JP2002052850A - 環境配慮型高光沢印刷物の製造方法 - Google Patents
環境配慮型高光沢印刷物の製造方法Info
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- JP2002052850A JP2002052850A JP2000245647A JP2000245647A JP2002052850A JP 2002052850 A JP2002052850 A JP 2002052850A JP 2000245647 A JP2000245647 A JP 2000245647A JP 2000245647 A JP2000245647 A JP 2000245647A JP 2002052850 A JP2002052850 A JP 2002052850A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】脱墨性に優れる印刷層とオーバーコート層をイ
ンラインで形成した環境配慮型高光沢印刷物の製造にお
いて、その乾燥が、多数枚の積載を可能にし、かつリー
ドタイムを短縮する環境配慮型高光沢印刷物の製造方法
の提供にある。 【解決手段】紙基材の表面に、印刷層との上に連続して
水性コート剤を塗布し、乾燥装置により乾燥してオーバ
ーコート層を形成する環境配慮型高光沢印刷物の製造に
おいて、前記乾燥装置100は、温風によるプリドライ
部30、近赤外線によるクイックドライ部40および冷
風によるポストドライ部50が順に配列されていて、そ
れぞれの吹付け部32、42、52が吸引・排気部3
4、44、54と対峙して配置されている環境配慮型高
光沢印刷物1の製造方法とするものである。
ンラインで形成した環境配慮型高光沢印刷物の製造にお
いて、その乾燥が、多数枚の積載を可能にし、かつリー
ドタイムを短縮する環境配慮型高光沢印刷物の製造方法
の提供にある。 【解決手段】紙基材の表面に、印刷層との上に連続して
水性コート剤を塗布し、乾燥装置により乾燥してオーバ
ーコート層を形成する環境配慮型高光沢印刷物の製造に
おいて、前記乾燥装置100は、温風によるプリドライ
部30、近赤外線によるクイックドライ部40および冷
風によるポストドライ部50が順に配列されていて、そ
れぞれの吹付け部32、42、52が吸引・排気部3
4、44、54と対峙して配置されている環境配慮型高
光沢印刷物1の製造方法とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧函等に用いる
高光沢印刷物の製造方法に関するものであり、特に、板
紙等の表面に油性インキでなる印刷層と水性コート剤で
なるオーバーコート層を形成して、脱墨(用語説明は後
述)に優位な環境に配慮された高光沢印刷物の製造方法
に関する。
高光沢印刷物の製造方法に関するものであり、特に、板
紙等の表面に油性インキでなる印刷層と水性コート剤で
なるオーバーコート層を形成して、脱墨(用語説明は後
述)に優位な環境に配慮された高光沢印刷物の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧函等に用いられ美粧性に優れ
た紙容器用の高光沢印刷物として、厚紙等紙基材の表面
に印刷層、光沢コート層が施されたもので、入射角60
度における表面光沢度(以下単に表面光沢度という)が
60以上有するものが用いられていた。このように表面
光沢度が、60以上有する高光沢印刷物として、例えば
紫外線硬化型インキ(以下UVインキという)により厚
紙等紙基材の表面に印刷層を形成し、この印刷層の上に
高光沢用の紫外線硬化型コート剤(以下UVニスとい
う)からなるオーバーコート層を形成した構成が一般的
で、紫外線照射で乾燥硬化が早いというメリットから高
速の印刷機と連結してインラインによりオーバーコート
層を形成することを可能にした方法として好適に採用さ
れていた。
た紙容器用の高光沢印刷物として、厚紙等紙基材の表面
に印刷層、光沢コート層が施されたもので、入射角60
度における表面光沢度(以下単に表面光沢度という)が
60以上有するものが用いられていた。このように表面
光沢度が、60以上有する高光沢印刷物として、例えば
紫外線硬化型インキ(以下UVインキという)により厚
紙等紙基材の表面に印刷層を形成し、この印刷層の上に
高光沢用の紫外線硬化型コート剤(以下UVニスとい
う)からなるオーバーコート層を形成した構成が一般的
で、紫外線照射で乾燥硬化が早いというメリットから高
速の印刷機と連結してインラインによりオーバーコート
層を形成することを可能にした方法として好適に採用さ
れていた。
【0003】しかしながら、上記のように、UVイン
キ、UVニスを用いた高光沢の印刷物は、60以上の表
面光沢度が得られ、オーバーコート層の形成にインライ
ン化を可能にするが、近年の廃棄物の増加とそれに係わ
る環境問題の深刻化に鑑み、高光沢印刷物である紙容器
等の使用後、それを再生紙として再利用するに際し、そ
の脱墨工程(古紙の印刷インキが、パルパー中の温水と
薬品で剥がされ、次いでフロテーター中で泡にそのイン
キをくっつけて浮上させ除去する工程をいう)で、上記
のようなUVインキ、UVニスを用いた印刷物では、そ
の印刷層とオーバーコート層に脱墨性が劣るため、この
高光沢印刷物を再生紙として再利用することは困難なも
のであった。
キ、UVニスを用いた高光沢の印刷物は、60以上の表
面光沢度が得られ、オーバーコート層の形成にインライ
ン化を可能にするが、近年の廃棄物の増加とそれに係わ
る環境問題の深刻化に鑑み、高光沢印刷物である紙容器
等の使用後、それを再生紙として再利用するに際し、そ
の脱墨工程(古紙の印刷インキが、パルパー中の温水と
薬品で剥がされ、次いでフロテーター中で泡にそのイン
キをくっつけて浮上させ除去する工程をいう)で、上記
のようなUVインキ、UVニスを用いた印刷物では、そ
の印刷層とオーバーコート層に脱墨性が劣るため、この
高光沢印刷物を再生紙として再利用することは困難なも
のであった。
【0004】上記のような環境問題に鑑み、最近上記の
UVインキ、UVニスを用いずに印刷物の表面光沢度を
上げる方法として、例えば脱墨性に優れ、かつ有機溶剤
を用いないすなわち環境に配慮されたアクリル系樹脂等
のエマルジョンでなる水性コート剤を、脱墨性に優れた
オフセット用の油性インキ(紫外線硬化型インキに対
し、酸化重合型の乾性油等を主体としたインキをいう)
でなる印刷層の上に塗布して、近赤外線と対流型送風の
クイックドライ方式で乾燥させ、インラインでオーバー
コート層とする環境に配慮された高光沢印刷物の製造方
法がある。
UVインキ、UVニスを用いずに印刷物の表面光沢度を
上げる方法として、例えば脱墨性に優れ、かつ有機溶剤
を用いないすなわち環境に配慮されたアクリル系樹脂等
のエマルジョンでなる水性コート剤を、脱墨性に優れた
オフセット用の油性インキ(紫外線硬化型インキに対
し、酸化重合型の乾性油等を主体としたインキをいう)
でなる印刷層の上に塗布して、近赤外線と対流型送風の
クイックドライ方式で乾燥させ、インラインでオーバー
コート層とする環境に配慮された高光沢印刷物の製造方
法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような紙基材の表面に油性インキでなる印刷層、水性コ
ート剤でなるオーバーコート層の構成の高光沢印刷物の
製造で、近赤外線照射と対流型送風のクイックドライ方
式による乾燥方法では、乾燥が不十分となり、デリバリ
ー部での裏移り(先に印刷したシートに直ちに次の印刷
されたシートが重なるため、シートの裏面が印刷インキ
で汚れる現象をいう)の出ない印刷物の積載枚数が制限
されて印刷作業が阻害され、かつ残留溶剤が抜けきらな
いため次工程の打抜きと断裁ができるまでのリードタイ
ムが長時間となるという問題があった。
ような紙基材の表面に油性インキでなる印刷層、水性コ
ート剤でなるオーバーコート層の構成の高光沢印刷物の
製造で、近赤外線照射と対流型送風のクイックドライ方
式による乾燥方法では、乾燥が不十分となり、デリバリ
ー部での裏移り(先に印刷したシートに直ちに次の印刷
されたシートが重なるため、シートの裏面が印刷インキ
で汚れる現象をいう)の出ない印刷物の積載枚数が制限
されて印刷作業が阻害され、かつ残留溶剤が抜けきらな
いため次工程の打抜きと断裁ができるまでのリードタイ
ムが長時間となるという問題があった。
【0006】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するものであり、課題とするところは、再生紙への再生
に際し脱墨性に優れる油性インキで印刷層と水性コート
剤でオーバーコート層を形成した環境配慮型高光沢印刷
物の製造方法において、インラインでオーバーコート層
を充分に乾燥して形成し、多数枚の積載を可能にして印
刷作業を容易にし、次工程までのリードタイムの短縮を
可能にする環境配慮型高光沢印刷物の製造方法を提供す
ることにある。
するものであり、課題とするところは、再生紙への再生
に際し脱墨性に優れる油性インキで印刷層と水性コート
剤でオーバーコート層を形成した環境配慮型高光沢印刷
物の製造方法において、インラインでオーバーコート層
を充分に乾燥して形成し、多数枚の積載を可能にして印
刷作業を容易にし、次工程までのリードタイムの短縮を
可能にする環境配慮型高光沢印刷物の製造方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、紙基材の
表面に、油性インキを用いて印刷層を形成し、その上に
連続して水性コート剤を塗布し、乾燥装置により乾燥し
てオーバーコート層を形成する環境配慮型高光沢印刷物
の製造において、前記乾燥装置は、温風によるプリドラ
イ部、近赤外線によるクイックドライ部および冷風によ
るポストドライ部が順に配列されていることを特徴とす
る環境配慮型高光沢印刷物の製造方法としたものであ
る。
を達成するために、まず請求項1の発明では、紙基材の
表面に、油性インキを用いて印刷層を形成し、その上に
連続して水性コート剤を塗布し、乾燥装置により乾燥し
てオーバーコート層を形成する環境配慮型高光沢印刷物
の製造において、前記乾燥装置は、温風によるプリドラ
イ部、近赤外線によるクイックドライ部および冷風によ
るポストドライ部が順に配列されていることを特徴とす
る環境配慮型高光沢印刷物の製造方法としたものであ
る。
【0008】上記請求項1の発明によれば、従来の近赤
外線によるクイックドライ方式の乾燥に加え、その前に
温風によるプリドライ部を、その後に冷風によるポスト
ドライ部を付加することによって、環境に配慮された脱
墨性に優れ、有機溶剤等を含まない材料でなる印刷層、
オーバーコート層としても、乾燥を早く充分なものとし
て、印刷作業性(積載枚数の多量化)の向上とリードタ
イムの短縮により、納期をも短縮する環境配慮型高光沢
印刷物の製造方法を提供できる。
外線によるクイックドライ方式の乾燥に加え、その前に
温風によるプリドライ部を、その後に冷風によるポスト
ドライ部を付加することによって、環境に配慮された脱
墨性に優れ、有機溶剤等を含まない材料でなる印刷層、
オーバーコート層としても、乾燥を早く充分なものとし
て、印刷作業性(積載枚数の多量化)の向上とリードタ
イムの短縮により、納期をも短縮する環境配慮型高光沢
印刷物の製造方法を提供できる。
【0009】また、請求項2の発明では、前記プリドラ
イ部は、40℃〜80℃の範囲の温風の吹付けとその吸
引・排気とが対峙して配置されていることを特徴とする
請求項1記載の環境配慮型高光沢印刷物の製造方法とし
たものである。
イ部は、40℃〜80℃の範囲の温風の吹付けとその吸
引・排気とが対峙して配置されていることを特徴とする
請求項1記載の環境配慮型高光沢印刷物の製造方法とし
たものである。
【0010】上記請求項2の発明によれば、40℃〜8
0℃の範囲の温風の吹付けによって、水性コート剤から
水蒸気等を発生させ、その蒸気を強制的に吸引・排気す
ることによってその蒸気を取り除くので、次工程以降で
の乾燥で、表面に皮が張っても残留溶剤となることが少
なくなり、よって全体の乾燥を早める効果がある環境配
慮型高光沢印刷物の製造方法とすることができる。40
℃に満たないホットエアーの吹付けでは、水性コート剤
からの水蒸気等の発生が多くならないので好ましくな
く、また80℃を越えると、室内温度等を上昇させたり
するので好ましくない。
0℃の範囲の温風の吹付けによって、水性コート剤から
水蒸気等を発生させ、その蒸気を強制的に吸引・排気す
ることによってその蒸気を取り除くので、次工程以降で
の乾燥で、表面に皮が張っても残留溶剤となることが少
なくなり、よって全体の乾燥を早める効果がある環境配
慮型高光沢印刷物の製造方法とすることができる。40
℃に満たないホットエアーの吹付けでは、水性コート剤
からの水蒸気等の発生が多くならないので好ましくな
く、また80℃を越えると、室内温度等を上昇させたり
するので好ましくない。
【0011】また、請求項3の発明では、前記クイック
ドライ部は、波長領域が0.75〜2.5μmの範囲の
近赤外線照射と冷風を併用した照射・吹付けとその吸引
・排気とが対峙して配置されていることを特徴とする請
求項1または2記載の環境配慮型高光沢印刷物の製造方
法としたものである。
ドライ部は、波長領域が0.75〜2.5μmの範囲の
近赤外線照射と冷風を併用した照射・吹付けとその吸引
・排気とが対峙して配置されていることを特徴とする請
求項1または2記載の環境配慮型高光沢印刷物の製造方
法としたものである。
【0012】上記請求項3の発明によれば、従来の対流
型ではなく、近赤外線照射と冷風を併用した照射・吹付
けと、その乾燥風を強制的に吸引・排気する構成のクイ
ックドライ部とすることによって、より乾燥を早めるこ
とを可能にする環境配慮型高光沢印刷物の製造方法を提
供できる。
型ではなく、近赤外線照射と冷風を併用した照射・吹付
けと、その乾燥風を強制的に吸引・排気する構成のクイ
ックドライ部とすることによって、より乾燥を早めるこ
とを可能にする環境配慮型高光沢印刷物の製造方法を提
供できる。
【0013】また、請求項4の発明では、前記ポストド
ライ部は、冷風の吹付けとその吸引・排気とが対峙して
配置されていることを特徴とする請求項1、2または3
記載の環境配慮型高光沢印刷物の製造方法としたもので
ある。
ライ部は、冷風の吹付けとその吸引・排気とが対峙して
配置されていることを特徴とする請求項1、2または3
記載の環境配慮型高光沢印刷物の製造方法としたもので
ある。
【0014】上記請求項4の発明によれば、クイックド
ライの後(デリバリー近傍)に、冷風の吹付けとその冷
風を強制的に吸引・排気する構成のポストドライ部を設
けることによって、残留溶剤の除去をより早め、次工程
の打ち抜き、断裁までのリードタイムをより短縮する効
果を有する環境配慮型高光沢印刷物の製造方法とするこ
とができる。
ライの後(デリバリー近傍)に、冷風の吹付けとその冷
風を強制的に吸引・排気する構成のポストドライ部を設
けることによって、残留溶剤の除去をより早め、次工程
の打ち抜き、断裁までのリードタイムをより短縮する効
果を有する環境配慮型高光沢印刷物の製造方法とするこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて詳細に説明する。本発明は、環境配慮型高光沢印
刷物の製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、
図1の側断面積層図に示すように、紙基材(10)の表
面に油性インキでなる印刷層(12)を有し、それを覆
うように水性コート剤からなるオーバーコート層(2
0)を有する高光沢印刷物の製造方法に関するもので、
これに用いられている油性インキと水性コート剤は、石
油系の有機溶剤が殆ど含まず、かつこれらでなる印刷層
(12)とオーバーコート層(20)とが脱墨性に優れ
ていることから再生紙に再利用することを容易にする環
境配慮型高光沢印刷物(1)の製造方法に関するもので
ある。
用いて詳細に説明する。本発明は、環境配慮型高光沢印
刷物の製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、
図1の側断面積層図に示すように、紙基材(10)の表
面に油性インキでなる印刷層(12)を有し、それを覆
うように水性コート剤からなるオーバーコート層(2
0)を有する高光沢印刷物の製造方法に関するもので、
これに用いられている油性インキと水性コート剤は、石
油系の有機溶剤が殆ど含まず、かつこれらでなる印刷層
(12)とオーバーコート層(20)とが脱墨性に優れ
ていることから再生紙に再利用することを容易にする環
境配慮型高光沢印刷物(1)の製造方法に関するもので
ある。
【0016】そこで、まず本発明の環境配慮型高光沢印
刷物(1)の製造方法は、例えば図2の側面概略図に示
すように、オフセット印刷ユニット(300)の後に、
水性コート剤の塗布ユニット(200)と近赤外線等に
よる乾燥装置(100)を配置して、紙基材の表面に、
油性インキを用いて印刷層を形成し、その上に連続して
水性コート剤を塗布し、乾燥してインラインでオーバー
コート層を形成する環境配慮型高光沢印刷物の製造方法
であって、前記乾燥装置(100)は、図3の側面概略
図に示すように、温風によるプリドライ部(30)、近
赤外線によるクイックドライ部(40)および冷風によ
るポストドライ部(50)が順に配列されているもので
ある。
刷物(1)の製造方法は、例えば図2の側面概略図に示
すように、オフセット印刷ユニット(300)の後に、
水性コート剤の塗布ユニット(200)と近赤外線等に
よる乾燥装置(100)を配置して、紙基材の表面に、
油性インキを用いて印刷層を形成し、その上に連続して
水性コート剤を塗布し、乾燥してインラインでオーバー
コート層を形成する環境配慮型高光沢印刷物の製造方法
であって、前記乾燥装置(100)は、図3の側面概略
図に示すように、温風によるプリドライ部(30)、近
赤外線によるクイックドライ部(40)および冷風によ
るポストドライ部(50)が順に配列されているもので
ある。
【0017】さらに本発明では、この乾燥装置(10
0)を構成するプリドライ部(30)は、20℃〜40
℃の範囲のスリット状の温風吹付け部(32)と温風吸
引・排気部(34)とでなり、両者が対峙して配置され
ている。
0)を構成するプリドライ部(30)は、20℃〜40
℃の範囲のスリット状の温風吹付け部(32)と温風吸
引・排気部(34)とでなり、両者が対峙して配置され
ている。
【0018】また、この乾燥装置(100)を構成する
クイックドライ部(40)は、波長領域が0.75〜
2.5μmの範囲の近赤外線ランプ(46)による照射
と冷風を併用したスリット状の近赤外線照射・吹付け部
(42)と近赤外線冷風吸引・排気部(44)とでな
り、両者が対峙して配置されている。
クイックドライ部(40)は、波長領域が0.75〜
2.5μmの範囲の近赤外線ランプ(46)による照射
と冷風を併用したスリット状の近赤外線照射・吹付け部
(42)と近赤外線冷風吸引・排気部(44)とでな
り、両者が対峙して配置されている。
【0019】さらにまた、この乾燥装置(100)を構
成するポストドライ部(50)は、スリット状の冷風吹
付け部(52)と冷風吸引・排気部(54)とでなり、
両者が対峙して配置されている。
成するポストドライ部(50)は、スリット状の冷風吹
付け部(52)と冷風吸引・排気部(54)とでなり、
両者が対峙して配置されている。
【0020】上記のように本発明は、これらスリット状
の各吹付け部(32、42、52)と対峙して配置され
ている各吸引・排気部(34、44、54)に対し直交
するように走行する環境配慮型高光沢印刷物(1)の製
造方法である。
の各吹付け部(32、42、52)と対峙して配置され
ている各吸引・排気部(34、44、54)に対し直交
するように走行する環境配慮型高光沢印刷物(1)の製
造方法である。
【0021】上記のプリドライ部(30)におけるスリ
ット状の温風吹付け部(32)と温風吸引・排気部(3
4)の適切な風量は、印刷物のサイズによって異なり、
例えば菊全判のオフセット印刷機では、ともに50〜6
0m3 /分程度が好適であり、またクイックドライ部
(40)におけるスリット状の近赤外線照射・吹付け部
(42)と近赤外線冷風吸引・排気部(44)の風量
は、ともに10〜15m3/分程度が好適であり、また
ポストドライ部(50)におけるスリット状の冷風吹付
け部(52)と冷風吸引・排気部(54)の風量は、と
もに7〜10m3 /分程度が好適であるように、徐々に
風量を下げるようにすると乾燥効果を上げることができ
る。
ット状の温風吹付け部(32)と温風吸引・排気部(3
4)の適切な風量は、印刷物のサイズによって異なり、
例えば菊全判のオフセット印刷機では、ともに50〜6
0m3 /分程度が好適であり、またクイックドライ部
(40)におけるスリット状の近赤外線照射・吹付け部
(42)と近赤外線冷風吸引・排気部(44)の風量
は、ともに10〜15m3/分程度が好適であり、また
ポストドライ部(50)におけるスリット状の冷風吹付
け部(52)と冷風吸引・排気部(54)の風量は、と
もに7〜10m3 /分程度が好適であるように、徐々に
風量を下げるようにすると乾燥効果を上げることができ
る。
【0022】本発明の環境配慮型高光沢印刷物の製造方
法に係わる油性インキとしては、脱墨性の面からオフセ
ット用の油性インキを用いて印刷層(12)を形成する
のが一般的であり、さらに環境面を考慮すれば大豆油を
主成分としたアロマフリー溶剤タイプのオフセット用大
豆油インキが臭い等の問題が少ない点からもより好まし
い。
法に係わる油性インキとしては、脱墨性の面からオフセ
ット用の油性インキを用いて印刷層(12)を形成する
のが一般的であり、さらに環境面を考慮すれば大豆油を
主成分としたアロマフリー溶剤タイプのオフセット用大
豆油インキが臭い等の問題が少ない点からもより好まし
い。
【0023】また、本発明の環境配慮型高光沢印刷物の
製造方法に係わる水性コート剤としては、水性のコート
剤であればよく特に限定するものではないが、光沢と脱
墨性を考慮して、例えば固形分としてアクリル系ポリマ
ー、アクリルとスチレンのコポリマーなどが挙げられ好
適に用いられる。この水性コート剤は、約40〜85重
量%の固形分を有し、その他湿潤剤、界面活性剤等を加
え皮膜適性を向上させることができる。この水性コート
剤の塗布量は、2〜7g/m2 の範囲とするのが塗布適
性、光沢性等から好ましい。またこれら固形分を溶解ま
たは分散させる溶媒として、水と一部添加される揮発性
有機溶剤とからなり、この揮発性有機溶剤は、5重量%
以下と少量とするのが好ましく、例えばエタノール、メ
タノール、イソプロパノール、n−ブタノール等アルコ
ール類、アセトン、メチルエチルケトン、エチルアセテ
ート等が挙げられる。
製造方法に係わる水性コート剤としては、水性のコート
剤であればよく特に限定するものではないが、光沢と脱
墨性を考慮して、例えば固形分としてアクリル系ポリマ
ー、アクリルとスチレンのコポリマーなどが挙げられ好
適に用いられる。この水性コート剤は、約40〜85重
量%の固形分を有し、その他湿潤剤、界面活性剤等を加
え皮膜適性を向上させることができる。この水性コート
剤の塗布量は、2〜7g/m2 の範囲とするのが塗布適
性、光沢性等から好ましい。またこれら固形分を溶解ま
たは分散させる溶媒として、水と一部添加される揮発性
有機溶剤とからなり、この揮発性有機溶剤は、5重量%
以下と少量とするのが好ましく、例えばエタノール、メ
タノール、イソプロパノール、n−ブタノール等アルコ
ール類、アセトン、メチルエチルケトン、エチルアセテ
ート等が挙げられる。
【0024】また上記水性コート剤の塗布法は、例えば
ロールコート法、グラビアコート法、フレキソ(凸版)
印刷法等があるが、被塗布基材が枚葉の場合はフレキソ
(凸版)印刷法が好適に用いられていて、図4の側面概
略図に示すように、例えばインキパン(31)中の水性
コート剤(39)が、セル(図示せず)が刻設されてい
るアニロックスローラー(33)で持ち上げられ、それ
をしぼりロール(38)でその供給量を制御し、オフセ
ットロール(35)を介して版胴(36)に卷着されて
いる印刷版(60)に転移され、この版胴(36)と圧
胴(37)の間を通過する紙基材(10)に印刷版(6
0)から転移されて、紙基材(10)の表面にオーバー
コート層(20)を形成する方法である。
ロールコート法、グラビアコート法、フレキソ(凸版)
印刷法等があるが、被塗布基材が枚葉の場合はフレキソ
(凸版)印刷法が好適に用いられていて、図4の側面概
略図に示すように、例えばインキパン(31)中の水性
コート剤(39)が、セル(図示せず)が刻設されてい
るアニロックスローラー(33)で持ち上げられ、それ
をしぼりロール(38)でその供給量を制御し、オフセ
ットロール(35)を介して版胴(36)に卷着されて
いる印刷版(60)に転移され、この版胴(36)と圧
胴(37)の間を通過する紙基材(10)に印刷版(6
0)から転移されて、紙基材(10)の表面にオーバー
コート層(20)を形成する方法である。
【0025】また、本発明の環境配慮型高光沢印刷物の
製造方法に係わる紙基材(10)としては、特に限定す
るものではないが、化粧函等紙容器用としては、例えば
コートボール、ノーコートボール、コートマニラ、アイ
ボリー(コート・ノーコート)等板紙が挙げられ、用途
等によって適宜選定される。
製造方法に係わる紙基材(10)としては、特に限定す
るものではないが、化粧函等紙容器用としては、例えば
コートボール、ノーコートボール、コートマニラ、アイ
ボリー(コート・ノーコート)等板紙が挙げられ、用途
等によって適宜選定される。
【0026】
温風の温度:60℃ 温風吹付け部(32)の風量:60m3 /分 温風吸引・排気部(34)の排気量:60m3 /分 近赤外線ランプ(46)の容量:48KW 近赤外線照射・冷風吹付け部(42)の風量:10m3
/分 近赤外線冷風吸引・排気部(44)の排気量:20m3
/分 冷風吹付け部(52)の風量:9m3 /分 冷風吸引・排気部(54)の排気量:9m3 /分 印刷速度:9000rpm
/分 近赤外線冷風吸引・排気部(44)の排気量:20m3
/分 冷風吹付け部(52)の風量:9m3 /分 冷風吸引・排気部(54)の排気量:9m3 /分 印刷速度:9000rpm
【0027】〈比較例1〉乾燥を近席外線の照射と冷風
の併用で、その照射・冷風を対流型とした以外は、実施
例1と同様にして環境配慮型高光沢印刷物(1)を得
た。得られた環境配慮型高光沢印刷物(1)の打抜き断
裁までのリードタイムは、約10時間を要するものであ
った。
の併用で、その照射・冷風を対流型とした以外は、実施
例1と同様にして環境配慮型高光沢印刷物(1)を得
た。得られた環境配慮型高光沢印刷物(1)の打抜き断
裁までのリードタイムは、約10時間を要するものであ
った。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、紙基材の表面に、油性イン
キを用いて印刷層を形成し、その上に連続して水性コー
ト剤を塗布し、乾燥装置により乾燥してオーバーコート
層を形成する環境配慮型高光沢印刷物の製造において、
この乾燥装置を、従来の近赤外線によるクイックドライ
方式の乾燥に加え、その前に温風によるプリドライ部
を、その後に冷風によるポストドライ部を付加すること
によって、環境に配慮された脱墨性に優れ、有機溶剤等
を含まない油性インキでなる印刷層、水性コート剤でな
るオーバーコート層としても、乾燥を早く充分なものと
して、印刷作業性(積載枚数の多量化)の向上とリード
タイムの短縮により、納期をも短縮する環境配慮型高光
沢印刷物の製造方法を提供できる。
示す如き効果がある。即ち、紙基材の表面に、油性イン
キを用いて印刷層を形成し、その上に連続して水性コー
ト剤を塗布し、乾燥装置により乾燥してオーバーコート
層を形成する環境配慮型高光沢印刷物の製造において、
この乾燥装置を、従来の近赤外線によるクイックドライ
方式の乾燥に加え、その前に温風によるプリドライ部
を、その後に冷風によるポストドライ部を付加すること
によって、環境に配慮された脱墨性に優れ、有機溶剤等
を含まない油性インキでなる印刷層、水性コート剤でな
るオーバーコート層としても、乾燥を早く充分なものと
して、印刷作業性(積載枚数の多量化)の向上とリード
タイムの短縮により、納期をも短縮する環境配慮型高光
沢印刷物の製造方法を提供できる。
【0029】また、前記プリドライ部を40℃〜80℃
の範囲の温風の吹付けによって、水性コート剤から水蒸
気等を発生させ、その蒸気を強制的に吸引・排気するこ
とによってその蒸気を強制的に取り除くので、次工程以
降での乾燥で、表面に皮が張っても残留溶剤となること
が少なくなり、よって全体の乾燥を早める効果がある環
境配慮型高光沢印刷物の製造方法とすることができる。
の範囲の温風の吹付けによって、水性コート剤から水蒸
気等を発生させ、その蒸気を強制的に吸引・排気するこ
とによってその蒸気を強制的に取り除くので、次工程以
降での乾燥で、表面に皮が張っても残留溶剤となること
が少なくなり、よって全体の乾燥を早める効果がある環
境配慮型高光沢印刷物の製造方法とすることができる。
【0030】また、従来の対流型ではなく、波長領域
0.75〜2.5μmの近赤外線照射と冷風を併用した
照射・吹付けと、その乾燥風を強制的に吸引・排気する
構成のクイックドライ部とすることによって、より乾燥
を早めることを可能にする環境配慮型高光沢印刷物の製
造方法を提供できる。
0.75〜2.5μmの近赤外線照射と冷風を併用した
照射・吹付けと、その乾燥風を強制的に吸引・排気する
構成のクイックドライ部とすることによって、より乾燥
を早めることを可能にする環境配慮型高光沢印刷物の製
造方法を提供できる。
【0031】さらにまた、前記クイックドライ部の後
(デリバリー近傍)に、冷風の吹付けとその冷風を強制
的に吸引・排気する構成のポストドライ部を設けること
によって、残留溶剤の除去をより早め、次工程の打ち抜
き、断裁までのリードタイムをより短縮する効果を有す
る環境配慮型高光沢印刷物の製造方法とすることができ
る。
(デリバリー近傍)に、冷風の吹付けとその冷風を強制
的に吸引・排気する構成のポストドライ部を設けること
によって、残留溶剤の除去をより早め、次工程の打ち抜
き、断裁までのリードタイムをより短縮する効果を有す
る環境配慮型高光沢印刷物の製造方法とすることができ
る。
【0032】従って本発明は、化粧函等に用いる高光沢
印刷物の製造方法で、特に、板紙等の表面に油性インキ
と水性コート剤を用いて脱墨に優位な環境に配慮された
高光沢印刷物の製造方法として、優れた実用上の効果を
発揮する。
印刷物の製造方法で、特に、板紙等の表面に油性インキ
と水性コート剤を用いて脱墨に優位な環境に配慮された
高光沢印刷物の製造方法として、優れた実用上の効果を
発揮する。
【図1】本発明の環境配慮型高光沢印刷物の製造方法で
得られる印刷物の一実施の形態を側断面で表した説明図
である。
得られる印刷物の一実施の形態を側断面で表した説明図
である。
【図2】本発明の環境配慮型高光沢印刷物の製造方法の
一実施の形態を示すプロセスを側面で表した説明図であ
る。
一実施の形態を示すプロセスを側面で表した説明図であ
る。
【図3】本発明の環境配慮型高光沢印刷物の製造方法の
乾燥装置の一実施の形態を示す側面概略図である。
乾燥装置の一実施の形態を示す側面概略図である。
【図4】本発明の環境配慮型高光沢印刷物の製造方法に
係わる塗布部の一実施の形態を示す側面概略図である。
係わる塗布部の一実施の形態を示す側面概略図である。
1‥‥環境配慮型高光沢印刷物 10‥‥紙基材 12‥‥印刷層 20‥‥オーバーコート層 30‥‥プリドライ部 31‥‥インキパン 32‥‥温風吹付け部 33‥‥アニロックスローラ 34‥‥温風吸引・排気部 35‥‥オフセットロール 36‥‥版胴 37‥‥圧胴 38‥‥しぼりロール 39‥‥水性コート剤 40‥‥クイックドライ部 42‥‥近赤外線照射・冷風吹付け部 44‥‥近赤外線照射冷風吸引・排気部 46‥‥近赤外線ランプ 50‥‥ポストドライ部 52‥‥冷風吹付け部 54‥‥冷風吸引・排気部 60‥‥印刷版 100‥‥乾燥装置 200‥‥コート剤コートユニット 300‥‥オフセット印刷ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C020 CA02 CA04 CA05 CA09 2H113 AA03 AA04 BC01 BC02 CA05 EA01 EA02 FA06 FA10 FA29 FA35 FA36 FA44
Claims (4)
- 【請求項1】紙基材の表面に、油性インキを用いて印刷
層を形成し、その上に連続して水性コート剤を塗布し、
乾燥装置により乾燥してオーバーコート層を形成する環
境配慮型高光沢印刷物の製造において、前記乾燥装置
は、温風によるプリドライ部、近赤外線によるクイック
ドライ部および冷風によるポストドライ部が順に配列さ
れていることを特徴とする環境配慮型高光沢印刷物の製
造方法。 - 【請求項2】前記プリドライ部は、40℃〜80℃の範
囲の温風の吹付けとその吸引・排気とが対峙して配置さ
れていることを特徴とする請求項1記載の環境配慮型高
光沢印刷物の製造方法。 - 【請求項3】前記クイックドライ部は、波長領域が0.
75〜2.5μmの範囲の近赤外線照射と冷風を併用し
た照射・吹付けとその吸引・排気とが対峙して配置され
ていることを特徴とする請求項1または2記載の環境配
慮型高光沢印刷物の製造方法。 - 【請求項4】前記ポストドライ部は、冷風の吹付けとそ
の吸引・排気とが対峙して配置されていることを特徴と
する請求項1、2または3記載の環境配慮型高光沢印刷
物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245647A JP2002052850A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | 環境配慮型高光沢印刷物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245647A JP2002052850A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | 環境配慮型高光沢印刷物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002052850A true JP2002052850A (ja) | 2002-02-19 |
Family
ID=18736131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000245647A Pending JP2002052850A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | 環境配慮型高光沢印刷物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002052850A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017175620A1 (ja) * | 2016-04-07 | 2019-01-31 | 株式会社シンク・ラボラトリー | インクジェット印刷ラミネート加工インラインシステム及び方法 |
JPWO2017175621A1 (ja) * | 2016-04-07 | 2019-02-28 | 株式会社シンク・ラボラトリー | インクジェット印刷ラミネート加工インラインシステム及び方法 |
JP2021505837A (ja) * | 2017-12-06 | 2021-02-18 | ヘレーウス ノーブルライト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングHeraeus Noblelight GmbH | 基材を乾燥させる方法、該方法を実施するための乾燥機モジュールおよび乾燥機システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999042774A1 (de) * | 1998-02-23 | 1999-08-26 | Industrieservis Gesellschaft Für Innovation, Technologie-Transfer Und Consulting Für Thermische Prozessanlagen Mbh | Verfahren und vorrichtung zum trocknen eines schnell geförderten trocknungsgutes, insbesondere zum druckfarbentrocknen |
JP2001239764A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-09-04 | Kinmei Printing Co Ltd | 印刷方法 |
JP2002052851A (ja) * | 2000-08-09 | 2002-02-19 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 印刷方法 |
-
2000
- 2000-08-14 JP JP2000245647A patent/JP2002052850A/ja active Pending
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JP7114712B2 (ja) | 2017-12-06 | 2022-08-08 | ヘレーウス ノーブルライト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 基材を乾燥させる方法、該方法を実施するための乾燥機モジュールおよび乾燥機システム |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100708 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100804 |