JP2002050243A - 平型ケーブルの製造方法及び押出成形金型の芯金 - Google Patents

平型ケーブルの製造方法及び押出成形金型の芯金

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JP2002050243A
JP2002050243A JP2000238372A JP2000238372A JP2002050243A JP 2002050243 A JP2002050243 A JP 2002050243A JP 2000238372 A JP2000238372 A JP 2000238372A JP 2000238372 A JP2000238372 A JP 2000238372A JP 2002050243 A JP2002050243 A JP 2002050243A
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flat cable
conductors
sheath
insulated
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勝覚 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き裂き性が向上する平型ケーブルの製造方
法及び押出成形金型の芯金を提供する。 【解決手段】 絶縁導体22、22を並べて押出成形金
型27の芯金29内を走行させた後、シースを被覆する
ために、芯金29の送出口35から送り出す絶縁導体2
2、22の送り出し状態を、隣り合う絶縁導体22、2
2同士の間の全てが送出口35で隔てられることのない
ようにする。隣り合う絶縁導体22、22同士の間にお
いては、塗布されている無機粉体が送出口35によって
かき取られないようにする。送出口35の開口を長孔状
に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、平型ケーブルの製
造方法と、その平型ケーブルを製造する際に用いられる
押出成形金型の芯金とに関する。
【0002 】
【従来の技術】従来より平型ケーブルは、VVF(ビニ
ル絶縁ビニルシースケーブル)、EEF(ポリエチレン
絶縁耐熱ポリエチレンシースケーブル)、CEF(架橋
ポリエチレン絶縁耐熱ポリエチレンシースケーブル)等
の各種が知られている。以下、VVFを例にして説明す
る。
【0003 】図7において、一般家屋への送電に採用
される平型ケーブル1(600Vビニル絶縁ビニルシー
スケーブル平型)は、並んで配置される一対の絶縁導体
2、2と、これらの上に被覆されるシース3とを備えて
いる。また、その断面視は略長円状になるように構成さ
れている。
【0004 】絶縁導体2、2は、導体(芯線)4、4
の上に絶縁体5、5を被覆し、さらに無機粉体(不図
示)をその上に塗布して形成されている。シース3は、
並んで配置された状態の絶縁導体2、2を一括して被覆
し、その被覆には、図8に示されるような押出成形金型
6が用いられている。
【0005 】押出成形金型6は、ダイス7と芯金8と
を備えており、ダイス7のランド部及び芯金8のランド
部の間で区画形成された空間9からは、シース3(図7
参照)となる溶融樹脂が押し出されるようになってい
る。この溶融樹脂は、連続的に絶縁導体2、2の上に押
し出され、絶縁導体2、2をシース3(図7参照)とし
て一括して被覆するようになっている。この時、絶縁導
体2、2は、各々独立して芯金8の送出口10、10か
ら押出成形金型6の外側へ送り出されている。
【0006 】以上のような平型ケーブル1は、例えば
配電盤等に接続する際において、端部に位置するシース
3を除去し、絶縁導体2、2を分岐させた上で使用する
ようになっている。もう少し詳しく絶縁導体2、2の分
岐について説明すると、カッターを用いて各絶縁導体
2、2の分断面に沿うようにシース3の外表面をその長
手方向に切り欠いて切り溝11(図7における二点鎖線
参照)を形成し、その後に平型ケーブル1の端面からカ
ッターを切り入れて引き裂き、各絶縁導体2、2を分岐
させるようになっている。
【0007 】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、絶縁導体2、2が各々独立して送出口1
0、10から送り出されていることから、つぎのような
問題点が生じていた。すなわち、絶縁導体2、2の絶縁
体5、5上に塗布されている無機粉体(不図示 以下同
様)の多くが送出口10、10によってかき取られてし
まい、平型ケーブル1の端末処理における引き裂き性に
影響を来してしまっていた。
【0008 】送出口10、10は、絶縁導体2、2の
絶縁体5、5の直径よりも若干大きな円形の貫通する孔
として形成されており、そこに絶縁導体2、2を各々通
過させると、塗布された無機粉体の多くが全周にわたっ
てかき取られてしまうような構造になっていた。これに
より、絶縁導体2、2を分岐させる際に、カッターに付
着する無機粉体の量が減って引き裂き時の摩擦力が大き
くなり、引き裂き性が悪くなってしまっていた(引き裂
き荷重が大きくなってしまっていた)。
【0009 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、引き裂き性が向上する平型ケーブルの製造方
法及び押出成形金型の芯金を提供することを課題とす
る。
【0010 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の平型ケーブルの製造方
法は、導体の上に絶縁体を被覆し、該絶縁体の上に無機
粉体を塗布した複数の絶縁導体と、該複数の絶縁導体を
並べた状態でこれらの上に被覆されるシースと、を備え
た平型ケーブルの製造方法であって、前記複数の絶縁導
体を並べて押出成形金型の芯金内を走行させた後、前記
シースを被覆するために、前記芯金の送出口から送り出
す前記複数の絶縁導体の送り出し状態を、隣り合う絶縁
導体同士の間の全てが前記送出口で隔てられることのな
いようにしたことを特徴としている。
【0011 】請求項2記載の本発明の平型ケーブルの
製造方法は、請求項1に記載の平型ケーブルの製造方法
において、前記芯金の前記送出口から前記複数の絶縁導
体を送り出す際、前記隣り合う絶縁導体同士に間隔を持
たせたことを特徴としている。
【0012 】請求項3記載の本発明の押出成形金型の
芯金は、導体の上に絶縁体を被覆し、該絶縁体の上に無
機粉体を塗布した複数の絶縁導体と、該複数の絶縁導体
を並べた状態でこれらの上に被覆されるシースと、を備
えた平型ケーブルを製造する際に用いられる押出成形金
型の芯金であって、前記シースを被覆するために、前記
複数の絶縁導体を内部から送り出す部分となる送出口
を、前記複数の絶縁導体の並ぶ方向に長く開口させ且つ
前記複数の絶縁導体が全て通過する長孔状に形成したこ
とを特徴としている。
【0013 】請求項4記載の本発明の押出成形金型の
芯金は、請求項3に記載の押出成形金型の芯金におい
て、前記送出口の前記並ぶ方向に沿う面に、前記複数の
絶縁導体に対する位置決め用のガイドを突出形成したこ
とを特徴としている。
【0014 】請求項1に記載された本発明によれば、
平型ケーブルは次のような手順で製造される。先ず、導
体の上に絶縁体を被覆し、次いで、その絶縁体の上に無
機粉体を塗布する。これにより絶縁導体が形成される。
続いて、形成した絶縁導体を複数を並べて押出成形金型
の芯金内に走行させ、芯金の送出口から複数の絶縁導体
を並べた状態で送り出す。芯金の送出口から送り出され
る複数の絶縁導体の送り出し状態は、隣り合う絶縁導体
同士の間の全てが送出口で隔てられることのないように
する。最後に、送り出された複数の絶縁導体にシースを
被覆する。以上により平型ケーブルが製造される。複数
の絶縁導体を送出口から送り出す際、隣り合う絶縁導体
同士の間を送出口で全て隔てることなく送り出している
ことから、少なくともその絶縁導体同士の間となる部分
の無機粉体が送出口でかき取られてしまうことはない。
これにより、無機粉体が上記間となる部分に確実に残る
ことになるから、絶縁導体同士の間を引き裂いて絶縁導
体を分岐させる際のカッターに付着する無機粉体の量を
十分に確保することができるようになる。
【0015 】請求項2に記載された本発明によれば、
隣り合う絶縁導体同士は間隔を持たせられた状態で送出
口から送り出される。これにより、上記間隔には無機粉
体がたまるようになって、カッターに付着する無機粉体
の量を一層、確保することができるようになる。また、
隣り合う絶縁導体同士に間隔を持たせることにより、絶
縁体に傷を付けることなくカッターで引き裂くことがで
きるようになる。
【0016 】請求項3に記載された本発明によれば、
押出成形金型の芯金は、複数の絶縁導体の並ぶ方向に長
く開口する長孔状に形成された送出口を有する。これに
より、複数の絶縁導体は全て並んだ状態でその送出口を
通過する。送出口を上記形状に形成することで、少なく
とも隣り合う絶縁導体同士の間となる部分の無機粉体は
送出口でかき取られてしまうことがない。無機粉体は、
隣り合う絶縁導体同士の間となる部分に確実に残るよう
になることから、絶縁導体同士の間を引き裂いて絶縁導
体を分岐させる際に、カッターに付着する無機粉体の量
を十分に確保することができるようになる。
【0017 】請求項4に記載された本発明によれば、
送出口のガイドによって複数の絶縁導体は各々の位置が
安定した状態で送出口を通過する。これにより、隣り合
う絶縁導体同士の間にたまる無機粉体の量を安定させる
ことができるようになる。
【0018 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の平型ケーブルの製
造方法の一実施の形態を示す平型ケーブルの断面図であ
る。また、図2は図1の絶縁導体を示す斜視図である。
【0019 】図1において、引用符号21は平型ケー
ブルを示している。その平型ケーブル1としては、VV
F(ビニル絶縁ビニルシースケーブル)、EEF(ポリ
エチレン絶縁耐熱ポリエチレンシースケーブル)、CE
F(架橋ポリエチレン絶縁耐熱ポリエチレンシースケー
ブル)等の各種を挙げることができる。以下、VVFを
例にして説明する。
【0020 】平型ケーブル(JIS C 3342、
600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形)は、引
込口配線用及び屋内配線用に用いられる低圧配線用ケー
ブルであって、並んで配置される一対の絶縁導体22、
22と、これらの上に被覆されるシース23とを備えて
いる。また、その断面視は略長円状になるように構成さ
れている。さらに、図1中の二点差線で囲まれる部分、
すなわち隣り合う絶縁導体22、22の間となる部分の
後述する無機粉体26、26の量が多くなるように構成
されている。
【0021 】絶縁導体22、22は、図1及び図2に
示される如く、導体(芯線)24、24と絶縁体25、
25と無機粉体(タルク)26、26(図2参照 一方
のみ図示)とを備えて構成されている。導体24、24
は当然の如く導電性を有し、絶縁体25、25はポリ塩
化ビニル等のビニル系樹脂で形成されている。尚、本形
態では絶縁導体22、22の数を二つとして説明する
が、これに限られず複数あれば良いものとする。
【0022 】絶縁導体22、22は、導体24、24
の上に絶縁体25、25を被覆し、さらにその上に無機
粉体26、26を塗布して全体を形成するようになって
いる。絶縁体25、25に塗布された無機粉体26、2
6は、その絶縁体25、25に対して付着した状態にな
っている(絶縁体25、25の全周にわたって付着す
る)。
【0023 】シース23は、並んで配置された状態の
絶縁導体22、22を一括して被覆するようになってい
る。その被覆には、図3ないし図5のいずれかに示され
るような押出成形金型27が用いられるようになってい
る。押出成形金型27は、図3及び図4に示される如
く、ダイス28と、そのダイス28の内部に設置される
芯金29とを備えている。
【0024 】ダイス28は、内部が中空となる略筒状
に形成されている。また、その内部形状は、ダイス28
の外側となる一端面30に形成された押出成形口31に
向けて次第に狭くなるテーパ状に形成されている。押出
成形口31は、平面視楕円形状に形成されており、押出
成形口31から内部に連続する面がランド部32となっ
ている。
【0025 】芯金29は、内部が中空となる略筒状に
形成されている。また、その外形形状は、ダイス28の
内部形状に合わせて形成されており、ダイス28の内部
に設置されると所定の間隔を有するようになっている。
その間隔は、シース23となる溶融樹脂を充填するため
の空間33を形成するようになっている。
【0026 】芯金29の細くなった先端部には、空間
33を挟んで上記ランド部32と対面するランド部34
と、芯金29の内部に連通する送出口35とが形成され
ている。尚、ランド部32とランド部34の間隔(又は
押出成形口31)を大きく設定すと、絶縁導体22、2
2の上に押し出されてその絶縁導体22、22を被覆す
るシース23の厚みが厚くなり、また、間隔を狭く設定
するとシース23の厚みが薄くなるようになっている。
【0027 】送出口35は、絶縁導体22、22の並
ぶ方向に長く開口し、且つ絶縁導体22、22が全て通
過する長孔状に形成されている。言い換えれば、隣り合
う絶縁導体22、22同士の間の全てが送出口35で隔
てられることのないように長孔状に形成されている。
【0028 】送出口35には、一対のガイド36、3
6が形成されている。ガイド36、36は、送出口35
の絶縁導体22、22が並ぶ方向に沿う面に形成されて
おり、そのガイド36、36によって絶縁導体22、2
2が位置決めされるようになっている。また、ガイド3
6、36は、内方に向けて若干の突出量で突出する突起
として形成されており、絶縁導体22、22の間に間隔
を持たせることができるようにも形成されている。
【0029 】上記構成において、図3を参照しながら
平型ケーブル21の製造方法について説明する。尚、絶
縁導体22、22は既知の製造方法で予め製造されてい
るものとする。
【0030 】図3において、先ず、絶縁導体22、2
2を並べ、その状態で絶縁導体22、22を矢線P方向
に走行させる。次に、絶縁導体22、22を更に矢線P
方向に走行させ、押出成形金型27の芯金29内を走行
させる。続いて、絶縁導体22、22を芯金29の送出
口35から上記状態で送り出す。送出口35は長孔状に
形成されていることから、その送出口35から送り出さ
れる絶縁導体22、22の送り出し状態は、これらの間
が送出口35で隔てられていない状態になっている(図
5参照)。そして最後に、送出口35から送り出された
絶縁導体22、22の上にシース23を被覆する。シー
ス23は空間33(図5参照)に充填される溶融樹脂を
押出成形口31(図5参照)から連続的に押し出すこと
により形成される。以上により平型ケーブル21が製造
される。
【0031 】このような製造方法を採用し、また、芯
金29を用いることで、少なくとも絶縁導体22、22
同士の間となる部分の無機粉体26、26(図2参照
一方のみ図示)は、送出口35によってかき取られてし
まうことがない。従って、無機粉体26、26は確実に
上記部分に残り、その残った状態で平型ケーブル21が
製造される。
【0032 】図6において、平型ケーブル21の端面
からカッター37を切り入れて引き裂き、各絶縁導体2
2、22を分岐させる端末処理を行うと、絶縁導体2
2、22同士の間には無機粉体26、26(図2参照
一方のみ図示)が塗布されたときの状態で残っているこ
とから(又はたまった状態になっていることから)、カ
ッター37に無機粉体26、26(図2参照 一方のみ
図示)が十分に付着することになる。これにより、引き
裂き時に掛かる摩擦力が小さくなり、引裂荷重が低減さ
れる(引き裂き性が向上する)。
【0033 】尚、上記押出成形金型27(図3参照)
を用いて製造した平型ケーブル(VVF、EEF)と、
従来例で説明した押出成形金型6(図8参照)を用いて
製造した平型ケーブル(VVF、EEF)との引裂荷重
(N)を比較すると以下のようになる。
【0034 】
【表1】
【0035 】表1に示される如く、引裂荷重は上記押
出成形金型27を用いて製造した平型ケーブル(VV
F、EEF)の方が低くなっている。従って、本発明に
より引き裂き性が向上するのは言うまでもない。その
他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実
施可能なことは勿論である。
【0036 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、少なくとも絶縁導体同士の間とな
る部分の無機粉体を送出口によりかき取られずに確実に
残すことができる製造方法になる。これにより、絶縁導
体同士の間を引き裂いて絶縁導体を分岐させる際のカッ
ターに付着する無機粉体の量を十分に確保し、引き裂き
時に掛かる摩擦力を低減させることができる。従って、
引き裂き性を向上させる平型ケーブルの製造方法を提供
することができるという効果を奏する。
【0037 】請求項2に記載された本発明によれば、
絶縁導体同士の間を引き裂いて絶縁導体を分岐させる際
のカッターに付着する無機粉体の量を一層、確保するこ
とができる。従って、引き裂き時に掛かる摩擦力を低減
させ、引き裂き性を一層向上させる平型ケーブルの製造
方法を提供することができるという効果を奏する。
【0038 】請求項3に記載された本発明によれば、
押出成形金型の芯金は、少なくとも隣り合う絶縁導体同
士の間となる部分の無機粉体をかき取らずに確実に残す
ことができる送出口を有することになる。このような送
出口を有する芯金により平型ケーブルを製造すれば、絶
縁導体同士の間を引き裂いて絶縁導体を分岐させる際の
カッターに付着する無機粉体の量が十分に確保されるか
ら、引き裂き時に掛かる摩擦力を低減させることができ
る。従って、平型ケーブルの引き裂き性を向上させる押
出成形金型の芯金を提供することができるという効果を
奏する。
【0039 】請求項4に記載された本発明によれば、
隣り合う絶縁導体同士の間にたまる無機粉体の量を安定
させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による平型ケーブルの製造方法の一実施
の形態を示す平型ケーブルの断面図である。
【図2】図1の絶縁導体を示す斜視図である。
【図3】本発明による押出成形金型の芯金の一実施の形
態を示す押出成形金型の断面図である。また、本発明に
よる平型ケーブルの製造方法を説明するための断面図で
もある。
【図4】図3の押出成形金型の正面図である。
【図5】図4の要部を拡大したものであり、絶縁導体が
送り出されている状態の断面を含んだ押出成形金型の正
面図である。
【図6】平型ケーブルの端末処理をしている状態を示す
斜視図である。
【図7】従来例の平型ケーブルの斜視図である。
【図8】従来例の押出成形金型の正面図である。
【符号の説明】
21 平型ケーブル 22 絶縁導体 23 シース 24 導体 25 絶縁体 26 無機粉体 27 押出成形金型 29 芯金 31 押出成形口 33 空間 35 送出口 36 ガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体の上に絶縁体を被覆し、該絶縁体の
    上に無機粉体を塗布した複数の絶縁導体と、該複数の絶
    縁導体を並べた状態でこれらの上に被覆されるシース
    と、を備えた平型ケーブルの製造方法であって、 前記複数の絶縁導体を並べて押出成形金型の芯金内を走
    行させた後、前記シースを被覆するために、前記芯金の
    送出口から送り出す前記複数の絶縁導体の送り出し状態
    を、隣り合う絶縁導体同士の間の全てが前記送出口で隔
    てられることのないようにしたことを特徴とする平型ケ
    ーブルの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の平型ケーブルの製造方
    法において、 前記芯金の前記送出口から前記複数の絶縁導体を送り出
    す際、前記隣り合う絶縁導体同士に間隔を持たせたこと
    を特徴とする平型ケーブルの製造方法。
  3. 【請求項3】 導体の上に絶縁体を被覆し、該絶縁体の
    上に無機粉体を塗布した複数の絶縁導体と、該複数の絶
    縁導体を並べた状態でこれらの上に被覆されるシース
    と、を備えた平型ケーブルを製造する際に用いられる押
    出成形金型の芯金であって、 前記シースを被覆するために、前記複数の絶縁導体を内
    部から送り出す部分となる送出口を、前記複数の絶縁導
    体の並ぶ方向に長く開口させ且つ前記複数の絶縁導体が
    全て通過する長孔状に形成したことを特徴とする押出成
    形金型の芯金。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の押出成形金型の芯金に
    おいて、 前記送出口の前記並ぶ方向に沿う面に、前記複数の絶縁
    導体に対する位置決め用のガイドを突出形成したことを
    特徴とする押出成形金型の芯金。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9440793B2 (en) 2012-12-27 2016-09-13 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Conveyor device for conveying food

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US9440793B2 (en) 2012-12-27 2016-09-13 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Conveyor device for conveying food

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