JP2002043883A - 積層型分波器 - Google Patents

積層型分波器

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JP2002043883A
JP2002043883A JP2000222298A JP2000222298A JP2002043883A JP 2002043883 A JP2002043883 A JP 2002043883A JP 2000222298 A JP2000222298 A JP 2000222298A JP 2000222298 A JP2000222298 A JP 2000222298A JP 2002043883 A JP2002043883 A JP 2002043883A
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electrode
inductor
pass filter
filter circuit
dielectric
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JP2000222298A
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Masaharu Tanaka
正治 田中
Koji Nagata
康志 永田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は主として各種通信機器に用いられる
積層型分波器に関するものであって、実装面積を小さく
し且つ電気特性の優れた積層型分波器を提供することを
目的とする。 【解決手段】 積層型分波器を形成する誘電体ブロック
6において、ハイパスフィルタ回路部21をシールド電
極11上に配置するとともに、ローパスフィルタ回路部
22をハイパスフィルタ回路部21より上側部分に配置
したことで、積層型分波器の実装面積を削減できるとと
もに、外部からの影響を受けにくい高性能な積層型分波
器とできるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として各種通信機
器に用いられる積層型分波器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に積層型分波器は、複数の誘電体シ
ートからなる誘電体ブロックの内層部分に、入力信号を
低周波側に分波するローパスフィルタ回路部(以下LP
F回路部と称する)と、入力信号を高周波側に分波する
ハイパスフィルタ回路部(以下HPF回路部と称する)
とを一体に設けたものである。
【0003】そして従来、このような積層型分波器にお
いては、LPF回路部とHPF回路部とが干渉して電気
特性が劣化してしまうことを抑制するため誘電体ブロッ
ク内においてLPF回路部とHPF回路部とを水平方向
に分けて配置していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、誘電体
ブロック内においてLPF回路部とHPF回路部とを水
平方向に分けて配置することで、積層型分波器が水平方
向に大きくなってしまい、積層型分波器を実装するため
の面積を多く必要とするものとなっていた。
【0005】そこで、本発明はこのような問題を解決
し、実装面積を小さくし且つ電気特性の優れた積層型分
波器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、複数の誘電体シー
トを積層した誘電体ブロックと、この誘電体ブロックの
外周面に設けられたアンテナ端子及び第1、第2の入出
力端子と、前記誘電体ブロックの内層部分に設けられ前
記アンテナ端子及び第1の入出力端子間に接続されたロ
ーパスフィルタ回路部と、前記誘電体ブロックの内層部
分に設けられ前記アンテナ端子及び第2の入出力端子間
に接続されたハイパスフィルタ回路部と、前記誘電体ブ
ロックの下層側に設けられたシールド電極とを備え、前
記ローパスフィルタ回路部を前記シールド電極の上側に
配置するとともに、前記ハイパスフィルタ回路部を前記
ローパスフィルタ回路部より上側に配置した積層型分波
器としたものであり、積層型分波器の実装面積を減少さ
せることができるとともに、取り扱い周波数帯域が高く
外部からの影響を受けやすいHPF回路部を、シールド
性の高いシールド電極上に配置し、取り扱い周波数帯域
が低く外部からの影響を受けにくいLPF回路部を、H
PF回路の上側部分に配置していることから、積層型分
波器として外部からの影響を抑制できるのである。
【0007】請求項2に記載の発明は、ローパスフィル
タ回路部はアンテナ端子と第1の入出力端子間に接続さ
れた第1のインダクタ電極と一端がこの第1のインダク
タ電極に接続され他端が接地された第2のインダクタ電
極及び第1のコンデンサ電極の直列体から形成され、ハ
イパスフィルタ回路部はアンテナ端子と第2の入出力端
子間に接続された第2のコンデンサ電極と一端がこの第
2のコンデンサ電極に接続され他端が接地された第3の
インダクタ電極及び第3のコンデンサ電極の直列体から
形成され、前記第1のインダクタ電極は前記ローパスフ
ィルタ回路部を形成する誘電体層の上側部分に配置され
るとともに、前記第3のインダクタ電極と第3のコンデ
ンサ電極の直列体は前記ハイパスフィルタ回路部を形成
する誘電体層の下側部分に配置した請求項1に記載の積
層型分波器としたものであり、積層体内における内部干
渉を抑制できるのである。
【0008】請求項3に記載の発明は、第2のコンデン
サ電極の内アンテナ端子に接続された側の電極をハイパ
スフィルタ回路部を形成する誘電体層の下側部分に配置
した請求項2に記載の積層型分波器としたものであり、
積層体内における内部干渉をより抑制できるのである。
【0009】請求項4に記載の発明は、ローパスフィル
タ回路部とハイパスフィルタ回路部との間にシールド電
極を設けた請求項3に記載の積層型分波器としたもので
あり、積層体内における内部干渉をさらに抑制できるの
である。
【0010】請求項5に記載の発明は、第2のインダク
タ電極と第1のコンデンサ電極からなる直列体と第3の
インダクタ電極と第3のコンデンサ電極からなる直列体
は、それぞれ前記インダクタ電極と前記コンデンサ電極
とが誘電体ブロックの積層方向において重ならないよう
配置した請求項2に記載の積層型分波器としたものであ
り、各直列体におけるLC回路の結合を防止することが
でき、この結果として各直列体におけるQ値を高いもの
とできるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図を用いて説明する。
【0012】図1は携帯電話などの通信機器に用いられ
る積層型分波器の等価回路図である。
【0013】この積層型分波器は、入出力端子1とアン
テナ端子2間を接続したインダクタ3aと、このインダ
クタ3aと入出力端子1との間に一端が接続され他端が
接地されたインダクタ3bとコンデンサ3cの直列体3
dとからなるLPF回路3と、入出力端子4とアンテナ
端子2間を接続したコンデンサ5aと、このコンデンサ
5aと入出力端子4との間に一端が接続され他端が接地
されたインダクタ5bとコンデンサ5cの直列体5dと
からなるHPF回路5とを一体に組み合わせたもので、
アンテナ端子2から入力される異なる周波数帯域の信号
を高域側と低域側に分波するものである。
【0014】そして、この図1に示す等価回路を積層構
造化した積層型分波器の斜視図を図2に示す。
【0015】この積層型分波器は、複数の誘電体シート
6a〜6jを積層した誘電体ブロック6から形成され、
この誘電体ブロック6の外周側面には、誘電体シート6
jに示す如く外部接続用のアンテナ端子7、入出力端子
8,9及びアース端子10が設けられている。
【0016】また、誘電体ブロック6の下層側から順
に、誘電体シート6a上には略全面に設けられるととも
に各アース端子10と接続されたシールド電極11が設
けられている。
【0017】誘電体シート6b上には、一端が入出力端
子9と接続されたインダクタ電極12aが設けられてい
る。
【0018】誘電体シート6c上には、一端がビアホー
ル(図示せず)を介してインダクタ電極12aと接続さ
れて図1におけるインダクタ5bを形成するインダクタ
電極12bと、このインダクタ電極12bの他端に接続
された接地用のコンデンサ電極13とが設けられてい
る。
【0019】誘電体シート6d上には、アース端子10
と接続されるとともにコンデンサ電極13と対向する接
地電極14が設けられ、この接地電極14とシールド電
極11及びコンデンサ電極13とで図1におけるコンデ
ンサ5cを形成している。
【0020】誘電体シート6e上には、一端が入出力端
子9と接続されたコンデンサ電極15が、接地電極14
と積層方向において重ならない位置に設けられている。
【0021】誘電体シート6f上には、アンテナ端子7
と接続されるとともに、コンデンサ電極15と対向して
図1におけるコンデンサ5aを形成するコンデンサ電極
16が設けられている。
【0022】誘電体シート6g上には、アース端子10
と接続された接地電極17が設けられている。
【0023】誘電体シート6h上には、一端が入出力端
子8と接続されて図1におけるインダクタ3bを形成す
るインダクタ電極18と、このインダクタ電極18の他
端に接続されるとともに接地電極17と対向し図1にお
けるコンデンサ3cを形成する接地用のコンデンサ電極
19が設けられている。
【0024】誘電体シート6i上には、一端がアンテナ
端子7に接続され他端が入出力端子8に接続されて、図
1におけるインダクタ3aを形成するインダクタ電極2
0が設けられている。なお、この誘電体シート6iの上
側には、インダクタ電極20の保護層として誘電体シー
ト6jが設けられた構成となっている。
【0025】そして、この積層型分波器は誘電体ブロッ
ク6内において、図1におけるHPF回路5を形成する
部分とLPF回路3を形成する部分とが積層方向に分け
て配置されている。
【0026】すなわち、誘電体ブロック6内において、
最下層部分にあたる誘電体シート6a上にシールド電極
11が配置され、このシールド電極11の上層側にあた
る誘電体シート6b〜6f上に図1におけるHPF回路
5を形成する各電極(インダクタ電極12a,12b、
コンデンサ電極13,15,16、接地電極14)から
なるHPF回路部21が配置され、このHPF回路部2
1のさらに上層側にあたる誘電体シート6g〜6i上に
図1におけるLPF回路3を形成する各電極(インダク
タ電極18,20、コンデンサ電極19、接地電極1
7)からなるLPF回路部22が配置されている。
【0027】このような構成とすることで、LPF回路
部22とHPF回路部21とを水平方向に並べるといっ
た従来のものに比べ積層型分波器の実装面積を約半分と
することができるとともに、積層方向の厚みの増加につ
いてみても、積層構造であることから各誘電体層の厚み
は非常に薄く構成されるので、実際の積層型分波器の使
用状況において大きな問題とならないのである。
【0028】また、この構成においては、取り扱い周波
数帯域が高く外部からの影響を受けやすいHPF回路部
21を形成する誘電体層を、シールド性の高いシールド
電極11上に配置し、取り扱い周波数帯域が低く外部か
らの影響を受けにくいLPF回路部22を形成する誘電
体層を、HPF回路部21を形成する誘電体層の上側部
分に配置していることから、積層型分波器として外部か
らの影響を受けにくい構成となっている。
【0029】次に、誘電体ブロック6内でのHPF回路
部21とLPF回路部22間の干渉についてみれば、こ
のようなLC回路を積層構造化したものについては、イ
ンダクタ素子間の結合が電気特性に大きく影響する。そ
して、図1に示すようなLPF回路3とHPF回路5を
組み合わせた分波回路においては、入出力端子1とアン
テナ端子2間の信号経路に対して直列に配置されたイン
ダクタ3aに対して他のインダクタ3b,5bからの干
渉を防止することが特に重要となるのである。
【0030】そして、図2に示す積層型分波器において
は、図1のインダクタ3aを形成するインダクタ電極2
0を、誘電体ブロック6内の特にLPF回路部22を形
成する誘電体層の上側部分に位置する誘電体シート6i
上に配置し、このインダクタ電極20に接続されたイン
ダクタ電極18及びコンデンサ電極19の直列体を誘電
体層の下側部分に位置する誘電体シート6g,6h上に
配置している。
【0031】また、図1のインダクタ5bを含む直列体
5dを形成するインダクタ電極12a,12b及びコン
デンサ電極13,14を、誘電体ブロック6内の特にH
PF回路部21を形成する誘電体層の下側部分に位置す
る誘電体シート6b,6c,6d上に配置し、この直列
体に接続されたコンデンサ電極15,16を誘電体層の
上側部分に位置する誘電体シート6e,6f上に配置し
た構成としている。
【0032】すなわち、インダクタ電極12a,12b
は、図1におけるインダクタ5bを形成するものであっ
て、LPF回路3を形成するインダクタ3aとは構成回
路が異なるとともに、インダクタンス値を比べてもイン
ダクタ3aより大きなものとなり、インダクタ3aに対
する干渉が強いものとなっている。
【0033】従って、このインダクタ5bを形成する図
2におけるインダクタ電極12a,12bを、LPF回
路部22から遠方のHPF回路部21の下側部分に配置
することでインダクタ3aに対する干渉を抑制できるの
である。
【0034】また、もう一つのインダクタ素子であるイ
ンダクタ3bについてみれば、このインダクタ3bは、
インダクタ3aと同じLPF回路3を形成する素子であ
って、インダクタ3aに直接接続されており、またその
インダクタンス値についてもインダクタ3aより小さ
く、インダクタ3aに対する干渉が少ないことから、こ
のインダクタ3bを形成する図2におけるインダクタ電
極18を、インダクタ電極20とインダクタ電極12
a,12b間、つまりLPF回路部22を形成する誘電
体層の下側部分に配置することで、インダクタ電極12
a,12bとインダクタ電極20との距離を増すことが
でき、より内部干渉による積層型分波器の特性劣化を抑
制できるのである。
【0035】次に、図2においてアンテナ端子7に接続
されたコンデンサ電極16は、HPF回路部21を形成
する誘電体層の最上部分に位置する誘電体シート6f上
に配置されている。
【0036】これは、コンデンサ電極16が、図1にお
けるコンデンサ5aのアンテナ端子2側の電極を形成す
るものであって、HPF回路5とLPF回路3との共通
接続部分であることから、このコンデンサ電極16をH
PF回路部21の最上部分、つまりHPF回路部21と
LPF回路部22の境界部分に配置することで、よりH
PF回路部21とLPF回路部22との内部干渉を抑制
できるのである。
【0037】なお、本実施の形態の積層型分波器におい
ては図示していないが、LPF回路部22とHPF回路
部21との間に、誘電体シート6aと同様のシールド電
極11を介在させればLPF回路部22とHPF回路部
21との内部干渉をさらに抑制できることは言うまでも
ないことである。
【0038】また、図1に示されるインダクタ3bとコ
ンデンサ3cの直列体3d或いはインダクタ5bとコン
デンサ5cの直列体5dは、それぞれLPF回路3或い
はHPF回路5において、その直列共振によってそれぞ
れの周波数特性に減衰極を生じるものであり、この減衰
極を用いて大きな減衰量を得るため、直列体3d,5d
はそれぞれ電気特性でいうQ値の高いことが望まれ、L
Cの集中常数回路である直列体3d或いは直列体5dに
おけるLC回路の結合を防止することが重要となるので
ある。
【0039】具体的には図2に示す如く、LPF回路部
22においては、図1におけるコンデンサ3cを形成す
るコンデンサ電極19及び接地電極17を、インダクタ
電極18と積層方向において重ならないよう配置する。
また、HPF回路部21においては、図1におけるコン
デンサ5cを形成するコンデンサ電極13及び接地電極
14を、インダクタ電極12a,12bと積層方向にお
いて重ならないよう配置することで、図1における直列
体3d或いは直列体5dにおけるLC回路の結合を防止
することができ、各直列体3d,5dにおけるQ値を高
いものとできるのである。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、積層型分
波器を形成する誘電体ブロックにおいて、ハイパスフィ
ルタ回路部をシールド電極上に配置するとともに、ロー
パスフィルタ回路部をハイパスフィルタ回路部より上層
部分に配置したことで、積層型分波器の実装面積を削減
できるとともに、外部からの影響を受けにくい高性能な
積層型分波器とできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における積層型分波器の
等価回路図
【図2】同積層型分波器の分解斜視図
【符号の説明】
6 誘電体ブロック 6a〜6j 誘電体シート 7 アンテナ端子 8,9 入出力端子 11 シールド電極 21 ハイパスフィルタ回路部 22 ローパスフィルタ回路部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月25日(2000.10.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、複数の誘電体シー
トを積層した誘電体ブロックと、この誘電体ブロックの
外周面に設けられたアンテナ端子及び第1,第2の入出
力端子と、前記誘電体ブロックの内層部分に設けられ前
記アンテナ端子及び第1の入出力端子間に接続されたロ
ーパスフィルタ回路部と、前記誘電体ブロックの内層部
分に設けられ前記アンテナ端子及び第2の入出力端子間
に接続されたハイパスフィルタ回路部と、前記誘電体ブ
ロックの下層側に設けられたシールド電極とを備え、前
ハイパスフィルタ回路部を前記シールド電極の上側に
配置するとともに、前記ローパスフィルタ回路部を前記
ハイパスフィルタ回路部より上側に配置した積層型分波
器としたものであり、積層型分波器の実装面積を減少さ
せることができるとともに、取り扱い周波数帯域が高く
外部からの影響を受けやすいHPF回路部を、シールド
性の高いシールド電極上に配置し、取り扱い周波数帯域
が低く外部からの影響を受けにくいLPF回路部を、H
PF回路の上側部分に配置していることから、積層型分
波器として外部からの影響を抑制できるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E070 AA05 AB01 BA11 CB03 CB13 CB17 CC01 EA01 5E082 AA01 AB03 DD08 EE04 EE16 EE23 EE35 FF05 FG06 FG26 FG54 GG10 GG11 GG28 JJ03 KK08 LL15 5J024 AA01 CA02 CA10 DA04 DA29 DA35 EA01 EA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の誘電体シートを積層した誘電体ブ
    ロックと、この誘電体ブロックの外周面に設けられたア
    ンテナ端子及び第1、第2の入出力端子と、前記誘電体
    ブロックの内層部分に設けられ前記アンテナ端子及び第
    1の入出力端子間に接続されたローパスフィルタ回路部
    と、前記誘電体ブロックの内層部分に設けられ前記アン
    テナ端子及び第2の入出力端子間に接続されたハイパス
    フィルタ回路部と、前記誘電体ブロックの下層側に設け
    られたシールド電極とを備え、前記ローパスフィルタ回
    路部を前記シールド電極の上側に配置するとともに、前
    記ハイパスフィルタ回路部を前記ローパスフィルタ回路
    部より上側に配置した積層型分波器。
  2. 【請求項2】 ローパスフィルタ回路部は、アンテナ端
    子と第1の入出力端子間に接続された第1のインダクタ
    電極と一端がこの第1のインダクタ電極に接続され他端
    が接地された第2のインダクタ電極及び第1のコンデン
    サ電極の直列体から形成され、ハイパスフィルタ回路部
    は、アンテナ端子と第2の入出力端子間に接続された第
    2のコンデンサ電極と一端がこの第2のコンデンサ電極
    に接続され他端が接地された第3のインダクタ電極及び
    第3のコンデンサ電極の直列体から形成され、前記第1
    のインダクタ電極は前記ローパスフィルタ回路部を形成
    する誘電体層の上側部分に配置するとともに、前記第3
    のインダクタ電極と第3のコンデンサ電極の直列体は前
    記ハイパスフィルタ回路部を形成する誘電体層の下側部
    分に配置した請求項1に記載の積層型分波器。
  3. 【請求項3】 第2のコンデンサ電極の内アンテナ端子
    に接続された側の電極をハイパスフィルタ回路部を形成
    する誘電体層の下側部分に配置した請求項2に記載の積
    層型分波器。
  4. 【請求項4】 ローパスフィルタ回路部とハイパスフィ
    ルタ回路部との間にシールド電極を設けた請求項3に記
    載の積層型分波器。
  5. 【請求項5】 第2のインダクタ電極と第1のコンデン
    サ電極からなる直列体と第3のインダクタ電極と第3の
    コンデンサ電極からなる直列体は、それぞれ前記インダ
    クタ電極と前記コンデンサ電極とが誘電体ブロックの積
    層方向において重ならないよう配置した請求項2に記載
    の積層型分波器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525663A (ja) * 2003-03-21 2006-11-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 補償共振回路を有する多層積層体
JP2012205195A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Tdk Corp 積層構造型バラン
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US9083310B2 (en) 2012-07-03 2015-07-14 Tdk Corporation Laminated structural type balun
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