JP2002054868A - 高鮮度冷蔵システム - Google Patents

高鮮度冷蔵システム

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JP2002054868A
JP2002054868A JP2001141427A JP2001141427A JP2002054868A JP 2002054868 A JP2002054868 A JP 2002054868A JP 2001141427 A JP2001141427 A JP 2001141427A JP 2001141427 A JP2001141427 A JP 2001141427A JP 2002054868 A JP2002054868 A JP 2002054868A
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cooling
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Tsuneo Harukawa
恒雄 春川
Toshio Akimoto
敏雄 秋元
Hiroyuki Suzuki
裕之 鈴木
Noboru Minobe
登 美濃部
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KE Corp Co Ltd
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KE Corp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素かつ小形で、設置スペース及び製造コス
トを節約することができる高鮮度冷蔵システムを提供す
る。 【解決手段】 冷却加湿部10とチラー部20を単一の
エアワッシャユニット1に構成する。冷却加湿部10
に、上部水槽11、水・空気接触材12、下部水槽1
3、送風機14及びシャワー部15を備える。チラー部
20に、圧縮機21、空気側熱交換器22、膨張弁2
3、水側熱交換器24を備える。断熱材からなるパネル
により壁面が構成された冷蔵室2の上部に、天井を貫通
する取付穴2aを形成する。冷却加湿部10が冷蔵室2
内に入り、チラー部20が冷蔵室2の上部に配設される
ように、取付穴2aにエアワッシャユニット1を挿入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明は、生鮮食
品の鮮度を維持して長期間保存するための高鮮度冷蔵シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、青果物や魚肉等の生鮮食品を
保存するために、冷蔵室が使用されている。特に、農産
地側で出荷時期の調整等により保存する場合には、鮮度
を維持する必要があり、そのためには、冷蔵室内の冷却
温度及び湿度を常時一定に調整することが重要となる。
例えば、青果物の場合、冷蔵室内の温度が0.5〜1.
0,湿度が90〜95%程度で理想的である。このよう
に鮮度の保持には高湿度が要求されるため、通常の冷蔵
室内には、冷却手段とともに加湿手段が設けられてい
る。
【0003】このような冷蔵システムの一例として、シ
ャワー部、送風機及び水・空気接触材(フィリング)か
ら成る冷却・加湿手段を、冷蔵室内の天井近傍に設けた
ものが提案されている。この冷蔵システムにおいては、
シャワー部から噴出された冷水が、水・空気接触材を通
過中、送風機から吹き付けられる空気と接触する。この
とき、冷水は空気から熱量(蒸発潜熱)を奪い、水蒸気
となって冷蔵室内部を加湿する。同時に、冷水に吹き付
けられた空気は、熱量が奪われるために冷却される。し
たがって、冷蔵室内部が冷却されるとともに十分に加湿
される。
【0004】以上のような冷蔵システムにおいては、シ
ャワー部に冷水を供給するために、冷蔵室の外部に、冷
水の貯蔵された氷蓄熱槽が設けられるとともに、氷蓄熱
槽に供給するブラインを冷却するチラーユニットが設置
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような冷蔵システムは、冷蔵室の外部に設置される氷蓄
熱槽やチラーユニットが必要となるので、冷蔵システム
全体が大型化、複雑化して、広い設置スペースが必要と
なるとともに、製造コストがかかるという問題がある。
【0006】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
簡素かつ小形で、設置スペース及び製造コストを節約す
ることができる高鮮度冷蔵システムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明である高鮮度冷蔵システム
は、冷水を噴出する冷水噴出部と、前記冷水噴出部から
の冷水に空気を吹き付ける送風機と、前記冷水噴出部か
らの冷水及び前記送風機からの空気が吹き付けられる水
・空気接触材と、前記水・空気接触材において加湿され
た空気が供給される冷蔵室と、前記冷水噴出部に供給さ
れる冷水を冷却する冷却部と、前記冷水噴出部へ冷水を
供給する供給手段と、前記水・空気接触材に吹き付けら
れた冷水を前記冷却部に回収する回収手段とを有する高
鮮度冷蔵システムにおいて、前記冷水噴出部、前記送風
機、前記水・空気接触材、前記冷却部、前記供給手段及
び前記回収手段は、単一のユニット内に構成され、前記
冷蔵室の上部には、前記ユニットが取り付けられる取付
穴が形成されていることを特徴とする。以上のような請
求項1記載の発明では、ユニットを冷蔵室上部の取付穴
に取り付けるだけで、設置スペースの少ない高鮮度冷蔵
システムを、容易且つ安価に構成することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の高
鮮度冷蔵システムにおいて、前記冷却部は、冷却媒体及
び水が循環可能に設けられた熱交換器を備え、前記熱交
換器は、水の循環が停止された場合に、内部の水が前記
冷水噴出部側へ排出されるように、前記冷水噴出部より
も上方に設けられていることを特徴とする。以上のよう
な請求項2記載の発明では、冷水の供給の必要がないと
きに、水の循環を停止すると、熱交換器内部の水が自動
的に排出されるので、冷媒と水との接触がなくなり、凍
結を防止できる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の高
鮮度冷蔵システムにおいて、前記冷却部は、冷却媒体が
循環可能に設けられた製氷コイルから構成されているこ
とを特徴とする。以上のような請求項3記載の発明で
は、冷却される水の水温を0度とすることができるた
め、冷蔵室内をより冷却することが可能となる。
【0010】請求項4記載の発明は、冷蔵室と、前記冷
蔵室内に冷水及び温水を噴出する水噴出部と、前記水噴
出部から噴出された水に空気を吹き付ける送風機と、前
記冷水噴出部からの水及び前記送風機からの空気が吹き
付けられる水・空気接触材と、前記水噴出部に供給され
る水を冷却若しくは加温するヒートポンプと、前記水噴
出部へ水を供給する供給手段と、前記水・空気接触材に
吹き付けられた水を前記ヒートポンプに回収する回収手
段とを有する高鮮度冷蔵システムにおいて、前記水噴出
部、前記送風機、前記水・空気接触材、前記ヒートポン
プ、前記供給手段及び前記回収手段は、単一のユニット
内に構成され、前記冷蔵室の上部には、前記ユニットが
取り付けられる取付穴が形成されていることを特徴とす
る。以上のような請求項4記載の発明では、ユニットを
冷蔵室上部の取付穴に取り付けるだけで、ヒートポンプ
を用いて外気温度に応じた冷却若しくは加温が可能な高
鮮度冷蔵システムを、容易且つ安価に構成でき、設置ス
ペースを節約することができる。特に、冷蔵室内を冷却
することも加温することもできるので、あらゆる環境下
に対応して、冷蔵室内の貯蔵物の鮮度保持が可能とな
る。また、冷蔵室を解凍室として使用することもでき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を図面を参照して説明する。 [1.第1の実施の形態] [1−1.構成]請求項1及び請求項3記載の発明に対
応する実施の形態を、図1の構成図を参照して説明す
る。図1において、1はエアワッシャユニット、2は冷
蔵室である。エアワッシャユニット1は、上部水槽1
1、水・空気接触材12、下部水槽13、送風機14及
びシャワー部15によって構成された冷却加湿部10
と、圧縮機21、空気側熱交換器22、膨張弁23、水
側熱交換器24によって構成されたチラー部20とが、
単一のユニット内に上下に配設されたものである。
【0012】冷却加湿部10は、チラー部20から上部
水槽11に供給された冷水を、シャワー部15がその下
部の水・空気接触材12方向に噴出する構成となってい
る。また、ユニットの吐出口(図示せず)から加湿空気
が冷蔵室2内に供給されるように、水・空気接触材12
に対して送風機14が空気を吹き付る構成となってい
る。なお、水・空気接触材12の下部に設けられた下部
水槽13には、冷水を回収するための水中ポンプ30が
配設されている。
【0013】チラー部20は、空気側熱交換器22を空
冷式の凝縮器、水側熱交換器24を水を冷却する冷却器
とし、圧縮機21において圧縮された冷媒が、空気側熱
交換器22に供給されてファンにより放熱し、膨張弁2
3を経て圧力降下して、水側熱交換器24に入って周囲
の水から熱を奪った後、再び圧縮機21に供給されるよ
うに配管が接続されている。ここで、水側熱交換器24
は、二重管式であり、その冷水排出側の配管は上部水槽
11に向けて配設されている。水側熱交換器24の冷水
流入側の配管には、下部水槽13内の水中ポンプ30が
接続されている。
【0014】一方、冷蔵室2は、断熱材からなるパネル
により壁面が構成され、その上部には天井を貫通する取
付穴2aが形成されている。この取付穴2aは、冷却加
湿部10が冷蔵室2内に入り、チラー部20が冷蔵室2
の上部に配設されるように、エアワッシャユニット1が
挿入される形状及び大きさに形成されている。なお、エ
アワッシャユニット1と取付穴2aとの隙間は、パッキ
ン等によって密閉された構造となっている。
【0015】[1−2.作用]以上のような本実施の形
態では、チラー部20を循環する冷媒によって、水側熱
交換器24において冷水が冷却される。この冷水は、上
部水槽11を介してシャワー部15に供給され、シャワ
ー部15から水・空気接触材12に噴出される。噴出さ
れた冷水は、水・空気接触材12を通過中、送風機14
から吹き付けられる空気と接触することになる。このよ
うに、冷水と接触した空気は、水・空気接触材12中で
加湿されるとともに、熱が奪われて冷却され、冷蔵室2
内に供給される。したがって、冷蔵室2内部が十分に加
湿されると同時に冷却される。
【0016】ここで、加湿に用いられなかった余分な水
は、シャワー部15の下部における下部水槽13に落下
し、水中ポンプ30によって水側熱交換器24に回収さ
れ、冷媒によって再び冷却された後に、上記のように上
部水槽11に供給される。さらに、システムの運転を停
止した場合には、水中ポンプ30の作動も停止するの
で、水側熱交換器24内の水は、全て上部水槽11に排
出される。
【0017】[1−3.効果]以上のような本実施の形
態によれば、別途氷蓄熱槽やチラーユニットを設ける必
要がなく、エアワッシャユニット1を冷蔵室2の上部に
取り付けるだけで、冷蔵システムを簡易且つ安価に構成
することができる。特に、エアワッシャユニット1を量
産することによって、システム構成の容易化や製造費用
の節約をより一層進めることができる。
【0018】また、冷却及び加湿用の機器は全て冷蔵室
2の内部若しくは上部に構成されているので、別途氷蓄
熱槽やチラーユニットを配置する場合に比べてコンパク
トなシステムとなり、設置スペースを大幅に縮小するこ
とができる。
【0019】さらに、システムの停止とともに、水側熱
交換器24内の水が上部水槽11に排出されるので、停
止した水と冷媒とが配管を介して接触することがなく、
凍結による循環不能、配管の破損が生じる可能性がなく
なる。特に、水の自重で水側熱交換器24から上部水槽
11に水が落下するので、特別な動力を使用することな
く、水の自動排出が可能となり、水の排出作業に手間が
かからず、装置の製造コストも安価で済む。
【0020】[2.第2の実施の形態] [2−1.構成]請求項2及び請求項4記載の発明に対
応する実施の形態を、図2の構成図を参照して説明す
る。なお、上記の第1の実施の形態で示した部材と同様
の部材は同一の符号を付して説明を省略する。
【0021】本実施の形態は、第1の実施の形態のチラ
ー部20を、ヒートポンプ部40としたものである。す
なわち、空気側熱交換器22を凝縮器とした場合に、水
側熱交換器24が冷却器となり、水側熱交換器24を凝
縮器とした場合に、空気側熱交換器22が冷却器となる
ように、四方弁25によって、冷媒の循環方向が切り換
え可能に接続されるとともに、各配管には、膨張弁23
及び複数の逆止弁26が適宜配設されている。
【0022】[2−2.作用]以上のような本実施の形
態では、通常運転時には、上記の第1の実施の形態と同
様に、四方弁25の切り換えによって、空気側熱交換器
22が凝縮器、水側熱交換器24が冷却器となり、冷蔵
室2内の冷却加湿が行われる。
【0023】一方、外気が0℃以下となるような時間
帯、季節若しくは地域において運転する場合には、空気
側熱交換器22が冷却器となり、水側熱交換器24が凝
縮器となるように、四方弁25を切り換える。この場
合、圧縮機21において圧縮された冷媒が、水側熱交換
器24に供給されて周囲の水を加熱し、膨張弁23を経
て圧力降下して、空気側熱交換器22に入って周囲から
熱を奪った後、再び圧縮機21に供給される。
【0024】水側熱交換器24において加熱された水
は、上部水槽11を介してシャワー部15に供給され、
シャワー部15から水・空気接触材12に噴出される。
噴出された水は、水・空気接触材12を通過中、送風機
14から吹き付けられる空気と接触する。このように、
水と接触した空気は、水・空気接触材12中で加湿され
るとともに加温され、冷蔵室2内に供給される。したが
って、冷蔵室2内部が十分に加湿されると同時に加温さ
れる。さらに、加湿に用いられなかった余分な水は、シ
ャワー部15の下部における下部水槽13に落下し、水
中ポンプ30によって水側熱交換器24に回収され、冷
媒によって再び加温された後に、上記のように上部水槽
11に供給される。
【0025】[2−3.効果]以上のような本実施の形
態によれば、上記の第1の実施の形態と同様の効果が得
られるとともに、外気が0℃以下の寒冷地においても、
冷蔵室2内の温度を0℃以上に保つことができ、青果物
を冷凍させることなく鮮度保持が可能となる。さらに、
冷蔵室2を解凍庫として利用することができるので、例
えば、冷凍された食品を解凍し、その後、冷蔵するとい
った一連の作業を高湿環境下で行うことができ、食品の
鮮度を保ちつつ解凍することが可能となる。
【0026】[3.第3の実施の形態] [3−1.構成]請求項1及び請求項3記載の発明に対
応する実施の形態を、図3の構成図を参照して説明す
る。なお、上記の第1の実施の形態で示した部材と同様
の部材は同一の符号を付して説明を省略する。
【0027】本実施の形態は、第1の実施の形態のチラ
ー部20を、冷凍機50とし、上部水槽11内に製氷コ
イル51を、下部水槽13内に製氷コイル52を配設し
たものである。すなわち、冷凍機50の空気側熱交換器
22は空冷式の凝縮器、製氷コイル51,52は上部水
槽11及び下部水槽13内の水を冷却する冷却器とし、
圧縮機21において圧縮された冷媒が、空気側熱交換器
22に供給されてファンにより放熱し、膨張弁23を経
て圧力降下して、製氷コイル52,51において下部水
槽13及び上部水槽11内の周囲の水から順次熱を奪っ
た後、再び圧縮機21に供給されるように配管が接続さ
れている。また、下部水槽13内の冷水を回収するため
に配設された水中ポンプ53には、下部水槽13内の水
を上部水槽へ供給可能なように配管が接続されている。
さらに、シャワー部15は、上部水槽13の底部に設け
られたパンチングメタルから構成されている。
【0028】[3−2.作用]以上のような本実施の形
態では、冷凍機50及び製氷コイル51,52を循環す
る冷媒によって、上部水槽11及び下部水槽13内の水
が冷却され、冷蔵室2内の冷却加湿が行われる。
【0029】[3−3.効果]以上のような本実施の形
態によれば、上記の第1の実施の形態と同様の効果が得
られるとともに、特に水を冷却する冷却器を冷媒が循環
可能に設けられた製氷コイル51,52から構成したこ
とによって、冷却される水の水温を0度とすることがで
きるとともに、該製氷コイル51,52を上部水槽11
及び下部水槽13内の両方に配設したことによって、よ
り多くの水に対して冷却作用を及ぼすことができるた
め、冷蔵室2内の温度をさらに効率的に冷却することが
可能となる。
【0030】[4.他の実施の形態]なお、本発明の冷
却システムは、上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、具体的な各部材の大きさ、用途、形状、数量、
配置、或いは各々の取り付け位置及び方法は、適宜変更
可能である。
【0031】例えば、エアワッシャユニット1や取付穴
2aの形状は、互いに適合するものであれば自由に設計
可能である。また、取付穴2aにおける密封性を確保す
るための構造も、自由である。
【0032】また、上記のチラー部20及びヒートポン
プ部40は、空冷式としたが、水冷式のものであっても
よい。アンモニアやフロン等の一般的な冷媒以外の冷却
媒体を用いる方式を適用することも可能である。さら
に、熱交換器の種類も、上記の実施の形態で示したもの
には限定されない。
【0033】また、エアワッシャユニット1内の各構成
機器や弁等の数は、上記の実施の形態で示したものには
限定されず、いずれを単数とするか複数とするかは自由
である。ポンプや弁の種類も上述の機能を満たすもので
あれば、どのようなものも適用可能である。さらに、冷
蔵室2に複数のエアワッシャユニット1を取り付けたシ
ステムも構成可能である。
【0034】また、冷却加湿部10内のシャワー部15
は、その下部に設けられた水・空気接触材方向へ冷水を
噴出するための孔が開閉可能に構成されていても良い。
さらに、製氷コイル51,52も、上部水槽11及び下
部水槽13のいずれか一方の内部にのみ配設されていて
も良い。
【0035】また、冷蔵室内に貯蔵される物は、青果物
には限定されず、精肉・魚介類、乳製品、清涼飲料、酒
類、豆腐、畜産物等あらゆる食品に対する冷蔵に使用す
ることができる。また、食品に限らず、薬品や生物、工
業製品等の製造工程や保存のため等、あらゆる物の冷蔵
に使用することができる。従って、冷蔵室内の温度や湿
度等は、収納される物品の種類や容量によって適宜変更
されるものである。
【0036】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、簡素
かつ小形で、設置スペース及び製造コストを節約可能な
高鮮度冷蔵システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による高鮮度冷蔵シ
ステムの内部を示す簡略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による高鮮度冷蔵シ
ステムの内部を示す簡略構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態による高鮮度冷蔵シ
ステムの内部を示す簡略構成図である。
【符号の説明】
1…エアワッシャユニット 2…冷蔵室 2a…取付穴 10…冷却加湿部 11…上部水槽 12…水・空気接触材 13…下部水槽 14…送風機 15…シャワー部 20…チラー部 21…圧縮機 22…空気側熱交換器 23…膨張弁 24…水側熱交換器 25…四方弁 26…逆止弁 30…水中ポンプ 40…ヒートポンプ部 50…冷凍機 51…製氷コイル 52…製氷コイル 53…水中ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 裕之 静岡県清水市宮加三715番地 株式会社ケ ーイーコーポレーション内 (72)発明者 美濃部 登 静岡県清水市宮加三715番地 株式会社ケ ーイーコーポレーション内 Fターム(参考) 3L044 AA04 BA01 CA11 DB01 FA02 FA03 FA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷水を噴出する冷水噴出部と、前記冷水
    噴出部からの冷水に空気を吹き付ける送風機と、前記冷
    水噴出部からの冷水及び前記送風機からの空気が吹き付
    けられる水・空気接触材と、前記水・空気接触材におい
    て加湿された空気が供給される冷蔵室と、前記冷水噴出
    部に供給される冷水を冷却する冷却部と、前記冷水噴出
    部へ冷水を供給する供給手段と、前記水・空気接触材に
    吹き付けられた冷水を前記冷却部に回収する回収手段と
    を有する高鮮度冷蔵システムにおいて、 前記冷水噴出部、前記送風機、前記水・空気接触材、前
    記冷却部、前記供給手段及び前記回収手段は、単一のユ
    ニット内に構成され、 前記冷蔵室の上部には、前記ユニットが取り付けられる
    取付穴が形成されていることを特徴とする高鮮度冷蔵シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記冷却部は、冷却媒体及び水が循環可
    能に設けられた熱交換器を備え、 前記熱交換器は、水の循環が停止された場合に内部の水
    が前記冷水噴出部側へ排出されるように、前記冷水噴出
    部よりも上方に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の高鮮度冷蔵システム。
  3. 【請求項3】 前記冷却部は、冷却媒体が循環可能に設
    けられた製氷コイルから構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の高鮮度冷蔵システム。
  4. 【請求項4】 水を噴出する水噴出部と、前記水噴出部
    からの水に空気を吹き付ける送風機と、前記水噴出部か
    らの水及び前記送風機からの空気が吹き付けられる水・
    空気接触材と、前記水・空気接触材において加湿された
    空気が供給される冷蔵室と、前記水噴出部に供給される
    水を冷却若しくは加温するヒートポンプと、前記水噴出
    部へ水を供給する供給手段と、前記水・空気接触材に吹
    き付けられた水を前記ヒートポンプに回収する回収手段
    とを有する高鮮度冷蔵システムにおいて、 前記水噴出部、前記送風機、前記水・空気接触材、前記
    ヒートポンプ、前記供給手段及び前記回収手段は、単一
    のユニット内に構成され、 前記冷蔵室の上部には、前記ユニットが取り付けられる
    取付穴が形成されていることを特徴とする高鮮度冷蔵シ
    ステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164213A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Orion Mach Co Ltd 恒温水槽の冷却装置およびファンクーラ
JP2014214918A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 三菱電機株式会社 冷却貯蔵庫用ユニットクーラ

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