JP2002060045A - モータ内蔵ローラ及びモータ内蔵ローラの固定構造 - Google Patents

モータ内蔵ローラ及びモータ内蔵ローラの固定構造

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JP2002060045A
JP2002060045A JP2000252313A JP2000252313A JP2002060045A JP 2002060045 A JP2002060045 A JP 2002060045A JP 2000252313 A JP2000252313 A JP 2000252313A JP 2000252313 A JP2000252313 A JP 2000252313A JP 2002060045 A JP2002060045 A JP 2002060045A
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roller
motor
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fixed shaft
connector
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Kazuaki Kobayashi
一明 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数やコストの削減とともに作業効率の良
いモータ内蔵ローラの固定構造及び固定方法を示すこと
を目的としている。 【解決手段】螺合部材の孔にコネクタが挿通できるよう
に、孔の雌ネジの切られた壁面に切欠溝を設け、さらに
相互にそれらの幅を調整した。固定する際は、コンベア
本体枠に設けたモータ内蔵ローラの端部から突出してい
る軸の直径と同程度の直径を持つ孔と切欠溝を持つ螺合
部材の孔にリード線とコネクタを挿通し、その後モータ
内蔵ローラとコンベア本体枠とを螺合部材で嵌合して固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ内蔵ローラ
に関するものである。本発明は、特にブラシレスモータ
を内蔵するモータ内蔵ローラの構成として好適なもので
ある。また本発明は、モータ内蔵ローラをコンベアフレ
ーム等の他部材に取り付けるのに最適な固定構造及び固
定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンベア装置の構成部品としてモータ内
蔵ローラが知られている。ここでモータ内蔵ローラと
は、ローラの中にモータが内蔵されていて、ローラ自身
が回転する部材である。
【0003】これまでのモータ内蔵ローラの固定構造と
しては、図4に示すような構成が採用されていた。すな
わち図4は従来技術のモータ内蔵ローラの軸固定構造を
示し、図中、102,103,104はそれぞれモータ
内蔵ローラ、コンベア本体枠及び取付板を示している。
モータ内蔵ローラ102は、図の様にローラ本体116
の外端部両端から固定軸107が突出し、この固定軸1
07に取付用雄ネジ部111が形成されている。そして
固定軸107の取付用雄ネジ部111には取付用ナット
105が嵌合している。
【0004】また前記した固定軸107は中空であって
ローラ本体116の内外を連通している。モータ内蔵ロ
ーラ102は周知の様にローラ本体116の内部にモー
タ等の電気機器を有しており、これらに接続されたリー
ド線113はモータ内蔵ローラ102の内部から前記し
た固定軸107の連通孔117を経て外部に引き出され
ている。
【0005】コンベア本体枠103は、コンベア装置の
フレームであり、前記したモータ内蔵ローラ102の固
定軸107が係合される取付孔106が設けられてい
る。
【0006】取付板104は、モータ内蔵ローラ102
内に内蔵されたモータ(図示せず)を制御するドライバ
基盤115が取り付けられた部材である。取付板104
には、モータ内蔵ローラ102の固定軸107が挿通さ
れる取付け孔108が設けられており、さらに前記取付
け孔108の周辺近傍に二つのネジ孔110が設けられ
ている。
【0007】そしてモータ内蔵ローラ102は、図の様
に固定軸107がコンベア本体枠103の取付孔106
および取付板104の取付け孔108に各々挿通され、
固定軸107の取付用雄ネジ部111に取付用ナット1
05を螺合して締め付けられ、コンベア本体枠103に
固定される。なお取付板108は、ネジ孔110に押圧
用ネジ114を螺合して前記コンベア本体枠103の前
面に押圧させることにより取り付けられる。そしてその
後、モータ内蔵ローラ102の軸端部より引き出された
複数のリード線113が各々半田付け、またはネジ留め
によってドライバ基盤115に配線される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで最近の傾向と
して、モータ内蔵ローラ内部に設置されるモータに、ブ
ラシレスモータが活用されつつある。ブラシレスモータ
はブラシモータと異なり、ブラシやコミュテータの磨耗
による性能の低下や、ブレーク・インやランニング・イ
ンの必要がないことから、全てのモータ内蔵ローラに同
じ設定を施せば同じ出力が得られるため、同一の出力と
安定性、そして長い寿命が得られ、非常に効率がよい。
そのためブラシレスモータを使用したモータ内蔵ローラ
は、並列にコンベア本体に固定し、これを運転させるの
に適している。しかしブラシレスモータを使用したモー
タ内蔵ローラは、モータコイルの電源や磁極検出、温度
センサなど、ローラ本体内部から引き出されるリード線
の数が多い。そのためコンベア本体にモータ内蔵ローラ
を固定するのに際して、リード線をドライバ基盤に接続
する半田作業やネジ止作業が面倒であり、処理に非常に
手間がかかった。そこで本発明は、従来技術の上記した
問題点に注目し、取付け作業が簡単なモータ内蔵ローラ
を提供することを課題とするものである。また併せて本
発明は、取付けが容易な固定構造及び方法を示すことを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そして上記した課題を解
決するための請求項1に記載の発明は、モータを含む電
気機器が内蔵された筒状のローラ本体と、ローラ本体か
ら突出し内部が中空であってローラ本体の内外を連通す
るとともに外周部に雄ネジが形成された固定軸を有し、
固定軸の内部を経由して前記電気機器と接続されている
リード線がローラ本体の外部に引き出され、固定軸外周
の雄ネジに雌ネジ部材が嵌合されて構成されているモー
タ内蔵ローラにおいて、前記リード線の先端部にコネク
タが接続され、前記雌ネジ部材の内面には軸方向に伸び
る溝が設けられていることを特徴とするモータ内蔵ロー
ラである。
【0010】本発明のモータ内蔵ローラでは、リード線
の先端部にコネクタが接続されている。そのため本発明
のモータ内蔵ローラでは、面倒であった半田付け作業や
リード線のネジ止め作業は不要であり、コネクタを接続
するだけで電気接続が終了する。またコネクタは、相当
の大きさを有するため、一般的に取付け用の雌ねじ部材
の孔を通過しにくいが、この対策として本発明では、雌
ねじ部材の孔にリード線とコネクタが挿通できるよう
に、雌ネジ部材の内面に軸方向にのびる溝を設けた。そ
のため本発明のモータ内蔵ローラでは、雌ネジ部材の内
面に設けた溝を利用して雌ねじ部材の孔にコネクタを挿
通させることができる。また溝の部位にはネジのギザが
無いので、コネクタを挿通させる際にネジのギザでリー
ド線を傷つけることもない。従って本発明のモータ内蔵
ローラを固定する際は、コンベア本体枠等に固定軸を挿
通し、コネクタを雌ねじ部材の溝を利用して雌ねじ部材
の孔を通過させ、その後に雌ねじ部材を締めることで機
械的に完了する。また前記した様にコネクタを接続する
ことにより電気接続も完了する。
【0011】また同様の課題を解決するための請求項2
に記載の発明は、請求項1に記載のモータ内蔵ローラを
他部材に設けられた孔または切溝を持つ取付部に固定す
る方法において、モータ内蔵ローラの固定軸が他部材の
取付部に挿通されコネクタが雌ネジ部材の内面に設けら
れた溝を介して雌ネジ部材の開口に挿通された状態の後
に、雌ネジ部材を固定軸に挿通し、雌ネジ部材を締め付
けてモータ内蔵ローラを他部材に固定することを特徴と
するモータ内蔵ローラの固定方法である。
【0012】本発明のモータ内蔵ローラの固定方法で
は、モータ内蔵ローラの固定軸が他部材の取付部に挿通
されさらにコネクタが雌ネジ部材の内面に設けられた溝
を介して雌ネジ部材の開口に挿通される。本発明のモー
タ内蔵ローラの固定方法では、コネクタが雌ネジ部材の
内面に設けられた溝を介して雌ネジ部材の開口に挿通さ
れるので、コネクタの挿通作業は容易である。なお本発
明においては、取付部に固定軸を挿通した後にコネクタ
の挿通作業を行ってもよく、またコネクタだけを先に取
付部の孔等に挿通し、その状態でコネクタを雌ネジ部材
に挿通した後、固定軸を取付部に挿通してもよい。
【0013】また同様の課題を解決するための請求項3
に記載の発明は、モータ内蔵ローラを孔または切溝を有
する他部材に取り付けるモータ内蔵ローラの固定構造で
あって、モータ内蔵ローラは、内部にモータを含む電気
機器が内蔵された筒状のローラ本体と、ローラ本体から
突出し内部が中空であってローラ本体の内外を連通する
とともに外周部に雄ネジが形成された固定軸を有し、固
定軸の内部を経由してリード線がローラ本体の外部に引
き出され、固定軸が他部材の孔または切溝に挿通され、
さらに固定軸外周の雄ネジに雌ネジ部材が嵌合されて他
部材に締結されて構成されるモータ内蔵ローラの固定構
造において、前記リード線の先端部にコネクタに接続さ
れ、前記雌ネジ部材の内面には軸方向に伸びる溝が設け
られていることを特徴とするモータ内蔵ローラの固定構
造である。
【0014】本発明のモータ内蔵ローラの固定構造につ
いても、リード線の先端部にコネクタが接続されている
ので、コネクタを接続するだけで電気接続が終了する。
また本発明のモータ内蔵ローラについても、雌ネジ部材
の内面に設けた溝を利用して雌ねじ部材の孔にコネクタ
を挿通させることができる。従って本発明のモータ内蔵
ローラを固定する際は、コンベア本体枠等に固定軸を挿
通し、コネクタを雌ねじ部材の溝を利用して雌ねじ部材
の孔を通過させ、その後に雌ねじ部材を締めることで機
械的に完了する。また前記した様にコネクタを接続する
ことにより電気接続も完了する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の一つの実施形態に関するモ
ータ内蔵ローラの軸固定構造の分解斜視図である。図2
は、本発明の一つの実施形態における固定用ナットの正
面図及びその変形例の正面図である。図3は、本発明に
使用するモータ内蔵ローラの断面図である。モータ内蔵
ローラ2は、図3に示すように、ローラ本体12の内部
にモータ13を有し、さらに減速機14が設けられてい
る。またさらにローラ本体12の内部には、図示しない
磁極検出部材や温度センサ等電気機器が内蔵されてい
る。そしてモータ内蔵ローラ2では、モータ13の回転
力が減速機14を介してローラ本体12に伝えられ、ロ
ーラ本体12自体が回転する。
【0016】またローラ本体12の中心軸方向の端部か
らは固定軸5が突出している。固定軸5は、図3の様に
軸受け16,17を介してローラ本体12に取り付けら
れている。したがって固定軸5は回転しない。また固定
軸5の外周面には雄ネジ部6が設けられている。さらに
固定軸5は中空であってローラ本体12の内外を連通し
ている。そして固定軸5の連通孔18からローラ本体1
2の内部に設けられたモータコイルや磁極検出手段、温
度センサなどの電気機器に接続されている複数のリード
線9が外部に引き出されており、さらにリード線9はコ
ネクタ10に並列状に接続されている。
【0017】ここでコネクタ10は、直方体をしたもの
であり、その縦L、横W、高さhは、25mm、4m
m、8mm程度であって、「横W<高さh<縦L」の関
係がある。 また前記したリード線は、各々コネクタの
長手方向に並列状に取り付けられていると共に、コネク
タの背面側から引き出されている。そのためリード線9
を含めると、コネクタ10の全高Hは10mm程度とな
る。
【0018】本実施形態で採用するモータ内蔵ローラ2
では、コネクタ10を介してリード線9が外部の基盤と
電気接続され、前記したリード線9によって内部のモー
タ13に電力を供給し、コイルの磁極を変化させて回転
子を回転させ、減速機14を介してローラ本体12を回
転させる。
【0019】また前記した固定軸5には固定用ナット
(雌ねじ部材)4が係合している。固定用ナット(雌ね
じ部材)4は、六角の外形を持つ点で公知のナットと共
通するが、内面側に切欠溝11が設けられている点で特
徴的である。すなわち本実施形態で採用する固定用ナッ
ト(雌ねじ部材)4は、雌ねじ側に軸方向にのびる切欠
溝11が設けられている。切欠溝11の奥の面21は平
滑面であってネジのギザはない。切欠溝11の形状は、
断面形状が略四角形であり、図2(a)の様に固定用ナ
ット4の六角の一つの平面20と切欠溝11の奥の面2
1が平行となる様に設けられている。なおこのように六
角の一つの平面20と切欠溝11の奥の面21が平行と
なる様に設けた理由は、この位置関係とすることによ
り、最も大きな切欠溝11を設けることができるためで
ある。従って固定用ナット4の外形を大きくすることが
許されるのであれは、図2(b)の用に固定用ナット4
の六角の二つの角23,24を結ぶ線を中心とする切欠
溝11’を設けてもよい。
【0020】また切欠溝11の大きさに注目すると、そ
の幅wは、前記したコネクタ10の幅Wよりも大きい。
また切欠溝11の幅の両端部を図2(a,b)の様に仮
想的に切欠溝11と対称の位置に垂下したとき、その当
接点と切欠溝11の奥の面21との高さNHは、前記し
たコネクタ10のリード線9を含めた全高Hよりも高
い。要するに、本実施形態のモータ内蔵ローラ2では、
モータ内蔵ローラ2の内部より固定軸5を介して引き出
されたリード線9を束ねるコネクタ10と固定用ナット
4に設けられた切欠溝11は、コネクタ10とコネクタ
10に接続されたリード線9が切欠溝11を介してリー
ド線9を破損しないで挿通することが可能であるように
相互にその幅を調整されている。従って切欠溝11はコ
ネクタ10が長手方向に向かって通過できる程度の幅を
持っており、固定軸5をコンベア本体枠3に固定し得る
ならば、いかなる形状をしていてもよく、幾つあっても
よい。例えば溝の断面形状は円弧状であってもよい。ま
た図2(c)の様に対角位置に二つ設けられていてもよ
い。
【0021】以下、設計の指針として具体的数値を挙げ
て説明すると、ブラシレスモータを採用したモータ内蔵
ローラ2では、リード線9はモータコイル、磁極の検
出、センサ等が必要で、通常計9本のリード線を有す
る。一方、リード線の太さは、モータの出力が10W〜
40W程であることから概ね0.2mm〜0.5mm程
度である。これらのリード線をコネクタ10の長手方向
に2列並んで接続すると、コネクタ10の縦長さLは経
験則上25mm程度となる。またコネクタ10の横幅W
と高さhをそれぞれ前記した様に4mm、8mmとする
と、コネクタ10の上にさらにリード線が乗るため、コ
ネクタ10とリード線9をあわせた全高Hは、前述の様
に10mm程度となる。
【0022】一方、モータ内蔵ローラ2の固定軸5には
一般的にM12細目程度のネジが設けられるので、固定
用ナット4の内径は10.9mm程度となり、リード線
9を破損しないようにコネクタ10を挿通するには、固
定用ナット4の内径にこれらを挿通し得る程度のゆとり
が必要になる。そのため、固定用ナット4の内径には、
内径の中心から最短距離で約7mm、幅が5mm程度
で、内径の中心軸方向に延びる方形または曲線状の面を
持つ切欠溝11が設けられることが望ましい。
【0023】次に上記したモータ内蔵ローラをコンベア
本体枠3等の他の部材を取り付ける構造及びその手順に
ついて説明する。
【0024】本実施形態では、コンベア本体枠(他部
材)3にはモータ内蔵ローラ2の固定軸5とほぼ同径の
径を持つ係合孔7が設けられている。そしてモータ内蔵
ローラ2をコンベア本体枠3に固定する際は、固定軸5
とコネクタ10及びリード線9をコンベア本体枠3に設
けられた取付け孔7及び固定用ナット4の内面に設けら
れた切欠溝11を介して挿通した状態から、固定用ナッ
ト4によって締め付けて固定される。ここでコネクタ1
0を固定用ナット4の孔に挿通する際には、リード線9
側(コネクタ10の背面側)を切欠溝11の奥の面21
側にして挿入する。切欠溝11の奥の面21は、ネジの
ギザが無いので、リード線9を傷めない。そして最後に
コネクタ10を図示しない外部基盤に接続し、電気的接
続を完了する。なおコンベア本体枠3に設けられた係合
孔7は、凹状の切溝でもよく、モータ内蔵ローラ2を固
定する際は、この溝の適当な位置で固定用ナット4で固
定してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のモータ内蔵
ローラ及びモータ内蔵ローラの固定構造では、リード線
をコネクタに接続し、一つにまとめることで、半田作業
やネジ止め作業等の手間のかかる作業の必要もなく、見
た目がすっきりと収まり、作業を能率的に処理すること
が可能になる。また固定用ナットに切欠溝を設けること
によって、コネクタとリード線を挿通するスペースが確
保でき、これまで組立てに要していた工程の多くを短縮
又は省略することが可能になる。そのため本発明による
と、部品点数も大幅に削減され、見栄えもすっきりとし
たものになる。これによってコストの削減と作業工程や
修理の簡略化を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態に関するモータ内蔵ロ
ーラの軸固定構造の分解斜視図である。
【図2】本発明の一つの実施形態における固定用ナット
の正面図及びその変形例の正面図である。
【図3】本発明に使用するモータ内蔵ローラの断面図で
ある。
【図4】従来のモータ内蔵ローラの軸固定構造に関する
分解斜視図である。
【符号の説明】
2 モータ内蔵ローラ 3 コンベア本体枠 4 固定用ナット 5 固定軸 6 雄ネジ 7 係合孔 8 雌ネジ 9 リード線 10 コネクタ 11 切欠溝 12 ローラ部 13 モータ 14 減速機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 13/02 F16C 13/02 H02K 7/14 H02K 7/14 C 29/00 29/00 Z Fターム(参考) 3F033 GA06 GB01 GB08 GE06 3J103 AA02 AA12 AA41 AA75 AA83 BA46 CA25 CA36 CA74 CA78 FA15 FA26 GA02 GA37 5H019 AA10 BB01 FF01 5H607 BB01 BB14 CC01 CC05 CC07 DD05 DD08 DD10 DD17 FF11 FF12 GG01 GG08 HH01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを含む電気機器が内蔵された筒状
    のローラ本体と、ローラ本体から突出し内部が中空であ
    ってローラ本体の内外を連通するとともに外周部に雄ネ
    ジが形成された固定軸を有し、固定軸の内部を経由して
    前記電気機器と接続されているリード線がローラ本体の
    外部に引き出され、固定軸外周の雄ネジに雌ネジ部材が
    嵌合されて構成されているモータ内蔵ローラにおいて、
    前記リード線の先端部にコネクタが接続され、前記雌ネ
    ジ部材の内面には軸方向に伸びる溝が設けられているこ
    とを特徴とするモータ内蔵ローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータ内蔵ローラを他
    部材に設けられた孔または切溝を持つ取付部に固定する
    方法において、モータ内蔵ローラの固定軸が他部材の取
    付部に挿通されコネクタが雌ネジ部材の内面に設けられ
    た溝を介して雌ネジ部材の開口に挿通された状態の後
    に、雌ネジ部材を固定軸に挿通し、雌ネジ部材を締め付
    けてモータ内蔵ローラを他部材に固定することを特徴と
    するモータ内蔵ローラの固定方法。
  3. 【請求項3】 モータ内蔵ローラを孔または切溝を有す
    る他部材に取り付けるモータ内蔵ローラの固定構造であ
    って、モータ内蔵ローラは、内部にモータを含む電気機
    器が内蔵された筒状のローラ本体と、ローラ本体から突
    出し内部が中空であってローラ本体の内外を連通すると
    ともに外周部に雄ネジが形成された固定軸を有し、固定
    軸の内部を経由してリード線がローラ本体の外部に引き
    出され、固定軸が他部材の孔または切溝に挿通され、さ
    らに固定軸外周の雄ネジに雌ネジ部材が嵌合されて他部
    材に締結されて構成されるモータ内蔵ローラの固定構造
    において、前記リード線の先端部にコネクタに接続さ
    れ、前記雌ネジ部材の内面には軸方向に伸びる溝が設け
    られていることを特徴とするモータ内蔵ローラの固定構
    造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014125351A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Ito Denki Kk ローラ取り付け器具、並びに、コンベア装置
EP2161223B2 (en) 2008-09-07 2023-02-22 Itoh Denki Co., Ltd. Motorized roller and motor unit for motorized roller

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2161223B2 (en) 2008-09-07 2023-02-22 Itoh Denki Co., Ltd. Motorized roller and motor unit for motorized roller
JP2014125351A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Ito Denki Kk ローラ取り付け器具、並びに、コンベア装置

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