JP2002041856A - 電子コンテンツおよびサービスを提供する方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンテンツおよびサービス・プロバイ
ダの代わりに仲介サービス・プロバイダによって１つま
たは複数の通信ネットワークを介して複数のエンド・ユ
ーザに電子コンテンツおよびサービスを提供する方法お
よびシステムを提供すること。 【解決手段】 そのようなサービスの提供の料金が、仲
介サービス・プロバイダとコンテンツおよびサービス・
プロバイダのそれぞれとの間のリスクおよび報酬の折衝
された分配に従って決定される、方法およびシステム。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、全般的にはエレク
トロニック・コマースに関し、具体的には、通信ネット
ワークを介して提供される電子コンテンツおよびサービ
スに関する。

【０００２】

【従来の技術】インターネットおよびインターネット・
ベースの技術の急増が、近年に先例のない水準に達し
た。全世界の多数の人々が、日常の活動の一部としてイ
ンターネットを定期的に利用する。インターネットは、
人々が情報を発見、収集し、他者と通信し、さまざまな
トランザクションを実行する方法を根本から変えた。対
話性および豊富なコンテンツ（テキスト、イメージ、ビ
デオ、およびオーディオを含む）をサポートするインタ
ーネットの能力の結果として、さまざまなコンテンツお
よびサービスが、インターネットのユーザに使用可能に
なっている。

【０００３】コンテンツまたはサービスをインターネッ
トに置くことには、コンテンツまたはサービスの作成と
ウェブ・サーバへの配置が含まれる。ウェブ・サーバ
は、一般に、インターネットに接続された、大容量で高
速の長期メモリ・ストレージ容量を持つコンピュータ・
システムである。インターネットに接続するユーザは、
既知のウェブ・ブラウザ（たとえばNetscape Navigator
およびInternet Explorer）によって、ウェブ・サーバ
に配置されたコンテンツまたはサービスにアクセスする
ことができる。あるウェブ文書を別のウェブ文書にリン
クするハイパーリンクを作成する能力が、いわゆる「ポ
ータル」の発生につながった。ポータルとは、多数のイ
ンターネット・ウェブ・サイトへの単一の入口点であ
り、これらのウェブ・サイトのそれぞれが、異なるコン
テンツおよびサービスを提供することができる。ポータ
ルは、コンテンツおよびサービスの組合せを容易にする
という点で、本質的に仲介物である。その一方で、エン
ド・ユーザは、特定のエンド・ユーザの具体的な関心に
応ずるさまざまなコンテンツおよびサービスをまとめる
ことによって、ポータルにひき寄せられる。その一方
で、ポータルは、コンテンツおよびサービスのプロバイ
ダが提供する製品およびサービスの潜在的な顧客である
可能性がある異なる種類のエンド・ユーザに到達する見
込みがあるので、そのようなプロバイダを引き寄せる。
インターネットのポータルの例には、http://www.yaho
o.comおよびhttp://www.rediff.comが含まれる。

【０００４】ポータルは、仲介サービス・プロバイダで
あり、下記を含むがこれに制限されないさまざまなサー
ビスをコンテンツおよびサービス・プロバイダ（ＣＳ
Ｐ）に提供すると見なすことができる。 ・仲介サービス・プロバイダのコンピュータ・システム
（ウェブ・サーバ）でのＣＳＰのコンテンツおよびサー
ビスのホスティングおよび保守 ・そのようなコンテンツおよびサービスの、仲介サービ
ス・プロバイダのポータル・ウェブ・サイトを介するエ
ンド・ユーザへの提示または配布 ・仲介サービス・プロバイダのウェブ・サーバからのイ
ンターネットを介するコンテンツおよびサービスへのア
クセスのための、エンド・ユーザのためのサーバ側での
リンク帯域幅の提供 ・データ転送でのアクセス制御、認証、機密性、および
データ保全性を含むセキュリティ・サービスの提供 ・エンド・ユーザによるコンテンツおよびサービスの実
際の使用のログ記録 ・エンド・ユーザによるコンテンツおよびサービスの使
用に関する請求サービスおよび支払いサービスの提供 ・カスタマイズと、コンテンツおよびサービスの選択的
な提示または配布を含む、エンド・ユーザのプロファイ
ル作成および特定のエンド・ユーザ・セグメントのター
ゲット化

【０００５】ＣＳＰは、特定の仲介サービス・プロバイ
ダからのすべてのサービスを利用しない場合があり、さ
らに、第三者からのある種のサービスを選択するか、あ
る種のサービスをそれ自体で実施する場合がある。

【０００６】仲介サービス・プロバイダおよびＣＳＰの
役割に基づく、価格設定およびリスク分担の異なる機構
が可能である。既存の価格設定モデルは、ポータルを介
するエンド・ユーザによるＣＳＰのコンテンツおよびサ
ービスの実際の記録された使用に基づいて決定される、
ＣＳＰによる仲介サービス・プロバイダへの支払を中心
に置いている。このモデルによれば、仲介サービス・プ
ロバイダが、ポータルのセット・アップに必要なすべて
の投資の責任を負い、したがって、ポータルを介するさ
まざまなＣＳＰのコンテンツおよびサービスのエンド・
ユーザによる使用の範囲に関するビジネス・リスク全体
にさらされる。

【０００７】既存の特許文書は、エンド・ユーザによる
コンテンツおよびサービスの使用の制御、監視、測定、
価格設定、および請求に制限されている。これらの一部
を、下で説明する。

【０００８】米国特許第５０２３９０７号明細書に、ネ
ットワークを介して配布または使用されるソフトウェア
への同時アクセス（および許可されないアクセス）を制
御するライセンス・サーバが記載されている。これは、
特定のソフトウェア・パッケージに関して固定された数
のユーザ・ライセンスを契約した組織と、許可された人
数を越えるユーザが同時にソフトウェアを使用しないこ
とを強制するためにアクセスを制御するライセンス・サ
ーバに類似する。

【０００９】米国特許第５６２９９８０号明細書に、使
用権をユーザ（買い手）に与えることによってディジタ
ル作品のアクセスおよび使用を制御する方法が記載され
ている。ディジタル作品の使用権によって、ディジタル
作品を使用する方法またはさらに配布する方法が定義さ
れる。ディジタル作品は、リポジトリに保管され、この
リポジトリが、着信ユーザ要求にサービスし、リポジト
リに保管された使用権情報を使用することによって、ア
クセス制御を実施する。米国特許第５６３４０１２号明
細書に、各使用権との料金の関連付けと、ユーザによっ
て行使される使用権の範囲に基づく、ユーザに請求され
る料金の口座の作成が記載されている。したがって、こ
のシステムは、ディジタル作品の使用、その後のコピ
ー、または配布のそれぞれに関する使用ごとの支払を想
定したものである。

【００１０】米国特許第５９０１３３９号明細書に、放
送番組のペイ・パー・プログラム・システム（pay-per-
program system）が記載されている。番組を見ることを
希望するエンド・ユーザが、要求を送信し、特定の番組
へのアクセスを可能にする許可コードを受信する。課金
センタが、許可コードの付与に関する料金をエンド・ユ
ーザに課金する。

【００１１】米国特許第５９５６３９１号明細書に、イ
ンターネットを介する課金可能なサービスへのアクセス
についてユーザに請求する装置が記載されている。しか
し、その説明は、エンド・ユーザによる使用を監視する
インフラストラクチャに制限され、価格設定モデルは暗
示さえされていない。

【００１２】米国特許第５８８４２８０号明細書に、通
常はＣＤ−ＲＯＭで販売されるコンテンツ用の、オペレ
ータによるコンテンツのコピーおよび配布が記載されて
いる。オペレータは、販売のそれぞれについて歩合を受
け取り、販売売上の残りは、売上に対する事前定義の共
有権を有するさまざまな当事者によって共有される。し
たがって、このモデルには、仲介者に対する販売ごとの
歩合が組み込まれている。しかし、仲介者の役割は、コ
ンテンツのコピーおよび配布と販売売上の集金に制限さ
れる。

【００１３】米国特許第５７３７４１４号明細書に、第
三者によるインターネットを介するサービスのアクセス
制御、使用量監視、および請求を容易にするシステムが
記載されている。このシステムは、エンド・ユーザに課
金される使用量ベースの料金を提供し、その料金の割当
分が、第三者に与えられる。これは、第三者への使用ご
との歩合ということになる。しかし、このシステムの第
三者は、実際のインターネット・サービスのホスティン
グ、提示、または配布に参加せず、したがって、稼がれ
る料金は、純粋にアクセス制御、監視、および請求の代
理人としての役割に関するものである。

【００１４】米国特許第５９７０４７０号明細書に、買
い手が、指定された期間にわたる、契約で指定される価
格での、指定された単位数の品目の購入に合意する、売
り手と買い手の間の電子サブスクリプション購入契約の
方法が記載されている。買い手は、その後、購入が行わ
れる限り、購入について売り手によって請求される。

【００１５】前述のモデルおよび方法は、ＣＳＰと仲介
者の間のリスクおよび報酬の共有を追加的に容易にす
る、通常インターネット・ポータルによってＣＳＰに提
供される種類の仲介サービスの価格設定の適切な手段ま
たは方法を開示せず、提案しない。

【００１６】

【発明が解決しようとする課題】複数のコンテンツおよ
びサービス・プロバイダの代わりに仲介サービス・プロ
バイダによって１つまたは複数の通信ネットワークを介
して複数のエンド・ユーザに電子コンテンツおよびサー
ビスを提供する方法およびシステムを提供する。

【００１７】

【課題を解決するための手段】本発明の１態様によれ
ば、複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダの代
わりに仲介サービス・プロバイダによって１つまたは複
数の通信ネットワークを介して複数のエンド・ユーザに
電子コンテンツおよびサービスを提供する方法であっ
て、前記仲介サービス・プロバイダと前記コンテンツお
よびサービス・プロバイダのそれぞれとの間のリスクお
よび報酬の折衝された分配から料金を決定するステップ
を含む方法が提供される。

【００１８】本発明のもう１つの態様によれば、複数の
コンテンツおよびサービス・プロバイダの代わりに仲介
サービス・プロバイダによって１つまたは複数の通信ネ
ットワークを介して複数のエンド・ユーザに電子コンテ
ンツおよびサービスを提供するシステムであって、前記
電子コンテンツおよびサービスを供給する手段と、前記
仲介サービス・プロバイダと前記コンテンツおよびサー
ビス・プロバイダのそれぞれとの間のリスクおよび報酬
の折衝された分配に応じて料金を決定する手段とを含む
システムが提供される。

【００１９】本発明のもう１つの態様によれば、複数の
コンテンツおよびサービス・プロバイダの代わりに仲介
サービス・プロバイダによって１つまたは複数の通信ネ
ットワークを介して複数のエンド・ユーザに電子コンテ
ンツおよびサービスを提供するコンピュータ・プログラ
ムをその中で実施されたコンピュータ使用可能媒体を有
するコンピュータ・プログラム製品であって、前記電子
コンテンツおよびサービスを供給するコンピュータ・プ
ログラム・コード手段と、前記仲介サービス・プロバイ
ダと前記コンテンツおよびサービス・プロバイダのそれ
ぞれとの間のリスクおよび報酬の折衝された分配に基づ
いて料金を決定するコンピュータ・プログラム・コード
手段とを含むコンピュータ・プログラム製品が提供され
る。

【００２０】

【発明の実施の形態】本発明は、仲介者（インターネッ
ト・ポータル）によってコンテンツおよびサービス・プ
ロバイダ（ＣＳＰ）に提供される仲介サービスに関連す
る料金の決定をもたらす方法およびシステムを開示す
る。このモデルによれば、ＣＳＰは、仲介者を介するエ
ンド・ユーザへの電子コンテンツおよびサービスの提供
から生じる財政的なリスクおよび報酬の折衝された割当
分を有する。

【００２１】図１に、通信ネットワーク５０に接続され
た仲介システム１０を示す。通常のネットワークには、
公衆ネットワーク、私設ネットワーク、無線ネットワー
ク、電話回線、および専用回線が含まれる。エンド・ユ
ーザ７０、７１、…、７０＋ｍは、通常はパーソナル・
コンピュータ・システム、モバイル・デバイス、または
対話式テレビジョン・セット（セット・トップ・ボック
スを伴うテレビジョン）などを使用して、同様に通信ネ
ットワーク５０に接続され、したがって、仲介システム
１０と通信することができる。

【００２２】仲介システム１０は、通常は、コンピュー
タ・システムに常駐するウェブ・サーバおよび他のソフ
トウェアからなる。仲介システム１０は、エンド・ユー
ザ７０、７１、…、７０＋ｍが、通信ネットワーク５０
を介して仲介システム１０にアクセスする時に見るウェ
ブ文書（および他のサポート・アプリケーションおよび
コンテンツ）をホスティングする。

【００２３】エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍ
によってアクセスされるコンテンツおよびサービスは、
さまざまなコンテンツおよびサービス・プロバイダ（Ｃ
ＳＰ）によって提供され、ＣＳＰサーバ６０、６１、
…、６０＋ｎ上でホスティングまたは保管される。ＣＳ
Ｐサーバ６０、６１、…、６０＋ｎは、コンテンツおよ
びサービス・プロバイダ（ＣＳＰ）が、または、その代
わりに、ＣＳＰへの追加サービスとして仲介システム１
０が、配置し、保守することができる。ＣＳＰサーバ６
０、６１、…、６０＋ｎは、物理的には、めいめいのＣ
ＳＰの構内、または仲介システム１０の構内、または他
の便利な位置のいずれかに配置することができる。ＣＳ
Ｐサーバ６０、６１、…、６０＋ｎが、仲介システム１
０から離れた位置に配置される場合には、通常は、通信
ネットワーク５０によるか他の公衆ネットワークまたは
私設ネットワークによって接続が行われる。図１を参照
すると、ＣＳＰサーバ６０は、通信ネットワーク５０を
介して仲介システム１０に接続されている。ＣＳＰサー
バ６０、６１、…、６０＋ｎが、仲介システム１０と直
接に同一の位置に配置される場合には、接続手段を、直
接または私設ネットワーク（イントラネット）を介する
ものとすることができる。図１には、この形で仲介シス
テム１０に接続されたＣＳＰサーバ６０、６１、…、６
０＋ｎが図示されている。

【００２４】仲介システム１０は、ＣＳＰサーバ６０、
６１、…、６０＋ｎでホスティングされるコンテンツお
よびサービスに、サービスのあるレベル内でアクセスし
ようとするエンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍの
必要を満足するのに十分な帯域幅の接続によって通信ネ
ットワーク５０に接続される。さらに、仲介システム１
０のコンピュータ・システムは、あるサービス・レベル
によるエンド・ユーザの要求を満たすのに十分な計算能
力および通信能力も有する必要がある。

【００２５】仲介システム１０は、明細データベース３
０を使用し、この明細データベース３０には、仲介シス
テム１０によって提示または配布されるコンテンツおよ
びサービスのそれぞれについて、仲介システム１０によ
って各ＣＳＰに提供される仲介サービスのさまざまな態
様に関する明細が含まれる。これらの明細は、仲介シス
テム１０および各ＣＳＰによって相互に折衝され、契約
され、下記を含めることができるが、これに制限されな
い。 ・仲介システム１０によってエンド・ユーザ７０、７
１、…、７０＋ｍに提示される初期ウェブ・ページでの
コンテンツまたはサービスの配置、サイズ、および外見
を含むプレゼンテーションに関する明細。この明細に
は、さらに、コンテンツおよびサービスが選択された時
にのみ使用可能にされる場合に、コンテンツおよびサー
ビスがエンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍに使用
可能にされるタイミングまたは頻度を含めることができ
る。その代わりに、この明細に、上で述べたタイミング
または頻度を決定する規則を含めることができる。 ・特定のコンテンツまたはサービスの配布のために仲介
システム１０と通信ネットワーク５０の間で使用可能な
帯域幅の量に関するサービス・レベルを含む、配布に関
する明細。この明細では、さらに、所与のコンテンツま
たはサービスに関して仲介システム１０によって保証さ
れるウェブ・サーバ可用性の度合を示すことができる。 ・コンテンツまたはサービスのそれぞれについて提供す
ることができる、コンテンツおよびサービスのホスティ
ングおよび保守と、エンド・ユーザ７０、７１、…、７
０＋ｍの請求などの追加サービスに関する明細。 ・コンテンツおよびサービスのそれぞれに関する、上の
明細が有効になる時間枠。

【００２６】仲介システム１０は、さらに、料金データ
ベース４０を使用し、この料金データベース４０には、
仲介システム１０を介して提示または配布されるコンテ
ンツおよびサービスのそれぞれについて、仲介システム
１０と各ＣＳＰによって契約された料金および支払いに
関するさまざまな詳細が含まれる。この詳細には、下記
が含まれるが、これに制限されない。 ・各コンテンツおよびサービスに関する、仲介システム
１０と各ＣＳＰの間で異なる時に行われる支払の詳細。
その代わりに、そのような支払を決定する規則を料金デ
ータベース４０に保管することができる。さらに、その
ような支払が行われる時刻または日付（またはそれを決
定する規則）も、料金データベース４０内に含まれる。 ・各ＣＳＰの代わりにエンド・ユーザ７０、７１、…、
７０＋ｍに（エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍ
による特定のコンテンツまたはサービスの実際の記録さ
れた使用量に関する情報と共に）請求するために、仲介
システム１０によって適用される価格または料金の詳
細。さらに、請求を実行しなければならない実際の時
（またはそれを決定する規則）も指定される。

【００２７】エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍ
によるさまざまなコンテンツおよびサービスの実際のヒ
ストリ的使用量に関する情報が、使用量ログ・データベ
ース２０に記録される。エンド・ユーザ７０、７１、
…、７０＋ｍが、仲介システム１０を介して使用可能な
さまざまなコンテンツおよびサービスにアクセスする時
のそれぞれに、使用量ログ・データベース２０が、仲介
システム１０によって更新される。使用量ログ・データ
ベース２０に保管される情報は、下記を含む（これに制
限されない）さまざまな目的に使用することができる。 ・各ＣＳＰの代わりに、そのＣＳＰのコンテンツおよび
サービスの使用についてエンド・ユーザ７０、７１、
…、７０＋ｍに請求する。 ・エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍによるさま
ざまなコンテンツおよびサービスの使用パターンの分
析、および、仲介システム１０によるプレゼンテーショ
ン・サービスまたは配布サービスの改良およびさまざま
な価格設定方式の考案のためのこの情報の結果的使用。 ・エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍの使用パタ
ーンおよび挙動に基づくエンド・ユーザ７０、７１、
…、７０＋ｍのプロファイル作成、および、エンド・ユ
ーザ７０、７１、…、７０＋ｍに提示または配布される
コンテンツまたはサービスをカスタマイズするためのそ
のようなプロファイル情報の使用。

【００２８】図２に、仲介サービスの課金の方法を示
す。ＣＳＰが、仲介システム１０を介してエンド・ユー
ザ７０、７１、…、７０＋ｍに提供する電子コンテンツ
またはサービスを有する。ステップ１００で、ＣＳＰお
よび仲介システム１０が、下記に関して契約する。 ・特定のコンテンツまたはサービスの提示または配布の
明細。 ・仲介システム１０によって提供されるすべての追加サ
ービス。このサービスには、下記が含まれるが、これに
制限されない。 （ｉ）仲介システム１０のコンピュータ・システムでの
コンテンツまたはサービスのホスティング（すなわち、
１つまたは複数のＣＳＰサーバでのスペースの提供）。 （ｉｉ）ＣＳＰの代わりの、エンド・ユーザ７０、７
１、…、７０＋ｍへの請求およびエンド・ユーザ７０、
７１、…、７０＋ｍからの支払の集金。 （ｉｉｉ）他のＣＳＰのコンテンツおよびサービスとの
ＣＳＰのコンテンツまたはサービスの統合。 ・ＣＳＰが、仲介システム１０に他の特定のＣＳＰのコ
ンテンツまたはサービスの提示または配布をさせない権
利、または、ある特定の種類のコンテンツおよびサービ
スの提示または配布をさせない権利。 ・仲介システム１０とＣＳＰの間の契約の有効性の時間
枠。

【００２９】契約から生成された情報が、その後、ステ
ップ１０２で、仲介システム１０によって明細データベ
ース３０に保管される。

【００３０】ステップ１０４で、ＣＳＰおよび仲介シス
テム１０が、ＣＳＰと仲介システム１０の間で異なる時
に交換される支払額、またはそのような額を決定する規
則について、さらに契約する。エンド・ユーザ７０、７
１、…、７０＋ｍへの請求に使用される価格および料金
も、ＣＳＰから取得される。ステップ１０６で、支払い
および価格設定情報が、仲介システム１０によって料金
データベース４０に保管される。

【００３１】ステップ１０８で、電子コンテンツまたは
サービスが、ＣＳＰサーバ上でホスティングされ、この
ＣＳＰサーバは、ＣＳＰによって配置されるコンピュー
タ・システムとするか、仲介システム１０によって提供
される追加サービスとすることができる。コンテンツま
たはサービスは、その後、前述の、開始時刻Ｔ１および
終了時刻Ｔ２の時間枠中の契約された明細に従ってエン
ド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍに提示または配布
するために、仲介システム１０と統合される。

【００３２】判断ステップ１１０で、開始時刻Ｔ１にな
った時（Ｙ）に、ステップ１１２で、ＣＳＰが、最初の
金額を仲介システム１０に払う。ステップ１１４で、Ｃ
ＳＰのコンテンツまたはサービスの提示または配布が、
仲介システム１０によって使用可能にされる。時刻Ｔ１
以後、エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍは、ス
テップ１１６で、仲介システム１０を介してＣＳＰのコ
ンテンツまたはサービスにアクセスし、使用することが
できる。ステップ１１８で、そのようなアクセスおよび
使用が、仲介システム１０によって使用量ログ・データ
ベース２０に記録される。

【００３３】判断ステップ１２０で、定期的な支払の所
定の時刻になった時（Ｙ）に、ステップ１２２で、ＣＳ
Ｐが、料金データベース４０によって指定される額を仲
介システム１０に支払う。処理はステップ１２４で継続
される。判断ステップ１２０で、事前に決定された定期
的な支払が、現在は必要でない場合（Ｎ）には、処理は
直接にステップ１２４に進む。

【００３４】判断ステップ１２４で、仲介システム１０
が、エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍに請求す
る責任を有する（ＣＳＰへの追加サービスとして）場合
（Ｙ）には、処理は判断ステップ１２６に進む。判断ス
テップ１２６で、エンド・ユーザ７０、７１、…、７０
＋ｍに請求する時である場合（Ｙ）には、仲介システム
１０は、エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍへの
請求に進み、エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍ
から支払を集める。ステップ１２８で、仲介システム１
０が、エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍから集
めた支払いのうちで料金データ・ベース４０に保管され
た規則による比率を保持し、支払いの残りの部分をＣＳ
Ｐに渡す。処理は、その後、判断ステップ１３４に進
む。判断ステップ１２６で、まだエンド・ユーザ７０、
７１、…、７０＋ｍに請求する時でない場合（Ｎ）に
は、処理は直接に判断ステップ１３４に進む。判断ステ
ップ１２４で、仲介システム１０がエンド・ユーザ７
０、７１、…、７０＋ｍに請求しない場合（Ｎ）には、
処理は判断ステップ１３０に進む。

【００３５】判断ステップ１３０で、エンド・ユーザ７
０、７１、…、７０＋ｍによる使用に関するＣＳＰによ
る使用量ベースの定期的な支払の時である場合（Ｙ）に
は、ステップ１３２で、ＣＳＰが、使用量ログ・データ
ベース２０および料金データベース４０によって供給さ
れる情報による金額を仲介システム１０に支払う。その
後、処理は判断ステップ１３４で継続される。判断ステ
ップ１３０で、エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋
ｍによる使用量ベースの定期的な支払の時でない場合
（Ｎ）には、処理は直接ステップ１３４に進む。

【００３６】判断ステップ１３４で、ＣＳＰと仲介シス
テム１０の間の契約の有効性期間が終了した（日付／時
刻＝Ｔ２）場合（Ｙ）、ステップ１３６で、仲介システ
ム１０が、最終額をＣＳＰに支払い、エンド・ユーザ７
０、７１、…、７０＋ｍへのＣＳＰの所与のコンテンツ
またはサービスの提示または配布を使用不可にする。こ
れによって、ＣＳＰと仲介システム１０の間の合意され
た契約の終了が知らされる。しかし、判断ステップ１３
４で、まだ契約期間の終りでない（日付／時刻≠Ｔ２）
場合（Ｎ）、処理はステップ１１６に戻る。

【００３７】図２に示された、上の実施形態は、ＣＳＰ
と仲介システム１０の間の、電子コンテンツおよびサー
ビスの仲介される提示または配布の過程で生じるリスク
および報酬の折衝された分配を表す。その一方で、ＣＳ
Ｐから仲介システム１０への固定された支払い（すなわ
ち、契約時間枠の開始の前に決定される支払い）によっ
て、ビジネス・リスクの一部（エンド・ユーザ７０、７
１、…、７０＋ｍによるＣＳＰのコンテンツまたはサー
ビスの使用の範囲の不確実性に起因するリスク）が、仲
介システム１０からＣＳＰに移される。その一方で、料
金のうちで、エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍ
によるＣＳＰのコンテンツまたはサービスの実際の使用
の範囲に依存する部分は、仲介システム１０について同
一のビジネス・リスクの部分を残すように働く。したが
って、料金の固定部分および使用量ベースの部分への折
衝された分割は、ＣＳＰと仲介システム１０の間のリス
クおよび報酬の対応する分配につながる。

【００３８】さらに、仲介システム１０を介するすべて
のコンテンツおよびサービスへの累積的需要に対する仲
介者への総使用量ベース料金の依存が、仲介システム１
０のリソースの経済的な価格設定およびその効率的な使
用をもたらす。さらに、所定の支払いの初期支払いおよ
びその後の定期的な間隔での固定された支払いへの分割
を提供することによって、ポータルの作成または拡張に
関して必要になる可能性がある投資財源の生成へのＣＳ
Ｐの参加が容易になる。初期支払いの一部は、契約期間
の終りに仲介システム１０によってＣＳＰに払い戻され
る保証金（これに対して、ＣＳＰが、定期的支払いの間
の短い時間間隔の間、仲介システム１０のリソースを使
用する）と見なすこともできる。

【００３９】もう１つの実施形態で、図４に、第三者へ
の仲介サービスの販売を示す。ＣＳＰが、コンテンツお
よびサービスに関する提示権または配布権と、合意され
た契約期間の合意された支払い条件での他の追加サービ
スの権利について仲介システム１０と契約を結んだ後
に、ＣＳＰは、その権利の一部または全体を１つまたは
複数の他のＣＳＰに売ることができる。

【００４０】この実施形態では、元のＣＳＰ（図４では
ＣＳＰ−Ｏと表記する）が、まず、仲介システム１０と
契約を結び（第１の実施形態と同様に）、仲介システム
１０からの仲介サービスに対する権利を売る権利の追加
的入手に進む。仲介システム１０は、ＣＳＰ−Ｏが権利
を売る際の制約を課すことができる。ステップ３１０
で、ＣＳＰ−Ｏは、１つまたは複数の他のＣＳＰと契約
を結び、これらのＣＳＰに、仲介システム１０の仲介サ
ービスに対する権利を与える。

【００４１】ステップ３１２で、新しいＣＳＰが、ＣＳ
Ｐ−Ｏと新しいＣＳＰの間の契約に従って、これらの権
利について元のＣＳＰ−Ｏに支払う。ステップ３１４
で、元のＣＳＰ−Ｏが、新しいＣＳＰのコンテンツおよ
びサービスをＣＳＰ−Ｏのコンテンツおよびサービスと
統合するか、ＣＳＰ−Ｏのコンテンツおよびサービスを
新しいＣＳＰのコンテンツおよびサービスに完全に置換
するかのいずれかを行う。新しいＣＳＰのコンテンツお
よびサービスは、元のＣＳＰ−Ｏによって使用されたの
と同一のＣＳＰサーバ６０、６１、…、６０＋ｎに常駐
するか、その代わりに、ＣＳＰ−Ｏのコンテンツおよび
サービスからのハイパーリンクまたは仲介システム１０
からのハイパーリンクを有する他のコンピュータ・シス
テムに常駐することができる。

【００４２】元のＣＳＰ−Ｏから購入した仲介サービス
に対する権利を、さらに他のＣＳＰに売ることができ
る。この権利の販売は、開始時刻Ｔ１と終了時刻Ｔ２に
よって区切られる時間間隔内に含まれるものであればど
の時間間隔でも行うことができる。ＣＳＰ−Ｏと仲介シ
ステム１０の間の元の契約は、明細データベース３０に
保管された契約明細に関して有効であり続ける。この形
で、１つまたは複数のＣＳＰによる権利の販売が、仲介
システム１０にとって透過的になる。この権利の販売に
よって、ＣＳＰが、広告を挿入する、それ自体のコンテ
ンツおよびサービスとの統合のために追加のコンテンツ
およびサービスを得る、または単にそのような権利の販
売によって利益を実現することができるようになる。

【００４３】もう１つの実施形態では、契約時間枠の特
定のコンテンツまたはサービスに関する仲介料金を決定
する好ましい方法を提供する。この料金の決定は、開始
時刻Ｔ１から終了時刻Ｔ２まで延びる契約時間枠の開始
の前に実行される。この好ましい方法は、通常は、図２
のステップ１０４で適用されるはずであり、これから図
５に関して説明する。

【００４４】ステップ４１０で、明細データベース３０
に保管された明細に基づく契約の対象となる、将来の契
約時間枠中の仲介システム１０を介する指定されたコン
テンツまたはサービスの期待される将来の使用が、下記
をかけることによって予測される。 （ｉ）契約時間枠中に仲介システム１０を介して特定の
コンテンツまたはサービスを使用すると期待されるエン
ド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍの数の予測（ステ
ップ４１１で判定される）。 （ｉｉ）契約時間枠中に仲介システム１０を介して特定
のコンテンツまたはサービスにアクセスするエンド・ユ
ーザ７０、７１、…、７０＋ｍのそれぞれが費やす期待
される平均時間の予測（ステップ４１２で判定され
る）。

【００４５】ステップ４２０で、明細データベース３０
に保管された明細に基づく契約の対象となる、契約時間
枠中に仲介システム１０を介して提示または配布される
特定の電子コンテンツまたはサービスの期待される将来
の宣伝潜在能力が、下記をかけることによって予測され
る。 （ｉ）将来の契約時間枠中の仲介システム１０を介する
エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍによるコンテ
ンツまたはサービスの期待される使用量の予測（ステッ
プ４１０で判定される）。 （ｉｉ）さまざまな種類の宣伝に関するコンテンツまた
はサービスの性質および適当さに対する、単位時間当た
りに特定のコンテンツまたはサービスに挿入することが
できるさまざまな種類の宣伝の期待される数（ステップ
４２１で判定される）。 （ｉｉｉ）特定のコンテンツまたはサービスに挿入する
ことができるさまざまな種類の宣伝の、契約時間枠中に
期待される宣伝あたりのベンチマーク価格（ステップ４
２２で判定される）。

【００４６】ステップ４３０で、将来の契約時間枠中の
仲介システム１０を介するエンド・ユーザ７０、７１、
…、７０＋ｍによる使用に起因して特定のコンテンツま
たはサービスのプロバイダ（ＣＳＰ）に生じる期待され
る利益（またはビジネス・バリュー）を、下記を加算す
ることによって予測する。 （ｉ）ステップ４１０で判定されるエンド・ユーザ７
０、７１、…、７０＋ｍによるこのコンテンツまたはサ
ービスの期待される使用量の予測に対する、ＣＳＰの特
定のコンテンツまたはサービスの実際の使用に関してＣ
ＳＰがエンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍから期
待することができる期待される収入の予測（ステップ４
３１で判定される）。 （ｉｉ）エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍによ
る特定のコンテンツまたはサービスの使用に起因して行
われるトランザクションからのＣＳＰへの期待される利
益の予測（ステップ４３２で判定される）。 （ｉｉｉ）ステップ４２０で判定される、特定のコンテ
ンツまたはサービスの期待される宣伝潜在能力の予測。
その一部を、ＣＳＰが宣伝に使用することができ、別の
部分を、他の広告主に貸し出すことができる。 （ｉｖ）エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍによ
る特定のコンテンツまたはサービスのアクセスまたは使
用によってＣＰＳによって導出される他のビジネス利益
の金銭的な価値の予測（ステップ４３３で判定され
る）。

【００４７】ステップ４４０で、契約合意の条件に関す
る折衝が、ＣＳＰと仲介システム１０の間で行われる。
この折衝には、以下の考慮点の１つまたは複数を含める
ことができる（しかし、これらに制限される必要はな
い）。 ・ステップ４３０で判定される、ＣＳＰに生じる期待さ
れる利益の予測。 ・ステップ４４３で判定される、仲介システム１０にと
っての純費用の予測。契約時間枠中の特定のコンテンツ
またはサービスに関する仲介サービスの提供に関して仲
介システム１０がこうむる期待される費用の予測は、ス
テップ４４１で判定される。仲介システム１０を介して
エンド・ユーザ７０、７１、…、７０＋ｍに特定のコン
テンツまたはサービスを提示または配布することによっ
て仲介システム１０に生じる期待される利益の金銭的価
値の予測は、ステップ４４２で判定される。予想される
利益の例が、仲介システムを介する所与のコンテンツま
たはサービスの提示または配布に起因する、仲介システ
ム１０を介して提示または配布される他のコンテンツま
たはサービスを使用するエンド・ユーザ７０、７１、
…、７０＋ｍの数の増加である。ステップ４４３で、予
測された利益（ステップ４４２で判定される）を、予測
された費用（ステップ４４１で判定される）から引い
て、仲介システム１０にとっての純費用の予測を判定す
る。 ・ステップ４４４で判定される、同一の契約期間に類似
する競合仲介サービスによって提供される可能性がある
期待される価格の予測。 ・ステップ４４５で判定される、契約時間枠中のさまざ
まな将来の日付での支払いの価値を、契約時間枠の開始
時の同等の価値に変換するのに必要になる可能性がある
期待される利率。

【００４８】上の考慮点に基づいて、下記（これに制限
はされない）を決定する。 （ａ）契約時間枠の始めに仲介システム１０に対してＣ
ＳＰによって行われる初期支払いの額。 （ｂ）契約時間枠の終りに仲介システム１０によってＣ
ＳＰに対して行われる最終支払いの額。 （ｃ）契約時間枠中のさまざまな時に仲介システム１０
がＣＳＰから受け取る所定の支払額。 （ｄ）契約時間枠中のさまざまな時に仲介システム１０
がＣＳＰから受け取る、料金に基づく支払いと、特定の
コンテンツまたはサービスの実際の使用量およびそのよ
うな使用の時点で仲介システム１０での有力なサービス
条件に依存する支払いを決定する規則。 （ｅ）上の（ｃ）および（ｄ）で言及されたさまざまな
支払いのタイミングの決定。

【００４９】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。

【００５０】（１）複数のコンテンツおよびサービス・
プロバイダの代わりに仲介サービス・プロバイダによっ
て１つまたは複数の通信ネットワークを介して複数のエ
ンド・ユーザに電子コンテンツおよびサービスを提供す
る方法であって、前記仲介サービス・プロバイダと前記
コンテンツおよびサービス・プロバイダのそれぞれとの
間のリスクおよび報酬の折衝された分配から料金を決定
するステップを含む方法。 （２）前記コンテンツおよびサービスの提示に関する明
細を保管するステップと、前記コンテンツおよびサービ
スの配布に関する明細を保管するステップと、前記提示
および配布の明細がその間に有効になる時間枠を保管す
るステップとからなるグループから選択される、前記仲
介サービス・プロバイダによるステップの少なくとも１
つをさらに含む、上記（１）に記載の方法。 （３）前記仲介サービス・プロバイダと前記コンテンツ
およびサービス・プロバイダとの間で交換される固定支
払額の値および上記支払いの発生のタイミングを保管す
るステップと、前記複数のエンド・ユーザによる前記コ
ンテンツおよびサービスの使用について、前記仲介サー
ビス・プロバイダによって前記コンテンツおよびサービ
ス・プロバイダに課金するための料金と、上記課金の支
払いの発生のタイミングとを保管するステップとからな
るグループから選択される、前記仲介サービス・プロバ
イダによるステップの少なくとも１つを含む、上記
（１）に記載の方法。 （４）前記コンテンツおよびサービスのそれぞれの、前
記複数のエンド・ユーザによる使用量のログを保管する
前記仲介サービス・プロバイダによるステップをさらに
含む、上記（１）に記載の方法。 （５）前記課金が、固定部分を含む、上記（１）に記載
の方法。 （６）前記固定部分の一部が、前記コンテンツおよびサ
ービス・プロバイダのそれぞれによって前記仲介サービ
ス・プロバイダに支払可能であり、前記仲介サービス・
プロバイダによって前記コンテンツおよびサービス・プ
ロバイダのそれぞれに払戻可能である、保証金を表す、
上記（５）に記載の方法。 （７）前記仲介サービス・プロバイダによって前記複数
のコンテンツおよびサービス・プロバイダに追加サービ
スを提供するステップをさらに含み、前記追加サービス
が、前記複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダ
のコンテンツおよびサービスをホスティングし、維持す
るサービスと、前記コンテンツおよびサービス・プロバ
イダのそれぞれのコンテンツおよびサービスを、他のコ
ンテンツおよびサービス・プロバイダのコンテンツおよ
びサービスと統合するサービスと、前記コンテンツおよ
びサービス・プロバイダの代わりに前記複数のエンド・
ユーザに請求し、前記複数のエンド・ユーザから支払い
を集めるサービスであって、前記請求が、前記エンド・
ユーザによる前記コンテンツおよびサービスの実際の使
用量に従って判定される、前記コンテンツおよびサービ
ス・プロバイダの代わりに前記複数のエンド・ユーザに
請求し、前記複数のエンド・ユーザから支払いを集める
サービスとを含むグループから選択される、上記（１）
に記載の方法。 （８）前記コンテンツおよびサービス・プロバイダの１
つまたは複数による、前記仲介サービス・プロバイダの
サービスを１つまたは複数の他のコンテンツおよびサー
ビス・プロバイダに売るステップをさらに含む、上記
（１）に記載の方法。 （９）前記コンテンツおよびサービス・プロバイダの１
つまたは複数による、前記仲介サービス・プロバイダが
他のコンテンツおよびサービス・プロバイダにサービス
を提供することを止めるステップをさらに含む、上記
（１）に記載の方法。 （１０）前記通信ネットワークが、イントラネット、エ
クストラネット、およびインターネットを含むグループ
から選択されるネットワークである、上記（１）に記載
の方法。 （１１）複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダ
の代わりに仲介サービス・プロバイダによって１つまた
は複数の通信ネットワークを介して複数のエンド・ユー
ザに電子コンテンツおよびサービスを提供するシステム
であって、前記電子コンテンツおよびサービスを供給す
る手段と、前記仲介サービス・プロバイダと前記コンテ
ンツおよびサービス・プロバイダのそれぞれとの間のリ
スクおよび報酬の折衝された分配に応じて料金を決定す
る手段とを含むシステム。 （１２）前記コンテンツおよびサービスの提示に関する
明細を保管する手段と、前記コンテンツおよびサービス
の配布に関する明細を保管する手段と、前記提示および
配布の明細がその間に有効になる時間枠を保管する手段
とからなるグループから選択される少なくとも１つの手
段をさらに含む、上記（１１）に記載のシステム。 （１３）前記仲介サービス・プロバイダと前記コンテン
ツおよびサービス・プロバイダとの間で交換される固定
支払額の値および上記支払いの発生のタイミングを保管
する手段と、前記複数のエンド・ユーザによる前記コン
テンツおよびサービスの使用について、前記仲介サービ
ス・プロバイダによって前記コンテンツおよびサービス
・プロバイダに課金するための料金と、上記課金の支払
いの発生のタイミングとを保管する手段とからなるグル
ープから選択される少なくとも１つの手段をさらに含
む、上記（１１）に記載のシステム。 （１４）前記コンテンツおよびサービスのそれぞれの、
前記複数のエンド・ユーザによる使用量のログを保管す
る手段をさらに含む、上記（１１）に記載のシステム。 （１５）前記課金が、固定部分を含む、上記（１１）に
記載のシステム。 （１６）前記固定部分の一部が、前記コンテンツおよび
サービス・プロバイダのそれぞれによって前記仲介サー
ビス・プロバイダに支払可能であり、前記仲介サービス
・プロバイダによって前記コンテンツおよびサービス・
プロバイダのそれぞれに払戻可能である、保証金を表
す、上記（１５）に記載のシステム。 （１７）前記仲介サービス・プロバイダによって前記複
数のコンテンツおよびサービス・プロバイダに追加サー
ビスを提供する手段をさらに含み、前記追加サービスを
提供する手段が、前記複数のコンテンツおよびサービス
・プロバイダのコンテンツおよびサービスをホスティン
グし、維持する手段と、前記コンテンツおよびサービス
・プロバイダのそれぞれのコンテンツおよびサービス
を、他のコンテンツおよびサービス・プロバイダのコン
テンツおよびサービスと統合する手段と、前記コンテン
ツおよびサービス・プロバイダの代わりに前記複数のエ
ンド・ユーザに請求し、前記複数のエンド・ユーザから
支払いを集める手段であって、前記請求が、前記エンド
・ユーザによる前記コンテンツおよびサービスの実際の
使用量に従って判定される、前記コンテンツおよびサー
ビス・プロバイダの代わりに前記複数のエンド・ユーザ
に請求し、前記複数のエンド・ユーザから支払いを集め
る手段とを含むグループから選択される、上記（１１）
に記載のシステム。 （１８）前記仲介サービス・プロバイダのサービスが、
前記コンテンツおよびサービス・プロバイダの１つまた
は複数によって、１つまたは複数の他のコンテンツおよ
びサービス・プロバイダに売られる、上記（１１）に記
載のシステム。 （１９）前記仲介サービス・プロバイダが、前記コンテ
ンツおよびサービス・プロバイダの１つまたは複数によ
って、他のコンテンツおよびサービス・プロバイダにサ
ービスを提供することを止められる、上記（１１）に記
載のシステム。 （２０）前記通信ネットワークが、イントラネット、エ
クストラネット、およびインターネットを含むグループ
から選択されるネットワークである、上記（１１）に記
載のシステム。 （２１）複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダ
の代わりに仲介サービス・プロバイダによって１つまた
は複数の通信ネットワークを介して複数のエンド・ユー
ザに電子コンテンツおよびサービスを提供するコンピュ
ータ・プログラムをその中で実施されたコンピュータ使
用可能媒体を有するコンピュータ・プログラム製品であ
って、前記電子コンテンツおよびサービスを供給するコ
ンピュータ・プログラム・コード手段と、前記仲介サー
ビス・プロバイダと前記コンテンツおよびサービス・プ
ロバイダのそれぞれとの間のリスクおよび報酬の折衝さ
れた分配に応じて料金を決定するコンピュータ・プログ
ラム・コード手段とを含むコンピュータ・プログラム製
品。 （２２）前記コンテンツおよびサービスの提示に関する
明細を保管するコンピュータ・プログラム・コード手段
と、前記コンテンツおよびサービスの配布に関する明細
を保管するコンピュータ・プログラム・コード手段と、
前記提示および配布の明細がその間に有効になる時間枠
を保管するコンピュータ・プログラム・コード手段とか
らなるグループから選択される少なくとも１つのコンピ
ュータ・プログラム・コード手段をさらに含む、上記
（２１）に記載のコンピュータ・プログラム製品。 （２３）前記仲介サービス・プロバイダと前記コンテン
ツおよびサービス・プロバイダとの間で交換される固定
支払額の値および上記支払いの発生のタイミングを保管
するコンピュータ・プログラム・コード手段と、前記複
数のエンド・ユーザによる前記コンテンツおよびサービ
スの使用について、前記仲介サービス・プロバイダによ
って前記コンテンツおよびサービス・プロバイダに課金
するための料金と、上記課金の支払いの発生のタイミン
グとを保管するコンピュータ・プログラム・コード手段
とからなるグループから選択される少なくとも１つのコ
ンピュータ・プログラム・コード手段をさらに含む、上
記（２１）に記載のコンピュータ・プログラム製品。 （２４）前記コンテンツおよびサービスのそれぞれの、
前記複数のエンド・ユーザによる使用量のログを保管す
るコンピュータ・プログラム・コード手段をさらに含
む、上記（２１）に記載のコンピュータ・プログラム製
品。 （２５）前記課金が、固定部分を含む、上記（２１）に
記載のコンピュータ・プログラム製品。 （２６）前記固定部分の一部が、前記コンテンツおよび
サービス・プロバイダのそれぞれによって前記仲介サー
ビス・プロバイダに支払可能であり、前記仲介サービス
・プロバイダによって前記コンテンツおよびサービス・
プロバイダのそれぞれに払戻可能である、保証金を表
す、上記（２５）に記載のコンピュータ・プログラム製
品。 （２７）前記仲介サービス・プロバイダによって前記複
数のコンテンツおよびサービス・プロバイダに追加サー
ビスを提供するコンピュータ・プログラム・コード手段
をさらに含み、前記追加サービスを提供するコンピュー
タ・プログラム・コード手段が、前記複数のコンテンツ
およびサービス・プロバイダのコンテンツおよびサービ
スをホスティングし、維持するコンピュータ・プログラ
ム・コード手段と、前記コンテンツおよびサービス・プ
ロバイダのそれぞれのコンテンツおよびサービスを、他
のコンテンツおよびサービス・プロバイダのコンテンツ
およびサービスと統合するコンピュータ・プログラム・
コード手段と、前記コンテンツおよびサービス・プロバ
イダの代わりに前記複数のエンド・ユーザに請求し、前
記複数のエンド・ユーザから支払いを集めるコンピュー
タ・プログラム・コード手段であって、前記請求が、前
記エンド・ユーザによる前記コンテンツおよびサービス
の実際の使用量に従って判定される、前記コンテンツお
よびサービス・プロバイダの代わりに前記複数のエンド
・ユーザに請求し、前記複数のエンド・ユーザから支払
いを集めるコンピュータ・プログラム・コード手段とを
含むグループから選択される、上記（２１）に記載のコ
ンピュータ・プログラム製品。 （２８）前記仲介サービス・プロバイダのサービスが、
前記コンテンツおよびサービス・プロバイダの１つまた
は複数によって、１つまたは複数の他のコンテンツおよ
びサービス・プロバイダに売られる、上記（２１）に記
載のコンピュータ・プログラム製品。 （２９）前記仲介サービス・プロバイダが、前記コンテ
ンツおよびサービス・プロバイダの１つまたは複数によ
って、他のコンテンツおよびサービス・プロバイダにサ
ービスを提供することを止められる、上記（２１）に記
載のコンピュータ・プログラム製品。 （３０）前記通信ネットワークが、イントラネット、エ
クストラネット、およびインターネットを含むグループ
から選択されるネットワークである、上記（２１）に記
載のコンピュータ・プログラム製品。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による仲介ベースのフレームワークを示
すブロック図である。

【図２】仲介サービスの課金の処理を示す流れ図の一部
である。

【図３】仲介サービスの課金の処理を示す流れ図の残り
の部分である。

【図４】仲介サービスに対する権利の販売を示す流れ図
である。

【図５】仲介料金を決定する好ましい方法を示す流れ図
である。

【符号の説明】

１００ ＣＳＰおよび仲介者が、提示および配布と時間
枠（Ｔ１からＴ２まで）の使用について契約するステッ
プ １０２ 契約情報を明細データベースに保管するステッ
プ １０４ ＣＳＰおよび仲介者が、料金／支払い交換の規
則／金額について契約するステップ １０６ 契約情報を、請求の価格／料金と共に料金デー
タベースに保管するステップ １０８ ＣＳＰのコンテンツまたはサービスを、ＣＳＰ
サーバ上でホスティングし、仲介システムと統合するス
テップ １１０ 日付／時刻＝Ｔ１かどうかを判定するステップ １１２ ＣＳＰが最初の金額を仲介者に払うステップ １１４ 仲介者が、ＣＳＰのコンテンツまたはサービス
の提示／配布を使用可能にするステップ １１６ エンド・ユーザが、仲介システムを介してＣＳ
Ｐのコンテンツまたはサービスにアクセスするステップ １１８ 仲介システムが、使用量を使用量ログ・データ
ベースに記録するステップ １２０ 所定の定期的な支払の時かどうかを判定するス
テップ １２２ ＣＳＰが、料金データベースによる額を仲介者
に支払うステップ １２４ 仲介システムがエンド・ユーザに請求するかど
うかを判定するステップ １２６ エンド・ユーザに請求する時かどうかを判定す
るステップ １２８ エンド・ユーザに請求し、支払を集め、一部を
保持し、残りをＣＳＰに与えるステップ １３０ 使用量ベースの定期的な支払の時かどうかを判
定するステップ １３２ ＣＳＰが、ログ・データベースおよび料金デー
タベースによる額を仲介者に支払うステップ １３４ 日付／時刻＝Ｔ２かどうかを判定するステップ １３６ 仲介者が、最終額をＣＳＰに支払い、コンテン
ツまたはサービスの提示または配布を使用不可にするス
テップ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィプル・バンザル インド ニュー・デリー 110018 ヴィカ スプリ シー26

Claims (30)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数のコンテンツおよびサービス・プロバ
   イダの代わりに仲介サービス・プロバイダによって１つ
   または複数の通信ネットワークを介して複数のエンド・
   ユーザに電子コンテンツおよびサービスを提供する方法
   であって、 前記仲介サービス・プロバイダと前記コンテンツおよび
   サービス・プロバイダのそれぞれとの間のリスクおよび
   報酬の折衝された分配から料金を決定するステップを含
   む方法。
2. 【請求項２】前記コンテンツおよびサービスの提示に関
   する明細を保管するステップと、 前記コンテンツおよびサービスの配布に関する明細を保
   管するステップと、 前記提示および配布の明細がその間に有効になる時間枠
   を保管するステップとからなるグループから選択され
   る、前記仲介サービス・プロバイダによるステップの少
   なくとも１つをさらに含む、請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】前記仲介サービス・プロバイダと前記コン
   テンツおよびサービス・プロバイダとの間で交換される
   固定支払額の値および上記支払いの発生のタイミングを
   保管するステップと、 前記複数のエンド・ユーザによる前記コンテンツおよび
   サービスの使用について、前記仲介サービス・プロバイ
   ダによって前記コンテンツおよびサービス・プロバイダ
   に課金するための料金と、上記課金の支払いの発生のタ
   イミングとを保管するステップとからなるグループから
   選択される、前記仲介サービス・プロバイダによるステ
   ップの少なくとも１つを含む、請求項１に記載の方法。
4. 【請求項４】前記コンテンツおよびサービスのそれぞれ
   の、前記複数のエンド・ユーザによる使用量のログを保
   管する前記仲介サービス・プロバイダによるステップを
   さらに含む、請求項１に記載の方法。
5. 【請求項５】前記課金が、固定部分を含む、請求項１に
   記載の方法。
6. 【請求項６】前記固定部分の一部が、前記コンテンツお
   よびサービス・プロバイダのそれぞれによって前記仲介
   サービス・プロバイダに支払可能であり、前記仲介サー
   ビス・プロバイダによって前記コンテンツおよびサービ
   ス・プロバイダのそれぞれに払戻可能である、保証金を
   表す、請求項５に記載の方法。
7. 【請求項７】前記仲介サービス・プロバイダによって前
   記複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダに追加
   サービスを提供するステップをさらに含み、前記追加サ
   ービスが、 前記複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダのコ
   ンテンツおよびサービスをホスティングし、維持するサ
   ービスと、 前記コンテンツおよびサービス・プロバイダのそれぞれ
   のコンテンツおよびサービスを、他のコンテンツおよび
   サービス・プロバイダのコンテンツおよびサービスと統
   合するサービスと、 前記コンテンツおよびサービス・プロバイダの代わりに
   前記複数のエンド・ユーザに請求し、前記複数のエンド
   ・ユーザから支払いを集めるサービスであって、前記請
   求が、前記エンド・ユーザによる前記コンテンツおよび
   サービスの実際の使用量に従って判定される、前記コン
   テンツおよびサービス・プロバイダの代わりに前記複数
   のエンド・ユーザに請求し、前記複数のエンド・ユーザ
   から支払いを集めるサービスとを含むグループから選択
   される、請求項１に記載の方法。
8. 【請求項８】前記コンテンツおよびサービス・プロバイ
   ダの１つまたは複数による、前記仲介サービス・プロバ
   イダのサービスを１つまたは複数の他のコンテンツおよ
   びサービス・プロバイダに売るステップをさらに含む、
   請求項１に記載の方法。
9. 【請求項９】前記コンテンツおよびサービス・プロバイ
   ダの１つまたは複数による、前記仲介サービス・プロバ
   イダが他のコンテンツおよびサービス・プロバイダにサ
   ービスを提供することを止めるステップをさらに含む、
   請求項１に記載の方法。
10. 【請求項１０】前記通信ネットワークが、イントラネッ
    ト、エクストラネット、およびインターネットを含むグ
    ループから選択されるネットワークである、請求項１に
    記載の方法。
11. 【請求項１１】複数のコンテンツおよびサービス・プロ
    バイダの代わりに仲介サービス・プロバイダによって１
    つまたは複数の通信ネットワークを介して複数のエンド
    ・ユーザに電子コンテンツおよびサービスを提供するシ
    ステムであって、 前記電子コンテンツおよびサービスを供給する手段と、 前記仲介サービス・プロバイダと前記コンテンツおよび
    サービス・プロバイダのそれぞれとの間のリスクおよび
    報酬の折衝された分配に応じて料金を決定する手段とを
    含むシステム。
12. 【請求項１２】前記コンテンツおよびサービスの提示に
    関する明細を保管する手段と、 前記コンテンツおよびサービスの配布に関する明細を保
    管する手段と、 前記提示および配布の明細がその間に有効になる時間枠
    を保管する手段とからなるグループから選択される少な
    くとも１つの手段をさらに含む、請求項１１に記載のシ
    ステム。
13. 【請求項１３】前記仲介サービス・プロバイダと前記コ
    ンテンツおよびサービス・プロバイダとの間で交換され
    る固定支払額の値および上記支払いの発生のタイミング
    を保管する手段と、 前記複数のエンド・ユーザによる前記コンテンツおよび
    サービスの使用について、前記仲介サービス・プロバイ
    ダによって前記コンテンツおよびサービス・プロバイダ
    に課金するための料金と、上記課金の支払いの発生のタ
    イミングとを保管する手段とからなるグループから選択
    される少なくとも１つの手段をさらに含む、請求項１１
    に記載のシステム。
14. 【請求項１４】前記コンテンツおよびサービスのそれぞ
    れの、前記複数のエンド・ユーザによる使用量のログを
    保管する手段をさらに含む、請求項１１に記載のシステ
    ム。
15. 【請求項１５】前記課金が、固定部分を含む、請求項１
    １に記載のシステム。
16. 【請求項１６】前記固定部分の一部が、前記コンテンツ
    およびサービス・プロバイダのそれぞれによって前記仲
    介サービス・プロバイダに支払可能であり、前記仲介サ
    ービス・プロバイダによって前記コンテンツおよびサー
    ビス・プロバイダのそれぞれに払戻可能である、保証金
    を表す、請求項１５に記載のシステム。
17. 【請求項１７】前記仲介サービス・プロバイダによって
    前記複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダに追
    加サービスを提供する手段をさらに含み、前記追加サー
    ビスを提供する手段が、 前記複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダのコ
    ンテンツおよびサービスをホスティングし、維持する手
    段と、 前記コンテンツおよびサービス・プロバイダのそれぞれ
    のコンテンツおよびサービスを、他のコンテンツおよび
    サービス・プロバイダのコンテンツおよびサービスと統
    合する手段と、 前記コンテンツおよびサービス・プロバイダの代わりに
    前記複数のエンド・ユーザに請求し、前記複数のエンド
    ・ユーザから支払いを集める手段であって、前記請求
    が、前記エンド・ユーザによる前記コンテンツおよびサ
    ービスの実際の使用量に従って判定される、前記コンテ
    ンツおよびサービス・プロバイダの代わりに前記複数の
    エンド・ユーザに請求し、前記複数のエンド・ユーザか
    ら支払いを集める手段とを含むグループから選択され
    る、請求項１１に記載のシステム。
18. 【請求項１８】前記仲介サービス・プロバイダのサービ
    スが、前記コンテンツおよびサービス・プロバイダの１
    つまたは複数によって、１つまたは複数の他のコンテン
    ツおよびサービス・プロバイダに売られる、請求項１１
    に記載のシステム。
19. 【請求項１９】前記仲介サービス・プロバイダが、前記
    コンテンツおよびサービス・プロバイダの１つまたは複
    数によって、他のコンテンツおよびサービス・プロバイ
    ダにサービスを提供することを止められる、請求項１１
    に記載のシステム。
20. 【請求項２０】前記通信ネットワークが、イントラネッ
    ト、エクストラネット、およびインターネットを含むグ
    ループから選択されるネットワークである、請求項１１
    に記載のシステム。
21. 【請求項２１】複数のコンテンツおよびサービス・プロ
    バイダの代わりに仲介サービス・プロバイダによって１
    つまたは複数の通信ネットワークを介して複数のエンド
    ・ユーザに電子コンテンツおよびサービスを提供するコ
    ンピュータ・プログラムをその中で実施されたコンピュ
    ータ使用可能媒体を有するコンピュータ・プログラム製
    品であって、 前記電子コンテンツおよびサービスを供給するコンピュ
    ータ・プログラム・コード手段と、 前記仲介サービス・プロバイダと前記コンテンツおよび
    サービス・プロバイダのそれぞれとの間のリスクおよび
    報酬の折衝された分配に応じて料金を決定するコンピュ
    ータ・プログラム・コード手段とを含むコンピュータ・
    プログラム製品。
22. 【請求項２２】前記コンテンツおよびサービスの提示に
    関する明細を保管するコンピュータ・プログラム・コー
    ド手段と、 前記コンテンツおよびサービスの配布に関する明細を保
    管するコンピュータ・プログラム・コード手段と、 前記提示および配布の明細がその間に有効になる時間枠
    を保管するコンピュータ・プログラム・コード手段とか
    らなるグループから選択される少なくとも１つのコンピ
    ュータ・プログラム・コード手段をさらに含む、請求項
    ２１に記載のコンピュータ・プログラム製品。
23. 【請求項２３】前記仲介サービス・プロバイダと前記コ
    ンテンツおよびサービス・プロバイダとの間で交換され
    る固定支払額の値および上記支払いの発生のタイミング
    を保管するコンピュータ・プログラム・コード手段と、 前記複数のエンド・ユーザによる前記コンテンツおよび
    サービスの使用について、前記仲介サービス・プロバイ
    ダによって前記コンテンツおよびサービス・プロバイダ
    に課金するための料金と、上記課金の支払いの発生のタ
    イミングとを保管するコンピュータ・プログラム・コー
    ド手段とからなるグループから選択される少なくとも１
    つのコンピュータ・プログラム・コード手段をさらに含
    む、請求項２１に記載のコンピュータ・プログラム製
    品。
24. 【請求項２４】前記コンテンツおよびサービスのそれぞ
    れの、前記複数のエンド・ユーザによる使用量のログを
    保管するコンピュータ・プログラム・コード手段をさら
    に含む、請求項２１に記載のコンピュータ・プログラム
    製品。
25. 【請求項２５】前記課金が、固定部分を含む、請求項２
    １に記載のコンピュータ・プログラム製品。
26. 【請求項２６】前記固定部分の一部が、前記コンテンツ
    およびサービス・プロバイダのそれぞれによって前記仲
    介サービス・プロバイダに支払可能であり、前記仲介サ
    ービス・プロバイダによって前記コンテンツおよびサー
    ビス・プロバイダのそれぞれに払戻可能である、保証金
    を表す、請求項２５に記載のコンピュータ・プログラム
    製品。
27. 【請求項２７】前記仲介サービス・プロバイダによって
    前記複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダに追
    加サービスを提供するコンピュータ・プログラム・コー
    ド手段をさらに含み、前記追加サービスを提供するコン
    ピュータ・プログラム・コード手段が、 前記複数のコンテンツおよびサービス・プロバイダのコ
    ンテンツおよびサービスをホスティングし、維持するコ
    ンピュータ・プログラム・コード手段と、 前記コンテンツおよびサービス・プロバイダのそれぞれ
    のコンテンツおよびサービスを、他のコンテンツおよび
    サービス・プロバイダのコンテンツおよびサービスと統
    合するコンピュータ・プログラム・コード手段と、 前記コンテンツおよびサービス・プロバイダの代わりに
    前記複数のエンド・ユーザに請求し、前記複数のエンド
    ・ユーザから支払いを集めるコンピュータ・プログラム
    ・コード手段であって、前記請求が、前記エンド・ユー
    ザによる前記コンテンツおよびサービスの実際の使用量
    に従って判定される、前記コンテンツおよびサービス・
    プロバイダの代わりに前記複数のエンド・ユーザに請求
    し、前記複数のエンド・ユーザから支払いを集めるコン
    ピュータ・プログラム・コード手段とを含むグループか
    ら選択される、請求項２１に記載のコンピュータ・プロ
    グラム製品。
28. 【請求項２８】前記仲介サービス・プロバイダのサービ
    スが、前記コンテンツおよびサービス・プロバイダの１
    つまたは複数によって、１つまたは複数の他のコンテン
    ツおよびサービス・プロバイダに売られる、請求項２１
    に記載のコンピュータ・プログラム製品。
29. 【請求項２９】前記仲介サービス・プロバイダが、前記
    コンテンツおよびサービス・プロバイダの１つまたは複
    数によって、他のコンテンツおよびサービス・プロバイ
    ダにサービスを提供することを止められる、請求項２１
    に記載のコンピュータ・プログラム製品。
30. 【請求項３０】前記通信ネットワークが、イントラネッ
    ト、エクストラネット、およびインターネットを含むグ
    ループから選択されるネットワークである、請求項２１
    に記載のコンピュータ・プログラム製品。