JP2002055147A - 可搬形発電機の接地抵抗確認装置 - Google Patents

可搬形発電機の接地抵抗確認装置

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JP2002055147A JP2000240550A JP2000240550A JP2002055147A JP 2002055147 A JP2002055147 A JP 2002055147A JP 2000240550 A JP2000240550 A JP 2000240550A JP 2000240550 A JP2000240550 A JP 2000240550A JP 2002055147 A JP2002055147 A JP 2002055147A
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Satoru Satake
覺 佐竹
Yukio Hosaka
幸男 保坂
Kiyoto Kagawa
清登 香川
Hideharu Maruyama
秀春 丸山
Kiyonori Nakaoka
清典 中岡
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Satake Engineering Co Ltd
Satake Corp
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Satake Engineering Co Ltd
Satake Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電機の据え付け後の接地抵抗値が、必要な
仕様を満足するか否かを知るために、複雑な3極法測定
により接地抵抗を求めるのではなく、容易に接地抵抗値
が仕様を満たしているか否かを知る可搬形発電機の接地
抵抗確認装置を提供することを技術的課題とする。 【解決手段】 三相同期発電機とは別に設けられるイン
バータ電源と、第1接地線及び第2接地線にインバータ
電源を介在させる結線と、第1接地線とインバータ電源
との間に、電源を三相同期発電機からインバータ電源に
切換えるリレーとを備えて、第1接地線に連絡する接地
抵抗及び前記第2接地線に連絡する接地抵抗を等価回路
に形成し、前記リレーにより該等価回路に前記インバー
タ電源を通電させる際、測定電流又は両接地極間の電圧
が予め定めたしきい値を越えたときに接地抵抗が適正か
否かの判断基準とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、負荷装置の電源と
なる可搬形発電機の接地抵抗確認装置に関するものであ
り、負荷又は発電機側の絶縁抵抗が劣化して、漏電が発
生した場合、漏電リレーにより発電機と負荷との間を断
電する動作の保証基準を設けたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可搬形発電機には負荷側への電源
回路において、感電事故や地絡事故が発生しないように
漏電保護回路が設けられている。これを図5を参照して
説明する。符号1は三相同期発電機であり、その巻線
U、巻線V及び巻線Wの各端部から漏電遮断器2及び端
子台3を介して負荷(例えば電動機)4に接続されてい
る。負荷4の筐体4Aからは接地線8を介して接地電極
ED2と機能接地され、発電機1の巻線U、巻線V及び
巻線Wの中性点Oからは、接地補償コンデンサCを介し
て接地線5により可搬形発電機の筐体1Aが接地電極E
D1と機能接地している。そして、接地補償コンデンサ
Cと接地電極ED1との間には電流センサCTを介して
漏電リレー51Gが設けられており、この漏電リレー5
1Gの電源が電源線6及び電源線7により三相同期発電
機1から供給される。そして、電流センサCTからの電
流信号が漏電リレー51Gに入力されたとき、漏電リレ
ー51Gが漏電か否かの判断をし、漏電であれば漏電リ
レー51Gからの出力信号が、漏電遮断器2に連絡され
(破線矢印)、漏電遮断器2を断路するような構成にな
っている。
【0003】さらに、上記構成の作用を詳細に述べる。
いま、負荷4側の絶縁抵抗が劣化し、筐体4Aに漏電が
発生したとすると、地絡電流Igが接地線8を通り大地
に流れる。すると、漏電リレー51Gは電流センサCT
を介して地絡電流Igを検知し、地絡電流Igがしきい
値In以上になると漏電とみなし、漏電遮断器2に信号
を送り、漏電遮断器2を作動させて負荷4への電源供給
を断つものである。三相同期発電機の絶縁抵抗が劣化し
て筐体1Aに漏電が発生した場合も同様の制御がなされ
る。
【0004】このような漏電が発生したとき、地絡点か
らの対地電圧をVとし、接地電極ED1、ED2での接
地抵抗を仮にR1、R2とすると、オームの法則によ
り、
【0005】
【数1】 となるが、漏電リレー51Gの動作を保証するために
は、地絡電流Igがしきい値Inよりも大きくなるよ
う、接地抵抗(R1+R2)の管理が必要となる。
【0006】このような接地抵抗の管理として、接地点
での接地抵抗R1、R2の値を知ることが重要である
が、従来はアース接地工事後に市販の接地抵抗計により
該接地抵抗計と1点の被測定地極及び2点の補助接地棒
とを接続する、いわゆる、3極法測定により接地抵抗R
1、R2を求めることが行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような3
極法測定により接地抵抗を求めるには、測定器に付属の
補助接地棒を地面に打ち込む作業が必要であり、煩(わ
ずら)わしいものである。また、可搬形発電機において
は、設置場所を頻繁に移動する場合も多く、設置場所を
変更する都度、接地抵抗を求める必要があり、煩わしい
ものであった。
【0008】本発明は上記従来技術にかんがみ、可搬形
発電機の据え付け後の接地抵抗値が、必要な仕様を満足
するか否かを知るために、複雑な3極法測定により接地
抵抗を求めるのではなく、容易に接地抵抗値が仕様を満
たしているか否かを知る可搬形発電機の接地抵抗確認装
置を提供することを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】上記課題を解決するため本発明は、可搬形
発電機と負荷機器とを連絡する電源回路に備えた漏電遮
断器と、前記可搬形発電機内に設けた三相同期発電機の
中性点から電流センサ及び漏電リレーを介して前記可搬
形発電機の筐体と連絡して接地を施す第1接地線と、前
記負荷機器の筐体から地絡電流を大地に流す第2接地線
とからなる漏電保護回路を備えた可搬形発電機の接地抵
抗確認装置であって、前記可搬形発電機には、前記三相
同期発電機とは別に設けられるインバータ電源と、前記
第1接地線及び第2接地線に前記インバータ電源を介在
させる結線と、前記第1接地線と前記インバータ電源と
の間に、供給電源を前記三相同期発電機から前記インバ
ータ電源に切換えるリレーとを備えて、前記第1接地線
に連絡する接地抵抗及び前記第2接地線に連絡する接地
抵抗を等価回路に形成し、前記リレーにより該等価回路
に前記インバータ電源を通電させる際、測定電流が予め
定めたしきい値を越えたときに接地抵抗が適正か否かの
判断基準とする、という技術的手段を講じた。
【0011】これにより、第1接地線に連絡する接地抵
抗及び第2接地線に連絡する接地抵抗を等価回路とみな
し、リレーにより等価回路にインバータ電源を通電させ
るだけで、可搬形発電機の据え付け後の接地抵抗値が、
複雑な3極法測定により接地抵抗を求めるのではなく、
容易に接地抵抗値が仕様を満たしているか否かを知るこ
とができる。
【0012】また、前記漏電リレーにより検知された測
定電流が予め定めたしきい値を越えるか否かを判断する
ので、漏電リレーが作動したら、容易に接地抵抗値が仕
様を満たしていることを知ることができる。
【0013】さらに、前記第1接地線に電流センサを介
して電流測定手段を設け、該電流測定手段により検知さ
れた測定電流が予め定めたしきい値を越えるか否かを判
断するので、漏電遮断器を作動させることなく、接地抵
抗値が仕様を満たしているか否かを知ることができ、漏
電遮断器を作動させた場合の復帰作業を行う必要がなく
煩(わずら)わしくない。
【0014】そして、前記第1接地線及び第2接地線に
前記インバータ電源と並列接続する電圧検出手段を設
け、該電圧検出手段により検知された測定電圧が予め定
めたしきい値を越えるか否かを判断するので、両接地極
間の電圧Vの大小によっても接地抵抗が適正か否かを知
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は第1の実施形態を示す可搬形発電
機の接地回路図である。図1に示された実施形態が図5
の従来の回路と異なる箇所は、三相同期発電機1とは別
に設けられ、直流電源10を交流電源に変換するDC/
ACインバータ電源9と、接地線5を中断してインバー
タ電源9のAC端子11を接続するリレーRY1と、A
C端子12から端子13を介して接地線8に接続するテ
スト線14と、漏電リレー51Gの供給電源を発電機1
から切り離すリレーRY3と、漏電リレー51Gの供給
電源をインバータ電源9のAC端子15,16に接続す
るリレーRY2とを備えた点にある。そして、インバー
タ電源9のAC端子12から、テスト線14、接地線
8、接地端子ED2、接地端子ED1、接地線5及びリ
レーRY1によりAC端子11に繋がる回路が形成され
るが、この回路は図2に示すような等価回路とみなすこ
とができる。つまり、接地端子ED2とED1の間の地
面に抵抗R2と抵抗R1とが直列に接続されていること
になる。一方、漏電リレー51Gには、地絡電流Igが
しきい値In以上になると漏電とみなし、漏電の信号を
漏電遮断器2に送るようになっている。
【0016】上記構成の作用を図1及び図2を参照して
説明する。電気設備技術基準では接地工事の種類により
接地抵抗値が法令で定められており、例えば、D種接地
工事においては、100Ω以下と定められている。ただ
し、低圧電路において、当該電路に地絡を生じた場合に
0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施設すると
きは、500Ω以下と定められている。
【0017】本発明では漏電遮断器2が設けられている
ので、上記基準により、例えば、目標とするR1及びR
2の接地抵抗値はそれぞれ500Ωとする。ところで、接
地端子ED1,ED2は一般に別の場所に接地するた
め、R1=R2になるとは考えにくい。しかし、R1と
R2の値の差が数十メートル離れた地点で著しく大きく
なるとは考え難く、絶対値|R1−R2|は実験データの
統計値から求めることにし、その差を考慮してR1+R
2の値を決定するものとする。また、漏電リレー51G
が漏電であると感知する電流In(しきい値)を、例え
ば、0.1Aとする。このとき、予め大地に印加する電圧
Vは以下の式により決定される。
【0018】
【式2】
【0019】予め大地に印加する電圧は上記
【式2】より100Vと決定されるが、このときの電源周
波数は商用電源として使われる周波数(例えば、50Hz
又は60Hz)よりも高くするのが望ましい。つまり、商
用電源を使用する電機機器などは商用電源の周波数と同
じ50Hz又は60Hzでノイズが発生する割合が大きいた
め、大地に印加する電圧は商用電源として使われる周波
数より高く設定すると、他の電機機器から発生するノイ
ズの影響を受けにくく、誤動作を防止することができ
る。
【0020】いま、Igは測定のための擬似的に流す電
流であるから、本来の地絡電流とは区別して測定電流I
g’と仮定する。Ig’=Inであるとき漏電リレー5
1Gが作動すると仮定すれば、電圧100Vをインバータ
電源9から出力するとよい。もし、電圧100Vをインバ
ータ電源9から出力して漏電リレー51Gが作動しなか
ったら、漏電遮断器2測定電流Ig’がしきい値In以
下で、接地抵抗(R1+R2)は1000Ω以上ということ
が分かり、接地抵抗計を用いなくても法令による仕様を
満足しないことが分かる。反対に電圧100Vをインバー
タ電源9から出力して漏電リレー51Gが作動したら、
測定電流Ig’がしきい値In以上で、接地抵抗(R1
+R2)は1000Ω以下ということが分かる。
【0021】図3は第2の実施形態を示す可搬形発電機
の接地回路図である。図3に示された実施形態では、漏
電リレー51Gを介することがないので、漏電遮断器2
を作動させることなく、接地抵抗値(R1+R2)が法
令による仕様を満たしているか否かを知ることができる
ものである。
【0022】図3に示された実施形態が図5の従来の回
路と異なる箇所は、三相同期発電機1とは別に設けら
れ、直流電源10を交流電源に変換するDC/ACイン
バータ電源9と、接地線5を中断してインバータ電源9
のAC端子11を接続するリレーRY1と、AC端子1
2から端子13を介して接地線8に接続するテスト線1
4と、リレーRY1と接地電極ED1との間の接地線5
に変流器CTを介して設けた電流測定手段20を備えた
点にある。電流測定手段20としては、A/Dコンバー
タ17、コンパレータ18及びランプ19からなる極め
て簡単な装置から構成される。A/Dコンバータ17に
は測定電流Ig’が入力されてこの電流がアナログ信号
からデジタル信号に変換される。コンパレータ18では
A/Dコンバータ17からの測定電流Ig’が入力さ
れ、これと予め設定されたしきい値Inと比較される。
ランプ19では測定電流Ig’がしきい値Inを越える
と点灯するように設定されている。なお、電流測定手段
20としてはアナログの電流計を使用してもよい。この
とき、アナログの電流計を目視してしきい値Inと測定
電流Ig’とを比較するとよい。
【0023】この実施形態においても上記同様、例え
ば、目標とする接地抵抗値R1及びR2はそれぞれ500
Ωとし、コンパレータ18に予め設定したしきい値電流
Inを0.1Aとし、予め大地に印加する電圧Vを100V
とすればよい。また、上記同様このときの電源周波数は
商用電源として使われる周波数(例えば、50Hz又は60
Hz)よりも高くするのが望ましい。
【0024】図3を参照してその作用を説明すると、電
圧100Vをインバータ電源9から出力してランプ19が
点灯しなかったら、測定電流Ig’がしきい値In以下
で、接地抵抗(R1+R2)は1000Ω以上ということが
分かり、接地抵抗計を用いなくても法令による仕様を満
足しないことが分かる。反対に電圧100Vをインバータ
電源9から出力してランプ19が点灯したら、測定電流
Ig’がしきい値In以上で、接地抵抗(R1+R2)
は1000Ω以下ということが分かる。
【0025】図4は第3の実施形態を示す可搬形発電機
の接地回路図である。上記図4に示された実施形態は、
測定電流Ig’を一定にしておき、両接地極間の電圧V
の大小により接地抵抗(R1+R2)が適正か否かを知
ることができるものである。
【0026】図4に示された実施形態が図5の従来の回
路と異なる箇所は、三相同期発電機1とは別に設けら
れ、直流電源10を交流電源に変換するDC/ACイン
バータ電源9と、接地線5を中断してインバータ電源9
のAC端子11を接続するリレーRY1と、AC端子1
2から端子13を介して接地線8に接続するテスト線1
4と、リレーRY1と接地電極ED1との間の接地線5
及びAC端子12と端子13との間の線に結線する電圧
検出手段30と、該電圧検出手段30に接続された表示
手段31とを備えた点である。なお、電圧検出手段30
としてはアナログの電圧計を使用してもよい。このと
き、電圧計を目視して予め定めたしきい値Vnと接地端
子ED1及びED2間の電圧Vgとを比較するとよい。
【0027】つまり、目標とする接地抵抗値(R1+R
2)と、漏電リレー51Gが漏電であると感知する電流
In(この場合、0.1A)をインバータ電源9から出力
すれば、接地抵抗値(R1+R2)を接地電極ED1及
び接地電極ED2の電圧を計ることにより知ることがで
きる。接地電極ED1及び接地電極ED2間の電圧Vg
【0028】
【数3】
【0029】つまり、電圧Vgをしきい値Vn(例え
ば、Vn=(500+500)×0.1=100V)と比較して、電圧
Vgがしきい値Vn以上となれば、接地抵抗(R1+R
2)は1000Ω以上ということが分かり、接地抵抗計を用
いなくても法令による仕様を満足できないと分かる。反
対に電圧Vgがしきい値Vn以下であれば、接地抵抗
(R1+R2)は1000Ω以下ということが分かる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、前記三相同期発電機と
は別に設けられるインバータ電源と、前記第1接地線及
び第2接地線にインバータ電源を介在させる結線と、前
記第1接地線とインバータ電源との間に、電源を三相同
期発電機からインバータ電源に切換えるリレーとを備え
て、前記第1接地線に連絡する接地抵抗及び前記第2接
地線に連絡する接地抵抗を等価回路に形成し、前記リレ
ーにより該等価回路に前記インバータ電源を通電させる
際、測定電流が予め定めたしきい値を越えたときに接地
抵抗が適正か否かの判断基準とするので、第1接地線に
連絡する接地抵抗及び第2接地線に連絡する接地抵抗を
等価回路とみなし、リレーにより等価回路にインバータ
電源を通電させるだけで、可搬形発電機の据え付け後の
接地抵抗値が、複雑な3極法測定により接地抵抗を求め
るのではなく、容易に接地抵抗値が仕様を満たしている
か否かを知ることができる。
【0031】また、前記漏電リレーにより検知された測
定電流が予め定めたしきい値を越えるか否かを判断する
ので、漏電リレーが作動したら、容易に接地抵抗値が仕
様を満たしているか否かを知ることができ新たに電流検
出手段を設ける必要がない。
【0032】さらに、前記第1接地線に電流センサを介
して電流測定手段を設け、該電流測定手段により検知さ
れた測定電流が予め定めたしきい値を越えるか否かを判
断するので、漏電遮断器を作動させることなく、接地抵
抗値が仕様を満たしているか否かを知ることができ、漏
電遮断器を作動させた場合の復帰作業を行う必要がなく
煩(わずら)わしくない。
【0033】そして、前記第1接地線及び第2接地線に
インバータ電源と並列接続した電圧検出手段を設け、該
電圧検出手段により検知された測定電圧が予め定めたし
きい値を越えるか否かを判断するので、両接地極間の電
圧Vの大小によっても接地抵抗が適正か否かを知ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】図1の等価回路を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す回路図である。
【図4】本発明の第3の実施形態を示す回路図である。
【図5】従来の漏電保護回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 三相同期発電機 2 漏電遮断器 3 端子台 4 負荷 5 接地線 6 電源線 7 電源線 8 接地線 9 DC/ACインバータ電源 10 直流電源 11 AC端子 12 AC端子 13 端子 14 テスト線 15 AC端子 16 AC端子 17 A/Dコンバータ 18 コンパレータ 19 ランプ 20 電流測定手段 30 電圧測定手段 31 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 秀春 広島県東広島市西条西本町2番30号 株式 会社佐竹製作所内 (72)発明者 中岡 清典 広島県東広島市西条西本町2番30号 株式 会社佐竹製作所内 Fターム(参考) 2G016 BA03 BB00 BB02 BC02 BD07 BD09 2G028 AA02 BC06 BE08 CG05 DH05 FK01 FK02 MS05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可搬形発電機と負荷機器とを連絡する電
    源回路に備えた漏電遮断器と、前記可搬形発電機内に設
    けた三相同期発電機の中性点から電流センサ及び漏電リ
    レーを介して前記可搬形発電機の筐体と連絡して接地を
    施す第1接地線と、前記負荷機器の筐体から地絡電流を
    大地に流す第2接地線とからなる漏電保護回路を備えた
    可搬形発電機の接地抵抗確認装置であって、前記可搬形
    発電機には、前記三相同期発電機とは別に設けられるイ
    ンバータ電源と、前記第1接地線及び第2接地線に前記
    インバータ電源を介在させる結線と、前記第1接地線と
    前記インバータ電源との間に、供給電源を前記三相同期
    発電機から前記インバータ電源に切換えるリレーとを備
    えて、前記第1接地線に連絡する接地抵抗及び前記第2
    接地線に連絡する接地抵抗を等価回路に形成し、前記リ
    レーにより該等価回路に前記インバータ電源を通電させ
    る際、測定電流が予め定めたしきい値を越えたときに接
    地抵抗が適正か否かの判断基準とすることを特徴とする
    可搬形発電機の接地抵抗確認装置。
  2. 【請求項2】 前記漏電リレーにより検知された測定電
    流が予め定めたしきい値を越えるか否かを判断する請求
    項1記載の接地抵抗確認装置。
  3. 【請求項3】 前記第1接地線に電流センサを介して電
    流測定手段を設け、該電流測定手段により検知された測
    定電流が予め定めたしきい値を越えるか否かを判断する
    請求項1記載の接地抵抗確認装置。
  4. 【請求項4】 前記第1接地線及び第2接地線に前記イ
    ンバータ電源と並列接続する電圧検出手段を設け、該電
    圧検出手段により検知された測定電圧が予め定めたしき
    い値を越えるか否かを判断する請求項1記載の接地抵抗
    確認装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012039796A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Chugoku Electric Power Co Inc:The 絶縁低下監視装置
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