JP2002055978A - 通訳処理方法およびその提供媒体 - Google Patents

通訳処理方法およびその提供媒体

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JP2002055978A
JP2002055978A JP2000240912A JP2000240912A JP2002055978A JP 2002055978 A JP2002055978 A JP 2002055978A JP 2000240912 A JP2000240912 A JP 2000240912A JP 2000240912 A JP2000240912 A JP 2000240912A JP 2002055978 A JP2002055978 A JP 2002055978A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は通信機能を有する携帯電話機やハン
ドヘルドコンピュータ等の携帯情報端末機を用いて、世
界中どこにいてもほぼリアルタイムに使用者の代わりに
通訳を実行させることができるとともに、対話時の言語
間のトラブルを容易に回避することができる通訳処理方
法を得るにある。 【解決手段】 異なる母国語を有する少なくとも二者間
での対話の際に、コンピュータネットワークを介して接
続される携帯電話機やハンドヘルドコンピュータ等の携
帯情報端末機を操作する入力者に対して、該入力者が通
訳してもらいたい言語や該入力者のいる場所等の入力者
情報の選択や入力を促す入力制御手段と、この入力制御
手段で入力された前記入力者情報を認識して、前記入力
者の所望する、あるいは所定の言語情報に翻訳処理する
翻訳処理手段と、この翻訳処理手段で翻訳処理された前
記言語情報を、対話相手に対して通訳することができる
状態で、前記携帯情報端末機に出力する出力制御手段と
で通訳処理方法を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機やハンド
ヘルドコンピュータ等の携帯情報端末機を介して通訳さ
せることができる通訳処理方法およびその提供媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、異なる母国語を有する者が対話す
る場合、例えば旅行先でのホテル、レストランでの食
事、ショッピング等の時にはジェスチャー等でコミュニ
ケーションを図ったり、事前に旅行地の現地の言葉を勉
強したり、あるいはシーン別の例文に対応する翻訳例を
集めた本や、翻訳例が記憶された携帯型の翻訳機等を持
参している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の異言語を有する
者間のコミュニケーションでは、ジェスチャーや顔の表
情等でお互いの言いたいことを理解しなければならず、
意思を伝えるのは困難であるという欠点があるととも
に、本や翻訳機等を持ち歩くのは余計な荷物になってし
まうという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
通信機能を有する携帯電話機やハンドヘルドコンピュー
タ等の携帯情報端末機を用いて、世界中どこにいても、
ほぼリアルタイムに使用者の代わりに通訳を実行させる
ことができるとともに、対話時の言語間のトラブルを容
易に回避することができる通訳処理方法およびその提供
媒体を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は異なる母国語を有する少なくとも二者間で
の対話の際に、コンピュータネットワークを介して接続
される携帯電話機やハンドヘルドコンピュータ等の携帯
情報端末機を操作する入力者に対して、該入力者が通訳
してもらいたい言語や該入力者のいる場所等の入力者情
報の選択や入力を促す入力制御手段と、この入力制御手
段で入力された前記入力者情報を認識して、前記入力者
の所望する、あるいは所定の言語情報に翻訳処理する翻
訳処理手段と、この翻訳処理手段で翻訳処理された前記
言語情報を、対話相手に対して通訳することができる状
態で、前記携帯情報端末機に出力する出力制御手段とで
通訳処理方法を構成している。
【0007】また、本発明は異なる母国語を有する少な
くとも二者間での対話の際に、コンピュータネットワー
クを介して接続される携帯電話機やハンドヘルドコンピ
ュータ等の携帯情報端末機を操作する入力者に対して、
該入力者が通訳してもらいたい言語や該入力者のいる場
所等の入力者情報の選択や入力を促す入力制御ステップ
と、この入力制御ステップで入力された前記入力者情報
を認識して、前記入力者の所望する、あるいは所定の言
語情報に翻訳処理する翻訳処理ステップと、この翻訳処
理ステップで翻訳処理された前記言語情報を、対話相手
に対して通訳することができる状態で、前記携帯情報端
末機に出力する出力制御ステップとを含む処理を実行さ
せるコンピュータが読み取り可能なプログラムを提供す
ることで通訳処理方法の提供媒体を構成している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
【0009】図1ないし図8に示す本発明の第1の実施
の形態において、図1は本実施の形態の構成を示す概念
図である。図1において、1はサーバーであり、適宜に
経過制御装置、電話回線を経由して通信網2(インター
ネット:NET)に接続されている。3a、3b、3c
は、例えばiモード、EZweb、J−スカイウェッ
ブ、PメールDX等のインターネット閲覧機能を有する
携帯電話機や通信機能を持たせた携帯情報端末機、本実
施の形態では携帯電話機であり、これらの携帯電話機3
a、3b、3cはそれぞれ各種携帯電話会社のサービス
センター等を経由して前記通信網2に接続される。
【0010】図2は本実施の形態の前記サーバー1の構
成を示す概略図である。該サーバー1は一般的に使用さ
れるハードであるので、コンピュータ等に組み込まれる
CPU等の構成部品から構成され、各部の制御、各種端
末に対応するCGI等のインターフェイス部によるデー
タ交換および転送、演算処理、データ格納、分割および
圧縮等を行う制御手段4と、この制御手段4において使
用される記憶手段としてのメインプログラム5と、前記
通信網2を介して接続された前記携帯電話機3a、3
b、3cから入力される文字や音声等の信号を認識して
制御する入力制御手段6と、この入力制御手段6から入
力された信号を前記制御手段4の制御により使用者の所
望する言語情報に変換(翻訳)するために利用されるデ
ータベース化されたファイルが格納され、記憶されてい
る記憶手段7、8、9を有する翻訳処理手段10と、前
記制御手段4の制御により前記翻訳処理手段10より抽
出される、変換された言語情報を使用者の所望する形式
で、入力時と同一の前記携帯電話機3a、3b、3cに
出力制御する出力制御手段11とを備える。
【0011】前記入力制御手段6は図3に示すように、
文字認識部12と音声認識部13とを備え、前記文字認
識部12は記憶手段としての文字パターンデータファイ
ル14を有し、この文字パターンデータファイル14を
参照しながら前記携帯電話機3a、3b、3cから入力
された一文字づつ、あるいは文章毎に認識して、対応す
るテキストデータを生成して出力する。前記音声認識部
13は記憶手段としての音声パターン等の言語データフ
ァイル15を有し、この言語データファイル15に記憶
されている音声認識用の言語データを参照して、前記携
帯電話機3a、3b、3cから入力される音声信号を認
識して、対応するテキストデータを生成して出力する。
なお、前記音声認識部13では入力された音声信号の中
の、例えば「えーと」や「あっ」等の冗長的な単語をフ
ァジィ推論で除去して、音声信号を分析して処理するフ
ァジィ推論手段を用いてもよい。また、前記音声認識部
13の言語データファイル15では、音声認識する上で
対応するデータがない、すなわち登録されていない場合
には、自動プログラミング方式でデータを作成して該言
語データファイル15に格納することができる。
【0012】記憶手段としての前記メインプログラム5
は前記制御手段4において使用され、例えば前記通信網
2に接続された前記携帯電話機3a、3b、3cの表示
部に世界各国で使用される主要言語で表示される案内画
面や見出し語一覧等を表示させるプログラムや、検索条
件による必要な情報を得るための検索用プログラム、前
記携帯電話機3a、3b、3cの操作ボタン等の操作装
置より入力された文字やマイクロフォンにより入力され
た音声等を処理形式に応じて、前記サーバ1に送信させ
るプログラム、その他必要なプログラムから構成されて
いる。
【0013】前記記憶手段7は翻訳処理手段としての機
能判別ファイルで、この機能判別ファイル7は一般に販
売されている携帯電話機のメーカ名、機種名等がデータ
ベース化されて記憶されており、3層の階層構造であっ
て、上層はメーカ名であり、中層は該メーカで販売され
ている携帯電話機の機種名であり、下層は機種別のデー
タ、例えば使用OS、対応言語等のカタログに掲載され
ているデータである。
【0014】前記記憶手順8は図5に示すように、翻訳
処理手段としての国別母国語ファイルで、この国別母国
語ファイル8は世界各国別にリストされ、各々の国で使
用されている主要言語が該リストに関連付けられデータ
ベース化されて格納されており、例えば日本は日本語、
アメリカは英語、フランスはフランス語等のようにファ
イルされている。
【0015】前記記憶手段9は図6に示すように、翻訳
処理手段としての対訳ファイルで、この対訳ファイル9
は市販されている多言語翻訳システムで使用される訳語
のデータベースと同様の構成をしており、同一の意味を
有する単語同志を同じテーブル上に関連付けて階層的に
データベース化されている単語ファィル16と、同一の
意味を有する文を同じテーブル上に関連付けて階層的に
データベース化されている訳文ファイル17とを備えて
いる。
【0016】前記対訳ファイル9の単語ファイル16は
各国語に翻訳された単語の訳語がリストされている単語
テーブル18と、この単語テーブル18に関連付けられ
て、単語毎に男性および女性の声で作成される音声デー
タをリストする音声テーブル19と、前記単語ファイル
18にリストされている各々の単語をビットマップ形
式、TIFF形式、GIF形式、あるいはJPEG方式
等の画像データ処理方法で処理が施された絵文字テーブ
ル20とを備える。
【0017】前記訳文ファイル17も前記単語ファイル
16と同様の構成を有し、例文の各国語に翻訳された訳
文がリストされている訳文テーブル21と、この訳文テ
ーブル21に関連付けられて、訳文毎に男性および女性
の声で作成される音声データをリストする訳文用音声テ
ーブル22と、前記訳文テーブル21にリストされてい
る各々の訳文を上記の画像データ処理方法で処理が施さ
れた訳文用絵文字テーブル23とを備える。
【0018】なお、前記メインプログラム5と前記記憶
手段7、8、9は説明の便宜上、区分けして図示してあ
るが、一般的な構成として該メインプログラム5と記憶
手段7、8、9は同一の記憶領域に格納されてもよい。
また、前記メインプログラム5および前記記憶手段7、
8、9は、常時ファイルの更新や追加等の加工を施すこ
とが可能なので、常に利用価値の高い状態に維持するこ
とができる。
【0019】前記出力制御手段11は図4に示すよう
に、文字合成部24と音声合成部25とを備え、該音声
合成部25は、翻訳処理されたテキストデータを音声合
成用言語データファイル25aを参照して、音声信号に
変換することができる。翻訳処理された文字あるいは音
声データは各々前記携帯電話機3aの表示部に出力、あ
るいは該携帯電話機のスピーカーフォンを介して出力す
るように制御する。
【0020】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。ここで携帯電話機3a、3b、3cは各々サーバ1
と接続されて通信を行う機能を有するが、説明の便宜
上、サーバ1には携帯電話機3aが接続されたものとし
て説明する。なお、wwwブラウザ等のアクセス手段か
ら始まる等の公知の動作態様は割愛する。
【0021】まず、日本語を母国語とする携帯電話機3
aを保持する使用者が、異なる母国語を有する、例えば
英語を母国語とする第三者とアメリカにて知り合い、対
話をすると仮定する。ここで、携帯電話機3aは各国の
携帯電話機の形式と同様の仕様、あるいは各国で通話可
能なグローバルサービスを契約しているものであり、携
帯電話機3aの表示部で表示することができる文字は日
本語あるいは英語である。そして、使用者は、携帯電話
機3aより専用URLを入力してサーバ1に接続する
と、入力制御手段6を介して検知し、メインプログラム
5に従って携帯電話機3aを制御する。
【0022】次に、図7に示すように制御手段4は携帯
電話機3aの表示部に対し、メインメニュー画面26を
表示させ、使用者に対して「あなたが今いる国は」の表
示をして、国名をリストし、このリストの中から、使用
者が今いる国を選択するように促す(S1)。本実施の
形態では「アメリカ」の項目を選択する。なお、携帯電
話機3aの表示部である項目を選択する手順について等
の公知の動作態様は割愛する。ここでは、サーバ1にア
クセスした時点で、制御手段4は機種判別ファイル7を
利用して、接続された携帯電話機3aの種別を判断する
ことができるので、判断結果を基にメインプログラム5
は携帯電話機3aが表示可能な言語で作成されたメイン
メニュー画面を表示することができるとともに、入力者
の選択により表示させたい言語を選択することができ
る。
【0023】かかる操作により手順が進み、制御手段4
は携帯電話機3aの表示部に対し、日本語においては5
0音順や、英語においてはアルファベット順、あるいは
空港、レストランまたはホテル等のシーン別等のある程
度規則性のある配列、本実施の形態ではシーン別の選択
項目27をメインプログラム5に従い一覧表示させて、
使用者が翻訳したい分野を選択するように促すと同時
に、一覧表示のシーン別の項目とは別に、使用者が任意
に翻訳したい文章あるいは単語を直接入力することがで
きる入力画面28を表示し、入力を促す(S2)。
【0024】なお、S2ステップおよび以下のステップ
においては「戻る」ボタンを選択する等の所定の操作に
より、いつでも前画面に戻ることができるが、操作方法
等の公知の動作態様は割愛する。
【0025】使用者が翻訳したい分野、例えば「空港」
を選択した場合、制御手段4は対訳ファイル9より、見
出し語として「空港」に関する単語、および関連する単
語が含まれる文章のデータを抽出して、一覧表示し、翻
訳の対象となる単語、あるいは文章を選択した後、かか
る操作により決定する(S3a)。また、一覧が表示さ
れる画面をかかる操作により下方にスクロールさせるこ
とにより、入力画面28を表示させることができ、使用
者に対して翻訳を希望する文章を入力するように促す。
ここで、使用者は入力画面28に該文章を直接入力し
て、かかる操作により決定する(S3b)。
【0026】S3aまたはS3bステップにより決定を
選択すると、携帯電話機3aの表示部の画面上には、文
字出力ボタン29および音声出力ボタン30が表示さ
れ、選択を促す(S4)。使用者がどちらかを選択して
送信ボタン31を選択すると、サーバ1の制御手段4
は、サーバ1の中へ選択された文字情報、あるいは入力
された文章を取り込み、次の処理を行う。
【0027】S4ステップにより、サーバ1に取込まれ
た文字情報は入力制御手段6の文字認識部12を介し
て、文字パターンデータファイル14を参照しながら、
入力された文字情報を認識および解析を行い、対応する
テキストデータを生成して出力する。
【0028】出力されたテキストデータは制御手段4を
介して該テキストデータに対応する訳語を対訳ファイル
9に記憶されている単語テーブル18あるいは訳文テー
ブル21と照らし合わせて、対応する言語情報が抽出さ
れる。ここで、前記S4ステップの画面上で、文字出力
ボタン29を選択した場合には、単語ファイル16の単
語テーブル18、または訳文ファイル17の訳文テーブ
ル21から各々対応する、使用者が所望する言語、本実
施の形態では英語による翻訳語データ、あるいは英語に
よる翻訳文データが選択され、抽出される。また、前記
S4ステップの画面上で、音声出力ボタン30を選択し
た場合には入力制御手段6より出力されたテキストデー
タに対応する訳語あるいは訳文を前述のように単語テー
ブル18あるいは訳文テーブル21より選択し、単語テ
ーブル18あるいは訳文テーブル21の下層に位置する
音声テーブル19より、対応する音声データが選択さ
れ、抽出される。なお、抽出されるデータは、S1ステ
ップのメインメニュー画面上で、使用者が「アメリカ」
を選択しているので、制御手段4は変換先の言語を国別
母国語ファイル8を介して「アメリカ」は「英語」であ
ることを識別し、変換先の言語として「英語」を選択す
ることができる。
【0029】使用者が携帯電話機3aよりマイクロフォ
ンを介して音声で通訳してもらいたい単語あるいは文章
を入力する場合、メインプログラム5により制御手段4
を介してS2ステップにて表示画面上に音声入力画面を
選択するように促す音声入力ボタン32を表示する。か
かる操作によって、使用者は前記音声入力ボタン32を
選択して手順が進みメインプログラム5は携帯電話機3
aの表示部に音声入力開始ボタン33および音声入力終
了ボタン34を表示し、使用者は、まず音声入力開始ボ
タン33を選択し(S5)、マイクロフォンを介して翻
訳する言葉あるいは文章を入力した後、音声入力終了ボ
タン34を選択することによって音声入力を終了する
(S6)。
【0030】入力された音声データは、入力制御手段6
の音声認識部13を介して言語データファイル15を利
用して制御、認識され、対応するテキストデータを生成
して出力する。このテキストデータは、文字情報に対応
するテキストデータと同様に翻訳され、翻訳処理された
データが抽出される。
【0031】出力された、翻訳処理後の翻訳語データ、
翻訳文データ、あるいは音声データは制御手段4により
制御され、出力制御手段11の文字合成部24あるいは
音声合成部25を介して、S4ステップで文字出力を選
択した場合には、文字データは携帯電話機3aの表示部
へ出力され(S7)、音声データは音声信号に変換さ
れ、制御手段4は携帯電話機3aの表示部に対して音声
出力準備中の旨を表示し(S8)、音声信号の出力の準
備が整い次第、出力する旨を促した後、使用者がかかる
操作で「Yes」を選択すれば、音声信号は携帯電話機
3aのスピーカーフォンヘ出力され(S9)、通訳とし
ての翻訳処理は終了される。ここで、「No」を選択し
た場合には前画面に戻るが、処理の中止を促す画面を表
示するように処理をしてもよい。
【0032】使用者は自分の携帯電話機3aの表示部に
表示された翻訳処理された訳語、あるいはマイクロフォ
ンを介して出力される音声を、対話している異なる母国
語を有する第三者に見せる、あるいは聴かせることで、
自分の意思を正確に伝えることができる。
【0033】なお、S1ステップで選択された国が、使
用者の携帯電話機3aの表示部では文字情報として表示
することができない言語を母国語であると制御手段4が
国別母国語ファイル8を介して認識した場合、S4ステ
ップにおいて制御手段4が対訳ファイル9の単語ファイ
ル16あるいは訳文ファイル17から対応する単語ある
いは文章を検索して、その対応する単語あるいは訳文に
リンクする画像処理された絵文字35を抽出し、抽出さ
れた絵文字データを出力制御手段11を介して使用者の
携帯電話機3aの表示部に出力し、表示させる(S1
0)。
【0034】また、S1ステップで例えば「日本」を選
択すれば、日本語に翻訳処理された訳語、あるいは訳文
を携帯電話機3aに出力することができるので、異なる
母国語を有する第三者が理解する言語、例えば英語で入
力してもらうことにより、双方向の対話を充実させるこ
とができる。
【0035】
【発明の異なる実施の形態】次に、図9ないし図14に
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
【0036】図9および図10に示す本発明の第2の実
施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主
に異なる点は、サーバ1のメインプログラム5には使用
者が所望する変換先の言語を指定できるように選択を促
すメインメニュー画面26Aを表示するプログラムを記
憶した点で、このように構成された記憶手段としてのメ
インプログラム5Aは、使用者の携帯電話機3aの表示
部に出力時の指定言語ボタン36を表示させ、選択を促
すことができるので、例えばアメリカで、フランス語を
母国語とする第三者と対話をしても、フランス語で出力
することができるので、容易にコミュニケーションを図
ることができる。
【0037】図11に示す本発明の第3の実施の形態に
おいて、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点
は、サーバ1には制御手段4を電気的に接続する発信地
認識手段37および発信地認識ファイル38を用いた点
で、この発信地認識手段37は携帯電話機3aが通信網
2を介してサーバ1Bに接続した時、制御手段4を介し
て発信地認識ファイル38に記憶されているダイヤル情
報等に基づき、発信地を検索して認識することができる
とともに、認識された発信地のデータは制御手段4によ
り国別母国語ファイル8と比較し、発信地の母国語を認
識することができる。したがって、使用者はメインメニ
ュー画面26で所在地の選択等をすることなく、所望の
情報を入手することができるので、通信費用の低減や通
信時間の短縮をすることができるとともに、利用価値の
高いものにすることができる。
【0038】図12および図13に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、S2ステップにおいて、メインプログ
ラム5Bは翻訳する単語の一覧の表示と入力画面を別の
画面に表示させるプログラムを有する点で、まず、一覧
表示された時に、使用者が直接入力を希望する場合、文
章入力ボタン39を選択した後、メインプログラム5B
により入力画面28を携帯電話機3aの表示部に任意に
表示し、入力を促す(S11)。S11ステップにおい
て、表示された前記入力画面28に対して、使用者は翻
訳の対象となる文章を入力し、かかる操作により決定す
る(S12)。
【0039】図14に示す本発明の第5の実施の形態に
おいて、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点
は、記憶手段としてのメインプログラム5、国別母国語
ファイル8、対訳ファイル9を必要に応じて電気的に接
続された、従来と同様の多言語翻訳手段40を用いた点
で、このように構成したサーバ1Dは第1の実施の形態
と同様の作用効果を得ることができるとともに、予め完
成された、従来と同様のシステムを組み込むことによっ
て、コストの低減を図ることができる。なお、多言語翻
訳手段40は翻訳エンジンを有しているが、この翻訳エ
ンジンはトランスファー方式、ダイレクト方式、あるい
はピボット方式等が、より複雑な翻訳処理を実行するた
めに、これらを組み合わせたものを使用するのが望まし
い。また、前記多言語翻訳手段40はWWW対応のもの
や、専門用語辞書を備えたもの、ネットワークを利用す
るオンライン翻訳を可能にするもの等の機能を備えたも
のであってもよい。
【0040】なお、本発明の各実施の形態で説明した処
理を行うコンピュータプログラムをユーザに提供する提
供媒体としては、磁気ディスク、CD−ROM、DV
D、固体メモリ等の記録媒体の他、ネットワーク、衛星
等の通信媒体を利用することができる。
【0041】また、本発明の各実施の形態では、サーバ
1は1ヶ国に設置され、海外から通信網2を介して携帯
電話機3aで接続される状態を説明したが、本発明はこ
れに限らず、サーバ1を各国、あるいは地域別に設置さ
れてもよく、サーバ1および携帯電話機3aの接続形態
は問われない。
【0042】さらに、各実施の形態において、携帯情報
端末機として携帯電話機3a、3b、3cを用いたもの
について説明したが、本発明はこれに限らず、カード式
PHS等を使用する通信機能を有するハンドヘルドコン
ピュータ、ノート型コンピュータ、あるいはウェアブル
コンピュータ等の携帯情報端末機であってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0044】(1)異なる母国語を有する少なくとも二
者間での対話の際に、コンピュータネットワークを介し
て接続される携帯電話機やハンドヘルドコンピュータ等
の携帯情報端末機を操作する入力者に対して、該入力者
が通訳してもらいたい言語や該入力者のいる場所等の入
力者情報の選択や入力を促す入力制御手段と、この入力
制御手段で入力された前記入力者情報を認識して、前記
入力者の所望する、あるいは所定の言語情報に翻訳処理
する翻訳処理手段と、この翻訳処理手段で翻訳処理され
た前記言語情報を、対話相手に対して通訳することがで
きる状態で、前記携帯情報端末機に出力する出力制御手
段とからなるので、携帯電話機やハンドヘルドコンピュ
ータ等の携帯情報端末機に効率よく通訳者の代わりをさ
せることができる。したがって、世界中どこにいても携
帯情報端末機1つ所持しているだけで、異なる母国語を
有する現地の人達と気軽にコミュニケーションを図るこ
とができ、言葉が通じない等のストレスを感じることな
く、外国にいても快適に過ごすことができる。
【0045】(2)前記(1)によって、自分とは異な
る母国語を有する人達に正確に自分の意思を伝えること
ができるので、言語の違いによるトラブルを効率よく最
小限に抑えることができる。
【0046】(3)前記(1)によって、携帯情報端末
機を所持しているだけで、常時通訳者を同伴させている
環境を容易に作り出すことができるので、コストをかけ
ずに最適状態で各国間を移動することができる。
【0047】(4)請求項2〜4も前記(1)〜(3)
と同様な作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概念図。
【図2】本発明の第1の実施の形態のサーバの構成図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の入力制御手段の説
明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の出力制御手段の説
明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の国別母国語ファイ
ルの説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の対訳ファイルの説
明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の画面構成のフロー
チャート。
【図8】本発明の第1の実施の形態の音声入力および出
力のフローチャート。
【図9】本発明の第2の実施の形態のサーバの構成図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の画面構成のフロ
ーチャート。
【図11】本発明の第3の実施の形態のサーバの構成
図。
【図12】本発明の第4の実施の形態のサーバの構成
図。
【図13】本発明の第4の実施の形態の画面構成のフロ
ーチャート。
【図14】本発明の第5の実施の形態のサーバの構成
図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D:サーバ、2:通信網、
3:携帯電話機、4:制御手段、5、5A、
5B:メインプログラム、6:入力制御手段、
7:機種判別ファイル、8:国別母国語ファイル、9:
対訳ファイル、10:翻訳処理手段、 11:出力制
御手段、12:文字認識部、 13:音声認識部、
14:文字パターンデータファイル、15:言語データ
ファイル、16:単語ファイル、 17:訳文ファイ
ル、18:単語テーブル、 19:音声テーブル、2
0:絵文字テーブル、 21:訳文テーブル、22:訳
文用音声テーブル、23:訳文用絵文字テーブル、2
4:文字合成部、 25:音声合成部、26、26
A:メインメニュー画面、27:選択項目、 2
8:入力画面、29:文字出力ボタン、 30:音声出
力ボタン、31:送信ボタン、 32:音声入力ボ
タン、33:音声入力開始ボタン、34:音声入力終了
ボタン、35:絵文字、 36:指定言語ボタ
ン、37:発信地認識手段、 38:発信地認識ファイ
ル、39:文章入力ボタン、40:多言語翻訳手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる母国語を有する少なくとも二者間
    での対話の際に、コンピュータネットワークを介して接
    続される携帯電話機やハンドヘルドコンピュータ等の携
    帯情報端末機を操作する入力者に対して、該入力者が通
    訳してもらいたい言語や該入力者のいる場所等の入力者
    情報の選択や入力を促す入力制御手段と、この入力制御
    手段で入力された前記入力者情報を認識して、前記入力
    者の所望する、あるいは所定の言語情報に翻訳処理する
    翻訳処理手段と、この翻訳処理手段で翻訳処理された前
    記言語情報を、対話相手に対して通訳することができる
    状態で、前記携帯情報端末機に出力する出力制御手段と
    を備えることを特徴とする通訳処理方法。
  2. 【請求項2】 異なる母国語を有する少なくとも二者間
    での対話の際に、コンピュータネットワークを介して接
    続される携帯電話機やハンドヘルドコンピュータ等の携
    帯情報端末機を操作する入力者に対して、該入力者が通
    訳してもらいたい言語や該入力者のいる場所等の入力者
    情報の選択や入力を促す入力制御ステップと、この入力
    制御ステップで入力された前記入力者情報を認識して、
    前記入力者の所望する、あるいは所定の言語情報に翻訳
    処理する翻訳処理ステップと、この翻訳処理ステップで
    翻訳処理された前記言語情報を、対話相手に対して通訳
    することができる状態で、前記携帯情報端末機に出力す
    る出力制御ステップとを含む処理を実行させるコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムを提供することを特徴
    とする提供媒体。
  3. 【請求項3】 異なる母国語を有する少なくとも二者間
    での対話の際に、コンピュータネットワークを介して接
    続される携帯電話機やハンドヘルドコンピュータ等の携
    帯情報端末機を操作する入力者に対して、該入力者が通
    訳してもらいたい言語等の入力者情報の選択や入力を促
    すと同時に、前記入力者の携帯情報端末機の情報を自動
    的に認識して識別する手段とからなる入力制御手段と、
    この入力手段で入力された前記入力者情報および前記携
    帯情報端末機の情報を認識して、前記入力者の所望す
    る、あるいは所定の言語情報に翻訳処理する翻訳処理手
    段と、この翻訳処理手段で翻訳処理された前記言語情報
    を、対話相手に対して通訳することができる状態で、前
    記携帯情報端末機に出力する出力制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする通訳処理方法。
  4. 【請求項4】 異なる母国語を有する少なくとも二者間
    での対話の際に、コンピュータネットワークを介して接
    続される携帯電話機やハンドヘルドコンピュータ等の携
    帯情報端末機を操作する入力者に対して、該入力者が通
    訳してもらいたい言語等の入力者情報の選択や入力を促
    すと同時に、前記入力者の携帯情報端末機の情報を自動
    的に認識して識別する入力制御ステップと、この入力制
    御ステップで入力された前記入力者情報および前記携帯
    情報端末機の情報を認識して、前記入力者の所望する、
    あるいは所定の言語情報に翻訳処理する翻訳処理ステッ
    プと、この翻訳処理ステップで翻訳処理された前記言語
    情報を、対話相手に対して通訳することができる状態
    で、前記携帯情報端末機に出力する出力制御ステップと
    を含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能な
    プログラムを提供することを特徴とする提供媒体。
JP2000240912A 2000-08-09 2000-08-09 通訳処理方法およびその提供媒体 Pending JP2002055978A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN102388293A (zh) * 2009-04-06 2012-03-21 株式会社纳维泰 路径向导系统、路径检索服务器、路径检索中介服务器及路径向导方法

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