JP2002059171A - 冷海水の製造法及びその装置 - Google Patents

冷海水の製造法及びその装置

Info

Publication number
JP2002059171A
JP2002059171A JP2000244526A JP2000244526A JP2002059171A JP 2002059171 A JP2002059171 A JP 2002059171A JP 2000244526 A JP2000244526 A JP 2000244526A JP 2000244526 A JP2000244526 A JP 2000244526A JP 2002059171 A JP2002059171 A JP 2002059171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seawater
tank
cold
ozone
sterilized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000244526A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Aoyanagi
広次 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GUNJI KK
ZENKOKU GYOGYO KYODO KUMIAI RE
ZENKOKU GYOGYO KYODO KUMIAI RENGOKAI
Original Assignee
GUNJI KK
ZENKOKU GYOGYO KYODO KUMIAI RE
ZENKOKU GYOGYO KYODO KUMIAI RENGOKAI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GUNJI KK, ZENKOKU GYOGYO KYODO KUMIAI RE, ZENKOKU GYOGYO KYODO KUMIAI RENGOKAI filed Critical GUNJI KK
Priority to JP2000244526A priority Critical patent/JP2002059171A/ja
Publication of JP2002059171A publication Critical patent/JP2002059171A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚介類の鮮度を保持するための冷海水を、大
量に、しかも効率的に製造するための製造法と、その装
置を提供する。 【解決手段】 砂などの固形物をろ過装置2で除去した
海水を、オゾン処理槽6内に導入し、注入されたオゾン
によって海水に含まれる微生物を殺菌したのち、分離槽
8内において、死滅した微生物などの有機物を気泡によ
って泡沫状とすると共に、系外に除去し、海水中に含ま
れる残留オキシダントを活性炭ろ過槽11内において除去
し、貯水槽15に一定量のろ過殺菌された海水が溜まる
と、自動的に貯冷水槽17に送り、上部の冷却槽17aで所
定の温度に冷却し、下部の冷海水貯水槽17bにおいて貯
蔵し、必要に応じて系外に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、魚介類の鮮度を
保持するための冷海水の製造法と、その装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】漁場で捕獲された魚介類は、その鮮度を
保持するため、水揚げ後直ちに真水を氷で冷却した氷水
が張られた魚槽内に入れられ沖締めされたのち、水揚げ
され、魚の種類別や大きさ等によって選別されて出荷さ
れるが、その際、魚の洗浄や、出荷する魚の鮮度を保持
する目的などあらゆる用途において、海水又は真水に氷
を投入することにより得られる冷海水が使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような広範な用途
に使用される冷海水の調製は、具体的には、船舶の魚槽
あるいは漁港などに設置されている水槽への海水又は真
水の張り込みと、氷の投入作業の殆どを人手によって行
っているため、作業者は重労働を強いられ、冷海水の温
度も作業者の勘に頼っているので、一定した温度を得る
ことが困難であるという問題を有している。
【0004】一方、氷を含んだ冷海水を使用した場合、
氷が直接魚体に接触し、魚体を損傷するとともに、長時
間魚体と氷とが接触することによって、魚体に「氷や
け」といわれる現象が生じ、魚体の一部が変色し、魚自
体の見栄えを悪くして商品価値を下げるだけでなく、氷
により海水中の塩分の低下をきたし、その面からも魚体
の変色を招き、鮮度を低下させることがある。
【0005】この発明はかゝる現状に鑑み、魚介類の鮮
度を保持するための冷海水を、大量に、しかも効率的に
製造するための製造法と、その装置を提供せんとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載の発明は、オゾンで殺菌
処理した海水に気泡を注入し、前記殺菌処理によって死
滅した微生物を泡とともに除去したのち、活性炭によっ
て、海水中に含まれる残存オキシダントを除去し、つい
で所定の温度に冷却保持することを特徴とする冷海水の
製造法である。
【0007】この発明の請求項5に記載の発明は、ろ過
された海水の取入口及びオゾン供給のための導入口とを
具備したオゾン処理槽と、前記オゾン処理槽と連通し、
注入された気泡によって、オゾン処理された海水中の死
滅微生物を気泡とともに系外に排出する死滅微生物の分
離槽と、この分離槽から供給されるオゾン処理された海
水中に含まれる残留オキシダントを除去するための活性
炭ろ過槽と、ろ過された海水を一時的に貯留する貯水槽
と、貯水槽から供給されるろ過海水を所要の温度に冷却
し、かつ冷却したろ過海水を貯留するための貯冷水槽と
からなることを特徴とする冷海水の製造装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の冷海水の製造法
と、その装置の好ましい実施の形態を、添付の図面に基
づいてより具体的に説明する。
【0009】図1は、この発明の冷海水の製造装置の一
態様を示すもので、海水はポンプ1によって汲み上げら
れ、ろ過装置2に供給されるが、海水は、取水部に設け
られた過酸化水素注入ポンプ4と連動するストレーナ3
によって、海水中に含まれる砂やヘドロなどの粗い固形
物が除去されると同時に、取水せんとする海水中に必要
に応じて過酸化水素を注入することができる。
【0010】ろ過装置2は、内部に充填したフィルター
2aによって、海水中に含まれる微小な浮遊物などを除
去するもので、このフィルター2aの汚染を解消するた
め、所要の時間が経過すると、自動的にオゾンを含んだ
海水によって逆洗浄することが可能なように構成されて
いる。
【0011】ろ過装置2によって、微小な浮遊物などが
濾過された海水は、ついでオゾンによる殺菌処理が可能
なオゾン処理槽6に送られる。
【0012】このオゾン処理槽6は、ろ過装置2からの
海水を受け入れるための取入口を上部に有するととも
に、オゾン発生機5で生成されたオゾンの導入口5aを
下部に有し、同時に、このオゾン処理槽6内でオゾンと
混合した海水を、ポンプ7を介して前記ろ過装置2に供
給する導出口を有している。
【0013】オゾン処理槽6に供給された海水は、前記
導入口5aから供給されるオゾンと混合され、海水中に
含まれる微生物が殺菌され、分離槽8に送られるが、オ
ゾン処理槽6内の海水を前記ポンプ7を使用して強制的
に循環させることによって、オゾンと海水の攪拌混合を
効率的に実施することができる。
【0014】分離槽8は、底部において前記オゾン処理
槽6と連通するとともに、エアブロー9と連動する気泡
発生部9aを下部に有し、この気泡発生部9aから海水
中に送り込まれた気泡が、海水中に含まれる微生物の死
骸などの有機物を泡沫状に分離させると同時に補足しな
がら、上部に移動し、上部に集積した気泡は、有機物と
ともにオーバーフローによって分離槽8外へ除去され
る。
【0015】この気泡と混合され、微生物の死骸などが
除去された海水は、パイプ10を通じて活性炭ろ過槽1
1に送られ、海水中に含まれる残留オキシダントが除去
されるが、残留オキシダントは、製品の海水を取り扱う
に際し、環境衛生の面で問題が発生するおそれの無い濃
度まで低下させるよう設計、管理される。
【0016】使用する活性炭は粒状のものであってもよ
いが、海水の流量の低下、汚れなどを考慮すると、布状
物で包装したものを使用するのが好ましく、この分離槽
8で残留オキシダントを除去した海水は、ポンプ12に
よって系外に直接引き出すことが可能なように構成する
ことによって、オゾン殺菌された海水を、漁船などの洗
浄水として活用することができる。
【0017】なお、前記したオゾン処理槽6と、分離槽
8及び活性炭ろ過槽11は、それぞれ独立したものとし
て形成してもよいが、図1に示すように、1つの槽内
を、隔壁によって分離することによって形成してもよ
く、要は冷却を実施するための事前の海水処理として、
海水中に含まれる微生物をオゾン処理することによって
殺菌し、死滅した微生物などの有機物を気泡と共に系外
に除去し、かつ海水中に含まれる残留オキシダントを除
去できれば、その形態には特段の制限はないものであ
る。
【0018】前記の活性炭ろ過槽11において、海水中
に含まれる残留オキシダントの除去された海水は、ポン
プ13及び紫外線による殺菌装置14を介して貯水槽1
5に送られる。
【0019】この発明においては、海水は、オゾン処理
槽6において有害な微生物はほとんど殺菌処理されるの
で、紫外線による殺菌は必ずしも必要でないが、この発
明によって得られた冷海水が適用されるものが、食品と
しての魚介類であるため、二重三重に殺菌処理し、完全
を期することが好ましいので設けるものである。
【0020】紫外線による照射によってほぼ完全に殺菌
処理が行われた海水は、貯水槽15に送られ、一時的に
貯蔵するものであるが、この貯水槽15は、必ずしも必
要とされるものではないが、装置運転時の海水貯蔵の緩
衝部分とし、ゆとりを持たせるために、装置全体を考慮
して、しかも充分な容量を有するものを設置するのが好
ましい。
【0021】貯水槽15に貯留されたろ過殺菌ずみの海
水は、貯水槽15内において一定量が溜まると、ポンプ
16によって貯冷水槽17に自動的に送られる。
【0022】この貯冷水槽17は、上部を冷却槽17a
をとし、下部を冷海水貯水槽17bとしたもので、ポン
プ16を介して前記貯水槽15から送られた、ろ過殺菌
ずみの海水は、上部の冷却槽17aにおいて、冷水機1
9によって所定の温度まで冷却され、所定の温度に達す
ると、バルブ18が自動的に作動し、冷却された海水が
下部の冷海水貯水槽17bに送られ、貯蔵される。
【0023】貯冷水槽17において、ろ過殺菌された海
水は温度3℃に冷却されるが、この温度は低い方がよい
が、あまり低いと凍りつく場合も生ずるので、温度3〜
5℃前後が好ましく、下部の冷海水貯水槽17b内に貯
蔵された冷海水が、外気温などによって設定温度から上
昇した場合には、ポンプ20を自動的に作動させ、冷却
機21によって常時一定の温度に保持するよう構成する
ことが好ましい。
【0024】この場合、冷却機は前記のろ過殺菌された
海水を冷却するための冷却機19を使用することも可能
であるが、冷却槽17a内のろ過殺菌された海水を冷却
している場合もあり得るので、冷却機を2台とし、他方
の冷却機21を冷却槽17aに連動させ、必要に応じて
2台をろ過殺菌された海水の冷却に使用することもでき
る。
【0025】かくして貯冷水槽17内に蓄えられた、ろ
過殺菌処理された冷海水は、必要に応じてポンプ22を
作動させ、槽外に送り出し、魚槽への張り込み水とし
て、魚を選別ときに使用されるシャワー水や魚の洗浄水
として、あるいは出荷する魚と一緒に包装用容器に詰め
込む出荷水として、使用するものである。
【0026】
【作用】この発明の冷海水の製造法及びその装置は、漁
港や魚市場などにおいて活用されるもので、それらの現
場において、殺菌され一定の温度に冷却された海水を常
時安定的に供給できるため、魚介類の選別、洗浄に、あ
るいは出荷水として使用される際、常に一定の温度のも
のが使用されるため、魚介類の鮮度維持に抜群の効果を
発揮する一方、魚艙への張り込み水として供給した場
合、航行時間が長くなると氷を併用しなければならない
こともあるが、氷の使用量は少なくてすみ、温度調整な
ど冷海水を得るための作業を大幅に減少させることがで
きる。
【0027】
【実施例】図1に示された冷海水の製造装置において、
オゾン発生量21.6g/Hrのオゾン発生機を用いて
25t/Hrの海水を殺菌し、温度3℃まで冷却して、
殺菌され冷却された冷海水を連続的に調製した。得られ
た冷海水を用いて、断熱された包装容器内にスルメイカ
と一緒に充填して放置したところ、包装容器内に氷と水
を一緒にして入れたものと比べ、図2示すようにスルメ
イカの比完全硬直率は、8時間を経過した後もほぼ80
%に維持することができた。
【0028】一方、図1に示す冷海水の製造装置を使用
し、25t/Hrの海水(温度10.2℃;pH7.
8)を取水し、オゾンの最大発生量 36.0g/m3 ×10NL/min=21.6g/H
r で、オゾンによる殺菌処理をしたときの、海水の殺菌状
態及び残留オキシダントの量を下記の表1に示す。
【0029】この表1から明らかなように、この発明の
冷海水の製造法及びその装置を使用して冷海水を製造し
た場合、海水中に含まれる有機物はほとんど殺菌され、
残留オキシダントがほとんど除去されていることが分か
る。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】この発明の冷海水の製造法は、海水中に
オゾンを注入することによって、海水中に含まれる微生
物を死滅させるとともに、海水中に含まれる微生物の死
骸などの有機物を、気泡で泡沫状に分離させ、同時に系
外に除去したのち、活性炭ろ過槽において残留オキシダ
ントをほぼ完全に除去し、得たろ過殺菌ずみの海水のみ
を冷却保持することによって、魚介類の鮮度保持等に使
用する冷海水を大量に製造することができる。
【0032】この発明の冷海水の製造装置は、オゾンに
よるオゾン処理槽に併設して分離槽を設け、この分離槽
においてオゾン処理された海水中に気泡を注入し、この
気泡によって海水中に含まれる微生物の死骸などの有機
物を、気泡で泡沫状に分離させ、同時に系外に除去し、
活性炭ろ過槽において残留オキシダントをほぼ完全に除
去して得たろ過殺菌された海水のみを、冷却保存するこ
とができるため、魚介類の鮮度保持等に使用する冷海水
を簡単かつ容易に、連続して製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の冷海水の製造装置の一例を示す概念
図である。
【図2】この発明によって得た冷海水による魚介類の鮮
度保持効果を示す図である。
【符号の説明】
1 海水取入用のポンプ 2 ろ過装置 3 ストレーナ 5 オゾン発生機 6 オゾン処理槽 7 ポンプ 8 分離槽 9 エアブロー 10 パイプ 11 活性炭ろ過槽 14 紫外線による殺菌装置 15 貯水槽 17 貯水冷却槽 17a 冷却槽 17b 冷海水貯水槽 22 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 550 C02F 1/50 550H 550L 560 560B 560C 560Z A01K 63/04 A01K 63/04 Z C02F 1/24 C02F 1/24 B A 1/28 1/28 D 1/32 1/32 1/78 1/78 9/00 502 9/00 502D 502H 502N 502R 502Z 503 503A 504 504B 504C 504E // C02F 1/00 1/00 L Fターム(参考) 2B104 AA01 EF13 4D024 AA05 AB14 BA02 BB01 BC01 CA01 DB03 DB06 DB08 DB10 DB23 4D037 AA06 AB03 BA03 BA18 BB05 CA01 CA02 CA06 CA11 CA12 4D050 AA06 AB06 BB02 CA04 CA06 CA07 CA15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾンで殺菌処理した海水に気泡を注入
    し、 前記殺菌処理によって死滅した微生物を泡とともに除去
    したのち、 活性炭によって、海水中に含まれる残存オキシダントを
    除去し、 ついで所定の温度に冷却保持することを特徴とする冷海
    水の製造法。
  2. 【請求項2】 前記オゾンで殺菌した海水は、 ろ過処理によって、海水中に含まれる砂や微小な浮遊物
    などを、あらかじめ除去したものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の冷海水の製造法。
  3. 【請求項3】 前記残留オキシダントを除去した海水
    は、 紫外線の照射によって、二次的に殺菌処理することを特
    徴とする請求項1又は2に記載の冷海水の製造法。
  4. 【請求項4】 前記残留オキシダントを除去した海水
    は、 温度5℃以下に冷却し、 その状態を保持することを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の冷海水の製造法。
  5. 【請求項5】 ろ過された海水の取入口及びオゾン供給
    のための導入口とを具備したオゾン処理槽と、 前記オゾン処理槽と連通し、注入された気泡によって、
    オゾン処理された海水中の死滅微生物を気泡とともに系
    外に排出する死滅微生物の分離槽と、 この分離槽から供給されるオゾン処理された海水中に含
    まれる残留オキシダントを除去するための活性炭ろ過槽
    と、 ろ過された海水を一時的に貯留する貯水槽と、 貯水槽から供給されるろ過海水を所要の温度に冷却し、
    かつ冷却したろ過海水を貯留するための貯冷水槽とから
    なることを特徴とする冷海水の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記オゾン処理槽は、 海水中の砂や微小な浮遊物などを、あらかじめ除去する
    ためのろ過装置を付設していることを特徴とする請求項
    5に記載の冷海水の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記オゾン処理槽は、 オゾンが混合された海水を系外に取り出し、 新たにオゾンを混合して系内に戻すことができるよう構
    成したことを特徴とする請求項5又は6に記載の冷海水
    の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記オゾン処理槽は、 前記死滅微生物の分離槽と、活性炭ろ過槽とが一体化し
    ていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記
    載の冷海水の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記死滅微生物の分離槽と、活性炭ろ過
    槽とが一体化したオゾン処理槽は、 殺菌ろ過した海水を漁船などの洗浄水として供給できる
    よう構成されたことを特徴とする請求項8に記載の冷海
    水の製造装置。
  10. 【請求項10】 前記ろ過装置は、 前記オゾン処理された海水による洗浄装置を有すること
    を特徴とする請求項5に記載の冷海水の製造装置。
  11. 【請求項11】 前記活性炭ろ過槽と貯水槽との間に
    は、 殺菌ろ過された海水を、二次的に殺菌処理するための紫
    外線殺菌装置を設けたことを特徴とする請求項5に記載
    の冷海水の製造装置。
  12. 【請求項12】 前記貯水槽は、 一定量の殺菌ろ過された海水が溜まると、溜まった海水
    を自動的に前記貯冷水槽に移送するための移送ポンプを
    具備していることを特徴とする請求項5に記載の冷海水
    の製造装置。
  13. 【請求項13】 前記貯冷水槽は、 上部を冷却槽とし、下部を冷水貯水槽とし、 前記冷却槽において、殺菌ろ過された海水を所要の温度
    まで冷却し、 所定の温度に達すると、自動的に冷水貯水槽に供給する
    よう構成されたことを特徴とする請求項5に記載の冷海
    水の製造装置。
  14. 【請求項14】 前記冷水貯水槽は、 貯留する冷却された殺菌ろ過ずみの海水の温度が所定の
    温度より上昇すると、自動的に冷却機が作動し、 常時所定の温度に維持できるよう構成されたことを特徴
    とする請求項13に記載の冷海水の製造装置。
JP2000244526A 2000-08-11 2000-08-11 冷海水の製造法及びその装置 Pending JP2002059171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244526A JP2002059171A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 冷海水の製造法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000244526A JP2002059171A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 冷海水の製造法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002059171A true JP2002059171A (ja) 2002-02-26

Family

ID=18735208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000244526A Pending JP2002059171A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 冷海水の製造法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002059171A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209941A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Hoshizaki Electric Co Ltd 無菌状態の冷海水生成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209941A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Hoshizaki Electric Co Ltd 無菌状態の冷海水生成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7169310B2 (en) Process and apparatus for the control of undesirable organisms in a water system
WO1992002130A1 (fr) Procede de transport de poissons vivants et conteneur prevu a cet effet
JP5180405B2 (ja) 窒素処理水生成装置、窒素処理水生成方法、及び、窒素処理水により処理する生鮮魚介類の鮮度保持処理法
US20020070176A1 (en) Method for automatically controlling the level of dissolved oxygen in water based on a pressure tank system equipped with sterilizer
JP2002059171A (ja) 冷海水の製造法及びその装置
JP2017026180A (ja) シャーベット氷の製造方法
TWI657224B (zh) 氮氣置換冰塊之製造系統及製造方法
JP2005185144A (ja) 野菜の洗浄殺菌方法及び装置
CN2585555Y (zh) 海产品养殖缸
JPH01184093A (ja) ヒートポンプ式熱殺菌装置および熱殺菌方法
JP2009038999A (ja) マガキ蓄養装置
WO2020202224A1 (en) Temperature management and reuse of food processing liquid
JP2006142167A (ja) 濾過殺菌冷海水製造方法及び装置
CN105613355A (zh) 一种海鲜产品存养技术
JP2006087421A (ja) 冷凍魚介類の解凍調味方法及び解凍装置
JPH01262743A (ja) 活魚輸送用水の処理方法
JP2005287388A (ja) 魚介類用運搬容器
JPS61209539A (ja) 活魚輸送装置
JP2006189233A (ja) 流動氷の製造方法及び装置
JP3544270B2 (ja) 水溶液の凍結方法
JPH03108431A (ja) 魚類、甲殻類、貝類のような水生動物の水への浸漬なしに生きた状態での保存方法
JPH04313384A (ja) 活性水の製造方法
JPS5828542Y2 (ja) 近海漁船用漁獲物保蔵装置
JPH0365732B2 (ja)
JP3107760U (ja) 活性冷水の製造装置