JP2002049756A - 融資システム - Google Patents

融資システム

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JP2002049756A
JP2002049756A JP2000237940A JP2000237940A JP2002049756A JP 2002049756 A JP2002049756 A JP 2002049756A JP 2000237940 A JP2000237940 A JP 2000237940A JP 2000237940 A JP2000237940 A JP 2000237940A JP 2002049756 A JP2002049756 A JP 2002049756A
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Yoshihiro Yamada
祥寛 山田
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金融機関から小規模企業への融資をオープン
化し、貸出利率を適正化する。 【解決手段】 小規模企業が操作するユーザ端末2と、
金融機関が操作する金融機関端末4と、金融機関の代表
により公正に運営される格付管理システム5とをインタ
ーネット1で接続する。小規模企業および金融機関は企
業情報を企業審査/評価機関に、基本情報を格付管理シ
ステム5に登録する。企業審査/評価機関は企業を調査
・審査の上、財務諸表情報を格付管理システム5に企業
審査/評価サーバ3によりリンケージする。格付管理シ
ステム5は、これらの情報により小規模企業の格付を行
う。ユーザ端末2から資金調達要求があると、格付管理
システム5は、その小規模企業の格付レベルが金融機関
提示の最低格付レベルを超える金融機関に資金調達要求
を通知する。通知を受けた金融機関はインターネット1
上で利率オークションを行い、最も低い利率を提示した
金融機関に貸出権利が付与される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人企業,中小企
業等の小規模企業に対する銀行,ノンバンク等の金融機
関による融資システムに関する。
【0002】
【従来の技術】個人企業,中小企業等の小規模企業は、
経営基盤が弱かったり不安定であったりすることが多い
ことから、資金調達に難渋する場合が少なくない。しか
し、我が国の企業形態の一つの特徴として中小企業が多
く、また大企業といえどもこれらの中小企業に支えられ
ている側面もある。更に、今後の我が国の産業界を活性
化するという観点からは、米国に比べて立遅れの目立つ
ベンチャー企業の育成が必須でる。
【0003】高度成長期にあっては、個人企業,中小企
業等の小規模企業は、その多くは大企業の傘下にあるた
め、系列銀行等から比較的容易に融資を受けることがで
きた。しかし、厳しさを増してきている昨今の企業環境
下では様相が一変した。金融機関は、自身の生き残りを
賭けて、小規模企業を峻別し始めたのである。中には、
小規模企業の弱い立場につけ込んで、法外な高利で貸付
ける金融機関も現れる有様である。
【0004】そうでなくても、従来のこの種の融資は、
金融機関が非常に不明確な基準の元に小規模企業を審査
し、その結果に基づいて曖昧に行われている。すなわ
ち、融資を受けようとする小規模企業は、関係のある比
較的狭い範囲内の(往々にして古くから付き合いのあ
る)金融機関に出向き、自己の資産情報および負債情報
と共に借入希望金額や利率,期間等の借入条件を提出し
て融資を願い出る。金融機関は、その借入条件について
内部的に保有している情報により検討し、独自の基準で
判断して貸出条件を提示する。この場合、小規模企業
は、弱い立場から貸出条件について、客観的に判断する
余裕がなく、多くの場合は金融機関が提示した貸出条件
をそのまま受け入れるというのが現実の姿である。一
方、金融機関も融資先の経営の実状を正確に把握し切れ
ないこともあり得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の融資システムでは、金融機関独自の不明確な審査
基準の元に曖昧な貸出が行われているため、融資元の金
融機関は小規模企業の経営の実状を正確に把握しきれず
不良債権となる確率も高く、一方、小規模企業は無制限
に計画性のない借入を行い勝ちであるという第1の問題
点がある。
【0006】また、融資元の審査基準が不明確であって
も、小規模企業は、弱い立場から金融機関提示の貸出条
件を呑まざるを得ず、その結果により利率を異常に押し
上げ、ひいては強引な取立てが行われる素地を作ること
にもなるという第2の問題点がある。
【0007】更に、小規模企業が融資を願い出る金融機
関が狭い範囲に限定され勝ちであるため、より低利での
貸出を引き受ける金融機関が存在していても、小規模企
業は感知し得ずに高利な貸出を受け、またその金融機関
は融資の機会を逃すことになるという第3の問題点があ
る。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たものであって、その第1の目的は、小規模企業にとっ
て適正な利率での融資を実行できる融資システムを提供
することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、金融機関にとって
安全な融資を実行できる融資システムを提供することに
ある。
【0010】本発明の第3の目的は、小規模企業および
金融機関の双方がビジネスチャンスを逸することが少な
くなるような融資システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の融資シス
テムは、資金を借り入れたい一定の法人の資金調達条件
情報と資金を貸し出したい一定の金融機関の資金貸出条
件情報を通信ネットワーク上で前記金融機関および前記
法人に公開し、前記金融機関によるオークションを経て
前記金融機関から前記法人への貸出を実行するようにし
たことを特徴とする。
【0012】第2の本発明の融資システムは、法人およ
び金融機関の調査・審査を行う手段と、前記調査・審査
によって認定された法人が、資金を借りたい場合に資金
調達条件情報をインターネットを介して送信する手段
と、前記調査・審査によって認定された金融機関が前記
資金調達条件情報を受信すると、資金を貸し出したい場
合にインターネットを介して資金貸出条件情報を送信す
る手段と、前記法人,前記金融機関から、前記資金調達
条件情報,前記資金貸出条件情報を受信すると、インタ
ーネットを介した前記金融機関による利率オークション
を行う手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】第3の本発明の融資システムは、小規模企
業に対して金融機関が資金を貸し出す融資システムにお
いて、前記小規模企業または前記金融機関から企業情報
が登録されると、該企業の調査および審査を行って統一
企業コードを付与する中立機関が運用する企業審査/評
価機関サーバと、前記統一企業コードおよびパスワード
を付与された小規模企業が資金の借入を行う場合に操作
するユーザ端末と、前記統一企業コードを付与された金
融機関が資金の貸出を行う場合に操作する金融機関端末
と、前記統一企業コードを含む入力によって前記ユーザ
端末または前記金融機関端末からログインされ、前記ユ
ーザ端末から資金調達要求を受信すると前記金融機関端
末に資金調達条件を通知し、また前記金融機関端末から
資金貸出条件を受信すると公開して金融機関による利率
オークションを行う格付管理システムとで構成され、前
記ユーザ端末,前記金融機関端末および前記格付管理シ
ステムをインターネットで接続可能にしたことを特徴と
する。
【0014】また、前記格付管理システムは、所定のル
ールによって当該小規模企業の格付けを行い、該格付レ
ベルが金融機関が提示した最低格付けレベルを超える金
融機関にのみ前記資金調達条件を通知するようにしても
よい。
【0015】また、前記企業審査/評価機関は、D&B社の
DUNS(The Data Universal Numbering System:ダン
ズ)、または帝国データバンクの同等のサービスを採用
してもよい。
【0016】また、前記利率オークションの結果により
一金融機関のみでは調達希望金額に満たない場合には、
次に利率の低い金融機関に順次に貸出権利を分割して付
与するようにしてもよい。。
【0017】また、前記利率オークションの結果による
貸出権利の決定は仮決定として当該小規模企業に通知
し、該ユーザ端末から承諾サインを受信した後に確定す
るようにしてもよい。
【0018】前記格付管理システムのサーバは、小規模
企業が資金の借入を行う場合に操作するユーザ端末およ
び金融機関が資金の貸出を行う場合に操作する金融機関
端末のそれぞれとインターネットを介して接続され、前
記小規模企業または前記金融機関端末からの企業情報の
登録によって中立的な企業審査/評価機関から付与され
る統一企業コードを含む入力によって、前記ユーザ端末
または前記金融機関端末からログインされる。そして、
前記ユーザ端末または前記金融機関端末から基本情報の
入力があり、かつ前記企業審査/評価機関から前記小規
模企業のリンケージを受けると、当該小規模企業または
当該金融機関にパスワードを付与すると共に当該小規模
企業の格付けを行う機能と、前記ユーザ端末および前記
金融機関端末から前記基本情報を受信するとテーブルに
格納する機能と、前記ユーザ端末から資金調達要求を受
信するとテーブルに格納すると共に前記金融機関端末に
資金調達条件を通知する機能と、前記金融機関端末から
資金貸出条件を受信するとテーブルに格納して公開する
機能と、前記各テーブルの内容により金融機関による利
率オークションを行う機能と、前記利率オークション中
に前記ユーザ端末または前記金融機関端末から、該利率
オークションの状況についての参照を受け入れる機能
と、前記利率オークションの結果を前記前記ユーザ端末
および前記金融機関端末に通知する機能とを備える。
【0019】本発明では、先ず、小規模企業および金融
機関が企業情報を中立的な企業審査/評価機関に登録す
る。その企業審査/評価機関は当該企業の調査および審
査を行って当該企業に登録IDを付与する。次に、小規
模企業およびは金融機関は統一企業コードにより格付管
理システムにログインしてそれぞれの基本情報を登録す
る。また、企業審査/評価機関は小規模企業の企業情報
を格付管理システムにリンケージする。格付管理システ
ムは該リンケージを受けると、小規模企業または金融機
関にパスワードを付与し、当該小規模企業の格付けを行
う。小規模企業がユーザ端末から統一企業コードおよび
パスワードにより格付管理システムにログインし、資金
調達要求を行い、格付管理システムが資金調達要求を受
信すると、テーブルに格納すると共に、小規模企業の格
付のレベルが金融機関提示の最低格付レベルを超える金
融機関にのみ資金調達条件を通知する。また、金融機関
端末から資金貸出条件を受信するとテーブルに格納して
公開する。そして、各テーブルの内容により金融機関に
よる利率オークションを行う。利率オークション中にユ
ーザ端末または金融機関端末から、該利率オークション
の状況についての参照をすることができる。利率オーク
ションの結果はユーザ端末および金融機関端末に通知さ
れる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の融資システムは、資金を
借り入れたい一定の法人の資金調達条件情報と資金を貸
し出したい一定の金融機関の資金貸出条件情報を通信ネ
ットワーク上で金融機関および法人に公開し、金融機関
によるオークションを経て金融機関から法人への貸出を
実行するようにしたものである。
【0021】より具体的には、法人および金融機関の調
査・審査を行う手段と、調査・審査によって認定された
法人が、資金を借りたい場合に資金調達条件情報をイン
ターネットを介して送信する手段と、調査・審査によっ
て認定された金融機関が資金調達条件情報を受信する
と、資金を貸し出したい場合にインターネットを介して
資金貸出条件情報を送信する手段と、法人,金融機関か
ら、資金調達条件情報,資金貸出条件情報を受信する
と、インターネットを介した金融機関による利率オーク
ションを行う手段とを備える。
【0022】次に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0023】図1は、本発明の融資システムの一実施例
の構成を示し、融資先となり得る小規模企業(以下、
「ユーザ」と記す)が操作するユーザ端末2と、格付管
理システム4と、融資元となり得る金融機関が操作する
金融機関端末4と、本融資システムの核となる格付管理
システム5とがインターネット1を介して相互に接続さ
れている。企業審査/評価機関サーバ3は、ユーザまた
は金融機関の企業情報を公開するときにのみ、インター
ネット1に接続される。
【0024】ユーザ端末2および金融機関端末4は、い
ずれも具体的にはクライアント・パソコンであって、In
ternet ExplorerやNetscape(登録商標) C
ommunicatorのようなブラウザを使用できる
ブラウザ環境と、メーラーを使用できる電子メール環境
が整えられている。ユーザは、ユーザ端末2において、
ブラウザによりデータや情報を入力し、当融資システム
の全ての画面を閲覧・操作でき、また、メーラーにより
格付管理システム5からのメールを受けることができ
る。金融機関は、金融機関端末4において、ブラウザに
よりデータや情報を入力し、当融資システムの全ての画
面を閲覧・操作でき、また、メーラーにより格付管理シ
ステム5からメールを受けることができる。
【0025】格付管理システム5は、金融機関の代表企
業によって公正に運営されるシステムであって、Webサ
ーバ5−1,アプリケーションサーバ5−2,データベ
ースサーバ5−3およびメールサーバ5−4から成るサ
ーバを搭載する。格付管理システム5は、ユーザの格付
けを行い、また融資オークションを実行する。Webサー
バ5−1はインターネット1を介してのユーザ端末2,
企業審査/評価機関端末3および金融機関端末4との交
信機能、アプリケーションサーバ5−2は格付自動計算
機能およびオークシヨン制御、データベースサーバ5−
3はユーザ資産情報および借入情報の格納データベース
の管理機能、メールサーバ5−4は各通知の制御機能を
それぞれ備える。
【0026】企業審査/評価機関とは、本融資システム
では、その性格上、企業審査/評価機関サーバ3によっ
て図1のインターネット1に全面的には接続するのは適
切でない、企業調査・審査機関をいう。この企業審査/
評価機関は、帝国データバンク(商号),D&B社のよう
な中立的な立場で企業を調査し、一定の基準の下にその
審査を行う機関であり、例えば、グローバル化した企業
活動に対応してDUNSを採用する。
【0027】DUNS(ダンズ)とは、1962年にD&B社が開
発した9桁の企業識別コード(ダンズナンバー)によっ
て、事業体(企業,官公庁,学校,,病院,個人事業主
等)を統一的にコード化するシステムをいう。ダンズナ
ンバーは、各国政府,国際的機関によりデファクトスタ
ンダードとして推奨されているグローバルな体系であ
り、現在、全世界で5,700万社を超える事業体に付与さ
れている。その付与と管理はD&B社によって行わる。D&B
社のような企業審査/評価機関は、中立的な立場で事業
体を一元管理し、その審査から評価までを行う。
【0028】次に、本融資システムによる融資方法につ
いて説明する。図2はユーザ、図3は金融機関、図4お
よび図5は格付管理システム5におけるそれぞれの流れ
図を示す。
【0029】(1)ユーザ基本情報の入力 先ず、ユーザは企業審査/評価機関にユーザ情報を登録
して統一企業コードを取得する(図2のステップ2
0)。
【0030】企業審査/評価機関に登録されるユーザ情
報および、次に述べる金融機関情報の内の一部を挙げる
と、統一企業コード,企業の危険度を示すリスクスコ
ア,倒産経歴,資産細目,負債細目,経常利益,売上伸
長率等である。これらの情報は、随時更新されることが
義務付けされる。ユーザ情報および金融機関情報は、随
時に更新を義務付けられ、最新の情報を保持させること
とする。また、統一企業コードをキーにして、直接に企
業審査/評価機関のサイトから閲覧することができる。
【0031】ユーザは、ユーザ端末2の共通トップ画面
上で「ユーザ情報新規登録」をクリックすることにより
遷移する、「ユーザ基本情報入力」画面からユーザ基本
情報を入力する(図2のステップ21)。ユーザ基本情
報とは、ステップ20で取得した統一企業コード,通知
先E-Mailアドレス,口座開設銀行名,口座番号および口
座名義である。ユーザ基本情報は格付管理システム5に
送信され、格付管理システム5では、ユーザ基本情報の
入力があると、ユーザ基本情報テーブル(図6にそのレ
イアウトを示す)を作成する(図4のステップ50,5
1)。
【0032】(2)金融機関基本情報の入力 一方、金融機関も、企業審査/評価機関に金融機関情報
を登録して統一企業コードを取得する(図3のステップ
40)。この登録は無料であるが、統一企業コードは企
業審査/評価機関による金融機関の審査の上、企業審査/
評価機関によって付与される。なお、企業審査/評価機
関への金融機関情報の登録は、金融機関によってCD-ROM
等の記録媒体により提供された金融機関情報を企業審査
/評価機関サーバ3からシステムに投入して行う。
【0033】金融機関は、金融機関端末4の共通トップ
画面上で「金融機関情報新規登録」をクリックすること
により遷移する、「金融機関基本情報入力」画面から金
融機関基本情報を入力する(図3のステップ41)。金
融機関基本情報とは、ステップ40で取得した統一企業
コード,通知先E-Mailアドレスおよび最低格付レベルで
ある。金融機関基本情報は格付管理システム5に送信さ
れ、格付管理システム5では、金融機関基本情報の入力
があると、金融機関基本情報テーブル(図7にそのレイ
アウトを示す)を作成する(図4のステップ53,5
4)。
【0034】(3)パスワードの付与とユーザの格付け 格付管理システムは、ユーザ基本情報が登録されると、
格付管理システム5は、それをトリガーとして企業審査
/評価機関にリンク要求することにより、企業審査/評価
機関から、当該ユーザの財務諸表情報のリンケージを受
ける。また、財務諸表情報が更新された場合には、逐
次、その更新された情報のリンケージを受ける。このリ
ンケージは、クローズドなVANを通じて、もしくはC
D−ROM等の媒体によって行われる。また、財務諸表
情報単位にパスワードを付与し、ユーザ基本情報テーブ
ルに格納するとともに、ユーザ端末2にメール通知する
(ステップ56)。
【0035】なお、パスワードは一回目の使用前、また
一ヶ月おきに、以下に説明する「格付システムメニュー
(ユーザ)」画面から遷移できる「パスワード変更(ユー
ザ)」画面(図10にそのレイアウトを示す)で変更し
なければならない。また、統一企業コード単位にパスワ
ードを付与し、金融機関基本情報テーブルに格納すると
ともに、金融機関端末4に送信する(図4のステップ5
5)。なお、パスワードは一回目の使用前、また一ヶ月
おきに、以下に説明する「格付システムメニュー(金融
機関)」画面(図11にそのレイアウトを示す)から遷
移できる「パスワード変更(金融機関)」画面で変更しな
ければならない。
【0036】リンケージを受けた格付管理システム5
は、その情報に基づき、ユーザの格付を行う(図4のス
テップ57)。格付ロジックは次ぎの通り。収益率(売
上高÷(製造原価+販売管理費+支払利息)),支払能
力((流動資産−棚卸計)÷流動負債+固定負債),活
力(売上高÷総資本),持久力(自己資本÷流動負債+
固定負債),成長力(自己資本÷(自己資本−税引後当
期利益)),健全指数((収益力+支払能力+活力+持
久力+成長力)÷5)の各指数を計算して、A(安
全),B(良好),C(監視),D(警告),E(危
険)の5段階評価とする。判定されたユーザ格付はユー
ザ基本情報テーブル(図5)に格納する。
【0037】(4)資金調達要求 ユーザは資金を調達したい場合、ユーザ端末2の共通ト
ップ画面上の「格付システムログイン」画面において、
自己の統一企業コードおよびパスワードを入力して、格
付管理システム5にログインする(図2のステップ2
2)。すると、「格付システムメニュー(ユーザ)」画面
(図10)に遷移するので、メニューの中から「資金調
達要求」をクリックし、遷移した「資金調達要求」画面
において、調達したい金額,上限利率,金融機関による
申入れ期間,資金の調達期間,返済期限等の資金調達条
件を入力する(図2のステップ23)。なお、ユーザが
ユーザ端末2から格付管理システム5にアクセスするに
は、これ以降は、常に「格付システムログイン」画面か
らのログインと、「格付システムメニュー(ユーザ)」
画面(図10)における画面選択を必要とする。
【0038】ユーザは、入力した資金調達条件の各情報
を「資金調達要求(確認)」画面で確認の上、送信ボタ
ンをクリックする(図2のステップ24)。
【0039】上記の情報が格付管理システム5に受信さ
れると、借入申入テーブル(図8にレイアウトを示す)
に登録される(図4のステップ58,59)。そして、
ユーザ基本情報テーブル(図6)中の「ユーザ格付」と
金融機関基本情報テーブル(図7)中の「最低格付レベ
ル」を参照し、前者が後者よりも大きい金融機関にのみ
「資金調達要求」の通知メールを発信する(図4のステ
ップ5A)。なお、「最低格付レベル」とは、金融機関
が貸出を許容できる最低のレベルにある「ユーザ格付」
をいう。
【0040】(5)金融機関による利率オークション 「資金調達要求」の通知メールを受信した(図3のステ
ップ42)金融機関は、メール内容を確認し、貸出を行
ないたいと考えれば(図4のステップ43)、金融機関
端末4の共通トップ画面上の「ユーザログイン」をクリ
ックすることにより遷移する、「格付システムログイ
ン」画面において、自己の統一企業コードおよびパスワ
ードを入力して、格付管理システム5にログインする
(図3のステップ44)。すると、「格付システムメニ
ュー(金融機関)」画面(図11)に遷移するので、メ
ニューの中から「貸出情報登録」をクリックし、遷移し
た「貸出情報登録」画面において、貸出上限金額である
貸出可能金額,対応利率(上限利率より高い場合はエラ
ー),貸出下限金額である貸出可能最低金額,貸出可能
年月日,返済希望年月日といった貸出条件情報を入力す
る(図3のステップ45)。このとき、貸出可能金額が
貸出可能最低金額より大きいことのエラーチェックがさ
れる。なお、金融機関が金融機関端末4から格付管理シ
ステム5にアクセスするには、これ以降は、常に「格付
システムログイン」画面からのログインと、「格付シス
テムメニュー(金融機関)」画面(図11)における画面
選択を必要とする。
【0041】金融機関は、上述の各情報の入力を終える
と、「貸出情報登録」画面で「登録」ボタンをクリック
する。そして、遷移した「貸出情報登録(確認)」画面
において、入力した貸出条件情報を確認の上、送信ボタ
ンをクリックする(図3のステップ46)。
【0042】上記の貸出条件情報が格付管理システム5
に受信されると、利率オークションテーブル(図9にレ
イアウトを示す)に登録される(図4のステップ5B,
5C)。この登録内容は、他の金融機関の金融機関端末
4の「貸出情報登録」画面から、金融機関の企業名のみ
を伏して随時参照可能である。ここから利率オークショ
ンの開始する。各金融機関による上記のような利率オー
クションは、「申入れ期間」まで続けられ、各金融機関
は、他の金融機関の貸出条件情報を参照することによっ
て、一旦登録した貸出条件情報を更新することができ
る。このときの金融機関からの入力データは、それ以前
の入力データよりも利率が低い、もしくは貸出可能金額
が高いことが要件とされる。
【0043】図12は、格付管理システム5へのログイ
ンによって、「格付システムメニュー(金融機関)」画
面(図11)から遷移できる利率オークション画面の遷
移図を示す。
【0044】利率オークション(検索)画面は、ユーザ端
末2および金融機関端末4から統一企業コードを入力し
て遷移可能である。指定以上のユーザ格付,指定以上の
上限利率,指定以下の調達希望金額,指定より後の資金
調達期限,指定より前の返済期限,指定より低い提示利
率を検索するための画面である。ここでは、金融機関は
オークションに参入するときに、利率オークションテー
ブルから最低利率を取得し、自己の貸出利率と比較す
る。
【0045】利率オークション(一覧)画面は、上記検索
条件に合致した借入要求情報を表示する画面であり、統
一企業コード,漢字商号,ユーザ格付,調達希望金額,
上限利率,現在提示利率(金融機関側入力の最低利
率),申入締切年月日,資金調達期限,返済期限を表示
できる。利率オークション(一覧)画面からは利率オーク
ション(詳細)画面に遷移できる。
【0046】利率オークション(詳細)画面は、利率オー
クション(一覧)画面で選択された要求案件につき、ユー
ザ提示条件および金融機関からのこれまでの提示条件の
詳細を一覧表示する。また、貸出可能金額,対応利率,
貸出可能最低金額,貸出可能年月日,返済希望年月日を
入力でき、申入れ内容の削除もできる。利率オークショ
ン(詳細)画面からは、利率オークション(一覧)画面,利
率オークション(確認)画面および貸出情報登録画面(但
し、決定前は遷移不可)に遷移できる。
【0047】利率オークション(確認)画面は、利率オー
クション(詳細)画面で登録行為を行った場合に遷移し、
金融機関によって使用される。表示項目は、申入登録単
位にに一意な統一企業コードと、利率オークション(詳
細)画面における入力項目である。利率オークション(確
認)画面からは利率オークション(一覧)画面、または
「各付システムメニュー(金融機関)」画面(図11)
に遷移可能である。
【0048】格付管理システム5は、「申入れ期間」を
過ぎたとき、それまでの登録内容を基に、貸出の権利を
与える金融機関を仮決定する(図4のステップ5D,5
E)。
【0049】そのロジックは以下のとおりである。
【0050】1)利率の一番低い金融機関が提示した貸
出可能金額がユーザの「調達希望金額」を満たしている
場合は、当該金融機関一社に貸出の権利を付与する。
【0051】2)利率の一番低い金融機関が提示した貸
出可能金額がユーザの「調達希望金額」を満たしていな
い場合は、まず当該金融機関に貸出の権利を付与する。
そして、(調達希望金額−貸出可能金額)>二番目に利
率の低い金融機関の貸出可能最低金額であり、かつ二社
の貸出金額の合計が調達希望金額を満たす場合は、二社
目の金融機関に(調達希望金額−貸出可能金額)だけの
貸出の権利を付与する。
【0052】3)(調達希望金額−貸出可能金額)<=
二番目に利率の低い金融機関の貸出可能最低金額である
か、または二社の貸出金額の合計が調達希望金額を満た
さない場合は、三社目の金融機関について、2>と同様
な条件で貸出を判定する。これを、調達希望金額を満た
すか、または登録された(図4のステップ5C)金融機
関からの申入れ内容を全て検索するまで繰り返す。
【0053】格付管理システム5は、以上のようにして
決定した金融機関に対しては仮決定(権利を得た対象ユ
ーザ名と条件)、またユーザに対しては仮決定内容(貸
出金融機関と利率,貸出受入れ回答期限等の諸条件)
を、それぞれメールにて通知する(図4のステップ5
F)。
【0054】このメールを受信したユーザは、格付管理
システム5にログインし(図2のステップ25,2
6)、ユーザ端末2の「借入決定登録」画面から再度決
定内容を確認の上、最終的に承認のサインを立てる(図
2のステップ27,28)。すると、利率オークション
テーブル(図9)中の貸出権利決定サインが立てられる
(図5のステップ5G)。この際、もしも決定された金
融機関が複数存在する場合には、部分的に承認すること
も可能である。その結果、調達希望金額を割ってしまっ
た金額について、ユーザは再び調達希望要求を出す(図
2のステップ23,24)こともできる。
【0055】格付管理システム5は、貸出受入れ回答期
限が過ぎると、利率オークションテーブル(図9)の内
容によって貸出権利を確定し(図5のステップ5H,5
I)、貸出権利を確定した金融機関に対して、決定内容
をメールにて通知する(図5のステップ5J)。
【0056】図13は、格付管理システム5へのログイ
ンによって、「格付システムメニュー(ユーザ)」画面
(図10)から遷移できる「借入決定登録」画面の遷移
図を示す。
【0057】「借入決定登録(検索)」画面は、登録ユ
ーザ番号の入力により「借入決定登録(詳細)」画面に
遷移するための画面である。
【0058】「借入決定登録(一覧)」画面は、「格付
システムメニュー(ユーザ)」画面(図10)からダイレク
トにアクセスすることが可能であり、現在決定に至って
いない全ての借入要求情報を一覧表示する。表示項目
は、登録ユーザ番号,ステータス(要求中/仮決定/決
定),調達希望金額,上限利率,現在提示利率(金融機
関側入力の最低利率),申入締切年月日,資金調達期
限,返済期限である。「借入決定登録(一覧)」画面か
らは「借入決定登録(詳細)」画面に遷移できる。
【0059】「借入決定登録(詳細)」画面は、仮決定
または決定した借入情報を表示する。表示項目は、登録
ユーザ番号,ステータス(要求中/仮決定/決定),調
達希望金額,上限利率,現在提示利率(金融機関側入力
の最低利率),申入締切年月日,資金調達期限,返済期
限の他、仮決定時のみには、借入の仮決定/決定した統
一企業コード,金融機関名,貸出権利金額,利率条件,
貸出年月日,貸出可能最低金額,返済予定年月日も表示
する。「借入決定登録(詳細)」画面からは、「借入決
定登録(検索)」画面,「借入決定登録(一覧)」画面
および「資金調達要求」画面に遷移できる。「資金調達
要求」画面へは、貸出の決定した金額が調達希望金額に
満たなかった場合、その差額と同利率条件で遷移可能で
ある。
【0060】(6)金融機関からの貸出 貸出権利が確定した金融機関は、各付管理システム5に
ログインし(図3のステップ48)、金融機関端末4の
「貸出情報登録」画面から「貸出登録」画面に遷移し、
貸出登録を行う(図3のステップ49)。「貸出情報登
録」画面は、仮決定以降は決定内容を表示しているの
で、金融機関は、その表示項目(対象ユーザ口座開設銀
行名,口座番号,口座名義,貸出金額,利率条件,返済
期限)を確認して、コメントがあれば追加する。この貸
出情報は当該金融機関のデータベースにリンケージされ
(インターネットバンキング)、貸出処理が行われる。
【0061】最後に、貸出情報に基づいて貸出終了処理
が行われる。金融機関による貸出登録を受けると、格付
管理システム5では、借入申込テーブル(図8)および
利率オークションテーブル(図9)から当該情報が削除
され(図5の5K,5L)、ここに融資処理の全てが終
了する。
【0062】なお、以上に説明した融資方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを半導体メモリ,CD
-ROM,フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体に
記録して、格付管理システム5に読み込ませ、実行する
ようにしてもよい。そのプログラムは、格付管理システ
ム5を構成するサーバを制御し、図4および図5に示し
たのと同様な処理を行わせる。
【0063】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、小規模企業によ
る資金調達要求に対して、金融機関による利率オークシ
ョンが行われるため、小規模企業にとって適正な利率に
よる融資を実行できるようになるということである。
【0064】本発明の第2の効果は、小規模企業のユー
ザ情報およびユーザ基本情報により小規模企業の実体を
吟味できるため、金融機関にとって安全な融資を実行で
きるいうことである。。
【0065】本発明の第3の効果は、インターネットに
より融資市場をオープン化するため、小規模企業および
金融機関の双方がビジネスチャンスを逸することが少な
くなるということである。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の融資システムの一実施例のブロック図
【図2】ユーザにおける処理の流れ図
【図3】金融機関における処理の流れ図
【図4】格付管理システムにおける処理(前半)の流れ
【図5】格付管理システムにおける処理(後半)の流れ
【図6】ユーザ基本情報テーブルのレイアウト図
【図7】金融機関基本情報テーブルのレイアウト図
【図8】借入申込テーブルのレイアウト図
【図9】利率オークションテーブルのレイアウト図
【図10】格付システムメニュー(ユーザ)画面のレイア
ウト図
【図11】格付システムメニュー(金融機関)画面のレイ
アウト図
【図12】利率オークション画面の遷移図
【図13】借入決定画面の遷移図
【符号の説明】
1 インターネット 2 ユーザ端末 3 企業審査/評価機関サーバ 4 金融機関端末 5 格付管理システム 5−1 Webサーバ 5−2 アプリケーションサーバ 5−3 データベースサーバ 5−4 メールサーバ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 資金を借り入れたい一定の法人の資金調
    達条件情報と資金を貸し出したい一定の金融機関の資金
    貸出条件情報を通信ネットワーク上で前記金融機関およ
    び前記法人に公開し、前記金融機関によるオークション
    を経て前記金融機関から前記法人への貸出を実行するよ
    うにしたことを特徴とする融資システム。
  2. 【請求項2】 法人および金融機関の調査・審査を行う
    手段と、 前記調査・審査によって認定された法人が、資金を借り
    たい場合に資金調達条件情報をインターネットを介して
    送信する手段と、 前記調査・審査によって認定された金融機関が前記資金
    調達条件情報を受信すると、資金を貸し出したい場合に
    インターネットを介して資金貸出条件情報を送信する手
    段と、 前記法人,前記金融機関から、前記資金調達条件情報,
    前記資金貸出条件情報を受信すると、インターネットを
    介した前記金融機関による利率オークションを行う手段
    とを備えたことを特徴とする融資システム。
  3. 【請求項3】 小規模企業に対して金融機関が資金を貸
    し出す融資システムにおいて、 前記小規模企業または前記金融機関から企業情報が登録
    されると、該企業の調査および審査を行って統一企業コ
    ードを付与する中立機関が運用する企業審査/評価機関
    サーバと、 前記統一企業コードを付与された小規模企業が資金の借
    入を行う場合に操作するユーザ端末と、 前記統一企業コードを付与された金融機関が資金の貸出
    を行う場合に操作する金融機関端末と、 前記統一企業コードを含む入力によって前記ユーザ端末
    または前記金融機関端末からログインされ、前記ユーザ
    端末から資金調達要求を受信すると前記金融機関端末に
    資金調達条件を通知し、また前記金融機関端末から資金
    貸出条件を受信すると公開して金融機関による利率オー
    クションを行う格付管理システムとで構成され、前記ユ
    ーザ端末,前記金融機関端末および前記格付管理システ
    ムをインターネットで接続可能にしたことを特徴とする
    融資システム。
  4. 【請求項4】 前記格付管理システムは、所定のルール
    によって当該小規模企業の格付けを行い、該格付レベル
    が金融機関が提示した最低格付けレベルを超える金融機
    関にのみ前記資金調達条件を通知することを特徴とする
    請求項3に記載の融資システム。
  5. 【請求項5】 前記企業審査/評価機関はDUNSを採用し
    たことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の融
    資システム。
  6. 【請求項6】 前記利率オークションの結果により一金
    融機関のみでは調達希望金額に満たない場合には、次に
    利率の低い金融機関に順次に貸出権利を分割して付与す
    ることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか
    に記載の融資システム。
  7. 【請求項7】 前記利率オークションの結果による貸出
    権利の決定は仮決定として当該小規模企業に通知し、該
    ユーザ端末から承諾サインを受信した後に確定するよう
    にしたことを特徴とする請求項3ないし請求項6のいず
    れかに記載の融資システム。
  8. 【請求項8】 小規模企業が資金の借入を行う場合に操
    作するユーザ端末および金融機関が資金の貸出を行う場
    合に操作する金融機関端末のそれぞれとインターネット
    を介して接続され、前記小規模企業または前記金融機関
    からの企業情報の登録によって中立的な企業審査/評価
    機関から付与される統一企業コードを含む入力によって
    前記ユーザ端末または前記金融機関端末からログインさ
    れる格付管理システムにおけるサーバであって、 前記ユーザ端末または前記金融機関端末から基本情報の
    入力があり、かつ前記企業審査/評価機関から前記小規
    模企業の企業情報のリンケージを受けると、当該小規模
    企業または当該金融機関に前記パスワードを付与する共
    に該小規模企業の格付けを行う機能と、 前記ユーザ端末および前記金融機関端末から前記基本情
    報を受信するとテーブルに格納する機能と、 前記ユーザ端末から資金調達要求を受信するとテーブル
    に格納すると共に前記金融機関端末に資金調達条件を通
    知する機能と、 前記金融機関端末から資金貸出条件を受信するとテーブ
    ルに格納して公開する機能と、 前記各テーブルの内容により金融機関による利率オーク
    ションを行う機能と、 前記利率オークション中に前記ユーザ端末または前記金
    融機関端末から、該利率オークションの状況についての
    参照を受け入れる機能と、 前記利率オークションの結果を前記ユーザ端末および前
    記金融機関端末に通知する機能とを備えたことを特徴と
    するサーバ。
  9. 【請求項9】 ユーザ端末,金融機関端末および格付管
    理システムがインターネットを介して接続され、小規模
    企業に対して金融機関が資金を貸し出する融資システム
    における融資方法において、 前記小規模企業および前記金融機関が企業情報を中立的
    な企業審査/評価機関に登録する手順と、 前記企業審査/評価機関が前記企業情報の登録を受ける
    と当該企業の調査および審査を行って当該企業に統一企
    業コードを付与する手順と、 前記小規模企業および前記金融機関が前記統一企業コー
    ドにより格付管理システムにログインしてそれぞれの基
    本情報を登録する手順と、 前記企業審査/評価機関が前記小規模企業の企業情報を
    前記格付管理システムにリンケージする手順と、 前記格付管理システムが前記小規模企業または前記金融
    機関にパスワードを付与する手順と、 前記格付管理システムが該リンケージを受けると当該小
    規模企業の格付けを行う手順と、 前記小規模企業が前記ユーザ端末から前記統一企業コー
    ドおよび前記パスワードにより前記格付管理システムに
    ログインして資金調達要求を行う手順と、 前記格付管理システムが前記資金調達要求を受信する
    と、テーブルに格納すると共に、前記小規模企業の格付
    のレベルが前記金融機関提示の最低格付レベルを超える
    金融機関にのみ資金調達条件を通知する手順と、 前記格付管理システムが前記金融機関端末から資金貸出
    条件を受信するとテーブルに格納して公開する手順と、 前記各テーブルの内容により金融機関による利率オーク
    ションを行う手順と、 前記利率オークション中に前記ユーザ端末または前記金
    融機関端末から、該利率オークションの状況についての
    参照を受け入れる手順と、 前記利率オークションの結果を前記前記ユーザ端末およ
    び前記金融機関端末に通知する手順とを有することを特
    徴とする融資方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の融資方法をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み込み可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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