JP2002043094A - プラズマ処理装置及びそのクリーニング方法 - Google Patents
プラズマ処理装置及びそのクリーニング方法Info
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Abstract
積物を真空室を大気開放せずにクリーニングできるプラ
ズマ源及びそのクリーニング方法を提供する。 【解決手段】 真空室11とプラズマ発生手段13とプ
ラズマより出るイオンの速度を調整する複数枚のグリッ
ド電極15を備え、真空室11のプラズマ発生手段13
と面する部分に誘電体窓12を設けたプラズマ源3にお
いて、真空室11内で、誘電体窓12とグリッド電極1
5の間に遮蔽板17を挿入したままでプラズマを発生さ
せ、誘電体窓12に付着した堆積物をスパッタさせて除
去するようにした。
Description
びそのクリーニング方法に関するものである。
りプラズマを発生させて処理を行うプラズマ処理装置は
様々な利用がなされている。イオンをターゲットに高エ
ネルギーで衝突させることでスパッタリング現象を生じ
させ、ターゲットに対向する面に置かれた基板に薄膜を
堆積させるスパッタリングや、イオンを基板に衝突させ
ることで基板表面を加工するドライエッチングやイオン
ミリングなどの例があげられる。
をイオンビームソースに構成したイオンビームスパッタ
の従来例を、図10、図11を参照して説明する。
はその排気口、23はイオンビームソース、24はター
ゲット、25は処理すべき基板である。真空処理室21
内でターゲット24の表面と基板25が対向するように
配設され、イオンビームソース23より加速されて放出
されるArイオン26がターゲット24の表面にぶつか
って、ターゲット24の原子がスパッタされ、スパッタ
粒子27が飛び出す。このスパッタ粒子27が基板25
上に付着し、薄膜が形成される。
ように、真空室31と、通常アルミナ等の誘電体から成
る誘電体窓32と、RF印加アンテナ33と、真空室3
1にArガスを導入するガス導入口34と、複数枚のグ
リッド電極35にて構成されている。真空室31と誘電
体窓32とグリッド電極35で囲まれた空間にガス導入
口34よりマスフローコントローラで制御されたAr等
のガスを導入し、誘電体窓32の外側よりRF印加アン
テナ33を用いて高周波電力を投入することにより、真
空室31と誘電体窓32とグリッド電極35で囲まれた
空間に高周波と誘導結合したプラズマ36が生じる。そ
して、グリッド電極35に印加する電圧をコントロール
することにより、プラズマ中からArイオン26を引き
出し、加速してイオンビームとして真空処理室21に向
けて放出し、かつそのビーム径を調整することができ
る。
1の一部に設けた誘電体窓32を通過させて真空室31
内に高周波やマイクロ波を供給してプラズマ36を発生
させるようにしたイオンビームソース23などを用いた
プラズマ処理装置において、処理に伴って誘電体窓32
に堆積物が堆積し、高周波やマイクロ波の供給を妨げる
場合がある。例えば、RF励起イオンビームソース23
の場合、プラズマ36中のイオンがグリッド電極35で
加速されて真空処理室21内に供給されるのであるが、
イオンの一部はグリッド電極35に高エネルギーで衝突
し、このときのスパッタリング現象により、グリッド電
極材料自身が真空室31内に飛散する。
属材料が用いられるが、この飛散した金属は真空室31
の壁面に付着する。特にグリッド電極35に対向した誘
電体窓32壁面に多く付着する。誘電体窓32に金属膜
が付着すると、遮蔽効果により真空室31内部への高周
波導入が困難となる。誘電体窓32への金属膜の付着量
は連続的に増加し、それに伴い真空室31内部のプラズ
マと高周波印加用アンテナ33の結合状態も変化する。
これはプロセスの不安定要因となるばかりでなく、付着
量が多くなると、真空室31内部に高周波電力を供給で
きなくなってしまう。また、真空室31の壁面全面にも
同様にグリッド電極材料が堆積するため、真空室31の
どの部分から高周波を導入しても同様の問題が生じる。
料が堆積すると、真空室31内部を大気圧に戻して誘電
体窓32を取外し、ブラスト処理等によって堆積膜を除
去するというメンテナンスを実行する必要があり、装置
の稼働率低下の原因となっていた。また、上記イオンビ
ームソース23を用いたスパッタリングの場合だけでな
く、金属膜をドライエッチングする場合においても同様
の問題が生じる。
波電力を導入する誘電体窓に堆積した堆積物を真空室を
大気開放せずにクリーニングできるプラズマ処理装置及
びそのクリーニング方法を提供することを目的としてい
る。
ズマ処理装置は、真空室とプラズマ発生手段を備え、真
空室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設け
たプラズマ処理装置において、真空室内で、誘電体窓と
処理対象の基板との間に遮蔽物を挿入可能に構成したも
のである。
テナを用いた場合、RFが導入される誘電体窓は、イオ
ンと電子の移動度の違いにより負の電圧が生じる。その
結果プラズマガス種が通常用いられるAr、Kr、Xe
であれば、それらの陽イオンがRFアンテナの方向に加
速されることになり、むしろ誘電体窓をエッチングする
傾向となるが、実際には誘電体窓上におけるグリッド材
料などの堆積レートがエッチングレートより大きいこと
によりグリッド材料などが堆積することになる。そこ
で、誘電体窓と基板との間に遮蔽物を挿入して真空室内
でプラズマを発生することにより、誘電体窓に堆積した
堆積物をスパッタして除去することができ、真空室の大
気開放を伴うメンテナンスの周期を長くすることがで
き、装置稼働率を向上することができる。
空室とプラズマ発生手段を備え、真空室のプラズマ発生
手段と面する部分に誘電体窓を設けたプラズマ処理装置
において、誘電体窓とプラズマ発生手段との間の距離を
可変する手段を設けたものである。
いた場合、RFアンテナより発生する電磁場は誘導結合
的な成分と容量結合的な成分の強度比が、RFアンテナ
からの距離によって変化することが知られている。アン
テナからの距離をrとすると、誘導結合的な成分はrに
反比例し、容量結合的な成分はrの2乗に反比例する。
一方、容量結合成分の強度を強めることで誘電体窓をス
パッタする効果は強まる。よって、誘電体窓とプラズマ
発生手段の間の距離を変化させることにより、プラズマ
発生時に誘電体窓に生じる負の電圧を調整することがで
き、誘電体窓上における堆積物の堆積レートとエッチン
グレートを概ね同じに調整し、又は一定時間使用するご
とに誘電体窓上における堆積物のエッチングレートが堆
積レートより大きくなる状態に調整して堆積物をスパッ
タして除去することができる。
空室とプラズマ発生手段を備え、真空室のプラズマ発生
手段と面する部分に誘電体窓を設けたプラズマ処理装置
において、誘電体窓の表面に凹凸を設けたものであり、
誘電体窓の表面積が増加し、堆積物の堆積膜厚を減少さ
せ、メンテナンスの周期を長くすることができる。
空室とプラズマ発生手段を備え、真空室のプラズマ発生
手段と面する部分に誘電体窓を設けたプラズマ処理装置
において、誘電体窓を、少なくとも2枚以上の誘電体板
を重ねて構成し、誘電体板の内少なくとも1枚に穴を設
け、それぞれの相対位置を移動可能に構成したものであ
り、誘電体窓の表面積が増加し、堆積物の堆積膜厚を減
少させ、メンテナンスの周期を長くすることができる。
空室とプラズマ発生手段とプラズマより出るイオンの速
度を調整する複数枚のグリッド電極を備え、真空室のプ
ラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設けたプラズ
マ処理装置において、真空室内で、誘電体窓とグリッド
電極の間に遮蔽物を挿入可能に構成したものであり、誘
電体窓とグリッド電極の間に遮蔽物を挿入してプラズマ
を発生することにより、誘電体窓に堆積した堆積物をス
パッタして除去することができる。
空室とプラズマ発生手段とプラズマより出るイオンの速
度を調整する複数枚のグリッド電極を備えたプラズマ処
理装置において、グリッド電極の内、少なくともプラズ
マに接する側の1枚、あるいは全てのグリッド電極の表
面の一部又は全面に、誘電体の表面コーティングを施し
たものであり、グリッド電極がスパッタされることを防
ぐことができて、誘電体窓に堆積物の堆積が生じるのを
抑制することができる。
ーニング方法は、真空室とプラズマ発生手段を備え、真
空室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設け
たプラズマ処理装置において、発生したプラズマにて処
理する基板に0又は正の電圧をかけながら、プラズマを
発生させることで誘電体窓の表面を清浄化するものであ
り、基板をスパッタさせることなく、誘電体窓に堆積し
た堆積物をスパッタさせて除去することができる。
ーニング方法は、真空室とプラズマ発生手段とプラズマ
より出るイオンの速度を調整する複数枚のグリッド電極
を備え、真空室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電
体窓を設けたプラズマ処理装置において、少なくとも1
枚以上のグリッド電極に0又は正の電圧をかけながら、
プラズマを発生させることで誘電体窓の表面を清浄化す
るものであり、グリッド電極をスパッタさせることな
く、誘電体窓に付着した堆積物をスパッタさせて除去す
ることができる。
ーニング方法は、真空室とプラズマ発生手段を備え、真
空室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設け
たプラズマ処理装置において、真空室内で、誘電体窓と
処理対象の基板との間に遮蔽物を挿入したままでプラズ
マを発生させ、誘電体窓の表面を清浄化するものであ
り、基板をスパッタさせることなく、誘電体窓に付着し
た堆積物をスパッタさせて除去することができる。
リーニング方法は、真空室とプラズマ発生手段を備え、
真空室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設
け、誘電体窓とプラズマ発生手段との間の距離を可変す
る手段を設けたプラズマ処理装置において、誘電体窓と
プラズマ発生手段の間の距離を通常プロセスより近づけ
ることにより誘電体窓の表面を清浄にするものであり、
誘電体窓に付着した堆積物をスパッタさせて除去するこ
とができる。
をイオンビームソースを用いたスパッタ装置に適用した
一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
排気口、3はイオンビームソース、4はターゲット、5
は処理すべき基板である。
に、真空室11、誘電体窓12、RF印加アンテナ1
3、真空室11にArガスを導入するガス導入口14、
グリッド電極15、副真空室16、遮蔽板17にて構成
されている。誘電体窓12は、例えばアルミナ、石英な
どの誘電体を用いれば良いが、なかでもアルミナを用い
るのが好ましい。RF印加アンテナ13は外径100m
mで、マッチング回路を介して高周波電源(図示せず)
に接続されている。
に対向するように配設したものに限らず、図3、図4に
示すように、真空室11のどの面に対向させて配設して
も良い。ただし、RF印加アンテナ13から真空室11
内に高周波電力を導入するために、真空室11の壁面の
内、少なくともRF印加アンテナ13に面する部分は誘
電体とする必要がある。また、グリッド電極15より飛
び出す金属粒子が付着し難くするためには、図3、図4
の配置の如く、グリッド電極15面と対向しない位置に
誘電体窓12及びアンテナ13を配置する方が好まし
い。
直径150mmの電極から構成されており、直径5mm
の穴が千鳥状の配列で形成されている。発生したプラズ
マ中のArイオンはこの穴を通過して真空処理室1に導
入される。グリッド電極15の材料はモリブデン等が用
いられる。また、プロセス中のグリッド電極15と誘電
体窓12の表面の距離は80mm程度の距離で使用され
る。
られ、遮蔽板17が真空室11を横断してグリッド電極
15を遮蔽した位置とこの副真空室16内で待機した位
置との間で出退可能に収容配置されている。遮蔽板17
の材質は金属であっても誘電体であってもよいが、アル
ミナや石英等の誘電体の方が好ましく、より好ましくは
誘電体窓12と同じ材料を用いると良い。遮蔽板17を
出退させる機構は、例えばエアシリンダやモータ等を使
用することで実現できる。出退時の遮蔽板17の移動軌
跡は曲線でも円弧でもよいが、直線である方が単純でよ
り好ましい。
Arイオンビームによりスパッタターゲット4をスパッ
タし、基板5にターゲット材料の膜を堆積するプロセス
の例について説明すると、イオンビームソース3の真空
室11内にガス導入口14からArガスを15sccm導入
し、RF印加アンテナ13からの投入電力を150Wに
すると、ビーム電流が200mA程度流れる。
になると、ビーム電流を200mAとするためにはRF
投入電力を180Wにする必要がある。さらに、積算使
用時間が150時間程度になると、誘電体窓12にグリ
ッド電極15の材料であるモリブデンが堆積し、ビーム
電流を200mAとするためのRF投入電力は200W
を越えてしまう。また、この状態では、誘電体窓12に
付着したモリブデン膜に流れる渦電流が誘電体窓12を
加熱して破壊してしまう危険が大きくなる。
ド電極15の間を遮断するように挿入し、プラズマを発
生させる。これにより、グリッド電極15はスパッタさ
れることなく、誘電体窓12がエッチングされ、誘電体
窓12の表面のモリブデン膜を除去することができる。
この作用により、大気開放を伴うメンテナンスを行う回
数を減少させることができる。
が、例えば図5に示すように、凹凸を形成して立体形状
にすると、表面積を増やすことができるため、メンテナ
ンスまでの寿命を長くとることができる。
2枚以上の誘電体窓12を重ねて配設し、その内の少な
くとも1枚に穴をあけて、それぞれの誘電体窓12の相
対位置を移動可能に構成すると、誘電体窓12にグリッ
ド材料が堆積した場合でも、複数の誘電体窓12の相対
位置を変化させることにより、メンテナンスまでの寿命
を長くとることができる。
プラズマに接する側の1枚、あるいは全てのグリッド電
極15の表面の一部又は全面に、誘電体の表面コーティ
ングを施すのが好ましい。このように、グリッド電極1
5の表面に誘電体のコーティングを施すことにより、グ
リッド電極15がスパッタされることを防ぐことがで
き、誘電体窓12に堆積物の堆積が生じるのを抑制する
ことができる。
ド電極15の間に遮蔽板17を挿入した状態でプラズマ
を発生させて誘電体窓12をクリーニングする例を示し
たが、図8に示すように、RF印加アンテナ13を移動
手段18にて誘電体窓12に対して遠近方向に移動可能
に構成し、誘電体窓12との間の距離を可変できるよう
に構成してもよい。この場合、誘電体窓12とRF印加
アンテナ13の間の距離を通常プロセスより近づけるこ
とにより誘電体窓12に付着した堆積物をスパッタして
除去し、誘電体窓12の表面を清浄にすることができ
る。
窓12との間の距離を変化させることでプラズマ発生時
に誘電体窓12に生じる負の電圧を調整することがで
き、それにより、一定時間使用するごとに誘電体窓12
上における堆積物のエッチングレートが堆積レートより
大きくなるように調整することで、誘電体窓12上の堆
積物をスパッタしてクリーニングすることができる。ま
た、誘電体窓12上における堆積物の堆積レートとエッ
チングレートを概ね同じに調整してもよい。
ンテナ13を取付けた台座と固定したラック18aとこ
れに噛合する歯車列18bとモータ18cにて構成した
ものを示したが、歯車列18bに代えてベルト駆動にし
たり、ラック・歯車機構に代えて送りねじ機構を用いた
り、シリンダ機構を用いたりしても良いことは言うまで
もない。また、図示例のように遮蔽板17と併用して
も、遮蔽板17を設けなくもよい。
極15に0又は正の電圧をかけながら、プラズマを発生
させても、グリッド電極15をスパッタさせることな
く、誘電体窓12に付着した堆積物をスパッタさせて除
去することができ、誘電体窓12の表面を清浄化するこ
とができる。
ース3を用いたスパッタ装置の例を示したが、図9に示
すように、ドライエッチング装置に対しても同様に適用
することによって同様の作用効果を得ることができる。
図9の例では、真空処理室1に誘電体窓12が臨み、そ
の外側に対向してRF印加アンテナ13が配設され、真
空処理室1内に誘電体窓12と対向して基板5が配設さ
れ、基板5と誘電体窓12との間に遮蔽板16が挿入可
能に構成されている。
おいても、RF導入部の誘電体窓12の形状を、図5〜
図7に示したように立体形状にすることで同様の効果を
得ることができる。また、誘電体窓12とRF印加アン
テナ13の距離を調整してプラズマを発生させたり、基
板5側に0又は正の電圧を印加してプラズマを発生させ
たりすることによっても、誘電体窓12に付着した金属
膜を除去することができる。
ーニング方法によれば、以上のように高周波電力を導入
する誘電体窓に堆積した堆積物を真空室を大気開放せず
にクリーニングでき、また誘電体窓の表面積を増加さ
せ、堆積物の堆積膜厚を減少することができ、大気開放
を伴うメンテナンスの回数を減少できて装置の稼働率を
向上できる。
図である。
構成図である。
の他の配置例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図
である。
の別の配置例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図
である。
し、(a)は縦断正面図、(b)は側面図である。
し、(a)は縦断正面図、(b)は側面図である。
例を示し、(a)は縦断正面図、(b)は側面図であ
る。
ースの概略構成図である。
概略構成図である。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 真空室とプラズマ発生手段を備え、真空
室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設けた
プラズマ処理装置において、真空室内で、誘電体窓と処
理対象の基板との間に遮蔽物を挿入可能に構成したこと
を特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項2】 真空室とプラズマ発生手段を備え、真空
室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設けた
プラズマ処理装置において、誘電体窓とプラズマ発生手
段との間の距離を可変する手段を設けたことを特徴とす
るプラズマ処理装置。 - 【請求項3】 真空室とプラズマ発生手段を備え、真空
室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設けた
プラズマ処理装置において、誘電体窓の表面に凹凸を設
けたことを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項4】 真空室とプラズマ発生手段を備え、真空
室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設けた
プラズマ処理装置において、誘電体窓を、少なくとも2
枚以上の誘電体板を重ねて構成し、誘電体板の内少なく
とも1枚に穴を設け、それぞれの相対位置を移動可能に
構成したことを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項5】 真空室とプラズマ発生手段とプラズマよ
り出るイオンの速度を調整する複数枚のグリッド電極を
備え、真空室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体
窓を設けたプラズマ処理装置において、真空室内で、誘
電体窓とグリッド電極の間に遮蔽物を挿入可能に構成し
たことを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項6】 真空室とプラズマ発生手段とプラズマよ
り出るイオンの速度を調整する複数枚のグリッド電極を
備えたプラズマ処理装置において、グリッド電極の内、
少なくともプラズマに接する側の1枚、あるいは全ての
グリッド電極の表面の一部又は全面に、誘電体の表面コ
ーティングを施したことを特徴とするプラズマ処理装
置。 - 【請求項7】 真空室とプラズマ発生手段を備え、真空
室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設けた
プラズマ処理装置において、発生したプラズマにて処理
する基板に0又は正の電圧をかけながら、プラズマを発
生させることで誘電体窓の表面を清浄化することを特徴
とするプラズマ処理装置のクリーニング方法。 - 【請求項8】 真空室とプラズマ発生手段とプラズマよ
り出るイオンの速度を調整する複数枚のグリッド電極を
備え、真空室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体
窓を設けたプラズマ処理装置において、少なくとも1枚
以上のグリッド電極に0又は正の電圧をかけながら、プ
ラズマを発生させることで誘電体窓の表面を清浄化する
ことを特徴とするプラズマ処理装置のクリーニング方
法。 - 【請求項9】 真空室とプラズマ発生手段を備え、真空
室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設けた
プラズマ処理装置において、真空室内で、誘電体窓と処
理対象の基板との間に遮蔽物を挿入したままでプラズマ
を発生させ、誘電体窓の表面を清浄化することを特徴と
するプラズマ処理装置のクリーニング方法。 - 【請求項10】 真空室とプラズマ発生手段を備え、真
空室のプラズマ発生手段と面する部分に誘電体窓を設
け、誘電体窓とプラズマ発生手段との間の距離を可変す
る手段を設けたプラズマ処理装置において、誘電体窓と
プラズマ発生手段の間の距離を通常プロセスより近づけ
ることにより誘電体窓の表面を清浄にすることを特徴と
するプラズマ処理装置のクリーニング方法。
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