下の通りである。即ち、 <1> (1)シス−1,4−構造が60〜98モル%
で、重量平均分子量(Mw)が5000〜80000で
ある低分子量ブタジエンゴム(BR)5〜50重量%
と、(2)結合スチレン量が15〜45重量%で、ブタ
ジエン部分のビニル結合量が7〜60モル%であるスチ
レン−ブタジエンゴム(SBR)50〜90重量%とを
含むゴム成分100重量部と、シリカ40〜95重量部
と、を配合してなることを特徴とするゴム組成物であ
る。 <2> ゴム成分が、天然ゴム0〜30重量%を含む前
記<1>に記載のゴム組成物である。 <3> さらにカーボンブラックを含み、前記シリカと
該カーボンブラックの総配合量に対する前記シリカの配
合量が45〜99重量%である前記<1>又は<2>に
記載のゴム組成物である。 <4> −20℃における動的貯蔵弾性率{E´(−2
0)}と30℃における動的貯蔵弾性率{E´(3
0)}との比{E´(−20)}/{E´(30)}
が、5.5未満である前記<1>から<3>のいずれか
に記載のゴム組成物である。 <5> 空気入りタイヤのトレッドに用いられる前記<
1>から<4>のいずれかに記載のゴム組成物である。 <6> 少なくともトレッド部を有してなり、該トレッ
ド部の少なくとも路面に接地する部分が、前記<1>か
ら<5>のいずれかに記載のゴム組成物を用いて形成さ
れたことを特徴とする空気入りタイヤである。 <7> トレッド部が、少なくともキャップ層とベース
層とを有してなり、該キャップ層が前記ゴム組成物で形
成された前記<6>に記載の空気入りタイヤである。 <8> キャップ層を貫ぬいてベース層に到達する少な
くとも1本の導電性ストリップ部材を有する前記<7>
に記載の空気入りタイヤである。 <9> 導電性ストリップ部材の体積固有抵抗が109
Ωcm以下である前記<8>に記載の空気入りタイヤで
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のゴム組成物及び空
気入りタイヤについて説明する。 (ゴム組成物)本発明のゴム組成物は、ゴム成分と、シ
リカと、を含有してなり、更に必要に応じて適宜選択し
たその他の成分を含有してなる。前記ゴム成分は、低分
子量ブタジエンゴム(BR)と、スチレン−ブタジエン
ゴム(SBR)と、必要によりその他のゴム成分とを含
む。本発明のゴム組成物は,従来汎用のBRに比して分
子量が小さい低分子量ブタジエンゴムを含有するので、
流動性エネルギー損失を発生しやすく、ポリマーとして
のヒステリシスロスが高い。その結果、本発明のゴム組
成物は,ウエットスキッド性能に優れると考えられる。
【0008】−低分子量ブタジエンゴム(BR)− 前記低分子量ブタジエンゴムは、シス−1,4−構造含
有率が60〜98モル%であり、85〜98モル%であ
ることが好ましい。前記シス−1,4−構造含有率が,
60モル%未満であると、アイススキッド性能の改良効
果が十分でなく、また、耐摩耗性が維持できず、98モ
ル%を超えると、合成技術上、製造が困難であり、高コ
ストになる点で、いずれも好ましくない。前記シス−
1,4−構造の含有率は、赤外分光光度計を用いてMO
RERO法に従って算出することができる。
【0009】前記低分子量ブタジエンゴムの重量平均分
子量(Mw)は、5000〜80000である。前記低
分子量ブタジエンゴムの重量平均分子量(Mw)が、8
0000を超えると前記ウエットスキッド性能及び前記
アイススキッド性能の向上が十分でない。また、500
0未満であると、耐摩耗性が低下し、発熱とヒステリシ
スロスの増加が過剰となり、また、工業的生産が困難と
なる。前記重量平均分子量(Mw)は、ゲルバーミエー
ションクロマトグラフ(GPC)により測定することが
できる。
【0010】本発明に好適に用いられる、シス−1,4
−構造含有率が高い前記低分子量ブタジエンゴムは、例
えば、Ni・naphなどのニッケル化合物−AlEt
2C1などの有機アルミニウム化合物−H2Oからなる触
媒などを用いて製造することができる。以下に、その一
製造例を示す。窒素置換した攪拌機付1.5リットルの
オートクレーブにベンゼン800ミリリットル及び1,
3−ブタジエン124gを仕込んで攪拌した。水1.6
6ミリモルを添加し溶解し、ジエチルアルミニウムモノ
クロライド4.15ミリモルを加え80℃に昇温して、
オクテン酸ニッケル0.02ミリモルを添加して、80
℃で30分間重合を行った。重合溶液に少量の2,6−
ジターシャリーブチルパラクレゾールを含むメタノール
5ミリリットルを注入して重合を停止させ、放圧後、重
合溶液を取り出し、真空乾燥してポリブタジエンを得
た。得られたポリマーについて、ミクロ構造は赤外吸収
スペクトルにより、740cm-1(シス−1,4構造に
由来)、987cm-1(トランス−1,4構造に由
来)、ビニル910cm-1(ビニル結合に由来)の吸収
強度比から求めたシス−1,4−構造の含有率は、9
1.0重量%であった。トルエン溶液で30℃で測定し
た固有粘度〔η〕は0.3であった。また、重量平均分
子量(Mw)及び分子量分布(Mw/Mn:Mnは数平
均分子量)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ
(GPC)で測定されるポリスチレン換算の値として求
めたが、Mwは2万、Mw/Mnは2.2であった。
【0011】前記低分子量ブタジエンゴムの前記ゴム成
分における含有量としては、5〜50重量%である。前
記低分子量ブタジエンゴムの含有量が、5重量%未満で
あると、前記ウエットスキッド性能、前記アイススキッ
ド性能向上効果が不足し、50重量%を超えると、発熱
が増加し、転がり摩擦抵抗が大きくなる点で、いずれも
適切でない。
【0012】−スチレン−ブタジエンゴム(SBR)− 前記スチレン−ブタジエンゴム(SBR)は、結合スチ
レン量が15〜45重量%で、ブタジエン部分のビニル
結合量が7〜60モル%である。前記結合スチレン量
が、15重量%未満であると、ウエットスキッド性能が
劣ることがあり、45重量%を超えると、アイススキッ
ド性能が劣ることがある。前記結合スチレン量はH−N
MRスペクトルの積分比より算出することができる。ま
た、前記ビニル結合量が、7モル%未満であると、耐久
性、特に発熱耐久性(耐ブローアウト性)が劣ることが
あり、60モル%を超えると、発熱が増加し、転がり摩
擦抵抗が大きくなることがある。前記ビニル結合量は、
スチレン−ブタジエンゴムにおけるブタジエンモノマー
ユニットのうち、1,2−形付加されたものに存在する
ビニル結合の量(モル%)を意味する。前記ビニル結合
量は赤外法(モレロ法)により測定することができる。
【0013】前記スチレン−ブタジエンゴム(SBR)
の前記ゴム成分における含有量としては、50〜90重
量%であり、60〜80重量%が好ましい。前記スチレ
ン−ブタジエンゴム(SBR)の含有量が、50重量%
未満であるとウエットスキット性能が不足となり、90
重量%を超えると氷雪性能が低下するため、いずれも適
切でない。
【0014】−その他のゴム成分− 前記その他のゴム成分としては、特に制限されず、通常
タイヤ用ゴム組成物に用いるものを適宜使用することが
できる。その中でもジエン系のゴムが好ましく、具体的
には、その他のBR、その他のSBR、天然ゴム(N
R)、合成イソプレンゴム(IR)などが挙げられ、天
然ゴムを30重量%以下配合することが特に好ましい。
【0015】−シリカ− 前記シリカのゴム組成物における含有量としては、前記
ゴム成分100重量部に対して、40〜95重量部であ
る。前記シリカの配合量が、40重量部未満では、前記
ウエットスキッド性能の改良効果が不充分であり、95
重量部を超えると強度と耐摩耗性が不充分となり、ま
た、静電気の発生が著しくなるため、いずれも適切でな
い。
【0016】−その他の成分− 本発明のゴム組成物には、さらにカーボンブラックを配
合することができる。この際、カーボンブラックと前記
シリカとの総配合量としては、前記ゴム成分100重量
部に対し、70〜99重量部が好ましい。前記総配合量
が、70重量部未満であると、DRY性能が劣ることがあ
り、99重量部を超えると、耐摩耗性、及び、転がり摩
擦抵抗が悪化することがある。また、前記シリカの配合
量としては、前記カーボンブラックと前記シリカとの総
配合量の45〜99重量%が好ましい。前記シリカの配
合量が、45重量%未満であると、ウエットスキッド性
能が劣ることがある。
【0017】また、本発明のゴム組成物には、さらにシ
ランカップリング剤を配合することが好ましい。前記シ
ランカップリング剤を使用すると、シリカ−ゴム成分間
の結合を強化し、耐摩耗性を確保することができる点で
有利である。前記シランカップリング剤としては、例え
ば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ポリスル
フィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)ポリス
ルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ポ
リスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)
ポリスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシ
シラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、
2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカ
プトエチルトリエトキシシラン、3−ニトロプロピルト
リメトキシシラン、3−ニトロプロピルトリエトキシシ
ラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−ク
ロロプロピルトリエトキシシラン、2−クロロエチルト
リメトキシシラン、2−クロロエチルトリエトキシシラ
ン、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチ
ルチオカルバモイルポリスルフィド、3−トリエトキシ
シリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルポ
リスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N
−ジメチルチオカルバモイルポリスルフィド、3−トリ
メトキシシリルプロピルベンゾチアゾールポリスルフィ
ド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾール
ポリスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタ
クリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリルプ
ロピルメタクリレートモノスルフィド、ビス(3−ジエ
トキシメチルシリルプロピル)ポリスルフィド、3−メ
ルカプトプロピルジメトキシメチルシラン、3−ニトロ
プロピルジメトキシメチルシラン、3−クロロプロピル
ジメトキシメチルシラン、ジメトキシメチルシリルプロ
ピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルポリスルフィ
ド、ジメトキシメチルシリルプロピルベンゾチアゾール
ポリスルフィド等が挙げられる。これらは、1種単独で
使用してもよいし、2種以上を併用してもよく、これら
の中でも、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ポ
リスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾ
チアゾールポリスルフィドなどが好ましい。
【0018】前記シランカップリング剤の配合量として
は、前記シリカの配合量に対して、5〜20重量%が好
ましく、10〜15重量%がより好ましい。
【0019】また、前記シリカ及び前記カーボンブラッ
クのほかにも、充填剤として、本発明の効果を損なわな
い限りにおいて、例えば、活性化炭酸カルシウム、超微
粒子珪酸マグネシウム、ハイスチレン樹脂、フェノール
樹脂、リグニン、変性メラミン樹脂、クマロンインデン
樹脂及び石油樹脂などの補強剤、炭酸カルシウム、塩基
性炭酸マグネシウム、クレー、リサージュ、珪藻土、再
生ゴム及び粉末ゴムなどを目的に応じて配合することが
できる。
【0020】本発明のゴム組成物には、必要に応じて、
加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、プロセスオイル、亜
鉛華、ステアリン酸など、通常ゴム業界で用いられる薬
品を混練してもよい。前記加硫剤としては、公知の加硫
剤、例えば硫黄、有機過酸化物、樹脂加硫剤、酸化マグ
ネシウムなどの金属酸化物などが用いられる。前記加硫
促進剤としては、公知の加硫促進剤、例えばアルデヒド
類、アンモニア類、アミン類、グアニジン類、チオウレ
ア類、チアゾール類、スルフェンアミド類、チウラム
類、ジチオカーバメイト類、キサンテート類などが用い
られる。前記老化防止剤としては、アミン−ケトン系、
イミダゾール系、アミン系、フェノール系、硫黄系及び
燐系などが挙げられる。前記プロセスオイルは、アロマ
ティック系、ナフテン系、パラフィン系のいずれを用い
てもよい。
【0021】−ゴム組成物の製造− 本発明のゴム組成物は、前記ゴム成分と、前記シリカ
と、必要に応じて適宜選択した前記その他の成分とを、
混練り、熱入れ、押出、加硫等することにより製造する
ことができる。
【0022】前記混練りの条件としては、特に制限はな
く、混練り装置への投入体積、ローターの回転速度、ラ
ム圧等、混練り温度、混練り時間、混練り装置の種類等
の諸条件について目的に応じて適宜選択することができ
る。前記混練り装置は特に制限されず、密閉式又は開放
式いずれのものも用いることができ、例えば、通常ゴム
組成物の混練りに用いるバンバリーミキサー(登録商
標)、インターミックス(登録商標)、ニーダー、ロー
ル等が挙げられる。
【0023】前記熱入れの条件としては、特に制限はな
く、熱入れ温度、熱入れ時間、熱入れ装置等の諸条件に
ついて目的に応じて適宜選択することができる。前記熱
入れ装置としては、例えば、通常ゴム組成物の熱入れに
用いるロール機等が挙げられる。
【0024】前記押出の条件としては、特に制限はな
く、押出時間、押出速度、押出装置、押出温度等の諸条
件について目的に応じて適宜選択することができる。前
記押出装置としては、例えば、通常タイヤ用ゴム組成物
の押出に用いる押出機等が挙げられる。前記押出温度
は、適宜決定することができる。
【0025】前記押出の際、前記ゴム組成物の流動性を
コントロールする目的で、アロマ系オイル、ナフテン系
オイル、パラフィン系オイル、エステル系オイル等の可
塑剤、液状ポリイソプレンゴム、液状ポリブタジエンゴ
ム等の液状ポリマーなどの加工性改良剤を前記ゴム組成
物に適宜添加することができる。この場合、該ゴム組成
物の加硫前の粘度を低下させ、その流動性を高めること
ができ、極めて良好に押出を行うことができる。
【0026】前記加硫を行う装置、方式、条件等につい
ては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択すること
ができる。前記加硫を行う装置としては、例えば、通常
タイヤ用ゴム組成物の加硫に用いる金型による成形加硫
機などが挙げられる。前記加硫の条件として、その温度
は、通常100〜190℃程度である。
【0027】−ゴム組成物の動的貯蔵弾性率− 前記ゴム組成物の−20℃における動的貯蔵弾性率{E
´(−20)}と30℃における動的貯蔵弾性率{E´
(30)}との比:{E´(−20)}/{E´(3
0)}としては、低温時における前記アイススキッド性
と湿潤時の前記ウエットスキッド性とを両立することが
できる点で、5.5未満が好ましく、2.5〜5.3が
より好ましい。前記比率が5.5以上であると前記アイ
ススキッド性能が低下するため、好ましくない。また、
前記比を2.5以上にすることによりウエットをさらに
向上させることができる。前記動的貯蔵弾性率は、JI
S K6394−1995の方法に従って測定すること
ができる。
【0028】−用途− 本発明のゴム組成物は、各種分野において好適に使用す
ることができるが、前記ウエットスキッド性能、前記ア
イススキッド性能に優れるため、タイヤのトレッドに好
適に使用することができ、本発明の空気入りタイヤに特
に好適に使用することができる。
【0029】(空気入りタイヤ)本発明の空気入りタイ
ヤは、少なくともトレッド部を有してなり、該トレッド
部の少なくとも路面に接地する部分が、前記ゴム組成物
を用いて形成される。本発明の空気入りタイヤはこれ以
外は、特に制限はなく、公知の空気入りタイヤの構成を
そのまま採用することができる。
【0030】以下、本発明の空気入りタイヤの一例につ
いて図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、前
記空気入りタイヤの回転軸心を含む平面による断面図で
ある。前記空気入りタイヤ(以下、適宜、単にタイヤと
称する)は、一対のビード部1と、一対のサイドウォー
ル部2と、トレッド部3とからなり、これら各部1〜3
を、ビード部1内に埋設したビードコア4相互間にわた
るカーカス5が補強し、さらにカーカス5のクラウン部
外周でベルト6がトレッド部3を強化する。トレッド部
3は、キャップ層3Aとベース層3Bとの2層からな
る。なお、図1においてはトレッド部3は2層構造であ
るが、本発明の空気入りタイヤにおいては、トレッド部
3は一層構造であってもよいし、多層構造であってもよ
い。
【0031】図2は、図1におけるトレッド部3近傍の
拡大断面図である。本発明の空気入りタイヤにおいて
は、このタイヤに用いるトレッド部3の少なくとも路面
に接する部分(例えば、図2においてはキャップ層3
A、以下、適宜「接地面」と称する。)が、本発明のゴ
ム組成物で形成されている。ここで、「タイヤの接地
面」とは、タイヤを適用リムに装着し、規定の空気圧と
し、静止した状態で平板に対し垂直に置き、規定の荷重
を加えたときのタイヤ接触面をいい、JATMA規格に
おいて、1996年度JATMA YEARBOOKに
従い、該タイヤを標準リムに装着し、適用サイズ・プラ
イレーティングにおける最大負荷能力およびこれに対応
する空気圧(最大空気圧)を基準とする。
【0032】また、図2の空気入りタイヤはトレッド部
3が、キャップ層3Aとベース層3Bとを有してなり、
キャップ層3Aを貫ぬいてベース層3Bに到達する導電
性ストリップ部材7を有する。この態様はシリカによる
帯電性の影響を低減する観点から好ましい。即ち、導電
性ストリップ部材が接地面内に存在するので、電気を通
す道が形成され、車体において発生した静電気を速やか
に放出させて、静電気による悪影響を低減させることが
できる。なお、図示された具体例では、導電性ストリッ
プ部材7は、1つであるが、2以上有するものであって
もよい。また、その配設場所も特に制限されない。この
ときの導電性ストリップ部材7の体積固有抵抗として
は、109Ωcm以下が効果の観点から好ましい。前記
固有抵抗率は小さい方が好ましく、顕著な帯電防止効果
を得るためには、106Ωcm以下がより好ましい。
【0033】導電性ストリップ部材7は、導電性ゴム組
成物で形成され、その形状、構造等については特に制限
はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、こ
こでは、板状部材である。導電性ストリップ部材7は、
トレッド部3に埋設される。
【0034】前記導電性ゴム組成物には、ジエン系ゴム
と、窒素吸着比表面積(N2SA)が80m2/g以上、
より好ましくは130m2/g以上で、かつ、ジブチル
フタレート吸油量(DBP)が100ml/100g以
上、より好ましくは110cm3/100g以上のカー
ボンブラックとを配合することが好ましい。この導電性
ゴム組成物では、かかる小粒径でかつ高ストラクチャー
のカーボンブラックを使用することで、通電経路を形成
するゴム層の耐久性を向上させ、タイヤの走行末期まで
帯電防止効果を発揮し得るようにする。ここで「N2
A」は、ASTM D3037−89に、また「DB
P」はASTM D2414−97にそれぞれ準拠して
算出することができる。
【0035】また、かかる前記カーボンブラックの配合
量を前記ジエン系ゴム成分100重量部に対し、40〜
100重量部とすることにより、十分な補強性を確保で
き、さらに、軟化剤が少ないときの加硫後の硬度の適正
化、割れの防止、及び、軟化剤が多いときの耐摩耗性の
低下などを防ぐことができる点で好ましい。なお、この
導電性ストリップ部材に関しては、本発明者らが先に提
案した特願平10−159734号明細書に詳述されて
いる。
【0036】本発明の空気入りタイヤは、その製造方法
については特に制限はないが、例えば、まず、前記本発
明のゴム組成物を調製し、前記ゴム組成物を、生空気入
りタイヤケースのクラウン部に予め貼り付けられた未加
硫のベースの上に貼り付ける。そして、所定のモールド
で所定温度、所定圧力の下で加硫成形することにより製
造することができる。
【0037】本発明の空気入りタイヤは、スタッドレス
タイヤ、スノータイヤ及びオールシーズンタイヤ等の乗
用車用空気入りタイヤや大型車両用空気入りタイヤにも
好適に使用することができる。
【0038】
【実施例】以下に、本発明を実施例を挙げて具体的に説
明するが、本発明はこれらに制限されるものではない。
【0039】(実施例1〜4、比較例1〜2)下記表1
に示す配合(単位は「重量部」を意味する)でトレッド
ゴム用のゴム組成物を調製した。一般的な基準となる対
象例のゴム組成物の配合も示した。なお、表1で使用す
る各種ゴム組成物の配合成分の詳細な物性は以下の通り
である。 −配合成分の詳細な物性− ・SBR 1500(商標、ジェイエスアール(株)
製、結合スチレン量23.5重量%、ビニル結合量1
8.9モル%) ・BR01(商標、ジェイエスアール(株)製) ・低分子量BR(シス−1,4−構造 含量91モル
%、Mw=17000) ・カーボンブラック (SAF) ・シリカ(ニプシールVN3:商標、日本シリカ工業
(株)製) ・シランカップリング剤(Si69:商標、デグサAG
製) ・オイル:アロマオイル
【0040】前記低分子量ブタジエンゴムの分子量(M
w)、及び、前記シス含量は、以下のようにして測定し
た。 (1)分子量(Mw)の測定 BR約100mg秤取し、THF20ml中で1晩放置
した。GPC(東ソー製HLC−8020)を用いて下
記条件にて測定を行った。 カラム・・・・GMHXL2本+HXL−H 流量・・・・・1.0ml/min 恒温槽温度・・40℃ 検出器・・・・示差屈折計 検出温度・・・40℃ 試料注入料・・200μl ・市販標準ポリスチレンの保持時間(Rt)をX軸、分
子量をY軸にとり検量線を作成した。 ・ピークの立ち上がりからピークの終わりまでの保持時
間を0.2分刻みで細分化し、各保持時間毎のピーク高
さ(Hi)を読み取る。また各保持時間に対応する分子
量(Mi)を検量線より求めた。 ・以下の式でMwを求めた。 Mw=ΣHiMi/Hi (2)シス−1,4−構造含有量 赤外分光光度計にてMORERO法で計算して求めた。
【0041】表1に示す配合のゴム組成物をトレッド部
に用いた空気入りタイヤ(185/70R13サイズ)
4本を排気量1600ccの乗用車に装着し、以下の特
性を測定して、その結果を表1に併記した。 (1)アイススキッド性能 アイススキッド性能は、その指標として氷上制動性能で
表した。氷温−1℃、−8℃の氷上での制動性能を測定
し、次式により指数表示した。 氷上性能=(コントロールタイヤの制動距離(対象例)
/試験タイヤの制動距離)×100 数値が大きいほどアイススキッド性能は良好である。
【0042】(2)ウエットスキッド性能 ウエットスキッド性能は、その指標としてウエット制動
性能で表した。2名乗車相当で80km/hからの制動
距離の逆数を指数化し、対象例を100として指数表示
した。ウエットスキッド性能は数値が高いほど優れてい
ると評価する。 (3)DRY性能 テストコースで前記空気入りタイヤの実車評価を行い、
駆動性、制動性、ハンドル応答性、操舵時のコントロー
ル性をテストドライバーが総合評価して、DRY性能の
評価を行った。この時、対象例の評価値を100として
指数表示した。この値が大きいほど、DRY性能が良好
であることを意味する。 (4)耐摩耗性 前記空気入りタイヤのトレッド部のゴム組成物を切りだ
し、試験片とし、前記試験片の耐摩耗性をランボーン摩
耗試験機(岩本製作所(株)製)を用いて、温度30
℃、スリップ率20%の条件で測定した。対象例を10
0とする指数によって表示し、指数の値は大きいほど耐
摩耗性に優れると評価する。
【0043】
【表1】
【0044】表1に示す結果から、汎用のBRを配合し
た比較例1、2の各ゴム組成物をタイヤのトレッドに用
いた場合には、前記ウエットスキッド性能が不十分であ
るのに対し、低分子量BRを所定量配合した実施例1〜
4をタイヤのトレッドに用いた場合は、前記アイススキ
ッド性能と前記ウエットスキッド性能とを両立すること
ができ、耐摩耗性にも優れることが明らかとなった。
【0045】
【発明の効果】本発明によると、従来における諸問題を
解決することができ、タイヤトレッドに好適であり、前
記タイヤトレッドに用いた場合において、氷雪制御動性
能、即ちアイススキッド性能に優れ、かつ、ウエットス
キッド性能の低下を防止し、該ウエットスキッド性能を
十分に満足し得るゴム組成物、及び、それを用いること
により、前記アイススキッド性能及び前記ウエットスキ
ッド性能に優れる空気入りタイヤを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の空気入りタイヤの一態様を示
す、回転軸心を含む平面による断面図である。
【図2】図2は、図1の空気入りタイヤのトレッド部近
傍の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ビード部 2 サイドウォール部 3 トレッド部 3A トレッドのキャップ層 3B トレッドのベース層 4 ビードコア 5 カーカス 6 ベルト 7 導電性ストリップ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/36 C08K 3/36 C08L 9/00 C08L 9/00 //(C08L 9/06 (C08L 9/06 7:00) 7:00)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)シス−1,4−構造が60〜98
    モル%で、重量平均分子量(Mw)が5000〜800
    00である低分子量ブタジエンゴム(BR)5〜50重
    量%と、(2)結合スチレン量が15〜45重量%で、
    ブタジエン部分のビニル結合量が7〜60モル%である
    スチレン−ブタジエンゴム(SBR)50〜90重量%
    とを含むゴム成分100重量部と、 シリカ40〜95重量部と、を配合してなることを特徴
    とするゴム組成物。
  2. 【請求項2】 ゴム成分が、天然ゴム0〜30重量%を
    含む請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】 さらにカーボンブラックを含み、シリカ
    と該カーボンブラックの総配合量に対する前記シリカの
    配合量が45〜99重量%である請求項1又は2に記載
    のゴム組成物。
  4. 【請求項4】 −20℃における動的貯蔵弾性率{E´
    (−20)}と30℃における動的貯蔵弾性率{E´
    (30)}との比{E´(−20)}/{E´(3
    0)}が、5.5未満である請求項1から3のいずれか
    に記載のゴム組成物。
  5. 【請求項5】 空気入りタイヤのトレッドに用いられる
    請求項1から4のいずれかに記載のゴム組成物。
  6. 【請求項6】 少なくともトレッド部を有してなり、該
    トレッド部の少なくとも路面に接地する部分が、請求項
    1から5のいずれかに記載のゴム組成物を用いて形成さ
    れたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】 トレッド部が、少なくともキャップ層と
    ベース層とを有してなり、該キャップ層が前記ゴム組成
    物で形成された請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】 キャップ層を貫ぬいてベース層に到達す
    る少なくとも1本の導電性ストリップ部材を有する請求
    項7に記載の空気入りタイヤ。
  9. 【請求項9】 導電性ストリップ部材の体積固有抵抗が
    109Ωcm以下である請求項8に記載の空気入りタイ
    ヤ。
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