JP2002057874A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002057874A
JP2002057874A JP2000238477A JP2000238477A JP2002057874A JP 2002057874 A JP2002057874 A JP 2002057874A JP 2000238477 A JP2000238477 A JP 2000238477A JP 2000238477 A JP2000238477 A JP 2000238477A JP 2002057874 A JP2002057874 A JP 2002057874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 節約モードにおいて無駄なく読みやすいレイ
アウトで出力する画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置において、原稿を読み取る
読取手段と、読み取ったN枚の原稿をM枚(M≠N)の
用紙に出力することを指示する指示手段と、読取手段に
より読み取って得られたN枚の原稿の画像データ中の文
字画像を認識し、文字コードに変換する変換手段と、文
字コードに基づいてフォントデータを記憶手段から読み
出すフォントデータ読み出し手段と、読み出し手段によ
って得られたフォントデータをM枚の用紙上に印刷でき
るよう再レイアウトし画像データを作成する合成手段
と、合成手段によって作成された画像データを印刷する
印刷手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿上の文字画像
を光学式文字認識機能(OCR)を用いて認識し、文字
コード化するデジタル複写機等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において、原稿枚数
に対して複写枚数を減らす節約モードがある。節約モー
ドの1つであるNin1処理では、N枚の原稿を縮小して
1枚の用紙にレイアウトして画像を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のNin1
処理では、図15に示すように、元の原稿をその余白部
分を含めて縮小処理をしている。このため、原稿を必要
以上に縮小する必要があり、文字が小さくなってしまっ
ていた。また、縦向きの原稿をNin1処理すると原稿の
向きが横向きに変わる場合がある。このとき、縦向きの
書類と横向きの書類とが混在するのでファイル時に不具
合が生じていた。また、一枚の用紙に複数の原稿を並べ
るだけのレイアウトであるので、出力用紙を読むとき、
並べられたページ順を確認しながら読む必要が生じてい
た。
【0004】本発明の目的は、Nin1処理等の枚数減処
理(節約モード)において無駄なく読みやすいレイアウ
トで出力する画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、原稿を読み取る読取手段と、読み取ったN枚の原
稿をM枚(M≠N)の用紙に出力することを指示する指
示手段と、読取手段により読み取って得られたN枚の原
稿の画像データ中の文字画像を認識し、文字コードに変
換する変換手段と、文字コードに基づいてフォントデー
タを記憶手段から読み出すフォントデータ読み出し手段
と、読み出し手段によって得られたフォントデータをM
枚の用紙上に印刷できるよう再レイアウトし画像データ
を作成する合成手段と、合成手段によって作成された画
像データを印刷する印刷手段とを有することを特徴とす
る。たとえば、この画像形成装置において、フォント記
憶手段は複数の異なるサイズのフォントデータを記憶し
ており、画像形成装置は、さらに、N枚の原稿に含まれ
る文字画像に対応するフォントデータがM枚の用紙の所
定領域内に収まるよう読み出すフォントデータのサイズ
を計算するフォントサイズ計算手段を有することを特徴
とする。また、たとえば、この画像形成装置は、さら
に、原稿中の文字領域を判別する判別手段と、判別され
た文字領域に応じてM枚の用紙における文字領域の大き
さを計算する文字領域計算手段と、N枚の原稿に含まれ
る文字画像に対応するフォントデータがM枚の用紙の文
字領域内に収まるよう読み出すフォントデータのサイズ
を計算するフォントサイズ計算手段とを有することを特
徴とする。また、たとえば、この画像形成装置におい
て、原稿枚数N>用紙枚数Mであり、原稿枚数Nは奇数
であることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態を説明する。本発明は、図1に示すネッ
トワーク2に接続された画像入力装置4と画像形成装置
6から構成される複写システムにも、同図中に示すスタ
ンドアロンのデジタル複写機10にも適用可能である。
以下では、スタンドアロンのデジタル複写機10を本発
明の1実施形態として説明する。
【0007】図2は、デジタル複写機10の概略構成を
示すブロック図である。デジタル複写機10は、原稿を
読み取るための読み取り部12と、読み取って得られた
画像データに基づいて印刷データを生成する画像処理部
14と、印刷データに基づいて用紙に印刷する印刷部1
6と、出力枚数、Nin1処理をする枚数、出力用紙サイ
ズ、節約率等の各種設定の入力および表示を行う操作パ
ネル18と、これらの各部を制御する制御部20とから
なる。読み取り部12は、自動原稿搬送装置(以下AD
Fという)13を備えている。読み取りの際には、AD
F13上に積載された複数枚の原稿は、一枚づつ読み取
り部12の所定の読み取り位置に搬送され、読み取り位
置で画像が読み取られる。
【0008】このデジタル複写機10は、光学式文字認
識が可能であり、文字領域の文字画像を文字コードデー
タとして再現する。まず、画像処理部14において、文
字/絵柄領域判別部22は、読み取り部12により読み
取って得られた画像データを文字領域と絵柄領域(写真
画像も含む)とに分離する。ここで、文字領域と絵柄領
域は矩形領域として判別される。2値化処理部24は、
文字領域を2値化処理し、光学式文字認識(OCR)部
26は、2値化された文字領域中の文字を光学式文字認
識(OCR)により文字コードに変換する。倍率算出部
28は、設定された出力枚数、Nin1処理する枚数、出
力用紙サイズ、節約率等から変倍率を演算する。フォン
ト記憶部32は、複数種のフォントや様々なサイズのフ
ォントデータを記憶しており、文字/画像変倍部30
は、文字領域で認識された文字コードに対し、倍率算出
部28により算出された倍率に応じたフォントサイズを
選択し、文字コードデータを出力することにより変倍を
行い、また、絵柄領域に対しては、算出された倍率に応
じた画像への変倍を行う。合成処理部34は、変倍され
た文字領域と絵柄領域を合成し、フォーマット変換部3
6は、文字コードデータとその他のビットマップデータ
を汎用フォーマット形式(例えばPDF形式)へ変換す
る。ここで、Nin1処理等の節約モードの場合には、複
数枚の原稿を1枚の用紙に印刷するためのレイアウトで
合成する。印刷部16は、合成処理部34により合成さ
れた画像データをラスタデータに変換し用紙へ出力す
る。
【0009】図3は、デジタル複写機10の操作パネル
18を示す。表示部40は液晶タッチパネルであり、ユ
ーザのタッチ指示により表示画面や複写モードを切り替
えることができる。図3に示される場合では、表示部4
0に節約モード選択の画面が表示されている。ユーザ
は、この選択画面で、節約モードとしてNin1モード、
節約率指定モード、用紙枚数・サイズ指定モードのいず
れかを選択可能である。また、操作パネル18は、コピ
ー開始を指示するためのスタートキー44とコピー枚数
等を入力するためのテンキー42を有している。
【0010】それぞれの節約モードについて説明する
と、Nin1モードは、N枚の原稿を縮小して1枚の用紙
に複写するモードである。図4はNin1モードにおいて
2枚の原稿を1枚の用紙に複写する場合の画面を示して
いる。2in1モードでは、例えば図4に示すように、2
枚の原稿が1枚の用紙に縮小される。図5において、上
側に示した2枚の原稿が、下側に示す1枚の用紙に縮小
されて出力されるが、2枚の原稿の文字領域は文字認識
機能により変倍率に応じたフォントとして文字コードデ
ータに変換され、絵柄領域は変倍率に応じた画像データ
に変換され、文字領域と絵柄領域が1枚の用紙に行数、
文字数等が変えられて再レイアウトされる。なお、従来
のデジタル複写機等の画像形成装置においては、Nが偶
数であるNin1モードのみ指定可能であったが、本実施
形態では用紙1枚にまとめる原稿の枚数Nは偶数に限定
されない。
【0011】また、節約率指定モードは、操作パネル1
8上で原稿の枚数を何%の枚数に減らすのかを節約率と
して数値入力し、節約率に応じて複写枚数を減らすモー
ドである。例えば図6に示す表示画面40のように「5
0」%と節約率の数値が入力されれば、前述のNin1モ
ードと同様に、図5に示すように、上側に示した2枚の
原稿を、下側に示した同じサイズの用紙に複写する。
【0012】また、用紙枚数・サイズ指定モードとは、
原稿読み取って得られた画像データを何枚の用紙に、ま
た、どのサイズの用紙に複写するのかを指定し、複写枚
数を減らすモードである。例えば、図7に示す表示画面
40のように用紙のサイズをA4縦、用紙枚数を1枚と
入力すれば、図5に示すように、2枚の原稿を指定どお
りA4サイズの1枚の用紙に複写する。用紙枚数・サイ
ズ指定モードにおいて、読み取り枚数は任意である。
【0013】これらの節約モードでは、2枚の原稿の内
容が、単に1枚の用紙の左右に並べられるのではない。
図5に示すように、上側に示した2枚の原稿の文字領域
は文字認識機能により変倍率に応じたフォントとして文
字コードデータに変換され、絵柄領域は変倍率に応じた
画像データに変換され、文字領域と絵柄領域が1枚の用
紙に行数、文字数等が変えられて再レイアウトされる。
従って、用紙の向きを変えることなく、かつ、無駄な余
白もなく、ファイルしやすく読みやすいレイアウトでコ
ピー出力が得られる。
【0014】次に、この実施形態における制御部20の
動作を説明する。図8は、節約モードが選択された場合
のフローチャートである。このフローチャートには、画
像処理部14の各部の処理が含まれる。まず、操作パネ
ル18のスタートキー44が押されたか否かを判断し
(S101)、その後、操作パネル15上で節約モード
のうちNin1モード、節約率指定モード、用紙枚数・サ
イズ指定モードのいずれが選択されているかを判断し
(S102、S103)、選択されたモードのサブルー
チンに移行する(S104、S105、S106)。
【0015】次に、Nin1モードの動作(図8、S10
4)を、図9のフローチャートを参照して説明する。ス
タートキー44が押され、Nin1モードに入ったら、1
枚の用紙に収めるN枚の原稿を1枚づつ読み取る(S2
01)。次に、読み取って得られた画像データに対し、
文字領域と絵柄領域に分離する領域判別(S202)を
行う。ここでは、ある領域においてエッジと判別された
画素数を計算し、エッジと判別された画素数が所定のし
きい値を超えていればその領域を文字領域とし、しきい
値を越えない領域を絵柄領域としている。次に、文字領
域についてOCR処理(S203)を行う。すなわち、
文字領域の画像データを2値化処理で2値化した後、文
字領域中の文字認識を行い、文字と認識された画像デー
タを文字コードデータヘ変換する。次に、1枚の用紙に
印刷する文字領域と絵柄領域との面積比率を決定するた
めに領域毎の面積演算を行う(S204)。
【0016】ここで、面積演算について説明する。図1
0の例に示すように、原稿1枚づつに対し、領域判別さ
れた各領域について、文字領域高さth、文字領域幅t
w、絵柄領域高さbh、絵柄領域幅bwを求め、文字領域
の面積と絵柄領域の面積を演算する。この例では、2つ
の文字領域と2つの絵柄領域が判別されている。図10
では、文字領域の面積について、ある程度の大きさを持
った矩形に基づいて算出しているが、行単位、文字単位
で切り出し、各単位で面積を求めるようにしてもよい。
【0017】図9のフローチャートに戻り、原稿N枚の
処理が完了すると、文字領域及び絵柄領域のそれぞれに
ついてNin1処理時の変倍率が演算され(S206)、
変倍された文字画像と絵柄画像のレイアウト処理をした
後(S207)、出力する(S208)。上述の処理を
全ての原稿の読み取りが終了する(S209でYES)
まで、繰り返す。
【0018】次に、変倍率の演算(図9、S206)に
ついて、図11に示すフローチャートを参照して説明す
る。まず、領域毎の面積演算で得られたN枚分の文字領
域面積と絵柄領域面積をそれぞれ足し合わせて面積A、
Bを計算し、面積比を求める(S301)。 Σ(th(i)*tw(i)):Σ(bh(i)*bw(i)) (=A:B)
【0019】次に、出力用紙にレイアウトするための文
字領域と絵柄領域のそれぞれの変倍率を上記面積比A:
Bに応じて求める(S302)。印刷領域面積Sとする
と、各々の変倍率および印刷領域面積は以下のようにな
る。 文字領域変倍率St/A、 文字印刷領域面積St=S*A/(A+B) 絵柄領域変倍率Sb/B、 絵柄印刷領域面積Sb=S*B/(A+B) レイアウトにおいて、印刷位置は、原稿どおり文字と絵
柄を順番に配置してもよいし、文字は文字でまとめた領
域に、絵柄は絵柄でまとめた領域に印刷するように決め
てもよい。
【0020】次に、文字領域変倍率に応じてフォント記
憶部32に格納されているフォントから印刷に用いるフ
ォントを選択する(S303)。具体的にはOCR部2
6で文字のフォントとフォントサイズも認識され、文字
/画像変倍部30で算出された変倍率をもとに、変倍率
に応じたフォントサイズを計算する。フォントサイズの
計算方法は、OCR処理によって認識されたフォントサ
イズに変倍率を掛けた値を変倍後のフォントサイズとす
る方法である(詳細は後で説明する)。OCR処理によ
って認識されたフォントから計算されたサイズのフォン
トをフォント記憶部32から読み出す。必要なフォント
データをフォント記憶部より読み出して使用することに
より、変倍による文字品質の劣化を無くすことができ
る。
【0021】なお、フォント記憶部32に必要なフォン
トがない場合は、原稿からその文字だけを抜き出し、直
線補間法、キュービックコンボリューション補間法など
の拡大処理や、単純間引き処理などの縮小処理を用いて
原稿の文字の変倍処理を行ってもよい。また、フォント
記憶部32に所定のサイズのフォントが存在しない場
合、同一フォントのフォントサイズの異なるフォントを
拡大または縮小して使用してもよい。すなわち、フォン
ト記憶部32より、算出されたフォントサイズに一番近
いサイズのフォントデータを読出し、算出されたフォン
トサイズに合うように拡大または縮小してそのデータを
使用する。
【0022】次に、レイアウト処理(図9、S207)
について、図12のフローチャートを参照して説明す
る。絵柄領域では、算出された変倍率をもとに変倍処理
(直線補間法、キュービックコンボリューション補間法
等の拡大処理や、単純間引き等の縮小処理)を行う(S
401)。そして、出力用紙における文字領域に、選択
されたフォントを用いて文字データを作成する(S40
2)。最後に、変倍された文字領域と絵柄領域とを合成
処理部34で合成し、例えばAdobi社のPDF形式
のファイルヘ変換する(S403)。
【0023】印刷部16で、合成処理後のPDF形式の
ファイルにRIP処理を施すことでラスターデータを作
成し、出力する。なお、この実施形態では、RIP処理
を印刷部16で行っているが、合成処理部84で、RI
P処理のみを行い、ビットマップ形式にしてもよい。
【0024】次に、文字データ作成(図12、S40
2)の詳細を図13のフローチャートを参照して詳細に
説明する。まず、変倍率に応じたフォントサイズが計算
され(S501)、フォント記憶部32からフォントデ
ータが読み出される(S502)。そして、全ての文字
に対してフォント記憶部32からフォントを読み出す処
理が終了するまで、S501、S502を繰り返す(S
503)。
【0025】フォントサイズの計算(図13、S50
1)について詳細に説明する。まず、計算に使用するデ
ータについて説明する。OCR部26は、文字領域内の
文字コードのほかに、文字領域内の行数、1行の文字
数、文字のフォント種類とフォントサイズ、文字領域の
矩形サイズを認識する。また、あらかじめ、フォントテ
ーブルがフォント記憶部32に記憶されている。表1に
フォントテーブルの一例を示す。この表は、MSゴシッ
ク、MS明朝などの使用頻度が高いフォントのフォント
サイズの幅と高さのデータを有している。これらOCR
部26が取得したデータとフォントテーブルに記憶され
ているデータとを用いてフォントサイズの計算を行う。
【0026】
【表1】
【0027】図14のフローチャートにより、具体的に
フォントサイズの計算(図13、S501)を説明す
る。まず原稿の文字領域の外接矩形幅と変倍率と乗算
し、変倍後の文字領域の幅W1を得る(S601)。次
に、OCR部26で認識されたフォントサイズと変倍率
とを乗算し、仮の変倍後フォントサイズを求める(S6
02)。ここで、仮の変倍後フォントサイズとしたの
は、認識されたフォントがフォント記憶部32にない場
合、別のフォントを用いる場合があり、単に認識された
フォントサイズと変倍率とに基づいて得られたフォント
サイズでは、変倍後の文字領域内に出力文字が納まらな
いことがあるからである。従って、認識された文字領域
内の行における最大文字数と変倍後のフォントサイズと
を乗算して変倍後必要な文字領域幅W2を計算し(S6
03)、S601で得られた変倍後の文字領域幅に納ま
るか否かを判断する(S604)。変倍後の文字領域内
に仮の変倍後フォントサイズで文字が収まる場合には、
この時点でのフォントサイズを変倍後フォントサイズと
して図13のフローに戻る。収まらない場合には、仮の
変倍後フォントサイズを小さくし(S605)、S60
3に戻る。以上のように変倍後のフォントサイズが計算
される。
【0028】本実施の形態においてはフォントテーブル
に使用頻度が高いフォントのみを記憶した例で説明した
が、もちろん、他の全てのフォントに対してテーブルを
作成してもよく、また、全てのフォントサイズに対して
テーブルを作成してもよい。さらに、全ての文字に対し
て幅と高さをテーブル化しておくことで、文字の種類に
よって幅と高さが異なるフォントによる不具合いを無く
すことが可能である。
【0029】また、用紙枚数・サイズ指定モードと節約
率指定モード(図8、S105、S106)でも、図9
のNin1モードのフローチャートとほぼ同様の処理を行
う。Nin1モードと異なるのは、操作パネル18上での
指定画面が異なることや、すべての原稿を読み取ってか
ら変倍率の計算を行うことである。また変倍率を計算す
るとき、出力用紙の枚数が複数枚となる可能性があり、
印刷領域の面積を計算する必要がある。その他の点で
は、図6のNin1モードのフローチャートと同様なの
で、説明の繰り返しを避けるため、ここでの説明を省略
する。なお、上述の実施の形態は、スタンドアロンのデ
ジタル複写機に関するものであったが、本発明は、図1
に示すようなネットワーク2に接続された画像入力装置
(スキャナ)4と画像形成装置(プリンタ)6とから構
成される複写システムにも適用可能である。
【0030】
【発明の効果】光学式文字認識により文字コードデータ
化された文字を再レイアウトすることによって、文字を
拡大/縮小する場合に読みやすいレイアウトで出力でき
る。変倍時に、コード化された文字を基に文字画像を作
成するため、文字画像の劣化がない。つまり、縮小複写
時には文字つぶれが生じない。光学式文字認識によって
コード化された文字に対して変倍処理を行う場合、変倍
率に応じたフォントサイズを計算し、必要なフォントデ
ータをフォント記憶部より読み出して使用することによ
り、変倍時における文字のアウトラインの乱れや文字つ
ぶれを無くすことができる。また、従来のデジタル複写
機等の画像形成装置においては、2枚の原稿を1枚の用
紙に、4枚の原稿を1枚の用紙になどと、Nが偶数であ
るNin1モードのみ指定可能であったが、本発明では用
紙1枚にまとめる原稿の枚数は偶数に限定されず、Nin
1モードをより使い勝手のよいものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ネットワークに接続された複写システムとス
タンドアロンのデジタル複写機を示す図
【図2】 デジタル複写機の構成を示すブロック図
【図3】 操作パネルの図
【図4】 Nin1モードでの操作パネルの表示画面の図
【図5】 節約モードを説明するための図
【図6】 節約率モードでの操作パネルの表示画面の図
【図7】 用紙枚数・サイズ指定モードでの操作パネル
の表示画面の図
【図8】 節約モードコピーでのフローチャート
【図9】 Nin1モードでのフローチャート
【図10】 原稿における文字領域高さ、文字領域幅、
絵柄領域高さ、絵柄領域幅を示す図
【図11】 変倍率演算のフローチャート
【図12】 レイアウト処理のフローチャート
【図13】 文字データ作成のフローチャート
【図14】 フォントサイズの計算のフローチャート
【図15】 従来のNin1処理の1例を示す図
【符号の説明】
2 ネットワーク、 4 画像入力装置、 6 画
像形成装置、 10複写機、 12 読み取り部、
14 画像処理部、 16 印刷部、18 操作
パネル、 20 制御部、 22 文字/絵柄領域
判別部、26 光学式文字認識部、 28 倍率算出
部、 32 フォント記憶部、 34 合成処理
部、 40 表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 BA05 BA09 BB10 BD07 CA03 CB03 EA15 2H027 EJ15 FA03 FD02 FD08 ZA07 5C076 AA01 AA17 AA19 AA22 BA02 BB45 CA10 CB02 CB05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読取手段と、 読み取ったN枚の原稿をM枚(M≠N)の用紙に出力す
    ることを指示する指示手段と、 読取手段により読み取って得られたN枚の原稿の画像デ
    ータ中の文字画像を認識し、文字コードに変換する変換
    手段と、 文字コードに基づいてフォントデータを記憶手段から読
    み出すフォントデータ読み出し手段と、 読み出し手段によって得られたフォントデータをM枚の
    用紙上に印刷できるよう再レイアウトし画像データを作
    成する合成手段と、 合成手段によって作成された画像データを印刷する印刷
    手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 フォント記憶手段は複数の異なるサイズのフォントデー
    タを記憶しており、 さらに、N枚の原稿に含まれる文字画像に対応するフォ
    ントデータがM枚の用紙の所定領域内に収まるよう読み
    出すフォントデータのサイズを計算するフォントサイズ
    計算手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、 さらに、原稿中の文字領域を判別する判別手段と、判別
    された文字領域に応じてM枚の用紙における文字領域の
    大きさを計算する文字領域計算手段と、N枚の原稿に含
    まれる文字画像に対応するフォントデータがM枚の用紙
    の文字領域内に収まるよう読み出すフォントデータのサ
    イズを計算するフォントサイズ計算手段とを有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、 原稿枚数N>用紙枚数Mであり、原稿枚数Nは奇数であ
    ることを特徴とする画像形成装置。
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