JP2002052793A - コンピュータシステムおよび印刷状態表示方法およびネットワークシステムおよび記録媒体 - Google Patents

コンピュータシステムおよび印刷状態表示方法およびネットワークシステムおよび記録媒体

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JP2002052793A
JP2002052793A JP2000244029A JP2000244029A JP2002052793A JP 2002052793 A JP2002052793 A JP 2002052793A JP 2000244029 A JP2000244029 A JP 2000244029A JP 2000244029 A JP2000244029 A JP 2000244029A JP 2002052793 A JP2002052793 A JP 2002052793A
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jam
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printing
printing device
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Satoru Okano
覚 岡野
Osamu Takehira
竹平  修
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャムが発生し、ユーザ用表示装置に図的表
現で表示される用紙と実際のジャム用紙とが位置や形状
でずれていても、ユーザにこのずれを予測あるいは類推
させ、円滑にかつ柔軟にジャムへの対処を行なうわせる
ことの可能なコンピュータシステムおよび印刷状態表示
方法およびネットワークシステムおよび記録媒体を提供
する。 【解決手段】 ユーザ用コンピュータ1とユーザ用表示
装置2と印刷装置3とを有するコンピュータシステムに
おいて、ユーザ用コンピュータ1は、印刷装置3による
印刷に先立って、印刷装置3内部の用紙搬送経路を少な
くとも含む図的表現をユーザ用表示装置2に表示するよ
うになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリン
タ,ファクシミリなどに適応可能なコンピュータシステ
ムおよび印刷状態表示方法およびネットワークシステム
および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特表平8−503565号には、
プリンタ状態ユーザインターフェースとして、表示装置
上に、プリンタ正常状態、ジャムを含むプリンタエラー
状態及び、プリンタエラーの対処方法を図的表現で表示
するコンピュータシステムが示されている。
【0003】一般的に、コンピュータシステムでは、表
示装置によりユーザに情報を表示するようになってい
る。表示装置上の表示は、ユーザにとって、短時間でか
つ便利に情報入手を可能とする手段であって、これは近
年、さらに図的表現が取り入れられ、ユーザは一層効率
的かつ多量の情報を短時間で入手することが可能となっ
た。
【0004】一方、コンピュータシステムの一端を担う
周辺装置の中の出力装置として、ハードコピーを目的と
したプリンタ等の印刷装置がある。この印刷装置におい
ても、近年、例えば特表平8−503565号に示され
ているように、正常、トナー低下、プリンタ・メモリ低
下、用紙なし、誤り用紙装填、ジャム、手動重送、通信
エラー、エンジンエラー等といった印刷装置の各状態及
び、それら状態の対処方法が、表示装置上に図的表現さ
れ、ユーザは効率的な印刷装置への対応が可能となって
きた。
【0005】図1はユーザ用コンピュータとユーザ用表
示装置と印刷装置とを備えたコンピュータシステムの構
成例を示す図である。また、図2はユーザ用コンピュー
タと印刷装置のシステム構成例を示す図である。
【0006】なお、図1,図2において、符号1はユー
ザ用コンピュータ,符号2はユーザ用表示装置,符号3
は印刷装置,符号4は印刷装置の表示装置,符号5は印
刷装置の操作パネル,符号6は印刷装置の制御用コント
ローラ,符号7は印刷装置のエンジン,符号8はシステ
ムバスである。
【0007】また、図3は従来の印刷ジョブフローの最
終段階図である。また、図4は実際に印刷装置に生じた
ジャムの概略図である。また、図5は実際に印刷装置で
行うジャム対処の概略図である。なお、図4,図5にお
いて、符号208は用紙トレイ、符号209は用紙搬送
ガイド、符号210は用紙搬送経路、符号211は実際
のジャム用紙、符号211’は取り出し中の用紙、符号
212はカバ―、符号213は用紙搬送ローラ、符号2
14は無理な力、符号215は無理な角度、符号243
は排紙トレイを表わしている。
【0008】また、図6は従来のジャム発生後の処理流
れを示すフローチャートである。また、図7は図1,図
2のコンピュータシステムにおいて、ユーザ用表示装置
に表示されるジャム発生とその発生位置及び対処方法の
図的表現を示す図である。
【0009】なお、図6において、符号10はジャム発
生時処理,符号11はユーザ用表示装置上への出力処理
を表わしている。また、図7において、符号12はジャ
ム発生とその発生位置および対処方法の図的表現を表わ
し、符号13はジャム発生位置を表わし、符号14はジ
ャム対処方法を表わしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンピュータシ
ステムによれば、図3に示すように、ユーザによる印刷
条件の設定が終了し印刷ジョブ201が生成され、印刷
ジョブ201が印刷装置3へ送られると、印刷装置3で
は、実際の印刷に該当する出力202が開始され、出力
後処理フロー203へ進む。この時、印刷装置3でジャ
ムが発生すると、出力後処理フロー203以後の処理と
して、印刷装置3内部のジャム検知センサにより、ジャ
ム発生の検知及びジャム発生位置が特定され、かつジャ
ム発生位置に対するジャム対処方法が選ばれ、この後、
以上の情報は、図7に示すように、ジャム発生図的表現
12としてユーザ用表示装置2上に表示される。ユーザ
はジャム発生図的表現12を見ることにより、印刷装置
3でジャムが発生したことを知り、同時に、ジャム発生
位置13とジャム対処方法14を読み取りかつ記憶す
る。その後、ユーザは、この印刷装置3に対し、記憶し
た通りに、ジャム発生位置13にある用紙を、ジャム対
処方法14によって取り出す。
【0011】しかしながら、上述した従来のコンピュー
タシステムでは、図7のジャム発生図的表現12中のジ
ャム発生位置13に示される用紙は、ジャム検知センサ
の検知ずれによる用紙位置ずれ,用紙の紙種や用紙の寸
法の違い,湿度や温度といった環境依存性により様々な
用紙変形が引き起こされうるため、図4に示す印刷装置
3の実際のジャム用紙211とは、位置と形状の相違が
生じる。このため、ジャムの対処時には、ユーザは戸惑
うばかりか、図7に示すようなジャム対処方法14の内
容では、ジャムの対処方法としては不足か、あるいは不
適当である。さらに図7に示すように、ジャム発生図的
表現12は、ジャム発生位置13をユーザへ告知するた
め、ジャム発生位置13におけるジャムを模した用紙の
静止画である必要があり、このため、ユーザは、図4に
示すように、用紙トレイ208から用紙搬送ガイド20
9に沿って排紙トレイ243まで進む用紙搬送経路21
0を用紙が正常に搬送する図的表現を知り得ず、図7に
示すようなジャム発生位置13にある用紙と図4に示す
ような実際のジャム用紙211とのずれが例えば用紙搬
送経路210の延長上で生じているだけに過ぎない単純
なずれであっても、このずれを予測あるいは類推するこ
とができず、その結果、目測を誤った実際のジャム用紙
211の取り出しを行う場合がある。なお、目測を誤っ
た実際のジャム用紙211の取り出しとは、例えば、図
5に示すように、ユーザが印刷装置3のカバー212を
開けても、実際のジャム用紙211の後端一部が用紙搬
送ローラ213に挟まれてユーザからは見えなくなって
いる場合に相当し、この結果、ユーザはこの挟まれてい
る実際のジャム用紙211の後端一部の大きさを予測し
得えず、実際のジャム用紙211を、取り出し中の用紙
211’の状態のように、用紙搬送ローラ213に対し
て無理な力214で、また無理な角度215で引張り上
げる可能性があり、このため取り出し中の用紙211’
は、用紙の折れあるいは破損を生じさせ、また、無理な
力214あるいは無理な角度215は、印刷装置3の内
部機器に接触し機器損傷を引き起こす場合がある。
【0012】また、従来のコンピュータシステムによれ
ば、図1,図2に示す印刷装置3でジャムが発生する
と、図6に示すジャム発生時のフローチャートに従っ
て、ジャム発生時処理10がなされる。ジャム発生時処
理10では、印刷装置3の制御用コントローラ6は、シ
ステムバス8を介してエンジン7を停止させると共に、
印刷装置3内部のジャム検知センサからのジャム発生と
その位置情報を取得し、印刷装置3の表示装置4にジャ
ム発生とその対処方法を通例貧弱な表現にて表示させ
る。また、ジャム発生時処理10では、ユーザ用コンピ
ュータ1のオペレーティングシステムが図7に示す図的
表現12(ジャム発生とその発生位置及び対処方法の図
的表現12)をユーザ用表示装置2上へ表示させる処理
もなされる。すなわち、ユーザ用表示装置2上への出力
処理11も実施される。
【0013】ユーザ用コンピュータ1が例えばパーソナ
ルコンピュータであれば、オペレーティングシステム
(例えばマイクロソフト社のWindowsオペレーテ
ィングシステム)が、ユーザ用表示装置2上への出力処
理11の一連の処理を受け持つ。このとき、ユーザは、
ユーザ用表示装置2上へ表示されるジャム発生とその発
生位置及び対処方法の図的表現12を参照することで、
印刷装置3でジャムが発生した事実を知り、同時に、ジ
ャム発生位置13とジャム対処方法14を読み取り、そ
の後、印刷装置3に対し、ジャム発生位置13にある用
紙をジャム対処方法14によって取り出し、ジャム対処
を終了する。
【0014】しかしながら、上述した従来のコンピュー
タシステムでは、ジャム発生とその発生位置及び対処方
法の図的表現12がユーザ用表示装置2上のみにしか表
示されない。従って、印刷装置3がユーザ用表示装置2
から離れて設置されている場合、ユーザはジャム対処中
に、ユーザ用表示装置2上に表示されるジャム発生とそ
の発生位置及び対処方法の図的表現12を参照できない
(図的表現12を参照しながらのジャム対処が不可能と
なる)。このため、ユーザは、ユーザ用表示装置2に表
示されるジャム発生とその発生位置及び対処方法の図的
表現12を予め記憶して、この記憶を頼りに、ユーザ用
表示装置2から離れて設定されている印刷装置3に対し
ジャム対処を行う必要がある。
【0015】このジャム発生とその発生位置及び対処方
法の図的表現12を記憶しておくことは、ユーザにとっ
て著しい負担となり、さらにこの記憶が曖昧であれば、
速やかなジャム対処が不可能となり、また、誤ったジャ
ム対処がなされてしまうことがあった。特に後者は印刷
装置3の内部機器の破損もしくはジャム用紙破損による
再生紙利用不可を発生させる大きな原因ともなる。
【0016】本発明は、ジャムが発生し、ユーザ用表示
装置に図的表現で表示される用紙と実際のジャム用紙と
が位置や形状でずれていても、ユーザにこのずれを予測
あるいは類推させ、円滑にかつ柔軟にジャムへの対処を
行なうわせることの可能なコンピュータシステムおよび
印刷状態表示方法およびネットワークシステムおよび記
録媒体を提供することを目的としている。
【0017】また、本発明は、印刷装置がユーザ用表示
装置から離れて設置されている場合であっても、ジャム
発生とその発生位置及び対処方法の図的表現を印刷装置
のところでユーザが参照しながらジャム対処を正しく行
なうことが可能なコンピュータシステムおよび印刷状態
表示方法およびネットワークシステムおよび記録媒体を
提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ユーザ用コンピュータとユ
ーザ用表示装置と印刷装置とを有するコンピュータシス
テムにおいて、ユーザ用コンピュータは、印刷装置によ
る印刷に先立って、前記印刷装置内部の用紙搬送経路を
少なくとも含む図的表現をユーザ用表示装置に表示する
ようになっていることを特徴としている。
【0019】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のコンピュータシステムにおいて、ユーザ用コンピュ
ータは、前記用紙搬送経路を用紙が搬送する動画を前記
ユーザ用表示装置に表示するようになっていることを特
徴としている。
【0020】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載のコンピュータシステムにおいて、ユーザ用コンピュ
ータは、前記ユーザ用表示装置に表示される前記印刷装
置の表示縮尺と、前記ユーザ用表示装置に表示される前
記用紙の表示縮尺とが一致するように、ユーザ用表示装
置への表示を行なうことを特徴としている。
【0021】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれか一項に記載のコンピュータシステ
ムにおいて、前記ユーザ用コンピュータは、前記印刷装
置にジャムが発生した時に、ジャム発生位置,用紙の紙
種,ジャム発生日時を記録するようになっていることを
特徴としている。
【0022】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載のコンピュータシステムにおいて、前記ユーザ用コン
ピュータは、前記記録されているジャム発生位置,用紙
の紙種,ジャム発生日時を前記ユーザ用表示装置に表示
するようになっていることを特徴としている。
【0023】また、請求項6記載の発明は、請求項4ま
たは請求項5記載のコンピュータシステムにおいて、前
記ユーザ用コンピュータは、ジャム対処後に、前記記録
されているジャム発生位置,用紙の紙種,ジャム発生日
時の外部補助記憶装置への保存要求を前記ユーザ用表示
装置に表示するようになっていることを特徴としてい
る。
【0024】また、請求項7記載の発明は、請求項5記
載のコンピュータシステムにおいて、前記ユーザ用コン
ピュータは、前記記録されているジャム発生位置のうち
最多頻度のジャム発生位置を前記ユーザ用表示装置に表
示される前記図的表現中に強調表示するようになってい
ることを特徴としている。
【0025】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載のコンピュータシステムにおいて、前記ユーザ用コン
ピュータは、前記ユーザ用表示装置に、前記用紙が前記
用紙搬送経路を前記最多頻度のジャム発生位置まで搬送
される動画を表示するようになっていることを特徴とし
ている。
【0026】また、請求項9記載の発明は、請求項7ま
たは請求項8記載のコンピュータシステムにおいて、前
記ユーザ用コンピュータは、前記ユーザ用表示装置に、
前記最多頻度のジャム発生位置におけるジャム対処方法
を表示するようになっていることを特徴としている。
【0027】また、請求項10記載の発明は、ユーザ用
コンピュータとユーザ用表示装置と印刷装置とを有する
コンピュータシステムにおける印刷状態表示方法であっ
て、印刷装置による印刷に先立って、前記印刷装置内部
の用紙搬送経路を少なくとも含む図的表現をユーザ用表
示装置に表示することを特徴としている。
【0028】また、請求項11記載の発明は、印刷装置
による印刷に先立って、前記印刷装置内部の用紙搬送経
路を少なくとも含む図的表現をユーザ用表示装置に表示
する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を特徴とし
ている。
【0029】また、請求項12記載の発明は、ネットワ
ークにクライアントが接続され、また、ネットワークに
はサーバーが接続され、サーバーには印刷装置が接続さ
れているネットワークシステムであって、前記サーバー
は、印刷装置による印刷に先立って、前記印刷装置内部
の用紙搬送経路を少なくとも含む図的表現を表示する機
能を有していることを特徴としている。
【0030】また、請求項13記載の発明は、請求項1
2記載のネットワークシステムにおいて、前記ネットワ
ークには、印刷装置保守部がさらに接続されており、前
記印刷装置保守部は、前記サーバーによってネットワー
クを介して管理されるようになっていることを特徴とし
ている。
【0031】また、請求項14記載の発明は、ネットワ
ークにクライアントが接続され、また、ネットワークに
はサーバーが接続され、サーバーには印刷装置が接続さ
れているネットワークシステムにおける印刷状態表示方
法であって、前記サーバーは、印刷装置による印刷に先
立って、前記印刷装置内部の用紙搬送経路を少なくとも
含む図的表現を表示することを特徴としている。
【0032】また、請求項15記載の発明は、印刷装置
による印刷に先立って、前記印刷装置内部の用紙搬送経
路を少なくとも含む図的表現をサーバーの表示装置に表
示する処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を特徴と
している。
【0033】また、請求項16記載の発明は、ユーザ用
コンピュータとユーザ用表示装置と印刷装置とを有する
コンピュータシステムにおいて、前記印刷装置は、表示
装置を具備し、前記ユーザ用表示装置には、前記印刷装
置の状態が図的表現にて表示されるようになっており、
印刷装置でのジャム発生時に、前記印刷装置の表示装置
には、前記ユーザ用表示装置上に表示されるジャム発生
とその発生位置及び対処方法の図的表現と同一の図的表
現が表示されるようになっていることを特徴としてい
る。
【0034】また、請求項17記載の発明は、請求項1
6記載のコンピュータシステムにおいて、前記印刷装置
の表示装置には、前記同一の図的表現とともに、ジャム
を発生させたユーザの認証が追加表示されるようになっ
ていることを特徴としている。
【0035】また、請求項18記載の発明は、請求項1
6また請求項17記載のコンピュータシステムにおい
て、前記印刷装置の表示装置には、前記同一の図的表現
とともに、ジャムが発生した時刻が追加表示されるよう
になっていることを特徴としている。
【0036】また、請求項19記載の発明は、請求項1
6乃至請求項18のいずれか一項に記載のコンピュータ
システムにおいて、前記印刷装置には、ジャム発生とそ
の発生位置及び対処方法を音声表現で出力する音声出力
手段がさらに設けられていることを特徴としている。
【0037】また、請求項20記載の発明は、ユーザ用
コンピュータとユーザ用表示装置と印刷装置とを有する
コンピュータシステムにおける印刷状態表示方法であっ
て、前記ユーザ用表示装置には、前記印刷装置の状態が
図的表現にて表示されるようになっており、印刷装置で
のジャム発生時に、前記印刷装置の表示装置には、前記
ユーザ用表示装置上に表示されるジャム発生とその発生
位置及び対処方法の図的表現と同一の図的表現が表示さ
れることを特徴としている。
【0038】また、請求項21記載の発明は、ユーザ用
表示装置に、印刷装置の状態が図的表現にて表示される
場合において、印刷装置でのジャム発生時に、印刷装置
の表示装置に、前記ユーザ用表示装置上に表示されるジ
ャム発生とその発生位置及び対処方法の図的表現と同一
の図的表現を表示する処理をコンピュータに実行させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記
録媒体を特徴としている。
【0039】また、請求項22記載の発明は、ネットワ
ークに、クライアント端末と、印刷装置サーバーとが接
続され、クライアント端末は、ユーザ用コンピュータと
ユーザ用表示装置とにより構成され、また、印刷装置サ
ーバーには印刷装置が接続されるネットワークシステム
であって、前記印刷装置サーバーは、表示装置を具備
し、前記ユーザ用表示装置には、前記印刷装置の状態が
図的表現にて表示されるようになっており、印刷装置で
のジャム発生時に、前記印刷装置サーバーの表示装置に
は、前記ユーザ用表示装置上に表示されるジャム発生と
その発生位置及び対処方法の図的表現と同一の図的表現
が表示されるようになっていることを特徴としている。
【0040】また、請求項23記載の発明は、請求項2
2記載のネットワークシステムにおいて、前記印刷装置
サーバーは、ジャム履歴を保持しており、ジャム時に
は、前記ジャム履歴を印刷装置サーバーの表示装置に表
示するようになっていることを特徴としている。
【0041】また、請求項24記載の発明は、請求項2
3記載のネットワークシステムにおいて、前記印刷装置
サーバーは、前記ジャム履歴を印刷装置サーバーの表示
装置に定期的に表示するようになっていることを特徴と
している。
【0042】また、請求項25記載の発明は、ネットワ
ークに、クライアント端末と、印刷装置サーバーとが接
続され、クライアント端末は、ユーザ用コンピュータと
ユーザ用表示装置とにより構成され、また、印刷装置サ
ーバーには印刷装置が接続されるネットワークシステム
における印刷状態表示方法であって、前記ユーザ用表示
装置には、前記印刷装置の状態が図的表現にて表示され
るようになっており、印刷装置でのジャム発生時に、前
記印刷装置サーバーの表示装置には、前記ユーザ用表示
装置上に表示されるジャム発生とその発生位置及び対処
方法の図的表現と同一の図的表現が表示されることを特
徴としている。
【0043】また、請求項26記載の発明は、ユーザ用
表示装置に、印刷装置の状態が図的表現にて表示される
場合において、印刷装置でのジャム発生時に、印刷装置
サーバーの表示装置に、前記ユーザ用表示装置上に表示
されるジャム発生とその発生位置及び対処方法の図的表
現と同一の図的表現を表示する処理をコンピュータに実
行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取
可能な記録媒体を特徴としている。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。本発明においては、コンピュータシ
ステムの基本的な構成は、図1,図2に示したものと同
様のものとなっている。
【0045】すなわち、コンピュータシステムは、ユー
ザ用コンピュータ1と、ユーザ用表示装置2と、印刷装
置3とを備えている。また、印刷装置3は、表示装置4
と、操作パネル5と、制御用コントローラ6と、エンジ
ン7とが、システムバス8に接続されて構成されてい
る。
【0046】図8は印刷装置3の制御用コントローラ6
の構成例を示す図である。図8を参照すると、印刷装置
3の制御用コントローラ6は、中央演算装置100と、
ROM101と、RAM102とがシステムバス8によ
り接続されて構成されている。
【0047】第1の実施形態 本発明の第1の実施形態は、図1,図2に示すようなユ
ーザ用コンピュータ1とユーザ用表示装置2と印刷装置
3とを有するコンピュータシステムにおいて、ユーザ用
コンピュータ1は、印刷装置3による印刷に先立って、
印刷装置3内部の用紙搬送経路を少なくとも含む図的表
現をユーザ用表示装置2に表示するようになっている。
【0048】すなわち、本発明の第1の実施形態は、ユ
ーザ用コンピュータ1とユーザ用表示装置2と印刷装置
3とを有するコンピュータシステムおいて、印刷装置3
による印刷に先立って、印刷装置3内部の用紙搬送経路
を少なくとも含む図的表現をユーザ用表示装置2に表示
する印刷状態ユーザインタフェースを提供するものであ
る。
【0049】図9は、本発明の第1の実施形態による印
刷ジョブフローの最終段階図である。本発明の第1の実
施形態では、図9に示すように、ユーザによる印刷条件
の設定が終了し印刷ジョブ201が生成され、印刷ジョ
ブ201が印刷装置3へ送られ、印刷装置3では、実際
の印刷に該当する出力202への従来の出力直前フロー
216にかわって、正常用紙搬送図的表現表示処理21
8を途中に行なう出力直前フロー217の処理がなされ
る。正常用紙搬送図的表現表示処理218は、図10に
示すように、正常用紙搬送経路220が図的表現された
正常用紙搬送図的表現219を、ユーザ用表示装置2に
表示する処理である。ここで、正常用紙搬送経路220
は、ユーザが印刷条件を変更し用紙搬送経路が変更され
れば直ちに更新されるものである。
【0050】本発明の第1の実施形態の処理によれば、
図9に示すように、ユーザによる印刷条件の設定が終了
し印刷ジョブ201が生成され、印刷ジョブ201が印
刷装置3へ送られ、印刷装置3では、実際の印刷に該当
する出力202へ進む途中で、正常用紙搬送図的表現表
示処理218がなされ、図10に示すように、印刷条件
に依存した正常用紙搬送経路220を図的表示内容に含
む正常用紙搬送図的表現219が、ユーザ用表示装置2
上に表示される。
【0051】ユーザは、ユーザ用表示装置2上の正常用
紙搬送図的表現219を見ることで、これから出力20
2が行われる印刷装置3内部の用紙に対し正常用紙搬送
経路220を確認し記憶することができる。正常用紙搬
送図的表現219の表示の終了に関しては、例えばタイ
ムアウト処理あるいはユーザによる確認終了等によって
行われ、その後、用紙の印刷に該当する出力202が実
施される。ウインドウズオペレーティングシステム環境
下であれば、正常用紙搬送図的表現表示処理218の終
了は、ダイヤログ形式でユーザの確認を取って処理を終
了するユーザによる確認終了の方が、ユーザに対しての
十分な理解が得られる点で、タイムアウト処理よりもよ
り望ましい。出力202が実施され、その際、印刷装置
3でジャムが発生した場合には、従来と同様に、図7に
示すようなジャム発生図的表現12が表示装置2上に表
示され、ユーザは、ジャムの発生,ジャム発生位置1
3,ジャム対処方法14を知り、印刷装置3に対し、ジ
ャム発生位置13にあるジャムした用紙を、ジャム対処
方法14に従って取り出すことができる。
【0052】この時、ジャム発生図的表現12中のジャ
ム発生位置13に示される用紙が、ジャム検知センサの
検知ずれによる用紙位置ずれ,用紙の紙種や用紙の寸法
の違い,湿度や温度といった環境依存性により様々な用
紙変形が引き起こされ、図4に示すように、印刷装置3
における実際のジャム用紙211とは、位置と形状の相
違が生じていたとしても、ユーザは、正常用紙搬送図的
表現219の正常用紙搬送経路220を事前に見て記憶
していることで、例えば用紙搬送ローラ213に実際の
ジャム用紙211の後端の一部が挟まれていて見えなく
ても、挟まれている部分の予想がつき、状況に応じた対
応ができる。
【0053】すなわち、正常用紙搬送経路220がわか
っていることで、例えば、対に配置してある用紙搬送ロ
ーラ213の接触面と実際のジャム用紙211との位置
と角度の関係がわかり、その接触面に少しでも平行に、
用紙搬送ローラ213に対し無理な力214あるいは無
理な角度215をかけずに、すなわち正常用紙搬送経路
220に沿ってかつ、ゆっくりした力および方向で、用
紙を引っ張り、実際のジャム用紙211を、用紙の折れ
あるいは破損無しで取り出し、同時に周囲の内部機器に
接触せずに機器破損も避け、速やかにジャムの対処を行
なうことができる。
【0054】このように、用紙トレイ208から用紙搬
送ガイド209に沿って排紙トレイ243へ進む用紙搬
送経路210を用紙が正常に搬送される図的表現を、印
刷前に、ユーザ用表示装置2上に表示し、ユーザに用紙
搬送経路210の印象を十分に持たせることで、万一ジ
ャムが発生し、図7で示すようなジャム発生位置13で
表示される用紙が、実際のジャム用紙211とは、位置
や形状のずれがあっても、ユーザに上記ずれを予測ある
いは類推させることができ、実際のジャム用紙211の
状況に応じた力配分および方向で、実際のジャム用紙2
11の折れあるいは破損を回避し、また、印刷装置3の
内部機器の損傷を回避して、ジャムへの対処を行なうこ
とができる。
【0055】第2の実施形態 また、本発明の第2の実施形態は、上述のコンピュータ
システムにおいて、ユーザ用コンピュータ1は、ユーザ
用表示装置2に、用紙搬送経路を用紙が搬送する動画を
表示するようになっている。すなわち、第2の実施形態
は、ユーザ用表示装置2に、用紙搬送経路を用紙が搬送
する動画を表示する印刷状態ユーザインタフェースを提
供するものである。
【0056】図11には、ユーザ用表示装置2上に表示
される印刷前の正常用紙搬送動画図的表現221が示さ
れている。すなわち、図11の正常用紙搬送動画図的表
現221は、図9の正常用紙搬送図的表現表示処理21
8として、図10の正常用紙搬送図的表現219のかわ
りに、ユーザ用表示装置2に表示されるものである。こ
こで、正常用紙搬送動画図的表現221は、正常用紙搬
送経路220を用紙が動的に移動する表示を有する図的
表現である。
【0057】なお、図11では、説明の便宜上、すべて
の矢印表示222の動的段階が表示されているが、ユー
ザ用表示装置2上に表示される正常用紙搬送動画図的表
現221には、実際には、矢印表示222が各動的段階
的に表示される。また、図11では、正常用紙搬送経路
220と共に、正常用紙搬送経路220上を用紙が動的
に移動する表示として矢印表示222を用いているが、
表示としては図11に示すような矢印表示222に限ら
ず、任意の表示表現を用いることができる。
【0058】図11の正常用紙搬送動画図的表現221
がユーザ用表示装置2に表示される場合には、出力20
2の前に正常用紙搬送図的表現表示処理218として、
ユーザは、正常用紙搬送経路220上を動的に移動する
矢印表示222を有する正常用紙搬送動画図的表現22
1を見ることにより、正常用紙搬送経路220をより鮮
明に記憶することができる。この後、出力202がなさ
れる最中、万一ジャムが発生した場合、このジャムの対
処中に、図7のジャム発生図的表現12が実際とは異な
り、位置や形状にずれが生じていても、ユーザは、正常
用紙搬送経路220を記憶していることにより、前記ず
れを予測あるいは類推することが可能であり、従って、
状況に応じた適切な力及び方向で用紙を引張り、その
際、周囲の内部機器への接触に伴った機器損傷を回避し
ながら、ジャムの対処を行なうことができる。
【0059】第3の実施形態 また、本発明の第3の実施形態は、第2の実施形態にお
いて、ユーザ用コンピュータ1は、ユーザ用表示装置2
に表示される印刷装置の表示縮尺と、ユーザ用表示装置
2に表示される用紙の表示縮尺とが一致するように、ユ
ーザ用表示装置2への表示を行なうようになっている。
すなわち、第3の実施形態は、ユーザ用表示装置2に表
示される印刷装置3の表示縮尺と、前記ユーザ用表示装
置2に表示される用紙の表示縮尺とが一致するように、
ユーザ用表示装置2への表示を行なう印刷状態ユーザイ
ンタフェースを提供するものである。図12(a),
(b),(c)には、ユーザ用表示装置2上に表示され
る印刷前の正常同縮尺用紙搬送動画図的表現223が示
されている。
【0060】すなわち、図12(a),(b),(c)
に示す正常同縮尺用紙搬送動画図的表現223は、図9
の正常用紙搬送図的表現表示処理218として、図11
の正常用紙搬送動画図的表現221のかわりに、ユーザ
用表示装置2に表示されるものである。図12(a),
(b),(c)にそれぞれ示す正常同縮尺用紙搬送動画
図的表現223は、ユーザ用表示装置2上に表示される
印刷装置3の表示縮尺と、ユーザ用表示装置2上に表示
される用紙の表示縮尺とが一致し、かつ正常な用紙搬送
の各動的段階を順に適宜選択して表現している。
【0061】すなわち、図12(a)は用紙が用紙トレ
イにある時、また、図12(b)は用紙が用紙トレイよ
り搬送された直後の時、また、図12(c)はより進ん
で用紙が排紙トレイの僅か手前に来たときの図をそれぞ
れ示している。図12(a),(b),(c)の用紙表
示寸法は、印刷装置3と同縮尺であるが、用紙形状は線
分で表示してある。なお、用紙形状は特に線分である必
要がなく、例えば正常用紙搬送経路220上の曲線形状
に沿った曲線分を成していても良い。用紙形状を曲線形
状に表示させる方法としては、例えば、正常用紙搬送経
路220上を線積分して得られる曲線分長を、常に用紙
寸法、すなわち用紙長に一致させながら、正常用紙搬送
経路220上を輝度をずらしていくやり方がある。
【0062】出力202の前に正常用紙搬送図的表現表
示処理218として、図12(a),(b),(c)の
正常同縮尺用紙搬送動画図的表現223がユーザ用表示
装置2に表示される場合には、ユーザは、ユーザ用表示
装置2上で正常用紙搬送経路220上を動的にかつ同縮
尺で移動する用紙を有する正常同縮尺用紙搬送動画図的
表現223を見ることにより、用紙寸法を感覚で捉えな
がら、正常用紙搬送経路220をより一層鮮明に記憶す
ることができる。この後、出力202がなされる最中、
万一ジャムが発生した場合、このジャムの対処中に、図
7のジャム発生図的表現12が実際とは異なり、位置や
形状にずれが生じていても、ユーザは、正常用紙搬送経
路220を記憶していることにより、上記のずれを予測
あるいは類推することが可能であり、従って、状況に応
じた適切な力及び方向で用紙を引張り、その際、周囲の
内部機器への接触に伴った機器損傷を回避しながら、ジ
ャムの対処を行なうことができる。
【0063】第4の実施形態 また、本発明の第4の実施形態では、第1乃至第3の実
施形態において、ユーザ用コンピュータ1は、印刷装置
3でのジャム発生時に、ジャム発生位置,用紙の紙種,
ジャム発生日時を記録するようになっている。すなわ
ち、第4の実施形態は、ジャム発生時に、ジャム発生位
置,用紙の紙種,ジャム発生日時を記録する印刷状態ユ
ーザインタフェースを提供するものである。
【0064】図13は印刷ジョブフローの最終段階図で
ある。また、図14はジャム履歴の一例を示す図であ
る。
【0065】図13の印刷ジョブフローでは、出力20
2から出力後処理フロー203を進み、ジャム発生,ジ
ャム発生位置,ジャム対処方法に関する一連の処理を含
む出力後処理225を終えた後、ジャム発生記録処理2
26がなされるようになっている。ここで、ジャム発生
記録処理226では、ジャムが発生した場合に、図14
に示すように、そのジャム場所,用紙の紙種,ジャム発
生日時をジャム履歴として記録する処理がなされる。ジ
ャム発生記録処理226におけるジャム場所の記録とし
ては、例えば、図14に示すように、ジャム検知センサ
番号を対応付けさせる方法がある。
【0066】このように、図13の印刷ジョブフローで
は、ジャム発生,ジャム発生位置,ジャム対処方法に関
する一連の処理を含む出力後処理225を終えた後、発
生したジャムに関する履歴として、図14に示す項目に
ついてジャム発生記録処理226がなされる。この際、
記録としては、ファイルとして追記出力することが望ま
しい。また、その際、ASCII形式のテキストファイ
ルであれば、一般のエディタで内容を参照することがで
きる。ユーザがこの内容を参照することで、例えば、同
様の印刷条件でも異なった用紙トレイからの搬送が可能
であるならば、より最近のジャム履歴がない用紙トレイ
を選択するといった、予めジャム回避を念頭にした印刷
条件を選択することができる。また、ジャム履歴によっ
て、印刷装置3の保守や点検において印刷装置3の内部
機器の交換目安となる有用な情報を提供できる。
【0067】第5の実施形態 また、本発明の第5の実施形態は、第4の実施形態にお
いて記録したジャム履歴(すなわちジャム場所,用紙の
紙種,ジャム発生日時)をユーザ用表示装置2に表示す
るようになっている。すなわち、第5の実施形態は、記
録したジャム履歴(すなわちジャム場所,用紙の紙種,
ジャム発生日時)をユーザ用表示装置2に表示する印刷
状態ユーザインタフェースを提供するものである。図1
5には、ユーザ用表示装置2上に表示される印刷前のジ
ャム履歴付き正常用紙搬送図的表現229が示されてい
る。
【0068】図15に示すジャム履歴付き正常用紙搬送
図的表現229では、図14に示すジャム履歴227を
正常用紙搬送図的表現の中に加えて、ユーザ用表示装置
2上に表示するようになっている。すなわち、図15の
ジャム履歴付き正常用紙搬送図的表現229には、図1
4に示すジャム履歴を元に、正常用紙搬送経路220上
のジャムした履歴を持つ場所に、ジャム履歴場所228
が表示され、同時に、ジャム履歴227が表示される。
なお、ジャム履歴227の表示場所は、図15ではジャ
ム履歴付き正常用紙搬送図的表現229と同じ領域に表
示させているが、別領域に表示させても良いし、あるい
は、例えばジャム履歴場所228に並記しても良い。ま
た、図15に示すジャム履歴227の例では、ジャムし
た履歴を持つ場所に対し、ジャム回数を累積して表示さ
せているが(ジャム場所に対し同じジャムした用紙の紙
種毎に累積表示させているが)、例えば、ジャム履歴場
所228に対し、ジャム発生日時を設け、累積させない
ようにすることもできる。
【0069】図13の正常用紙搬送図的表現表示処理2
18として、ジャム履歴付き正常用紙搬送図的表現22
9がユーザ用表示装置2上に表示される場合、ユーザ
は、実際の印刷に該当する出力202に先立って、印刷
装置3で既に発生しているジャム履歴を確認し、正常用
紙搬送経路220を深く認識し記憶することができる。
この後、出力202がなされる最中、万一ジャムが発生
した場合、このジャムの対処中に、図7のジャム発生図
的表現12が実際とは異なり、位置や形状にずれが生じ
ていても、ユーザは、正常用紙搬送経路220を鮮明に
記憶していることにより、上記ずれを予測あるいは類推
することが可能であり、従って、状況に応じた適切な力
及び方向で用紙を引張り、その際、周囲の機器への接触
に伴った機器損傷を回避しながら、ジャムの対処を行な
うことができる。
【0070】また、ユーザは、ジャム履歴付き正常用紙
搬送図的表現229を参照することで、例えば、同様の
印刷条件でも異なった用紙トレイからの搬送が可能であ
るならば、より最近のジャム履歴がない用紙トレイを選
択するといった、予めジャム回避を念頭にした印刷条件
を選択することができる。また、ジャム履歴によって、
印刷装置3の保守や点検において印刷装置3の内部機器
の交換目安を与えることができる。
【0071】第6の実施形態 また、本発明の第6の実施形態は、第4または第5の実
施形態において、ジャム対処後に、前記記録されている
ジャム履歴(すなわち、ジャム場所,用紙の紙種,ジャ
ム発生日時)の外部補助記憶装置への保存要求をユーザ
用表示装置2に表示するようになっている。すなわち、
第6の実施形態は、ジャム対処後に、前記記録されてい
るジャム履歴(すなわち、ジャム場所,用紙の紙種,ジ
ャム発生日時)の外部補助記憶装置への保存要求をユー
ザ用表示装置2に表示する印刷状態ユーザインタフェー
ス(保守方法)を提供するものである。
【0072】具体的には、図13のジャム発生記録処理
226において、記録されているジャム履歴(すなわち
ジャム場所,用紙の紙種,ジャム発生日時)の外部補助
記憶装置への保存要求をユーザ用表示装置2上に表示す
ることができる。記録されているジャム履歴(すなわち
ジャム場所,用紙の紙種,ジャム発生日時)の外部補助
記憶装置への保存要求を示すユーザ用表示装置2上の表
示としては、例えば、ダイアログ形式のユーザによる確
認終了を伴った表示方法などがある。
【0073】このように、ジャム対処後に、記録されて
いるジャム履歴(すなわちジャム場所,用紙の紙種,ジ
ャム発生日時)の外部補助記憶装置への保存要求をユー
ザ用表示装置に表示する場合には、コンピュータシステ
ムがダウンし、コンピュータ内部にあった印刷装置のジ
ャム履歴が消失したときにも、コンピュータシステムを
復旧させた後、外部記憶装置へ保存したジャム履歴を再
びコンピュータシステムに入力することで、ジャム履歴
の復旧が図れる。
【0074】第7の実施形態 また、本発明の第7の実施形態は、第5の実施形態にお
いて、前記記録されているジャム発生位置のうち最多頻
度のジャム発生位置を、ユーザ用表示装置2に表示され
る図的表現中に強調表示するようになっている。すなわ
ち、第7の実施形態は、前記記録されているジャム発生
位置のうち最多頻度のジャム発生位置を、ユーザ用表示
装置2に表示される図的表現中に強調表示する印刷状態
ユーザインタフェースを提供するものである。図16に
は、ユーザ用表示装置2上に表示される印刷前の最多頻
度ジャム履歴付き正常用紙搬送図的表現230が示され
ている。
【0075】図16の最多頻度ジャム履歴付き正常用紙
搬送図的表現230では、図14のジャム履歴を元に、
正常用紙搬送経路220上に、最多頻度のジャムした履
歴を持つ場所を、最多頻度ジャム発生位置231として
強調表示するようになっている。なお、図16の最多頻
度ジャム履歴付き正常用紙搬送図的表現230には、最
多頻度ジャム発生位置を強調した履歴表現232も示さ
れている。
【0076】このように、図13に示す正常用紙搬送図
的表現表示処理218として、最多頻度ジャム履歴付き
正常用紙搬送図的表現230がユーザ用表示装置2上に
表示される場合、ユーザは、出力202に先立って、印
刷装置3で既に発生しているジャム履歴を確認すると共
に、特に、最多頻度ジャム発生位置231を、例えば、
ジャムが最も高い確率で発生する箇所であるといった、
積極的なジャム対処に通じる印象を持ちながら、確認す
ることができる。さらに、正常用紙搬送経路220をよ
り一層深く認識し記憶することができる。この後、出力
202がなされる最中、万一ジャムが発生した場合、こ
のジャムの対処中に、図7のジャム発生図的表現12が
実際とは異なり、位置や形状にずれが生じていても、正
常用紙搬送経路220をより鮮明に記憶していることに
より、上記ずれを予測あるいは類推することが可能であ
り、従って、状況に応じた適切な力及び方向で用紙を引
張り、その際、周囲の機器への接触に伴った機器損傷を
回避しながら、ジャムの対処を行なうことができる。
【0077】また、ユーザは、最多頻度ジャム履歴付き
正常用紙搬送図的表現230を参照することで、例え
ば、同様の印刷条件でも異なった用紙トレイからの搬送
が可能であるならば、より最近のジャム履歴がない用紙
トレイを選択するといった、予めジャム回避を念頭にし
た印刷条件を選択することができる。また、ジャム履歴
によって、印刷装置3の保守や点検において印刷装置3
の内部機器の交換目安を与えることができる。
【0078】第8の実施形態 また、本発明の第8の実施形態は、ユーザ用表示装置2
に、前記最多頻度のジャム発生位置まで前記用紙搬送経
路を前記用紙が搬送される動画を表示するようになって
いる。すなわち、第8の実施形態は、前記最多頻度のジ
ャム発生位置まで前記用紙搬送経路を前記用紙が搬送さ
れる動画を表示する印刷状態ユーザインタフェースを提
供するものである。図17には、ユーザ用表示装置2上
に表示される印刷前の最多頻度ジャム発生位置までの用
紙搬送動画図的表現233が示されている。
【0079】すなわち、図17の例では、図14のジャ
ム履歴を元に、正常用紙搬送経路220上で最多頻度の
ジャム発生位置まで用紙が搬送する動画図的表現を含む
最多頻度ジャム発生位置までの用紙搬送動画図的表現2
33を表示するようになっている。
【0080】なお、図17に示す最多頻度ジャム発生位
置までの用紙搬送動画図的表現233には、正常用紙搬
送経路220と共に、動的段階的にジャム発生位置まで
搬送される用紙が矢印表示222で示されているが、表
示としては図17に示すような矢印表示222に限ら
ず、任意の表示表現を用いることができる。
【0081】このように、図13に示す正常用紙搬送図
的表現表示処理218に含まれる表示として、正常搬送
図的表現とは別に最多頻度ジャム発生位置までの用紙搬
送動画図的表現233が表示され、ユーザ用表示装置2
上に正常搬送経路220上を最多頻度ジャム発生位置ま
で用紙を動的に搬送する段階表示としての矢印表示22
2がなされる場合、ユーザは、出力202に先立って、
最多頻度ジャム発生位置までの用紙搬送動画図的表現2
33により、最多頻度ジャム発生位置を意識し、確認す
ることができる。また、これと同時に、ユーザは、正常
用紙搬送経路220をより一層深く認識し記憶すること
ができる。
【0082】また、ユーザは、最多頻度ジャム発生位置
までの用紙搬送動画図的表現233を参照することで、
例えば、同様の印刷条件でも異なった用紙トレイからの
搬送が可能であるならば、より最近のジャム履歴がない
用紙トレイを選択するといった、予めジャム回避を念頭
にした印刷条件を選択することができる。また、ジャム
履歴によって、印刷装置3の保守や点検において印刷装
置3の内部機器の交換目安を与えることができる。
【0083】第9の実施形態 また、本発明の第9の実施形態は、第7または第8の実
施形態において、ユーザ用表示装置2には、前記最多頻
度のジャム発生位置におけるジャム対処方法が表示され
るようになっている。すなわち、第9の実施形態は、ユ
ーザ用表示装置2に、前記最多頻度のジャム発生位置に
おけるジャム対処方法を表示する印刷状態ユーザインタ
フェースを提供するものである。
【0084】図18には、図17に示す最多頻度ジャム
場所までの用紙搬送動画図的表現233に、最多頻度ジ
ャム発生位置におけるジャム対処方法である最多頻度ジ
ャム対処方法234が追加されて表示されている。
【0085】このように、図13に示す正常用紙搬送図
的表現表示処理218に含まれる表示として、正常搬送
図的表現とは別に最多頻度ジャム発生位置までの用紙搬
送動画図的表現233とそのジャム発生位置における最
多頻度ジャム対処方法234とが表示される場合、ユー
ザは、出力202に先立って、最多頻度ジャム場所にお
ける最多頻度ジャム対処方法234を知り、その場所で
万一ジャムが発生した場合の対処方法を取得することが
できる。また、これと同時に、ユーザは、正常用紙搬送
経路220をより一層深く認識し記憶することができ
る。
【0086】この後、出力202がなされる最中、万一
ジャムが発生した場合、このジャムの対処中に、図7の
ジャム発生図的表現12が実際とは異なり、位置や形状
にずれが生じていても、正常用紙搬送経路220をより
鮮明に記憶していることにより、上記ずれを予測あるい
は類推することが可能であり、従って、状況に応じた適
切な力及び方向で用紙を引張り、その際、周囲の機器へ
の接触に伴った機器損傷を回避しながら、ジャムの対処
を行なうことができる。
【0087】また、ユーザは、最多頻度ジャム発生位置
までの動画図的表現233及び対処方法表示234を参
照することで、例えば、同様の印刷条件でも異なった用
紙トレイからの搬送が可能であるならば、より最近のジ
ャム履歴がない用紙トレイを選択するといった、予めジ
ャム回避を念頭にした印刷条件を選択することができ
る。また、ジャム履歴によって、印刷装置の保守や点検
において印刷装置3の内部機器の交換目安を与えること
ができる。
【0088】第10の実施形態 図19は本発明の第10の実施形態(本発明に係るネッ
トワークシステムの構成例)を示す図である。図19を
参照すると、このネットワークシステムは、ネットワー
ク238にクライアント239が接続されている。ま
た、ネットワーク238には、サーバー237が接続さ
れ、サーバー237には、印刷装置235と、スプーラ
236とが接続されている。
【0089】ここで、サーバー237は、第1乃至第9
の実施形態のうちのいずれかの実施形態の印刷状態ユー
ザインタフェースを具備しているとし、サーバー237
は、複数の印刷装置235,スプーラ236を管理する
ようになっている。なお、図19の例では、1つのサー
バー237に対し、2つの印刷装置235が設けられて
いるが、印刷装置235は、1つであっても良いし、ま
た、より多くの印刷装置235が設けられても良い。
【0090】図19のネットワークシステムでは、1つ
の印刷装置235に対し、第1乃至第9の実施形態のい
ずれかの実施形態の印刷状態ユーザインタフェースをサ
ーバー237が有するので、クライアント239は、前
述したような印刷状態ユーザインタフェースを利用する
際、自ら印刷状態ユーザインタフェースを保有する必要
がなく、同時に印刷状態ユーザインタフェースを保有す
ることによる資源消費もなく、サーバー237が管理す
る印刷状態ユーザインタフェースを利用することができ
る。
【0091】第11の実施形態 また、図20は本発明の第11の実施形態(本発明に係
るネットワークシステムの他の構成例)を示す図であ
る。
【0092】図20の構成例では、図19の構成例に加
えて、さらに、ネットワーク238に印刷装置保守部
(例えば印刷装置保守会社)241が接続されている。
ここで、印刷装置保守部241は、サーバー237によ
ってネットワーク238を介して管理されるようになっ
ている。
【0093】図20の構成では、サーバー237は、印
刷装置235の状態に応じて、印刷装置235の状態
を、定期的にあるいは不定期的に、印刷装置保守部24
1へ通信するようになっている。例えば、サーバー23
7は、図14に示すジャム履歴を、印刷装置保守部24
1へ印刷装置235の状態情報として送信することで、
印刷装置保守部241では、印刷装置235の保守を行
なうことができる。あるいは、印刷装置235におい
て、ジャムが頻繁に発生した場合、サーバー237は、
保守部品等の交換あるいは故障に関する問い合わせを印
刷装置保守部241に、迅速に行なうことができる。
【0094】第12の実施形態 本発明の第12の実施形態は、図1,図2に示したよう
なユーザ用コンピュータ1とユーザ用表示装置2と印刷
装置3とを有するコンピュータシステムにおいて、ユー
ザ用表示装置2には、印刷装置3の状態が図的表現にて
表示されるようになっており、印刷装置3でのジャム発
生時に、印刷装置3の表示装置4には、ユーザ用表示装
置2上に表示されるジャム発生とその発生位置及び対処
方法の図的表現と同一の図的表現が表示されるようにな
っている。
【0095】図21は本発明によるジャム発生後の処理
流れの一例を示すフローチャートである。本発明の第1
2の実施形態によれば、印刷装置3でジャムが発生する
と、図21に示すジャム発生時のフローチャートに従っ
て、ジャム発生時処理10がなされる。ここで、ジャム
発生時処理10では、ユーザ用表示装置2上への出力処
理11(図7に示す図的表現12(ジャム発生とその発
生位置及び対処方法の図的表現12)をユーザ用表示装
置2上へ表示させる処理)と並行して、印刷装置3の表
示装置4に、ジャム発生とその発生位置及び対処方法の
図的表現12と同一の図的表現を表示させる処理15
(すなわち、印刷装置3の表示装置4上への出力処理1
5)がなされる。
【0096】印刷装置3の表示装置4上への出力処理1
5としては、例えば、印刷装置3の制御用コントローラ
6内のROM101にジャム発生とその発生位置及び対
処方法の図的表現12と同一の図的表現の画像情報を予
め保持しておき、ROM101に予め保持されているジ
ャム発生とその発生位置及び対処方法の図的表現12と
同一の図的表現の画像情報を、制御用コントローラ6が
システムバス8を介して印刷装置3の表示装置4に表示
させても良いし、あるいは、ユーザ用コンピュータ1の
オペレーティングシステムに予め保持されシステムバス
8を介して制御用コントローラ6のRAM102へ送ら
れる前記ジャム発生とその発生位置及び対処方法の図的
表現12と同一の図的表現の画像情報を、制御用コント
ローラ6がシステムバス8を介して印刷装置3の表示装
置4に表示させても良い。
【0097】このような構成のコンピュータシステムで
は、印刷装置3にてジャムが発生した時、ユーザ用表示
装置2には、ジャム発生とその発生位置及び対処方法の
図的表現12が表示され、ユーザはまずジャム発生とそ
の発生位置及び対処方法の図的表現12をユーザ用表示
装置2上で参照し、印刷装置3におけるジャム発生とそ
の発生位置及び対処方法を知る。この後、ユーザは、仮
に印刷装置3がユーザ用表示装置2から離れて設置され
ている場合にも、印刷装置3の表示装置4上に図22に
示すように表示されるジャム発生とその発生位置及び対
処方法の図的表現16(先程、ユーザ用表示装置2上で
参照したジャム発生とその発生位置及び対処方法の図的
表現12と同一の図的表現16)を参照することで、ジ
ャム発生位置及び対処方法を再認識し、かつジャム発生
とその発生位置及び対処方法の図的表現12と同一の図
的表現をリアルタイムで確認しながらジャム対処に臨む
ことができ、速やかでかつ誤りのないジャム対処を実施
することが可能となる。
【0098】換言すれば、本発明の第12の実施形態で
は、印刷装置3の表示装置4上への出力処理15を、印
刷装置3の制御用コントローラ6によって管理するよう
になっている。すなわち、印刷装置3の表示装置4上へ
の出力処理15として、前述したように、例えば、印刷
装置3の制御用コントローラ6内のROM101に予め
保持されているジャム発生とその発生位置及び対処方法
の図的表現12と同一の図的表現の画像情報を、制御用
コントローラ6がシステムバス8を介して印刷装置3の
表示装置4に表示させることができる。
【0099】なお、印刷装置3の表示装置4の解像度は
例えばフルマトリクス640*480以上が望ましく、
この場合、ユーザはジャム発生とその発生位置及び対処
方法の図的表現を高精細に参照できるが、これ以下の解
像度、例えばフルマトリクス160*112あるいは3
20*240であっても、ジャム発生とその発生位置及
び対処方法の図的表現を視認することは可能である。以
下の例では、解像度がフルマトリクス320*240程
度の印刷装置3の表示装置4を採用するものとする。
【0100】本発明の第12の実施形態によれば、印刷
装置3にてジャムが発生すると、印刷装置3の制御用コ
ントローラ6は、ユーザ用表示装置2に表示されるジャ
ム発生とその発生位置及び対処方法の図的表現12と同
一の図的表現を、システムバス8を介して印刷装置3の
表示装置4に対し、図22に示すように図的表現16と
して表示する。
【0101】一方、ユーザは、まず、ユーザ用表示装置
2上でジャム発生とその発生位置及び対処方法の図的表
現12を参照し、視覚的にジャムの発生とその発生位置
及び対処方法の大まかを確認し、この後、ユーザ用表示
装置2より離れて設置されている可能性のある印刷装置
3でジャム対処を実施するとき、ユーザは印刷装置3の
表示装置4上の図的表現16(ジャム発生とその発生位
置及び対処方法のユーザ用表示装置2における図的表現
と同一の図的表現16)を参照することで、ジャム発生
位置及び対処方法を再認識し、かつこれをリアルタイム
で参照しながらジャム対処に臨むことができ、速やかで
かつ誤りのないジャム対処を実施することが可能とな
る。
【0102】第13の実施形態 また、本発明の第13の実施形態では、上記第12の実
施形態において、印刷装置3の表示装置4に、ジャム発
生とその発生位置及び対処方法のユーザ用表示装置2に
おける図的表現と同一の図的表現16を表示するととも
に、ジャムを発生させたユーザの認証を追加表示するよ
うになっている。
【0103】すなわち、第13の実施形態では、印刷装
置3の表示装置4上への出力処理15において、印刷装
置3の制御用コントローラ6は、ジャム発生と同時に、
システムバス8を介して印刷装置3の表示装置4上にジ
ャム発生とその発生位置及び対処方法の図的表現12と
同一の図的表現16を表示するとともに、図23に示す
ようなユーザ認証17を図24に示すように表示するよ
うになっている。
【0104】ここで、ユーザ認証17は、予めジャムし
た印刷ジョブの発行者をRAM102に保持し、また、
表示用の視覚的情報を予めROM101に記憶させてお
くことで、制御用コントローラ6により印刷装置3の表
示装置4に表示させることができる。
【0105】このような構成では、印刷装置3にてジャ
ムが発生した時、印刷装置3でジャム対処を実施するユ
ーザは、印刷装置3の表示装置4上でユーザ認証17の
表示を参照することができる。これにより、ユーザは、
目の前のジャムが、自らが関与しているジャムであるこ
とを確認しながらジャム対処に臨むことができ、この
後、前述したように、ユーザは印刷装置3の表示装置4
上の図的表現16(ジャム発生とその発生位置及び対処
方法のユーザ用表示装置2における図的表現と同一の図
的表現16)を参照することで、ジャム発生位置及び対
処方法を再認識し、かつこれをリアルタイムで参照しな
がらジャム対処に臨むことができ、速やかでかつ誤りの
ないジャム対処を実施することが可能となる。
【0106】第14の実施形態 また、本発明の第14の実施形態では、上記第12の実
施形態において、印刷装置3の表示装置4に、ジャム発
生とその発生位置及び対処方法のユーザ用表示装置2に
おける図的表現と同一の図的表現16を表示するととも
に、ジャムが発生した時刻を追加表示するようになって
いる。
【0107】すなわち、第14の実施形態では、印刷装
置3の表示装置4上への出力処理15において、印刷装
置3の制御用コントローラ6は、ジャム発生と同時に、
システムバス8を介して印刷装置3の表示装置4上にジ
ャム発生とその発生位置及び対処方法の図的表現12と
同一の図的表現16を表示するとともに、図25に示す
ようなジャム発生日時18を図26に示すように表示す
るようになっている。
【0108】ここで、ジャム発生日時18は、予めジャ
ムした印刷ジョブの発行日時をRAM102に保持し、
また、表示用の視覚的情報を予めROM101に記憶さ
せておくことで、制御用コントローラ6により印刷装置
3の表示装置4に表示させることができる。
【0109】このような構成では、印刷装置3にてジャ
ムが発生した時、印刷装置3でジャム対処を実施するユ
ーザは、印刷装置3の表示装置4上でジャム発生日時1
8の表示を参照することができる。これにより、ユーザ
は、目の前のジャムの発生日時が自らのジャムした発生
日時であることを確認しながらジャム対処に臨むことが
でき、この後、前述したように、ユーザは印刷装置3の
表示装置4上の図的表現16(ジャム発生とその発生位
置及び対処方法のユーザ用表示装置2における図的表現
と同一の図的表現16)を参照することで、ジャム発生
位置及び対処方法を再認識し、かつこれをリアルタイム
で参照しながらジャム対処に臨むことができ、速やかで
かつ誤りのないジャム対処を実施することが可能とな
る。
【0110】第15の実施形態 また、本発明の第15の実施形態では、図1,図2のコ
ンピュータシステムにおいて、印刷装置3には、ジャム
発生とその発生位置及び対処方法を音声表現で出力する
音声出力手段がさらに設けられている。図27はこのよ
うなコンピュータシステムの構成例を示す図である。ま
た、図28は、ユーザ用コンピュータ1と印刷装置3の
システム構成例を示す図である。図27,図28を参照
すると、この印刷装置3は、図1,図2の構成におい
て、音声出力手段20がさらに設けられたものとなって
いる。
【0111】図27,図28の構成では、印刷装置3で
ジャムが発生すると、図29に示すジャム発生時のフロ
ーチャートに従って、ジャム発生時処理10がなされ
る。ここで、ジャム発生時処理10では、ユーザ用表示
装置2上への出力処理11(図7に示す図的表現12
(ジャム発生とその発生位置及び対処方法の図的表現1
2)をユーザ用表示装置2上へ表示させる処理)と並行
して、印刷装置3の表示装置4に、ジャム発生とその発
生位置及び対処方法の図的表現12と同一の図的表現を
表示させる処理15(すなわち、印刷装置3の表示装置
4上への出力処理15)がなされ、さらに、印刷装置3
の表示装置4上への出力処理15と並行して、印刷装置
3の音声出力手段20上への音声出力処理19がなされ
る。
【0112】音声出力手段20としては、例えば印刷装
置3内に予め設けられているスピーカーであっても良い
し、あるいは、印刷装置3の外部に設けられているスピ
ーカーであっても良い。なお、図27の例では、音声出
力手段20は、印刷装置3の外部に設けられたスピーカ
ーとして構成されている。
【0113】また、印刷装置3の音声出力手段20上へ
の音声出力処理19としては、ジャムが発生したとき
に、例えばROM101に予め記憶されているジャム発
生とその発生位置及び対処方法の音声表現を制御用コン
トローラ6によってシステムバス8を介して音声出力手
段20から出力させても良いし、あるいは、ユーザ用コ
ンピュータ1のオペレーティングシステムが有している
前記音声表現を、システムバス8を介して音声出力手段
20から出力させても良い。
【0114】このような構成では、印刷装置3にてジャ
ムが発生した時、印刷装置3でジャム対処を実施するユ
ーザは、音声出力手段20によりジャム発生とその発生
位置及び対処方法の音声表現を聞くことができる。これ
により、ユーザは、ジャム発生とその発生位置及び対処
方法を一層確実に把握してジャム対処に臨むことがで
き、この後、ユーザは印刷装置3の表示装置4上の図的
表現16(ジャム発生とその発生位置及び対処方法のユ
ーザ用表示装置2における図的表現と同一の図的表現1
6)を参照することで、ジャム発生位置及び対処方法を
再認識し、かつこれをリアルタイムで参照しながらジャ
ム対処に臨むことができ、速やかでかつ誤りのないジャ
ム対処を実施することが可能となる。
【0115】第16の実施形態 また、図30は本発明の第16の実施形態(本発明に係
るネットワークシステムの構成例)を示す図である。図
30を参照すると、このネットワークシステムは、ネッ
トワーク22に、クライアント端末23と、印刷装置サ
ーバー21とが接続され、印刷装置サーバー21には、
印刷装置3が接続されている。ここで、前述したユーザ
用コンピュータ1及びユーザ用表示装置2の構成を1つ
のクライアント端末23としている。
【0116】また、図31は図30のネットワークシス
テムにおける印刷装置3と印刷装置サーバー21の構成
例を示す図である。図31を参照すると、印刷装置サー
バー21には、表示装置(印刷装置サーバー用表示装
置)26が備わっている。
【0117】また、図32は図30のネットワークシス
テムにおける印刷装置3および印刷装置サーバー21の
システム構成例を示す図である。図32を参照すると、
この印刷装置3は、図2の構成において、ネットワーク
インタフェース25がさらに設けられたものとなってい
る。すなわち、印刷装置3は、ネットワークインタフェ
ース25を介して印刷装置サーバー21に接続されてい
る。
【0118】また、図33は印刷装置サーバー21の構
成例を示す図である。図33を参照すると、印刷装置サ
ーバー21は、中央演算装置28と、RAM29と、R
OM30と、固定記憶装置(記録媒体)31と、ネット
ワークインタフェース27とが、システムバス32に接
続されて構成されている。ここで、固定記憶装置(記録
媒体)31には、印刷装置サーバー21の表示装置であ
る印刷装置サーバー用表示装置26上に表示する前記印
刷装置サーバー21のオペレーティングシステムが保持
されるようになっている。
【0119】このようなネットワークシステムでは、印
刷装置3でジャムが発生すると、図34に示すジャム発
生時のフローチャートに従って、ジャム発生時処理10
がなされる。ここで、ジャム発生時処理10では、ユー
ザ用表示装置2上への出力処理11(図7に示す図的表
現12(ジャム発生とその発生位置及び対処方法の図的
表現12)をユーザ用表示装置2上へ表示させる処理)
と並行して、印刷装置3の表示装置4に、ジャム発生と
その発生位置及び対処方法の図的表現12と同一の図的
表現を表示させる処理15(すなわち、印刷装置3の表
示装置4上への出力処理15)がなされ、さらに、印刷
装置3の表示装置4上への出力装置15と並行して、図
7に示すようなジャム発生とその発生位置及び対処方法
の図的表現12と同一の図的表現を印刷装置サーバー2
1の表示装置26に表示する出力処理24がなされる。
【0120】印刷装置サーバー用表示装置26への出力
処理24は、例えば、印刷装置サーバー21のオペレー
ティングシステムに図7に示すようなジャム発生とその
発生位置及び対処方法の図的表現12と同一の図的表現
を予め保持させておき、ネットワーク22を介して印刷
装置3の制御用コントローラ6より送られるジャム発生
のタンミングとジャム発生位置及び対処方法に該当する
前記同一の図的表現を印刷装置サーバー用表示装置26
に表示させることによりなされる。すなわち、印刷装置
サーバー用表示装置26への出力処理24は、印刷装置
サーバー21のオペレーティングシステムが、印刷装置
3の制御用コントローラ6よりジャム発生とその発生位
置を取得し、印刷装置サーバー21のオペレーティング
システムが予め有するジャム発生とその発生位置及び対
処方法の図的表現12と同一の図的表現を、印刷装置サ
ーバー用表示装置26上に表示することによってなされ
る。
【0121】このような構成では、印刷装置3にてジャ
ムが発生した時、印刷装置3でジャム対処を実施するユ
ーザは、通常、印刷装置3が印刷装置サーバー21と隣
接して設置させることが多いことから、印刷装置サーバ
ー21の表示装置である印刷装置サーバー用表示装置2
6上に表示されるジャム発生とその発生位置及び対処方
法の図的表現12と同一の図的表現(通常、印刷装置3
の表示装置4よりも高解像度の印刷装置サーバー用表示
装置26であるゆえの鮮明なジャム発生とその発生位置
及び対処方法の図的表現12と同一の図的表現)を参照
することで、ジャム発生とその発生位置及び対処方法を
一層明確に把握してジャム対処に臨むことができ、この
後、ユーザは印刷装置3の表示装置4上の図的表現16
(ジャム発生とその発生位置及び対処方法のユーザ用表
示装置2における図的表現と同一の図的表現16)を参
照することで、ジャム発生位置及び対処方法を再認識
し、かつこれをリアルタイムで参照しながらジャム対処
に臨むことができ、速やかでかつ誤りのないジャム対処
を実施することが可能となる。
【0122】第17の実施形態 また、本発明の第17の実施形態は、第16の実施形態
のネットワークシステムにおいて、印刷装置サーバー2
1は、ジャム履歴を保持しており、ジャム時には、ジャ
ム履歴を印刷装置サーバー用表示装置26に表示するよ
うになっている。図35には、ジャム履歴表の一例が示
されており、図35の例では、ジャム履歴表は、ジャム
場所(ジャム検知センサ番号),紙種,ジャム発生日時
から構成されている。
【0123】すなわち、第17の実施形態では、印刷装
置3で発生するジャムに関してジャム場所,紙種,ジャ
ム発生日時を蓄積して図35に示すようなジャム場所,
紙種,ジャム発生日時から構成されるジャム履歴表を構
築し、図34に示すフローチャートにおける印刷装置サ
ーバー用表示装置26への出力処理24の中で、印刷装
置サーバー用表示装置26に図36に示すようなジャム
履歴表示表現33を表示するようになっている。
【0124】図35に示すジャム履歴表は、例えば印刷
装置サーバー21のオペレーティングシステムが、ジャ
ム発生とその発生位置及び対処方法に関するテキスト情
報を、ジャム発生毎に印刷装置サーバー21の固定記憶
装置(記録媒体)31に保存するか、あるいは外部補助
記憶装置(たとえばフロッピー(登録商標)ディスクや
光磁気ディスク)などに保存することで蓄積され、この
ジャム履歴表に基づき、印刷装置サーバー21のオペレ
ーティングシステムが、印刷装置サーバー用表示装置2
6に、図7に示すジャム発生とその発生位置及び対処方
法の図的表現12とともに、図36に示すジャム履歴表
示表現33を表示する。
【0125】このような構成では、印刷装置3にてジャ
ムが発生した時、印刷装置3でジャム対処を実施するユ
ーザは、印刷装置サーバー用表示装置26上で、目の前
のジャムを含めた図36に示すジャム履歴表示表現33
を参照することができる。これにより、ユーザは、例え
ば直面したジャムケースの頻度を知ることで、このジャ
ム用紙の除去ならびに次回の印刷条件設定において有効
な情報として得ながらジャム対処に臨むことができ、こ
の後、ユーザは印刷装置3の表示装置4上の図的表現1
6(ジャム発生とその発生位置及び対処方法のユーザ用
表示装置2における図的表現と同一の図的表現16)を
参照することで、ジャム発生位置及び対処方法を再認識
し、かつこれをリアルタイムで参照しながらジャム対処
に臨むことができ、速やかでかつ誤りのないジャム対処
を実施することが可能となる。
【0126】第18の実施形態 また、本発明の第18の実施形態は、上記第17の実施
形態のネットワークシステムにおいて、印刷装置サーバ
ー21は、ジャム履歴を印刷装置サーバー用表示装置2
6に定期的に表示するようになっている。より具体的
に、例えば印刷装置サーバー21のオペレーティングシ
ステムが蓄積する図35に示したジャム履歴表を元に、
ジャム発生時とは無関係に、たとえば印刷装置3の供給
元の管理会社あるいは印刷装置サーバー21の管理者が
予め設定しておく期間毎に、図37に示すジャム履歴表
示表現(ジャム履歴定期表示表現)34を作成し、この
ジャム履歴表示表現34を印刷装置サーバー用表示装置
26上に表示させるようになっている。
【0127】なお、印刷装置サーバー用表示装置26に
は、ジャム履歴表に基づいて作成される図37のジャム
履歴表示表現34を、ジャム発生とその発生位置及び対
処方法の図的表現12と共に表示することももちろんで
きる。
【0128】この場合には、印刷装置サーバー用表示装
置26に定期的に表示されるジャム履歴表示表現34を
印刷装置サーバー21の管理者あるいは一般のユーザが
参照して、印刷装置3の保守点検のために有効となる情
報を得ることができ、これに基づき、印刷装置3の保守
点検を実施し、印刷装置3で発生するジャムを予め回避
するなどの措置を施すことができる。
【0129】上述した第1乃至第9の実施形態の処理機
能(印刷装置による印刷に先立って、前記印刷装置内部
の用紙搬送経路を少なくとも含む図的表現をユーザ用表
示装置に表示する処理機能)は、例えばソフトウェアパ
ッケージ(具体的には、CD−ROM等の情報記録媒体)
の形で提供することができる。
【0130】また、第10,第11の実施形態の処理機
能(印刷装置による印刷に先立って、前記印刷装置内部
の用紙搬送経路を少なくとも含む図的表現をサーバーの
表示装置に表示する処理機能)も、例えばソフトウェア
パッケージ(具体的には、CD−ROM等の情報記録媒
体)の形で提供することができる。
【0131】また、第12乃至第15の実施形態の処理
機能(ユーザ用表示装置に、印刷装置の状態が図的表現
にて表示される場合において、印刷装置でのジャム発生
時に、印刷装置の表示装置に、前記ユーザ用表示装置上
に表示されるジャム発生とその発生位置及び対処方法の
図的表現と同一の図的表現を表示する処理機能)も、例
えばソフトウェアパッケージ(具体的には、CD−RO
M等の情報記録媒体)の形で提供することができる。
【0132】また、第16乃至第18の実施形態の処理
機能(ユーザ用表示装置に、印刷装置の状態が図的表現
にて表示される場合において、印刷装置でのジャム発生
時に、印刷装置サーバーの表示装置に、前記ユーザ用表
示装置上に表示されるジャム発生とその発生位置及び対
処方法の図的表現と同一の図的表現を表示する処理機
能)も、例えばソフトウェアパッケージ(具体的には、
CD−ROM等の情報記録媒体)の形で提供することが
できる。
【0133】換言すれば、第1乃至第9の実施形態の処
理機能、または、第10乃至第11の実施形態の処理機
能、または、第12乃至第15の実施形態の処理機能、
または、第16乃至第18の実施形態の処理機能は、汎
用の計算機システムにCD−ROM等の情報記録媒体に
記録されたプログラムを読み込ませて、この汎用計算機
システムのマイクロプロセッサに、第1乃至第9の実施
形態の処理機能、または、第10乃至第11の実施形態
の処理機能、または、第12乃至第15の実施形態の処
理機能、または、第16乃至第18の実施形態の処理機
能を実行させる装置構成においても実施することが可能
である。この場合、第1乃至第9の実施形態の処理機
能、または、第10乃至第11の実施形態の処理機能、
または、第12乃至第15の実施形態の処理機能、また
は、第16乃至第18の実施形態の処理機能を実行する
ためのプログラム(すなわち、ハードウェアシステムで
用いられるプログラム)は、媒体に記録された状態で提
供される。
【0134】プログラムなどが記録される情報記録媒体
としては、CD−ROMに限られるものではなく、RO
M,RAM,フレキシブルディスク,メモリカード等が
用いられても良い。媒体に記録されたプログラムは、ハ
ードウェアシステムに組み込まれている記憶装置、例え
ばハードディスク装置にインストールされることによ
り、このプログラムを実行して、第1乃至第9の実施形
態の処理機能、または、第10乃至第11の実施形態の
処理機能、または、第12乃至第15の実施形態の処理
機能、または、第16乃至第18の実施形態の処理機能
を実現することができる。
【0135】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項11記載の発明によれば、ユーザ用コンピュータと
ユーザ用表示装置と印刷装置とを有するコンピュータシ
ステムにおいて、ユーザ用コンピュータは、印刷装置に
よる印刷に先立って、前記印刷装置内部の用紙搬送経路
を少なくとも含む図的表現をユーザ用表示装置に表示す
るようになっているので、ユーザーに用紙搬送経路の印
象を十分に持たせることが可能となり、これにより、用
紙ジャムが発生した場合、ユーザ用表示装置上に表示さ
れるジャム発生位置に示される用紙が、実際のジャム用
紙とは位置や形状の相違が生じても、ユーザーに、この
相違を予測あるいは類推させることができ、実際のジャ
ム用紙の状況に応じた用紙取り出し時の力配分および方
向で、実際のジャム用紙の折れあるいは破損を回避し、
また印刷装置の内部機器の損傷を回避して、円滑にかつ
柔軟にジャムへの対処を行なうことができる。
【0136】特に、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載のコンピュータシステムにおいて、前記ユーザ
用表示装置には、前記用紙搬送経路を用紙が搬送する動
画を表示するようになっいるので、用紙搬送経路に関す
る情報量がより多くなり、ユーザーは、用紙搬送経路を
より鮮明に記憶することができる。
【0137】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載のコンピュータシステムにおいて、前記ユーザ
用表示装置に表示される前記印刷装置の表示縮尺と、前
記ユーザ用表示装置に表示される前記用紙の表示縮尺と
が一致するように、ユーザ用表示装置への表示を行なう
ので(すなわち、用紙が正常に搬送する動画図的表現に
おいて、用紙寸法が表示装置上の印刷装置と同縮尺とな
るため)、ユーザーは、用紙寸法を感覚で捉えながら、
正常用紙搬送経路220をより一層鮮明に記憶すること
ができる。
【0138】また、請求項4記載の発明によれば、印刷
装置で発生したジャム履歴が残るので、これにより、ユ
ーザーは、所望の時にジャム履歴を閲覧することが可能
になる。また、ユーザーの印刷ニーズに合致すれば、最
近のジャム履歴を有しない用紙トレイからの印刷を選択
するなど、予めジャム回避を念頭においた運用が図れ
る。また、ジャムに関し記録される履歴は、印刷装置の
保守や点検の点で有用な情報となる。
【0139】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項4記載のコンピュータシステムにおいて、請求項4記
載のコンピュータシステムにおいて、前記ユーザ用コン
ピュータは、前記記録されているジャム発生位置,用紙
の紙種,ジャム発生日時を前記ユーザ用表示装置に表示
するようになっているので、印刷前に既にあるジャム履
歴を確認することができる。
【0140】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項4または請求項5記載のコンピュータシステムにおい
て、前記ユーザ用コンピュータは、ジャム対処後に、前
記記録されているジャム発生位置,用紙の紙種,ジャム
発生日時の外部補助記憶装置への保存要求を前記ユーザ
用表示装置に表示するようになっているので、ジャム履
歴に対し予めバックアップを取る体制が整い、コンピュ
ータシステムがダウンしても、ジャム履歴を継続させる
ことが可能になる。
【0141】また、請求項7記載の発明によれば、請求
項5記載のコンピュータシステムにおいて、前記ユーザ
用コンピュータは、前記記録されているジャム発生位置
のうち最多頻度のジャム発生位置を前記ユーザ用表示装
置に表示される前記図的表現中に強調表示するようにな
っているので、ユーザーは、印刷前に、最多頻度のジャ
ム発生位置の情報を確認できる。
【0142】また、請求項8記載の発明によれば、請求
項7記載のコンピュータシステムにおいて、前記ユーザ
用コンピュータは、前記ユーザ用表示装置に、前記用紙
が前記用紙搬送経路を前記最多頻度のジャム発生位置ま
で搬送される動画を表示するようになっているので、ユ
ーザーは、最多頻度のジャム発生位置まで用紙が搬送さ
れていく様子を確認することができる。
【0143】また、請求項9記載の発明によれば、請求
項7または請求項8記載のコンピュータシステムにおい
て、前記ユーザ用コンピュータは、前記ユーザ用表示装
置に、前記最多頻度のジャム発生位置におけるジャム対
処方法を表示するようになっているので、ユーザーは、
最多頻度のジャム発生位置に対するジャム対処方法を表
示装置上で確認することができる。
【0144】また、請求項12乃至請求項15記載の発
明によれば、ネットワークにクライアントが接続され、
また、ネットワークにはサーバーが接続され、サーバー
には印刷装置が接続されているネットワークシステムで
あって、前記サーバーは、印刷装置による印刷に先立っ
て、前記印刷装置内部の用紙搬送経路を少なくとも含む
図的表現を表示する機能を有しているので、ユーザー
は、本発明の印刷状態ユーザインタフェースを自らの資
源を使わずに、すなわち低資源で利用することができ
る。
【0145】特に、請求項13記載の発明によれば、請
求項12記載のネットワークシステムにおいて、前記ネ
ットワークには、印刷装置保守部がさらに接続されてお
り、前記印刷装置保守部は、前記サーバーによってネッ
トワークを介して管理されるようになっているので、印
刷装置を管理するサーバーは印刷装置保守部への通信手
段を確保することができて、定期保守を行なうことがで
き、また、頻繁なジャムの発生や故障等の印刷装置状態
に対し、迅速な対応が図れる。
【0146】また、請求項16乃至請求項21記載の発
明によれば、ユーザ用コンピュータとユーザ用表示装置
と印刷装置とを有するコンピュータシステムにおいて、
前記印刷装置は、表示装置を具備し、前記ユーザ用表示
装置には、前記印刷装置の状態が図的表現にて表示され
るようになつており、ジャム発生時に、前記印刷装置の
表示装置には、前記ユーザ用表示装置上に表示されるジ
ャム発生とその発生位置及び対処方法の図的表現と同一
の図的表現が表示されるようにおり(すなわち、、ユー
ザ用表示装置に表示される図的表現と同一の図的表現が
印刷装置の表示装置にも表示され)、ユーザは、ジャム
対処中にこの同一の図的表現を常に参照できるため、ユ
ーザは、ユーザ用表示装置に表示される図的表現を記憶
しておく必要がなくなり、速やかにかつ正しくジャム対
処を行なうことが可能となる。
【0147】特に、請求項17記載の発明によれば、印
刷装置の表示装置にジャムを発生させたユーザの認証が
表示されるので、ユーザは、目前のジャムがユーザ自ら
が関与したジャムであることを確認しながらジャム対処
を行うことができる。
【0148】また、請求項18記載の発明によれば、印
刷装置の表示装置にジャム発生時刻が表示されるので、
ユーザは、目前のジャムがユーザ自らが関与した時刻の
ジャムであることを確認しながら、ジャム対処を行うこ
とができる。
【0149】また、請求項19記載の発明によれば、印
刷装置の表示装置に表示されるジャム対処の視覚的情報
に加え、ジャム対処方法が音声出力されることにより、
ジャム対処方法がより一層明確になり、より確実なジャ
ム対処を行なうことができる。
【0150】また、請求項22乃至請求項26記載の発
明によれば、ネットワークに、クライアント端末と、印
刷装置サーバーとが接続され、クライアント端末は、ユ
ーザ用コンピュータとユーザ用表示装置とにより構成さ
れ、また、印刷装置サーバーには印刷装置が接続される
ネットワークシステムであって、前記印刷装置サーバー
は、表示装置を具備し、前記ユーザ用表示装置には、前
記印刷装置の状態が図的表現にて表示されるようになつ
ており、ジャム発生時に、前記印刷装置サーバーの表示
装置には、前記ユーザ用表示装置上に表示されるジャム
発生とその発生位置及び対処方法の図的表現と同一の図
的表現が表示されるようになっており、図的表現が、印
刷装置サーバーの表示装置に高解像度で表示されるた
め、ジャム対処方法がより明確になり、より確実なジャ
ム対処を行うことができる。
【0151】特に、請求項23記載の発明によれば、印
刷装置サーバーの表示装置にジャム履歴が表示されるの
で、ユーザは、目の前のジャムが有するジャム履歴を把
握でき、目の前のジャム用紙除去に関する有効な情報と
共に、次回の印刷時に低ジャム履歴を有する印刷条件を
選択するための情報を得ることができる。特に、後者
は、次回印刷時に、その直前にジャムを回避できる印刷
条件を選択することができる。
【0152】また、請求項24記載の発明によれば、印
刷装置サーバーの表示装置にジャム履歴が定期的に表示
されるので、印刷装置の保守を容易に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザ用コンピュータとユーザ用表示装置と印
刷装置とを備えたコンピュータシステムの構成例を示す
図である。
【図2】ユーザ用コンピュータと印刷装置のシステム構
成例を示す図である。
【図3】従来の印刷ジョブフローの最終段階図である。
【図4】実際に印刷装置に生じたジャムの概略図であ
る。
【図5】実際に印刷装置で行うジャム対処の概略図であ
る。
【図6】従来のジャム発生後の処理流れを示すフローチ
ャートである。
【図7】ユーザ用表示装置に表示されるジャム発生とそ
の発生位置及び対処方法の図的表現を示す図である。
【図8】印刷装置の制御用コントローラの構成例を示す
図である。
【図9】本発明の第1の実施形態による印刷ジョブフロ
ーの最終段階図である。
【図10】正常用紙搬送図的表現を示す図である。
【図11】正常用紙搬送動画図的表現を示す図である。
【図12】正常同縮尺用紙搬送動画図的表現を示す図で
ある。
【図13】印刷ジョブフローの最終段階図である。
【図14】ジャム履歴の一例を示す図である。
【図15】ジャム履歴付き正常用紙搬送図的表現を示す
図である。
【図16】最多頻度ジャム履歴付き正常用紙搬送図的表
現を示す図である。
【図17】最多頻度ジャム発生位置までの用紙搬送動画
図的表現を示す図である。
【図18】最多頻度ジャム場所までの用紙搬送動画図的
表現に、最多頻度ジャム発生位置におけるジャム対処方
法である最多頻度ジャム対処方法が追加されて表示され
ている状態を示す図である。
【図19】本発明に係るネットワークシステムの構成例
を示す図である。
【図20】本発明に係るネットワークシステムの他の構
成例を示す図である。
【図21】本発明によるジャム発生後の処理流れの一例
を示すフローチャートである。
【図22】印刷装置の表示装置に表示されるジャム発生
とその発生位置及び対処方法の図的表現を示す図であ
る。
【図23】ユーザ認証を示す図である。
【図24】印刷装置の表示装置に表示されるユーザ認証
を示す図である。
【図25】ジャム発生日時を示す図である。
【図26】印刷装置の表示装置に表示されるジャム発生
日時を示す図である。
【図27】本発明に係るコンピュータシステムの他の構
成例を示す図である。
【図28】図27の印刷装置のシステム構成例を示す図
である。
【図29】本発明よるジャム発生後の処理流れの一例を
示すフローチャートである。
【図30】本発明に係るネットワークシステムの他の構
成例を示す図である。
【図31】図30のネットワークシステムにおける印刷
装置と印刷装置サーバーの構成例を示す図である。
【図32】図30のネットワークシステムにおける印刷
装置および印刷装置サーバーのシステム構成例を示す図
である。
【図33】印刷装置サーバーの構成例を示す図である。
【図34】本発明によるジャム発生後の処理流れの一例
を示すフローチャートである。
【図35】ジャム履歴表の一例を示す図である。
【図36】ジャム履歴表示表現の一例を示す図である。
【図37】ジャム履歴定期表示表現の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ユーザ用コンピュータ 2 ユーザ用表示装置 3 印刷装置 4 印刷装置の表示装置 5 印刷装置の操作パネル 6 印刷装置の制御用コントローラ 7 印刷装置のエンジン 8 システムバス 238 ネットワーク 239 クライアント 237 サーバー 235 印刷装置 236 スプーラ 241 印刷装置保守部 17 ユーザ認証 18 ジャム発生日時 20 音声出力手段 21 印刷装置サーバー 22 ネットワーク 23 クライアント 25 ネットワークインターフェース 26 印刷装置サーバー用表示装置 27 ネットワークインターフェース 28 中央演算装置 29 RAM 30 ROM 31 固定記憶装置 32 システムバス 100 中央演算装置 101 ROM 102 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 CQ21 CQ34 CQ36 CQ42 CQ45 HH03 HJ10 HK07 HK11 HK19 HN05 HN15 HV09 HV33 HV34 HV35 5B021 AA01 EE02 NN20 5E501 AA06 AC15 AC16 BA03 BA05 BA07 CA08 DA17 FA08 FA14 FA15 FA32 FA42 FB04 FB44

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ用コンピュータとユーザ用表示装
    置と印刷装置とを有するコンピュータシステムにおい
    て、ユーザ用コンピュータは、印刷装置による印刷に先
    立って、前記印刷装置内部の用紙搬送経路を少なくとも
    含む図的表現をユーザ用表示装置に表示するようになっ
    ていることを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンピュータシステムに
    おいて、ユーザ用コンピュータは、前記用紙搬送経路を
    用紙が搬送する動画を前記ユーザ用表示装置に表示する
    ようになっていることを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンピュータシステムに
    おいて、ユーザ用コンピュータは、前記ユーザ用表示装
    置に表示される前記印刷装置の表示縮尺と、前記ユーザ
    用表示装置に表示される前記用紙の表示縮尺とが一致す
    るように、ユーザ用表示装置への表示を行なうことを特
    徴とするコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載のコンピュータシステムにおいて、前記ユーザ用コ
    ンピュータは、前記印刷装置にジャムが発生した時に、
    ジャム発生位置,用紙の紙種,ジャム発生日時を記録す
    るようになっていることを特徴とするコンピュータシス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のコンピュータシステムに
    おいて、前記ユーザ用コンピュータは、前記記録されて
    いるジャム発生位置,用紙の紙種,ジャム発生日時を前
    記ユーザ用表示装置に表示するようになっていることを
    特徴とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載のコンピュ
    ータシステムにおいて、前記ユーザ用コンピュータは、
    ジャム対処後に、前記記録されているジャム発生位置,
    用紙の紙種,ジャム発生日時の外部補助記憶装置への保
    存要求を前記ユーザ用表示装置に表示するようになって
    いることを特徴とするコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のコンピュータシステムに
    おいて、前記ユーザ用コンピュータは、前記記録されて
    いるジャム発生位置のうち最多頻度のジャム発生位置を
    前記ユーザ用表示装置に表示される前記図的表現中に強
    調表示するようになっていることを特徴とするコンピュ
    ータシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のコンピュータシステムに
    おいて、前記ユーザ用コンピュータは、前記ユーザ用表
    示装置に、前記用紙が前記用紙搬送経路を前記最多頻度
    のジャム発生位置まで搬送される動画を表示するように
    なっていることを特徴とするコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8記載のコンピュ
    ータシステムにおいて、前記ユーザ用コンピュータは、
    前記ユーザ用表示装置に、前記最多頻度のジャム発生位
    置におけるジャム対処方法を表示するようになっている
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】 ユーザ用コンピュータとユーザ用表示
    装置と印刷装置とを有するコンピュータシステムにおけ
    る印刷状態表示方法であって、印刷装置による印刷に先
    立って、前記印刷装置内部の用紙搬送経路を少なくとも
    含む図的表現をユーザ用表示装置に表示することを特徴
    とする印刷状態表示方法。
  11. 【請求項11】 印刷装置による印刷に先立って、前記
    印刷装置内部の用紙搬送経路を少なくとも含む図的表現
    をユーザ用表示装置に表示する処理をコンピュータに実
    行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取
    可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 ネットワークにクライアントが接続さ
    れ、また、ネットワークにはサーバーが接続され、サー
    バーには印刷装置が接続されているネットワークシステ
    ムであって、前記サーバーは、印刷装置による印刷に先
    立って、前記印刷装置内部の用紙搬送経路を少なくとも
    含む図的表現を表示する機能を有していることを特徴と
    するネットワークシステム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のネットワークシステ
    ムにおいて、前記ネットワークには、印刷装置保守部が
    さらに接続されており、前記印刷装置保守部は、前記サ
    ーバーによってネットワークを介して管理されるように
    なっていることを特徴とするネットワークシステム。
  14. 【請求項14】 ネットワークにクライアントが接続さ
    れ、また、ネットワークにはサーバーが接続され、サー
    バーには印刷装置が接続されているネットワークシステ
    ムにおける印刷状態表示方法であって、前記サーバー
    は、印刷装置による印刷に先立って、前記印刷装置内部
    の用紙搬送経路を少なくとも含む図的表現を表示するこ
    とを特徴とする印刷状態表示方法。
  15. 【請求項15】 印刷装置による印刷に先立って、前記
    印刷装置内部の用紙搬送経路を少なくとも含む図的表現
    をサーバーの表示装置に表示する処理をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
    取可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 ユーザ用コンピュータとユーザ用表示
    装置と印刷装置とを有するコンピュータシステムにおい
    て、前記印刷装置は、表示装置を具備し、前記ユーザ用
    表示装置には、前記印刷装置の状態が図的表現にて表示
    されるようになっており、印刷装置でのジャム発生時
    に、前記印刷装置の表示装置には、前記ユーザ用表示装
    置上に表示されるジャム発生とその発生位置及び対処方
    法の図的表現と同一の図的表現が表示されるようになっ
    ていることを特徴とするコンピュータシステム。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のコンピュータシステ
    ムにおいて、前記印刷装置の表示装置には、前記同一の
    図的表現とともに、ジャムを発生させたユーザの認証が
    追加表示されるようになっていることを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  18. 【請求項18】 請求項16また請求項17記載のコン
    ピュータシステムにおいて、前記印刷装置の表示装置に
    は、前記同一の図的表現とともに、ジャムが発生した時
    刻が追加表示されるようになっていることを特徴とする
    コンピュータシステム。
  19. 【請求項19】 請求項16乃至請求項18のいずれか
    一項に記載のコンピュータシステムにおいて、前記印刷
    装置には、ジャム発生とその発生位置及び対処方法を音
    声表現で出力する音声出力手段がさらに設けられている
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  20. 【請求項20】 ユーザ用コンピュータとユーザ用表示
    装置と印刷装置とを有するコンピュータシステムにおけ
    る印刷状態表示方法であって、前記ユーザ用表示装置に
    は、前記印刷装置の状態が図的表現にて表示されるよう
    になっており、印刷装置でのジャム発生時に、前記印刷
    装置の表示装置には、前記ユーザ用表示装置上に表示さ
    れるジャム発生とその発生位置及び対処方法の図的表現
    と同一の図的表現が表示されることを特徴とする印刷状
    態表示方法。
  21. 【請求項21】 ユーザ用表示装置に、印刷装置の状態
    が図的表現にて表示される場合において、印刷装置での
    ジャム発生時に、印刷装置の表示装置に、前記ユーザ用
    表示装置上に表示されるジャム発生とその発生位置及び
    対処方法の図的表現と同一の図的表現を表示する処理を
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    コンピュータ読取可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 ネットワークに、クライアント端末
    と、印刷装置サーバーとが接続され、クライアント端末
    は、ユーザ用コンピュータとユーザ用表示装置とにより
    構成され、また、印刷装置サーバーには印刷装置が接続
    されるネットワークシステムであって、前記印刷装置サ
    ーバーは、表示装置を具備し、前記ユーザ用表示装置に
    は、前記印刷装置の状態が図的表現にて表示されるよう
    になっており、印刷装置でのジャム発生時に、前記印刷
    装置サーバーの表示装置には、前記ユーザ用表示装置上
    に表示されるジャム発生とその発生位置及び対処方法の
    図的表現と同一の図的表現が表示されるようになってい
    ることを特徴とするネットワークシステム。
  23. 【請求項23】 請求項22記載のネットワークシステ
    ムにおいて、前記印刷装置サーバーは、ジャム履歴を保
    持しており、ジャム時には、前記ジャム履歴を印刷装置
    サーバーの表示装置に表示するようになっていることを
    特徴とするネットワークシステム。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のネットワークシステ
    ムにおいて、前記印刷装置サーバーは、前記ジャム履歴
    を印刷装置サーバーの表示装置に定期的に表示するよう
    になっていることを特徴とするネットワークシステム。
  25. 【請求項25】 ネットワークに、クライアント端末
    と、印刷装置サーバーとが接続され、クライアント端末
    は、ユーザ用コンピュータとユーザ用表示装置とにより
    構成され、また、印刷装置サーバーには印刷装置が接続
    されるネットワークシステムにおける印刷状態表示方法
    であって、前記ユーザ用表示装置には、前記印刷装置の
    状態が図的表現にて表示されるようになっており、印刷
    装置でのジャム発生時に、前記印刷装置サーバーの表示
    装置には、前記ユーザ用表示装置上に表示されるジャム
    発生とその発生位置及び対処方法の図的表現と同一の図
    的表現が表示されることを特徴とする印刷状態表示方
    法。
  26. 【請求項26】 ユーザ用表示装置に、印刷装置の状態
    が図的表現にて表示される場合において、印刷装置での
    ジャム発生時に、印刷装置サーバーの表示装置に、前記
    ユーザ用表示装置上に表示されるジャム発生とその発生
    位置及び対処方法の図的表現と同一の図的表現を表示す
    る処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006155566A (ja) * 2004-10-26 2006-06-15 Canon Inc 設計支援プログラム及び設計支援方法
JP2013118018A (ja) * 2013-03-22 2013-06-13 Kyocera Document Solutions Inc 情報処理装置、電気機器、及びサーバ

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