JP2002057811A - 声紋電話システム - Google Patents

声紋電話システム

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JP2002057811A
JP2002057811A JP2000241148A JP2000241148A JP2002057811A JP 2002057811 A JP2002057811 A JP 2002057811A JP 2000241148 A JP2000241148 A JP 2000241148A JP 2000241148 A JP2000241148 A JP 2000241148A JP 2002057811 A JP2002057811 A JP 2002057811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話機からの音声データを解読する専用のセン
ターを設け、このセンターにおいて音声データに含まれ
る内容を解読して所望の相手方と電話を通じさせる等を
行う声紋電話システムを提供する。 【解決手段】少なくともマイクとスピーカとパワー手段
とを備えた電話機であって、この電話機は、パワー手段
により電話ができるようになった時に所定の声紋電話コ
ールセンターを呼び出して接続し、マイクから入力した
音声データを声紋電話コールセンター側でその声紋を解
読して所定の相手方に接続するようにしたことを特徴と
する声紋電話システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、声紋電話システム
に関するものであり、詳しくは電話機からの音声データ
の声紋により特定データを認識して相手方への接続等が
できるようにした声紋電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における電話機、特に携帯電話
機は、急速に普及してきており、従来のテンキーや圧縮
機能を使って特定相手先を呼出して会話をすることか
ら、この会話をすることに加えて附加価値を付けたサー
ビス等のその使い勝手も様々なものが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
電話機、特に携帯電話機においては、音声を認識する音
声認識電話機は既に周知であるが、現実問題として電話
機又は音声を受信する端末器側で音声認識をするため、
音声の認識率が悪いという問題がある。又、携帯電話機
を紛失した場合には、紛失した携帯電話機に登録してあ
る電話帳を再度作成し直す必要があり、又、電話番号の
変更毎にその電話番号を変更する必要がある。更に、電
話のみを使用する分には問題がないが電話番号の登録と
か予約とか等の操作についてはテンキー以外の機能を醸
し出す必要があるため、特別な操作をする必要があり、
結構面倒であるため、宣伝文句にはうたっているが実際
に使用されていないのが現状である。又、携帯電話機に
おいては、操作面が一般的に小さいため、表示する文字
数字等も小さくなり視力の弱い人や暗所での使用におい
ては更に見づらいという問題も指摘されている。
【0004】従って、電話機において、テンキー等を使
わずに所望の相手方を呼出して会話できる手法を基本と
して、この手法により派生する機能に解決しなければな
らない課題を有する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る声紋電話システムは次のような構成に
することである。
【0006】(1)少なくともマイクとスピーカとパワ
ー手段とを備えた電話機であって、該電話機は、前記パ
ワー手段により電話ができるようになった時に所定の声
紋電話コールセンターを呼び出して接続し、前記マイク
から入力した音声データを前記声紋電話コールセンター
側でその声紋を解読して所定の相手方に接続するように
したことを特徴とする声紋電話システム。 (2)上記(1)の声紋電話システムにおいて、前記パ
ワー手段は、前記マイクから入力した音声データを検出
した時に、該音声データに基づいて前記声紋電話コール
センターを呼び出すことを特徴とする声紋電話システ
ム。 (3)上記(1)又は(2)の声紋電話システムにおい
て、前記電話機は携帯電話機であることを特徴とする声
紋電話システム。 (4)上記(1)、(2)又は(3)の声紋電話システ
ムにおいて、前記声紋の解読は電話機側で行い、特定の
声紋を認識した時に前記声紋電話コールセンターを呼出
すようにしたことを特徴とする声紋電話システム。 (5)上記(1)、(2)、(3)又は(4)の声紋電
話システムにおいて、前記電話機は、特定の音声データ
を記憶しておき、該特定の声紋以外の音声データを削除
して前記声紋電話コールセンター側に送るようにしたこ
とを特徴とする声紋電話システム。 (6)上記(1)、(2)、(3)、(4)又は(5)
の声紋電話システムにおいて、前記声紋の解読が出来な
い時は、予め設定されている暗号符号音声データに切換
えることができるようにしたことを特徴とする声紋電話
システム。 (7)上記(1)の声紋電話システムにおいて、前記声
紋電話コールセンターは、特定の音声データを認識した
時に、該認識した特定の音声データ毎に電話する相手先
を呼出すための音声データを蓄積すると共に、該蓄積さ
れている音声データを検索すること及び該蓄積されてい
る音声データを適宜コールバックする機能を有すること
を特徴とする声紋電話システム。 (8)上記(7)の声紋電話システムは、前記相手先を
呼出すための音声データの蓄積のうち、頻繁に使用する
音声データに優先順位を付けるようにしたことを特徴と
する声紋電話システム。 (9)上記(1)、(7)又は(8)の声紋電話システ
ムにおいて、前記声紋電話コールセンターは、登録され
ている特定の音声データであると認識した時に、該特定
の音声データに含まれる伝言を蓄積しておき、特定相手
側に伝言ありのメッセージ及び伝言を伝える音声留守録
機能を備えたことを特徴とする声紋電話システム。 (10)上記(9)の声紋電話システムにおいて、前記
声紋電話コールセンターは、登録されている特定の音声
データを認識した時に、該特定の音声データに含まれて
いるデータに基づいて予約コールをする音声予約コール
機能を有することを特徴とする声紋電話システム。 (11)上記(10)の声紋電話システムにおいて、前
記予約コールは、予め設定されている予約コールの時間
以前の特定時間に特定の音声データを発した電話機側に
コールバックすることを特徴とする声紋電話システム。 (12)上記(1)、(9)、(10)又は(11)の
声紋電話システムにおいて、前記声紋電話コールセンタ
ーはネットに接続する機能を有し、前記電話機からの特
定の音声データに含まれている検索項目に従って、ネッ
ト上の情報を検索して抽出し、該抽出したデータを適宜
蓄積すること又は及び音声によりコールバックする音声
検索機能を有することを特徴とする声紋電話システム。 (13)上記(11)の声紋電話システムにおいて、前
記ネットは、インターネットであることを特徴とする声
紋電話システム。 (14)上記(1)の声紋電話システムにおいて、前記
声紋電話コールセンターは、前記特定の音声データを文
字に変換して、特定の相手先に送る音声Eメール機能を
有することを特徴とする声紋電話システム。 (15)上記(1)の声紋電話システムにおいて、前記
声紋電話コールセンターは、前記特定の音声データを文
章に変換して前記特定の音声データを発生している側に
コールバックする音声ワープロ機能を有することを特徴
とする声紋電話システム。 (16)上記(1)の声紋電話システムにおいて、前記
声紋電話コールセンターは、前記特定の音声データに基
づいて音声電子商取引を行うことができる音声電子商取
引機能を有することを特徴とする声紋電話システム。 (17)上記(1)の声紋電話システムにおいて、前記
電話機には、テンキー機能を備え、該テンキー機能によ
り前記声紋電話コールセンターと接続するようにしたこ
とを特徴とする声紋電話システム。 (18)上記(1)の声紋電話システムにおいて、前記
声紋の解読は、予め一致しているアナログ音声信号を記
録しておき、前記電話機から入力した音声信号と該一致
しているアナログ音声信号とを比較することにより行う
ことを特徴とする声紋電話システム。
【0007】このように、電話機との間にコールセンタ
ーを備え、声紋により特定の音声データを認識して相手
側と会話等ができるようにしたことにより、所望の相手
側の電話番号を指定する必要がなくなると共に、一度使
用した相手先の番号等は音声データとして蓄積しておく
ことにより、例えば「昨日かけたAさん」とか「Bく
ん」という通常の会話形式で相手側と接続することが可
能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る声紋電話シス
テムの種々の実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0009】本願発明に係る第1の実施の形態の声紋電
話システムは、図1に示すように、声紋式電話機10又
はテンキー式電話機11から声紋電話コールセンター1
3を呼び出して所望の相手側と電話等できるシステムで
あり、声紋式電話機10の場合は自動的又は音声により
声紋電話コールセンター13に接続するようにし、テン
キー式電話機の場合はテンキーをプッシュして声紋電話
コールセンター13に接続する。
【0010】声紋電話コールセンター13においては、
声紋式又はテンキー式電話機10、11と接続状態にあ
り、何れかの電話機10、11から音声データ14を入
力すると、その音声データ14の声紋の解読15をす
る。ここで予め設定されている特定声紋と一致すれば、
声紋電話コールセンターを利用することができる者であ
るとの認証ができたことになり、音声データ14に含ま
れている文言を予め翻訳解読したデータを蓄積してある
声紋データベースと付き合わせることにより、その文言
の意味を解読する。
【0011】このような翻訳機能16には、量的学習マ
スター機能と質的学習マスター機能とがあり、量的学習
マスター機能は単純に情報を累積(蓄積)していくもの
で、いわば百科事典のようなものであり、情報のボリュ
ームとして自動的に増殖してゆく仕組みが必要である。
実際には、新しい言葉が次々と登場し続ける中で、その
言葉を登録することになる。
【0012】質的学習マスター機能は、人口知能ともい
うべきもので、翻訳機能16の中枢であり、特徴的な点
は人間や企業の習慣に着目したことである。即ち、翻訳
の質的能力は慣習に依存している事実に着目すると、習
慣(慣習)はメリットによって成り立っている。従っ
て、メリットがなければ習慣として定着しないというこ
とになる。例えば、個人が電話をする相手は、ほぼ特定
され限定されているという習慣がある。又、挨拶文や年
賀状とうのものには、ほぼ定型化された慣習化されてい
る。更に、企業も取引慣行という商慣習により特定化さ
れ限定されている。小売業においては、Aメーカーの商
品はB問屋を経由して納品されるという商慣習が存在す
る。従って、新商品発売時にはメーカー名だけ判別すれ
ば取引問屋名が自動的に判別できることになる。同様
に、新商品のジャンル判別にも応用できる。販売マージ
ンも慣習化されており、この慣習学習マスターを活用す
ることにより、小売業の販売価格を自動的に決定するこ
とができるのである。このようにして個人も企業も慣習
に支配され、習慣により言動を行っているのであり、習
慣を学習すれば翻訳能力は向上する。
【0013】このような翻訳機能を駆使して音声データ
14から所望の項目を決定する。実施例においては、
「oo会社のAさん」と判断すれば相手先接続のルーチ
ン17に行き、「Eメール」と判断すれば音声Eメール
のルーチン18に行き、「ワープロ」と判断すれば音声
ワープロのルーチン19に行き、「インターネット」と
判断すれば「音声インターネット」のルーチン20に行
き、「電子商取引」と判断すれば音声電子商取引のルー
チン21に行く。以下、それぞれのルーチンにおける構
成及び処理形態について説明する。
【0014】相手先の接続のためのルーチンにおける構
成及びその処理形態は、図2に示すように、声紋電話機
30と、交換機網等からなり電話の接続ができるネット
ワーク31と、このネットワーク31に接続することが
できる声紋電話コールセンター13Aと、不特定多数の
相手方の電話機32とから構成されている。ネットワー
ク31は、電話機が互いに接続できるものであれば良
く、家庭用のものからオフィス用の企業LAN等を含む
ものまで、又は電話交換機網、サテライト網の全てを含
む概念である。
【0015】声紋電話機30は、図2(B)に示すよう
に、所謂、携帯電話機が代表的なものであり、少なくと
もマイク33、スピーカ34、パワー手段35、ネット
ワーク31に対して接続要求をする接続部36と、マイ
ク33から入力した音声信号を信号処理してネットワー
ク31に音声データを送信し、又はネットワーク31を
介して音声データを受信するデータ送受信部37とを備
えた構成となっている。ここで、ネットワーク31に対
する接続要求信号には、自動的に声紋電話コールセンタ
ー13Aを呼び出して接続するようになっている。パワ
ー手段35は、手動によりオンするスイッチで構成さ
れ、オンすると自動的に接続部36から接続要求信号が
送信され、声紋電話コールセンター13Aと接続状態に
なる。このパワー手段35であるスイッチは、マイク3
3から入力された音声信号に基づいてオンするようにし
てもよい。又、声紋電話コールセンター13Aと接続状
態にある時には、音声入力可能を示す特定の表示手段を
点灯又は点滅させ、視認できるようにしておいてもよ
い。データ送受信部37は、予め特定の声紋データを記
録しておく機能を有しており、特定の声紋以外の音声が
入力した時に、この声紋データ以外の音声データを削除
して声紋電話コールセンター13Aに送るフイルタの役
目をする。従って、声紋電話機30を利用する外部環境
に左右されないで特定者の音声のみを送ることが可能で
ある。又、このフイルタは特定者以外には使用させない
機能を付けるようにしてもよい。
【0016】声紋電話コールセンター13Aは、図2
(A)に示すように、不特定多数の声紋電話機30から
の接続要求に応じることができるセンターであり、声紋
電話機30から要求した相手側の電話機32に接続する
ための切換部40と、声紋電話機30からの音声データ
を受信する音声データ受信部41と、受信した音声デー
タの声紋を解析して特定の音声データであることを認識
するための声紋解析部42と、声紋解析部42で得られ
た特定の音声データに基づいて、その中に含まれている
音声データにより相手先に接続する電話番号等を検索す
る声紋検索部43と、声紋検索部43の要求により検索
され、特定の音声データを有する特定者による接続要求
等のデータが蓄積してある声紋データベース44と、検
索されたデータに基づいて相手先の電話機に接続する相
手先接続部45とから構成されている。
【0017】このような構成からなる声紋電話システム
における一般的な処理形態は、図3に示すように、発信
側の「甲さん」が所有する声紋電話機30のパワーがオ
ンになると自動的に声紋電話コールセンター13Aを呼
び出す発呼動作をする(ステップST10)。
【0018】声紋電話機30と声紋電話コールセンター
13Aとが接続状態である時に、声紋電話機30から相
手先を呼び出すための音声が発生すると、その音声デー
タは声紋電話コールセンター13Aで受信され、声紋識
別及び解読がなされる(ステップST11、ST1
2)。
【0019】声紋解読が成功すると、次に、音声データ
に含まれている相手先を特定するためのデータ、例えば
「Aさん」というデータに基づいてデータベースの検索
がなされ、過去に使用した又は予め入力してある「Aさ
ん」のデータを検索する。ヒットすると、その相手側で
ある「Aさん」の電話を呼び出す(ステップST13、
ST14)。
【0020】相手側の「Aさん」の電話を呼び出す行為
が開始すると共に、発信側と着信側とに接続を切り替え
ることにより、発信側の「甲さん」は着信側の「Aさ
ん」に接続し会話等ができるのである(ステップST1
5、ST16)。
【0021】さて、このような一般的な接続状態のみで
は、発信側と着信側とは接続することができず、接続す
るためには種々の経過が必要である。以下、図2に示す
全体構成図を参考にして、発信側からの呼出し、声紋解
読、声紋データベースによる検索等に分けて説明する。
【0022】声紋電話機30側の発信側からの声紋電話
コールセンター13Aの呼出しは、図4に示すように、
声紋電話機30のスイッチがオンされていることが条件
となる(ステップST20、ST21)。即ち、発信者
側の音声を入力する時には、予め声紋電話コールセンタ
ー13Aと接続されている事が必要である。この接続に
は、機械的な電源スイッチオンで起動するようにしても
よく、又はソフトウェア的に発信者側の何れかの音声信
号の入力、又は特定の音声信号を識別して声紋電話コー
ルセンター13Aに接続するようにしてもよい。
【0023】このようにして、スイッチがオンされる
と、声紋電話コールセンター13Aを呼び出すための特
定の電話番号により自動呼出しが行われる(ステップS
T22)。この特定の電話番号は、声紋電話機30に予
め組み込まれており、単一又は複数の電話番号から構成
されている。
【0024】自動呼び出しが行われ、接続を試み、接続
が無事完了すると音声入力タイマーをスタートさせ、マ
イクからの音声入力を待つ。タイマーがスタートして所
定時間内に音声入力がないとタイマーはタイムアウトの
状態になりパワースイッチをオフする(ST23、ST
24、ST25、ST26)。タイマー時間内に音声信
号を入力すると、入力した音声データは声紋電話コール
センター13Aに送られ、声紋の認識及び所望の相手先
への接続等が行われる(ステップST26)。この点に
ついては、後述する声紋電話コールセンターのルーチン
の項で詳細に説明する。
【0025】ステップST23において、自動呼び出し
による接続が失敗した場合には、リコールカウンターの
カウントをアップさせ、予め設定されているカウントの
値より以下の場合は再度自動呼び出しのリトライを心掛
ける(ステップST27、ST28、ST29)。も
し、リコールカウントの値が予め設定されている値以上
に達した場合には、自動呼び出しによる第1の電話番号
を終了させ、次の第2の電話番号に切り替えて自動呼び
出しを続行する(ステップST30、ST31)。ここ
で自動呼び出し電話番号を全て使用しても接続に失敗し
た場合には手動による接続をするために、手動音声番号
呼び出しルーチンに行く。
【0026】図5は、手動音声番号呼び出しルーチンを
示したもので、手動により声紋電話コールセンター13
Aを呼び出す。この声紋電話コールセンター13Aを呼
び出すためには、発信者特有の暗唱番号の音声入力(暗
号符号音声データ)が必要になっている(ステップST
40)。
【0027】声紋電話機30においては、暗証番号を信
号処理して声紋電話コールセンター13Aを呼び出すた
めの電話番号である暗号符号音声データに変換して送信
し、声紋電話コールセンターを呼び出す(ステップST
41、ST42)。
【0028】接続が完了した場合には、図4に示す音声
入力タイマーを始動させ、発信者側の音声入力を待つ
(ステップST43)。
【0029】ステップST43において、接続が失敗し
てリコールカウント値が所定値以下の場合はリトライを
するため再度声紋電話コールセンターの呼び出しを試み
る(ステップST44、ST45、ST46)。ステッ
プST43において、接続が失敗した場合にはリコール
カウンタをカウントアップし、カウント値が所定の値以
上の場合は接続不能として処理し、声紋電話コールセン
ター13Aへの接続は終了する(ステップST47)。
【0030】次に、このようにして声紋電話コールセン
ター13Aに接続した状態において、発信者側から音声
入力を認識した場合の声紋電話コールセンター13A側
での処理について、図6に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0031】先ず、「甲さん」の音声入力が「AAさ
ん」であるとすると、予め接続されている声紋電話コー
ルセンター13Aにこの「AAさん」の音声信号が入力
され、切換部40を介して音声データ受信部41で受け
取る(図2参照)。音声データ受信部41においては、
フイルター等を通過させてノイズ等のキャンセルが行わ
れ、声紋解析部42に送られる。声紋解析部42におい
ては声紋の解析が行われ、「甲さん」特有の声紋の検出
が行われる(ステップST50、ST51、ST52、
ST53)。
【0032】ステップST53において、検出した音声
データが「甲さん」特有の特定者として認識できなかっ
た場合には、発信者側再音声入力処理ルーチンにゆく。
特定者と認識された場合には、特定者(「甲さん」)接
続ヒストリデータベースの検索にゆく(ステップST5
4)。この接続ヒストリーデータベースには、特定者
(「甲さん」)が今までに接続を要望又は実際に接続し
た相手側のネーム、フルネーム、又は通常の会話で呼び
合っているペンネーム等が蓄積され、独自の手法により
順序の並べかえ、及び使用頻度に応じた優先順位を付け
て検索する構成となっている。この点については図6を
参照して後述する。例えば、図6に示すデータベースに
おいては、a月b日c時には「Cさん」と接続し、そ
の時の接続電話番号は「aaaa」である。 a月b
日d時には「Dさん」と接続し、その時の接続電話番号
は「bbbb」である。a月b日e時には「AAさ
ん」と接続し、その時の接続電話番号は「cccc」で
ある。
【0033】従って、今回の発信者(「甲さん」)から
の音声入力データに含まれている「AAさん」は、a
月b日e時における「AAさん」と同一人物であると判
明することができ、検索対象者ありと判断してデータベ
ースの更新し、接続対象者への接続を行うと同時に特定
された「Aさん」の情報を発信者側にコールバックして
もよい(ステップST55、ST56、ST57)。
【0034】ここで検索対象者がデータベースに存在し
ない場合には、接続相手側処理ルーチンにゆき、初めて
の接続相手側との接続する手続きを行う(ステップST
58)。
【0035】相手側との接続がされたならば、切換部4
0(図3参照)を駆動させ、回線の切換を行い、ネット
ワークを介して「AAさん」との接続を完了させ、「甲
さん」と「AAさん」との会話が成立する(ステップS
T59)。接続ができても留守の場合には、音声データ
を蓄積しておき相手側に伝言ありのメッセージ及び伝言
を伝えるいわゆる音声留守録機能がある(ステップST
60)。更に、この音声留守録機能に加えて音声データ
の解析によって所定の時間にコールする音声予約コール
機能を付加してもよい。この音声予約コールの場合に
は、予約した時間の以前の特定時間に発信者側にコール
バックするようにすることができる。接続ができない時
には、話中、回線障害、相手側不在等の種々の要件があ
り、諸条件に合わせた接続態様処理を行う。
【0036】次に、上記した特定者接続ヒストリーデー
タベースにおける蓄積手法について、図7を参照して説
明する。このデータベースは、入力した音声データを文
言毎に第1の声紋データから第nの声紋データに分解し
て蓄積する構成となっており、且つその中で使用頻度の
多い順に並び替えを行って優先順位を付けて応答性を速
くした構成となっている。
【0037】例えば、「甲さん」が発声した音声信号が
「Cさん」であれば、「C」と「さん」が第1及び第
2の声紋データとなる。「oo会社のBさん」であれ
ば、「oo会社」が第1の声紋データ、「B」が第2の
声紋データ、「さん」が第3の声紋データとなる。この
ようにして蓄積されているデータベースの検索におい
て、例えばの場合には第1の声紋データ「経理」と第
2の声紋データ「B」が一致すれば「経理のBさん」で
あると判断して、「eeee」に電話することができ
る。このようにして一つの文言と、主語述語に分解し
て、その分解した文言との突き合わせを行えばよいこと
になる。尚、このような検索手法に限定されることな
く、要は、言葉での要求に対応したデータベースであれ
ばよい。
【0038】発信者側再音声入力処理ルーチンは、図8
に示すように、特定者の音声データを再試行するルーチ
ンであり、先ず、特定者の音声調整をする(ステップS
T65)。これは、予め取得してある特定者の音声デー
タの基準値を変化させて特定者を特定するものであり、
基準となるものは、過去に取得した特定者の音声データ
に基づいて特定者の音声調整をする。
【0039】この特定者の音声調整をしても特定できな
い時には、実際に発信者側から音声の発声、実施例にお
いては母音(アイウエオ)の発声要求をする(ステップ
ST66、ST67)。この母音に限定することなく適
宜、環境に合わせた基準音を発声させることにより特定
者の特定音声データを調整することができる。
【0040】母音の音声入力が行われると、入力された
母音に基づく声紋と予め蓄積されている声紋特定データ
との比較が行われる(ステップST69)。異なる場合
には所定のカウント値になるまで繰り返し母音の入力に
よる声紋特定データとの比較が行われる。もし所定のカ
ウント値まで繰り返し声紋特定データの比較が行われて
もNGの場合には特定者特定不能として終了する(ステ
ップST70、ST71、ST72)。ステップST6
9において、もし、入力した母音の音声データと声紋特
定データとが一致した時には、その一致した微少に異な
る声紋特定データは蓄積しておき後の声紋特定をする際
に使用される(ステップST70)。このようにして、
外部環境と発信者の声紋の変化をその都度取り込んで蓄
積しておくことにより、上述した翻訳機能を強化させる
ことができ、音声の変化に幅のある声紋特定データを得
ることができる。
【0041】次に、図6において発生した接続相手側電
話番号入力ルーチンについて、図9を参照して説明す
る。
【0042】声紋解析が完了して相手先の電話番号が特
定者接続ヒストリーデータベースに蓄積されていない場
合には、新たに音声入力して相手先の電話番号を入力す
る必要がある。先ず、相手先電話番号が存在しない場合
には相手先電話番号を入力するように発信者側に要求す
る(ステップST75)。
【0043】この要求に応じて発信者側から相手先電話
番号の入力があると、入力された電話番号を返答して正
しいか否かの確認をする(ステップST76、ST7
7)。
【0044】この相手先電話番号が正しい時には、図6
に戻り、声紋データベースの更新を行うと共に、この新
しい電話番号による接続を行う(ステップST78)。
【0045】ステップST78において、音声入力され
た相手側電話番号が解読できなかったり、不適切な電話
番号の場合には、再度返答要求することを所定回数行
い、それでも解読不能の場合には相手先電話接続不能と
して処理する(ステップST79、ST80、ST8
1)。
【0046】このようにして、声紋電話システムにおい
ては、電話機にて個々に認識する従来の方式(端末翻
訳)に対して、声紋電話コールセンター13A(図2参
照)にて一括して認識するセンター翻訳方式に改善する
ことにより、先ず、声紋電話コールセンター13Aを呼
び出し、音声にて「oo会社のAさんにつないで」とい
えば、声紋電話コールセンター13Aのコンピュータが
音声を認識して、即、そのAさんに接続される。このよ
うにしたことにより次に示すようなメリットが存在す
る。
【0047】(1)声紋電話コールセンター13Aの大
型コンピュータを使用するため、記憶容量は無限大とな
り、よって認識率(翻訳能力)が飛躍的に向上する。
(2)電話機30を紛失したり、新製品に買い換えた場
合でも、声紋電話コールセンター13Aにて電話帳(声
紋データベース)に保存されているため変更作業が不要
である。(3)電話帳の登録方法は声紋電話コールセン
ター13Aにて電話して、声にて登録が可能であり、誰
でも簡単に使用することができる。(4)携帯電話機の
文字盤が不要となり、文字盤の操作に不慣れ、又は見え
にくい場所であっても使用する事が可能である。(4)
文字盤やボタン(テンキー)が不要であり、その分電話
機が小型化し、カード型や腕時計方式の電話機にするこ
とが可能になる。
【0048】次に、第2の実施の形態の声紋電話システ
ムについて、図10を参照して説明する。
【0049】第2の実施の形態の声紋電話システムは、
図10に示すように、音声データを文章化してEメール
の文書を作成して相手先に伝えるEメール機能を備えた
システムであり、その構成は、声紋電話機30と、交換
機網等からなり電話の接続ができるネットワーク31
と、このネットワーク31に接続することができる声紋
電話コールセンター13Bと、不特定多数の相手方のE
メールを受信して表示することができるディスプレイを
備えた情報機器50とから構成されている。
【0050】声紋電話機30は、図2(B)示した構成
となっており、既に説明したのでその説明は省略する。
【0051】声紋電話コールセンター13Bは、不特定
多数の声紋電話機30からの接続要求に応じることがで
きるセンターであり、声紋電話機30から要求した相手
側の情報機器50に接続するための切換部40と、声紋
電話機30からの音声データを受信する音声データ受信
部41と、受信した音声データの声紋を解析して特定の
音声データであることを認識するための声紋解析部42
と、声紋解析部42で得られた特定の音声データに基づ
いて、その中に含まれている音声データにより相手先の
情報機器50に接続する電話番号等を検索する声紋検索
部43と、声紋検索部43の要求により検索され、特定
の音声データを有する特定者による接続要求等のデータ
が蓄積してある声紋データベース44と、音声データに
「Eメール」のキーワードを認識した時に、音声データ
を文章に変換する音声データ文章変換部51と、特定者
接続ヒストリーデータベース(図7参照)を検索して得
られたデータに基づいて相手先の情報機器50に接続す
る相手先接続部52とから構成されている。
【0052】情報機器50は、少なくとも電話機能を有
し且つディスプレイを備えた機器であり、例えば電話機
とパソコンを組み合わせた構成でも良く、その構成は決
められたものではない。
【0053】このような構成からなる声紋電話システム
における一般的な処理形態は、発信側の声紋電話機30
のパワーがオンになると自動的に声紋電話コールセンタ
ー13Bを呼び出し、声紋電話コールセンター13Bと
接続状態になると、その音声データは声紋電話コールセ
ンター13Bで受信され、声紋識別及び解読がなされ
る。
【0054】声紋解読が成功すると、次に、音声データ
に含まれている内容、この場合「Eメール」というキー
ワードのデータを確認する、ない場合には他の処理ルー
チンに行き、「Eメール」であると判断した場合には、
音声データに含まれている音声文章の文章化を行い記憶
する。同時に相手先を特定するためのデータ、例えば
「Aさん」というデータに基づいて特定者接続ヒストリ
ーデータベース(図7参照)の検索がなされ、過去に使
用したものであること又は予め入力してある「Aさん」
のデータを検索して電話番号を確保する。
【0055】相手側の「Aさん」の電話を呼び出す行為
が開始すると共に、発信側と着信側とが接続できるよう
に切り替えることにより、発信側の「甲さん」は着信側
の「Aさん」に接続し、Eメールデータを相手先に送信
することができるのである。尚、「Eメール」というキ
ーワードは適宜変更する事ができることは勿論のことで
ある。
【0056】その他の声紋データベース、声紋電話コー
ルセンターの呼び出し等は第1の実施の形態で説明した
声紋電話システムと同様であるので、その説明は省略す
る。
【0057】次に、第3の実施の形態の声紋電話システ
ムについて、図11を参照して説明する。
【0058】第3の実施の形態の声紋電話システムは、
図11に示すように、音声データを文章化したテキスト
データを取り込み表示することができるワープロ機能を
備えたシステムであり、その構成は、声紋電話機を備え
た情報機器30Aと、交換機網等からなり電話の接続が
できるネットワーク31と、このネットワーク31に接
続することができる声紋電話コールセンター13Cとか
ら構成されている。
【0059】声紋電話機を備えた情報機器30Aは、声
紋電話機とディスプレイを備えた機器、例えばパソコン
とから構成され、声紋電話機は第1の実施の形態の図2
(B)で説明した構成となっており、既に説明したので
その説明は省略する。
【0060】声紋電話コールセンター13Cは、不特定
多数の情報機器30Aからの接続要求に応じることがで
きるセンターであり、情報機器30Aからの音声データ
を受信する音声データ受信部41と、受信した音声デー
タの声紋を解析して特定の音声データであることを認識
するための声紋解析部42と、声紋解析部42で得られ
た特定の音声データに基づいて、その中に含まれている
音声データにより特定者と認識する声紋検索部43と、
声紋検索部43の要求により検索され、特定の音声デー
タを有する特定者による接続要求等のデータが蓄積して
ある声紋データベース44と、「ワープロ」のキーワー
ドを認識して音声データを文章化してテキストデータを
作成すると共に文書を整列する文書変換部60と、この
整列された文書をディスプレイに表示する音声送信部6
1とから構成されている。
【0061】このような構成からなる声紋電話システム
における一般的な処理形態は、発信側の情報機器30A
が声紋電話コールセンター13Cを呼び出し、声紋電話
コールセンター13Cが接続状態になると、その音声デ
ータは声紋電話コールセンター13Cで受信され、声紋
識別及び解読がなされる。
【0062】声紋解読が成功すると、次に、音声データ
に含まれている内容、この場合「ワープロ」というキー
ワードのデータを確認する。ない場合には他の処理ルー
チンに行き、「ワープロ」であると判断した場合には、
音声データに含まれている音声文章の文章化(テキスト
データの作成)を行い整列して記憶する。
【0063】このようにして、音声データが文書化され
たものは音声送信部61から情報機器30Aのディスプ
レイに送られ表示される。従って、情報機器30Aを使
用しているものは、「ワープロ」というキーワードの音
声を発した後に、文書化したい文言を発声すれば、その
言葉がテキストデータとなって、ディスプレイに表示さ
れるのである。このようなことが簡単にできるのは、声
紋電話コールセンター13Cにおいて専門的に音声解読
及び音声データのテキストデータ化をするから実現でき
るのである。尚、「ワープロ」というキーワードはこれ
に限定されることなく、学習機能により蓄積されたキー
ワードでもよく、その設定は適宜設定変更できることは
勿論のことである。
【0064】その他の声紋データベース(特定者接続ヒ
ストリーデータベース)、声紋電話コールセンターの呼
び出し等は第1の実施の形態で説明した声紋電話システ
ムと同様であるので、その説明は省略する。
【0065】次に、第4の実施の形態の声紋電話システ
ムについて、図12を参照して説明する。
【0066】第4の実施の形態の声紋電話システムは、
図12に示すように、音声データを取り込んで音声によ
りインターネットにアクセスすることができるインター
ネットアクセス機能を備えたシステムであり、その構成
は、声紋電話機を備えた情報機器30Aと、交換機網等
からなり電話の接続ができるネットワーク31と、この
ネットワーク31に接続することができる声紋電話コー
ルセンター13Dとから構成されている。
【0067】声紋電話機を備えた情報機器30Aは、声
紋電話機とディスプレイを備えた機器とから構成され、
声紋電話機は、第1の実施の形態の図2(B)を用いて
既に説明してあるのでその説明は省略する。
【0068】声紋電話コールセンター13Dは、不特定
多数の声紋電話機からの接続要求に応じることができる
センターであり、声紋電話機からの音声データを受信す
る音声データ受信部41と、受信した音声データの声紋
を解析して特定の音声データであることを認識するため
の声紋解析部42と、声紋解析部42で得られた特定の
音声データに基づいて、その中に含まれている音声デー
タによりインターネットにアクセスするための相手先の
情報機器に接続する電話番号等を検索する声紋検索部4
3と、声紋検索部43の要求により検索され、特定の音
声データを有する特定者による接続要求等のデータが蓄
積してある声紋データベース44と、「インターネッ
ト」のキーワードを認識してインターネットにアクセス
するインターネットアクセス部65と、インターネット
のアクセスに際してアクセス用の音声を入力するインタ
ーネットアクセス用音声入力部66と、インターネット
をアクセスして得られたデータを音声データに基づいて
取捨選択してインターネットデータベース68に蓄積す
るインターネットアクセスデータ部67と、所望のアク
セスデータを情報機器30Aのディスプレイ側に送るデ
ータ送信部69とから構成されている。
【0069】このような構成からなる声紋電話システム
における一般的な処理形態は、発信側の情報機器30A
が声紋電話機を利用して声紋電話コールセンター13D
を自動又は手動音声で呼び出し、声紋電話コールセンタ
ー13Dが接続状態になると、声紋電話機からの音声デ
ータは声紋電話コールセンター13Dで受理され、声紋
解析部42により声紋識別及び解読がなされる。
【0070】声紋解読が成功すると、次に、音声データ
に含まれている内容、この場合「インターネット」とい
うキーワードデータを確認する、ない場合には他の処理
ルーチンに行き、「インターネット」であると認識した
場合には、インターネットをアクセスするためにネット
ワークに接続する。インターネットにアクセスしたデー
タはデータ送信部69を介して情報機器30Aのディス
プレイに表示される。利用者は、このディスプレイの表
示に対して音声により応答すると、その応答した音声デ
ータが声紋電話コールセンター13Dに送信され、イン
ターネットへの応答となりアクセスを遂行させる。
【0071】このようにして、インターネットをアクセ
スして得られたデータはデータ送信部69からディスプ
レイに逐次送られ表示されるため、声紋電話機を使用し
ているものは、「インターネット」というキーワードの
音声を発した後に、ディスプレイに表示されるインター
ネット情報を見ながら入力する文言を発声すれば、その
言葉に基づいてインターネットをアクセスすることがで
きるのである。このようなことが簡単にできるのは、声
紋電話コールセンター13Dにおいて専門的に音声解読
及び音声データを解析する機能及び学習機能が有効的に
働くから実現できるのである。尚、「インターネット」
というキーワードは、好みのキーワードに設定変更でき
ることは勿論のことである。
【0072】その他の声紋データベース(特定者接続ヒ
ストリーデータベース)、声紋電話コールセンターの呼
び出し等は第1の実施の形態で説明した声紋電話システ
ムと同様であるので、その説明は省略する。
【0073】次に、第5の実施の形態の声紋電話システ
ムについて、図13を参照して説明する。
【0074】第5の実施の形態の声紋電話システムは、
図13に示すように、特定の声紋を有する特定者の認証
をすることで音声による電子商取引ができるシステムで
あり、その構成は、声紋電話機を備えた情報機器30A
と、交換機網等からなり電話の接続ができるネットワー
ク31と、このネットワーク31に接続することができ
る声紋電話コールセンター13Eとから構成されてい
る。
【0075】声紋電話機を備えた情報機器30Aは、声
紋電話機とディスプレイを備えた機器、例えばパソコン
とから構成され、声紋電話機は、第1の実施の形態の図
2(B)を用いて既に説明してあるのでその説明は省略
する。
【0076】声紋電話コールセンター13Eは、不特定
多数の声紋電話機からの接続要求に応じることができる
センターであり、情報機器30Aの声紋電話機からの音
声データを受信する音声データ受信部41と、受信した
音声データの声紋を解析して特定の音声データであるこ
とを認識するための声紋解析部42と、声紋解析部42
で得られた特定の音声データに基づいて特定者を特定す
ると共に声紋データベース44に蓄積してある暗唱番
号、ショッピング情報、過去の決済状態情報等を検索認
証する声紋検索部43と、商取引用キーワード、例えば
「ショッピング」のキーワードを認識してバーチャルシ
ョッピング75にアクセスするショッピングアクセス部
70と、バーチャルショッピング75にアクセスして実
際の商品の状態等を視認するための商品検索部71と、
このバーチャルショッピングをアクセスして得られた商
品データを情報機器30Aに送信するデータ送信部72
と、所望の商品を検索してヒットした場合に、その決済
を行う決済部73とから構成されている。
【0077】このような構成からなる声紋電話システム
における一般的な処理形態は、発信側の情報機器30A
の声紋電話機が自動又は手動音声により声紋電話コール
センター13Eを呼び出し、声紋電話コールセンター1
3Eが接続状態になると、その音声データは声紋電話コ
ールセンター13Eで受信され、声紋解析部42により
声紋識別及び解読がなされる。
【0078】声紋解読が成功すると、次に、音声データ
に含まれている内容、この場合商取引用キーワードの
「ショッピング」というキーワードデータを確認する、
ない場合には他の処理ルーチンに行き、「ショッピン
グ」であると判断した場合には、声紋検索部43で検索
した内容の内、ショッピング情報や決済情報も基づきシ
ョッピング可能条件を認識した後に、ショッッピング可
能であればバーチャルショッピング75をアクセスする
ためにネットワーク31に接続する。バーチャルショッ
ピング75にアクセスしたデータはデータ送信部72を
介して情報機器30Aのディスプレイに表示される。利
用者は、この情報機器30Aのディスプレイの表示に対
して音声により応答すると、その応答した音声データが
声紋電話コールセンター13Eに送信され、バーチャル
ショッピング75をアクセスして表示した内容に対する
応答となる。
【0079】このようにして、バーチャルショッピング
75をアクセスして得られたデータはデータ送信部72
から情報機器30Aのディスプレイに送られて表示され
るため、声紋電話機を使用しているものは、「ショッピ
ング」というキーワードの音声を発した後に、ディスプ
レイに表示されるバーチャルショッピング情報を見なが
ら入力する文言を発声すれば、その言葉に基づいてバー
チャルショッピング75をアクセスすることができるの
である。このようなことが簡単にできるのは、声紋電話
コールセンターにおいて専門的に音声解読及び音声デー
タを解析する機能及び学習機能が有効的に働くから実現
できるのである。尚、商取引用キーワードの「ショッピ
ング」というキーワードは設定変更できることは勿論の
ことである。例えば、「XXX(男性用)のYYY(セ
ーター)が欲しい」、「XXX(男性用)のYYY(セ
ーター)が買いたい」、「YYY(セーター)が欲し
い」、「YYY(セーター)が買いたい」というように
言葉でショッピングを要望したとすると、この「XX
X」と「YYY」の項目を検索入力データとしてバーチ
ャルショッピング75をアクセスして、その結果をディ
スプレイに表示して好みの商品を選ぶことができる。
又、ショッピングに限定したが商取引全体に適用できる
ことは勿論のことである。
【0080】このようにして、所望のショッッピングが
成立して商品がヒットすると、次に決済部73により商
品と金額との決済をする必要がある。この決済は、声紋
電話コールセンター13Eに予め設定されている暗唱番
号や提携ローン等の手段により行われる。従って、この
声紋電話コールセンター13Eは、声紋により特定され
た特定者に関するショッッピング情報及び決済情報を常
に把握している構成となっているため、決済において
も、その情報を利用して円滑な決済が行われる。決済が
終了すると一連の商取引は終了する。
【0081】その他の声紋データベース(特定者接続ヒ
ストリーデータベース)、声紋電話コールセンター13
Eの呼び出し等は第1の実施の形態で説明した声紋電話
システムと同様であるので、その説明は省略する。
【0082】次に、第6の実施の形態の声紋電話システ
ムについて図14を参照して説明する。
【0083】第6の実施の形態の声紋電話システムは、
通常一般に普及している電話機を利用して声紋により相
手先に接続して電話をするものであり、その構成は、図
14に示すように、少なくともマイク及びスピーカ及び
テンキー等のテンキーを備えている電話機(実施例にお
いて携帯電話機)80と、交換機網等の相手側に電話が
できるように接続ができるネットワーク31と、このネ
ットワーク31に接続することができる声紋電話コール
センター13Fと、不特定多数の相手方の電話機(実施
例において携帯電話機)80とから構成されている。
【0084】声紋電話コールセンター13Fは、不特定
多数の電話機80からの接続要求に応じることができる
センターであり、特定の電話機80から要求した相手側
の電話機80aに接続するための切換部40と、電話機
80からのテンキー等のテンキーに応答するテンキー応
答接続部81と、特定の電話機80と接続状態の時に音
声データを受信する音声データ入力部41と、受信した
音声データの声紋を解析して特定の音声データであるこ
とを認識するための声紋解析部42と、声紋解析部42
で得られた特定の音声データに基づいて、その中に含ま
れている音声データにより相手先に接続する電話番号等
を検索する声紋検索部43と、声紋検索部43の要求に
より検索され、特定の音声データを有する特定者による
接続要求等のデータが蓄積してある声紋データベース
(特定者接続ヒストリーデータベース)44と、検索さ
れたデータに基づいて相手先の電話機80aに接続する
相手先接続部45とから構成されている。
【0085】このような構成からなる声紋電話システム
における一般的な処理形態は、図15に示すように、発
信側の「甲さん」が所有する電話機80から声紋電話コ
ールセンターを呼び出すためにテンキーインする(ステ
ップST90)。
【0086】すると、交換機網を介して声紋電話コール
センター13Fを呼び出すテンキーによる発呼動作をす
るとダイヤル応答接続部81が起動して電話機80と声
紋電話コールセンター13Fと接続状態にする(ステッ
プST91)。
【0087】「甲さん」が所有する電話機80と声紋電
話コールセンター13Fとが接続状態になり、電話機8
0から相手先を呼び出すための音声が発生すると、その
音声データは声紋電話コールセンター13Fで受信さ
れ、声紋解析部42により声紋識別及び解読がなされる
(ステップST92、ST93、ST94)。
【0088】声紋解読が成功すると、次に、声紋検索部
43により音声データに含まれている相手先を特定する
ためのデータ、例えば「Aさん」というデータ(キータ
ームになる)に基づいてデータベースの検索がなされ、
過去に使用した又は予め入力してある「Aさん」のデー
タを検索する。ヒットすると、相手先接続部45により
その相手側である「Aさん」の電話を呼び出す(ステッ
プST95)。
【0089】相手側の「Aさん」の電話を呼び出す行為
が開始すると共に、切換部40を発信側と着信側とに接
続を切り替えることにより、発信側の「甲さん」は着信
側の「Aさん」に接続し会話等ができるのである(ステ
ップST96)。
【0090】以上のようにして、発信者側の電話機80
においては、テンキーインして声紋電話コールセンター
13Fに接続さえすれば、電話機への音声による要求に
基づいてコールセンターが自動的に相手方と接続をして
くれるのである。この接続するに際して使用する声紋デ
ータベース(特定者接続ヒストリーデータベース)、声
紋データベースに相手側電話番号を入力するルーチン等
は第1の実施の形態で説明したものと同じであるのでそ
の説明は省略する。
【0091】このようにして、声紋電話コールセンター
13Fを設置することにより、一般家庭や企業に普及し
ている電話機(黒電話機等)や携帯電話機等あらゆる電
話機を使用して電話番号を使わずに音声により相手方を
呼び出して会話をすることができるようになる。
【0092】又、第2〜第5の実施の形態で説明した声
紋電話機に変えて一般のテンキー式の電話機にすれば、
声紋電話コールセンター13Fを呼び出すのがテンキー
インで行うか音声で行うかの違いだけであり、接続状態
になった後においては様々機能、例えば、音声Eメール
(第2の実施の形態)、音声ワープロ(第3の実施の形
態)、音声インターネット(第4の実施の形態)、音声
電子商取引(第5の実施の形態)の全てに適用できる。
【0093】次に、第7の実施の形態の声紋電話システ
ムについて図15を参照して説明する。
【0094】第7の実施の形態の声紋電話システムは、
声紋の解読を、予め一致しているアナログ音声信号を記
録しておき、電話機から入力した音声信号とこの一致し
ているアナログ音声信号とを比較することにより行うよ
うにしたことである。
【0095】このようなアナログ信号を利用した声紋を
解読するための構成は、図16に示すように、電話機1
00からの音声を入力してアナログ信号を生成するアナ
ログ信号生成部110と、この生成されたアナログ信号
を蓄積するアナログデータ蓄積部120と、生成された
アナログ信号をデジタル値に変換するA/D変換部13
0と、デジタル値に変換された音声データと予め一致と
見なされている音声信号とを比較する声紋一致回路14
0と、デジタル値で一致した音声信号をアナログ信号で
比較する比較回路150と、アナログ信号で一致した時
にその音声信号を抽出するアナログ音声一致回路160
と、一致したアナログ音声信号を蓄積する声紋一致アナ
ログデータ蓄積部170と、一致したアナログ音声信号
をデジタルに変換するA/D変換部180とから構成さ
れている。
【0096】このような構成からなるアナログ信号によ
る声紋の解読は、先ず、入力した音声信号をデジタル値
で一致するかどうかの判定をし、もし一致したときに
は、予めアナログ信号で保存している声紋一致アナログ
信号とでアナログ値により比較するようにして、より高
度な声紋の比較を行うことにより、声紋の一致作業が極
めて高精度に行えるのである。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る声紋
電話システムは、音声データの声紋を認識して相手側に
電話等をする声紋電話コールセンターを設けたことによ
り、電話番号等を選択しなくとも、通常呼んでいる言葉
からなる音声データにより所望の相手側に接続すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る声紋電話システムの全体構成を
示した説明図である。
【図2】同第1の実施の形態の声紋電話システムにおい
て相手方に電話接続するための全体構成図である。
【図3】同声紋電話コールセンターを経由して相手先と
接続するための一般的な接続形態を示したブロック図で
ある。
【図4】同声紋電話機から声紋電話コールセンターの呼
び出しルーチンを示したフローチャートである。
【図5】同声紋電話機から声紋電話コールセンターの呼
び出しルーチンを示したフローチャートである。
【図6】同声紋電話コールセンターでの処理ルーチンを
示したフローチャートである。
【図7】同声紋データベースの一部内容を示したもので
ある。
【図8】同発信者側再音声入力処理ルーチンを示したフ
ローチャートである。
【図9】同接続相手側電話番号入力ルーチンのフローチ
ャートである。
【図10】第2の実施の形態の声紋電話システムのう
ち、声紋式音声Eメールシステムの処理ルーチンを示し
たフローチャートである。
【図11】第3の実施の形態の声紋電話システムのう
ち、声紋音声ワープロシステムの処理ルーチンを示した
フローチャートである。
【図12】第4の実施の形態の声紋電話システムのう
ち、声紋音声インターネットシステムの処理ルーチンを
示したフローチャートである。
【図13】第5の実施の形態の声紋電話システムのう
ち、声紋式音声電子商取引システムの処理ルーチンを示
したフローチャートである。
【図14】第6の実施の形態の声紋電話システムのう
ち、テンキー式声紋電話システムの全体構成図である。
【図15】同テンキー式による一般的な接続形態を示し
たブロック図である。
【図16】第7の実施の形態の声紋電話システムのう
ち、アナログ信号を用いた声紋の解読を行うための要部
ブロック図である。
【符号の説明】
10;声紋式電話機、11;テンキー式電話機、13;
声紋電話コールセンター、13A;声紋電話コールセン
ター、13B;声紋電話コールセンター、13C;声紋
電話コールセンター、13D;声紋電話コールセンタ
ー、13E;声紋電話コールセンター、14;音声デー
タ、15;声紋解読、16;翻訳機能、17;相手先接
続、18;音声Eメール、19;音声ワープロ、20;
音声インターネット、21;音声電子商取引、30、声
紋電話機、31;ネットワーク、32;電話機、33;
マイク、34;スピーカ、35;パワー手段、36;接
続部、37;データ送受信部、40;切換部、41;音
声データ受信部、42;声紋解析部、43;声紋検索
部、44;声紋データベース(特定者接続ヒストリーデ
ータベース)、45;相手先接続部、50;情報機器、
51;音声データ文章変換部、52;相手先接続部、6
5;インターネットアクセス部、66;インターネット
アクセス用音声入力部、67;インターネットアクセス
データ部、68;インターネットデータベース、69;
データ送信部、70;ショッピングアクセス部、71;
商品検索部、72;データ送信部、73;決済部、8
0;電話機、80a;電話機、81;ダイヤル応答接続
部、100;電話機、110;アナログ信号生成部、1
20;アナログデータ蓄積部、130;A/D変換部、
140;デジタル声紋一致回路、150;比較回路、1
60;アナログ音声一致回路、170;声紋一致アナロ
グデータ蓄積部、180;A/D変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/436 H04M 3/53 3/523 G10L 3/00 545A 3/53 551A Fターム(参考) 5D015 AA06 BB01 HH23 KK01 KK03 LL02 5K015 AA06 AA07 AB02 AF02 AF08 GA02 5K024 AA01 AA15 AA72 AA75 AA76 BB01 BB02 BB05 CC02 CC11 EE09 GG01 GG05 HH03 5K027 AA11 BB02 BB09 HH26 5K101 KK17 LL02 LL12 MM07 NN08 NN36 NN37

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともマイクとスピーカとパワー手段
    とを備えた電話機であって、該電話機は、前記パワー手
    段により電話ができるようになった時に所定の声紋電話
    コールセンターを呼び出して接続し、前記マイクから入
    力した音声データを前記声紋電話コールセンター側でそ
    の声紋を解読して所定の相手方に接続するようにしたこ
    とを特徴とする声紋電話システム。
  2. 【請求項2】上記請求項1の声紋電話システムにおい
    て、前記パワー手段は、前記マイクから入力した音声デ
    ータを検出した時に、該音声データに基づいて前記声紋
    電話コールセンターを呼び出すことを特徴とする声紋電
    話システム。
  3. 【請求項3】上記請求項1又は2の声紋電話システムに
    おいて、前記電話機は携帯電話機であることを特徴とす
    る声紋電話システム。
  4. 【請求項4】上記請求項1、2又は3の声紋電話システ
    ムにおいて、前記声紋の解読は電話機側で行い、特定の
    声紋を認識した時に前記声紋電話コールセンターを呼出
    すようにしたことを特徴とする声紋電話システム。
  5. 【請求項5】上記請求項1、2、3又は4の声紋電話シ
    ステムにおいて、前記電話機は、特定の音声データを記
    憶しておき、該特定の声紋以外の音声データを削除して
    前記声紋電話コールセンター側に送るようにしたことを
    特徴とする声紋電話システム。
  6. 【請求項6】上記請求項1、2、3、4又は5の声紋電
    話システムにおいて、前記声紋の解読が出来ない時は、
    予め設定されている暗号符号音声データに切換えること
    ができるようにしたことを特徴とする声紋電話システ
    ム。
  7. 【請求項7】上記請求項1の声紋電話システムにおい
    て、前記声紋電話コールセンターは、特定の音声データ
    を認識した時に、該認識した特定の音声データ毎に電話
    する相手先を呼出すための音声データを蓄積すると共
    に、該蓄積されている音声データを検索すること及び該
    蓄積されている音声データを適宜コールバックする機能
    を有することを特徴とする声紋電話システム。
  8. 【請求項8】上記請求項7の声紋電話システムは、前記
    相手先を呼出すための音声データの蓄積のうち、頻繁に
    使用する音声データに優先順位を付けるようにしたこと
    を特徴とする声紋電話システム。
  9. 【請求項9】上記請求項1、7又は8の声紋電話システ
    ムにおいて、前記声紋電話コールセンターは、登録され
    ている特定の音声データであると認識した時に、該特定
    の音声データに含まれる伝言を蓄積しておき、特定相手
    側に伝言ありのメッセージ及び伝言を伝える音声留守録
    機能を備えたことを特徴とする声紋電話システム。
  10. 【請求項10】上記請求項9の声紋電話システムにおい
    て、前記声紋電話コールセンターは、登録されている特
    定の音声データを認識した時に、該特定の音声データに
    含まれているデータに基づいて予約コールをする音声予
    約コール機能を有することを特徴とする声紋電話システ
    ム。
  11. 【請求項11】上記請求項10の声紋電話システムにお
    いて、前記予約コールは、予め設定されている予約コー
    ルの時間以前の特定時間に特定の音声データを発した電
    話機側にコールバックすることを特徴とする声紋電話シ
    ステム。
  12. 【請求項12】上記1、9、10又は11の声紋電話シ
    ステムにおいて、前記声紋電話コールセンターはネット
    に接続する機能を有し、前記電話機からの特定の音声デ
    ータに含まれている検索項目に従って、ネット上の情報
    を検索して抽出し、該抽出したデータを適宜蓄積するこ
    と又は及び音声によりコールバックする音声検索機能を
    有することを特徴とする声紋電話システム。
  13. 【請求項13】上記請求項11の声紋電話システムにお
    いて、前記ネットは、インターネットであることを特徴
    とする声紋電話システム。
  14. 【請求項14】上記請求項1の声紋電話システムにおい
    て、前記声紋電話コールセンターは、前記特定の音声デ
    ータを文字に変換して、特定の相手先に送る音声Eメー
    ル機能を有することを特徴とする声紋電話システム。
  15. 【請求項15】上記請求項1の声紋電話システムにおい
    て、前記声紋電話コールセンターは、前記特定の音声デ
    ータを文章に変換して前記特定の音声データを発生して
    いる側にコールバックする音声ワープロ機能を有するこ
    とを特徴とする声紋電話システム。
  16. 【請求項16】上記請求項1の声紋電話システムにおい
    て、前記声紋電話コールセンターは、前記特定の音声デ
    ータに基づいて音声電子商取引を行うことができる音声
    電子商取引機能を有することを特徴とする声紋電話シス
    テム。
  17. 【請求項17】上記請求項1の声紋電話システムにおい
    て、前記電話機には、テンキー機能を備え、該テンキー
    機能により前記声紋電話コールセンターと接続するよう
    にしたことを特徴とする声紋電話システム。
  18. 【請求項18】上記請求項1の声紋電話システムにおい
    て、前記声紋の解読は、予め一致しているアナログ音声
    信号を記録しておき、前記電話機から入力した音声信号
    と該一致しているアナログ音声信号とを比較することに
    より行うことを特徴とする声紋電話システム。
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