JP2002051358A - 撮像装置および奥行き検出装置 - Google Patents

撮像装置および奥行き検出装置

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JP2002051358A
JP2002051358A JP2000236228A JP2000236228A JP2002051358A JP 2002051358 A JP2002051358 A JP 2002051358A JP 2000236228 A JP2000236228 A JP 2000236228A JP 2000236228 A JP2000236228 A JP 2000236228A JP 2002051358 A JP2002051358 A JP 2002051358A
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subject
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lens
imaging
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JP2000236228A
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English (en)
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Haruo Hoshino
春男 星野
Atsushi Arai
淳 洗井
Mitsuo Yamada
光▲穂▼ 山田
Fumio Okano
文男 岡野
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置および奥行き検出装置に関し、同じ
形の被写体が多数存在しても、誤りなく被写体の奥行き
検出を行う。 【解決手段】 被写体10a,10b,10cからの光
をハーフミラー12で2系統に分配する。第1の系は、
結像レンズ15aと撮像素子16aを備え、画像17a
を撮像する。第2の系は、複眼レンズ14と結像レンズ
15bと撮像素子16bを備え、画像17bを撮像す
る。複眼レンズ14は複数の小凸レンズ14a,14
b,14c…からなり、この数だけの画像を結像させ
る。画像17bを複眼レンズ14における通過位置に応
じて領域分割し、画像17aとの相関から奥行き検出を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に関し、特
に、被写体の奥行きを検出するための奥行き検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図11を参照しながら、従来の撮
像装置の説明と、該装置で撮像された画像から被写体の
奥行きを検出する方法の説明を行なう。図11に図示し
た従来の撮像装置は、2台のカメラ111L,111R
を並置させたもので、ステレオカメラとも呼ばれる。こ
こではカメラの光軸112L,112Rが平行となるよ
うに調整されているものとして図示したが、両光軸は必
ずしも平行である必要はない。カメラ111L,111
Rによって、被写体110を異なる位置から見た画像1
13L,113Rが撮像され、両画像はブロックマッチ
ング装置114に入力される。
【0003】次に、図12を参照しながら、ブロックマ
ッチング装置114によって被写体の奥行きを検出する
原理を説明する。画像113Lと画像113Rは被写体
110を異なる位置から見た画像であるため、この画像
113L中で被写体110が撮像されている位置と画像
113R中で被写体110が撮像されている位置は異な
る(図12参照)。ブロックマッチング装置114は、
以下のようにしてその位置の違いを検出する。
【0004】まず、一方の画像113Lを複数の小さい
領域(ブロック)に分割する。実用的には1つの画像を
多くのブロックに分割するが、図面の簡略化と理解を容
易にするため、図12は画像113Lを9つのブロック
に分割した場合を示す。ここで中央のブロック121に
注目し、ブロック121の位置を左右にシフトさせた画
像113aを生成する。図12は、矢印122で示され
る長さだけ左にブロック121をシフトさせた場合を例
示している。
【0005】画像113a中のシフト後のブロック画像
121aと、別のカメラによる画像113R中のブロッ
ク画像121aと同一位置の部分画像121Rとの平均
二乗誤差(MSE)を計算する。シフト量122を変え
る毎にこのような平均二乗誤差の計算を行ない、得られ
る平均二乗誤差が最小となるシフト量122を求める。
シフト量122は被写体110の奥行きに対応してお
り、左にシフトする量が大きいほど、被写体110はカ
メラ111L,111Rに対して手前方向に延在してい
る。
【0006】図11に示したように被写体が1つしか存
在しない場合や、複数存在してもそれらの形が互いに類
似していない場合は、上述した従来のブロックマッチン
グ手法で誤りなく奥行きを検出することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示すように同じ形の例えば2つの被写体130a,1
30bを撮像してその奥行きを検出する場合は、従来の
ブロックマッチング手法では奥行き検出精度が不確かに
なるという課題がある。図14を参照しながら、この課
題の発生原因を説明する。
【0008】図14において、カメラ131Lによる画
像133Lを説明の簡単化のため例えば9つのブロック
に分割し、その中央のブロック141に注目する。これ
をシフトして、画像133a中で中央のブロック141
を矢印142aの長さだけ左シフトして得られるブロッ
ク画像141aと別のカメラ131Rによる画像133
Rの同一位置の該当部分画像との平均二乗誤差(MS
E)を計算した結果は、ブロック141を矢印142b
の長さだけ右シフトして得られるブロック画像141b
と画像133Rの同一位置の該当部分画像との平均二乗
誤差の計算結果と大差ない。
【0009】換言すると、画像133L中の被写体
(像)130aが画像133R中の被写体(像)130
aまたは130bのどちらと対応するかを判断できない
ために、被写体の130a,130bの奥行きを検出す
ることができない。
【0010】なお、ここでは同じ形の被写体が2つある
場合について説明したが、同じ形の被写体がさらに多数
存在する場合、例えばタイルが一様に敷き詰められた光
景を被写体として撮像する場合は、被写体の奥行き検出
はさらに不確かなものとなってしまう。
【0011】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、同じ形の被写体が多数存在しても、誤
りなく被写体の奥行き検出を行うことのできる撮像装置
および奥行き検出装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに請求項1の発明は、光電変換手段に被写体からの光
を入射して結像させる手段を備えた撮像装置において、
前記被写体からの光を2系統に分配する分配手段と、前
記被写体の像を第1の光電変換手段に結像させる第1の
結像レンズを有する第1の系と、前記被写体の像を第2
の光電変換手段に複数結像させる複眼レンズと第2の結
像レンズを有する系であって、前記複眼レンズと前記第
2の結像レンズによって、前記第2の光電変換手段に前
記複眼レンズが有するレンズの数だけの画像を結像させ
る構成の第2の系とを備えた形態の撮像装置を実施し
た。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の撮像装置において、前記被写体と前記分配手段の間に
対物レンズを備え、前記対物レンズによって形成される
前記被写体の空中像の光を前記分配手段に入射する形態
の撮像装置を実施した。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の撮像装置において、前記分配手段は前記被写
体からの光を透過および反射するハーフミラーであり、
前記複眼レンズは、前記被写体からの光に対向して前記
レンズをマトリクス状に配置されている形態の撮像装置
を実施した。
【0015】また、請求項4の発明は、被写体を撮像し
て得た2つの画像から前記被写体の奥行きを検出する奥
行き検出装置であって、請求項1乃至3のいずれかに記
載の撮像装置と、前記撮像装置の前記第2の光電変換手
段からの画像を前記第2の結像レンズにおける通過位置
に応じて領域分割して複数の部分画像を生成する分割手
段と、前記撮像装置の前記第1の光電変換手段からの画
像の大きさを拡大または縮小して演算により前記領域分
割された画像との相関を求め、前記相関に基づいて前記
被写体の奥行きを算出する演算手段とを備えた形態の奥
行き検出装置を実施した。
【0016】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の奥行き検出装置において、前記演算手段は、前記第1
の光電変換手段からの前記画像をそれぞれ異なる倍率で
拡大または縮小し、前記部分画像と略同一の大きさの対
応する画像を切り出す複数の拡大縮小手段と、前記切り
出された複数の画像それぞれと前記部分画像との相関を
求める手段と、前記求めた相関が最も高いときの前記第
1の光電変換手段からの画像の拡大率を決定し、該拡大
率から前記被写体の前記部分画像に対応する部分の奥行
きを計算する奥行き決定手段とを備えた形態の奥行き検
出装置を実施した。
【0017】
【発明の実施の形態】(一実施形態)まず、本発明の一
実施形態について説明する。本発明の一実施形態の装置
は、被写体の画像を撮像する撮像装置部分と、該撮像装
置で撮像された画像から被写体の奥行きを検出する奥行
き検出装置部分とからなる。
【0018】図1を参照しながら、撮像装置部分につい
て説明する。撮像装置部分は、それぞれ形の異なる被写
体10a,10b,10cの像を結像させる大凸レンズ
11と、大凸レンズ11を通過した光を2つの系に分配
するハーフミラー12とを具備している。さらに、ハー
フミラー12からの透過光を取り扱う第1の系は、第1
の結像レンズ15aと第1の撮像素子16aを具備して
いる。撮像素子16aには、CCD(Charge C
oupled Device)や撮像管等の光電変換素
子を用いる。
【0019】一方、ハーフミラー12からの反射光を取
り扱う第2の系は、全反射鏡13と、小さな凸レンズ1
4a,14b,14c…をマトリクスアレー状に並べた
複眼レンズ14と、第2の結像レンズ15bと、第2の
撮像素子16bを具備している。全反射鏡13は、ハー
フミラー12によって左右反転した画像を元に戻す目的
で使用され、本発明の原理と直接の関わりはない。
【0020】結像レンズ15a,15bおよび撮像素子
16a,16bは、それぞれハーフミラー12によって
鏡像の関係にあるように調整する。すなわち、結像レン
ズ15a,15bおよび撮像素子16a,16bは各々
同一のものとし、大凸レンズ11からの光路長を等しく
設定する。すなわち、第1の系と第2の系は大凸レンズ
11と結像レンズ15a,15b間の複眼レンズ14の
有無だけが相違し、他は全く同一である。
【0021】結像レンズ15bには、複眼レンズ14を
第2の撮像素子16bに結像させるような焦点距離のも
のを使用し、第2の撮像素子16bは複眼レンズ14越
しに被写体の像を撮像する。複眼レンズ14を構成する
小凸レンズの個数は、1つの小凸レンズに撮像素子16
bの16×16画素程度が対応するように設定する。こ
れは、従来の技術の項で説明したブロックマッチング手
法における「ブロックの画素数」に相当する。例えば、
撮像素子16a,16bの画素数が640×480画素
の場合、40×30個の小凸レンズを並べて複眼レンズ
14を構成する。図1では、図面の簡略化のため、3×
3個の小凸レンズで構成される複眼レンズ14を示し
た。
【0022】次に、図2および図3を参照しながら、図
1の撮像装置によって画像17a,17bが撮像される
様子について説明する。
【0023】図2は図1に示した撮像装置の第1の系、
すなわち、大凸レンズ11、結像レンズ15a、撮像素
子16aからなる部分の横断面図である。ハーフミラー
12は光を透過するだけなので、図示を省略する。大凸
レンズ11により、被写体10a,10b,10cの空
中像10a’,10b’,10c’が結像する。これら
の空中像は、結像レンズ15aおよび撮像素子16aに
よって撮像される。従って、撮像素子16aが撮像する
画像17aは、一般的なカメラが撮像する画像に等し
い。
【0024】空中像10a’,10b’,10c’の位
置は被写体の位置によって異なるので、すべての被写体
に同時にピントを合わせて撮像することはできない。し
かし、結像レンズ15aの径を小さくして被写界深度を
深くすることで、全ての被写体をボケなしに撮像するこ
とができる。空中像10a’,10b’,10c’は被
写体10a,10b,10cの倒立像なので、画像17
a中の被写体の像20a,20b,20cは倒立してい
る。
【0025】図3は、図1に示した撮像装置の第2の
系、すなわち、大凸レンズ11、複眼レンズ14、結像
レンズ15b、撮像素子16bからなる部分の横断面図
である。ハーフミラー12は光を反射するだけであり、
全反射鏡13は反射するだけなので、図示を省略する。
複眼レンズ14については、3×3個のレンズのうち、
中段部の3つの小凸レンズ14a,14b,14cを図
示した。
【0026】第1の系と同様に、大凸レンズ11によ
り、被写体10a,10b,10cの空中像10a”,
10b”,10c”が結像する。これらの空中像は、複
眼レンズ14を構成する少なくとも1つの小凸レンズを
通して撮像される。図3では、図面を簡略化するため、
3つの被写体10a,10b,10cがそれぞれ小凸レ
ンズ14a,14b,14cを通して撮像されるものと
して示した。実用的な設定では、複眼レンズの小凸レン
ズ数が多いためと、被写体の空中像が複眼レンズのより
近傍に結像するために、1つの被写体は複数の小凸レン
ズを通過する。
【0027】そして、各小凸レンズによって拡大された
像が結像レンズ15bと撮像素子16bにより撮像され
る。すなわち、各小凸レンズ越しに撮像される像は、1
つの被写体の一部を拡大したものである。大凸レンズ1
1と複眼レンズ14の間の空中像10a”,10b”,
10c”は被写体10a,10b,10cの倒立像なの
で、画像17b中の被写体の像30a,30b,30c
は正立している。以上のように、第1および第2の系に
よって2つの画像17aおよび17bを撮像する。
【0028】次に、図4を参照しながら、奥行き検出装
置部分について説明する。本実施形態の奥行き検出装置
は、画像17bの各部分が複眼レンズ14を構成するど
の位置の小凸レンズを通ったかに応じて画像を複数の画
像51a,51b,51c,…に領域分割する画像切り
出し装置41と演算装置400、および他の演算装置で
構成される。演算装置400は、画像17bから切り出
された画像51aと画像17aに所定の演算を行って被
写体の奥行きを検出する。
【0029】すなわち、演算装置400は、画像17a
をそれぞれ異なる拡大率で拡大(または縮小)する複数
の画像拡大縮小装置42a,42b,42c,…と、画
像切り出し装置41によって分割された1つの画像51
aと各画像拡大縮小装置42a,42b,42c,…が
出力する画像61a,61b,61c,…との相関を演
算する相関演算装置43a,43b,43c,…と、こ
れら相関演算装置の演算結果に基づいて最も相関が高く
なるときの画像17aの拡大率を決定する拡大率決定装
置44と、決定された拡大率から画像17b中の画像5
1aに対応する部分の奥行きを決定する奥行き決定装置
45とを具備する。
【0030】図面の簡略化のため図示を省略するが、画
像切り出し装置41によって分割された他の画像51
b,c,…の奥行き量も、同様の構成を持つ他の演算装
置により、画像51aに施されるのと同様の処理によっ
て検出される。
【0031】次に、図5を参照しながら、画像切り出し
装置41の動作について詳しく説明する。画像17b
は、3×3個の複眼レンズ14を通過して撮像されたも
のである。画像切り出し装置41は、画像17bの各部
分が複眼レンズ14のどの小凸レンズを通過したのかに
応じて領域分割し、3×3個の画像51a,51b,5
1c,…を出力する。
【0032】複眼レンズ14、結像レンズ15b、撮像
素子16bの位置関係は図3に示したように固定的なた
め、撮像素子16bの1つの画素で撮像された光がどの
小凸レンズを通過したのかは一意に定まる。すなわち、
本実施形態の装置を製造する際に、画像17bを目視し
ながら、画像17b中の小凸レンズ14aを通過した部
分(その形は小凸レンズ14aの形に等しい)が切り出
されて画像51aとして出力されるように調整して設定
すればよい。一度設定すれば、再度設定し直す必要はな
い。
【0033】同時に、切り出しの中心が画像17b中の
どの位置にあるのかを記録しておく。図5中の×印50
は、画像51aを切り出す際の中心位置であり、この位
置を記録しておく。他の小凸レンズを通過した部分を切
り出す際も、同様の設定と中心位置記録を行う。
【0034】次に、図6を参照しながら、図4中の画像
拡大縮小装置の動作について説明する。ここでは、画像
切り出し装置41が出力した画像51aに対応する画像
拡大縮小装置42a,42b,42c,…について詳し
く説明する。
【0035】図6の画像17aは第2の系により得られ
るものであり(図2参照)、図中の×印60は、画像5
1aを切り出す際に記録しておいた切り出し中心位置5
0を画像17aに当てはめた位置である。画像拡大縮小
装置42a,42b,42c,…は、×印60の位置を
拡大/縮小の中心位置として画像17aを異なる拡大率
で拡大、または縮小した後、画像51aと同じ形の画像
を切り出す。切り出し中心位置も×印60で示す位置で
ある。画像の拡大縮小の中心位置60が画像17aの中
心に一致しない理由については後述する。
【0036】図6は、それぞれ拡大率が2,1,−1の
場合の画像61a,61b,61cを例示している(こ
こで、拡大率が負の場合は、像が倒立することを示
す)。画像61a,61b,61cはそれぞれ相関演算
装置43a,43b,43cに送られ、画像51aとの
相関が計算される。ここで相関とは、入力された2つの
画像がどれだけ類似しているかを示すものであり、例え
ば、2つの画像の平均二乗誤差(MSE)が小さいほど
相関が高く、大きいほど相関が低い。
【0037】拡大率決定装置44は、相関演算装置によ
る相関計算結果を基に、相関が最も高くなる(平均二乗
誤差が小さい)ときの画像17aの拡大率を決定する。
図5中の画像51aと図6中の画像61a,61b,6
1cの比較から明らかなように、図6の例では画像61
cが最も相関が高い。したがって、拡大率決定装置44
は、この画像61cに対応する画像拡大縮小装置42c
によって設定した拡大率(−1)を出力する。
【0038】次に、図7および図8を参照しながら、奥
行き決定装置45による奥行き決定方法について詳しく
説明する。ここでも、複眼レンズ14を構成する1つの
小凸レンズ14aを通過した光について考察する。
【0039】図7は、撮像装置部分の第2の系(図3参
照)を示す。直線72は、小凸レンズ14aの主点を通
り、結像レンズ15bおよび撮像素子16bによって撮
像される光線を表す。小凸レンズ14aの作用を考える
と、結像レンズ15bの主点15pと(小凸レンズ14
aによって)結像関係にある点71は、直線72上の図
示した位置に存在する。
【0040】小凸レンズ14aの焦点距離をf、小凸レ
ンズ14aと点71の距離をg、小凸レンズ14aと結
像レンズ15bの距離をLとすると、次式(1)の関係
が成り立つ。
【0041】 (1/L)+(1/g)=(1/f) (1) 小凸レンズ14a越しに撮像された画像51aは、点7
1の位置から空中像10a”が存在する奥行き位置70
における範囲x1を撮像したものと考えることができ
る。したがって、小凸レンズ14aの幅をw、点71か
ら空中像10a”の存在する奥行き位置70までの距離
をzとすると、範囲x1は、簡単な幾何学的考察によ
り、次式(2)で表される。
【0042】 x1=wz/g (2) 図8は、撮像装置部分の第1の系(図2参照)を示し、
小凸レンズ14aを通さずに撮像した画像(すなわち拡
大率を1としたときの画像拡大縮小装置42の出力画像
61b)の撮像範囲を表している。
【0043】図7との比較のために、複眼レンズ14を
破線で示す。空中像10a’、結像レンズ15a、およ
び撮像素子16aは、それぞれ第2の系の空中像10
a”、結像レンズ15b、および撮像素子16bと、ハ
ーフミラー12による鏡像関係にあるので、それらの符
号は括弧して記した。また、図示した複眼レンズ14、
小凸レンズ14a、点71、および直線72は、第2の
系(図7参照)における複眼レンズ14、小凸レンズ1
4a、点71、および直線72のハーフミラー12によ
る鏡像を示すものであるため、それらの符号は括弧して
記した。
【0044】画像61bは、被写体10aの空中像10
a’(10a”)が存在する奥行き位置70におけるx
2の範囲を主点15pから撮像したものと考えることが
できる。x2は、簡単な幾何学的考察により、次式
(3)で表される。
【0045】 x2=w(L+z+g)/L (3) これを一般化すると、拡大率をKとしたときの画像拡大
縮小装置42a,42b,42c,…の出力画像61
a,61b,61c,…は、空中像10a’(10
a”)が存在する奥行き位置70におけるx2/Kの範
囲を主点15pから撮像したものと考えることができ
る。
【0046】出力画像61a,61b,61c,…の中
から画像51aと最も相関の高い画像を選び、この画像
の拡大率Kを決定するという、拡大率決定装置44によ
る処理は、次式(4)を満たすKを導出することと等価
である。
【0047】 x1=−x2/K (4) ここで、マイナス符号は、x1とx2の向きが逆である
ことを考慮したものである。式(2)〜(4)より、 z=(L+g)g/(−g−KL) (5) が導かれる。装置の仕様によって決まる定数L,gと、
拡大率決定装置44によって決定した拡大率Kを式
(5)に代入すれば、点71から空中像10a’が存在
する奥行き位置70までの距離を求めることができる。
このようにして、奥行き決定装置45は、画像17aの
小凸レンズ14aに対応する部分画像(領域分割して切
り出された画像51a)の奥行きを決定する。他の部分
画像についても同様である。
【0048】次に、図7と図8を比較・参照しながら、
画像拡大縮小装置42a,42b,42c,…による画
像の拡大縮小の中心位置60が画像17aの中心位置と
一致しない理由について説明する。
【0049】図7において、直線72(小凸レンズ14
aの主点を通り、結像レンズ15bおよび撮像素子16
bによって撮像される光線と一致)は、画像17bから
小凸レンズ14aを通過した部分画像51aを切り出す
際の切り出し中心位置(図5の×印50)と一致する。
【0050】一般に、レンズの主点を通る光線はレンズ
による屈折を受けない。したがって、直線72上の光線
は複眼レンズ14の有無にかかわらず撮像素子16b,
16aの同一位置に入射し、画像17b,17a中の同
一位置に撮像される。よって、直線72は、画像51a
(画像17bから切り出した部分画像)と画像17aの
自明な対応点を表している。そこで、画像51aと、画
像17aを拡大縮小した画像61a,61b,61c,
…との相関計算は、この対応点を一致させながら行えば
よい。
【0051】このため、画像拡大縮小装置42a,42
b,42c,…では、拡大縮小する際の中心位置を直線
72(図6の画像17a上では×印60)と一致させて
画像17aを拡大または縮小し、さらに×印60が切り
出し後の画像の中心となるようにして、画像51aと同
一サイズの画像を切り出すという処理を施す。他の小凸
レンズを通過した部分画像である像30b,30c(図
3,図5参照)に対応する他の画像拡大縮小装置(図示
せず)の拡大または縮小の中心位置は、当然、これら部
分画像の切り出し中心位置と一致させる。
【0052】以上の通り、複眼レンズ14を構成する1
つの小凸レンズ14aに対応する部分の奥行き検出方法
について説明したが、複眼レンズ14を構成する他の小
凸レンズに対応する部分の奥行きも、式(5)を用いて
同様に計算することができる。上述したように、実用的
な設定では、1つの被写体はその部分毎に複眼レンズ1
4を構成する複数のレンズを通して撮像される。したが
って本実施形態によれば、単に被写体の奥行き位置(何
処に配置されているか)を検出できるだけでなく、被写
体の奥行き方向の凹凸形状を検出することもできる。
【0053】上述の説明では、被写体10a,10b,
10cそのものの奥行きでなく、その空中像10a’,
10b’,10c’の奥行きを検出する例を示したが、
複数の被写体の奥行き方向の前後関係や被写体の凹凸形
状については、これで十分な確度で検出を行うことが出
来る。なお、被写体の実距離を測定する場合には、検出
された空中像の奥行きを基に、大凸レンズ11について
の結像公式を用いて求めることが出来る。
【0054】(変形例1)上記実施形態では、複眼レン
ズ14は複数の小凸レンズ(焦点距離f>0)で構成さ
れているものとした。これを変形して、図9のように、
焦点距離f(<0)を持つ複数の小さな凹レンズ94
a,94b,94c…をマトリクスアレー状に配置して
構成された複眼レンズ94を使用することもできる。
【0055】この場合、図7中のgおよびzを図9のよ
うに描き改めることにより、上述の式(2),(3)を
そのまま用いることができる。図8と図9を比較する
と、x1とx2の向きが同一なので、式(4)と(5)
を以下のように書き改めて用いる必要がある。
【0056】 x1=x2/K (4’) z=(L+g)g/(−g+KL) (5’) 本変形例によれば、計算式は変更になるものの、小凹レ
ンズによる複眼レンズを用いても上記実施形態と同様に
被写体の奥行き検出を行うことができる。
【0057】(変形例2)上記実施形態の別の変形例と
して、第2の系の複眼レンズ14と結像レンズ15bの
間に、任意の光学素子(例えばレンズ、プリズム)を挿
入することができる。ここで、第1の系にも全く同一の
光学装素子を挿入し、第2の系に挿入した光学素子のハ
ーフミラー12による鏡像になるように配置する必要が
ある。
【0058】図10は、このような変形例の一つを示
す。図10には、第2の系において、複眼レンズ14に
近接して結像レンズ15bとの間に凸レンズ101bを
挿入し、第1の系において、凸レンズ101bのハーフ
ミラー12による鏡像の位置に同一特性の凸レンズ10
1aを挿入した構成が示されている。凸レンズ101
a,101bの焦点距離は、レンズ101bと結像レン
ズ15b間の距離に等しいものとする。
【0059】本変形例の装置では、複眼レンズ14の各
小凸レンズの主点を通過して撮像される光線102は各
小凸レンズの光軸と一致する。一般に、レンズの光軸近
傍における光線の収差は少ない。したがって、本変形例
の装置によれば、凸レンズ101bを設けたことでより
高い解像度で画像を撮像することができる。
【0060】(まとめ)上記実施形態および各変形例の
説明では、大凸レンズ11を用いて被写体の空中像を結
像させて、この空中像を撮像し(請求項2の撮像装
置)、その奥行きを検出するものとした。このような構
成により、本発明装置から遠く離れた被写体の奥行きを
検出することができる。本発明装置の近傍位置にある被
写体だけを取り扱う場合は、大凸レンズ11を取り除い
て撮像し(請求項1の撮像装置)、被写体の奥行きを直
接検出することも可能である。この場合でも、得られた
2つの画像から奥行きを検出する処理手順は同一とする
ことができる。
【0061】また、上記実施形態および各変形例の説明
では、複数の画像拡大縮小装置を用いて各々拡大率の異
なる画像を生成し、複数の相関演算装置を用いて相関を
計算し、この結果に基づいて相関を高くする拡大率を選
択、決定するものとした。これに代えて、1つの画像拡
大縮小装置で画像を拡大(または縮小)し、1つの相関
演算装置で相関を計算し、この相関が最も高くなるま
で、画像拡大縮小装置の拡大率を変化させて上述と同様
の処理手順を繰り返すようにしても同様の結果を得るこ
とが出来る。
【0062】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係る撮像装置
によれば、第1の系と、それぞれ所定位置に配置された
複数のレンズからなる複眼レンズと第2の結像レンズを
有する第2の系とに被写体からの光を分配することで、
撮像装置を複数台用いることなく、被写体の奥行き検出
に使用できる画像を撮像することができる。また、本発
明に係る奥行き検出装置によれば、上記撮像装置による
画像に所定の相関処理を行うことで、同じ形の被写体が
多数存在する場合であっても、被写体の奥行きを誤りな
く検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮像装置の一実施形態の構成を示
す構成図である。
【図2】図1の撮像装置における第1の系を示す構成図
である。
【図3】図1の撮像装置における第2の系を示す構成図
である。
【図4】本発明に係る奥行き検出装置の一実施形態の構
成を示す構成図である。
【図5】図4の奥行き検出装置における画像切り出し装
置の動作を説明する説明図である。
【図6】図4の奥行き検出装置における画像拡大縮小装
置の動作を説明する説明図である。
【図7】図4の奥行き検出装置によって奥行きを決定す
るための計算式(式(5))を導出するための説明図で
あり、撮像装置部分の第2の系が小凸レンズ14aを通
して撮像する様子を示す。
【図8】図4の奥行き検出装置によって奥行きを決定す
るための計算式(式(5))を導出するための説明図で
あり、撮像装置部分の第1の系が小凸レンズ14aに対
応する部分を撮像する様子を示す。
【図9】本発明に係る撮像装置の変形例1における、図
7に相当する説明図である。
【図10】本発明に係る撮像装置の変形例2の構成を示
す構成図である。
【図11】従来の撮像装置および奥行き検出装置の概略
構成を示す構成図である。
【図12】図11の従来の奥行き検出装置によって奥行
き検出を行う様子を示す説明図である。
【図13】図11の従来の奥行き検出装置が誤った奥行
き検出を行うときの被写体の配置を説明する説明図であ
る。
【図14】図11の従来の奥行き検出装置が奥行き検出
を誤る様子を説明する説明図である。
【符号の説明】
10a,10b,10c 被写体 10a’,10b’,10c’,10a”,10b”,
10c 空中像 11 大凸レンズ 12 ハーフミラー 13 全反射鏡 14,94 複眼レンズ 14a,14b,14c 小凸レンズ 15a,15b 結像レンズ 16a,16b 撮像素子 17a,17b,51a,51b,51c,61a,6
1b,61c 画像 41 画像切り出し装置 42a,42b,42c 画像拡大縮小装置 43a,43b,43c 相関演算装置 44 拡大率決定装置 45 奥行き決定装置 94a,94b,94c 小凹レンズ 101a,101b 凸レンズ 102 光線 400 演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 光▲穂▼ 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 岡野 文男 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5C061 AB03 AB08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換手段に被写体からの光を入射し
    て結像させる手段を備えた撮像装置において、 前記被写体からの光を2系統に分配する分配手段と、 前記被写体の像を第1の光電変換手段に結像させる第1
    の結像レンズを有する第1の系と、 前記被写体の像を第2の光電変換手段に複数結像させる
    複眼レンズと第2の結像レンズを有する系であって、前
    記複眼レンズと前記第2の結像レンズによって、前記第
    2の光電変換手段に前記複眼レンズが有するレンズの数
    だけの画像を結像させる構成の第2の系とを備えたこと
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、 前記被写体と前記分配手段の間に対物レンズを備え、 前記対物レンズによって形成される前記被写体の空中像
    の光を前記分配手段に入射することを特徴とする撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の撮像装置にお
    いて、 前記分配手段は前記被写体からの光を透過および反射す
    るハーフミラーであり、 前記複眼レンズは、前記被写体からの光に対向して前記
    レンズをマトリクス状に配置されていることを特徴とす
    る撮像装置。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像して得た2つの画像から前
    記被写体の奥行きを検出する奥行き検出装置であって、 請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置と、 前記撮像装置の前記第2の光電変換手段からの画像を前
    記第2の結像レンズにおける通過位置に応じて領域分割
    して複数の部分画像を生成する分割手段と、 前記撮像装置の前記第1の光電変換手段からの画像の大
    きさを拡大または縮小して演算により前記領域分割され
    た画像との相関を求め、前記相関に基づいて前記被写体
    の奥行きを算出する演算手段とを備えたことを特徴とす
    る奥行き検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の奥行き検出装置におい
    て、 前記演算手段は、 前記第1の光電変換手段からの前記画像をそれぞれ異な
    る倍率で拡大または縮小し、前記部分画像と略同一の大
    きさの対応する画像を切り出す複数の拡大縮小手段と、 前記切り出された複数の画像それぞれと前記部分画像と
    の相関を求める手段と、 前記求めた相関が最も高いときの前記第1の光電変換手
    段からの画像の拡大率を決定し、該拡大率から前記被写
    体の前記部分画像に対応する部分の奥行きを計算する奥
    行き決定手段とを備えたことを特徴とする奥行き検出装
    置。
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