JP2002058981A - スプレードライヤ装置及びこれを用いた造粒方法 - Google Patents
スプレードライヤ装置及びこれを用いた造粒方法Info
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- JP2002058981A JP2002058981A JP2000252715A JP2000252715A JP2002058981A JP 2002058981 A JP2002058981 A JP 2002058981A JP 2000252715 A JP2000252715 A JP 2000252715A JP 2000252715 A JP2000252715 A JP 2000252715A JP 2002058981 A JP2002058981 A JP 2002058981A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロータリディスクの直径や回転速度を大きく
したり,チャンバ容積を大きくしたりすることなく、ス
ラリの処理能力を高めることができスプレードライヤ装
置を提供する。 【解決手段】 チャンバ2内にロータリディスクを回転
自在に配置するとともに、該ロータリディスクにスラリ
Sを供給するスラリ供給管12を挿入配置し、該スラリ
供給管12から供給されたスラリSを上記ロータリディ
スクの遠心力でもってチャンバ2内に噴霧するようにし
たスプレードライヤ装置において、第1〜第3ロータリ
ディスク15〜17を所定間隔をあけて複数段配置す
る。
したり,チャンバ容積を大きくしたりすることなく、ス
ラリの処理能力を高めることができスプレードライヤ装
置を提供する。 【解決手段】 チャンバ2内にロータリディスクを回転
自在に配置するとともに、該ロータリディスクにスラリ
Sを供給するスラリ供給管12を挿入配置し、該スラリ
供給管12から供給されたスラリSを上記ロータリディ
スクの遠心力でもってチャンバ2内に噴霧するようにし
たスプレードライヤ装置において、第1〜第3ロータリ
ディスク15〜17を所定間隔をあけて複数段配置す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体を溶媒液中に
分散してなるスラリを噴霧乾燥する際に用いられるスプ
レードライヤ装置に関する。
分散してなるスラリを噴霧乾燥する際に用いられるスプ
レードライヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スラリを噴霧乾燥させることに
より造粒物を得る場合、スプレードライヤ装置が広く利
用されている。このスプレードライヤ装置は、スラリか
ら乾燥した造粒物が直接大量に得られること、また造粒
物の流動性が高いこと等の特長を有している。
より造粒物を得る場合、スプレードライヤ装置が広く利
用されている。このスプレードライヤ装置は、スラリか
ら乾燥した造粒物が直接大量に得られること、また造粒
物の流動性が高いこと等の特長を有している。
【0003】このようなスプレードライヤ装置として、
例えば、図4に示すように、チャンバ50内に単板のロ
ータリディスク51を配置するとともに、該ロータリデ
ィスク51にスラリを供給するノズル52を挿入配置し
た構造のものがある(特開平5−4001号公報参
照)。
例えば、図4に示すように、チャンバ50内に単板のロ
ータリディスク51を配置するとともに、該ロータリデ
ィスク51にスラリを供給するノズル52を挿入配置し
た構造のものがある(特開平5−4001号公報参
照)。
【0004】また上記ロータリディスク51の中心部に
は回転シャフト53が固定されており、該回転シャフト
53によりロータリディスク51を回転駆動するように
なっている。なお、55はスラリタンクであり、56は
蒸発したチャンバ50内の水分を排気するブロアであ
る。
は回転シャフト53が固定されており、該回転シャフト
53によりロータリディスク51を回転駆動するように
なっている。なお、55はスラリタンクであり、56は
蒸発したチャンバ50内の水分を排気するブロアであ
る。
【0005】そして上記チャンバ50内に熱風発生器に
より熱風を吹き込むとともに、ロータリディスク51を
高速回転駆動し、このロータリディスク51にノズル5
2によりスラリSを供給する。するとロータリディスク
51の遠心力によりスラリSがチャンバ50内に噴霧さ
れ、該チャンバ50内を旋回しつつ乾燥され、粉体とな
ってチャンバ50の底部50aに落下し、サイクロン5
4を経て回収される。このようにして得られた造粒物
は、嵩密度が高く、しかも粒子径分布もシャープなもの
となる。
より熱風を吹き込むとともに、ロータリディスク51を
高速回転駆動し、このロータリディスク51にノズル5
2によりスラリSを供給する。するとロータリディスク
51の遠心力によりスラリSがチャンバ50内に噴霧さ
れ、該チャンバ50内を旋回しつつ乾燥され、粉体とな
ってチャンバ50の底部50aに落下し、サイクロン5
4を経て回収される。このようにして得られた造粒物
は、嵩密度が高く、しかも粒子径分布もシャープなもの
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
スプレードライヤ装置において、スラリの処理能力をさ
らに高めるには、ロータリディスクの直径を大きくした
り、回転速度を高くしたりすることが考えられる。とこ
ろが、ロータリディスクの直径や回転速度を大きくする
と、チャンバ内での液滴の飛翔が延びることから、チャ
ンバ内壁にスラリが付着し易くなり、製品歩留りを悪化
させるという問題が生じる。このようなスラリの付着を
防止するには、チャンバを大型化して容積を大きくする
しかなく、設備の導入コストが増大するため、現状では
困難である。
スプレードライヤ装置において、スラリの処理能力をさ
らに高めるには、ロータリディスクの直径を大きくした
り、回転速度を高くしたりすることが考えられる。とこ
ろが、ロータリディスクの直径や回転速度を大きくする
と、チャンバ内での液滴の飛翔が延びることから、チャ
ンバ内壁にスラリが付着し易くなり、製品歩留りを悪化
させるという問題が生じる。このようなスラリの付着を
防止するには、チャンバを大型化して容積を大きくする
しかなく、設備の導入コストが増大するため、現状では
困難である。
【0007】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たもので、ロータリディスクの直径や回転速度を大きく
することなく、処理能力をさらに高めることができ、も
って大量生産に対応できるスプレードライヤ装置及びこ
れを用いた造粒方法を提供することを目的としている。
たもので、ロータリディスクの直径や回転速度を大きく
することなく、処理能力をさらに高めることができ、も
って大量生産に対応できるスプレードライヤ装置及びこ
れを用いた造粒方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、チャ
ンバ内にロータリディスクを回転自在に配置するととも
に、該ロータリディスクにスラリを供給するスラリ供給
管を挿入配置し、該スラリ供給管から供給されたスラリ
を上記ロータリディスクの遠心力でもってチャンバ内に
噴霧するようにしたスプレードライヤ装置において、上
記ロータリディスクが所定間隔をあけて複数段をなすよ
うに配置されていることを特徴としている。
ンバ内にロータリディスクを回転自在に配置するととも
に、該ロータリディスクにスラリを供給するスラリ供給
管を挿入配置し、該スラリ供給管から供給されたスラリ
を上記ロータリディスクの遠心力でもってチャンバ内に
噴霧するようにしたスプレードライヤ装置において、上
記ロータリディスクが所定間隔をあけて複数段をなすよ
うに配置されていることを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、上
記各段のロータリディスクが、周方向に配設された柱に
より相互に支持固定されていることを特徴としている。
記各段のロータリディスクが、周方向に配設された柱に
より相互に支持固定されていることを特徴としている。
【0010】請求項3の発明は、請求項1において、上
記各段のロータリディスクが、外周部に配設された環状
プレートにより相互に支持固定されていることを特徴と
している。
記各段のロータリディスクが、外周部に配設された環状
プレートにより相互に支持固定されていることを特徴と
している。
【0011】請求項4の発明は、請求項3において、上
記各環状プレートに、スラリを噴出する噴霧孔が設けら
れていることを特徴としている。
記各環状プレートに、スラリを噴出する噴霧孔が設けら
れていることを特徴としている。
【0012】請求項5の発明は、請求項1ないし4の何
れかにおいて、上記各段のロータリディスクにスラリ供
給管がそれぞれ独立して配置されていることを特徴とし
ている。
れかにおいて、上記各段のロータリディスクにスラリ供
給管がそれぞれ独立して配置されていることを特徴とし
ている。
【0013】請求項6の発明は、請求項1ないし5の何
れかにおいて、上記各段のロータリディスクがドーナツ
状のものからなり、該各ロータリディスクの内円側の周
縁に供給したスラリが外部に溢れ出るのを防止する堰が
設けられていることを特徴としている。
れかにおいて、上記各段のロータリディスクがドーナツ
状のものからなり、該各ロータリディスクの内円側の周
縁に供給したスラリが外部に溢れ出るのを防止する堰が
設けられていることを特徴としている。
【0014】請求項7の発明は、請求項1ないし6の何
れかに記載のスプレードライヤ装置を用いてスラリを噴
霧することにより造粒を行なうことを特徴とする造粒方
法である。
れかに記載のスプレードライヤ装置を用いてスラリを噴
霧することにより造粒を行なうことを特徴とする造粒方
法である。
【0015】
【発明の作用効果】請求項1の発明にかかるスプレード
ライヤ装置によれば、ロータリディスクを所定の間隔を
あけて複数段をなすように配置したので、各段のロータ
リディスクからスラリを噴霧することにより、大量の液
滴を噴霧処理することができ、ロータリディスクの直径
や回転速度を大きくしたり,チャンバの容積を大きくし
たりすることなく、処理能力を向上できる。これにより
製品歩留りを向上できるとともに、嵩密度が高く,しか
も粒子径分布が安定した造粒物の大量生産が可能とな
る。
ライヤ装置によれば、ロータリディスクを所定の間隔を
あけて複数段をなすように配置したので、各段のロータ
リディスクからスラリを噴霧することにより、大量の液
滴を噴霧処理することができ、ロータリディスクの直径
や回転速度を大きくしたり,チャンバの容積を大きくし
たりすることなく、処理能力を向上できる。これにより
製品歩留りを向上できるとともに、嵩密度が高く,しか
も粒子径分布が安定した造粒物の大量生産が可能とな
る。
【0016】またスラリの処理量に応じてロータリディ
スクの段数を設定するだけでよく、運転条件を容易に設
定することができる。
スクの段数を設定するだけでよく、運転条件を容易に設
定することができる。
【0017】請求項2の発明では、各段のロータリディ
スクを柱により相互に支持固定したので、各ロータリデ
ィスクの外周の略全域から多量のスラリを噴霧すること
となり、大きな液滴が得られる。
スクを柱により相互に支持固定したので、各ロータリデ
ィスクの外周の略全域から多量のスラリを噴霧すること
となり、大きな液滴が得られる。
【0018】請求項3の発明では、各段のロータリディ
スクを環状プレートにより相互に支持固定したので、ス
ラリの噴霧量を規制することができる。
スクを環状プレートにより相互に支持固定したので、ス
ラリの噴霧量を規制することができる。
【0019】請求項4の発明では、環状プレートに噴霧
孔を設けたので、この噴霧孔の大きさを液滴に応じて設
定することにより、噴霧液滴の大きさに対する自由度を
向上できる。
孔を設けたので、この噴霧孔の大きさを液滴に応じて設
定することにより、噴霧液滴の大きさに対する自由度を
向上できる。
【0020】請求項5の発明では、各段のロータリディ
スクにそれぞれ独立してスラリ供給管を配置したので、
各段のロータリディスクからスラリを均等に噴霧するこ
とができ、より均一な液滴を得ることができる。
スクにそれぞれ独立してスラリ供給管を配置したので、
各段のロータリディスクからスラリを均等に噴霧するこ
とができ、より均一な液滴を得ることができる。
【0021】請求項6の発明では、各段のロータリディ
スクの内周縁に堰を形成したので、ロータリディスクに
供給したスラリが外部に溢れて下段のロータリディスク
に入り込むのを防止でき、各段から噴霧される液滴をさ
らに均一にすることができる。
スクの内周縁に堰を形成したので、ロータリディスクに
供給したスラリが外部に溢れて下段のロータリディスク
に入り込むのを防止でき、各段から噴霧される液滴をさ
らに均一にすることができる。
【0022】請求項7の発明では、各段のロータリディ
スクからスラリを噴霧することにより造粒物を製造する
ようにしたので、嵩密度が高く、粒径分布の安定した造
粒物を大量に生産することができる。
スクからスラリを噴霧することにより造粒物を製造する
ようにしたので、嵩密度が高く、粒径分布の安定した造
粒物を大量に生産することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0024】図1ないし図3は、請求項1,3,4,
5,6の発明の一実施形態によるスプレードライヤ装置
を説明するための図であり、図1はスプレードライヤ装
置の全体構成図、図2,図3は多段ロータリディスクの
斜視図,概略図である。
5,6の発明の一実施形態によるスプレードライヤ装置
を説明するための図であり、図1はスプレードライヤ装
置の全体構成図、図2,図3は多段ロータリディスクの
斜視図,概略図である。
【0025】図において、1はロータリアトマイザー型
スプレードライヤ装置を示しており、これは、略密閉状
の噴霧乾燥用空間を有するチャンバ2と、セラミック粉
末を水からなる溶媒液中に分散させてなるスラリSが充
填されたスラリタンク3と、上記チャンバ2内に熱風を
供給する熱風発生器6と、該チャンバ2内に配設された
多段ロータリディスク機構4とを備えている。
スプレードライヤ装置を示しており、これは、略密閉状
の噴霧乾燥用空間を有するチャンバ2と、セラミック粉
末を水からなる溶媒液中に分散させてなるスラリSが充
填されたスラリタンク3と、上記チャンバ2内に熱風を
供給する熱風発生器6と、該チャンバ2内に配設された
多段ロータリディスク機構4とを備えている。
【0026】上記チャンバ2の上壁2aには熱風吹き込
みダクト5が接続されており、該熱風吹き込みダクト5
の上流端に上記熱風発生器6が接続されている。この熱
風発生器6に使用される熱源としては、スラリSの処理
量に応じて電気を用いたり、あるいはガス,灯油,重油
等を用いたりしている。また熱風の温度としては、単位
時間当たりに噴霧するスラリSの含水分を蒸発させるの
に必要な熱量に設定されており、例えばスラリSの溶媒
が水の場合には200〜300℃に設定されている。
みダクト5が接続されており、該熱風吹き込みダクト5
の上流端に上記熱風発生器6が接続されている。この熱
風発生器6に使用される熱源としては、スラリSの処理
量に応じて電気を用いたり、あるいはガス,灯油,重油
等を用いたりしている。また熱風の温度としては、単位
時間当たりに噴霧するスラリSの含水分を蒸発させるの
に必要な熱量に設定されており、例えばスラリSの溶媒
が水の場合には200〜300℃に設定されている。
【0027】上記チャンバ2の底部2bには取り出し管
7が接続されており、該取り出し管7の下流側には造粒
したセラミック粉末と蒸発した水分とを分離するサイク
ロン8が接続されている。このサイクロン8には蒸発し
た水分を外部に排出する排気ブロア9が介設された排気
管10と、造粒したセラミック粉末を回収する回収管1
1とが接続されている。この排気温度は100℃以上に
保持されている。
7が接続されており、該取り出し管7の下流側には造粒
したセラミック粉末と蒸発した水分とを分離するサイク
ロン8が接続されている。このサイクロン8には蒸発し
た水分を外部に排出する排気ブロア9が介設された排気
管10と、造粒したセラミック粉末を回収する回収管1
1とが接続されている。この排気温度は100℃以上に
保持されている。
【0028】上記スラリタンク3の底壁にはスラリパイ
プ12が接続されており、該スラリパイプ12はチャン
バ2内に挿入されている。
プ12が接続されており、該スラリパイプ12はチャン
バ2内に挿入されている。
【0029】上記多段ロータリディスク機構4は、円板
状の第1ロータリディスク15の中心部に垂直上方に伸
びる回転シャフト18を固定するとともに、該第1ロー
タリディスク15の上方にドーナツ状の第2,第3ロー
タリディスク16,17を所定間隔をあけて配置して構
成されている。この第3ロータリディスク17の上方に
は蓋としてのリングプレート19が配設されている。
状の第1ロータリディスク15の中心部に垂直上方に伸
びる回転シャフト18を固定するとともに、該第1ロー
タリディスク15の上方にドーナツ状の第2,第3ロー
タリディスク16,17を所定間隔をあけて配置して構
成されている。この第3ロータリディスク17の上方に
は蓋としてのリングプレート19が配設されている。
【0030】上記多段ロータリディスク機構4はチャン
バ2内の上壁2a中央部に近接するように配設されてい
る。上記回転シャフト18の上端部は上壁2aの内側に
配設固定された支持部材20により回転自在に支持され
ており、該支持部材20内に内蔵された不図示の駆動モ
ータにより回転駆動される。
バ2内の上壁2a中央部に近接するように配設されてい
る。上記回転シャフト18の上端部は上壁2aの内側に
配設固定された支持部材20により回転自在に支持され
ており、該支持部材20内に内蔵された不図示の駆動モ
ータにより回転駆動される。
【0031】上記第2,第3ロータリディスク15,1
6の内周縁には堰21,22が形成されており、この堰
21,22によりスラリが下段のロータリディスク1
5,16に溢れ落ちるのを防止している。
6の内周縁には堰21,22が形成されており、この堰
21,22によりスラリが下段のロータリディスク1
5,16に溢れ落ちるのを防止している。
【0032】上記各段のロータリディスク15〜17及
びリングプレート19の外周は環状プレート23により
閉塞されており、この各プレート23により第1〜第3
ロータリディスク15〜17及びリングプレート19は
相互に接続固定されている。上記各環状プレート23に
は噴霧孔24が周方向に所定間隔をあけて形成されてい
る。
びリングプレート19の外周は環状プレート23により
閉塞されており、この各プレート23により第1〜第3
ロータリディスク15〜17及びリングプレート19は
相互に接続固定されている。上記各環状プレート23に
は噴霧孔24が周方向に所定間隔をあけて形成されてい
る。
【0033】上記多段ロータリディスク機構4内には3
本のスラリ供給管12a,12b,12cが回転シャフ
ト18に沿って挿入配置されており、この各スラリ供給
管12a〜12cは上記スラリパイプ12を介してスラ
リタンク3に連通接続されている。この各スラリ供給管
12a〜12cはそれぞれ第1〜第3ロータリディスク
15〜17に独立して配置されており、これにより各段
のロータリディスク15〜17には各スラリ供給管12
a〜12cから自重による自然流下によってスラリSが
供給されるようになっている。
本のスラリ供給管12a,12b,12cが回転シャフ
ト18に沿って挿入配置されており、この各スラリ供給
管12a〜12cは上記スラリパイプ12を介してスラ
リタンク3に連通接続されている。この各スラリ供給管
12a〜12cはそれぞれ第1〜第3ロータリディスク
15〜17に独立して配置されており、これにより各段
のロータリディスク15〜17には各スラリ供給管12
a〜12cから自重による自然流下によってスラリSが
供給されるようになっている。
【0034】次に上記スプレードライヤ装置によりスラ
リの噴霧乾燥方法について説明する。
リの噴霧乾燥方法について説明する。
【0035】熱風発生器6から所定温度に加熱された空
気をチャンバ2内に吹き込むとともに、多段ロータリデ
ィスク機構4を所定の回転速度でもって回転駆動する。
この状態でスラリタンク3からスラリSを各スラリ供給
管12a〜12cを介して各段の第1〜第3ロータリデ
ィスク15〜17に自然流下によって供給する。すると
スラリSは各ロータリディスク15〜17の遠心力によ
って噴霧孔24からチャンバ2内に噴霧され、該チャン
バ2内を熱風とともに旋回しつつ水分が蒸発し、セラミ
ック粉末がチャンバ2の底部2bに落下する。この底部
2bに落下したセラミック粉末はサイクロン8を介して
回収管11から回収され、蒸発した水分は排気管10を
介してブロア9により外部に排出される。このようにし
て嵩密度が高く、粒径分布が安定したセラミック粉末が
得られる。
気をチャンバ2内に吹き込むとともに、多段ロータリデ
ィスク機構4を所定の回転速度でもって回転駆動する。
この状態でスラリタンク3からスラリSを各スラリ供給
管12a〜12cを介して各段の第1〜第3ロータリデ
ィスク15〜17に自然流下によって供給する。すると
スラリSは各ロータリディスク15〜17の遠心力によ
って噴霧孔24からチャンバ2内に噴霧され、該チャン
バ2内を熱風とともに旋回しつつ水分が蒸発し、セラミ
ック粉末がチャンバ2の底部2bに落下する。この底部
2bに落下したセラミック粉末はサイクロン8を介して
回収管11から回収され、蒸発した水分は排気管10を
介してブロア9により外部に排出される。このようにし
て嵩密度が高く、粒径分布が安定したセラミック粉末が
得られる。
【0036】本実施形態のスプレードライヤ装置1によ
れば、第1,第2,第3ロータリディスク15,16,
17を所定間隔をあけて配置してなる多段ロータリディ
スク機構4を構成したので、各段のロータリディスク1
5〜17からスラリSを噴霧することにより、大量の液
滴を噴霧処理することができ、ロータリディスクの直径
や回転速度を大きくしたり,チャンバ容積を大きくした
りすることなく、処理能力を向上できる。これにより製
品歩留りを向上できるとともに、嵩密度が高く,しかも
粒子径分布が安定したセラミック粉末の大量生産に対応
できる。この場合、スラリの処理量に応じて熱源を設定
することとなる。例えば、処理量が比較的少ない場合に
は電気を用い、これにより処理量が大きい場合には発熱
量の高いガス,灯油等を用いることとなる。
れば、第1,第2,第3ロータリディスク15,16,
17を所定間隔をあけて配置してなる多段ロータリディ
スク機構4を構成したので、各段のロータリディスク1
5〜17からスラリSを噴霧することにより、大量の液
滴を噴霧処理することができ、ロータリディスクの直径
や回転速度を大きくしたり,チャンバ容積を大きくした
りすることなく、処理能力を向上できる。これにより製
品歩留りを向上できるとともに、嵩密度が高く,しかも
粒子径分布が安定したセラミック粉末の大量生産に対応
できる。この場合、スラリの処理量に応じて熱源を設定
することとなる。例えば、処理量が比較的少ない場合に
は電気を用い、これにより処理量が大きい場合には発熱
量の高いガス,灯油等を用いることとなる。
【0037】また本実施形態の多段ロータリディスク機
構4は、スラリSの処理量に応じてロータリディスクの
段数を容易に設定することが可能であり、運転条件を容
易に設定することができる。
構4は、スラリSの処理量に応じてロータリディスクの
段数を容易に設定することが可能であり、運転条件を容
易に設定することができる。
【0038】また本実施形態では、各段のロータリディ
スク15〜17にそれぞれ独立してスラリ供給管12a
〜12cを配置したので、各段のロータリディスク15
〜17からスラリSを均等に噴霧することができ、より
均一な液滴を得ることができる。ここで、上記各スラリ
供給管12a〜12cを独立して開閉制御することも可
能であり、このようにした場合には処理量に応じたスラ
リを供給することが可能となり、所望の処理能力を得る
ことができる。
スク15〜17にそれぞれ独立してスラリ供給管12a
〜12cを配置したので、各段のロータリディスク15
〜17からスラリSを均等に噴霧することができ、より
均一な液滴を得ることができる。ここで、上記各スラリ
供給管12a〜12cを独立して開閉制御することも可
能であり、このようにした場合には処理量に応じたスラ
リを供給することが可能となり、所望の処理能力を得る
ことができる。
【0039】さらに第2,第3ロータリディスク16,
17の内周縁に堰21,22を形成したので、各ロータ
リディスク16,17に供給したスラリが下段のロータ
リディスク16,15に溢れたりするのを防止でき、各
段から噴霧される液滴を均一にすることができる。
17の内周縁に堰21,22を形成したので、各ロータ
リディスク16,17に供給したスラリが下段のロータ
リディスク16,15に溢れたりするのを防止でき、各
段から噴霧される液滴を均一にすることができる。
【0040】本実施形態では、各段のロータリディスク
15〜17の外周を環状プレート23により覆うととも
に、該プレート23に噴霧孔24を形成したので、この
噴霧孔24の大きさを液滴に応じて設定することがで
き、噴霧液滴の大きさに対する自由度を向上できる。
15〜17の外周を環状プレート23により覆うととも
に、該プレート23に噴霧孔24を形成したので、この
噴霧孔24の大きさを液滴に応じて設定することがで
き、噴霧液滴の大きさに対する自由度を向上できる。
【0041】なお、上記実施形態では、多段ロータリデ
ィスク機構4を3段のロータリディスク15〜17によ
り構成した場合を説明したが、本発明は2段,あるいは
4段以上としてもよく、処理量等に応じて設定すればよ
い。
ィスク機構4を3段のロータリディスク15〜17によ
り構成した場合を説明したが、本発明は2段,あるいは
4段以上としてもよく、処理量等に応じて設定すればよ
い。
【0042】また、上記実施形態では、チャンバ2内に
熱風発生器6から熱風を吹き込んでスラリSを乾燥させ
る場合を例に説明したが、本発明のスプレードライヤ装
置は、真空乾燥によりスラリを乾燥させる場合にも勿論
適用できる。この真空乾燥は、高温雰囲気により変質す
るおそれがある、例えば、医薬品,食品等のスラリや,
あるいはアセトン,シクロヘキサン等の有機溶媒を用い
る場合に有効であり、この真空乾燥を行なう場合にも本
実施形態の多段ロータリディスク機構を採用することに
より上記実施形態と同様の効果が得られる。
熱風発生器6から熱風を吹き込んでスラリSを乾燥させ
る場合を例に説明したが、本発明のスプレードライヤ装
置は、真空乾燥によりスラリを乾燥させる場合にも勿論
適用できる。この真空乾燥は、高温雰囲気により変質す
るおそれがある、例えば、医薬品,食品等のスラリや,
あるいはアセトン,シクロヘキサン等の有機溶媒を用い
る場合に有効であり、この真空乾燥を行なう場合にも本
実施形態の多段ロータリディスク機構を採用することに
より上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0043】また上記実施形態では、各段のロータリデ
ィスクに自然流下によりスラリを供給するようにした場
合を説明したが、本発明のスプレードライヤ装置は、例
えば定量ポンプでスラリを供給してロータリディスク間
の噴霧量を均一化し、均一な液滴を得るものにも適用で
き、この場合にも上記実施形態と略同様の効果が得られ
る。
ィスクに自然流下によりスラリを供給するようにした場
合を説明したが、本発明のスプレードライヤ装置は、例
えば定量ポンプでスラリを供給してロータリディスク間
の噴霧量を均一化し、均一な液滴を得るものにも適用で
き、この場合にも上記実施形態と略同様の効果が得られ
る。
【0044】図4は、請求項1,2の発明の一実施形態
によるスプレードライヤ装置を説明するための図であ
る。図中、図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
によるスプレードライヤ装置を説明するための図であ
る。図中、図2と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0045】本実施形態のスプレードライヤ装置は、円
板状の第1ロータリディスク15の上方にドーナツ状の
第2、第3ロータリディスク16,17を所定の間隔を
あけて配設して構成されており、基本的な構造は上記実
施形態と同様である。
板状の第1ロータリディスク15の上方にドーナツ状の
第2、第3ロータリディスク16,17を所定の間隔を
あけて配設して構成されており、基本的な構造は上記実
施形態と同様である。
【0046】そして、上記第1〜第3ロータリディスク
15,16,17及びリングプレート19は、周方向に
配設された各柱30により相互に支持固定されており、
これの中心部には1本のスラリ供結管31が挿入配置さ
れている。これにより各段のロータリディスク15,1
6,17の外周の略全域からスラリを噴霧するように構
成されている。
15,16,17及びリングプレート19は、周方向に
配設された各柱30により相互に支持固定されており、
これの中心部には1本のスラリ供結管31が挿入配置さ
れている。これにより各段のロータリディスク15,1
6,17の外周の略全域からスラリを噴霧するように構
成されている。
【0047】本実施形態では、各ロータリディスク15
〜17を柱30で相互に支持固定したので、これらの外
周の略全域から多量のスラリを噴霧でき、大きな液滴を
得ることができる。
〜17を柱30で相互に支持固定したので、これらの外
周の略全域から多量のスラリを噴霧でき、大きな液滴を
得ることができる。
【図1】請求項1,3,4,5,6の発明の一実施形態
によるスプレードライヤ装置を説明するための全体構成
図である。
によるスプレードライヤ装置を説明するための全体構成
図である。
【図2】上記スプレードライヤ装置の多段ロータリディ
スク機構の一部断面斜視図である。
スク機構の一部断面斜視図である。
【図3】上記多段ロータリディスク機構の断面図であ
る。
る。
【図4】請求項1,2の発明の一実施形態によるスプレ
ードライヤ装置を説明するための多段ロータリディスク
機構の一部断面斜視図である。
ードライヤ装置を説明するための多段ロータリディスク
機構の一部断面斜視図である。
【図5】従来の一般的なスプレードライヤ装置を示す図
である。
である。
1 スプレードライヤ装置 2 チャンバ 12a〜12c スラリ供給管 15〜17 ロータリディスク 21,22 堰 23 環状プレート 24 噴霧孔 30 柱 S スラリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D076 AA02 AA14 AA24 BA25 CB05 CD22 DA14 DA28 FA04 FA20 FA22 JA03 4G004 EA02 EA07
Claims (7)
- 【請求項1】 チャンバ内にロータリディスクを回転自
在に配置するとともに、該ロータリディスクにスラリを
供給するスラリ供給管を挿入配置し、該スラリ供給管か
ら供給されたスラリを上記ロータリディスクの遠心力で
もってチャンバ内に噴霧するようにしたスプレードライ
ヤ装置において、上記ロータリディスクが所定間隔をあ
けて複数段をなすように配置されていることを特徴とす
るスプレードライヤ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記各段のロータリ
ディスクが、周方向に配設された柱により相互に支持固
定されていることを特徴とするスプレードライヤ装置。 - 【請求項3】 請求項1において、上記各段のロータリ
ディスクが、外周部に配設された環状プレートにより相
互に支持固定されていることを特徴とするスプレードラ
イヤ装置。 - 【請求項4】 請求項3において、上記各環状プレート
に、スラリを噴出する噴霧孔が設けられていることを特
徴とするスプレードライヤ装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4の何れかにおいて、上
記各段のロータリディスクにスラリ供給管がそれぞれ独
立して配置されていることを特徴とするスプレードライ
ヤ装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5の何れかにおいて、上
記各段のロータリディスクがドーナツ状のものからな
り、該各ロータリディスクの内円側の周縁に供給したス
ラリが外部に溢れ出るのを防止する堰が設けられている
ことを特徴とするスプレードライヤ装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6の何れかに記載のスプ
レードライヤ装置を用いてスラリを噴霧することにより
造粒を行なうことを特徴とする造粒方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000252715A JP2002058981A (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | スプレードライヤ装置及びこれを用いた造粒方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000252715A JP2002058981A (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | スプレードライヤ装置及びこれを用いた造粒方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002058981A true JP2002058981A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=18741915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000252715A Pending JP2002058981A (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | スプレードライヤ装置及びこれを用いた造粒方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002058981A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007521136A (ja) * | 2003-12-22 | 2007-08-02 | フィンレイ,ウォーレン,エイチ | 大気噴出凍結乾燥法による粉末形成 |
KR101015386B1 (ko) * | 2010-07-05 | 2011-02-22 | 오대환 | 분무 건조기 |
CN102423661A (zh) * | 2010-08-11 | 2012-04-25 | 中外炉工业株式会社 | 粉体制造装置 |
CN113083156A (zh) * | 2021-04-20 | 2021-07-09 | 安徽理工大学环境友好材料与职业健康研究院(芜湖) | 一种可回收原料的圆盘造粒机 |
CN114225579A (zh) * | 2021-12-18 | 2022-03-25 | 德州职业技术学院(德州市技师学院) | 一种智能控制的电气自动化除尘装置 |
CN114749100A (zh) * | 2022-04-27 | 2022-07-15 | 史丹利农业集团股份有限公司 | 高塔复合肥螺旋造粒喷头及造粒机 |
CN115400438A (zh) * | 2022-10-09 | 2022-11-29 | 湖南金代科技发展有限公司 | 一种酶制剂生产用喷雾干燥结构及其使用方法 |
-
2000
- 2000-08-23 JP JP2000252715A patent/JP2002058981A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN115400438A (zh) * | 2022-10-09 | 2022-11-29 | 湖南金代科技发展有限公司 | 一种酶制剂生产用喷雾干燥结构及其使用方法 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091022 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100302 |