JP2002042249A - 商品販売データ処理システム - Google Patents

商品販売データ処理システム

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JP2002042249A
JP2002042249A JP2000228235A JP2000228235A JP2002042249A JP 2002042249 A JP2002042249 A JP 2002042249A JP 2000228235 A JP2000228235 A JP 2000228235A JP 2000228235 A JP2000228235 A JP 2000228235A JP 2002042249 A JP2002042249 A JP 2002042249A
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Japan
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settlement
cashier
cash register
terminal
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Kazuya Kurauchi
和也 倉内
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジ精算が長時間実行されないターミナルが
存在したり、レジ精算が忘れられたターミナルをその状
態のままとして、上位機側でレジ精算集計処理が実行さ
れてしまうことを未然防止する。 【解決手段】 上位機(20)側にレジ精算集計処理実
行チェックデータファイルと,監視期間外レジ精算デー
タ有無判別手段(21,22)と,監視件数判別手段
(21,22)と,監視期間内レジ未精算データ表示制
御手段(21,22)とを設け、監視期間外レジ精算デ
ータが存在すると判別されかつ当該ターミナル10のレ
ジ売上データ件数が監視件数以上であると判別された場
合に監視期間外レジ未精算データが存在する旨のメッセ
ージを表示器に表示出力可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位機がこれとデ
ータ通信可能に接続された各ターミナルからレジ売上デ
ータおよびレジ精算データを取得可能であるとともに、
各ターミナルが日に何回でもレジ精算を実行可能かつ上
位機が各ターミナルから取得したレジ精算データのレジ
精算集計処理を実行可能に形成された商品販売データ処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図8において、複数のターミナル(例え
ば、電子キャッシュレジスタ)10と各ターミナル10
の一括管理機能を有する上位機(例えば、ストアコント
ローラ20)とを具備する商品販売データ処理システム
では、各ターミナル10が商品登録してレジ売上データ
をレジ売上ファイルに記憶するとともに会計処理する。
会計処理後のデータもレジ売上ファイルに記憶される。
【0003】また、各ターミナル10では、レジ売上フ
ァイルに記憶されているレジ売上データに関してレジ精
算する。レジ精算の中には、レジ精算レポートの印刷発
行やレジ売上ファイルのクリアが含まれる。
【0004】上位機(20)は、各ターミナル10から
売上金額・売上件数等を含むレジ売上データを取得す
る。また、各ターミナル10でのレジ精算データを取得
しかつレジ精算集計処理して全店売上金額等の管理を行
なう。例えば各店舗の閉店後に当該店舗内の全ターミナ
ル10についてレジ精算を実行すれば、上位機(20)
において当日のレジ精算データを総合的かつ正確に集計
処理を実行することができる。そして、例えば売上日報
として印刷発行することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば24
時間営業のコンビニエンスストア等では何時に閉店する
という概念が無いので、レジ精算は担当者ごとに実行可
能に形成されている。つまり、日に何回でもレジ精算が
行える。かくして、店舗内各ターミナル10のレジ精算
データの集計処理も上位機において原則的に何回も行え
る。
【0006】しかるに、一層の経営管理強化の点から、
例えば2時間ごとに特売商品の売行きを評価して都度の
策を取りたい場合に、店舗内各ターミナル10に関する
各レジ精算データの集計値の正確性が一段と強く求めら
れるようになると、各店舗内でかつターミナル10ごと
のレジ精算実行時間のずれ分(集計値)の差異が無視で
きなくなる。
【0007】つまり、各店舗かつ各ターミナル10での
レジ精算が恣意的に実行され、あるいは上位機(20)
でのレジ精算集計処理前に各ターミナル10でレジ精算
を実行するように取り決めておいてもその実行を忘れる
場合があると、上位機(20)での集計値の信頼性が低
下するとともに毎回の集計値に条件的バラツキが生じ易
い。
【0008】本発明の目的は、レジ精算が他の場合に比
較して長時間実行されないターミナルが存在したりある
いは時間的で約束的なレジ精算が忘れられたターミナル
をその状態のままとして上位機側でレジ精算集計処理が
実行されてしまうことを未然防止することができる商品
販売データ処理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上位
機がこれとデータ通信可能に接続された各ターミナルか
らレジ売上データおよびレジ精算データを取得可能であ
るとともに、各ターミナルが日に何回でもレジ精算を実
行可能かつ上位機が各ターミナルから取得したレジ精算
データのレジ精算集計処理を実行可能に形成された商品
販売データ処理システムにおいて、前記上位機が、前記
各ターミナルから取得した前記レジ精算データの中に当
該レジ精算時刻が現在時刻から監視期間を遡った時刻以
前である監視期間外レジ精算データが存在するか否かを
判別可能かつ監視期間外レジ精算データが存在すると判
別した場合に監視期間内レジ未精算データが存在する旨
のメッセージを表示出力可能に形成された商品販売デー
タ処理システムである。
【0010】かかる発明では、上位機は、例えばレジ精
算集計処理の実行要求に際し、各ターミナル(例えば、
レジNo.1,レジNo.2,レジNo.3,レジN
o.4,…)から取得したレジ精算データSD(例え
ば、SDa,SDb,SDc,SDd,…)の中に当該
レジ精算時刻が現在時刻(例えば、15:00)から監
視期間(例えば、3時間)を遡った時刻(12:00)
以前である監視期間外レジ精算データ(例えば、レジN
o.3でレジ精算時刻が11:00のレジ精算データS
Dc)が存在すると判別した場合に、監視結果通知つま
り監視期間内レジ未精算データが存在する旨のメッセー
ジ(例えば、注意喚起…監視期間内にレジ精算が行われ
ていないレジがあります。)を表示出力する。
【0011】すなわち、上位機において、レジ精算集計
処理の実行に先立って、メッセージ表示されたターミナ
ルに関してレジ精算をしておいた方が良いか否かの判断
を行えかつ適切な指示・命令ができる。毎回のレジ精算
集計処理の条件(レジ精算時刻範囲やトラン件数範囲の
整合性)を均一化し易い。
【0012】監視期間内レジ未精算データが存在する旨
のメッセージは、上記の如く単なる監視結果通知の態様
に限らず、レジ精算実行催促(例えば、レジNo.3の
レジ精算をしてからレジ精算集計処理をして下さい。
や、レジNo.3のレジ精算が忘れられています。)で
あってもよい。また、この監視期間内レジ未精算データ
が存在する旨のメッセージは、当該ターミナル(レジN
o.3)側にも表示出力するように形成することができ
る。
【0013】したがって、レジ精算が他の場合に比較し
て長時間実行されないターミナルが存在したりあるいは
時間的で約束的なレジ精算が忘れられたターミナルをそ
の状態のままとして上位機側でレジ精算集計処理が実行
されてしまうことを未然防止することができる。よっ
て、条件バラツキが少なく、正確で信頼性の高い集計値
を得られる。
【0014】また、請求項2の発明は、前記上位機が、
前記各ターミナルから取得した前記レジ精算データの中
に前記監視期間外レジ精算データが存在すると判別した
場合でも、当該監視期間外レジ精算データに係るターミ
ナルのレジ売上データ件数が監視件数以下であると判別
した場合には、前記監視期間内レジ未精算データが存在
する旨のメッセージの表示出力を禁止可能に形成された
商品販売データ処理システムである。
【0015】かかる発明では、上位機は、各ターミナル
から取得したレジ精算データの中に監視期間外レジ精算
データが存在すると判別した場合でも、当該監視期間外
レジ精算データに係るターミナルでの最終レジ精算時刻
から現在時刻までの間に発生したレジ売上データ件数
(例えば、5件)が予め設定された監視件数(例えば、
50件)以下であると判別した場合には、監視期間内レ
ジ未精算データが存在する旨のメッセージ表示出力を禁
止することができる。
【0016】つまり、監視期間(例えば、3時間)を基
準として当該監視時間内に一度もレジ精算されていない
監視期間外レジ精算データが存在すると判別した場合で
も、当該ターミナルのレジ売上データ件数(5件)が監
視件数(50件)に比較して少ない場合にはそれを入れ
てもレジ精算集計処理結果に及ぼす影響が軽微で誤差が
小さいから、当該ターミナルについて無理にレジ精算さ
せる意味が薄いので当該ターミナルに関する注意喚起や
レジ精算実行催促の表示出力を禁止することができる。
【0017】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらにレ
ジ精算集計処理結果に及ぼす影響が軽微であるターミナ
ルについての形式的で無駄であるレジ精算の強制を回避
できるから、レジ精算集計処理結果の信憑性を担保しつ
つ一段と迅速なレジ精算集計処理を行える。
【0018】また、請求項3の発明は、前記上位機が、
前記各ターミナルから取得した前記レジ精算データの中
に前記監視期間外レジ精算データが存在すると判別した
場合には、当該監視期間外レジ精算データを含んだ各レ
ジ精算データの前記レジ精算集計処理を選択的に禁止可
能に形成された商品販売データ処理システムである。
【0019】かかる発明では、上位機は、各ターミナル
から取得したレジ精算データの中に監視期間外レジ精算
データが存在すると判別した場合には、当該監視期間外
レジ精算データを含んだ各レジ精算データのレジ精算集
計処理を選択的に禁止することができる。つまり、監視
期間外レジ精算データの存在およびレジ売上データ件数
の多少をも許容できない個別的な事情がある運用の場合
や、監視期間内レジ未精算データが存在する旨のメッセ
ージ表示出力の有無に拘わらず、レジ精算集計処理の原
則的皆実行に対して必要のないターミナルについてレジ
精算集計処理をできないように選択することができる。
【0020】したがって、請求項1および請求項2の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらにレジ精算集計処理結果の正確性および信
憑性を担保することができる。
【0021】さらに、請求項4の発明は、前記上位機
が、前記各ターミナルから当該時までに取得したレジ精
算データごとの時刻および当該各レジ精算データに係る
当該各ターミナルのレジ売上データの件数を表示器に表
示可能に形成された商品販売データ処理システムであ
る。
【0022】かかる発明では、上位機は、各ターミナル
から当該時までに当該レジ番号および最終精算時刻を含
むレジ精算データ取得し、取得したレジ精算データごと
の時刻および当該各レジ精算データに係る当該各ターミ
ナルのレジ売上データの件数を表示器に表示する。
【0023】したがって、担当者が表示器に表示された
取得レジ精算データごとの最終精算時刻および当該各レ
ジ精算データに係る当該各ターミナルの最終レジ精算時
刻から当該時刻までの間に発生したレジ売上データ件数
を目視確認することができるから、その場の状況(定量
性)を判断しつつ当該ターミナルにレジ精算を実行させ
たり、レジ精算の省略をさせたりすることができる。よ
って、請求項1から請求項3までの各発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに適
応性が広く利用性を一段と拡大できる。
【0024】さらにまた、請求項5の発明は、上位機が
これとデータ通信可能に接続された各ターミナルからレ
ジ売上データおよびレジ精算データを取得可能であると
ともに、各ターミナルが日に何回でもレジ精算を実行可
能かつ上位機が各ターミナルから取得したレジ精算デー
タのレジ精算集計処理を実行可能に形成された商品販売
データ処理システムにおいて、前記上位機側に、監視期
間および監視件数を含むレジ精算集計処理実行チェック
データを記憶可能なレジ精算集計処理実行チェックデー
タファイルと,前記各ターミナルから取得した前記レジ
精算データの中に当該レジ精算時刻が現在時刻からレジ
精算集計処理実行チェックデータファイルに記憶されて
いる監視期間を遡った時刻以前である監視期間外レジ精
算データが存在するか否かを判別する監視期間外レジ精
算データ有無判別手段と,前記各ターミナルから当該各
レジ精算データを取得した場合に当該各ターミナルの当
該時までのレジ売上データ件数がレジ精算集計処理実行
チェックデータファイルに記憶されている監視件数以上
であるか否かを判別する監視件数判別手段と,監視期間
外レジ精算データ有無判別手段によって監視期間外レジ
精算データが存在すると判別されかつ監視件数判別手段
によって当該ターミナルのレジ売上データ件数が監視件
数以上であると判別された場合に監視期間外レジ未精算
データが存在する旨のメッセージを表示器に表示出力す
る監視期間内レジ未精算データ表示制御手段とを設け
た、商品販売データ処理システムである。
【0025】かかる発明では、所定期間内にターミナル
においてレジ精算が実行されたか否かを監視するための
指標である監視期間および監視期間中に発生したレジ売
上データ件数がレジ精算集計処理結果に及ぼす影響が大
きいか小さいかを判別監視するための指標である監視件
数を含むレジ精算集計処理実行チェックデータを設定入
力して、上位機側のレジ精算集計処理実行チェックデー
タファイルに記憶させておく。
【0026】かくして、監視期間外レジ精算データ有無
判別手段は、各ターミナルから取得したレジ精算データ
の中に当該レジ精算時刻が現在時刻からレジ精算集計処
理実行チェックデータファイルに記憶されている監視期
間を遡った時刻以前である監視期間外レジ精算データが
存在するか否かを判別する。
【0027】また、監視件数判別手段は、各ターミナル
から当該各レジ精算データを取得した場合に当該各ター
ミナルの最終レジ精算時刻から当該時刻までの間に発生
したレジ売上データ件数がレジ精算集計処理実行チェッ
クデータファイルに記憶されている監視件数以上である
か否かを判別する。
【0028】ここで、監視期間内レジ未精算データ表示
制御手段は、監視期間外レジ精算データ有無判別手段に
よって監視期間外レジ精算データが存在すると判別され
かつ監視件数判別手段によって当該ターミナルのレジ売
上データ件数が監視件数以上であると判別された場合
に、監視期間外レジ未精算データが存在する旨のメッセ
ージを表示器に表示出力する。上位機側の担当者はメッ
セージを見て、ターミナルごとのレジ精算の妥当性を判
断できる。
【0029】したがって、レジ精算が他の場合に比較し
て長時間実行されないターミナルが存在したりあるいは
時間的で約束的なレジ精算が忘れられたターミナルをそ
の状態のままとして上位機側でレジ精算集計処理が実行
されてしまうことを未然防止することができる。よっ
て、条件バラツキが少なく、正確で信頼性の高い集計値
を得られる。しかも、レジ精算集計処理結果に及ぼす影
響が軽微であるターミナルについての形式的で無駄であ
るレジ精算の強制を回避できるから、レジ精算集計処理
結果の信憑性を担保しつつ一段と迅速なレジ精算集計処
理を行える。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0031】本商品販売データ処理システムは、図1,
図2に示す如く、基本的構成(10,20)が従来例の
場合(図8)と同様とされているが、さらに上位機(2
0)が各ターミナル10から取得したレジ精算データS
Dの中に当該レジ精算時刻Tiが現在時刻Taから監視
期間Ttを遡った時刻Ts以前である監視期間外レジ精
算データが存在するか否かを判別可能かつ監視期間外レ
ジ精算データが存在すると判別した場合に監視期間内レ
ジ未精算データが存在する旨のメッセージを表示器27
(画面27G)に表示出力可能に形成されている。
【0032】図1において、商品販売データ処理システ
ムは、上位機(店舗コンピュータ)を形成するストアコ
ントローラ(SC)20と複数のターミナル(電子キャ
ッシュレジスタ)10とをデータ通信回線網(LAN)
1を介して接続し、各ターミナル10が自機(10)内
の商品ローカルファイル(図示省略)および上位機(2
0)内商品マスターファイル(図示省略)のいずれかに
記憶されている商品データを利用して商品登録可能に形
成されている。30は、データ通信回線網(ISDN)
4を介してデータ通信可能に接続されたチェーン店のホ
ストコンピュータである。
【0033】ストアコントローラ(SC)20は、図1
に示すCPU21,ROM22,バッテリーでバックア
ップされたRAM(キャッシュ)23,キーボード(K
B)26,表示器(IND)27,HDD(ハードディ
スク装置)29,FDD(フロッピー(登録商標)ディ
スク装置)28および回線網1,4用のインターフェイ
ス(I/F)を含み、各ターミナル10についての一括
管理機能等を有する。
【0034】HDD29には、商品マスターファイルの
一部分を構成する商品マスターデータベースの他に、売
上マスターファイル29R,精算マスターファイル29
Sおよびレジ精算集計処理実行チェックファイル29J
が設けられている。
【0035】レジ精算集計処理実行チェックファイル2
9Jには、図3に示す如く、レジ精算集計処理実行可能
時間差(監視期間Tt)およびレジ精算集計処理実行可
能トラン数(監視件数Ns)を含むレジ精算集計処理実
行チェックデータが設定記憶される(図5のST24で
YES,ST25)。
【0036】この上位機(20)は、基本的かつ機能的
には、ターミナル10からレジ売上データRD(売上ト
ランデータ…売上トランザクションデータ)を受信(図
5のST20でYES)すると売上マスターファイル2
9Rに記憶(ST21)する。また、ターミナル10か
らレジ精算データSDを受信(ST22でYES)する
と精算マスターファイル29Sに記憶(ST23)す
る。
【0037】さらに、自動的あるいは手動操作で、レジ
精算集計処理実行(指令)が選択(発生)されると精算
マスターファイル29Sに記憶されている各レジ精算デ
ータSDを元に、詳細後記のレジ精算集計処理を実行す
る(ST26のYES,ST27)。
【0038】なお、FDD28およびフロッピーディス
ク(FD)は、図5,図6のプログラムをインストール
するために利用される。もっとも、図4のプログラムも
このFDD28を利用してインストールしかつ各ターミ
ナル10にダウンロード可能に形成してもよい。
【0039】次に、電子キャッシュレジスタからなるタ
ーミナル(TM)10は、図1に示す、CPU11,R
OM12,バッテリーでバックアップされたRAM(キ
ャッシュ)13,HDD19,スキャナ(SCN)1
4,キーボード(KB)15,表示器(IND)16,
レシート印刷用のプリンタ(PRT)17,インターフ
ェイス(I/F)および自動開放装置付きのドロワ(D
RW)18を含み、商品販売データ処理機能(商品登録
機能,会計処理機能等)を有する。40は、カードリー
ダーライタである。
【0040】HDD19内には、商品ローカルファイル
の一部を構成する商品ローカルデータベース(図示省
略)の他に、レジ売上ファイル19Rおよび電子ジャー
ナル19JNが設けられている。なお、レジ売上トラン
データは、この実施形態では、レジ売上トランファイル
13Tに一時記憶されかつレジ売上ファイル19Rに格
納(図4のST11)される。また、上位機(20)に
都度に送信(ST14)される。
【0041】各ターミナル10では、スキャナ14を用
いて商品コードを入力するなどの商品登録操作(図4の
ST10でYES)をすることにより、商品データ(商
品名,単価等)がレジ売上トランファイル13Tに一時
記憶されかつレジ売上ファイル19Rに記憶つまり商品
登録(ST11)される。
【0042】当該顧客の全購入商品についての商品登録
が終了したところで締め操作が行われる(ST12のY
ES)と、合計金額の算出等を含む会計処理(ST1
3)が行われる。この会計処理には、レジ売上データR
Dの表示器16への表示,レジ売上データRD等の電子
ジャーナル19JNへの記録,プリンタ17によるレシ
ートの印刷発行およびドロワ18の自動開放等が含まれ
る。
【0043】また、例えば当該担当者(キャッシャー)
が交代に際してレジ精算要求を行う(ST15のYE
S)と、制御部(CPU11,ROM12等)はレジ精
算(ST16)を実行する。具体的には、プリンタ17
を用いてレジ精算データSDを印刷したレジ精算レポー
トを発行(ST16A)し、当該レジ精算データSDを
上位機(20)へ送信(ST17)した後にクリア(消
去)する(ST16B)。
【0044】ここに、上位機(20)側のレジ精算集計
処理(図5のST27→図6)は、次のような手順で実
行される。
【0045】すなわち、この実施形態では、レジ精算時
刻表示制御手段(CPU21,ROM22)が、精算マ
スターファイル29Sから読込んだレジ精算データSD
中のレジ精算時刻Ti(例えば、2000/08/30
12:45)を当該ターミナル10の機番[レジ番号
(例えば、レジNo.1)]とともに表示器27に、図
7に示すように一覧表示(ST271,ST272)す
る。
【0046】同時的に、売上トランデータ件数表示制御
手段(CPU21,ROM22)が、売上マスターファ
イル29Rから読込んだ売上トランデータの件数Ni
(例えば、12)を当該ターミナル10の機番[レジ番
号(レジNo.1)]に対応する欄に一覧表示(ST2
73,ST274)する。
【0047】かくして、各店舗内の各ターミナル10の
レジ精算時刻およびその後に発生した売上トランデータ
件数を目視確認することができるので、レジ精算集計処
理を実行するための条件を正確にチェックすることがで
きる。
【0048】ここに、監視期間外レジ精算データ有無判
別制御手段(CPU21,ROM22)は、自動的に、
各ターミナル10から取得したレジ精算データSDの中
に当該レジ精算時刻Tiが現在時刻Taから監視期間
[Tt(=3時間)]を遡った時刻Ts(=Ta−T
t)以前である監視期間外レジ精算データが存在するか
否かを判別(ST275)する。
【0049】また、監視期間内レジ未精算データ存在表
示出力制御手段(CPU21,ROM22)は、監視期
間外レジ精算データ有無判別制御手段(21,22)に
よって監視期間外レジ精算データが存在すると判別され
た場合(ST275のYES)に、監視期間内レジ未精
算データが存在する旨のメッセージを表示器27に表示
出力(ST277)する。
【0050】この実施形態では、メッセージは図7に示
す表示器27の画面27Gに表示され、さらに当該レジ
番号(レジNo.1)を含む横一欄の表示色を他の表示
色(例えば、黒)と異なる色(例えば、橙色)に切替え
る。
【0051】しかし、各ターミナル10から取得したレ
ジ精算データSDの中に監視期間外レジ精算データが存
在すると判別した場合(ST275のYES)でも、監
視件数判別制御手段(CPU21,ROM22)によっ
て当該監視期間外レジ精算データに係るターミナル10
のレジ売上データ件数Niが監視件数Ns以下であると
判別された場合(ST276のYES)には、監視期間
内レジ未精算データ存在表示出力制御手段(21,2
2)は監視期間内レジ未精算データが存在する旨のメッ
セージ表示出力を禁止(ST278)するものと形成さ
れている。表示色も変えない。
【0052】この実施形態では、メッセージ表示対象フ
ラグセット手段(CPU21,ROM22)がメッセー
ジ表示対象フラグをセット(ST277)した場合に、
監視期間内レジ未精算データ存在表示出力制御手段(2
1,22)は、監視期間内レジ未精算データが存在する
旨のメッセージを表示出力する。
【0053】メッセージ表示対象フラグセット手段(C
PU21,ROM22)がメッセージ表示対象フラグを
セットしない場合つまりメッセージ表示対象外フラグを
セットした場合(ST278)には、監視期間内レジ未
精算データ存在表示出力制御手段(21,22)は監視
期間内レジ未精算データが存在する旨のメッセージの表
示出力を禁止する(ST278)する。全ターミナル1
0に関して実行される(ST279のYES)。
【0054】さらに、監視期間外レジ精算データ有無判
別制御手段(21,22)によって監視期間外レジ精算
データが存在すると判別された場合(ST275のYE
S)でも、存在しないと判別された場合(ST275の
NO)でも、さらに監視件数判別手段(21,22)に
よって当該監視期間外レジ精算データに係るターミナル
10のレジ売上データ件数Niが監視件数Ns以下であ
ると判別された場合(ST276のYES)でも、そう
でないと判別された場合(ST276のNO)でも、つ
まり監視期間内レジ未精算データが存在する旨のメッセ
ージ表示出力の有無に拘わらず、原則的にレジ精算集計
処理(ST281)を実行可能に形成してある(ST2
80のNO、ST280のYES,ST282のN
O)。
【0055】しかし、実行禁止選択(図7の実行キー2
7KをONする。)がされた場合には、監視期間外レジ
精算データを含んだ各レジ精算データSDのレジ精算集
計処理を選択的に禁止可能に形成されている(ST28
0のYES,ST282のYES)。この場合は、表示
器27の画面27Gに禁止メッセージ(例えば、監視期
間外レジ精算データが存在するため選択によりレジ精算
集計処理は実行しません。)が表示(ST283)され
る。
【0056】監視期間外レジ精算データを含んだ各レジ
精算データSDが存在する旨のメッセージの表示が成さ
れた場合(ST280のYES)でも、積極的な実行禁
止選択操作が無ければ(ST280のNO)、レジ精算
集計処理は原則通りに実行される。
【0057】レジ精算集計処理(ST281)の結果
は、この実施形態では精算マスターファイル29Sに格
納され、図2に示すように表示器27に表示され、かつ
LAN1に接続されたネットワークプリンタ(図示省
略)50で売上日報としてプリントアウトされる。
【0058】かかる構成の実施形態では、所定期間内に
ターミナル10においてレジ精算が実行されたか否かを
監視するための指標である監視期間Tt(例えば、3時
間)および監視期間Tt中に発生した売上データ件数N
iがレジ精算集計処理結果に及ぼす影響が大きいか小さ
いかを判別監視するための指標である監視件数Ns(例
えば、50件)を含むレジ精算集計処理実行チェックデ
ータを設定入力して、上位機(20)側のレジ精算集計
処理実行チェックデータファイル29Jに記憶させてお
く(図5のST24のYES,ST25)。
【0059】かくして、上位機(20)側の監視期間外
レジ精算データ有無判別手段(21,22)は、例えば
レジ精算集計処理の実行選択要求(図5のST26でY
ES)に際し、各ターミナル10(例えば、レジNo.
1,レジNo.2,レジNo.3,レジNo.4,…)
から取得したレジ精算データSD(例えば、SDa,S
Db,SDc,SDd,…)の中に当該最終レジ精算時
刻Taが現在時刻Ti(例えば、2000/08/30
の13:05)からレジ精算集計処理実行チェックデー
タファイル29Jに記憶されている監視期間Tt(3時
間)を遡った時刻Ts(10:05)以前である監視期
間外レジ精算データ(例えば、レジNo.3で最終レジ
精算時刻が2000/08/29 14:35のレジ精
算データSDc)が存在するか否かを判別する(図6の
ST275)。
【0060】図7において、レジNo.5で最終レジ精
算時刻が2000/08/29 23:59のレジ精算
データSDeも、上記レジ精算データ(例えば、レジN
o.3で最終レジ精算時刻が2000/08/29 1
4:35のレジ精算データSDc)の場合と同様に、監
視期間外レジ精算データとして判別(ST275のYE
S)される。
【0061】しかし、レジ精算データSD(例えば、レ
ジNo.2で最終レジ精算時刻が2000/08/30
12:46のレジ精算データSDb)の場合は、監視
期間外レジ精算データとしては判別されない(ST27
5のNO)。監視時間Tt内に最終レジ精算が実行され
ているからである。
【0062】また、監視件数判別手段(21,22)
は、各ターミナル10から当該各レジ精算データSDを
取得した場合に当該各ターミナル10の最終レジ精算時
刻Tiから現在時刻Taまでの間に発生したレジ売上デ
ータ件数Niがレジ精算集計処理実行チェックデータフ
ァイル29Jに記憶されている監視件数Ns(50件)
以上であるか否かを判別(ST276)する。
【0063】図7において、例えば、レジNo.3のレ
ジ売上データ件数Ni(650件)は監視件数Ns(5
0件)以上であると判別(ST276のNO)、レジN
o.5のレジ売上データ件数Ni(3件)は監視件数N
s(50件)未満であると判別(ST276のYES)
される。
【0064】ここに、監視期間内レジ未精算データ表示
制御手段(21,22)は、監視期間外レジ精算データ
有無判別手段(21,22)によって監視期間外レジ精
算データが存在すると判別されかつ監視件数判別手段
(21,22)によって当該ターミナル10のレジ売上
データ件数Niが監視件数Ns以上であると判別された
場合(ST275のYES,ST276のYES)に、
監視結果通知である監視期間内レジ未精算データが存在
する旨のメッセージ(例えば、注意喚起…監視期間内に
レジ精算が行われていないレジがあります。)を表示器
27の画面27Gに表示出力(ST277)する。
【0065】監視期間内レジ未精算データが存在する旨
のメッセージは、上記の如く単なる監視結果通知の態様
に限らず、レジ精算実行催促(例えば、レジNo.3の
レジ精算をしてからレジ精算集計処理をして下さい。
や、レジNo.3のレジ精算が忘れられています。)で
あってもよい。上位機(20)側の担当者はメッセージ
を見て、ターミナル10ごとのレジ精算の妥当性を判断
できる。
【0066】また、この監視期間内レジ未精算データが
存在する旨のメッセージは、当該ターミナル(レジN
o.3)10側にも表示出力するように形成してもよ
い。かくすれば、当該ターミナル10(レジNo.3)
において、自発的にレジ精算することができるので、作
業能率が向上する。
【0067】したがって、レジ精算が他の場合に比較し
て長時間実行されないターミナル(例えば、レジNo.
3)10が存在したりあるいは時間的で約束的なレジ精
算が忘れられたターミナル(例えば、レジNo.5)1
0をその状態のままとして、上位機(20)側でレジ精
算集計処理が実行されてしまうことを未然防止すること
ができる。よって、条件バラツキが少なく、正確で信頼
性の高い集計値を得られる。
【0068】しかも、レジ精算集計処理結果に及ぼす影
響が軽微であるターミナル(レジNo.5)10につい
ての形式的で無駄であるレジ精算の強制を回避できるか
ら、レジ精算集計処理結果の信憑性を担保しつつ一段と
迅速なレジ精算集計処理を行える。
【0069】また、上位機(20)は、各ターミナル1
0から取得したレジ精算データSDの中に監視期間外レ
ジ精算データが存在すると判別した場合(ST275の
YES)でも、当該監視期間外レジ精算データに係るタ
ーミナル10でのレジ売上データ件数(例えば、3件)
が監視件数(例えば、50件)以下であると判別した場
合(ST276のYES)には、監視期間内レジ未精算
データが存在する旨のメッセージの表示出力を禁止(S
T278)することができる。
【0070】つまり、監視期間Tt(3時間)を基準と
して当該監視時間Tt内に一度もレジ精算されていない
監視期間外レジ精算データが存在すると判別した場合で
も、当該ターミナル10のレジ売上データ件数(3件)
が監視件数(50件)に比較して少ない場合には誤差が
小さいつまりレジ精算集計処理結果に及ぼす影響が軽微
であるから、当該ターミナル(レジNo.5)10に関
する注意喚起やレジ精算実行催促の表示出力を禁止する
ことができる。
【0071】したがって、レジ精算集計処理結果に及ぼ
す影響が軽微であるターミナル(レジNo.5)10に
ついての形式的で無駄であるレジ精算の強制を回避でき
るから、レジ精算集計処理結果の信憑性を担保しつつ一
段と迅速なレジ精算集計処理を行える。
【0072】また、上位機(20)は、各ターミナル1
0から取得したレジ精算データSDの中に監視期間外レ
ジ精算データが存在すると判別した場合には、当該監視
期間外レジ精算データを含んだ各レジ精算データのレジ
精算集計処理を選択的に禁止(ST282のYES,S
T283)することができる。
【0073】つまり、監視期間外レジ精算データの存在
およびレジ売上データ件数Niの多少をも許容できない
個別的な事情がある運用の場合や、監視期間内レジ未精
算データが存在する旨のメッセージ表示出力の有無に拘
わらず、レジ精算集計処理の原則的皆実行に対して必要
のないターミナル10についてレジ精算集計処理をでき
ないように選択(ST282のYES)することができ
る。したがって、レジ精算集計処理結果の正確性および
信憑性を担保することができる。
【0074】さらに、上位機(20)は、各ターミナル
10から当該時までに当該レジ番号および最終精算時刻
を含むレジ精算データSDを取得し、取得したレジ精算
データSDごとの時刻および当該各レジ精算データSD
に係る当該各ターミナル10のレジ売上データRDの件
数を図7に示す如く表示器27に一覧表示(ST27
2,ST274)する。
【0075】したがって、担当者は、表示器27に表示
された取得レジ精算データごとの最終精算時刻および当
該各レジ精算データSDに係る当該各ターミナル10の
レジ売上データRDの件数を目視確認することができる
から、その場の状況(定量性)を判断しつつ当該ターミ
ナルにレジ精算を実行させたり、レジ精算の省略をさせ
たりすることができる。よって、適応性が広く利用性を
一段と拡大できる。
【0076】さらに、この実施形態では、電子ジャーナ
ル19JNに上位機(20)側においてメッセージが表
示出力された旨が記録されるものとされているので、後
日に責任者等が、当該ターミナル10のレジ精算実行失
念等を含む運用実績をチェックすることができる。
【0077】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上位機が各タ
ーミナルから取得したレジ精算データの中に当該レジ精
算時刻が現在時刻から監視期間を遡った時刻以前である
監視期間外レジ精算データが存在すると判別した場合に
監視期間内レジ未精算データが存在する旨のメッセージ
を表示出力可能に形成された商品販売データ処理システ
ムであるから、レジ精算が他の場合に比較して長時間実
行されないターミナルが存在したりあるいは時間的で約
束的なレジ精算が忘れられたターミナルをその状態のま
ま上位機側でレジ精算集計処理が実行されてしまうこと
を未然防止することができる。よって、条件バラツキが
少なく、正確で信頼性の高い集計値を得られる。
【0078】また、請求項2の発明によれば、上位機が
各ターミナルから取得したレジ精算データの中に監視期
間外レジ精算データが存在すると判別した場合でも、当
該監視期間外レジ精算データに係るターミナルのレジ売
上データ件数が監視件数以下であると判別した場合に
は、監視期間内レジ未精算データが存在する旨のメッセ
ージの表示出力を禁止可能に形成されているので、当該
ターミナルに関する注意喚起やレジ精算実行催促の表示
出力を禁止することができる。よって、請求項1の発明
の場合と同様な効果を奏することができることに加え、
さらにレジ精算集計処理結果に及ぼす影響が軽微である
ターミナルについての形式的で無駄であるレジ精算の強
制を回避できるから、レジ精算集計処理結果の信憑性を
担保しつつ一段と迅速なレジ精算集計処理を行える。
【0079】また、請求項3の発明によれば、上位機が
各ターミナルから取得したレジ精算データの中に監視期
間外レジ精算データが存在すると判別した場合には、当
該監視期間外レジ精算データを含んだ各レジ精算データ
のレジ精算集計処理を選択的に禁止可能に形成されてい
るので、監視期間外レジ精算データの存在およびレジ売
上データ件数の多少をも許容できない個別的な事情があ
る運用の場合や、監視期間内レジ未精算データが存在す
る旨のメッセージ表示出力の有無に拘わらず、レジ精算
集計処理の原則的皆実行に対して必要のないターミナル
についてレジ精算集計処理をできないように選択するこ
とができる。よって、請求項1および請求項2の各発明
の場合と同様な効果を奏することができることに加え、
さらにレジ精算集計処理結果の正確性および信憑性を担
保することができる。
【0080】さらに、請求項4の発明によれば、上位機
が各ターミナルから当該時までに取得したレジ精算デー
タごとの時刻および当該各レジ精算データに係る当該各
ターミナルのレジ売上データRDの件数を表示器に表示
可能に形成されているので、担当者が表示器に表示され
た取得レジ精算データごとの時刻および当該各レジ精算
データに係る当該各ターミナルのレジ売上データRDの
件数を目視確認することができるから、その場の状況
(定量性)を判断しつつレジ精算を実行させたり、レジ
精算の省略をさせたりできる。よって、請求項1から請
求項3までの各発明の場合と同様な効果を奏することが
できることに加え、さらに適応性が広く利用性を一段と
拡大できる。
【0081】さらにまた、請求項5の発明によれば、上
位機側にレジ精算集計処理実行チェックデータファイル
と,監視期間外レジ精算データ有無判別手段と,監視件
数判別手段と,監視期間内レジ未精算データ表示制御手
段とを設け、監視期間外レジ精算データが存在すると判
別されかつ当該ターミナルのレジ売上データ件数が監視
件数以上であると判別された場合に監視期間外レジ未精
算データが存在する旨のメッセージを表示器に表示出力
可能に形成されてた商品販売データ処理システムである
から、レジ精算が他の場合に比較して長時間実行されな
いターミナルが存在したりあるいは時間的で約束的なレ
ジ精算が忘れられたターミナルをその状態のまま上位機
側でレジ精算集計処理が実行されてしまうことを未然防
止することができる。よって、条件バラツキが少なく、
正確で信頼性の高い集計値を得られる。しかも、レジ精
算集計処理結果に及ぼす影響が軽微であるターミナルに
ついての形式的で無駄であるレジ精算の強制を回避でき
るから、レジ精算集計処理結果の信憑性を担保しつつ一
段と迅速なレジ精算集計処理を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、上位機側および各ターミナル側の動作
を説明するための概略図である。
【図3】同じく、レジ精算集計処理実行チェックファイ
ルを説明するための図である。
【図4】同じく、各ターミナル側の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図5】同じく、上位機側の総合動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】同じく、上位機側のレジ精算集計処理時におけ
るデータ表示態様例を説明するための図である。
【図7】同じく、上位機側のレジ精算集計処理動作を説
明するためのフローチャートである。
【図8】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 LAN(データ通信回線網) 10 ターミナル(商品販売データ処理システム) 13T レジ売上トランファイル RD レジ売上データ 19 HDD 19R レジ売上ファイル SD レジ精算データ 19JN 電子ジャーナル 20 ストアコントローラ(上位機…商品販売データ処
理システム) 21 CPU(監視期間外レジ精算データ有無判別手
段,監視件数判別手段,監視期間内レジ未精算データ表
示制御手段) 22 ROM(監視期間外レジ精算データ有無判別手
段,監視件数判別手段,監視期間内レジ未精算データ表
示制御手段) 23 RAM 26 キーボード 27 表示器 27G 画面 29R 売上マスターファイル 29S 精算マスターファイル 29J レジ精算集計処理実行チェックファイル 30 ホストコンピュータ 50 ネットワークプリンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位機がこれとデータ通信可能に接続さ
    れた各ターミナルからレジ売上データおよびレジ精算デ
    ータを取得可能であるとともに、各ターミナルが日に何
    回でもレジ精算を実行可能かつ上位機が各ターミナルか
    ら取得したレジ精算データのレジ精算集計処理を実行可
    能に形成された商品販売データ処理システムにおいて、 前記上位機が、前記各ターミナルから取得した前記レジ
    精算データの中に当該レジ精算時刻が現在時刻から監視
    期間を遡った時刻以前である監視期間外レジ精算データ
    が存在するか否かを判別可能かつ監視期間外レジ精算デ
    ータが存在すると判別した場合に監視期間内レジ未精算
    データが存在する旨のメッセージを表示出力可能に形成
    された商品販売データ処理システム。
  2. 【請求項2】 前記上位機が、前記各ターミナルから取
    得した前記レジ精算データの中に前記監視期間外レジ精
    算データが存在すると判別した場合でも、当該監視期間
    外レジ精算データに係るターミナルのレジ売上データ件
    数が監視件数以下であると判別した場合には、前記監視
    期間内レジ未精算データが存在する旨のメッセージの表
    示出力を禁止可能に形成されている請求項1記載された
    商品販売データ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記上位機が、前記各ターミナルから取
    得した前記レジ精算データの中に前記監視期間外レジ精
    算データが存在すると判別した場合には、当該監視期間
    外レジ精算データを含んだ各レジ精算データの前記レジ
    精算集計処理を選択的に禁止可能に形成されている請求
    項1または請求項2記載の商品販売データ処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記上位機が、前記各ターミナルから当
    該時までに取得したレジ精算データごとの時刻および当
    該各レジ精算データに係る当該各ターミナルのレジ売上
    データの件数を表示器に表示可能に形成されている請求
    項1から請求項3までのいずれ1項に記載された商品販
    売データ処理システム。
  5. 【請求項5】 上位機がこれとデータ通信可能に接続さ
    れた各ターミナルからレジ売上データおよびレジ精算デ
    ータを取得可能であるとともに、各ターミナルが日に何
    回でもレジ精算を実行可能かつ上位機が各ターミナルか
    ら取得したレジ精算データのレジ精算集計処理を実行可
    能に形成された商品販売データ処理システムにおいて、 前記上位機側に、監視期間および監視件数を含むレジ精
    算集計処理実行チェックデータを記憶可能なレジ精算集
    計処理実行チェックデータファイルと,前記各ターミナ
    ルから取得した前記レジ精算データの中に当該レジ精算
    時刻が現在時刻からレジ精算集計処理実行チェックデー
    タファイルに記憶されている監視期間を遡った時刻以前
    である監視期間外レジ精算データが存在するか否かを判
    別する監視期間外レジ精算データ有無判別手段と,前記
    各ターミナルから当該各レジ精算データを取得した場合
    に当該各ターミナルの当該時までのレジ売上データ件数
    がレジ精算集計処理実行チェックデータファイルに記憶
    されている監視件数以上であるか否かを判別する監視件
    数判別手段と,監視期間外レジ精算データ有無判別手段
    によって監視期間外レジ精算データが存在すると判別さ
    れかつ監視件数判別手段によって当該ターミナルのレジ
    売上データ件数が監視件数以上であると判別された場合
    に監視期間外レジ未精算データが存在する旨のメッセー
    ジを表示器に表示出力する監視期間内レジ未精算データ
    表示制御手段とを設けた、商品販売データ処理システ
    ム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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