JP2002056663A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP2002056663A
JP2002056663A JP2000237377A JP2000237377A JP2002056663A JP 2002056663 A JP2002056663 A JP 2002056663A JP 2000237377 A JP2000237377 A JP 2000237377A JP 2000237377 A JP2000237377 A JP 2000237377A JP 2002056663 A JP2002056663 A JP 2002056663A
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JP
Japan
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disk
pickup
shaft
air
recording surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000237377A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoyo Kitamura
隆豊 北村
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成により、ディスクの記録面への埃や
塵等の付着を確実に防止できるようにする。 【解決手段】断面楕円形の金属製中空部材により形成さ
れたガイド用シャフト16の両端をピックアップフレー
ムに固定し、その前端部に接合されたラッパ状部材19
の先端の流入口20より、ターンテーブルに形成された
各フィンにより発生される気流がガイド用シャフト16
内に流入するようにガイド用シャフト16を配設する。
そして、ガイド用シャフト16の上面に複数個の送風口
22を形成し、流入口20を介してガイド用シャフト1
6内に流入した気流を、各送風口22を介してディスク
の記録面に向けて送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD、CD−
R、CD−RW、CD−ROMやDVD等のディスクを
回転駆動するディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CDやDVD等のディスクを回転
駆動するディスク駆動装置は、装置本体内に配設されデ
ィスクが載置されてディスクモータにより回転されるタ
ーンテーブルと、装置本体内に設けられたピックアップ
フレームと、このピックアップフレームにシャフトを介
して支持されピックアップモータの駆動によりシャフト
に沿ってディスクの半径方向に移動しディスクの読み取
りを行うピックアップとを備えている。
【0003】このような構成において、ピックアップに
よりディスクの読み取りを行う場合に、ディスクの記録
面に埃や塵等が付着していると、ピックアップの読み取
り不良による誤動作の原因となるおそれがある。
【0004】そこで、かかる不都合を回避するために、
従来、防塵スポンジやフィルム等により隙間を塞ぎ、埃
等の装置本体内への侵入を防ぐことが行われているが、
装置組立時において、防塵スポンジやフィルム等の施工
の手間がかかり、作業効率の低下を招く。
【0005】一方、例えば特開昭59−157880号
公報、特開平10−275458号公報、特開2000
−21158号公報、実開平1−71332号公報や実
開平5−55369号公報に記載のように、ディスクを
回転するターンテーブルにフィンなどの気流発生手段を
設けて、これにより発生される気流によってディスクへ
の埃等の付着を防止することも考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した各公
報に記載の構成のものでは、発生する気流をディスクの
記録面に導くことはできないため、ディスクへの埃等の
付着を確実に防止することはできないという問題があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、簡単な構成により、デ
ィスクの記録面への埃や塵等の付着を確実に防止できる
ようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、装置本体内に配設されたターンテー
ブル上に載置されたディスクを回転駆動し、ピックアッ
プにより前記ディスクの少なくとも読み取りを行うディ
スク駆動装置において、前記ターンテーブルの外周に複
数個の気流発生用フィンを形成し、前記装置本体内の前
記ピックアップ付近に配設された装置構成部材に、前記
フィンによる気流を前記ディスクの記録面に導く空気流
通路を形成したことを特徴としている。
【0009】このような構成によれば、装置本体内のピ
ックアップ付近に配設された装置構成部材に空気流通路
を形成し、この空気流通路によりフィンによる気流がデ
ィスクの記録面に導かれるため、簡単な構成により、デ
ィスクの記録面への埃や塵等の付着を確実に防止するこ
とができる。
【0010】また、本発明は、前記ピックアップを支持
するピックアップフレームに設けられ前記ピックアップ
の移動時のガイドとなるシャフトに前記空気流通路を形
成したことを特徴としている。
【0011】このような構成によれば、ピックアップの
ガイド用シャフトを利用することで、新たな部材を設け
ることもなく、構成の簡素化を図ることができる。
【0012】また、本発明は、前記シャフトが中空部材
から成り、前記空気流通路が、前記シャフトの一端部に
形成された前記フィンによる気流の流入口と、前記ディ
スクの記録面に対向した前記シャフトの上面に形成され
て前記シャフト内部の空間により前記流入口に連通した
複数個の送風口とにより構成されることを特徴としてい
る。
【0013】このような構成によれば、フィンにより発
生される気流を各送風口よりディスクの記録面まで、確
実に導くことができる。
【0014】また、本発明は、前記各送風口からの送風
量が、ほぼ均一になるように前記各送風口の大きさ、及
び前記シャフト内径が設定されていることを特徴として
いる。
【0015】このような構成によれば、ディスクの記録
面に均一に送風することができ、ディスクの記録面に付
着した埃等を確実に除去することができる。
【0016】また、本発明は、前記各送風口による送風
範囲が、前記ディスクのほぼ半径に等しい範囲にわたる
ことを特徴としている。このような構成によれば、ディ
スクの記録面全面について、ディスクに付着した埃等を
確実に除去することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態について図
1ないし図5を参照して説明する。但し、図1は一部を
除去した状態における斜め前方からの斜視図、図2ない
し図5はそれぞれ異なる一部の斜視図である。
【0018】図1に示すように、装置本体1の前面には
出入口2が形成され、この出入口2より装置本体1内に
トレイ3が引き込み、排出自在に設けられている。この
トレイ3に形成された円形の凹所4に図示しないディス
クが載置され、トレイ3の後端より凹所4の中央部にか
けて形成された開口部5には、後述するターンテーブル
及びピックアップが配設される。
【0019】また、トレイ3の下方には、図2に示すよ
うなピックアップフレーム8が配設され、図3に示すよ
うに、このピックアップフレーム8の前方にリング状部
材8Aで囲まれた収容スペース8Bが形成され、この収
容スペース8Bにターンテーブル9が配設され、ピック
アップフレーム8のほぼ中央部の移動スペース8Cにピ
ックアップ10を内蔵した本体部10Aが移動自在に配
設されている。
【0020】ところで、ターンテーブル9は、図示しな
いディスクモータにより回転駆動され、このトレイ3の
凹所4に載置されたディスクがターンテーブル9にチャ
ッキングされた状態でターンテーブル9が回転してディ
スクが回転される。また、ターンテーブル9の外周に
は、図4に示すように、半径方向に気流を発生する複数
個のフィン12が形成され、フィン12によって発生さ
れる気流が、リング状部材8Aに形成された開口8Dよ
り外方に向かって集中的に流出する構成となっている。
【0021】更に、図3に示すように、ピックアップフ
レーム8の移動スペース8Cの左右の両端部には、駆動
用シャフト15及びガイド用シャフト16が設けられ、
駆動用シャフト15の両端はピックアップフレーム8に
回転自在に支持され、図示しないピックアップモータの
駆動により回転される。そして、駆動用シャフト15の
外周に形成された雌ねじ15Aに、ピックアップ10の
本体部10Aの左端部が螺合すると共に、ピックアップ
10を内蔵した本体部10Aの右端に形成された鈎状体
17が係合し、駆動用シャフト15の回転により本体部
10Aが前後方向に移動する。
【0022】また、図5に示すように、ガイド用シャフ
ト16は、断面楕円形の金属製中空部材により形成され
て両端がピックアップフレーム8に固定され、その前端
部には樹脂等から成るラッパ状部材19が接合されてい
る。このラッパ状部材19の先端開口である流入口20
が、上記したリング状部材8Aの開口8Dにあてがわれ
るようにしてガイド用シャフト16が配設され、フィン
12により発生された気流がこの流入口20を介してガ
イド用シャフト16内に流入する。
【0023】更に、図5に示すように、ガイド用シャフ
ト16の上面はディスク下面の記録面に対向することか
ら、このガイド用シャフト16の上面には複数個の送風
口22が形成され、流入口20を介してガイド用シャフ
ト16内に流入した気流が、各送風口22を介してディ
スクの記録面に向けて送出されるようになっている。こ
こで、ラッパ状部材19の流入口20、ガイド用シャフ
ト16の内部空間、及び各送風口22により、空気流通
路が形成されている。
【0024】このとき、ガイド用シャフト16に形成さ
れる各送風口22よる送風範囲が、ディスクのほぼ半径
に等しい範囲にわたるように、ガイド用シャフト16の
長さ及び各送風口22の形成位置が設定されている。ま
た、各送風口22からの送風量がほぼ均一になるよう
に、ディスクの内周側に位置する送風口22と外周側に
位置する送風口22の大きさを変え、更にはディスクの
内周に近い側と外周に近い側とでガイド用シャフト16
の内径を変える等の工夫がなされている。
【0025】そして、ディスクを回転すべくターンテー
ブル8が回転駆動されると、ターンテーブル8に形成さ
れた各フィン12によって気流が発生し、発生した気流
がラッパ状部材19の流入口20よりガイド用シャフト
16の内部に流入し、ディスクの記録面に向けて各送風
口22から空気が送出され、ディスクの記録面に付着し
た埃や塵等が除去されるのである。
【0026】従って、上記した実施形態によれば、ピッ
クアップ10のガイド用シャフト16を利用して空気流
通路を形成したため、新たな部材を別途設けることなく
フィン12による気流をディスクの記録面に導くことが
できるため、簡単な構成により、ディスクの記録面に付
着した埃や塵等を除去することができ、埃等のディスク
への付着を確実に防止することができる。このとき、デ
ィスクのほぼ半径に等しい範囲にわたり送風できること
から、ディスクの回転によりディスクの記録面全面につ
いて、埃等を除去することができる。
【0027】また、各送風口22からの送風量がほぼ均
一に成るように設定したため、ディスクの記録面に均一
に送風してディスクの記録面に付着した埃等を確実に除
去することができる。
【0028】なお、上記した実施形態では、ガイド用シ
ャフト16を断面楕円形とした場合について説明した
が、断面矩形或いは断面円形であっても構わない。
【0029】更に、上記した実施形態では、ガイド用シ
ャフト16を金属製としたため、耐久性に優れるという
利点はあるが、ガイド用シャフト16は必ずしも金属製
でなくてもよく、例えば樹脂製であってもよい。
【0030】また、上記した実施形態では、ガイド用シ
ャフト16にラッパ状部材19を接合した形態として説
明しているが、これら2つを一体的に形成するようにし
ても構わない。
【0031】更に、ガイド用シャフト16を利用してい
るが、トレイ3やその他の構成部材を利用して、フィン
12により発生される空気をディスクに導くための空気
流通路を形成してもよいのは勿論である。
【0032】また、本発明は上記した各実施形態に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおい
て上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、装置本体内のピックアップ付近に配設された構
成部材に空気流通路を形成し、この空気流通路によりフ
ィンによる気流がディスクの記録面に導かれるため、簡
単な構成により、ディスクの記録面への埃や塵等の付着
を確実に防止することが可能になり、読み取りエラーの
発生等を未然にかつ確実に防止することが可能である。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、ピ
ックアップのガイド用シャフトを利用することで、新た
な部材を別途設けることもなく、構成の簡素化を図るこ
とが可能になる。
【0035】また、請求項3に記載の発明によれば、フ
ィンにより発生される気流を各送風口よりディスクの記
録面まで、確実に導くことが可能になる。
【0036】また、請求項4に記載の発明によれば、デ
ィスクの記録面に均一に送風することができ、ディスク
の記録面に付着した埃等を確実に除去することが可能に
なる。
【0037】また、請求項5に記載の発明によれば、デ
ィスクの記録面全面について、ディスクに付着した埃等
を確実に除去することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の一部を除去した状態に
おける斜め前方からの斜視図である。
【図2】この発明の一実施形態の一部の斜視図である。
【図3】この発明の一実施形態の他の一部の斜視図であ
る。
【図4】この発明の一実施形態の異なる一部の斜視図で
ある。
【図5】この発明の一実施形態の更に異なる一部の斜視
図である。
【符号の説明】
1 本体部材装置本体 2 出入口 3 トレイ 8 ピックアップフレーム 9 ターンテーブル 10 ピックアップ 12 フィン 16 ガイド用シャフト 20 流入口 22 送風口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 25/04 101 G11B 25/04 101K // G11B 17/022 17/022

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に配設されたターンテーブル
    上に載置されたディスクを回転駆動し、ピックアップに
    より前記ディスクの少なくとも読み取りを行うディスク
    駆動装置において、 前記ターンテーブルの外周に複数個の気流発生用フィン
    を形成し、前記装置本体内の前記ピックアップ付近に配
    設された装置構成部材に、前記フィンによる気流を前記
    ディスクの記録面に導く空気流通路を形成したことを特
    徴とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ピックアップを支持するピックアッ
    プフレームに設けられ前記ピックアップの移動時のガイ
    ドとなるシャフトに前記空気流通路を形成したことを特
    徴とする請求項1に記載のディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記シャフトが中空部材から成り、前記
    空気流通路が、前記シャフトの一端部に形成された前記
    フィンによる気流の流入口と、前記ディスクの記録面に
    対向した前記シャフトの上面に形成されて前記シャフト
    内部の空間により前記流入口に連通した複数個の送風口
    とにより構成されることを特徴とする請求項2に記載の
    ディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記各送風口からの送風量が、ほぼ均一
    になるように前記各送風口の大きさ、及び前記シャフト
    内径が設定されていることを特徴とする請求項3に記載
    のディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記各送風口による送風範囲が、前記デ
    ィスクのほぼ半径に等しい範囲にわたることを特徴とす
    る請求項1に記載のディスク駆動装置。
JP2000237377A 2000-08-04 2000-08-04 ディスク駆動装置 Pending JP2002056663A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012022762A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd モーター及びこれを備えるディスク駆動装置

Cited By (3)

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JP2012022762A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd モーター及びこれを備えるディスク駆動装置
US8448202B2 (en) 2010-07-16 2013-05-21 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Motor having a disk support member and a disk drive device having the same
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