JP2002049416A - 資材所要量算出方法及び、資材所要量算出システム - Google Patents

資材所要量算出方法及び、資材所要量算出システム

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JP2002049416A
JP2002049416A JP2000234188A JP2000234188A JP2002049416A JP 2002049416 A JP2002049416 A JP 2002049416A JP 2000234188 A JP2000234188 A JP 2000234188A JP 2000234188 A JP2000234188 A JP 2000234188A JP 2002049416 A JP2002049416 A JP 2002049416A
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Hideyori Kurihara
英資 栗原
Kenji Ishitobi
賢二 石飛
Hiroyuki Iimuro
弘之 飯室
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】資材の特性を考えて再生品の資材の調達を可能
とする資材所要量算出方法及び、資材所要量算出システ
ムを提供する。 【解決手段】記憶装置から基準とする生産計画データを
読み込み、前記生産計画データから算出対象期間の設定
を行い、調達の対象となる資材の品目を記述した品目情
報と、前記品目間の親子関係を記述した構成情報と、生
産計画に応じて品目内の新品及び再生品への仕訳を記述
した仕訳情報とを前記記憶装置から読み込み、前記読み
込まれた品目情報、構成情報及び仕訳情報とから前記設
定された算出対象期間内の資材所要量を算出計算するた
めの部品表を作成し、前記調達の対象となる資材の品目
ごとの在庫情報を設定し、前記在庫情報を利用して複数
の資材の部品展開の計算を行い、更に資材の同一の品目
ごとに部品展開計算結果のとりまとめを行うことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産工程に必要な
資材の所要量を生産計画に対応して算出する方法及びシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般に、
製品の生産活動において、生産を効率化するとともに需
要者の納期要求に対応するために事前に生産計画が立て
られる。そして、生産計画に応じて必要な資材が準備さ
れる。
【0003】一方、生産計画は継続性を持ち、従って適
宜の時期に生産計画に対応して必要な資材を収集準備す
ることが行われる。しかし、資材の種類によっては準備
された資材を使用するまでの間、資材置き場を確保する
ことが必要である。
【0004】また、資材によっては繰り返し、再生品を
利用することが経済的及び資源保護の観点から望ましい
場合もある。この場合は、一旦使用後、次に使用可能と
なる時期を把握することが必要である。さらに、資材が
複数の部品で構成される場合、資材全体があるいはその
構成部品の一部が使用不能となり、この場合は新品を使
用することが必要である。したがって、いずれの部品が
再利用可能であるかを把握することが必要である。
【0005】したがって、本発明の目的は、上記の資材
の特性を考えて再生品の資材の調達を可能とする資材所
要量算出方法及び、資材所要量算出システムを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の課題を達
成する資材所要量算出方法及び、資材所要量算出システ
ムは、記憶装置から基準とする生産計画データを読み込
み、前記生産計画データから算出対象期間の設定を行
い、調達の対象となる資材の品目を記述した品目情報
と、前記品目間の親子関係を記述した構成情報と、生産
計画に応じて品目内の新品及び再生品への仕訳を記述し
た仕訳情報とを前記記憶装置から読み込み、前記読み込
まれた品目情報、構成情報及び仕訳情報とから前記設定
された算出対象期間内の資材所要量を算出計算するため
の部品表を作成し、前記調達の対象となる資材の品目ご
との在庫情報を設定し、前記在庫情報を利用して複数の
資材の部品展開の計算を行い、更に資材の同一の品目ご
とに部品展開計算結果のとりまとめを行うことを特徴と
する。
【0007】さらに、上記の本発明の課題を達成する好
ましい一形態として、前記調達の対象となる資材の品目
ごとの在庫情報は、調達難易度に応じて設定されること
を特徴とする。
【0008】また、上記の本発明の課題を達成する好ま
しい一形態として、前記算出対象期間の設定は、当該生
産工程において生産される製品の最長の調達期間よりも
長い長生産計画期間と、該長生産計画期間を2以上の最
短の調達期間よりも長く、且つ最長の調達期間よりも短
い複数の期間に分割した短生産計画期間を有することを
特徴とする。
【0009】さらにまた、上記の本発明の課題を達成す
る好ましい一形態として、前記生産計画データは、2以
上の製品を同一の期間で生産する生産計画を設定するこ
とを特徴とする。
【0010】さらに、上記の本発明の課題を達成する好
ましい一形態として、前記生産計画データは、複数の生
産工程により製品または商品を生産する生産計画を設定
し、前記調達の対象となる資材は、前記複数の生産工程
の少なくとも1つの生産工程で生産された製品を自工程
内又は次の生産工程に移動する際の用具又は、前記少な
くとも1つの生産工程で生産するための原材料であるこ
とを特徴とする。
【0011】本発明において、商品とは売買の目的物を
指し、製品とは製造した品物を指す。従って、複数の生
産工程により製品または商品を生産する場合の製品に
は、次工程の原料となるいわゆる中間製品やその製品を
売買した場合の商品が含まれる。
【0012】本発明の特徴は、さらに図面を参照して以
下に説明される発明の実施の形態から明らかになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、図示される実施の形態は、
本発明の理解のためのものであって、本発明の保護の範
囲がこれに限定されるものではない。
【0014】図1は、本発明にしたがう生産計画システ
ムの構成例ブロック図である。
【0015】データベースとして、生産計画データを格
納するデータベース1、資材を構成する部品表構築デー
タベース2及び、在庫管理データベース3を有する。
【0016】さらに、これらのデータベース情報に基づ
き、生産計画に従って、資材所要量算出を実行するコン
ピュータシステム4及び、算出された資材所要量を出力
するファイル出力装置5を有する。
【0017】図2は、かかる図1に示す生産計画システ
ムにおいて、実行される本発明に従う資材所要量算出方
法の手順を示すフローである。
【0018】図2において、処理がスタートすると、演
算装置として機能するコンピュータシステム4は、生産
計画データベース1から生産計画データを読み込む(処
理工程P1)。
【0019】生産計画データベース1から読み込まれる
生産計画データの一例が図3に示される。この生産計画
では、長生産計画期間と、これを4つに分割した短生産
計画期間の設定を有する。
【0020】長生産計画期間は、要件として、当該生産
工程において生産される製品の最長の調達期間よりも長
い期間であり、更に短生産計画期間は、該長生産計画期
間を2以上の最短の調達期間よりも長く、且つ最長の調
達期間よりも短い複数の期間に分割した期間とする。
【0021】図3の例では長生産計画期間として28
日、短生産計画期間として1週間としているが、長/短
生産計画期間の組合わせは、28日/1週間に限定され
ることはなく、前述の条件さえ満たせば、年/月、6ケ
月/月、3ケ月/月、3ケ月/週、月/旬、月/週、月
/日などを任意に設定できる。 図3は、更に第一の短
生産計画期間の開始時点の生産計画を示している。ま
た、日にち以外の示されている数字はトンを表してい
る。
【0022】図3において、例えば、製品Pについて
は、機台m1で第一、第二の短生産計画期間に毎日3ト
ンを製造し、機台m2で長生産計画期間中毎日1トンず
つ製造する。機台m3では第3の短生産計画期間から第
4の短生産計画期間に渉って、5トンを製造する計画で
ある。製品Q,Rについても図3から同様に対応する期
間中の生産計画が読み取れる。
【0023】ついで、図2において、部品表構築データ
ベース2から品目情報、構成情報及び仕訳情報を読み込
む(処理工程P2)。
【0024】部品表構築データベース2から得られる品
目情報は、一例として下記表1に示される如くである。
【0025】
【表1】
【0026】上記表1において、後に詳細を説明するよ
うに品目P1,P11,P12,P13に関し、品目P
1はひとつの部材であり、更に品目P1は、品目P1
1,P12,P13を構成部品として構成される。
【0027】これらの品目は、在庫量が所定在庫量にな
ったときに発注する発注点方式がとられる。また、1回
の発注量または発注サイクルは、任意であり、ロットに
まとめて発注される。さらに、情報として発注から納入
までの期間、納入できない日及び品切れを発生させない
ように持っておく安全在庫量が含まれる。
【0028】処理工程P2により読み込まれる構成情報
は、下記表2、表3及び表4に示される。
【0029】表2は、製品構成を示すデータである。
【0030】
【表2】
【0031】表2から製品Pの製造に品目P1,P2、
P3、P4の部材が必要であり、製品Pを一単位製造す
るのに品目P1は1/24単位が必要であり、品目P2
は2単位、品目P3は1単位、更に品目P4は5単位が
必要である。
【0032】また、該当品目を使用する生産工程での不
良品発生率および該当製品が入荷してきた中で不良品と
して使用できない率を考慮した歩留まりは、不良品が全
く発生せず100%使用できる品目P1、P2は1、不
良品がそれぞれ1%,2%発生する品目P3、P4はそ
れぞれ0.99、0.98である。
【0033】この歩留まりは生産を行なってきた過去の
経験から設定してもよいし、過去の経験が役にたたない
場合はある推定値を設定してもよい。いずれの方法で
も、絶えず最新の生産実績と設定値を比較して、無駄な
発注が行なわれないよう、あるいは欠品が発生しないよ
うに設定値を実績値に近づける努力が必要である。
【0034】表3は、上記表2に示される製品P,Q,
Rのそれぞれの製造に必要となる部材品目P3,Q2,
R3の構成を示す図である。
【0035】
【表3】
【0036】表3において、例として部材品目P3は、
これを構成する部品(子品目)がP31,P32であ
り、部品P31は、新品が使用され、部品P32は、部
品P31が再使用されることを示している。
【0037】表4は、更に資材の一例として品目P1を
例にして、これを構成する品目P11,P12,P13
との関係を示している。
【0038】
【表4】
【0039】表4から品目P1を親とし、これを構成す
る品目P11,P12,P13を子としていることが理
解できる。
【0040】図4は、上記表4に一例として示される親
子関係の詳細内容を示す図である。
【0041】すなわち、複数のステージに渡って加工過
程が直列接続される場合、ある加工ステージで製造され
た製品を次の加工ステージに生産計画に従って、原料と
して円滑に移動させることは、全体の生産計画において
重要である。
【0042】そして、原料を次のステージに運搬するた
めのコンテナ容器も重要である。特にコンテナ容器の置
き場及び、環境保護のための再利用という観点から、生
産計画に対応して確保することが重要である。また、こ
のようなコンテナ容器は、商品の搬送にも使用される。
【0043】図4は、かかるコンテナ容器資材を品目P
1とする場合の詳細構成を示す図である。品目P1を例
えば、化学原料から原糸を作る原糸工程、原糸を撚糸に
加工する撚糸工程、撚糸を織・編加工する織・編工程及
び、染色仕上を行う染色仕上加工工程を有する布地の製
造過程において、製造された原糸を収納して次の加工ス
テージである撚糸工程に移動するための、資材としての
原糸の包装に使う段ボールケースあるいはコンテナ容器
であると考える。
【0044】図4に示すように、資材P1は段ボール外
箱P11、上下板P12及び中仕切り板P13を有して
構成される。図示されるように製造された原糸がボビン
100に巻かれ、複数本のボビンが段ボール外箱P11
内に収容される。
【0045】今、包装に使う段ボールケースあるいはコ
ンテナ容器P1を親とすると、これを構成する各要素で
あるダンボール外箱P11,上部と下部の保護板P12
及び、中仕切り板P13は子という関係を有する。
【0046】そしてこれらの構成比は、図4の例では、
親である品目P1に対し、子であるダンボール外箱P1
1及び中仕切り板P12はそれぞれ1個、上下の保護板
は2個という構成比である。この関係は、上記表4の構
成比に示される。
【0047】表5は、仕訳情報データであり、製品ごと
に機台と仕訳情報が示されている。
【0048】
【表5】
【0049】表5において、例えば製品Pについて、機
台m1では、品目P31を使用することが定義され、機
台m2では、品目P32を使用し、更に機台m3では、
P32でも使用できるが、P32を優先して使用するこ
とが設定されている。
【0050】図2のフローに戻り、上記のように部品表
構築データベース2から得た情報によりコンピュータシ
ステム4により、次いで部品表が作成される(処理工程
P3)。
【0051】表6は、製品Pについて作成された部品表
の一例である。この部品表は、図3の生産計画データに
基づき、部品構成情報(表2,3,4)及び仕訳情報
(表5)から作成される。
【0052】
【表6】
【0053】表6により図3の生産計画において、製品
Pについて、例えば機台m1での製造に対し、品目P
1,P11,P12,P13,P2,P31,P4が必
要とされる。品目P1,P11,P12,P13につい
ては、先に図4に関して例を説明した様に、品目P1と
これを構成する品目P11,P12,P13には親子関
係が存在する。
【0054】図2に戻り、次いで在庫管理データベース
3から在庫情報が読み取られる(処理工程P4)。表7
は、読み取られた在庫情報の一部を示す図である。
【0055】
【表7】
【0056】表7には、ある月の28日、29日、30
日における品目ごとの在庫数が示されている。この例で
は、前後の関係を判り易くするために上記表1の品目情
報における発注単位(即ち、品目ごと)の数字にまとめ
た例を示しているが、在庫情報を発注単位ごとにまとめ
ることは必ずしも必要ではなく、要件として在庫及び発
注算を把握できればどのような表示でもよい。つぎに図
2にもどり、部品展開計算が行われる(処理工程P
5)。表8は、この部品展開計算結果の一例を示す図で
ある。
【0057】
【表8】
【0058】表8において、例えば、製品Pを機台m1
で4日(木)に3トン作るために必要な部品P2の量を
下記式1で計算する。 (4日(木)に必要なP2の量)=(4日(木)の生産量)/(製品Pの1単位 当りの量)*(製品Pの1単位当りのP2の構成比)/(P2の歩留まり)・・ ・式1 そして、上記表8では前述と同じ理由により発注単位で
まとめた数字で示すが、前記と同様にこの処理工程では
必ずしも発注単位にまとめる必要はない。要するに日別
の使用数量を計算すれば良い。
【0059】さらに、図2のフローにおいて、部品展開
集約が行われる(処理工程P6)。すなわち、上記表7
の在庫情報を引当てた後の値が求められる。
【0060】表9は、部品展開集約結果の一例であり、
最終的に小数点以下を切り上げ処理した値が求められ
る。従って、表9中で集約結果がゼロの値は、在庫から
まかなうことができることを示す。
【0061】
【表9】
【0062】この部品展開集約結果の値を表1の品目情
報を参照して、発注から納入までの期間および休日等に
よる納入できない日は、該当日に最も近い納入可能な日
に集約して発注情報を作成する。
【0063】表10は、作成された発注情報の一例であ
る。
【0064】
【表10】
【0065】上記表10において、P32,Q22,R
32は在庫のみから引当てるため、発注情報はない。ま
た、土曜日、日曜日の発注量は金曜日に繰りあげてい
る。
【0066】以上の操作を第二の短生産計画期間、第三
の短生産計画期間及び、第四の短生産計画期間と繰り返
す。
【0067】さらに、継続状態を理解するために、第一
の短生産計画期間の終了後、第二の短生産計画期間の処
理について説明する。
【0068】図5は、図3に対応し、第二の短生産計画
期間の開始前に生産計画データベース1から読み込まれ
る生産計画データである。この生産計画に基づき、第一
の短生産計画期間の開始時と同様に、上記表1の品目情
報、表2〜表4の構成情報及び表5の仕訳情報を使用し
て、部品表を作成する。
【0069】表11は、第二の短生産計画期間の開始前
の在庫情報の一部である。第二の短生産計画期間の開始
前の情報及び、発注残の情報のみ示している。
【0070】
【表11】
【0071】表12は、第二の短生産計画期間の開始前
に読み込まれた生産計画により部品展開計算を行なった
結果の一部を示す。計算方法は、前記表8に関して説明
した部品展開計算の方法の式1と同様である。
【0072】
【表12】
【0073】表13は、更に第二の短生産計画期間の開
始前の部品展開集約結果の一部である。表9と同様に、
表12の計算結果をP1,P11,P12・・・・・ご
とに集約し、表11の在庫情報を引当てた後の値であ
る。
【0074】また、最終的に小数点以下を切り上げ処理
した値である。従って、この集約結果表中のゼロの値
は、在庫からまかなうことができることを示す
【0075】
【表13】
【0076】この集約結果の値を表1の品目情報を参照
して、発注から納入までの期間および休日等による納入
できない日を該当日に最も近い納入可能な日に集約して
発注情報を作成する。
【0077】上記の例で示したように、短生産計画期間
を用いることにより、6日(土)に入荷してきた品目P
32の在庫を有効に使うことができる。
【0078】ここで、実際に部材を調達するに際し、全
ての部材について調達のし易さは同じではない。例え
ば、再使用品は先の使用がいつであったかよって、調達
が短期にできる場合と、そうでない場合があるし、調達
がいつできるか予測できない場合がある。
【0079】したがって、ここで調達の難易度の考え
(調達の難易度に応じてランク付けを行う)を導入す
る。
【0080】表14は、難易度の一例として、平均調達
期間の逆数を用いる例を示す。
【0081】
【表14】
【0082】このような難易の適用の一例として、難易
指数0.1以上の難易度が易の品目については、在庫情
報データとして、在庫実績および発注残情報から構成す
る。
【0083】また、難易指数0.1未満の難易度が難の
品目については、在庫情報データを在庫実績のみから構
成する。本例では、難易の境界値を0.1としたが、状
況に応じて0.1以外の値を用いても一向に差しつかえ
ない。
【0084】また、この例で用いた難易指数にこだわら
ず、難易度を別の方法で、例えば経験豊富な熟練作業者
が過去の調達の経験に基づいて設定する方法を採用して
も良い。要は、在庫情報に調達難易度が反映されていれ
ば良い。
【0085】
【発明の効果】以上、実施の形態を説明したように、本
発明により資材の特性を考慮した効果的な資材の調達を
可能とする資材所要量算出方法及び、資材所要量算出シ
ステムが提供される。
【0086】さらに、資材所要量算出が生産計画にリン
クされて実行されるので、資材の管理場所及び再生品の
有効な利用を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがう生産計画システムの構成例ブ
ロック図である。
【図2】図1に示す生産計画システムにおいて、実行さ
れる本発明に従う資材所要量算出方法の手順を示すフロ
ーである。
【図3】第1の短生産計画期間前に生産計画データベー
ス1から読み込まれる生産計画データの一例である。
【図4】上記表4に一例として示される親子関係の詳細
内容を示す図である。
【図5】図3に対応し、第二の短生産計画期間の開始前
に生産計画データベース1から読み込まれる生産計画デ
ータである。
【符号の説明】
1 生産計画データベース 2 部品表構築データベース 3 在庫管理データベース 4 コンピュータシステム 5 ファイル出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯室 弘之 大阪府大阪市中央区南本町1丁目6番7号 帝人株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB07 CC21 CC27 EE00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶装置から基準とする生産計画データを
    読み込み、 該生産計画データから算出対象期間の設定を行い、 調達の対象となる資材の品目を記述した品目情報と、前
    記品目間の親子関係を記述した構成情報と、生産計画に
    応じて品目内の新品及び再生品への仕訳を記述した仕訳
    情報とを前記記憶装置から読み込み、 前記読み込まれた品目情報、構成情報及び仕訳情報とか
    ら前記設定された算出対象期間内の資材所要量を算出計
    算するための部品表を作成し、 前記調達の対象となる資材の品目ごとの在庫情報を設定
    し、 該在庫情報を利用して複数の資材の部品展開の計算を行
    い、更に資材の同一の品目ごとに部品展開計算結果のと
    りまとめを行うことを特徴とする資材所要量算出方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記調達の対象となる資材の品目ごとの在庫情報は、調
    達難易度に応じて設定されることを特徴とする資材所要
    量算出方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記算出対象期間の設定は、当該生産工程において生産
    される製品の最長の調達期間よりも長い長生産計画期間
    と、該長生産計画期間を2以上の最短の調達期間よりも
    長く、且つ最長の調達期間よりも短い複数の期間に分割
    した短生産計画期間を有することを特徴とする資材所要
    量算出方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記生産計画データは、2以上の製品を同一の期間で生
    産する生産計画を設定することを特徴とする資材所要量
    算出方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記生産計画データは、複数の生産工程により製品また
    は商品を生産する生産計画を設定し、 前記調達の対象となる資材は、前記複数の生産工程の一
    つの生産工程で生産された製品を自工程内あるいは次の
    生産工程に移動する際の用具又は、前記複数の生産工程
    の少なくとも一つの生産工程で生産するための原材料で
    あることを特徴とする資材所要量算出方法。
  6. 【請求項6】2以上の製品を同一期間内に生産するため
    に設定される生産計画に従い実行される生産に必要な資
    材の所要量を算出するシステムであって、 基準となる生産計画を設定する生産計画情報と、調達の
    対象となる資材の品目の情報を記述した品目情報と、品
    目間の親子関係を記述した構成情報と、前記生産計画に
    応じて品目内の新品、再使用品への仕訳を記述した仕訳
    情報を格納する記憶装置と、 該記憶装置に格納される前記情報を読みとり、前記設定
    された算出対象期間内の資材所要量を算出計算するため
    の部品表を作成し、前記調達の対象となる資材の品目ご
    との在庫情報を設定し、且つ該在庫情報を利用して複数
    の資材の部品展開の計算を行い、更に資材の同一の品目
    ごとに部品展開計算結果のとりまとめの演算を行うコン
    ピュータシステムと、 該コンピュータシステムにより演算される前記部品展開
    計算結果を出力する出力装置を有することを特徴とする
    資材所要量算出システム。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記調達の対象となる資材の品目ごとの在庫情報は、調
    達難易度に応じて設定されることを特徴とする資材所要
    量算出システム。
  8. 【請求項8】請求項6または7において、 前記算出対象期間の設定は、当該生産工程において生産
    される製品の最長の調達期間よりも長い長生産計画期間
    と、該長生産計画期間を2以上の最短の調達期間よりも
    長く、且つ最長の調達期間よりも短い複数の期間に分割
    した短生産計画期間を有することを特徴とする資材所要
    量算出システム。
  9. 【請求項9】請求項6〜8のいずれかにおいて、 前記生産計画データは、2以上の製品を同一の期間で生
    産する生産計画を設定することを特徴とする資材所要量
    算出システム。
  10. 【請求項10】請求項6から9のいずれかにおいて、 前記生産計画データは、複数の生産工程により製品また
    は商品を生産する生産計画を設定し、 前記調達の対象となる資材は、前記複数の生産工程の少
    なくとも1つの生産工程で生産された製品を自工程内又
    は、次の生産工程に移動する際の用具又は、前記少なく
    との1つの生産工程で生産するための原材料であること
    を特徴とする資材所要量算出システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003081496A1 (fr) * 2000-09-29 2003-10-02 Itochu Corporation Procede de gestion de matiere solide ou de materiau de construction
JP2005258559A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生産実績管理装置

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