JP2002051874A - ベッド伸長用具 - Google Patents

ベッド伸長用具

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JP2002051874A
JP2002051874A JP2000245127A JP2000245127A JP2002051874A JP 2002051874 A JP2002051874 A JP 2002051874A JP 2000245127 A JP2000245127 A JP 2000245127A JP 2000245127 A JP2000245127 A JP 2000245127A JP 2002051874 A JP2002051874 A JP 2002051874A
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bed
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frame
bed frame
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JP2000245127A
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English (en)
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Koji Tarui
康次 樽井
Toshio Urai
敏雄 浦井
Takahisa Goshima
隆久 五島
Hiroshi Hirai
啓史 平井
Yoshihiro Tominaga
芳弘 富永
Sueo Yoshida
季央 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背の高い人が寝るにははみ出してしまうサイ
ズのベッド、代表的には長さにおいて標準サイズのベッ
ドであっても、簡単、容易に伸長させて背の高い人でも
寝ることができるように改造でき、使用後は簡単、容易
にもとのサイズに戻すことができるベッド伸長用具を提
供する。 【解決手段】 ベッド枠体1にベッド用マットレスMt
を載置するベッドA’であってベッド枠体1の一端部に
おけるヘッド部材2がベッド枠体1の残部に対して着脱
可能に連結してあるベッドA’を就寝者の身長に応じて
伸長するためのベッド伸長用具であり、ベッド枠体残部
(特にそのサイド部材11、12)とそれから取り外し
たヘッド部材2との間に配置して該ベッド枠体残部とヘ
ッド部材2の両者に連結でき、上面に枕4を載置して用
いることができ、ベッド枠体残部及びヘッド部材2の両
者に連結された使用状態において枕4を載置する上面3
Sがベッド枠体残部に載置したマットレスMtの上面と
略同じ高さに位置するベッド伸長用具3。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベッドのベッド伸長
用具に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、多くのホテル等の宿泊施設、一般
家庭においては、就寝にベッドが使用されている。ま
た、病院でも入院患者のためにベッドが使用されてい
る。
【0003】これらベッドは、横幅については、シング
ルベッド、セミダブルベッド、ダブルベッドがあること
はよく知られている。
【0004】長手方向サイズについては、シングルベッ
ド、セミダブルベッド、ダブルベッドのいずれについて
も、概ね2000mm程度が標準である。市販されてい
るベッドはこの程度の長さのものが殆どである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今日で
は成人の身長は飛躍的に伸びており、長さ2000mm
程度の標準サイズベッドでは、その上で寝る就寝者や患
者がはみ出してしまうことがある。
【0006】ホテル等の宿泊施設においてこのように背
の高い人が宿泊を希望したり、病院において背の高い入
院患者があったりした場合、特大サイズのベッドが準備
されていると対応できるのであるが、そのような特大サ
イズベッドが準備されていなときには対応し難い。特大
サイズベッドが準備されている場合でも、ベッドの入替
えに手間どるし、そのような特大サイズのベッドは使用
する機会が稀であり、普段は何処かに収納保管しておか
なければならず、そのための余分なスペースが必要とな
る。
【0007】一般家庭においては前記標準サイズのベッ
ドしかないことが普通であるから、背の高い人は泊めら
れないという事態も発生する。
【0008】一方、ベッド製造者の立場で考えた場合、
多数の販売を期待できない特大サイズベッドは利益が上
がらないので作り難いし、製造するとしても、長期にわ
たる在庫覚悟で製造しなければならないし、在庫してお
くためのスペースも必要となるという問題がある。
【0009】そこで本発明は、背の高い人が寝るにはは
み出してしまうサイズのベッド、代表的には長さにおい
て標準サイズのベッドであっても、簡単、容易に伸長さ
せて背の高い人でも寝ることができるように改造でき、
使用後は簡単、容易にもとのサイズに戻すことができる
ベッド伸長用具を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決すべく研究を重ね次のことに着目した。
【0011】ベッドを簡単な伸長用具で伸長できるよう
にすればよい。その場合、その伸長用具の上に枕を載置
して寝られるようにすれば、マットレスを特大サイズの
ものに変更する必要がない。伸長用具の上に枕を載置し
て寝られるようにするには、マットレスを載置するベッ
ド枠体の一端部におけるヘッド部材を取り外し、それと
ベッド枠体残部との間に該伸長用具を装着すればよい。
その装着を簡単容易に行うために、ベッド伸長用具の着
脱対象ベッドをベッド枠体にベッド用マットレスを載置
するベッドであってベッド枠体の一端部におけるヘッド
部材がベッド枠体の残部に対して着脱可能に連結してあ
るベッドにすればよい。
【0012】本発明者は以上に着目して本発明を完成し
た。
【0013】すなわち本発明は、ベッド枠体にベッド用
マットレスを載置するベッドであってベッド枠体の一端
部におけるヘッド部材がベッド枠体の残部に対して着脱
可能に連結してあるベッドを就寝者の身長に応じて伸長
するためのベッド伸長用具であり、ベッド枠体残部とそ
れから取り外したヘッド部材との間に配置して該ベッド
枠体残部とヘッド部材の両者に連結でき、上面に枕を載
置して用いることができ、ベッド枠体残部及びヘッド部
材の両者に連結された使用状態において枕を載置する上
面がベッド枠体残部に載置したマットレスの上面と略同
じ高さに位置するベッド伸長用具を提供するものであ
る。
【0014】本発明に係るベッド伸長用具によると、ベ
ッド用マットレスを載置するベッド枠体の一端部におけ
るヘッド部材を着脱可能としたベッドにおいて、必要に
応じ該ベッド枠体からヘッド部材を取り外し、該ヘッド
部材とこれを取り外したベッド枠体残部との間に該ベッ
ド伸長用具を挿入配置し、それらに連結することで、簡
単、容易にベッドの長さを伸長させることができる。そ
して取り付けた該伸長用具の上面に枕を載置すること
で、もとのベッドサイズに適合しない背の高い人でも寝
ることができる。その際、ベッド使用者の頭部が、もと
もとベッドに付いていたマットレスからはみ出す恰好で
枕に支えられるので、該マットレスを大きいサイズのも
のに交換する等の費用や手間を要しない。
【0015】このように伸長させたベッドは、ベッド伸
長用具のベッド枠体残部及びヘッド部材との連結を解い
て簡単、容易に取り外し、その後ヘッド部材をもとどお
りヘッド枠体残部に連結することで、簡単、容易にもと
のサイズのベッドに戻すことができる。
【0016】かくして本発明に係るベッド伸長用具によ
ると、背の高い人が寝るにははみ出してしまうサイズの
ベッド、代表的には長さにおいて標準サイズのベッドで
あっても、簡単、容易に伸長させて背の高い人でも寝る
ことができるように改造でき、使用後は簡単、容易にも
とのサイズに戻すことができる。
【0017】本発明に係るベッド伸長用具は、一層簡
単、容易にベッドに取り付けてベッドを伸長させること
ができるように、また、該ベッド伸長用具を取り付けた
ベッドを簡単、容易にもとのサイズのベッドに戻せるよ
うに、もとから備わっているベッド枠体残部とヘッド部
材との連結手段を利用して該ベッド枠体残部及びヘッド
部材の間に挿入連結可能とすることが好ましい。
【0018】この場合、ベッド枠体残部とヘッド部材と
の連結手段はそれをそっくりそのまま利用できることが
好ましいが、該連結手段の一部を利用できる状態でもよ
い。
【0019】また、本発明に係るベッド伸長用具は、こ
れを取り付けたベッドにおいて人が安心して、またより
安全に寝ることができるように、横幅を前記ベッド枠体
(換言すればベッド枠体残部)の横幅と略同等にするこ
とができる。その場合さらに、枕を載置する上面をクッ
ション材で覆ってもよい。かかるクッション材には、枕
から頭が外れたときに、その衝撃を和らげる各種のもの
を採用できる。シート状のものでもよい。
【0020】また、本発明に係るベッド伸長用具は物品
収納部を備えていてもよい。かかる物品収納部は、物品
の出し入れを容易にするために、例えば、前記枕を載置
できる上面を提供する蓋体にて開閉可能の物品収納部と
することができる。かかる物品収納部は、それには限定
されないが、例えば、枕を載置する部位の片側又は両側
に設けて一層物品の出し入れを容易にしてもよい。
【0021】
【発明の実施の態様】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0022】図1は本発明に係るベッド伸長用具の1例
を取り付けて伸長させたベッドの斜視図である。図4は
かかるベッド伸長用具を取り付ける前のもとのサイズ
(標準サイズ)のベッドの斜視図である。
【0023】図4に示すベッドA′は、ベッドマットレ
スMtと、マットレスMtを載せるためのベッド枠体1
とからなっている。ベッド枠体1は、一端部に枠体1の
一部を形成するヘッド部材2を備えている。ヘッド部材
2はここでは背の高いヘッドボードの形態に形成されて
いる。しかし本発明に係るベッド伸長用具の取付け対象
となるベッドにおけるヘッド部材は、これに限定される
ものではなく、例えばサイド部材11、12及びフット
部材13(図5参照)と同じ高さ程度のヘッド部材であ
ってもよい。
【0024】図5はベッド枠体1の斜視図である。ベッ
ド枠体1は、ヘッド部材2、一対のサイド部材11、1
2及びフット部材13を備えている。
【0025】一対のサイド部材11、12はベッドA′
の長手方向に延び、それぞれ一端部でヘッド部材2に接
続されているとともに、他端部でフッド部材13に接続
されている。
【0026】一対のサイド部材11、12のそれぞれは
内側面に棚141を備えており、ここに支持板14が載
置され、該支持板14上にマットレスMtが載置され
る。
【0027】ベッド枠体1のサイド部材11、12とヘ
ッド部材2との接続は、図5及び図6に示すとおり次の
ようになされている。
【0028】すなわち、サイド部材11の一端端部11
1に対しヘッド部材2を互いに直角をなすように配置す
る。このとき、サイド部材11の端面がヘッド部材2の
該サイド部材に向いた面に当接するように配置する。そ
のサイド部材11とヘッド部材2との相互当接部の内側
にL字型の金具15を当てがう。金具15のサイド部材
11に当てがわれた部分をネジ151を用いて5箇所で
該サイド部材11にネジ留めする。また、金具15のヘ
ッド部材2に当てがわれた部分をボルト152にて2箇
所で該ヘッド部材2に固定する。ボルト152の径はネ
ジ151の径より大きい。
【0029】金具15にはこれらネジ151、ボルト1
52を通す孔を予め形成してある。また、ヘッド部材2
にはボルト152を螺合させるインサートナットIN
(図3参照)が予め挿入固定されている。ネジ15、ボ
ルト152はこれら孔に通され、ネジ151はサイド部
材11の内側面にねじ込まれ、ボルト152はヘッド部
材2のインサートナットINに螺合される。かくしてサ
イド部材11とヘッド部材2とが接続固定されている。
【0030】サイド部材12とヘッド部材2との接続固
定も同様の金具15、ネジ151、ボルト152及びヘ
ッド部材2のサイド部材12側の部分に設けられたイン
サートナットINを用いてなされる。
【0031】一対のサイド部材11、12とフット部材
13との相互接続も、それには限定さないが、ここでは
同様の金具等を用いて接続固定されている。
【0032】かかるベッドA′においてベッド枠体1の
ヘッド部材2を各ボルト152を取り外すことでベッド
枠体残部、すなわちここではサイド部材11、12、フ
ット部材13、金具15等からなる残部から取り外し、
該ヘッド部材2とベッド枠体残部との間にベッド伸長用
具3を挿入連結することで図1に示す伸長されたベッド
Aを得ることができる。
【0033】図1に示すベッドAにおいて、図4に示す
ベッドA′における部品、部分と同じ部品、部分につい
てはベッドA′と同じ参照符号が付してある。
【0034】ベッド伸長用具3は、図1及び図3等に示
すように、ベッド設置床面に配置して用いられ、その上
面3Sのベッド設置床面からの高さはベッド枠体1上に
載置されたマットレスMtの上面高さと略同じである。
【0035】ベッド伸長用具3はベッドA′のヘッド部
材2と、前記ベッド枠体残部のサイド部材11、12と
の間に挿入配置され、後述の方法でヘッド部材2とサイ
ド部材11、12に接続される。この状態で後述するよ
うに枕4を載置して用いる。
【0036】ベッド伸長用具3は図2に示すように天板
30が3部分31、32、33に分割され、各分割部分
は他から独立して開閉可能であり、それら分割部分31
〜33の下方においてベッド伸長用具内に物品収納部3
4が形成されている。各天板分割部分はその上に枕4を
載置できるが、同時に物品収納部34の蓋体を兼ねてい
る。なお、物品収納部34はここでは一つにつながって
いるが、例えば各天板分割部分に対応して仕切る等して
もよい。
【0037】分割部分31、32、33の各々の上端に
は衝撃を吸収するための衝撃吸収用クッション41、4
2、43が設けられている。衝撃吸収用クッション4
1、42、43は着脱可能に天板分割部分31、32、
33に取り付けられている。
【0038】また、伸長用具3のサイド部材11、12
に接続する面35と、ヘッド部材2に接続する面36の
それぞれの両端部に上下2段にボルト貫通孔351、3
61が形成されている(図3参照)。これらボルト貫通
孔351、361は、ヘッド部材2に設けられているイ
ンサートナットINとサイド部材11、12にネジ留め
されているL字型金具15のボルト孔とに並ぶ位置にあ
る。
【0039】ベッド伸長用具3の取付けは以下のとおり
である。
【0040】ベッドA′のベッド枠1においてサイド部
材11、12とヘッド部材2とを連結している各金具1
5をヘッド部材2から分離させる。これは金具15をヘ
ッド部材2に連結しているボルト152を緩め外して行
う。
【0041】その後、取り外したヘッド部材2と一対の
サイド部材11、12との間にベッド伸長用具3を挿入
してベッド設置床面上に配置し、床面から同じ高さ位置
にある金具15のボルト孔、伸長具3のボルト貫通孔3
51、361及びヘッド部材のインサートナットINを
一直線に並べ、各金具15の各ボルト孔から対応する伸
長具3のボルト貫通孔351、361にボルト153を
貫通させ、対応するヘッド部材2のインサートナットI
Nに螺合させる。このときボルト153として、ベッド
A′において使用されていたボルト152と同径の、よ
り長いものを用いる。
【0042】かくして伸長具3をヘッド部材とベッド枠
体残部、特にその一対のサイド部材11、12とに連結
した状態を得、この状態で一対のサイド部材11、12
上にベッドA′におけるものと同じマットレスMtを載
置して、簡単、容易に伸長されたベッドAを得ることが
できる。
【0043】ベッドAでは伸長具3の上面3Sに枕4を
載置することで、図4に示すようにベッドA′では足部
がはみ出てしまう背の高い人Pでも、ベッドからはみ出
すこと無く就寝できる。
【0044】伸長具上面3Sにはクッション41〜43
を設けてあるから、枕4から頭がずれ落ちるようなこと
があっても、衝撃が緩和され、それだけ怪我等を防止で
きる。ベッド伸長用具3の上面に設けられる衝撃吸収部
材として、ここでは、衝撃吸収用クッション41、4
2、43を用いたがそれに限られるものではなく、枕か
ら頭がずれたときに衝撃を弱めるものであればなんでも
よい。たとえば、ウレタンマット等を例示できる。な
お、衝撃吸収部材は必ずしも要しない。
【0045】また、ベッドAでは、伸長具3の上面を提
供している蓋体31〜32を任意に開閉して物品収納部
34に対し物品、例えば眼鏡、腕時計といった身の回り
品を出し入れできる。伸長具3の天板30は本例のよう
に分割しないで開閉可能としてもよいが、本例のように
分割することで、枕4の両側の蓋体31、33を容易に
開閉できる。なお、物品収納部34は設けなくてもよ
い。
【0046】図4に示すベッドA′で長さが十分な場合
でも伸長用具3を用いてもよい。これにより、ベッドA
の枕元に物品収納部34を得ることができ、例えば眼
鏡、腕時計といった身の回り品を置くことができる。
【0047】ベッドAにおいて、各ボルト153をヘッ
ド部材2から外し、伸長具3から抜き取ることで、伸長
具3をヘッド部材2及びサイド部材11、12から分離
することができ、その後ヘッド部材2を直接サイド部材
11、12及び金具15に当てがって、もとのボルト1
52を用いて該金具15とヘッド部材2を相互に接続固
定することで簡単、容易にもとのサイズのベッドA′に
戻すこともできる。
【0048】図7に本発明に係るベッド伸長用具の他の
例のサイド部材側から見た斜視図を、図8に図7に示す
ベッド伸長用具ヘッド部材側から見た斜視図を示す。
【0049】図9に図7及び図8に示すベッド伸長用具
を用いて伸長させたベッド枠体の斜視図を示す。図10
はかかる伸長用具を取り付ける前の標準サイズのベッド
枠体の斜視図である。図11にサイド部材とベッド伸長
用具或いはヘッド部材とを接続する金具の斜視図を示
す。
【0050】図10に示す標準サイズのベッドのベッド
枠体1bはヘッド部材2′と、一対のサイド部材11、
12と、フット部材13と、これらを接続する接続金具
15aとを有している。ベッド枠体1bは図5に示すベ
ッド枠体1においてヘッド側の金具15に代えて金具1
5aを用いる他はベッド枠体1と基本構造は同一であ
り、実質上同じ部材には同じ符号が付してある。
【0051】ヘッド部材2′は、金具15aが当接する
部分に上下2個のインサートナットINが埋め込まれて
おり(図12参照)、インサートナットINにはボルト
152がボルト頭部分がヘッド部材2′に当たらない程
度に螺合されている(図13参照)。
【0052】ヘッド側の接続金具15aは一対のサイド
部材11、12のヘッド部材側の端部111、121に
ネジ151で5箇所留められている。ヘッド部材2′に
当接する金具15aの部分158は略中央部に下方へ向
け開口した嵌合凹所を有する嵌合部159が上下二段に
形成された構成である(図8、11参照)。
【0053】ベッド枠体1bの組み立て手順は以下のと
おりである。
【0054】まず、サイド部材11、12と、フット部
材13をコの字型に並べ、前記ベッド枠体1と同様に内
側に金具15を当接固定して各部材を互いに固定する。
【0055】また、形成しようとするベッド枠体1bの
左側及び右側のそれぞれにおいてヘッド部材2′のボル
ト152のうち上側のボルトの頭が金具15aの上下2
つの嵌合部159の間に位置するようにヘッド部材2′
と一対のサイド部材11、12を当接させる。その後、
サイド部材11、12及びフット部材13を固定したも
のをヘッド部材2′に対し相対的に若干下方にさげて上
下2本のボルト152にそれぞれ嵌合部159を嵌合さ
せる。そして、ボルト152を締めつけてヘッド部材
2′とサイド部材11、12を固定する。このようにし
て枠体1bを組み立てる。
【0056】図9に示すベッド枠体1aは、図10に示
すベッド枠体1bにベッド伸長用具3′を用いて伸長さ
せたものであり、その他の点については基本的にベッド
枠体1bと同一の構造を有しており、実質上同じ部材に
は同じ符号が付してある。ベッド伸長用具3′は、図
7、図8及び図12に示すように、一対のサイド部材1
1、12と当接する前面部35′と、ヘッド部材2′と
当接する背面部36′と、前面部35′及び背面部3
6′を接続する一対の側面部38、39を有している。
その他の部材はベッド伸長用具3と実質上同じであり、
同じ部材には同じ符号が付してある。
【0057】前面部35′は、ヘッド部材2′において
金具15aが当接する位置に対応する位置でインサート
ナットINが埋め込まれている。インサートナットIN
にはボルト153′が、そのボルト頭部分が前面部3
5′に当たらない程度に螺合されている。また、背面部
36′は前面部35′に比べ上下幅小さく形成されてお
り、下端部が大きく開放される態様で取付けられてい
る。側面部38、39の内側に、接続金具15aと同じ
大きさ及び形状を有する金具15bが5本のネジ15
1′で留められている(図12参照)。
【0058】ベッド枠体1aの組み立て手順は次のとお
りである。
【0059】まず、枠体1bのときと同様にサイド部材
11、12と、フット部材13接続固定する。
【0060】また、ヘッド部材2′をボルト152が上
に向くように寝かせて、その上からベッド伸長用具3′
をその背面部36′がヘッド部材2′に当接するように
重ねる。且つ、ヘッド部材2′のボルト152のうち上
側のボルトの頭が金具15bの2つの嵌合部159の間
に位置するように重ねる。その後、伸長用具3′をヘッ
ド部材2′に対し相対的に若干下方にさげて2本のボル
ト152にそれぞれ嵌合部159を嵌合させる。そし
て、ボルト152を締めつけてヘッド部材2′とベッド
伸長用具3′を固定する。
【0061】固定したヘッド部材2′とベッド伸長用具
3′を立てて置き、ベッド枠体1bを組み立てるときに
一対のサイド部材11、12とヘッド部材2′を接続固
定したときと同じ手順で一対のサイド部材11、12と
伸長用具3′とを接続固定する。すなわち、サイド部材
11、12に固定されている接続金具15aに伸長用具
3′に備えられているボルト153′を係合させ、ボル
ト153′を締めつけてサイド部材11、12とベッド
伸長用具3′を固定し、枠体1aを完成させる。
【0062】サイド部材11、12に取り付けられた接
続金具15aと、ベッド伸長用具3′に取り付けられた
接続金具15bは同一の大きさ及び形状を有している。
それゆえベッド伸長用具3′を用いてベッド伸長をおこ
なう場合は、特殊な部材及び取付け方法を必要とせず、
それだけ、簡単、安価にベッドを伸長することができ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、背
の高い人が寝るにははみ出してしまうサイズのベッド、
代表的には長さにおいて標準サイズのベッドであって
も、簡単、容易に伸長させて背の高い人でも寝ることが
できるように改造でき、使用後は簡単、容易にもとのサ
イズに戻すことができるベッド伸長用具を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベッド伸長用具の1例を取り付け
て伸長させたベッドの斜視図である。
【図2】本発明に係るべッド伸長用具の一例の斜視図で
ある。
【図3】ベッド伸長用具とヘッド部材及びサイド部材と
の接続固定を示す断面図である。
【図4】ベッド伸長用具を取り付ける前の標準サイズの
ベッドの斜視図である。
【図5】図4に示すベッドのベッド枠体の斜視図であ
る。
【図6】図5に示すベッド枠体の一部の拡大斜視図であ
る。
【図7】本発明に係るベッド伸長用具の他の例のサイド
部材側から見た斜視図である。
【図8】図7に示すベッド伸長用具のヘッド部材側から
見た斜視図である。
【図9】図7に示すベッド伸長用具を取り付けて伸長さ
せたベッド枠体の斜視図である。
【図10】図9に示すベッド枠体からベッド伸長用具を
取り外したベッド枠体の斜視図である。
【図11】図9に示すベッド枠体の一部の拡大斜視図で
ある。
【図12】ベッド伸長用具とヘッド部材及びサイド部材
との接続固定を示す断面図である。
【図13】図9、図10に示すベッド枠体に用いられる
ヘッド部材の斜視図である。
【符号の説明】
A、A′ ベッド 1、1a、1b ベッド枠体 11、12 サイド部材 13 フット部材 141 棚 14 マットレス支持板 15、15a、15b L字型金具 151、151′ ネジ 152、153、153′ ボルト 158 ヘッド部材又はベッド伸長用具への当接部 159 嵌合部 2、2′ ヘッド部材 3、3′ ベッド伸長用具 30 天板 31、32、33 天板分割部分(蓋体) 35 ベッド側接続面 36 ヘッド部材側接続面 35′ 前面部 36′ 背面部 38、39 側面部 41、42、43 衝撃吸収クッション IN インサートナット
フロントページの続き (72)発明者 五島 隆久 徳島県板野郡藍住町住吉字江端98−2 大 塚化学株式会社徳島第二工場内 (72)発明者 平井 啓史 徳島県板野郡藍住町住吉字江端98−2 大 塚化学株式会社徳島第二工場内 (72)発明者 富永 芳弘 徳島県板野郡藍住町住吉字江端98−2 大 塚化学株式会社徳島第二工場内 (72)発明者 吉田 季央 徳島県板野郡藍住町住吉字江端98−2 大 塚化学株式会社徳島第二工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド枠体にベッド用マットレスを載置す
    るベッドであってベッド枠体の一端部におけるヘッド部
    材がベッド枠体の残部に対して着脱可能に連結してある
    ベッドを就寝者の身長に応じて伸長するためのベッド伸
    長用具であり、ベッド枠体残部とそれから取り外したヘ
    ッド部材との間に配置して該ベッド枠体残部とヘッド部
    材の両者に連結でき、上面に枕を載置して用いることが
    でき、ベッド枠体残部及びヘッド部材の両者に連結され
    た使用状態において枕を載置する上面がベッド枠体残部
    に載置したマットレスの上面と略同じ高さに位置するこ
    とを特徴とするベッド伸長用具。
  2. 【請求項2】前記ベッド枠体残部と前記ヘッド部材との
    連結手段を利用して該ベッド枠体残部及びヘッド部材に
    連結可能である請求項1記載のベッド伸長用具。
  3. 【請求項3】横幅が前記ベッド枠体残部の横幅と略同等
    であり、枕を載置する上面がクッション材で覆われてい
    る請求項1又は2記載のベッド伸長用具。
  4. 【請求項4】前記枕を載置できる上面を提供する蓋体に
    て開閉可能の物品収納部を有している請求項1、2又は
    3記載のベッド伸長用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101297313B1 (ko) * 2011-09-06 2013-08-14 홍승희 협탁부가 일체로 구비된 조립식 침대

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101297313B1 (ko) * 2011-09-06 2013-08-14 홍승희 협탁부가 일체로 구비된 조립식 침대

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