JP2002056123A - 表面処理装置の遠隔管理システム - Google Patents
表面処理装置の遠隔管理システムInfo
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- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 22
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 abstract description 10
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】個別にサーバーを設置することなく表面処理装
置の異常診断、消耗部品の交換時期の確認ができる表面
処理装置の遠隔管理システムを提供する。 【解決手段】電話回線およびインターネットを介して送
られる表面処理装置の稼動状態の情報を蓄積するサーバ
ーと、電話回線およびインターネットを介して前記サー
バーに蓄積された情報を取り込み、表面処理装置の稼動
状態の監視、故障の診断ならびに緊急対応手段の特定を
行う管理手段とを備え、該管理手段から故障内容を当該
表面処理装置の保守担当者の携行する携帯端末にインタ
ーネットを介して送信するようにし、表面処理装置設置
事業者の端末あるいはその保守担当者等の携帯端末から
インターネットを介してサーバーに蓄積された自己の表
面処理装置の稼動状態の情報を閲覧できるようにし、管
理手段に消耗部品の交換時期についてのデータベースを
備えた。
置の異常診断、消耗部品の交換時期の確認ができる表面
処理装置の遠隔管理システムを提供する。 【解決手段】電話回線およびインターネットを介して送
られる表面処理装置の稼動状態の情報を蓄積するサーバ
ーと、電話回線およびインターネットを介して前記サー
バーに蓄積された情報を取り込み、表面処理装置の稼動
状態の監視、故障の診断ならびに緊急対応手段の特定を
行う管理手段とを備え、該管理手段から故障内容を当該
表面処理装置の保守担当者の携行する携帯端末にインタ
ーネットを介して送信するようにし、表面処理装置設置
事業者の端末あるいはその保守担当者等の携帯端末から
インターネットを介してサーバーに蓄積された自己の表
面処理装置の稼動状態の情報を閲覧できるようにし、管
理手段に消耗部品の交換時期についてのデータベースを
備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、定期的あるいは不
定期の保守を必要とする、表面処理装置の遠隔管理シス
テムに関する。
定期の保守を必要とする、表面処理装置の遠隔管理シス
テムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、表面処理装置については、定期的
な診断、予防的な保守があまり行われておらず、表面処
理装置の装置の設置事業者は異常や故障が発生すると当
該装置の製造者あるいは保守事業者に電話やファクシミ
リ等で連絡し、製造者あるいは保守事業者が現地に赴い
て状況確認、部品交換および修理を行うというのが一般
的であった。そのため修復のために長大な時間を要する
という問題があった。このような問題を解決するため、
消耗部品を一定期間ごとに取りかえるということがなさ
れているが、交換時期が部品毎に異なるため、その管理
が煩雑で、忘れられたり交換されないまま放置されるこ
とがあり、この問題を完全に解決するには到っていな
い。
な診断、予防的な保守があまり行われておらず、表面処
理装置の装置の設置事業者は異常や故障が発生すると当
該装置の製造者あるいは保守事業者に電話やファクシミ
リ等で連絡し、製造者あるいは保守事業者が現地に赴い
て状況確認、部品交換および修理を行うというのが一般
的であった。そのため修復のために長大な時間を要する
という問題があった。このような問題を解決するため、
消耗部品を一定期間ごとに取りかえるということがなさ
れているが、交換時期が部品毎に異なるため、その管理
が煩雑で、忘れられたり交換されないまま放置されるこ
とがあり、この問題を完全に解決するには到っていな
い。
【０００３】また故障発生時の運転状態についての記録
が無い場合には、故障の真の原因の究明が困難で根本的
対策を施すことができないということがあり、時々発生
するような異常についてはその再現ができず、異常の解
決ができないという問題があった。
が無い場合には、故障の真の原因の究明が困難で根本的
対策を施すことができないということがあり、時々発生
するような異常についてはその再現ができず、異常の解
決ができないという問題があった。
【０００４】さらに近年の品質管理に関する要求から、
表面処理装置稼動状態の記録や故障の記録が求められる
ようになってきている。表面処理装置の稼動状態の情報
には、薬液の液量、濃度、温度、ｐＨ、蒸気や空気の圧
力、搬送機の状態、電解処理工程を有するものにあって
はその電圧、電流といったものがある。このように表面
処理装置の稼動状態の情報は非常に多岐に亘るものであ
り、これらの記録を作成するには大きな工数を要すると
いう問題もあった。
表面処理装置稼動状態の記録や故障の記録が求められる
ようになってきている。表面処理装置の稼動状態の情報
には、薬液の液量、濃度、温度、ｐＨ、蒸気や空気の圧
力、搬送機の状態、電解処理工程を有するものにあって
はその電圧、電流といったものがある。このように表面
処理装置の稼動状態の情報は非常に多岐に亘るものであ
り、これらの記録を作成するには大きな工数を要すると
いう問題もあった。
【０００５】これらの問題を解決するために、表面処理
装置あるいは表面処理装置設置事業者単位で個別に表面
処理装置の稼動状態の情報を蓄積するサーバーと管理手
段を設置し、異常診断、消耗部品の交換時期の確認をす
ることが可能である。しかしながら、これらの設備には
多額の初期費用を要し、またシステムの管理者が必要と
なるという問題がある。
装置あるいは表面処理装置設置事業者単位で個別に表面
処理装置の稼動状態の情報を蓄積するサーバーと管理手
段を設置し、異常診断、消耗部品の交換時期の確認をす
ることが可能である。しかしながら、これらの設備には
多額の初期費用を要し、またシステムの管理者が必要と
なるという問題がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたもので、表面処理装置ある
いは表面処理装置設置事業者単位で個別にサーバーを設
置することなく表面処理装置の異常診断、消耗部品の交
換時期の確認ができる表面処理装置の遠隔管理システム
を提供する。
点を解決するためになされたもので、表面処理装置ある
いは表面処理装置設置事業者単位で個別にサーバーを設
置することなく表面処理装置の異常診断、消耗部品の交
換時期の確認ができる表面処理装置の遠隔管理システム
を提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、インター
ネットを介して送られる表面処理装置の稼動状態の情報
を蓄積するサーバーと、表面処理装置製造者およびメン
テナンスを受託する保守事業者のいずれかもしくは両方
に置かれ、インターネットを介して前記サーバーに蓄積
された情報を取り込み、表面処理装置の稼動状態の監
視、故障の診断ならびに緊急対応手段の特定を行う管理
手段とを備えることを特徴とする表面処理装置の遠隔管
理システムによって解決できる。
ネットを介して送られる表面処理装置の稼動状態の情報
を蓄積するサーバーと、表面処理装置製造者およびメン
テナンスを受託する保守事業者のいずれかもしくは両方
に置かれ、インターネットを介して前記サーバーに蓄積
された情報を取り込み、表面処理装置の稼動状態の監
視、故障の診断ならびに緊急対応手段の特定を行う管理
手段とを備えることを特徴とする表面処理装置の遠隔管
理システムによって解決できる。
【０００８】また、本発明は、サーバーを表面処理装置
製造者、メンテナンスを受託する保守事業者またはイン
ターネットサービスプロバイダー（以下プロバイダーと
いう）等の部外者に設置し、サーバーには単独または複
数の表面処理装置設置事業者に設置された複数の表面処
理装置に係る稼動状態の情報を蓄積するようにし、緊急
対応を要する故障についてはその内容をインターネット
を介して当該表面処理装置の保守担当者の携行する携帯
端末に送信するようにし、表面処理装置設置事業者に設
置された端末あるいは、表面処理装置設置事業者の保守
担当者または管理者等が携行する携帯端末からインター
ネットを介してサーバーに蓄積された自己の表面処理装
置の稼動状態の情報を閲覧できるようにし、表面処理装
置の稼動状態の監視、故障の診断ならびに緊急対応手段
の特定を行う管理手段には、消耗部品の交換時期につい
てのデータベースを具備した表面処理装置の遠隔管理シ
ステムとして具体化できる。
製造者、メンテナンスを受託する保守事業者またはイン
ターネットサービスプロバイダー（以下プロバイダーと
いう）等の部外者に設置し、サーバーには単独または複
数の表面処理装置設置事業者に設置された複数の表面処
理装置に係る稼動状態の情報を蓄積するようにし、緊急
対応を要する故障についてはその内容をインターネット
を介して当該表面処理装置の保守担当者の携行する携帯
端末に送信するようにし、表面処理装置設置事業者に設
置された端末あるいは、表面処理装置設置事業者の保守
担当者または管理者等が携行する携帯端末からインター
ネットを介してサーバーに蓄積された自己の表面処理装
置の稼動状態の情報を閲覧できるようにし、表面処理装
置の稼動状態の監視、故障の診断ならびに緊急対応手段
の特定を行う管理手段には、消耗部品の交換時期につい
てのデータベースを具備した表面処理装置の遠隔管理シ
ステムとして具体化できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の表面処理装置の遠
隔管理システムに係る実施形態について、図１を参照し
ながら説明する。本発明の特徴とするところは、図１に
おいて、先ず、表面処理装置設置事業者１に設置される
コンピュータ２と電話回線または専用線３およびインタ
ーネット７を介して接続され、表面処理装置の稼動状態
の情報を蓄積するサーバー４と、表面処理装置製造者５
およびメンテナンスを受託する保守事業者６のいずれか
もしくは両方に置かれ、電話回線または専用線３および
インターネット７を介して前記サーバー４に蓄積された
情報を取り込み、表面処理装置の稼動状態の監視、故障
の診断ならびに緊急対応手段の特定を行う管理手段８と
を備えた点にある。
隔管理システムに係る実施形態について、図１を参照し
ながら説明する。本発明の特徴とするところは、図１に
おいて、先ず、表面処理装置設置事業者１に設置される
コンピュータ２と電話回線または専用線３およびインタ
ーネット７を介して接続され、表面処理装置の稼動状態
の情報を蓄積するサーバー４と、表面処理装置製造者５
およびメンテナンスを受託する保守事業者６のいずれか
もしくは両方に置かれ、電話回線または専用線３および
インターネット７を介して前記サーバー４に蓄積された
情報を取り込み、表面処理装置の稼動状態の監視、故障
の診断ならびに緊急対応手段の特定を行う管理手段８と
を備えた点にある。
【００１０】また、サーバー４を表面処理装置製造者
５、メンテナンスを受託する保守事業者６またはプロバ
イダー等の部外者のいずれかに設置し、サーバー４には
単独または複数の表面処理装置設置事業者１にある複数
の表面処理装置９に係る稼動状態の情報を蓄積するよう
にし、緊急対応を要する故障についてはその内容をイン
ターネット７を介して当該表面処理装置９の保守担当者
の携行する携帯端末１０に送信するようにし、表面処理
装置設置事業者１に設置された端末１１あるいは、表面
処理装置設置事業者１の保守担当者または管理者等が携
行する携帯端末１０からインターネット７を介してサー
バー４に蓄積された自己の表面処理装置９の稼動状態の
情報を閲覧できるようにし、表面処理装置９の稼動状態
の監視、故障の診断ならびに緊急対応手段の特定を行う
管理手段８には、消耗部品の交換時期についてのデータ
ベースを具備した点にある。なお、１２は表面処理装置
９の制御装置であって、表面処理装置９を制御するとと
もに、表面処理装置９の稼動状態に係る情報をコンピュ
ータ２に送信する。
５、メンテナンスを受託する保守事業者６またはプロバ
イダー等の部外者のいずれかに設置し、サーバー４には
単独または複数の表面処理装置設置事業者１にある複数
の表面処理装置９に係る稼動状態の情報を蓄積するよう
にし、緊急対応を要する故障についてはその内容をイン
ターネット７を介して当該表面処理装置９の保守担当者
の携行する携帯端末１０に送信するようにし、表面処理
装置設置事業者１に設置された端末１１あるいは、表面
処理装置設置事業者１の保守担当者または管理者等が携
行する携帯端末１０からインターネット７を介してサー
バー４に蓄積された自己の表面処理装置９の稼動状態の
情報を閲覧できるようにし、表面処理装置９の稼動状態
の監視、故障の診断ならびに緊急対応手段の特定を行う
管理手段８には、消耗部品の交換時期についてのデータ
ベースを具備した点にある。なお、１２は表面処理装置
９の制御装置であって、表面処理装置９を制御するとと
もに、表面処理装置９の稼動状態に係る情報をコンピュ
ータ２に送信する。
【００１１】この表面処理装置の遠隔管理システムは以
下のように動作する。制御装置１２を介してコンピュー
タ２が収集した表面処理装置９の稼動状態に係る情報
は、電話回線または専用線３およびインターネット７を
介してサーバー４に送信され、蓄積される。サーバー４
に蓄積された各表面処理装置９の稼動状態に係る情報
は、電話回線または専用線３およびインターネット７を
通して表面処理装置の製造者５およびメンテナンスを受
託する保守事業者６の管理手段８に取り込まれ、緊急対
応を要する故障がある場合には、その内容ならびに処置
をインターネット７を介して当該表面処理装置９の保守
担当者の携行する携帯端末１０に送信する。
下のように動作する。制御装置１２を介してコンピュー
タ２が収集した表面処理装置９の稼動状態に係る情報
は、電話回線または専用線３およびインターネット７を
介してサーバー４に送信され、蓄積される。サーバー４
に蓄積された各表面処理装置９の稼動状態に係る情報
は、電話回線または専用線３およびインターネット７を
通して表面処理装置の製造者５およびメンテナンスを受
託する保守事業者６の管理手段８に取り込まれ、緊急対
応を要する故障がある場合には、その内容ならびに処置
をインターネット７を介して当該表面処理装置９の保守
担当者の携行する携帯端末１０に送信する。
【００１２】また、サーバー４に蓄積された自己の表面
処理装置９の稼動状態の情報は、当該表面処理装置９が
設置される表面処理装置設置事業者１に設置された端末
１１あるいは、その保守担当者または管理者等が携行す
る携帯端末１０からインターネット７を介して閲覧する
ことができる。さらに、表面処理装置製造者５およびメ
ンテナンスを受託する保守事業者６は、管理手段８によ
って消耗部品の交換時期の接近を知ることができるの
で、その情報を電話回線または専用線３およびインター
ネット７を介してあらかじめ表面処理装置設置事業者１
に報知する。
処理装置９の稼動状態の情報は、当該表面処理装置９が
設置される表面処理装置設置事業者１に設置された端末
１１あるいは、その保守担当者または管理者等が携行す
る携帯端末１０からインターネット７を介して閲覧する
ことができる。さらに、表面処理装置製造者５およびメ
ンテナンスを受託する保守事業者６は、管理手段８によ
って消耗部品の交換時期の接近を知ることができるの
で、その情報を電話回線または専用線３およびインター
ネット７を介してあらかじめ表面処理装置設置事業者１
に報知する。
【００１３】以上説明した本発明の実施形態によれば、
表面処理装置９あるいは表面処理装置設置事業者１単位
で個別にサーバー４を設置することなく表面処理装置９
の異常診断、消耗部品の交換時期の確認ができるため、
表面処理装置設置事業者１はデータを送信するためのコ
ンピュータ２を設置するだけでよいので、その設備のた
めの多額の初期費用を要することがなく、またシステム
の管理者が必要となることもない。
表面処理装置９あるいは表面処理装置設置事業者１単位
で個別にサーバー４を設置することなく表面処理装置９
の異常診断、消耗部品の交換時期の確認ができるため、
表面処理装置設置事業者１はデータを送信するためのコ
ンピュータ２を設置するだけでよいので、その設備のた
めの多額の初期費用を要することがなく、またシステム
の管理者が必要となることもない。
【００１４】また、表面処理装置９の稼動状態を常時監
視していることから、故障の発生を未然に防止でき、異
常発生時には表面処理装置設置事業者１と表面処理装置
製造者５およびメンテナンスを受託する保守事業者６が
同時にそれを知ることができるので、故障への対応を迅
速に行うことが可能となる。この異常発生時、表面処理
装置設置事業者１が表面処理装置製造者５およびメンテ
ナンスを受託する保守事業者６に故障状況の画像を送信
することによって修理内容の判断が的確となり、修復ま
での時間短縮が可能となる。さらに、表面処理装置設置
事業者１は消耗部品の交換時期を前もって知ることがで
きることから、生産に支障のない適正な時期にこれを交
換することができ、消耗部品の不良による装置の突発的
な故障を回避できる。
視していることから、故障の発生を未然に防止でき、異
常発生時には表面処理装置設置事業者１と表面処理装置
製造者５およびメンテナンスを受託する保守事業者６が
同時にそれを知ることができるので、故障への対応を迅
速に行うことが可能となる。この異常発生時、表面処理
装置設置事業者１が表面処理装置製造者５およびメンテ
ナンスを受託する保守事業者６に故障状況の画像を送信
することによって修理内容の判断が的確となり、修復ま
での時間短縮が可能となる。さらに、表面処理装置設置
事業者１は消耗部品の交換時期を前もって知ることがで
きることから、生産に支障のない適正な時期にこれを交
換することができ、消耗部品の不良による装置の突発的
な故障を回避できる。
【００１５】さらに、表面処理装置設置事業者１の保守
担当者あるいは管理者等は、表面処理装置９に異常、故
障が発生したときインターネット７を介して携行する携
帯端末１０により知ることができる。また表面処理装置
設置事業者１の保守担当者あるいは管理者等は、設置さ
れた端末１１または携行する携帯端末１０からインター
ネット７を介して自己の表面処理装置９の稼動状態の情
報を閲覧することができる。この表面処理装置設置事業
者１の保守担当者または管理者等が閲覧する情報には、
稼動状態のモニター画面のような画像情報を含めること
ができる。
担当者あるいは管理者等は、表面処理装置９に異常、故
障が発生したときインターネット７を介して携行する携
帯端末１０により知ることができる。また表面処理装置
設置事業者１の保守担当者あるいは管理者等は、設置さ
れた端末１１または携行する携帯端末１０からインター
ネット７を介して自己の表面処理装置９の稼動状態の情
報を閲覧することができる。この表面処理装置設置事業
者１の保守担当者または管理者等が閲覧する情報には、
稼動状態のモニター画面のような画像情報を含めること
ができる。
【００１６】なお、サーバー４を表面処理装置の製造者
５およびメンテナンスを受託する保守事業者６のいずれ
かに設置した場合には、表面処理装置製造者５およびメ
ンテナンスを受託する保守事業者６のいずれかがサーバ
ーの管理も含めた一元管理ができる利点があり、プロバ
イダー等の第三者においた場合には、その部分の管理を
第三者に委ねることができる利点がある。
５およびメンテナンスを受託する保守事業者６のいずれ
かに設置した場合には、表面処理装置製造者５およびメ
ンテナンスを受託する保守事業者６のいずれかがサーバ
ーの管理も含めた一元管理ができる利点があり、プロバ
イダー等の第三者においた場合には、その部分の管理を
第三者に委ねることができる利点がある。
【００１７】
【発明の効果】本発明の表面処理装置の遠隔管理システ
ムは以上に説明したように構成されているので、表面処
理装置あるいは表面処理装置設置事業者単位で個別にサ
ーバーを設置することなく表面処理装置の異常診断、消
耗部品の交換時期の確認ができるため、表面処理装置事
業者がその設備のための多額の初期費用を要することが
なく、またシステムの管理者が必要となることもない。
その実施形態によれば、表面処理装置の稼動状態を常時
監視していることから、故障の発生を未然に防止でき、
異常発生時には故障への対応を迅速に行うことが可能と
なり、消耗部品は生産に支障のない適正な時期に交換す
ることができ、消耗部品の不良による装置の故障が回避
でき、さらに表面処理装置設置事業者の保守担当者ある
いは管理者等は、自己の表面処理装置の異常、故障稼動
状態を知ることができるという優れた効果がある。よっ
て本発明は従来の問題点を解消した表面処理装置の遠隔
管理システムとして、その業界に寄与するところ極めて
大なるものがある。
ムは以上に説明したように構成されているので、表面処
理装置あるいは表面処理装置設置事業者単位で個別にサ
ーバーを設置することなく表面処理装置の異常診断、消
耗部品の交換時期の確認ができるため、表面処理装置事
業者がその設備のための多額の初期費用を要することが
なく、またシステムの管理者が必要となることもない。
その実施形態によれば、表面処理装置の稼動状態を常時
監視していることから、故障の発生を未然に防止でき、
異常発生時には故障への対応を迅速に行うことが可能と
なり、消耗部品は生産に支障のない適正な時期に交換す
ることができ、消耗部品の不良による装置の故障が回避
でき、さらに表面処理装置設置事業者の保守担当者ある
いは管理者等は、自己の表面処理装置の異常、故障稼動
状態を知ることができるという優れた効果がある。よっ
て本発明は従来の問題点を解消した表面処理装置の遠隔
管理システムとして、その業界に寄与するところ極めて
大なるものがある。
【図１】本発明の実施形態であるシステムを示す図。
１ 表面処理装置設置事業者、２ コンピュータ、３
電話回線、４ サーバー、５ 表面処理装置製造者、６
保守事業者、７ インターネット、８ 管理手段、９
表面処理装置、１０ 携帯端末、１１ 端末、１２制
御装置
電話回線、４ サーバー、５ 表面処理装置製造者、６
保守事業者、７ インターネット、８ 管理手段、９
表面処理装置、１０ 携帯端末、１１ 端末、１２制
御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０６ Ｇ０６Ｆ 17/60 ５０６ Ｆターム(参考） 5B049 BB00 BB07 CC05 CC21 CC31 DD05 EE56 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 GG09
Claims (7)
- 【請求項１】インターネットを介して送られる表面処理
装置の稼動状態の情報を蓄積するサーバーと、表面処理
装置製造者およびメンテナンスを受託する保守事業者の
いずれかもしくは両方に置かれ、インターネットを介し
て前記サーバーに蓄積された情報を取り込み、表面処理
装置の稼動状態の監視、故障の診断ならびに緊急対応手
段の特定を行う管理手段とを備えることを特徴とする表
面処理装置の遠隔管理システム。 - 【請求項２】サーバーを表面処理装置製造者およびメン
テナンスを受託する保守事業者のいずれかに設置した請
求項１に記載の表面処理装置の遠隔管理システム。 - 【請求項３】サーバーをインターネットサービスプロバ
イダー等の部外者に設置した請求項１に記載の表面処理
装置の遠隔管理システム。 - 【請求項４】サーバーには単独または複数の表面処理装
置設置事業者に設置された複数の表面処理装置に係る稼
動状態の情報を蓄積するようにした請求項１に記載の表
面処理装置の遠隔管理システム。 - 【請求項５】緊急対応を要する故障について、その内容
をインターネットを介して当該表面処理装置の保守担当
者の携行する携帯端末に送信するようにした請求項１に
記載の表面処理装置の遠隔管理システム。 - 【請求項６】表面処理装置設置事業者に設置された端末
あるいは、表面処理装置設置事業者の保守担当者、管理
者等が携行する携帯端末からインターネットを介してサ
ーバーにアクセスし、自己の表面処理装置の稼動状態の
情報を閲覧できるようにした請求項１に記載の表面処理
装置の遠隔管理システム。 - 【請求項７】表面処理装置製造者およびメンテナンスを
受託する保守事業者のいずれかもしくは両方に置かれ、
表面処理装置の稼動状態の監視、故障の診断ならびに緊
急対応手段の特定を行う管理手段には、消耗部品の交換
時期についてのデータベースを備えた請求項１に記載の
表面処理装置の遠隔管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000239952A JP2002056123A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | 表面処理装置の遠隔管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000239952A JP2002056123A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | 表面処理装置の遠隔管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002056123A true JP2002056123A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=18731402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000239952A Withdrawn JP2002056123A (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | 表面処理装置の遠隔管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002056123A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009087239A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Kazumi Shimomura | 浄化槽設置支援システムおよび浄化槽設置支援方法 |
-
2000
- 2000-08-08 JP JP2000239952A patent/JP2002056123A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009087239A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Kazumi Shimomura | 浄化槽設置支援システムおよび浄化槽設置支援方法 |
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