JP2002059258A - マグネシウム3次元形状造形法 - Google Patents
マグネシウム3次元形状造形法Info
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Abstract
(57)【要約】
[課題] マグネシウム合金を積層造形システムを利用
して直接造形して同合金製の3次元造形物を得る。 [解決手段] 真空、又は保護ガス雰囲気下にある造形
槽においてチクソトロピー状態のマグネシウムを加熱シ
リンダーから押出す事で描画しながら3次元形状を形成
する。
して直接造形して同合金製の3次元造形物を得る。 [解決手段] 真空、又は保護ガス雰囲気下にある造形
槽においてチクソトロピー状態のマグネシウムを加熱シ
リンダーから押出す事で描画しながら3次元形状を形成
する。
Description
【0001】[発明の属する技術分野]本発明は3次元
形状積層造形システム(いわゆるラピッドプロトタイピ
ング)の内金属部品の造形法に関する。
形状積層造形システム(いわゆるラピッドプロトタイピ
ング)の内金属部品の造形法に関する。
【0002】[従来の技術]従来の積層造形システムに
は以下の5種類がある 1、光造形法 液体の光硬化樹脂を硬化する方法 2、粉末焼結法 粉体にレーザー光を照射し焼結させ
る方法 3、インクジェット法 インクジェットによる液粒を滴
下堆積する 4、樹脂押出し法 樹脂押出しにより描画する方法 5、シート積層法 切断シートを積層する方法 この内金属を直接造形できる方法は粉末焼結法のみで後
の方法は樹脂、又は紙で造形した物をモデルとして反転
型に鋳造して目的の金属の造形物を得る。現状マグネシ
ウム合金モデルはすべて反転鋳造法によって作られてい
る。
は以下の5種類がある 1、光造形法 液体の光硬化樹脂を硬化する方法 2、粉末焼結法 粉体にレーザー光を照射し焼結させ
る方法 3、インクジェット法 インクジェットによる液粒を滴
下堆積する 4、樹脂押出し法 樹脂押出しにより描画する方法 5、シート積層法 切断シートを積層する方法 この内金属を直接造形できる方法は粉末焼結法のみで後
の方法は樹脂、又は紙で造形した物をモデルとして反転
型に鋳造して目的の金属の造形物を得る。現状マグネシ
ウム合金モデルはすべて反転鋳造法によって作られてい
る。
【0003】[発明が解決しようとする課題]3次元積
層造形システムを利用して金属モデルを得るためには粉
末焼結法以外はすべて間接的にしか得られず、製作に要
するコスト、工期は直接造形に比べて非常にかかる粉末
焼結法では鉄系、及びブロンズ系の造形物を得る事が出
来るがマグネシウム合金は化学的に非常に活性で粉末の
状態では非常に不安定なため、造形は不可能である。本
発明の課題はマグネシウム合金を積層造形法を用いて直
接3次元造形物を得る事である。
層造形システムを利用して金属モデルを得るためには粉
末焼結法以外はすべて間接的にしか得られず、製作に要
するコスト、工期は直接造形に比べて非常にかかる粉末
焼結法では鉄系、及びブロンズ系の造形物を得る事が出
来るがマグネシウム合金は化学的に非常に活性で粉末の
状態では非常に不安定なため、造形は不可能である。本
発明の課題はマグネシウム合金を積層造形法を用いて直
接3次元造形物を得る事である。
【0004】[課題を解決するための手段]マグネシウ
ム合金は約400℃付近において半溶融状態(チクソト
ロピー)を現出することが知られており、この状態にお
いては樹脂と同様のレオロジー挙動を示す。この状態を
利用して樹脂押出し法を改良する事により直接造形は可
能になる。
ム合金は約400℃付近において半溶融状態(チクソト
ロピー)を現出することが知られており、この状態にお
いては樹脂と同様のレオロジー挙動を示す。この状態を
利用して樹脂押出し法を改良する事により直接造形は可
能になる。
【0005】[発明の実施の形態]本発明は真空又は保
護ガス(六フッ化硫黄など)で安全対策を施した造形槽
の中で押出しシリンダーからチクソトロピー状態のマグ
ネシウムを押出し描画しながら3次元形状を形成する積
層造形ユニットである。図1にその形態を示す。
護ガス(六フッ化硫黄など)で安全対策を施した造形槽
の中で押出しシリンダーからチクソトロピー状態のマグ
ネシウムを押出し描画しながら3次元形状を形成する積
層造形ユニットである。図1にその形態を示す。
【0006】本発明の従来の樹脂押出し造形装置との違
いは造形槽の内部を真空4、又は保護ガス5で密封する
事である
いは造形槽の内部を真空4、又は保護ガス5で密封する
事である
【0007】本発明の従来の樹脂押出し造形装置とのも
う一つの違いは従来法はシリンダーに2次元方向(XY
方向)の走査機能を持たせているのに対し本発明はシリ
ンダー1を固定、又はZ軸方向のみの移動とし造形プレ
ート2の方にXY方向の走査機能を持たせた事である。
これによりマグネシウム合金溶融押出しシリンダーを移
動させる必要がなくなる。
う一つの違いは従来法はシリンダーに2次元方向(XY
方向)の走査機能を持たせているのに対し本発明はシリ
ンダー1を固定、又はZ軸方向のみの移動とし造形プレ
ート2の方にXY方向の走査機能を持たせた事である。
これによりマグネシウム合金溶融押出しシリンダーを移
動させる必要がなくなる。
【0008】[実施例]実施例を図1に示す。
【0009】[発明の効果]本発明により軽量化、リサ
イクル性に富み構造材料として有望なマグネシウム合金
の直接造形が可能となり極めて短い時間で設計者がマグ
ネシウム合金製試作品を手にする事が出来、同材料を使
った製品開発に大きく貢献する。
イクル性に富み構造材料として有望なマグネシウム合金
の直接造形が可能となり極めて短い時間で設計者がマグ
ネシウム合金製試作品を手にする事が出来、同材料を使
った製品開発に大きく貢献する。
【図1】本発明の造形システム全体の断面図である。
1 マグネシウム押出しツインシリンダー 2 2次元方向移動走査式造形プレート 3 上下方向移動シリンダー 4 真空ポンプ 5 保護ガス供給装置
Claims (4)
- 【請求項1】マグネシウム合金3次元形状品を直接造形
する事を目的とした図1に示す真空設備4又は保護ガス
供給装置5を備え半溶融マグネシウム合金を押出す加熱
シリンダー1を備えた積層造形装置 - 【請求項2】上記目的のために定量的に安定して半溶融
マグネシウム合金を供給する加熱押出し機1 - 【請求項3】上記目的のために2次元方向に走査し描画
する造形プレート2 - 【請求項4】上記造形法によって製作されたマグネシウ
ム合金製3次元造形物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000282655A JP2002059258A (ja) | 2000-08-15 | 2000-08-15 | マグネシウム3次元形状造形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000282655A JP2002059258A (ja) | 2000-08-15 | 2000-08-15 | マグネシウム3次元形状造形法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002059258A true JP2002059258A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=18767135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000282655A Pending JP2002059258A (ja) | 2000-08-15 | 2000-08-15 | マグネシウム3次元形状造形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002059258A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015145327A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | 伊藤 幸男 | 立体造形物の溶融積層造形法と立体造形物の溶融積層造形装置とこの立体造形物 |
-
2000
- 2000-08-15 JP JP2000282655A patent/JP2002059258A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015145327A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | 伊藤 幸男 | 立体造形物の溶融積層造形法と立体造形物の溶融積層造形装置とこの立体造形物 |
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