JP2002049755A - リスク細分化ローン実現方法、およびローン提供プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

リスク細分化ローン実現方法、およびローン提供プログラムが記録された記録媒体

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JP2002049755A
JP2002049755A JP2000234809A JP2000234809A JP2002049755A JP 2002049755 A JP2002049755 A JP 2002049755A JP 2000234809 A JP2000234809 A JP 2000234809A JP 2000234809 A JP2000234809 A JP 2000234809A JP 2002049755 A JP2002049755 A JP 2002049755A
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Hideo Kataoka
秀夫 片岡
Kazu Sato
計 佐藤
Toru Taki
徹 滝
Hiroshi Hasegawa
博史 長谷川
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Sumitomo Corp
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NBO KK
Sumitomo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 与信状況に連動して個別に定められた金利の
ローンを設定する。 【解決手段】 ローン提供者は、車両の購入を希望する
ユーザ20からのローン設定の申込みに応じて、複数の
融資機関に対して債務保証を依頼する。次いで、各融資
機関は、それぞれローン提供者からの依頼に応じて与信
審査を行って債務保証の可否および債務保証を行う場合
の保証額を決定する。そして、ローン提供者が、各融資
機関が提示した債務保証の条件のうちユーザにとって最
も有利な条件にもとづいてローン設定を行う。よって、
ユーザの与信状況に連動して個別に金利を定めるように
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の物品の
購入に際して、購入者の与信状況に連動した金利でロー
ンを組むことができるリスク細分化ローン実現システム
およびリスク細分化ローン実現方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オートローンや各種ショッピン
グローンにおいては、ローン金利が契約により事前に定
められている。従って、ローンの申込みがあると、ロー
ン提供者は、事前に定められている例えば年利10%と
いうことを前提として与信審査をして、その結果にもと
づいて契約を締結するか否かを判断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、事前に定
められているローン金利で契約が締結されることから、
優良な与信状況のユーザ(ローン利用者)は、ローン提
供者の低い対個人リスクを考慮すると、高い金利を支払
っていることになり、与信状況が優良であるのにもかか
わらず他のユーザと比較して何ら優遇されていない。従
って、優良な与信状況のユーザによるローン利用を促進
することができないという課題があった。
【0004】一方、ローン提供者は、ローン金利が事前
に定められているため、事前に定められている金利より
も高い金利であれば契約を締結してもよいというユーザ
がいる場合であっても、そのような契約を実現すること
ができず、顧客層が限定されてしまうという課題があ
る。
【0005】そこで、本発明は、各ユーザの与信状況に
連動して個別に定められた金利のローン(リスク細分化
ローン)を設定することができるようにすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるリスク細分
化ローン実現方法は、先ず、例えば車両などの物品の購
入を希望するユーザからのローン設定の申込みがある
と、ローン提供者は、所定の金利を課すことを前提とし
て、例えば銀行、信販会社、消費者金融などの複数の債
務保証受付者に対して通信ネットワークを介して債務保
証(債権譲渡の予約などと解してもよい)を依頼する。
次いで、複数の債務保証受付者は、それぞれローン提供
者からの依頼に応じて与信審査を行って債務保証の可否
および債務保証を行う場合の保証額を決定する。する
と、ローン提供者が、各債務保証受付者が提示した債務
保証の条件のうちユーザにとって最も有利な条件(例え
ば、最も低額の保証額である場合に限らず、信頼度の高
い債務保証受付者である場合などであってもよい)にも
とづいてローン設定を行うようにしたものである。
【0007】複数の債務保証受付者として異なる業態の
融資機関(例えば、銀行、信販会社、消費者金融など、
それぞれ取引の根拠となる法律などが異なる機関)があ
るようにするのが好ましい。
【0008】各債務保証受付者が決定した債務保証の条
件のうち最も有利な条件を提示した債務保証受付者をユ
ーザが選択するようにして、ローン提供者は、ユーザに
より選択された債務保証受付者がユーザにとって最も有
利な条件を提示したものとしてローン設定を行うように
するのが好ましい。
【0009】ローン提供者は、複数の債務保証受付者に
対して債務保証を依頼する場合に、決定結果の受付制限
期間を指定し、受付制限期間内に債務保証受付者から通
信ネットワークを介して取得した債務保証の条件の内容
を、通信ネットワークを介してユーザに提示するように
するのが好ましい。
【0010】ローン提供者は、複数の債務保証受付者に
対して債務保証を依頼する場合に依頼のための情報をオ
ンラインオークションサイトに展示し、各債務保証受付
者から債務保証の条件を受け付けるようにしてもよい。
【0011】また、本発明によるローン提供プログラム
が記録された記録媒体は、インターネットなどの通信ネ
ットワークを介してローンの設定を行うためのローン提
供サーバに属しており、ローン提供プログラムが記録さ
れた記録媒体であって、先ず、車両などの物品の購入を
希望するユーザからのローン設定の申込みに応じて、ロ
ーン提供者が所定の金利を課すことを前提として複数の
債務保証受付者に対して債務保証を依頼する。次いで、
依頼に応じて複数の債務保証受付者により決定された債
務保証の可否および債務保証を行う場合の保証額に関す
る複数の決定情報の通知を受け付ける。すると、通知の
あった債務保証受付者から取得した決定情報の内容をユ
ーザに提示し、決定情報の内容にもとづいて複数の債務
保証受付者の中からユーザにより選択された債務保証者
の通知を受け付ける。そして、ユーザが選択した債務保
証者の債務保証にもとづいてローンを設定するようにし
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、本発明によるリスク細
分化ローン実現方法を適用するのに適した電子商取引シ
ステムの構成例を示すブロック図である。図2は、本発
明によるリスク細分化ローン実現方法における全体の処
理の流れの一例を説明するための説明図である。本例で
は、ローンを利用して車両の取引が行われる場合を例に
説明する。
【0013】図1に示すように、オンラインオートロー
ンサイトを運営するオートローン提供者はオートローン
提供サーバ10を有する。オートローン提供者は、本例
では、融資機関からの債務保証を得てユーザとローン契
約を締結し、例えば自己の資金を用いて車両販売業者に
対して車両代金の立替払いを行い、ユーザから立替金
額、金利および後述する保証金の回収を行う業者であ
る。オートローン提供サーバ10は、ユーザからのオー
トローンの申込みを受付けるインターネットサーバであ
る他、各融資機関(銀行、信販会社、消費者金融)との
間で債務保証の契約を行うなどのために用いられる端末
装置でもある。
【0014】銀行、信販会社、消費者金融は、それぞ
れ、銀行端末11、信販会社端末12、消費者金融端末
13を有する。オートローン提供サーバ10、銀行端末
11、信販会社端末12、および消費者金融端末13は
それぞれインターネット1に接続されている。各融資機
関は、それぞれ、例えば同種の業態の機関の融資実績な
どにもとづいて蓄積した与信情報(利用者の氏名、電話
番号などの本人に関する事項、契約日、契約の形態、契
約金額、返済回数などのローンの契約内容に関する事
項、利用残高、完済日、返済状況などの返済の記録に関
する事項などの個人情報)を有する各情報蓄積機関(例
えば、銀行の融資実績などにもとづく与信情報を管理す
る機関、信販会社の融資実績などにもとづく与信情報を
管理する機関、消費者金融の融資実績などにもとづく与
信情報を管理する機関)が管理している与信情報データ
ベース11a,12a,13aに、各端末11,12,
13を用いてアクセスすることができる。なお、一つの
情報蓄積機関で、複数業態の融資機関の融資実績などに
もとづく与信情報を管理し、複数業態の融資機関からの
アクセスを受け付けるようにしてもよい。また、情報蓄
積機関(例えば銀行の融資実績などにもとづく与信情報
を管理する機関)が、他の業態の融資機関(例えば、信
販会社、消費者金融)からのアクセスを受け付けるよう
にしてもよい。さらに、各融資機関が、例えば自己の融
資実績などにもとづいて蓄積した与信情報データベース
を独自に有する構成としてもよい。
【0015】また、本例では、融資機関は、銀行、信販
会社、および消費者金融それぞれ一機関としているが、
それぞれ複数の機関としても、一部の機関(例えば、銀
行のみ、銀行と信販会社のみ)としてもよく、また一部
の機関をそれぞれ複数含んだ構成としてもよい。
【0016】ローンを利用して車両を購入しようとする
者(以下、ユーザ20という)は、インターネット1に
接続可能なユーザ端末21を介して、オートローン提供
サーバ10にアクセスすることができる環境を有してい
る。
【0017】ローンを利用して車両を購入しようとする
場合には、ユーザは、上述したように、たとえ与信状況
が優良であっても、融資機関から提示された金利(事前
に契約により定めらている金利)によるローンを利用す
る他なかった。また、融資機関は、上述したように、事
前に定められている金利を前提とした与信審査の結果に
応じて融資の可否を選択しているため、顧客層が限定さ
れていた。
【0018】本来、金利は、その他の条件(例えば、対
象物、価格、支払期間など)が同一であれば、債務者の
返済能力によって定められるべきである。しかし、与信
状況に応じて金利を定めるための手段は実現されていな
い。実質的な自由金利(リスク細分化ローン)の設定を
阻害する要因となっているのは、銀行、信販会社、消費
者金融などの各融資機関の形態(例えば、取引の根拠と
なる法律など)の違いに起因して、明白に現れているわ
けではないが、顧客層が各融資機関の形態毎にカテゴリ
ー分けされ、その壁(各融資機関が同種業態の機関の顧
客に関する与信情報しか把握できないために、ユーザ側
がどのカテゴリーの融資機関に融資を依頼するかという
判断を当初から迫られるといった融資機関の業態間に生
じる壁)を超越した取引が困難となっていることである
と考えられる。
【0019】この実施の形態では、車両購入の際にロー
ンが利用される場合に、融資機関の形態の違いにもとづ
く上記のような障壁を解消して、ユーザの与信状況に応
じて個々に定められた金利によってオートローンの提供
することができるリスク細分化ローンを提供するための
方法が実現される。
【0020】以下、本例のリスク細分化ローン実現シス
テムにおけるリスク細分化ローンの契約が締結されるま
での処理について図面を参照して説明する。
【0021】先ず、ユーザ20は、図2に示すように、
インターネット1を介してオートローン提供サーバ10
にアクセスしてリスク細分化ローンの申し込みを行う
(ステップS11)。図3は、オートローン提供サーバ
10によって提供されるリスク細分化ローンの申し込み
画面の一例を示す説明図である。リスク細分化ローンの
申し込み画面には、各融資機関が与信審査を行うための
個人情報や、融資希望金額などのローン(リスク細分化
ローン)の申し込みを行うための各種入力領域が設けら
れている。本例では、図3に示すように、購入車両の説
明(例えば、車種、年式、新車/中古車の別など)、融
資希望金額、返済方法(例えば、口座引き落としとする
などの支払方法や、支払回数など)、ユーザ20の氏名
や住所などを入力するための入力領域が設けられてい
る。また、申込み画面には、図3に示すように、複数の
審査機関により審査を行うことについて、ユーザ20か
ら同意を得るための注意書きの表示領域や、同意したユ
ーザ20がチェックするための領域などが設けられてい
る。なお、この同意は、書面の郵送などの手段を用いて
得るようにしてもよく、ローン提供者がユーザ20と対
面して直接得るようにしてもよい。
【0022】なお、ユーザ20に保証人が存在する場合
には、一般に、複数の審査機関により審査を行うことに
ついて、ユーザ20の保証人からも同意を得る必要があ
る。保証人からの同意を別に得る場合(ユーザ20から
の申込みの中で同意を得る場合でなく、ユーザ20と保
証人とで個別の手段により同意を得る場合)には、例え
ばローン提供者からの要請(例えば、電子メール、FA
X、郵送)に応じて、例えば保証人が管理する図示しな
い端末装置を用いて、インターネット1を介してオート
ローン提供サーバ10にアクセスして同意の可否を回答
するようにすればよい。この同意についても、書面の郵
送などの手段を用いて得るようにしてもよく、ローン提
供者がユーザ20の保証人と対面して直接得るようにし
てもよい。
【0023】申し込みを受けると、オートローン提供者
は、オートローン提供サーバ10を用いて、後述する依
頼情報を各融資機関の端末装置11,12,13に向け
て送信し、所定の金利(例えば年利3%)でオートロー
ン提供者がローンを提供することを前提に、債務保証を
各融資機関に対して求める(ステップS12)。なお、
本例における金利や金額などの値は説明を簡単にするた
めの一例であり、他の値であってもよい。
【0024】依頼情報には、例えば図4に示すように、
ユーザ20の氏名などの個人情報やユーザ20のローン
希望額(本例では、100万円)、オートローン提供者
が課す金利などの与信審査に必要とされる情報の他、本
例では各融資機関からの返答締切時間を含む。返答締切
時間については、例えば、依頼から2時間経過時の時刻
を表示するなどの方法によって提示される。
【0025】このように、本例では、返答締切時間を指
定するようにして、ローン契約の手続を速やに終了させ
るようにしている。一般に、オートローンの契約は、車
両の売買契約を早期に締結して速やかに車両を納品する
ことが一般的である。その理由は、販売業者は、買い手
が付いてから売買契約が成立するまでの間は車両の保管
場所を確保しておかかければならず、また、その間は他
の購入者に対しての販売を行うことができないため、契
約が成立しなかった場合に損失を被ることになるからで
ある。また、ユーザ側から、早期に契約を締結させて速
やかに車両を取得したいというニーズがあるからでもあ
る。
【0026】従って、返答締切時間を指定するようにし
たことで、販売業者の損害を抑制することができるとと
もに、ユーザのニーズに応えることもできる。なお、イ
ンターネット1を介して情報のやりとりを行うため、返
答締切時間を短時間に設定したとしても、各融資機関の
負担が大きくなってしまうようなことはない。
【0027】依頼情報を受信すると、各融資機関では、
それぞれ、自己のアクセス可能な与信情報データベース
11a,12a,13aを検索し、格納されていた場合
にはユーザ20の与信情報を抽出する。そして、各融資
機関は、それぞれ、自己の審査基準、抽出された場合に
はユーザ20の与信情報、およびオートローン提供者の
課す金利などにもとづいて与信審査を行い、債務保証を
行うか否か決定する。さらに、各融資機関は、債務保証
を行うと決定した場合には、保証料の金額を決定する。
【0028】このように、本例では、各融資機関は、そ
れぞれがアクセス可能な与信情報にもとづいて、それぞ
れ独自に与信審査を行い、その結果に応じて保証をする
かどうか、および保証をする場合の保証金額を決定す
る。また、複数の融資機関との競争入札の形になるの
で、保証することのリスクを十分考慮した上で可能な限
り低額の保証金額が決定されるものと想定される。
【0029】従って、例えば、ユーザ20の与信状況が
極めて優良であり、立替金額の回収ができなくなってし
まうという危険性がほとんどないと判断されれば、融資
機関によっては低い保証額(例えば、ローン希望額に対
して年利1.5%など)を提示するであろうと考えられ
る。従って、優良な与信状況のユーザは、他のユーザと
比較して低金利(上記の例では、3+1.5=年利4.
5%)でオートローンの提供を受けることができる。ま
た、融資機関(特に銀行)にとっては、リスクが極めて
低いユーザのローンに関する債務保証をするだけで利益
(保証料)を得ることができる。
【0030】また、例えば、ユーザ20の与信状況が優
良でない場合であっても、融資機関によっては、高い保
証額(例えば、ローン希望額に対して年利25%など)
を提示することができるのであれば債務保証に応じる機
関があるであろうと考えられる。従って、一般にローン
を組むことができないとされていた与信状況が優良でな
いユーザであっても、他のユーザと比較して高金利(上
記の例では、3+25=年利28%)であればオートロ
ーンの提供を受けることができるようになる。また、融
資機関(特に消費者金融)にとっては、高金利の融資機
関を利用していなかった顧客(直接融資の依頼に訪れて
いた顧客以外の顧客)を獲得することができる可能性が
あり、顧客層を広げることができるため、幅広く事業を
展開することができるようになるという利点がある。
【0031】債務保証の可否などを決定すると、各融資
機関は、それぞれ、返答締切時間が経過する前に、自己
の端末装置11,12,13を用いて、決定内容をオー
トローン提供端末10に向けて送信する(ステップS1
3)。
【0032】オートローン提供者は、返答締切時間が経
過すると、各融資機関それぞれから取得した回答情報
(債務保証会社、保証の可否、保証金額など)をユーザ
端末21に向けて送信する(ステップS14)。
【0033】回答情報には、例えば図5に示すように、
各融資機関(債務保証受付会社)の名称、各融資機関に
よって決定された保証の可否、保証可能な場合の保証金
額、オートローン提供者が課す金利などの情報を含む。
【0034】ユーザ20は、回答情報の内容を見てどの
融資機関から融資を受けるかを決定し、決定した融資機
関などの契約に必要な各種情報をオートローン提供サー
バ10に向けて送信する。すると、オートローン提供者
は、ユーザ20との間で正式にローン契約を締結する
(ステップS15)。なお、この契約は、オートローン
提供者が指定する代理店や加盟店などの店頭において行
うようにしてもよい。
【0035】本例では、契約を締結すると、オートロー
ン提供者は、オートローン提供サーバ10を用いて、ユ
ーザ20に選択された債務保証を行う融資機関に対して
契約が締結されたことを通知し、ユーザ20に選択され
なかった融資機関に契約が締結されなかったことを通知
する。
【0036】また、契約を締結すると、ユーザ20は、
購入する車両を取り扱う自動車ディーラーとの間で車両
売買契約(この契約の時期は、例えばリスク細分化ロー
ンを申し込む前など何時であってもよい)をして車両を
購入する(ステップS16)。なお、購入する車両の代
金は、本例では120万円であるものとしている。
【0037】次いで、オートローン提供者は、車両を販
売した自動車ディーラーに対してユーザ20が希望する
ローン金額(本例では、頭金20万円として、120−
20=100万円)を立替払いする(ステップS1
7)。
【0038】そして、オートローン提供者は、オートロ
ーン提供者が設定した金利(本例では、ローン対象額の
年利3%)と、融資機関が決定した保証額(本例では、
ローン対象額の年利20%)が加味されることを前提
に、ステップS17で立替払いした金額(本例では10
0万円)について正式にローンが組まれたことを通知
し、ユーザ20から金利を含めた額(例えば、12ヶ月
で返済する場合には123万円)の回収を開始する(ス
テップS18)。
【0039】オートローン提供者は、回収を行う度(例
えば、毎月)に、回収金額のうち融資機関の保証金額に
相当する額を、債務保証をしている融資期間に支払う。
【0040】なお、何らかの理由でユーザのローンの返
済が滞り、契約通りユーザ20から立替金などの回収が
できなくなった場合には、オートローン提供者は、債務
保証をしている融資機関に債権譲渡を行い、債務保証を
している融資機関から未回収分の金額(保証金相当額を
除く)の支払いを受ける。そして、債権譲渡を受けた融
資機関は、ユーザ20から未回収分の金額を回収する。
【0041】このように、この実施の形態では、オート
ローン提供者は、ユーザ20から立替金などを回収する
ことができなくなった場合であっても、債務保証をして
いる融資機関から、回収すべき金額(元本+オートロー
ン提供者の課した金利)の支払いを受けることができ
る。従って、オートローン提供者は、全くリスクのない
状態でオートローンを提供することができる。
【0042】以上説明したように、各融資機関がそれぞ
れ独自に与信審査を行い、その結果に応じて保証をする
かどうか、および保証をする場合の保証金額を決定する
ようにしたので、顧客の与信状況に連動して個別に定め
られた金利によるオートローンを提供することが可能と
なる。従って、ユーザ側、融資機関側において以下のよ
うなメリットがある。
【0043】与信状況が優良であるユーザにとっては比
較的低金利でオートローンの提供を受けることができる
メリットがあり、融資機関(特に与信状況が優良な顧客
情報を豊富に保有していると考えられる銀行)にとって
はリスクが極めて低いユーザのローンに関する債務保証
をするだけで利益を得ることができるというメリットが
ある。
【0044】また、一般にローンを組むことができない
とされていた与信状況が優良でないユーザ(例えば、年
齢が若いユーザ、勤続年数の短いユーザなど)にとって
は、高金利であれば債務保証をしてもよいという融資機
関が現れればオートローン提供を受けることができるよ
うになるので、車両購入が可能となるというメリットが
ある。
【0045】さらに、融資機関(特に消費者金融)にと
っては、高金利の融資機関を利用していなかった新たな
顧客層を顧客として獲得することができる可能性があ
り、顧客層を広げることができるため、幅広く事業を展
開することができるようになるというメリットがある。
具体的には、例えば消費者金融は、実質上、「無担保・
無保証・小口(50万円以下)」のローンを提供するこ
とに業務範囲が限定されていたが、「有担保(車両)・
有保証(保証人)・現状よりも大口」という新たなマー
ケットを提供することができるようになる。
【0046】また、上述したように、融資機関が直接融
資するのではなく、ローン債権の債務保証(ローンの回
収に支障が生じた場合に債権譲渡を受けるという意味に
おいて、債権譲渡の予約を行うと考えてもよい)を行う
という構成としたので、各融資機関の形態(例えば、取
引の根拠となる法律など)の違いに起因して各融資機関
の形態毎にカテゴリー分けされてしまっていたと考えら
れる各顧客層の壁を超越したローン取引を実現すること
ができ、リスクの細分化(顧客の与信状況に応じた金利
の設定)を図ることが可能となる。
【0047】また、上述したように、各融資機関が、保
証を求めてきたユーザの与信状況にもとづいてそれぞれ
独自に与信審査を行い、その結果に応じて保証をするか
どうか、および保証をする場合の保証金額を決定するよ
うにしたので、ローン希望額が少ない場合(例えば、2
0万円以下)であってもローンの対象とすることができ
る。詳細に言えば、契約や回収などの各種手続などの処
理負担と利益額との関係によって融資額が少ないものに
ついてはローンの対象外となっていたが、例えば高い保
証料が取れるのであれば保証してもよいという融資機関
が現れる可能性があるため、ローン希望額が少ない場合
であってもローンの対象となり得るということである。
【0048】また、上述したように、融資機関が利用可
能な与信情報を利用して債務保証を行うか否か判断する
ようにしたので、例えばクレジットカードの使用情報な
ど各顧客層の顧客情報(与信情報)を豊富に持った金融
機関(融資機関)は、その与信情報を利用することで他
の機関と比較して詳細な与信審査を行うことが可能とな
り、ユーザのローンに関する債務保証をすることのリス
クをより正確に割り出すことが可能となるため、例えば
与信状況が優良であることを自己のみが把握可能である
ときなどについては、他の融資機関よりも有利な条件を
提示することができる。
【0049】また、上述したように、融資機関が自己の
利用可能な与信情報を利用して債務保証を行うか否か判
断するようにしたので、オートローンを商品として持っ
ていない業者であっても、個人信用情報を豊富に有して
いる例えばクレジット会社などの業者は、オートローン
の提供業務に(上述した融資機関として)間接的に参入
することができ、業務範囲の拡大を図ることができる。
【0050】また、上述したように、複数の融資機関か
ら提示された保証金額を比較検討して、ユーザが債務保
証会社(融資機関)を決定するようにしたので、複数の
業務形態の各融資機関(他のカテゴリーの業者間だけで
なく、同じカテゴリーの業者間を含む)における個人ロ
ーン債権の競争原理を導入することができる。
【0051】さらに、上述したように、オートローンを
提供するにあたって、加盟店などの中間業者を介在させ
ない構成としたので、実質的に加盟店に支払う事務手数
料が不要となり、ユーザのローンの支払負担を軽減する
ことができる。
【0052】なお、上述した一実施の形態では、各融資
機関の決定した債務保証額などの情報が、オートローン
提供者を介してユーザ20に通知されるようにしていた
が、各融資機関の決定した各種情報がユーザ20に直接
通知されるようにしてもよい。
【0053】また、上述した一実施の形態では、各融資
機関に個別に債務保証を依頼する構成としたが、例え
ば、オートローン提供サーバ10が開設するB2Bオー
クションサイト(企業間のオークションサイト)に、債
務保証の依頼に関する情報を掲載することで、各融資機
関に対して公開することで、債務保証の依頼を行うよう
にしてもよい。
【0054】この場合、オートローン提供サーバ10が
B2Bオンラインオークションサイトを運営するように
し、各融資機関がそれぞれ端末装置11,12,13を
用いてB2Bオンラインオークションサイトにアクセス
するようにすればよい。ただし、個人情報などを取り扱
うため、B2Bオンラインオークションサイトに関係融
資機関以外の者がアクセス可能とならないように、例え
ば融資期間の電子認証を行うなどして情報の漏洩を防止
する厳重なセキュリティシステムを備えておく必要があ
る。
【0055】図6は、上記の他の実施の形態おける債務
保証の依頼情報が公開されてから各融資機関からの回答
情報(債務保証会社、保証の可否、保証金額など)がユ
ーザに通知されるまでの処理の流れの一例を説明するた
めの説明図である。ここでは、特にユーザ20に関係す
る処理の流れについて説明する。
【0056】先ず、ローン提供者は、ユーザ20からの
ローン設定の申込みに応じて、オートローン提供サーバ
が開設するB2Bオンラインオークションサイトに債務
保証の依頼のための情報を展示する(ステップS2
1)。この場合、B2Bオンラインオークションサイト
には、例えば図7に示すように、ユーザ20を含むロー
ン設定を希望する複数のユーザの情報や、返答の締切時
間が閲覧できるような状態で掲載される。なお、本例で
は、B2Bオンラインオークションサイトの展示情報
は、新たなローン設定の申込みがある度にその申込みに
応じた債務保証の依頼のための情報が随時追加されてい
き、締切時間を経過したものについては順次削除されて
いく。また、B2Bオンラインオークションサイトに、
例えば現在いくつの融資機関からの回答があったか、現
在いくつの融資機関が債務譲渡を受け入れると回答して
きているかなどの情報を掲載するようにしてもよい。
【0057】各融資機関は、それぞれ、端末装置11,
12,13を用いてB2Bオンラインオークションサイ
トにアクセスしてユーザ20を含む各ユーザの依頼情報
を閲覧する(ステップS22)。次いで、各融資機関
は、展示されている情報にもとづいて与信情報データベ
ース11a,12a,13aからユーザ20の与信情報
を探索し、抽出した与信情報などにもとづいて与信審査
を行い、債務保証の可否および債務保証をする場合の保
証金額を決定する(ステップS23)。なお、ユーザ2
0の与信情報を保有していなければ、依頼情報の内容に
もとづく審査を行う。そして、各融資機関は、債務保証
の可否などの決定結果(回答情報)をB2Bオンライン
オークションサイトに送信する。
【0058】オートローン提供者は、ユーザ20のロー
ンに関する債務保証の依頼についての返答締切時間が経
過すると、各融資機関それぞれから取得した回答情報を
ユーザ端末21に向けて送信する(ステップS24)。
なお、本例では、オートローン提供者は、各ユーザのロ
ーンに関する債務保証の依頼についての返答締切時間が
経過する度に、各融資機関それぞれから取得した回答情
報をそれぞれのユーザの管理するユーザ端末に向けて送
信する。
【0059】このように、B2Bオンラインオークショ
ンによって各融資機関が与信審査にもとづく債権保証の
可否などの決定結果を回答する構成とすれば、他の融資
機関との競争入札方式であることがより明確となり、各
融資機関の間に個人ローン債権の競争原理を導入するこ
とができる。
【0060】また、上述した各実施の形態では、融資機
関がオートローン提供者に保証料を提示して債務保証を
行うとしていたが、融資機関とオートローン提供者との
間で、停止条件(正式に契約を締結する前であれば、ユ
ーザ20が正式な契約を拒否することができるという条
件)および個人情報付小口ローン債権の売買をする(債
務譲渡の予約)と解することもできる。停止条件付きと
することができるのは、ローンの契約が未だ正式に締結
されていない状態であるからである。
【0061】また、上記の各実施の形態では、債務保証
を行う融資機関をユーザ20が選択して決定するように
していたが、予め(例えば、申込時)ユーザの希望する
融資機関の優先順位などを把握してき、オートローン提
供者がユーザ20の希望と合致した融資機関を決定する
ようにしてもよい。
【0062】また、上記の各実施の形態では、出品物と
して車両を例示したが、与信状況に応じた金利の設定が
有効である他の商品について本発明を適用することもで
きる。
【0063】また、上記の各実施の形態では、複数の融
資機関の中のどの融資機関に保証を正式依頼するか判断
されていたが、融資機関に、例えば1の機関の中に銀
行、信販会社、消費者金融に相当する各カテゴリーの部
門(2つのカテゴリーの部門であってもよい)を有する
機関が含まれていれば、その機関の中のどの部門に保証
を正式依頼するか判断するような構成としてもよい。
【0064】さらに、上記の各実施の形態におけるオー
トローン提供サーバ10の各種処理を実行するための制
御プログラムを記録媒体に記録させておき、その記録媒
体をオートローン提供サーバ10に搭載し、記録媒体か
ら読み出した制御プログラムに従ってオートローン提供
サーバ10が各種処理を実行するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリスク細
分化ローン実現方法によれば、先ず、例えば車両などの
物品の購入を希望するユーザからのローン設定の申込み
があると、ローン提供者は、所定の金利を課すことを前
提として、例えば銀行、信販会社、消費者金融などの複
数の債務保証受付者に対して通信ネットワークを介して
債務保証を依頼する。次いで、複数の債務保証受付者
は、それぞれローン提供者からの依頼に応じて与信審査
を行って債務保証の可否および債務保証を行う場合の保
証額を決定する。そして、ローン提供者が、各債務保証
受付者が決定した債務保証の条件うちユーザにとって最
も有利な条件にもとづいて、ローン設定を行うようにし
たものである。従って、顧客の与信状況に連動して個別
に定められた金利によるオートローンを提供することが
可能となり、取引の根拠となる法律などにもとづく各融
資機関の形態の違いに起因して各融資機関の形態毎にカ
テゴリー分けされていたと考えられる各顧客層の壁を超
越したローン取引を実現することができ、リスクの細分
化を図ることが可能となる。
【0066】なお、上記のリスク細分化ローン実現方法
におけるローン提供者が行う処理を実行するための制御
プログラムを記録媒体に記録させて、ローン提供サーバ
に組み込んで使用するようにしてもよい。
【0067】複数の債務保証受付者として異なる業態の
融資機関があるとした場合には、例えば銀行などの比較
的低金利の融資を業とする機関を含むことによって、与
信状況が優良であるユーザにとっては比較的低金利でオ
ートローンの提供を受けることができるメリットがあ
り、銀行などの融資機関(与信状況が優良な顧客情報を
豊富に保有していると考えられる融資機関)にとっては
リスクが極めて低いユーザのローンに関する債務保証を
するだけで利益を得ることができるというメリットがあ
る。また、比較的高金利で融資を行っている例えば消費
者金融を含むことによって、一般にローンを組むことが
できないとされていた与信状況が優良でないユーザ(例
えば、年齢が若いユーザ、勤続年数の短いユーザなど)
にとっては、高金利であれば債務保証をしてもよいとい
う融資機関が現れる可能性が大となるので、オートロー
ン提供を受けることができるようになり、車両購入が可
能となるというメリットがある。また、消費者金融など
の融資機関にとっては、高金利の融資機関を利用してい
なかった新たな顧客層を顧客として獲得することができ
る可能性があり、顧客層を広げることができるため、幅
広く事業を展開することができるようになるというメリ
ットがある。
【0068】ローン提供者が、最も有利な条件を提示し
たとして債務保証を行う融資機関を決定する際に、ユー
ザにより選択された債務保証受付者に決定し、ローン設
定を行うとした場合には、ユーザの判断により最も有利
な条件を提示したとされた融資機関による債務保証を受
けることができるようになる。
【0069】ローン提供者が、複数の債務保証受付者に
対して債務保証を依頼する場合に、決定結果の受付制限
期間を指定し、受付制限期間内に債務保証受付者から取
得した決定結果の内容をユーザに提示するとした場合に
は、車両などの物品の販売業者の損害を抑制することが
できるとともに、ユーザのニーズに応えることもでき
る。
【0070】ローン提供者が、複数の債務保証受付者に
対して債務保証を依頼する場合に依頼のための情報をオ
ンラインオークションサイトに展示し、各債務保証受付
者から債務保証の条件を受け付けるとした場合には、競
争入札方式であることがより明確となり、各融資機関の
間に個人ローン債権の競争原理を導入することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法を適用するのに適した電子
商取引システムの一例を示すブロック図である。
【図2】 本発明による方法における処理の流れの一例
を示す説明図である。
【図3】 リスク細分化ローンの申し込みのための情報
を入力するための画面例を示す説明図である。
【図4】 債務保証の依頼のための依頼情報の内容の例
を示す説明図である。
【図5】 ユーザに通知する各融資機関からの回答情報
の内容の例を示す説明図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態による方法における
処理の流れの一例を示す説明図である。
【図7】 オンラインオークションサイトの表示画面の
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インターネット 10 オートローン提供サーバ 11 銀行端末 12 信販会社端末 13 消費者金融端末 11a,12a,13a 与信情報データベース 12 信販会社端末 13 消費者金融端末 21 ユーザ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 332 G06F 17/60 332 (72)発明者 佐藤 計 東京都千代田区一ツ橋1丁目2番2号 住 友商事株式会社内 (72)発明者 滝 徹 東京都千代田区一ツ橋1丁目2番2号 住 友商事株式会社内 (72)発明者 長谷川 博史 東京都千代田区一ツ橋1丁目2番2号 住 友商事株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB11 BB16 BB46 CC05 CC36 DD01 EE01 EE24 FF03 FF04 GG04 GG07 5B055 BB20 CA05 CC04 CC10 CC11 EE02 EE04 EE21 EE27 FA08 FB03 PA02 PA34 PA37 PA38

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の購入を希望するユーザが、ローン
    提供者に対して、前記物品についてのローン設定を申し
    込むステップと、 前記ローン提供者が、所定の金利を課すことを前提とし
    て、通信ネットワークを介して複数の債務保証受付者に
    対して債務保証を依頼するステップと、 前記複数の債務保証受付者が、それぞれ、前記ローン提
    供者からの依頼に応じて与信審査を行い、債務保証の可
    否および債務保証を行う場合の保証額を決定するステッ
    プと、 前記ローン提供者が、前記各債務保証受付者が決定した
    債務保証の条件うちユーザにとって最も有利な条件にも
    とづいて、ローン設定を行うステップとを含むリスク細
    分化ローン実現方法。
  2. 【請求項2】 複数の債務保証受付者として異なる業態
    の融資機関があることを特徴とする請求項1記載のリス
    ク細分化ローン実現方法。
  3. 【請求項3】 ユーザが、各債務保証受付者が決定した
    債務保証の条件のうち、最も有利な条件を提示した債務
    保証受付者を選択するステップを含み、 ローン提供者は、ユーザにより選択された債務保証受付
    者がユーザにとって最も有利な条件を提示したものとし
    て、ローン設定を行うことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のリスク細分化ローン実現方法。
  4. 【請求項4】 ローン提供者は、複数の債務保証受付者
    に対して債務保証を依頼する場合に、決定結果の受付制
    限期間を指定し、前記受付制限期間内に債務保証受付者
    から通信ネットワークを介して取得した債務保証の条件
    の内容を、通信ネットワークを介してユーザに提示する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のリスク
    細分化ローン実現方法。
  5. 【請求項5】 ローン提供者は、複数の債務保証受付者
    に対して債務保証を依頼する場合に依頼のための情報を
    オンラインオークションサイトに展示し、各債務保証受
    付者から債務保証の条件を受け付けることを特徴とする
    請求項1ないし請求項4記載のリスク細分化ローン実現
    方法。
  6. 【請求項6】 通信ネットワークを介してローンの設定
    を行うためのローン提供サーバに属しており、ローン提
    供プログラムが記録された記録媒体であって、物品の購
    入を希望するユーザからのローン設定の申込みに応じ
    て、前記ローン提供者が所定の金利を課すことを前提と
    して複数の債務保証受付者に対して債務保証を依頼する
    ステップと、依頼に応じて前記複数の債務保証受付者に
    より決定された債務保証の可否および債務保証を行う場
    合の保証額に関する複数の決定情報の通知を受け付ける
    ステップと、通知のあった債務保証受付者から取得した
    前記決定情報の内容を前記ユーザに提示するステップ
    と、前記決定情報の内容にもとづいて前記複数の債務保
    証受付者の中からユーザにより選択された債務保証者の
    通知を受け付けるステップと、ユーザが選択した前記債
    務保証者の債務保証にもとづいてローンを設定するステ
    ップとを含むことを特徴とするローン提供プログラムが
    記録された記録媒体。
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