JP2002044200A - モーター搭載電子機器 - Google Patents

モーター搭載電子機器

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JP2002044200A
JP2002044200A JP2000205696A JP2000205696A JP2002044200A JP 2002044200 A JP2002044200 A JP 2002044200A JP 2000205696 A JP2000205696 A JP 2000205696A JP 2000205696 A JP2000205696 A JP 2000205696A JP 2002044200 A JP2002044200 A JP 2002044200A
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gear
electronic device
mechanical
operations
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スナイダー マット
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動発生と機械的駆動の複数の機能兼ね備
え、一台のモーターだけを搭載することによって複数の
機能を実現させた電子機器を提供する。 【解決手段】 モーターによって機械的に駆動される複
数の機械的駆動機構を有する電子機器であって、搭載す
る1台のモーターとこれに連結されて連動する機械的連
動機構を備え、複数の機械的駆動機構のすべてまたはい
ずれかを駆動させる構成を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、携帯
無線機、PHS、トランシーバ、ポケベル、情報端末な
どの移動体情報通信端末、カメラやビデオ等の撮影装置
などのようなモーターを搭載した電子機器装置に係る。
特には、移動体情報通信端末の無音呼び出し等の振動発
生源として、またビデオカメラ等のカセットテープのロ
ーディングや装置蓋体の開閉等の機械的駆動源として使
用されるモーターを搭載した電子機器または電子装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から周知の移動体通信端末、情報通
信機器等の電子機器類には振動発生器(バイブレータ
ー)が搭載(内蔵)されており、これは主として着信信
号を無音呼び出しで使用者に知らせる手段として用いら
れている。すなわち、信号音鳴音や光の点滅による呼び
出しにすると他人や周囲等の迷惑となるため、これに代
わり、電子機器そのものを振動させることによって、使
用者に着信を報知させるのに使用されている。振動発生
器の動力源としてはコアレス(無芯)モーターがよく用い
られている。図5(5-1)は従来から用いられているコア
レスモーターの一例であり、主な構成要素は、モーター
本体1と偏心ウェイト2である。振動の発生には、回転
軸芯1aに偏心する状態で設置した偏心ウェイト2を備
えるモーター本体1を高速回転させるものであり、回転
により偏心ウェイト2が振り回され、偏心ウェイトの重
心が高速移動することによって、振動を発生させるもの
である。
【0003】また、電子機器類には振動発生源としてで
はなく、機械的駆動源として使用されるモーターもあ
る。その駆動機構の一例として、図5(5-2)には、周知
のビデオカメラ等のカセットテープのローディングや装
置開閉に使用されるモーター機構を示す。主な構成要素
は、モーター本体1、ギア(歯車)部材として例えばウォ
ームギア3、回転ウォーム4、移動歯車5、ウォームホ
イル6と呼ばれる部材、および、移動ラック7、電源
8、回動軸(9a,9b)などである。このようなモータ
ーを搭載した電子機器では、モーターが目的とする機械
的動作としては、大きく分けて、1)振動を発生させる動
作、2)振動発生以外の機械的駆動のための動作、の二つ
があり、それぞれに合わせて別々のモーターを電子機器
内部に搭載していた。目的または動作が複数ならば、そ
の動作に合うだけの数のモーターが必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年急
速に発展している電子機器における多機能化、ハンドフ
リー化、コンパクト化、使いやすさ等を向上させた新製
品を開発するにあたっては、振動発生機能(動作)と他の
機械的駆動機能(動作)との両方が必要で、二つ以上の機
能(動作)を兼ね備えた製品の登場が切望されている。そ
うかといって、一台の電子機器装置に異なる動作(機
能)に対応する別々のモーターを配設することは、コン
パクト化、軽量化、低コスト化等の面から見ると相反す
ることになり、設計上の障害になってくるという問題点
があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
1)振動発生動作と、2)他の機械的駆動動作の、複数の機
械的動作を兼ね備えた電子機器であり、しかもそれを一
台のモーターだけを搭載することによって実現させた電
子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明によるモーター搭載電子機器は、まず始め
に、モーターによって機械的に駆動される複数の機械的
動作する電子機器であって、搭載する1台のモーター
(M)とこれに連結されて連動する機械的連動機構(B)を
備え、1台のモーターで複数の前記機械的動作をする構
成を備える。また、このモーター搭載電子機器において
は、機械的連動機構(B)としてはギア(歯車)機構または
クラッチ機構による構成を備えていてもよい。そして、
これらの複数の機械的動作のうち、いずれか一つは機械
的振動を発生させる動作であるとしてもよい。この場合
は振動発生機構(E)を備える。さらに、これらの複数の
機械的動作のいずれか一つは、モーター搭載電子機器の
構成部材(C1,D1,C2,D2)の移動または開閉
を行なう動作であるとしてもよい。そのうえ、このモー
ター搭載電子機器は、移動体通信端末装置であってもよ
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜4を参照して本発明
によるモーター搭載電子機器の実施の形態を詳細に説明
する。図1は、本発明によるモーター搭載電子機器の実
施の形態の一つを示し、モーターによって機械的に駆動
されて複数の機械的動作をさせるために、搭載された1
台のモーター本体1とこれに連結されて連動する機械的
連動機構の動作の様子を示す図である。また、図2(2-
1)は、本発明によるモーター搭載電子機器の他の実施の
形態を示し、搭載された1台のモーターとこれに連結さ
れて連動する機械的連動機構(リミッターギア機構)を
組み込んだ電子機器の分解した様子を示す説明図であ
り、図2(2-2)は組み立てられたリミッターギアの側面
から見た説明図であり、図2(2-3)は動作切替部材の切
り欠き凹部を示す説明図である。
【0008】そして、図3はモーター搭載電子機器が携
帯電話機である場合の実施の形態を示し、図3(3-1)は
携帯電話機の構成部材の動作する前の状態を示す正面図
と側面図であり、図3(3-2)は構成部材を上下に動作さ
せた後の状態を示す正面図と側面図である。なお、→印
は構成部材の動作の方向を示す。さらに、図4はモータ
ー搭載電子機器が他の携帯電話機である場合の実施の形
態であり、図4(4-1)は携帯電話機の構成部材の移動と
開閉の両方の動作をする前の状態を示す正面図と側面図
であり、図4(4-2)は一方の構成部材を下方向へスライ
ド移動させ、もう一方の構成部材は上方向へ開いた動作
をさせた後の状態を示す正面図と側面図である。なお、
→印は構成部材の動作の方向を示す。
【0009】図1は、本発明によるモーター搭載電子機
器の実施の形態の一つを示し、モーターによって機械的
に駆動されて複数の機械的動作をさせるために、搭載さ
れた1台のモーターとこれに連結されて連動する機械的
連動機構の動作の様子を示している。この図に示す主な
構成要素は、モーター本体1、ウォームギア部材(3、
4、5)、ウォームホイル6、移動ラック7、電源8、
回動軸(9a,9b)があり、これに加えて、偏心ウェイ
ト2、及びクラッチ機構部10をも備えている。
【0010】ここで、1台のモーターによって機械的に
駆動される機械的動作として、例えば、1つに機械的振
動を発生させる動作(振動発生動作)、2つめに電子機
器のフロントパネル等構成部材を移動させる動作(部
材移動動作)、とする。図1によれば、クラッチ機構1
0は振動発生動作を制御し、また、ウォームホイル6
側の機構は部材移動動作を制御することができる。動
作させるには、動作信号を与えて電源8によりモーター
本体1を駆動させると、これに連結されている機械的連
動機構も動作するので、振動発生動作と部材移動動
作の両方の動作をさせることができる。図1の構造によ
れば、振動発生動作の側の機構では、偏心ウェイト2
とモーター本体1との間にクラッチ機構部10が介在し
ているので、このクラッチ機構部10の連結接続または
その解除の動作により偏心ウェイト2の回転を制御する
ことになる。
【0011】構成部材を移動させる側の機構(部材移
動動作)においては、モーター本体1の回転は正転と逆
転の両方が実施できるので、電源8により極性の+と−
を交換することで構成部材の移動の方向を変化させるこ
とが出来る。これによりフロントパネル等の構成部材の
開閉させるなどの動作が出来るようになる。なお、部
材移動動作の側に、ウォームホイル6に連結するなどし
てさらに第2のクラッチ機構を備えさせてもよく、ま
た、一方向だけに回転伝達する別のギア機構を組み込ん
でも良い。このような伝達機構による連結接続の構成は
種々様々に考えられるものであり、当業者が周知の技術
を適宜に組合わせて設計されればよいことである。こう
して、本発明の1台のモーターによる機械的動作に関し
ては、図1においては振動発生動作と部材移動動作
の両方が動作するようになるが、モーター回転の極性を
交換することと、ウォームギア(歯車)やクラッチ機構の
組み合わせにより、との両方の動作を実施させるこ
とも、とのいずれか一方だけの動作を実施させるこ
ともできる。
【0012】図2は、搭載された1台のモーターに連結
されて連動する機械的連動機構としてのクラッチ機構で
あり、特にはリミッターギア機構を利用したときの実施
の形態を示す。主な構成要素は、モーター本体1、伝達
部材(1a、1b、2a、14)、ギア本体11、中心
ギア12、ギア歯車15、ギア切換部13、クラッチレ
バー17、リードスクリュー16、偏心ウェイト2など
である。図2においても、2つの動作をさせることと
し、振動発生動作と部材移動動作を設定すると、ま
ず振動発生動作は偏心ウェイト2の回転によって起こ
され、次に部材移動動作はリードスクリュー16と連
結して連動することで構成部材(図示せず)が移動の動
作をする。
【0013】ここでまず、振動発生動作のひとつのや
り方としては、モーター本体1−伝達部材1a−伝達部
材1b−ギア本体11−伝達部材14−伝達部材2a−
偏心ウェイト2と伝達して振動発生の動作するやり方が
ある。また、この他にも「ギア本体11−中心ギア1
2」の機構を介在させて、モーター本体1−伝達部材1
a−伝達部材1b−ギア本体11−中心ギア12−ギア
歯車15−伝達部材14−伝達部材2a−偏心ウェイト
2と伝達して振動発生の動作させてもよい。また、部
材移動動作は、モーター本体1−伝達部材1a−伝達部
材1b−ギア本体11−中心ギア12−ギア歯車15−
リードスクリュー16−各構成部材と伝達されて部材移
動させる動作をする。
【0014】図2では、ギア本体11と中心ギア12は
一体に連携形成されていて連動する。ギア本体11は外
周端面にギア部を有し、さらに中心ギア12はギア歯車
15を介して種々の機械的動作のための伝達をする。ギ
ア歯車15はギア切換部13の下面に回動自在に連動す
るよう取り付けられ、単数でも複数でもよく、必要に応
じて設けられる。ギア切換部13は略円盤状で外周端面
にカム部13aを有し、このカム部13aは単数でも複
数でもよい。このギア切換部13は、軸を中心に回動自
在であり、クラッチレバー17の掛止部17aがカム部
13aと係合することで、ギア切換部13の動きは制御
される。クラッチレバー17の動作には、動作解除のた
めのリリース部18と、その動きを制限または拘束する
軸心部17bと弾力部19があると、動作は確実であり
実用性が高くなる。例えば、ユーザーがリリース部18
でボタンプッシュ(→)することにより、構成部材に開
閉や移動の動作をさせるようにもできる。
【0015】図2に示すように、ギア本体11が直接的
に伝達部材14と連動させるのは機構的には分かりやす
い。中心ギア12とギア歯車15が介在してくると、機
構的にはやや複雑になってきて、ギア歯車15の位置に
よって機械的動作が異なってくる。すなわち、ギア歯車
15がリードスクリュー16と連動する位置にあると各
構成部材に伝達して部材移動の動作するし、さらに、ギ
ア歯車15が振動発生させる側の伝達部材14と連動す
る位置にあると、偏心ウェイト2に伝達して振動発生の
動作をさせるようにもできる。
【0016】具体的な例をあげると、携帯電話機等では
着信があることをユーザーに知らせるためには、ギア本
体11の円周端面が直接的に伝達部材14と連動させる
か、若しくは、中心ギア12とギア歯車15が介在させ
て伝達部材14と連動させるかするとよい。その後、今
度はリードスクリュー16を動作させて、フロントパネ
ルなどの構成部材を開けたり閉めたりする動作を行なう
ようにするとよい。ギア切換部13はギア歯車15を単
数個または複数個備えていて、種々の動作に対応するこ
とができる。また、ギア切換部13の円周端面には凹部
形状溝の単数個または複数個備のカム部13aを備え、
このカム部13aがクラッチレバー17の掛止部17a
と係合することで、ギア切換部13の動きを拘束し、種
々の機械的動作が実行される。ギア歯車15とカム部1
3aの配置位置や個数に対応して、クラッチレバー17
の掛止部17aとの係合を組み合わせることにより、様
々の組み合わせが実現できるし、種々の動作に対応する
ことができる。
【0017】そして、図2に示す構成部材のみならず、
新たなクラッチ機構を介在させてもよく、例えば、ギア
本体11と伝達部材14とのギア伝達を一方向だけに回
転伝達するようなギア機構としてもよい。さらには、図
2(2-3)に示すように、ギア切換部13の円周端面にあ
るカム部13aは切り欠いたような凹形状溝で底部角度
θを有する。この底部2箇所の角度θをそれぞれθ1、
θ2としたとき、この角度をθ1>θ2に設定して、し
かもθ2をかなり開いた角度に設定することができる
が、そうすることでギア切換部13が回動してときθ2
側内面にはクラッチレバー17の掛止部17aが掛止で
きない(角度が大きいので止まらない)ような構造にも
することができる。このような構造を利用すれば、ギア
切換部13を一方向へのみ回動させることができる。カ
ム部13aを複数個設けて、θ1とθ2の開き角度の片
方を調整することで、ギア切換部13の動きを制御し、
ひいてはギア歯車15をも制御することができる。
【0018】このような伝達機構や連結接続機構の構成
にあたっては、当業者が周知の技術を適宜に組合わせて
設計されればよいことであり、無限の組み合わせで設計
が実現できる範疇に属するものである。こうして、本発
明の1台のモーターによる機械的動作に関しては、図2
においても、振動発生動作と部材移動動作との両方
が動作が可能となっているが、2つの動作のみならず、
3つ以上複数の動作も勿論可能である。つまり、図2に
示す機構に加えてさらに、モーター回転の極性を転換す
ること、ウォームギア(歯車)やクラッチ機構を追加する
こと、一方向のみに動作する構成部材を利用すること、
などにより、3つ以上複数の動作も可能となってくる。
【0019】図3においては、モーター搭載電子機器が
携帯電話機である場合の実施の形態を示しており、主な
構成として、モーターM、機器本体A、機械的連動機構
B、そして機械的動作をする構成部材として上方スライ
ド体C1、下方スライド体D1、振動発生機構Eを備え
る。この電話機は、電話機機器本体Aに搭載する1台の
モーターMと、これに連結されて連動する機械的連動機
構Bを備え、1台のモーターMで複数の機械的動作をさ
せる。この機械的連動機構としてはギア機構またはクラ
ッチ機構による構成を備えていると実用的であるが、図
1及び図2を参照して、ここでは詳細を図示しない。複
数の機械的動作とはここでは、1)上方面へスライド往復
移動する上方スライド体C1の動作、2)下方面へスライ
ド往復移動する下方スライド体D1の動作、3)偏心ウェ
イトを回転させて振動発生させる振動発生機構Eの動作
の3つを云う。これら3つの動作のうち全てを動作させ
てもよく、この中の2つを動作させてもよい。なお、→
印は動作の方向を示す。
【0020】図4においては、モーター搭載電子機器が
携帯電話機である場合の別の実施の形態を示しており、
主な構成として図3と同様だが、機械的動作をする構成
部材として上方開閉体C2、下方スライド体D2、振動
発生機構Eを備える。ここでの複数の機械的動作とは、
1)上方面へ開閉する上方開閉体C2の動作、2)下方面へ
スライド往復移動する下方スライド体D1の動作、3)振
動発生機構Eの動作、の3つがある。これら3つの動作
のうち全てを動作させても、この中の2つを動作させて
もよいのは図3と同様であるが、1)上方面へ開閉する上
方開閉体C2はモーターと連動させなくともユーザーの
手動での動作でも可能であるので、この場合は下方スラ
イド体D1の動作と振動発生機構Eの動作の2つだけの
動作としてもよい。
【0021】
【発明の効果】前述してきたように、本発明によれば次
のような優れた効果を発揮する。 ・本発明のモーターは二つ以上の動作または機能を実行
するものであり、従来ではこれらの動作または機能に対
応するだけのモーターの数が必要だったが、本発明では
ギア機構またはクラッチ機構を応用することで一つのモ
ーターで課題を達成できた。 ・本発明で示したギア機構構造を備えたモーターは、振
動に有効なレベルまでモーター速度を減衰させても、駆
動条件を有効とするためのギア削減方法と同じように、
スピード回転トルクを増加させることができるため、非
常に効率がよく実用性が高い。 ・実際のマーケットには直径4mmの小さなモーターを使
っても、複数の機構(駆動機構と振動機構)の動作には
極めて有効に作用するので、モーターは軽量で低コスト
に供給される。 ・従来の振動発生器として使用していたと同じモーター
を使っても、本発明の動作機能は達成できる。 ・本発明の駆動機構によれば、モーターを2台使うこと
を考えれば、コスト増加はきわめて僅かで無視できる程
度であり、市場性や価格性に優れる。 ・本発明における動作は、振動を発生させるためには時
計逆方向回りモーター回転を利用し、他のローディング
動作などをさせるためには時計正方向回りのモーター回
転を利用することであり、本発明は極めて簡単にモータ
ー回転機能を利用することで実現できたものである。 ・従来機器で既に備わっているモーターによる振動発生
技術を、他の多くの機能に展開して適用できるものであ
り、ビジネス上でも価値が高い。 ・本発明は、多機能コンパクト化、低コスト化、軽量
化、共用部材化などの面に製品を展開することに優れて
おり、各種様々な分野でのモーターを内蔵した電子機器
に適用できるものであり、IT産業などの発達に寄与す
るところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモーター搭載電子機器の実施の形
態の一つを示し、モーターによって機械的に駆動されて
複数の機械的動作をさせるために、搭載された1台のモ
ーターとこれに連結されて連動する機械的連動機構の動
作の様子を示す図である。
【図2】本発明によるモーター搭載電子機器の他の実施
の形態を示し、図2(2-1)は搭載された1台のモーター
とこれに連結されて連動する機械的連動機構であり、リ
ミッターギア機構を組み込んだ機器の分解した様子を示
す説明図であり、また図2(2-2)は組み立てられたリミ
ッターギア側面の説明図であり、さらに図2(2-3)は動
作ギア切替部材の切り欠き凹部を示す図である。
【図3】モーター搭載電子機器が携帯電話機である場合
の実施の形態を示し、図3(3-1)は携帯電話機の構成部
材が動作する前の状態を示す正面図と側面図であり、図
3(3-2)は構成部材を上下に動作させた後の状態を示す
正面図と側面図である。
【図4】モーター搭載電子機器が他の携帯電話機である
場合の他の実施の形態であり、図4(4-1)は携帯電話機
の構成部材が移動と開閉の両方の動作をする前の状態を
示す正面図と側面図であり、図4(4-2)は一方の構成部
材を下方向へスライド移動させ、もう一方の構成部材は
上方向へ開く動作をさせた後の状態を示す正面図と側面
図である。
【図5】図5(5-1)は従来の電子機器に振動発生用とし
て搭載されているコアレスモーターの一例を示し、図5
(5-2)には、従来の電子機器に搭載されている構成部材
を移動または開閉させる機構の構成の一例を示す。
【符号の説明】
1 モーター本体 A 機器本体 B 機械的連動機構 C1,C2 構成部材 D1,D2 構成部材 M モーター E 振動発生機構
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/10 H02K 7/10 C Fターム(参考) 5D107 AA20 BB08 CC09 DD09 5H607 BB01 CC01 CC03 DD03 DD17 EE02 EE32 EE54 EE57 5K023 AA07 BB04 HH04 HH05 MM14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーターによって機械的に駆動されて複数
    の機械的動作をする電子機器であって、搭載する1台の
    モーターとこれに連結されて連動する機械的連動機構を
    備え、1台のモーターで複数の前記機械的動作をする構
    成を備えることを特徴とするモーター搭載電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモーター搭載電子機器に
    おいて、前記機械的連動機構はギア機構またはクラッチ
    機構による構成を備えることを特徴とするモーター搭載
    電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のモーター搭載電
    子機器において、複数の前記機械的動作のいずれか一つ
    は機械的振動発生動作であること特徴とするモーター搭
    載電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載のモー
    ター搭載電子機器において、複数の前記機械的動作のい
    ずれか一つの動作は、前記モーター搭載電子機器の構成
    部材の移動または開閉を行なう動作であることを特徴と
    するモーター搭載電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項記載のモー
    ター搭載電子機器において、前記モーター搭載電子機器
    は移動体通信端末装置であることを特徴とするモーター
    搭載電子機器。
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