JP2002059772A - 複数個の握り手を備えた吊り輪 - Google Patents

複数個の握り手を備えた吊り輪

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JP2002059772A
JP2002059772A JP2000280965A JP2000280965A JP2002059772A JP 2002059772 A JP2002059772 A JP 2002059772A JP 2000280965 A JP2000280965 A JP 2000280965A JP 2000280965 A JP2000280965 A JP 2000280965A JP 2002059772 A JP2002059772 A JP 2002059772A
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grip
handgrip
hand
suspended
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Kimiteru Sato
公輝 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電車の吊り輪は、床面より一定のレベルで、
身長の低い人や女性、老人、足腰の障害者にとっては、
そのレベルで吊り輪を使用した場合、腕が伸び、肩が上
がり、背筋が曲がるので、すぐに疲れてしまう状況にあ
る。この欠点を解決するために、人の身長の高低に適合
した握り手を選択可能にした複数個の握り手を備えた吊
り輪1を提供するものである。 【構成】 吊りベルト6に回転が自在な吊り下げ軸5に
より吊り下げられた吊り輪1は、床面から一定のレベル
にある握り手2と握り手3を備えている。握り手2と握
り手3は吊り下げ軸5からそれぞれ異なる寸法で、床面
に対して同一レベルに保つように重り4でバランスされ
ており、吊り下げ軸5の位置は握り手2と握り手3を直
線で結んだ位置より上部にある。以上の構成よりなる複
数個の握り手を備えた吊り輪1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の握り手を
備えた吊り輪で1個の吊りベルトに吊り下げられてい
る。複数個の握り手は腕で引き下げると、床面に対して
それぞれ高低差が生じるので、人の身長の高低に適合し
た握り手を選択して使用できるようにした、電車の吊り
輪に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電車の吊り輪は、人の身長の高低
差を考慮せず床面より一定レベルになっており、そのレ
ベルは身長の高い人の頭に触れない基準になっている。
また使用する場合は床面より一定のレベルで吊り輪を使
用するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった、身長の低い人や女性、老人、足腰に障害を持
っている人にとっては、そのままのレベルで吊り輪を使
用した場合、腕が伸び、肩が上がり、背筋が曲がるの
で、すぐに疲れてしまい有効に使用されていない状態
で、弱者に対する思いやりと安全上の配慮が全くされて
いないのが現状の電車の吊り輪である。本発明はその欠
点を除くためにされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】その欠点を解決するた
め、1個の吊りベルト6に回転が自在な吊り下げ軸5に
より吊り下げられた吊り輪1は、床面から一定のレベル
にある握り手2と握り手3を備えている。握り手2と握
り手3は吊り下げ軸5からそれぞれ異なる寸法で、床面
に対して同一レベルに保つように重り4でバランスされ
ている。吊り下げ軸5の位置は握り手2と握り手3を選
択して引き下げた後に、それぞれが元のレベルに復元で
きるように握り手2と握り手3を直線で結んだ位置より
上部にある。本発明は、以上の構成よりなる複数個の握
り手を備えた吊り輪1である。
【0005】
【発明の実施の形態】握り手2と握り手3は腕で引き下
げると床面に対して高低差が生じ、腕を離すと元のレベ
ルに復元するので、人の身長に適合する握り手2握り手
3を自由に選択して使用できる。また現状の吊り輪の床
面からのレベルと変わらない状態で複数個の握り手を備
えた吊り輪1を取付けすることができるので、現状の吊
りベルト6はそのまま利用でき、構造上も単純で安全上
と美観上には問題がない。
【0006】
【実施例】実施例1 図1は本発明の複数個の握り手を
備えた吊り輪1の斜視図である。1個の吊りベルト6に
回転が自在な吊り下げ軸5により吊り下げられた吊り輪
1は床面から一定のレベルにある握り手2と握り手3を
備えている。握り手2と握り手3は吊り下げ軸5からそ
れぞれ異なる寸法で、床面に対して同一レベルに保つよ
うに重り4でバランスされている。吊り下げ軸5の位置
は握り手2と握り手3を選択して引き下げた後に、それ
ぞれが元のレベルに復元できるように握り手2と握り手
3を直線で結んだ位置より上部にある。図2は握り手2
を腕で引き下げた側面図である。握り手2は吊り下げ軸
5から寸法が短く、身長が比較的に高い人に適合して使
用する。図3は握り手3を腕で引き下げた側面図であ
る。握り手3は吊り下げ軸5から寸法が長く、身長が比
較的に低い人に適合して使用する。図2、図3の状態で
腕を離せば図1の状態に復元する。 実施例2 図4は本発明の他の実施例で複数個の握り手
を備えた吊り輪7の斜視図である。1個の吊りベルト6
に回転が自在な吊り下げ軸8により吊り下げられた吊り
輪7は、床面から一定のレベルにある握り手9、握り手
10、握り手11を備えている。握り手9、握り手1
0、握り手11は吊り下げ軸8からそれぞれ異なる寸法
で、床面に対しては同一レベルに保つように重り12で
バランスされている。吊り下げ軸8の位置は握り手9と
握り手11を選択して引き下げた後に、それぞれが元の
レベルに復元できるように握り手9、握り手10、握り
手11を直線で結んだ位置より上部にある。 図5は握
り手10を腕で握った側面図である。握り手10は吊り
下げたレベルの状態で使用する。身長が高い人に適合し
て使用する。 図6は握り手9を腕で握った側面図であ
る。握り手9は吊り下げ軸8から寸法が短く、身長が平
均的な人に適合して使用する。 図7は握り手11を腕
で握った側面図である。握り手11は吊り下げ軸8から
寸法が長く、身長が比較的に低い人に適合して使用す
る。図6、図7の状態で腕を離せば図4の状態に復元す
る。 実施例3 図8は本発明の他の実施例で複数個の握り手
を備えた吊り輪13の斜視図である。1個の吊りベルト
6に回転が自在な吊り下げ軸14により吊り下げられた
吊り輪13は、床面から一定のレベルにある握り手15
と握り手16を備えている。握り手15と握り手16は
吊り下げ軸14からの寸法には特に制限はなく、床面に
対して同一レベルに保つように重り17と図9のバネ1
9でバランスされている。吊り下げ軸14の位置は握り
手15と握り手16を選択して引き下げた後に、それぞ
れが元のレベルに復元できるように握り手15と握り手
16を直線で結んだ位置より上部にあり、バネ19は握
り手16を腕で引き下げた後に腕を離すと、図8の元の
状態に復元する役目を備えている。図10は握り手15
を腕で引き下げた側面図である。握り手15は身長が比
較的に高い人に適合して使用する。図11は握り手16
を腕で引き下げた側面図である。身長が比較的に低い人
に適合して使用する。図9は握り手15と握り手16の
回転軸18にバネ19が装着された断面図である。図1
0、図11の状態で腕を離せば図8の状態に復元する。
この実施例3は最もコンパクトで使用時の握り手15と
握り手16の位置が、床面に対して大きな高低差が得ら
れるのが特徴である。
【0007】
【発明の効果】本発明の複数個の握り手を備えた吊り輪
1により、人それぞれの身長に適合した握り手2および
握り手3を選択することができるため、現状より無理な
姿勢で吊り輪を握ることが減少し、より多くの人を対象
に利用の拡大がはかられる。特に、安全性や疲労度の解
消の点から身長の低い人や女性、老人、足腰に障害を持
っている人には、その利用価値が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1で、複数個の握り手を備え
た吊り輪1が吊りベルト6に吊り下げた斜視図である。
【図2】 本発明の実施例1で、握り手2が腕で引き下
げられた側面図である。
【図3】 本発明の実施例1で、握り手3が腕で引き下
げられた側面図である。
【図4】 本発明の他の実施例2で、複数個の握り手を
備えた吊り輪7が吊りベルト6に吊り下げた斜視図であ
る。
【図5】 本発明の他の実施例2で、握り手10を腕で
握った側面図である。
【図6】 本発明の他の実施例2で、握り手9が腕で引
き下げられた側面図である。
【図7】 本発明の他の実施例2で、握り手11が腕で
引き下げられた側面図である。
【図8】 本発明の他の実施例3で、複数個の握り手を
備えた吊り輪13が吊りベルト6に吊り下げた斜視図で
ある。
【図9】 本発明の他の実施例3で、回転軸18部分
「A−B」の断面図である。
【図10】 本発明の他の実施例3で、握り手15が腕
で引き下げられた側面図である。
【図11】 本発明の他の実施例3で、握り手16が腕
で引き下げられた側面図である。
【符号の説明】
1 実施例1の複数個の握り手を備えた吊り輪
2 実施例1の握り手 3 実施例1の握り手 4 実施例1の重り 5 実施例1の吊り下げ軸 6 吊りベルト 7 実施例2の複数個の握り手を備えた吊り輪 8 実施例2の吊り下げ軸 9 実施例2の握り手 10 実施例2の握り手 11 実施例2の握り手 12 実施例2の重り 13 実施例3の複数個の握
り手を備えた吊り輪 14 実施例3の吊り下げ軸 15 実施例3の握
り手 16 実施例3の握り手 17 実施例3の重り 18 実施例3の回転軸 19 実施例3のバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の握り手を備えた吊り輪は1個の吊
    りベルトに吊り下げる。複数個の握り手は回転が自在な
    吊り下げ軸よりそれぞれ異なる寸法で、床面に対して同
    一レベルに保つように重りでバランスされている。握り
    手を選択して、握り手を腕で引き下げると、握り手は床
    面に対して高低差を生じ、握り手を離すと握り手は元の
    吊り下げたレベルに復元することができる複数個の握り
    手を備えた吊り輪。
  2. 【請求項2】1個の吊りベルトに吊り下げた複数個の握
    り手を備えた吊り輪は、一体とは限らず、複数個の握り
    手に分割することができる。その際、複数個の握り手は
    重りとバネを併用して、床面に対して同一レベルに保つ
    ようにバランスされている。その状態で握り手を選択し
    て、握り手を腕で引き下げることにより床面に対して握
    り手は高低差を生じ、腕を離すと重りとバネの作用で元
    の吊り下げた状態に、復元することができる複数個の握
    り手を備えた吊り輪。
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