JP2002045924A - ハイドロフォーム成形品、同成形品のハイドロフォーム成形方法およびハイドロフォーム成形品を用いた車体部材 - Google Patents

ハイドロフォーム成形品、同成形品のハイドロフォーム成形方法およびハイドロフォーム成形品を用いた車体部材

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JP2002045924A
JP2002045924A JP2000239795A JP2000239795A JP2002045924A JP 2002045924 A JP2002045924 A JP 2002045924A JP 2000239795 A JP2000239795 A JP 2000239795A JP 2000239795 A JP2000239795 A JP 2000239795A JP 2002045924 A JP2002045924 A JP 2002045924A
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Masatsune Yamane
正恒 山根
Sadao Nagai
節生 長井
Naoaki Yamada
直章 山田
Akinobu Iwao
明信 岩男
Masayasu Kojima
正康 小嶋
Saburo Inoue
三郎 井上
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Nippon Steel Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、外径が漸次大小に変化する外形部分
をもつ製品の品質向上が図れるハイドロフォーム成形品
を提供する。 【解決手段】本発明のハイドロ成形品は、製品14の外
形変化に合わせて外周形状を変化させた素管18にハイ
ドロフォーム成形を施してなる製品とすることによっ
て、外径が漸次大小に変化する外形部分をもつ製品14
でも、拡管率がある制約された範囲内に収められた高品
質な製品14が得られるようにしたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外径が漸次大小に
変化する外形部分をもつハイドロフォーム成形品、同成
形品のハイドロフォーム成形方法およびハイドロフォー
ム成形品を用いた車体部材に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車(車両)のボディ(車体)は、ボ
ディ側部からの衝突安全性を確保するために高い剛性強
度が求められている。
【0003】そこで、ボディ側部の骨格をなすセンタピ
ラー部では、従来、図7(a),(b)に示されるよう
にサイドアウタパネル1にインナパネル2を組み付け、
この構造物に対してセンタピラーリンフォース3を組み
付けることが行われている。そして、さらに補強を必要
とする個所にリンフォース、ここでは4種類のリンフォ
ース4a〜4dを追加して補強することが行われてい
る。
【0004】ところで、こうした多くのリンフォースを
組み付けて補強する構造は、組付精度がばらつきやす
い。しかも、各種リンフォースは、所定の間隔を空けて
行われるスポット溶接(アーク溶接)により組み付ける
構造なので、求められる剛性強度が確保しにくい。
【0005】そこで、閉断面形状を呈した1つの薄い板
厚のリンフォースだけで、リンフォース類に置き換わる
剛性強度を確保することが考えられている。
【0006】具体的には、特開平8−337182号に
示されるようなハイドロフォーム成形で形成された閉断
面形状の部材を用いて、リンフォース部材とすることが
考えられる。
【0007】ハイドロフォーム成形は、上型と下型とが
なす最終形状の型内に所定径(一定断面)の素管を収
め、同素管内に水(加圧液)を圧入して内部からの加圧
により素管を膨らませ(拡管)、膨らむ素管を上型と下
型の型面になじませることにより、型面の形状にならう
閉断面形状(口形状)の製品が成形される成形方法であ
る。
【0008】このハイドロフォーム成形で形成されるリ
ンフォース部材は、連続した周壁で閉断面形状が形成さ
れるだけでなく、素管の周壁が伸びることで生じる加工
硬化により、薄い板厚でありながら、1部品で、複数種
のリンフォース類に相当する高い剛性強度が得られる。
しかも、スプリングバックがほとんどないので、製品精
度がよく、組付精度の点にもよいことが挙げられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ハイドロフォーム成形
は、材料に過度に負担を強いたり、製品が破断したりす
ることがないよう、素管各部を均等に膨らませることが
求められる。特にハイドロフォーム成形で良好な製品を
得るためには、通常、拡管率は、ある範囲内(例えば0
〜25%内)に収めることが求められる。
【0010】ところで、車体のセンタピラー部は、上端
側が小径で、下端側が大径で、上端側から下端側へ向か
い外周形状(断面)が漸次変化する細長の形状をなして
いる。
【0011】このため、ハイドロフォーム成形で、セン
タピラー部に組み付くリンフォースを成形する場合に
は、最終形状が小径となる部分を基準として素管を選
び、これにハイドロフォーム成形を施すことになる。
【0012】ところが、製品形状であるリンフォースの
各部の大きさが異なるために、一定断面の素管は異なる
拡管率で各部が膨らむ。特に小径部の有る上端部と大径
部の有る下端部との両者間では、周長の差は著しく、小
径側に比べ大径側は2倍、さらにはそれ以上となる。
【0013】このため、拡管率は、通常の範囲内に収め
られず、ハイドロフォーム成形の成形品では、簡単に
は、センタピラー部のような、全長方向で外径が漸次大
小に変化する外形形状を有する製品は得られなかった。
【0014】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その第1の目的とするところは、外径が漸次大小に
変化する外形部分をもつ製品の品質向上が図れるハイド
ロフォーム成形品を提供することにある。
【0015】また第2の目的とするところは、外径が漸
次大小に変化する製品が、ハイドロフォーム成形によ
り、拡管率をある範囲内に収めたまま行えるハイドロフ
ォーム成形方法を提供することにある。
【0016】また第3の目的とするところは、ハイドロ
フォーム成形品の特徴を用いて、剛性強度の向上が図れ
る車体部材を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1に記載のハイドロフォーム成形品は、
ハイドロフォーム成形の後の拡管率が所定の範囲内とな
るよう素管を製品の外形変化に合わせて外周形状を変化
させたことによって、外径が漸次大小に変化する外形部
分をもつ製品でも、拡管率をある制約された範囲内に収
めた高品質の製品が得られるようにした。
【0018】上記第2の目的を達成するために請求項2
に記載のハイドロフォーム成形方法は、ハイドロフォー
ム成形により、素管から、外径が漸次変化する外形部分
を有するハイドロフォーム成形品を成形するに際し、素
管に製品の外形変化に合わせて前記ハイドロフォーム成
形の後の拡管率が所定の範囲内となるよう外周形状を変
化させる加工を施してから製品形状に成形するようにし
た。
【0019】さらに請求項3に記載のハイドロフォーム
成形方法は、素管の外周形状を変化させる工程が簡単に
行えるよう、素管の周壁を製品の外周形状の変化になら
って徐々に縮径させる加工を採用したことにある。
【0020】上記第3の目的を達成するために請求項4
に記載の車体部材は、断面形状が略コ字形をなし、かつ
全長方向において断面の大きさが漸次大小に変化する細
長のパネル部材と、パネル部材の内部に収容されて該パ
ネル部材に取り付けられたリンフォース部材とを組み合
わせたパネル構造のうち、リンフォース部材が、パネル
部材の外形変化に合わせてハイドロフォーム成形の後の
拡管率が所定の範囲内となるよう外周形状を変化させた
素管を、前記パネル部材の内壁面にならう閉断面形状に
ハイドロフォーム成形してなる構成とした。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図5に
示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
【0022】図1は、自動車(車両)の車体側部に有る
センタピラー部11の構造の分解図を示している。セン
タピラー部11は、ルーフレール側に組み付く上端側の
外形が小径で、サイドシル側に組み付く下端側の外形が
大径で、かつ上端側から下端側へ向かい外周形状(断
面)が漸次変化しながら上下方向に延びている細長の車
体の骨格部分である。
【0023】図中12は、このセンタピラー部11のう
ちの最も車外側に配置されるサイドアウタパネルを示し
ている。このサイドアウタパネル12は、開口が車室内
側に向く断面ハット型をなしている。そして、このサイ
ドアウタパネル12の内部に補強用構造体13(本願の
車体部材に相当)を組み付けて、剛性強度を高めている
(補強)。
【0024】この補強用構造体13には、1部品で図7
中のインナパネル2およびリンフォース4a〜4dに置
き換わる剛性強度をもたらすハイドロフォーム製のリン
フォース部材14(本願のハイドロフォーム成形品に相
当)を、例えば図7中のセンタピラーリンフォース3
(本願のパネル部材に相当)を用いて、サイドアウタパ
ネル12内に組み付ける構造が採用されている。
【0025】詳しくは、センタピラーリンフォース3
は、断面形状が略コ字形、具体的には断面形状が略ハッ
ト型をなすパネル部品で形成されていて、外形は、サイ
ドアウタパネル12と同様、上端側が細径で、下端側が
大径で、上端側から下端側へ向かい外周形状(断面)が
漸次変化する細長をなしている。
【0026】リンフォース部材14は、断面が軸方向に
沿って一定な断面の素管18にハイドロフォーム成形を
施すことによって、センタピラーリンフォース3の内壁
面にならう閉断面形状に成形した筒形の製品から形成さ
れている。
【0027】ここで、リンフォース部材14は、各部の
外周形状が漸次大小に変化しており、上端側には、他の
部分、特に下部に有る大径部15aより著しく外径が小
径な小径部15bを有しているから、単純に素管18を
選んでハイドロフォーム成形(内部を加圧して素管を膨
らませ型面になじませる成形)したのでは、小径側と大
径側との拡管率が、良好な成形が行えるとされている範
囲内(例えば0〜25%)に収まらない。
【0028】そこで、良好な製品が得られる工夫が施し
てある。この工夫は、製品であるリンフォース部材14
が、図2(b)に示されるようなリンフォース部材14
の外形形状の変化に合わせて外周形状を変化させた素管
18から成形される製品としたことにある。
【0029】この素管18を用いることで、ハイドロフ
ォーム成形で成形された製品、すなわちリンフォース部
材14は、小径となる一端側、大径となる他端側、さら
には両間の漸次外周形状が変化する各部のいずれも、周
長が同等の割合で変化する成形品となる。
【0030】これにより、リンフォース部材14は、大
径部15a,小径部15bおよび両間を含む全体が、素
管18から、制約されたある範囲内の拡管率(例えば0
〜25%の範囲内)で成形された製品となるから、破断
や過度な応力負担のない良好な品質の製品となる。
【0031】また同製品の成形の仕方にも、この考えに
よる工夫が施してある。同成形方法は、リンフォース部
材14(ハイドロフォーム成形品)を成形するときに、
図2(a)〜(d)に示されるように一定断面の素管1
8に、製品の外形形状に合わせて外周形状を変化させる
予備成形加工を行ってから、当該素管18にハイドロフ
ォーム成形を施して、制約されたある範囲内の拡管率で
の成形を可能にしたものである。
【0032】具体的には、同ハイドロフォーム成形方法
は、図2(a)に示されるように製品小径部より大きな
外径をもち一定断面(一定径)をもつ所定長さの素管1
8を用い、まず、これに製品形状に合う外周形状とする
予備成形を施す。同予備成形の加工には、素管18の周
壁を製品の外周形状の変化にならい徐々に縮径させる加
工、例えば図2(b)に示されるような複数のハンマダ
イス20aで素管18の外周側から転打させるロータリ
形のスエージングマシン20で,素管18にスエージン
グを施し、製品形状の変化に合わせて、一端側を最大径
とし、他端側に向かうにしたがい、順次、階段状に縮径
して、他端が最も小さな外径にする(ここでは6段の外
径変化)。これにより、どの地点を基準にしても良好な
ハイドロフォーム成形による拡管となる素管18が成形
される。続いて、図2(c)に示されるようにこの外形
を異ならせた素管18を、ハイドロフォーム成形機21
の上型22と下型23とがなす最終形状(製品形状)の
型内に収める。そして、ハイドロフォーム成形機21を
稼動させて、図2(c),(d)に示されるように同素
管18内に水(加圧液)を圧入して内部からの加圧によ
り素管18を膨らませ(拡管)、膨らむ素管18を上型
22と下型23の型面になじませる。
【0033】このとき、素管18の各部の外周形状は、
予備成形により、予め最終形状となる製品形状(ここで
は、センタピラーリンフォース3の内壁面にならう形
状)の外形変化に合わせて外周形状を変化させてあるか
ら、素管18の各部は、いずれも素管18から、ある範
囲内の拡管率(例えば0〜25%の範囲内)を保ったま
まで成形されるようになる。
【0034】したがって、図2(e)に示されるような
外径が漸次大小に変化する外形部分をもつ製品、すなわ
ち外径が大小変化する矩形の閉断面形状をもつリンフォ
ース部材14は、破断したりせずに良好に成形される。
しかも、予備成形は、素管18の周壁を製品の外周形状
の変化にならい徐々に縮径させる成形なので、素管18
の外周形状を変化させる工程は簡単である上、破断のお
それもない。
【0035】こうしたリンフォース部材14が、図3
(a),(b)および図4に示されるようにセンタピラ
ーリンフォース3内の上段から中段にかけての部位に嵌
挿され、さらにアーク溶接で同部分に固定され、センタ
ピラー部11の補強に適した補強用構造体13を構成し
ている。なお、同図中、符号24はその溶接部分を示
す。
【0036】そして、今までの車体の組立ラインにおけ
るスポット溶接の組付工程をそのまま用いて、この補強
用構造体13をサイドアウタパネル12に溶接してあ
る。具体的には、センタピラーリンフォース3は、今ま
でと同じ構造、すなわち両側にフランジ部3a,3aを
有したハット型構造であるから、同リンフォース3をサ
ブ組付部品として用いて、今までのスポット溶接による
補強材の組付工程のときと同じく、図5(a)に示され
るようにセンタピラーリンフォース3のコ字形部分をサ
イドアウタパネル12のコ字形部分内に嵌めつつ、セン
タピラーリンフォース3の両側のフランジ部3a,3a
を、サイドアウトパネル12の両側のフランジ部12
a,12aに重ねてから、図5(b)に示されるように
フランジ部同士をスポット溶接することにより、補強構
造体13をサイドアウタパネル12に組み付けてある。
なお、図5(b)中、25はその溶接部分を示し、26
は接合されたフランジ部3a,12aに組み付くフラン
ジトリムを示す。
【0037】これにより、剛性強度や組付精度に優れる
ハイドロフォーム成形品を利用して、車体の骨格部材で
あるセンタピラー部11の剛性強度が図れる。
【0038】第1の実施形態では、製品形状に合わせて
多段の異なる径に成形した素管18をハイドロフォーム
成形する例を挙げたが、これに限らず、図6(a)〜
(d)に示す第2の実施形態のように多段に成形した
後、さらに曲げや潰し加工を施し、一端から他端までを
連続した曲面にして素管外形を製品の全体の形状に近づ
けてから、ハイドロフォーム成形を施して、製品として
もよい。つまり、予備成形の仕方には限定されるもので
はない。
【0039】こうした縮径が連続する予備成形だと、細
部まで品質に優れた製品が得られる。但し、図6におい
て第1の実施形態と同じ部分は同一符号を付してその説
明を省略した。
【0040】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々
変更して実施しても構わない。例えば実施形態では、車
体の骨格部材となるセンタピラー部にハイドロフォーム
成形品を用いた例を挙げたが、これに限らず、サイドフ
レームやサイドシルなどといった他の骨格部材やそれ以
外の車体の部材に用いてもよい。むろん、ハイドロフォ
ーム成形品は、コ字形やハット形のセンタピラーリンフ
ォースなどのサブ組付部品を用いずに、直接、コ字形や
ハット形のサイドアウタパネルといったアウタパネル部
材の内部に組み付けてもよく、またハイドロフォーム成
形品そのものだけで車体の骨格部材を構成してもよい。
もちろん、本発明は、車体に限らず、他の構造物に適用
してもよい。またスエージングマシン以外の加工機、例
えばダイスを用いた絞り加工機を用いて、素管の外形形
状を製品形状の変化に合うように加工しても構わない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、外径が漸次変化するようなハイドロフォー
ム成形しにくい製品でも、拡管率をある制約された所定
の範囲内に収めた高品質の製品を得ることができる。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、素管に製
品の外形変化に合わせて外周形状を変化させる加工を施
してからハイドロフォーム成形を行うから、外径が漸次
大小に変化する製品でも、拡管率をある制約された範囲
内に収めて成形することができ、高品質の成形が約束で
きる。
【0043】請求項3に記載の発明によれば、上記請求
項2の効果に加え、素管の外周形状を変化させる工程が
簡単ですむといった効果を奏する。
【0044】請求項4に記載の発明によれば、ハイドロ
フォーム成形品に特有の特徴を活かして剛性強度が図ら
れるとともに、拡管率をある制約された所定の範囲内に
収めた車体部材が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るハイドロフォー
ム成形品で形成されたリンフォース部材を、同部材が組
み付く車両のセンタピラー部と共に示す分解斜視図。
【図2】同リンフォース部材がハイドロフォーム成形で
成形される工程を説明するための図。
【図3】ハイドロフォーム成形品で形成されたリンフォ
ースとサブ組付部品とが組み付けられたサブアッセンブ
リ部品を説明するための図。
【図4】図3(a)中のA−A線に沿うサブアッセンブ
リ部品の断面図。
【図5】同サブアッセンブリ部品がアウタパネル部材と
組み付くまでを説明するための断面図。
【図6】本発明の第2の実施形態の要部を説明するため
の斜視図。
【図7】(a)従来の車両のセンタピラー部の構造を説
明するための分解斜視図。 (b)同組み上がるセンタピラー部の構造を示す平断面
図。
【符号の説明】
3…センタピラーリンフォース(パネル部材) 11…センタピラー部 12…サイドアウタパネル(アウタパネル部材) 13…補強用構造体(車体部材) 14…リンフォース部材(ハイドロフォーム成形品) 18…素管 20…スエージングマシン 21…ハイドロフォーム成形機。
フロントページの続き (72)発明者 長井 節生 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 山田 直章 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 岩男 明信 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 小嶋 正康 兵庫県尼崎市扶桑町1番8号 住友金属工 業株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 井上 三郎 千葉県市川市菅野3丁目23番1号 住友鋼 管株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA12 BB02 CA34 CA36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイドロフォーム成形によって、素管か
    ら、外径が漸次大小に変化する外形部分をもつ製品に成
    形してなるハイドロフォーム成形品であって、 前記素管は、前記ハイドロフォーム成形の後の拡管率が
    所定の範囲内となるよう前記製品の外形変化に合わせて
    外周形状を変化させたことを特徴とするハイドロフォー
    ム成形品。
  2. 【請求項2】 ハイドロフォーム成形により、素管か
    ら、外径が漸次変化する外形部分を有するハイドロフォ
    ーム成形品を成形するに際し、前記素管に製品の外形変
    化に合わせて前記ハイドロフォーム成形の後の拡管率が
    所定の範囲内となるよう外周形状を変化させる加工を施
    してから製品形状に成形することを特徴とするハイドロ
    フォーム成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のハイドロフォーム成形
    方法において、前記素管の外周形状を変化させる加工
    は、素管の周壁を製品の外周形状の変化にならって徐々
    に縮径させる加工であることを特徴とするハイドロフォ
    ーム成形方法。
  4. 【請求項4】 断面形状が略コ字形をなし、かつ全長方
    向において断面の大きさが漸次大小に変化する細長のパ
    ネル部材と、 前記パネル部材の内部に収容されて該パネル部材に取り
    付けられるリンフォース部材とを有し、 前記リンフォース部材は、前記パネル部材の外形変化に
    合わせてハイドロフォーム成形の後の拡管率が所定の範
    囲内となるよう外周形状を変化させた素管を、前記パネ
    ル部材の内壁面にならう閉断面形状にハイドロフォーム
    成形してなることを特徴とする車体部材。
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