JP2002052220A - 遊技情報提示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技の前提条件に適合する遊技機を検索するよ
うにして、遊技者へ十分かつ的確な遊技情報を提示する
ことができる遊技情報提示装置を提供する。 【解決手段】入力手段３２により、遊技者が遊技をする
際の前提条件を入力すれば、その前提条件に適合した遊
技機１３を、検索手段３１が非稼働状態かつ未予約状態
である空き状態の遊技機１３の中から検索するように
し、検索された遊技機１３が全て遊技者の前提条件に適
合したものになるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の遊技情報
を提示するための遊技情報提示装置であって、たとえ
ば、遊技場に設置されるホール案内装置（いわゆるデー
タロボ）に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、遊技情報提示装置としては、例え
ば、特開平８−１８７３５２号公報または、特開平６−
９１０５１号公報にそれぞれ開示されたものがある。す
なわち、前者は、遊技機の遊技情報を時間の変化に関連
付けて記憶する遊技情報記憶手段と、この遊技情報記憶
手段に記憶された遊技情報に基づいて、遊技の状態を表
示する遊技状態表示手段と、遊技者の固有の会員番号が
記憶された会員カードから会員番号を読み取るカード情
報読み取り手段と、このカード情報読み取り手段から読
み取った会員番号の登録の有無を紹介して、既登録の番
号と一致した場合に限り、遊技状態表示手段に遊技の状
態を表示させる会員番号照会手段とを備えたものであ
る。会員は、表示された遊技の状態に基づいて選び出し
た遊技機の所へ行き、その遊技機が非稼働状態かつ未予
約状態の空き状態であれば、その遊技機で遊技を行うこ
とが可能になる。

【０００３】また、後者は、店内ホールに表示部を装備
したり、店内の各パチンコ機にそれぞれ表示部を装備し
て、表示部に、例えば１０位までの複数の順位の欄と、
パチンコ機の番号の欄と、それぞれの出玉数の欄などを
有して所定時間おきにそれぞれを表示し、表示部には前
日の出玉状況の情報表示面も装備するものである。遊技
者は、表示部に表示された遊技状態に基づいて所望の遊
技機を選出し、選び出した遊技機が空き状態であれば、
その遊技機で遊技を始めることができる。

【０００４】一方、遊技者は、一般的に、遊技に使うこ
とのできる時間（遊技可能時間）や遊技機（パチンコ機
やスロットマシン）に投入することができる金額（投入
可能金額）などを遊技をする際の前提条件として、前提
条件に適合した遊技機をなるべく選び出すようにしてい
る。例えば、遊技可能時間が長く、かつ、投入可能金額
が多い場合には、遊技時間が長くかつ投入金額が多い
が、多数の出玉を獲得できそうな遊技機を遊技者が選び
出すようにし、反対に、遊技可能時間が短く、かつ、投
入可能金額が少ない場合には、遊技時間が短くかつ投入
金額が少いが、少なからず出玉を獲得できそうな遊技機
を遊技者が選び出すようにしている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技情報提示装置では、前者および後者共
に、遊技機の遊技情報を遊技場側から遊技者側へ一方的
に提示するのみで、提示された遊技情報に基づいて遊技
者が勘で遊技機を選び出しており、選び出された遊技機
が前述の遊技の前提条件に合わないことも少なからずあ
り、遊技者へ十分かつ的確な遊技情報を提示することが
できないという問題点があった。

【０００６】また、遊技者が選び出した遊技機の所へ行
っても、選び出した遊技機が稼働状態であれば、また、
非稼働状態であっても既予約状態であれば、その遊技機
で遊技ができず、遊技情報提示装置の所へ戻って別の遊
技機を選び出す必要があり、使い勝手が良くないという
問題点があった。

【０００７】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、遊技の前提条件に適合する遊技機
を検索するようにして、遊技者へ十分かつ的確な遊技情
報を提示することができる遊技情報提示装置を提供し、
また、遊技機が非稼働状態かつ未予約状態である空き状
態かを表示するようにして、確実に予約することができ
るようにして、使い勝手を良くすることができる遊技情
報提示装置を提供することを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 ［１］遊技機（１３）の遊技情報を提示するための遊技
情報提示装置（３０ａ）において、遊技者が遊技をする
際の前提条件に適合した遊技機（１３）を、非稼働状態
かつ未予約状態である空き状態の遊技機（１３）の中か
ら検索する検索手段（３１）を備えたことを特徴とする
遊技情報提示装置（３０ａ）。

【０００９】［２］遊技機（１３）の遊技情報を提示す
るための遊技情報提示装置（３０ａ）において、遊技者
が遊技をする際の前提条件に適合した遊技機（１３）
を、非稼働状態かつ未予約状態である空き状態の遊技機
（１３）の中から検索する検索手段（３１）と、前記前
提条件に適合した遊技機（１３）の中から所望の遊技機
（１３）を予約可能な入力手段（３２）とを備えたこと
を特徴とする遊技情報提示装置（３０ａ）。

【００１０】［３］遊技機（１３）の遊技情報を提示す
るための遊技情報提示装置（３０ａ）において、非稼働
状態かつ未予約状態である空き状態の遊技機（１３）の
情報を表示する空き表示手段（３０１）と、前記空き状
態の遊技機（１３）の中から所望の遊技機（１３）を予
約可能な入力手段（３２）とを備えたことを特徴とする
遊技情報提示装置（３０ａ）。

【００１１】［４］前記遊技機（１３）に予約表示手段
（１３１）を設け、前記予約表示手段（１３１）は、前
記入力手段（３２）により遊技機（１３）が予約された
ときに、既予約状態を表示するものであることを特徴と
する［２］または［３］に記載の遊技情報提示装置（３
０ａ）。

【００１２】［５］前記入力手段（３２）は、遊技場の
入口近傍に設置されていることを特徴とする［２］また
は［３］に記載の遊技情報提示装置（３０ａ）。

【００１３】［６］前記空き表示手段（３０１）は、前
記遊技機（１３）が予約されてから非稼働状態を所定時
間継続するとき、当該遊技機（１３）が空き状態である
ことを表示するものであることを特徴とする［３］に記
載の遊技情報提示装置（３０ａ）。

【００１４】［７］前記予約表示手段（１３１）は、前
記遊技機（１３）が予約されてから非稼働状態を所定時
間継続するとき、前記既予約状態を非表示にするもので
あることを特徴とする［４］に記載の遊技情報提示装置
（３０ａ）。

【００１５】［８］遊技機（１３）に会員情報入力手段
（１３２）をそれぞれ備え、前記予約表示手段（１３
１）は、前記会員情報入力手段（１３２）により入力さ
れた会員情報と、前記入力手段（３２）により入力され
た会員情報とが一致した場合に、前記既予約状態を非表
示にするものであることを特徴とする［２］または
［３］に記載の遊技情報提示装置（３０ａ）。

【００１６】［９］遊技機（１３）および遊技情報提示
装置（３０ａ）にカード読取り手段（１３３，３４）を
それぞれ備え、前記予約表示手段（１３１）は、前記両
方のカード読取り手段（１３３，３４）がそれぞれ読み
取る会員情報が一致した場合に、前記既予約状態を非表
示にするものであることを特徴とする［２］または
［３］に記載の遊技情報提示装置（３０ａ）。

【００１７】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。遊技者は、遊技をする際の前提条件を
本装置に入力する。検索手段（３１）は、その入力され
た前提条件に適合した遊技機（１３）を、非稼働状態か
つ未予約状態である空き状態の遊技機（１３）の中から
検索する。検索された遊技機（１３）は、全て遊技者の
前提条件に適合したものであるから、遊技者へ十分かつ
的確な遊技情報を提示することができる。ここで、前提
条件としては、１または２以上あり、たとえば、４時間
以下などの遊技可能時間や、１５０００円以下などの投
入可能金額がある。

【００１８】また、遊技者は、好みの遊技機（１３）を
前提条件に適合した遊技機（１３）の中から選び出すこ
とができる。また、入力手段（３２）を備えたもので
は、好みの遊技機（１３）を前提条件に適合した遊技機
（１３）の中から入力手段（３２）により予約すること
ができる。予約された遊技機（１３）は、未予約状態か
ら既予約状態になるため、非稼働状態であっても、重複
して予約されることがない。

【００１９】また、遊技情報提示装置（３０ａ）が空き
表示手段（３０１）と、入力手段（３２）とを有するも
のでは、空き表示手段（３０１）は、非稼働状態かつ未
予約状態である空き状態の遊技機（１３）の情報を常時
表示し、空き状態の遊技機（１３）を遊技者が入力手段
（３２）により予約することができる。

【００２０】それにより、遊技機（１３）が空き状態で
あるか否かが常時表示されているので、空き状態にない
遊技機（１３）を誤って予約することがなく、また、空
き状態にない遊技機（１３）の予約を受け付けないよう
にすることもできる。

【００２１】遊技者が入力手段（３２）により予約した
遊技機（１３）であっても、予約した遊技機（１３）の
所へ行くまでの間、別の遊技者によって稼働状態になる
おそれがある。そこで、予約表示手段（１３１）を遊技
機（１３）に設け、予約状態を表示可能にし、別の遊技
者に予約状態を報知するようにし、別の遊技者の誤使用
を防止するようにした。

【００２２】このような入力手段（３２）の設置場所
は、遊技場の内外を問わないが、遊技場の入口近傍に設
置することが好ましい。それにより、遊技者は、遊技場
の入口近傍に設置された入力手段（３２）より、遊技機
（１３）を予約すればよく、遊技場の奥の方まで行かな
いで、遊技機（１３）を予約することができ、使い勝手
がよい。また、入力手段（３２）の利用率に応じて、そ
の台数が設定される。

【００２３】遊技機（１３）が予約されてから非稼働状
態を所定時間継続するような場合には、遊技機（１３）
の稼働率が低下し、遊技場の売り上げに悪影響を及ぼ
し、また、選択対象から外れ続けることになり他の遊技
者に迷惑を及ぼすことになる。

【００２４】空き表示手段（３０１）が示す空き状態に
基づいて、遊技機（１３）を予約するような場合であっ
て、非稼働状態が所定時間継続するような場合には、空
き表示手段（３０１）は、遊技機（１３）が空き状態で
あることを表示するものである。それにより、その遊技
機（１３）が再び選択対象になり、選択対象から外れ続
けることが防止される。

【００２５】また、このように、非稼働状態が所定時間
継続するような場合には、遊技機（１３）の予約表示手
段（１３１）が既予約状態を非表示にする。それによ
り、その遊技機（１３）が再び選択対象になる。

【００２６】遊技機（１３）を予約した遊技者と、その
予約された遊技機（１３）とが一致するか否かの判別手
段としては種々のものがある。会員情報（会員番号や暗
唱番号）を利用するものとしては、遊技機（１３）を予
約する際に、会員情報を入力すると、当該遊技機（１
３）に会員情報が送られる。

【００２７】予約者は、予約した遊技機（１３）の会員
情報入力手段（１３２）により会員情報を入力する。会
員情報入力手段（１３２）により入力された会員情報
と、入力手段（３２）により入力された会員情報とを照
合し、両方の会員情報が一致すれば、予約表示手段（１
３１）が既予約状態を非表示にする。また、このとき、
遊技機（１３）が遊技可能な状態にするようにしてもよ
い。

【００２８】会員カードに記録されている会員情報を読
み取るカード読み取り手段（１３３，３４）を遊技機
（１３）と遊技情報提示装置（３０ａ）とにそれぞれ設
けるようにしてもよい。それにより、会員情報をわざわ
ざ入力しないで済み、使い勝手がよくなる。

【００２９】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図１および図２までは本発明の遊技
場のシステム構成図であり、図１はＬＯＮ（Local Oper
ating Network：エシャロン社登録商標）技術を応用し
た分散型ネットワーク管理システム図であり、図２は遊
技場全体の斜視図である。

【００３０】遊技機島１０に中継器である台コントロー
ラ１２を設置し、台コントローラ１２にＬＯＮチップを
用いて、遊技機１３を設置し、玉計数器（遊技媒体計数
器）１４や遊技媒体貸出装置１５等の検知、監視、制御
を行うものである。

【００３１】各遊技機島１０には、ゲートウェイを兼ね
た島コントローラ１１に接続されている。島コントロー
ラ１１は各遊技機島１０の設備機器である遊技機１３、
遊技媒体貸出装置１５等の各データを一時集積記憶す
る。島コントローラ１１はＨＡＬＬ情報ネットワーク
（ＬＡＮ：Local Area Network ）と接続され、ＨＡＬ
Ｌ情報ネットワークにはホール管理端末機２１、景品管
理端末機２２、ＰＯＳ装置２３、ポイント端末機２５お
よび遊技情報提示装置３０ａがそれぞれ接続されてい
る。これらの装置とディスプレイ２６、プリンタ２７、
モデム、音声出力装置、データベース２８等が更に接続
されている。

【００３２】図３に示すように、遊技情報提示装置３０
ａの主要部を成す情報提示端末機３０は、遊技場の入口
近傍や遊技場のメイン通路に設置されるものであり、検
索手段３１と、入力手段３２と、照合手段３３と、カー
ド読取り手段３４と、表示手段３５とを備えている。照
合手段３３は、遊技機１３の制御部内に設けてもよい。

【００３３】検索手段３１は、遊技者が遊技をする際の
前提条件に適合した遊技機１３を、非稼働状態かつ未予
約状態である空き状態の遊技機１３の中から検索するも
のである。遊技機１３の空き状態の情報を含む遊技情報
は、データベース２８に記憶されている。入力手段３２
は、前提条件を入力可能なものであり、かつ、前提条件
に適合した遊技機１３の中から所望の遊技機１３を予約
可能なものである。

【００３４】カード読取り手段３４は、遊技者の会員カ
ードに記録されている会員情報を読み取るものであり、
カード読取り手段３４が会員情報（会員番号）を読み取
ると、情報提示端末機３０が待機モードから情報提示モ
ードになり、情報提示端末機３０内のＲＯＭ（read onl
y memory）に格納されている一連の情報提示プログラム
が実行される。

【００３５】遊技機１３には、同じく、遊技者の会員カ
ードに記録されている会員情報（会員番号）を読み取る
ためのカード読取り手段１３３が設けられている。ま
た、遊技機１３には予約ランプである予約表示手段１３
１が設けられている。予約表示手段１３１は、入力手段
３２により遊技機１３が予約されたときに、既予約状態
を表示するものである。

【００３６】情報提示端末機３０の照合手段３３は、カ
ード読取り手段１３３が読み取る会員情報と、カード読
取り手段３４が読み取った会員情報とを照合するもので
ある。具体的には、情報提示端末機３０は、カード読取
り手段３４が読み取って、情報提示端末機３０内のＲＡ
Ｍ（random access memory）に格納された会員情報と、
カード読取り手段１３３が読み取って、ＬＡＮを介して
情報提示端末機３０内のＲＡＭに格納された会員情報と
を照合する。照合手段３３の照合により、遊技機を予約
した会員と当該予約した遊技機で遊技をする会員との同
一性を判別し、同一性がある場合に、当該遊技機で遊技
可能となる。照合手段３３は情報提示端末機３０でな
く、ホール管理端末機２１内に設けるようにしてもよ
い。

【００３７】予約表示手段１３１は、カード読取り手段
１３３の読み取る会員情報と、カード読取り手段３４の
読み取る会員情報とが一致した場合に、既予約状態を非
表示にするものである。一方、予約表示手段１３１は、
遊技機１３が予約されてから非稼働状態を所定時間継続
するとき、既予約状態を非表示にするものである。

【００３８】次に、図４に基づいて、遊技機の予約する
手順を説明する。図４に示すように、情報提示端末機３
０のカード読取り手段３４に会員カードが差し込まれ、
カード読取り手段３４が会員カードに記録されている会
員情報（会員番号）を読み取ると（ステップＳ４０１：
Ｙ）、情報提示端末機３０が待機モードから情報提示モ
ードになり、一連の情報提示プログラムが実行される
（ステップＳ４０２）。表示手段３５の画面が切り換わ
り、「前提条件を入力して下さい。」のメッセージが表
示される。

【００３９】遊技者が入力手段３２により前提条件（投
入可能金額：１５,０００円以下、遊技可能時間：４時
間３０分以下などの条件）を入力すると（ステップＳ４
０３）、検索手段３１が空き状態（非稼働状態かつ未予
約状態）の遊技機１３の中から前提条件に適合した遊技
機１３を検索する（ステップＳ４０４）。

【００４０】前提条件に適合した遊技機１３が存在する
と（ステップＳ４０５：Ｙ）、検索結果（適合した遊技
機１３）を表示手段３５に表示し、予約モードになり、
予約プログラムが実行される（ステップＳ４０６）。適
合した遊技機１３の全てが表示手段３５に表示される
が、遊技機１３の機械番号の順番に表示してもよく、前
提条件により適合するものから順番に表示するようにし
てもよい。

【００４１】次に、遊技者が入力手段３２により、適合
した遊技機１３の中から所望の遊技機１３の予約をする
と（ステップＳ４０７：Ｙ）、予約に係る遊技機１３の
予約表示手段１３１に既予約状態が表示され、情報提示
端末機３０は待機モードになる（ステップＳ４０８）。

【００４２】このように予約された遊技機１３のカード
読取り手段１３３に会員カードを差し込むと、カード読
取り手段１３３が会員カードに記録されている会員情報
（会員番号）を読み取り、読み取った会員情報がＬＡＮ
を経由して、情報提示端末機３０のＲＡＭに格納され
る。情報提示端末機３０の照合手段３３は、カード読取
り手段１３３が読み取る会員情報と、カード読取り手段
３４が読み取った予約時の会員情報とを照合し、両方の
会員情報が一致すれば（ステップＳ４０９：Ｙ）、予約
表示手段１３１の既予約状態を非表示するとともに、遊
技機１３が遊技可能になる（ステップＳ４１１）。両方
の会員情報の照合は、予約された後に定期的（たとえ
ば、５秒おき）に行われる。

【００４３】両方の会員情報が一致しない場合（カード
読取り手段１３３が会員情報を読み取らないで、会員情
報が「ＮＵＬＬ」になり、両方の会員情報が一致しない
場合を含む）（ステップＳ４０９：Ｎ）、予約された遊
技機１３の非稼働状態が予約から所定時間（たとえば、
１０分）継続した場合に（ステップＳ４１０：Ｙ）、予
約表示手段１３１が既予約状態を非表示にする（ステッ
プＳ４１１）。

【００４４】一方、ステップＳ４０１において、カード
読取り手段３４が会員情報を読み取らない限り、情報提
示端末機３０は待機モードを維持する（ステップＳ４１
２）。また、前提条件に適合した遊技機１３がない場合
（ステップＳ４０５：Ｎ）、検索結果（適合した遊技機
１３がない旨）を表示し（ステップＳ４１３）、待機モ
ードになる（ステップＳ４１４）。また、適合した遊技
機１３があっても（ステップＳ４０６：Ｙ）、予約がな
い場合には（ステップＳ４０７：Ｎ）、待機モードにな
る（ステップＳ４１４）。

【００４５】適合した遊技機１３がなければ、待機モー
ドになり、ステップＳ４０１に戻って、新たな前提条件
で検索をやり直すことができる。また、適合した遊技機
１３があっても、その遊技機１３が遊技者の好みに合わ
ない場合や、新たな前提条件で検索をやり直したい場合
に、予約をしなければ、待機モードになり、ステップＳ
４０１に戻って、最初から予約操作を開始することがで
きる。

【００４６】なお、前記実施の形態においては、非稼働
状態かつ未予約状態である空き状態の遊技機の中から遊
技者の前提条件に適合する遊技機を検索した後に、検索
された遊技機１３の中から所望の遊技機１３を予約する
ものを示したが、これに限らず、単に、空き状態の遊技
機の情報を空き表示手段３０１（例えば、表示手段３
５）に表示し、検索することなく、その空き状態の遊技
機の中から所望の遊技機１３を直接的に予約するように
してもよい。

【００４７】このとき、空き表示手段３０１に空き状態
の遊技機１３の番号とともに、当該遊技機１３のランク
情報（勝負性の高いものから順に区分けされたランク情
報）を併せて表示するようにしてもよい。このように、
表示された空き状態の遊技機の中から所望の遊技機を直
接的に予約するものでは、空き表示手段３０１は、遊技
機１３が予約されてから非稼働状態を所定時間継続する
とき、その遊技機１３が空き状態であることを表示する
ようにしてもよい。

【００４８】また、情報提示端末機３０にカード読取り
手段３４を設け、遊技機１３にカード読取り手段１３３
を設けたものを示したが、情報提示端末機３０に設けら
れた入力手段（会員情報入力手段）３４と、遊技機１３
に設けられた会員情報入力手段１３２とを用いて、両方
の会員情報入力手段３４，１３２により入力された会員
情報を照合手段３３が照合するようにしてもよい。

【００４９】さらに、情報提示端末機３０が遊技場内に
設置されているものを示したが、これに限らず、たとえ
ば、遊技者の所有の端末機を使用して、遊技者の端末機
からインターネット（通信回線）を介してホール管理端
末機２１に接続し、ホール管理端末機２１からの遊技情
報（空き状態の遊技機１３の情報）を受信し、遊技機１
３の予約情報をホール管理端末機２１に送信すればよ
い。このように、遊技情報提示装置３０ａは、遊技者の
端末機、通信回線およびホール管理端末機２１から構成
される。

【００５０】また、本実施の形態では、遊技情報提示端
末装置３０ａは、主要部である情報提供端末機３０、デ
ータベース２８、予約表示手段１３１およびカード読取
り手段１３３を含む集合体としたものを示したが、単体
として遊技場内に設置されていてもよい。

【００５１】

【発明の効果】本発明に係る遊技情報提示装置によれ
ば、遊技者が遊技をする際の前提条件を入力すれば、そ
の前提条件に適合した遊技機を、非稼働状態かつ未予約
状態である空き状態の遊技機の中から検索するようにし
たので、検索された遊技機が全て遊技者の前提条件に適
合したものになり、遊技者へ十分かつ的確な遊技情報を
提示することができる。

【００５２】また、遊技者は入力手段を用いて、前提条
件に適合した遊技機の中から所望の遊技機を簡易に予約
することができるので、遊技機の所へわざわざ行って、
予約しないで済み、使い勝手がよくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態に係る分散型ネットワー
ク管理システム図である。

【図２】本発明の一実施の形態に係る遊技場全体の斜視
図である。

【図３】本発明の一実施の形態に係る遊技情報提示装置
のシステム図である。

【図４】本発明の一実施の形態に係る遊技情報提示装置
を用いて遊技機を予約する場合のフロー図である。

【符号の説明】

１０…遊技機島 １１…島コントローラ １２…台コントローラ １３…遊技機 １４…玉計数器（遊技媒体計数器） １５…遊技媒体貸出装置 ２１…ホール管理端末機 ２２…景品管理端末機 ２３…ＰＯＳ装置 ２５…ポイント端末機 ２６…ディスプレイ ２７…プリンタ ２８…データベース ３０ａ…遊技情報提示装置 ３０…情報提示端末機 ３１…検索手段 ３２…入力手段 ３３…照合手段 ３４…カード読取り手段 ３５…表示手段 １３１…予約表示手段 １３２…会員情報入力手段 １３３…カード読取り手段 ３０１…空き表示手段

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】遊技機の遊技情報を提示するための遊技情
   報提示装置において、 遊技者が遊技をする際の前提条件に適合した遊技機を、
   非稼働状態かつ未予約状態である空き状態の遊技機の中
   から検索する検索手段を備えたことを特徴とする遊技情
   報提示装置。
2. 【請求項２】遊技機の遊技情報を提示するための遊技情
   報提示装置において、 遊技者が遊技をする際の前提条件に適合した遊技機を、
   非稼働状態かつ未予約状態である空き状態の遊技機の中
   から検索する検索手段と、前記前提条件に適合した遊技
   機の中から所望の遊技機を予約可能な入力手段とを備え
   たことを特徴とする遊技情報提示装置。
3. 【請求項３】遊技機の遊技情報を提示するための遊技情
   報提示装置において、 非稼働状態かつ未予約状態である空き状態の遊技機の情
   報を表示する空き表示手段と、前記空き状態の遊技機の
   中から所望の遊技機を予約可能な入力手段とを備えたこ
   とを特徴とする遊技情報提示装置。
4. 【請求項４】前記遊技機に予約表示手段を設け、 前記予約表示手段は、前記入力手段により遊技機が予約
   されたときに、既予約状態を表示するものであることを
   特徴とする請求項２または３に記載の遊技情報提示装
   置。
5. 【請求項５】前記入力手段は、遊技場の入口近傍に設置
   されていることを特徴とする請求項２または３に記載の
   遊技情報提示装置。
6. 【請求項６】前記空き表示手段は、前記遊技機が予約さ
   れてから非稼働状態を所定時間継続するとき、当該遊技
   機が空き状態であることを表示するものであることを特
   徴とする請求項３に記載の遊技情報提示装置。
7. 【請求項７】前記予約表示手段は、前記遊技機が予約さ
   れてから非稼働状態を所定時間継続するとき、前記既予
   約状態を非表示にするものであることを特徴とする請求
   項４に記載の遊技情報提示装置。
8. 【請求項８】遊技機に会員情報入力手段をそれぞれ備
   え、 前記予約表示手段は、前記会員情報入力手段により入力
   された会員情報と、前記入力手段により入力された会員
   情報とが一致した場合に、前記既予約状態を非表示にす
   るものであることを特徴とする請求項２または３に記載
   の遊技情報提示装置。
9. 【請求項９】遊技機および遊技情報提示装置にカード読
   取り手段をそれぞれ備え、 前記予約表示手段は、前記両方のカード読取り手段がそ
   れぞれ読み取る会員情報が一致した場合に、前記既予約
   状態を非表示にするものであることを特徴とする請求項
   ２または３に記載の遊技情報提示装置。