JP2002041800A - 車両保険システム - Google Patents

車両保険システム

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JP2002041800A
JP2002041800A JP2000224158A JP2000224158A JP2002041800A JP 2002041800 A JP2002041800 A JP 2002041800A JP 2000224158 A JP2000224158 A JP 2000224158A JP 2000224158 A JP2000224158 A JP 2000224158A JP 2002041800 A JP2002041800 A JP 2002041800A
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Japan
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insurance
vehicle
insured
insured person
vehicles
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English (en)
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Shunichi Ozawa
俊一 小澤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被保険者が複数台の車両を保有する場合でも
保険料が高くならず、被保険者に有利な保険を適用する
こと。 【解決手段】 被保険者20が保有する複数台の車両7
a〜7cを保険契約の対象とする場合に、被保険者20
及び各車両毎に設定された保険条件を記憶する保険条件
記憶手段6と、被保険者20に使用されている車両を認
定する車両認定手段4と、設定された車両に設定された
保険条件のみを有効にする保険条件切替手段4とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、契約された保険条
件に基づき車両保険を適用するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一人のユーザが複数台の車両を保
有する場合は、自動車任意保険の契約を各車両毎に個別
に行う必要があった。また、複数のユーザが一台又は複
数の車両を共用する場合は、全てのユーザに対して保険
が適用されるように保険条件が設定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一人のユーザが複数台
の車両を保有する場合、自動車任意保険の契約を各車両
毎に個別に行うので、保険料が嵩んでしまうと共に、保
険証券の管理や、契約更新手続などが煩雑となっている
一方、保険会社側も業務対応も煩雑化しており、被保険
者及び保険会社双方の負担が大きかった。また、複数の
ユーザが一台又は複数の車両を共有する場合も、全ての
ユーザに対して保険が適用されるように保険条件が設定
されていたので、保険料が嵩み、ユーザにとって有利な
契約をすることは困難であった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、被保険者が複数台の車両を保有する場合
でも保険料が高くならず、被保険者に有利な保険を適用
することができる車両保険システムを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車両保険
システムの発明は、被保険者が保有する複数台の車両を
保険契約の対象とする場合に、被保険者及び各車両毎に
設定された保険条件を記憶する保険条件記憶手段と、被
保険者に使用されている車両を認定する車両認定手段
と、設定された車両に設定された保険条件のみを有効に
する保険条件切替手段とを備える構成を採る。
【0006】このように、被保険者が保有する複数台の
車両を保険契約の対象とし、各車両毎に保険条件を設定
し、被保険者が使用する車両に応じて有効となる保険条
件を切り替えるので、従来のように、保有する複数台の
車両それぞれに任意保険の契約を行って保険料が嵩んで
しまうことがなくなる。また、被保険者が車両を使用す
る場合に、被保険者に使用されているその車両を認定
し、被保険者及び認定された車両に設定されている保険
条件を有効にするので、被保険者一人に対して一台の車
両のみが保険の適用を受けることとなる。このため、保
険証の管理や、更新手続きなどを複数台の車両に対して
一括して行うことができると共に、保険業務を簡素化す
ることが可能となる。保険条件切替手段は、被保険者が
どの車両も使用していない場合は、全ての車両に対して
保険条件を有効としない動作、又は認定された車両に対
する保険条件は他の車両が認定されるまで保険条件を維
持する動作のいずれも行うことが可能である。
【0007】請求項2記載の車両保険システムの発明
は、複数の被保険者が使用する少なくとも一台の車両を
保険契約の対象とする場合に、各被保険者及び少なくと
も一台の車両に設定された保険条件を記憶する保険条件
記憶手段と、車両を使用している被保険者を特定する被
保険者特定手段と、被保険者に使用されている車両を認
定する車両認定手段と、特定された被保険者及び認定さ
れた車両に設定された保険条件のみを有効にする保険条
件切替手段とを備える構成を採る。
【0008】このように、複数の被保険者と、少なくと
も一台の車両とを保険契約の対象とし、各被保険者及び
車両毎に保険条件を設定し、被保険者及び使用される車
両に応じて有効となる保険条件を切り替えるので、従来
のように、各被保険者毎、及び保有する車両それぞれに
任意保険の契約を行って保険料が嵩んでしまうことがな
くなる。また、被保険者が車両を使用する場合に、車両
を使用する被保険者を特定し、被保険者に使用されてい
るその車両を認定し、特定された被保険者及び認定され
た車両に設定されている保険条件を有効にするので、被
保険者及び車両に応じた最適の保険を適用することが可
能となる。さらに、複数の被保険者及び車両について一
括して保険対象とするため、保険証の管理や、更新手続
きなどを複数台の車両に対して一括して行うことができ
ると共に、保険業務を簡素化することが可能となる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の車両保険システムにおいて、通信ネットワー
クを介してデータを送受信する通信手段を有する構成を
採る。
【0010】この構成により、通信手段によって通信ネ
ットワーク上でデータの送受信ができるため、通信ネッ
トワークを介して被保険者に使用されている車両を認定
することができる。通信手段を端末装置として用いる場
合は、契約対象となっている各車両に搭載される車載
機、各被保険者が有する携帯電話、又は車両に着脱可能
な携帯型端末装置のいずれの形態を採ることも可能であ
る。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の車
両保険システムにおいて、通信手段を用いて使用される
車両及び使用者のデータが送信される構成を採る。
【0012】この構成により、被保険者及び認定された
車両に設定されている保険条件が有効となった旨のデー
タを出力し、これを被保険者側へ送信することが可能と
なる。その結果、適用される保険をリアルタイムに切り
替えることが可能となる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の車
両保険システムにおいて、使用される車両及び使用者が
保険条件を満たさない場合に通信手段を用いて警告デー
タを送信する警告発信手段を有する構成を採る。
【0014】このように、使用される車両及び使用者が
保険条件を満たさない場合に通信手段を用いて警告デー
タを送信するので、被保険者以外の人が運転する場合、
認定車両の使用中に他の保有車両が使用される場合、又
は被保険者の使用する車両が保険に入っていない場合
に、その車両には保険が適用されないことを警告するこ
とができる。なお、警告データは、画面表示や音声で出
力することが可能である。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項3から請求
項5のいずれかに記載の車両保険システムにおいて、通
信手段を用いて保険契約の変更条件データを受信し、保
険条件記憶手段のデータを変更する契約変更手段を有す
る構成を採る。
【0016】このように、通信手段を用いて保険契約の
変更条件データを受信し、保険条件記憶手段のデータを
変更するので、少なくとも一台の車両に対する被保険者
を追加する場合、又は被保険者の保有車両を追加する場
合に、通信ネットワークを介して加入手続きを行うこと
が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明者は、一人のユーザが複数
台の車両を保有する場合、車両任意保険の契約を各車両
毎に個別に行うので、保険料が嵩んでしまう点に着目
し、被保険者が保有する複数台の車両を保険契約の対象
とし、各車両毎に保険条件を設定し、被保険者が使用す
る車両に応じて有効となる保険条件を切り替えることに
よって、被保険者に有利な保険システムを実現できるこ
とを見出し、本発明をするに至った。
【0018】すなわち、本発明は、被保険者が保有する
複数台の車両を保険契約の対象とする場合に、被保険者
及び各車両毎に設定された保険条件を記憶する保険条件
記憶手段と、被保険者に使用されている車両を認定する
車両認定手段と、設定された車両に設定された保険条件
のみを有効にする保険条件切替手段とを備えることを特
徴とする。
【0019】これにより、本発明者は、被保険者が複数
の車両を保有する場合であっても、保険料が増加せず、
保険証の管理や、更新手続きなどを複数台の車両に対し
て一括して行うことを可能とした。以下、本発明の実施
の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の
実施の形態では、自動車を例にとって本発明に係る車両
保険システムを説明するが、本発明は、自動車保険に限
定されるわけではない。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る車両保険システムの概略構成を示す図であ
る。管理センターには、サーバ装置1が設けられてお
り、サーバ装置1は、通信ネットワーク2を介してデー
タを送受信する通信インタフェース3と、全体の制御を
行うCPU4と、CPU4が処理のために用いるメモリ
5と、保険加入者や保険対象となる車両の情報などを格
納するデータベース6とを備えている。
【0021】一方、被保険者は、複数台(この場合3
台)の車両7a〜4cを保有しており、これらの車両7
a〜4cが保険契約の対象となっている。車両7aは、
アンテナ8を介して基地局装置9と無線通信を行う通信
インタフェース10と、全体の制御を行うCPU11
と、CPU11が処理に用いるメモリ12と、データを
入力する入力手段13とを備えている。また、CPU1
1には、データを画面表示する表示手段14が接続され
ている。また、車両7b、7cも同様の構成を採る。
【0022】図2は、実施の形態1に係る車両保険シス
テムの適用モデルを示す図である。実施の形態1に係る
車両保険システムは、一人の被保険者20とその保険加
入者が保有する3台の車両7a〜7cとを対象としてい
る。すなわち、この車両保険システムは、被保険者20
が保有する3台の車両7a〜7cを保険契約の対象と
し、3台の車両7a〜7c毎に保険条件を設定する。設
定される保険条件は、例えば、エアバッグやABS等の
安全装備の有無、車両(一般車両、車対車)などがあ
る。被保険者20がいずれか一台の車両を使用する際、
その車両に応じて有効となる保険条件を切り替える。こ
の保険条件の切り替えについて図3を参照して説明す
る。
【0023】図3は、実施の形態1に係る車両保険シス
テムの動作を示すフローチャートである。被保険者20
が、例えば車両7aを運転する場合、車両7aに乗車
し、イグニッションをONとすると(ステップS1)、
車載通信機器からインターネットなどのアクセスがなさ
れる(ステップS2)。すなわち、イグニッションをO
Nとすることで、自動的に通信インタフェース10によ
ってインターネットなどの通信ネットワーク2へ接続さ
れ、サーバ装置1との通信が確立する。
【0024】次に、被保険者20が手動で保険契約番
号、ID番号、車両コードなどの情報を入力手段13か
ら入力する。入力された情報は、CPU11の制御によ
って通信インタフェース10がサーバ装置1に送信す
る。なお、保険契約番号、ID番号、車両コードなどの
情報をメモリ12に格納し、イグニッションをONとす
ると同時にCPU11によって自動的にサーバ装置1に
送信される構成を採ることも可能である。
【0025】次に、サーバ装置1では、受信したデータ
によって、保険が適用されるかどうかが判断される(ス
テップS4)。実施の形態1では、被保険者20が最後
に使用した車両に対して保険条件が有効である状態を維
持する構成を採ることとする。このため、被保険者20
がこれから使用する車両7aに対する保険条件が有効で
あるかどうかがサーバ装置1で判断される。ステップ4
において、車両7aに対する保険条件が有効である場合
は、車両7aに対する保険条件が有効である状態が維持
され、車両7aの使用中に、通信インタフェース10か
ら定期的に車両7aが使用中である旨が送信される(ス
テップS5)。被保険者20による運転が終了すると
(ステップS6)、運転終了情報が送信され(ステップ
S7)、終了となる。
【0026】このように、被保険者20が保有する各車
両7a〜7Cが通信ネットワーク2を介してデータを送
受信することができるため、被保険者20が使用する車
両7aの保険条件が有効であるかどうかについて、デー
タを受信することにより確認することができる。また、
運行が開始される際、通信インタフェース10が運行を
開始した旨のデータを送信するので、被保険者20が所
有するどの車両が使用中であるかどうかを認識すること
ができる。また、運行が終了した際、通信インタフェー
ス10が運行を終了した旨のデータを送信するので、被
保険者20が車両7aの使用を終了した旨を認識するこ
とができる。
【0027】一方、ステップS4において、保険条件が
有効でないと判断された場合は、被保険者20が保有す
る他の車両が使用中であるかどうかが判断される(ステ
ップS8)。保険契約上、保険の適用を受ける車両は、
一台のみであるため、2台以上の車両が使用される場合
には一台目以外の車両に対しては保険が適用されない。
このため、ステップS8における判断を行う。この判断
の結果、他の車両が使用中である場合は、契約違反であ
る旨の警告を行う。警告は、各車両に設けられている表
示手段14に表示される。さらに、そのまま車両を使用
する場合には、契約内容で取り決めた処置が実施される
(ステップS9)。この場合、例えば、その車両が事故
に遭遇しても、保険金は給付されないなどの措置を取る
ことができる。
【0028】このように、サーバ装置1に保険の適用を
受ける車両として認定されていない車両が、認定された
車両と同時に使用されている場合は、認定されていない
車両に設定されている保険条件が無効である旨のデータ
を出力し、このデータが表示手段14に表示される。こ
のため、被保険者以外の人が運転する場合、認定車両の
使用中に他の保有車両が使用される場合、又は被保険者
の使用する車両が保険に入っていない場合に、その車両
には保険が適用されないことを警告することができる。
警告データは、画面表示や音声で出力することが可能で
ある。
【0029】一方、ステップS8において、他の車両が
使用中でない場合は、他の車両に対する保険条件が有効
である状態が維持されているため、被保険者20は、こ
れから運転しようとする車両に対する保険条件が有効と
なるような切り替え手続きを行う(ステップS10)。
すなわち、被保険者20が、入力手段13から保険条件
の切り替えを指示する旨のデータを入力し、通信インタ
フェース10がそのデータを送信する。サーバ装置1
は、通信ネットワーク2を介して保険条件の切り替え指
示のデータを受信すると、CPU4は、データベース6
に格納されている保険条件データからこれから使用され
る車両の保険条件を抽出し、その車両に対する保険条件
を有効化し、有効化した保険条件に関するデータを通信
インタフェース3を介して送信する。この保険条件に関
するデータは、通信インタフェース10に受信され、C
PU11を介して表示手段14に表示される。
【0030】このように、通信ネットワーク2上でデー
タの送受信ができるため、通信ネットワーク2を介して
被保険者20に使用されている車両を認定することがで
きると共に、被保険者20及び認定された車両7aに設
定されている保険条件が有効となった旨のデータを出力
し、これを被保険者側へ送信することが可能となる。そ
の結果、適用される保険をリアルタイムに切り替えるこ
とが可能となる。
【0031】車両7aにおけるCPU11は、定期的に
使用中である旨の情報を送信する(ステップS11)。
被保険者20による運転が終了すると(ステップS1
2)、運転が終了した旨の情報を送信し(ステップS1
3)、終了となる。
【0032】以上のように、実施の形態1に係る車両保
険システムによれば、被保険者20が保有する複数台の
車両7a〜7cを保険契約の対象とし、各車両毎に保険
条件を設定し、被保険者20が使用する車両に応じて有
効となる保険条件を切り替えるので、従来のように、保
有する複数台の車両それぞれに任意保険の契約を行って
保険料が嵩んでしまうことがなくなる。また、被保険者
20が車両を使用する場合に、被保険者20に使用され
ているその車両7aを認定し、被保険者20及び認定さ
れた車両7aに設定されている保険条件を有効にするの
で、被保険者一人に対して一台の車両のみが保険の適用
を受けることとなる。このため、保険証の管理や、更新
手続きなどを複数台の車両に対して一括して行うことが
できると共に、保険業務を簡素化することが可能とな
る。なお、サーバ装置1は、被保険者がどの車両も使用
していない場合は、全ての車両に対して保険条件を有効
としない動作、又は認定された車両に対する保険条件は
他の車両が認定されるまで保険条件を維持する動作のい
ずれも行うことが可能である。
【0033】(実施の形態2)図4は、実施の形態2に
係る車両保険システムの適用モデルを示す図である。実
施の形態2に係る車両保険システムは、複数(この場
合、2人とする)の被保険者20、40と、被保険者2
0、40が共有する3台の車両7a〜7cとを対象とし
ている。すなわち、この車両保険システムは、被保険者
20、40毎に保険条件を設定し、かつ、3台の車両7
a〜7c毎に保険条件を設定する。設定される条件は、
例えば、エアバッグやABS等の安全装備の有無、運転
者(年令問わず)、運転者(21才未満不担保)、運転
者(26才未満不担保)、運転者(30才未満不担
保)、運転者(ファミリーバイク特約)、運転者(家族
限定)、車両(一般車両)、車両(車対車)などがあ
る。被保険者20、40のいずれかが、車両7a〜7c
いずれか一台の車両を使用する際、その被保険者及びそ
の車両に応じて有効となる保険条件を切り替える。ま
た、どの被保険者が車両を使用するかを認識するため
に、入力手段13には、被保険者特定手段として、免許
証リーダ、指紋リーダ、角膜リーダなどの被保険者の特
徴を入力する手段が設けられている。なお、この入力手
段13は、暗証番号等を入力する手段であっても良い。
【0034】実施の形態2においても、通信ネットワー
ク上でデータの送受信ができるため、通信ネットワーク
2を介して被保険者を特定すると共に被保険者に使用さ
れている車両を認定することができ、被保険者及び認定
された車両に設定されている保険条件が有効となった旨
のデータを出力し、これを被保険者側へ送信することが
できる。その結果、適用される保険をリアルタイムに切
り替えることが可能となる。
【0035】次に、実施の形態2に係る車両保険システ
ムにおける保険条件の切り替えについて図5を参照して
説明する。図5は、実施の形態2に係る車両保険システ
ムの動作を示すフローチャートである。まず、被保険者
40が車両7aに乗車し、免許証を免許証リーダに読み
取らせる(ステップST1)。次に、例えば、指紋リー
ダによって被保険者40の指紋を読み取らせる(ステッ
プST2)。免許証及び指紋に関する情報は、通信イン
タフェース10によってサーバ装置1に対して送信され
る。サーバ装置1では、登録されている免許証の所有者
と指紋リーダによって読み取った者とが同一人物である
かどうかを判定する(ステップST3)。この場合、最
初の保険契約の際、免許証に関する情報と、その被保険
者の身体的特徴がデータベース6に登録されていること
が前提となる。
【0036】ステップST3において、免許証の所有者
と運転者とが同一でない場合は、契約違反である旨のデ
ータを出力し、そのデータを表示手段14に表示するこ
とによって警告する(ステップST4)。さらに、その
まま車両を使用する場合には、契約内容で取り決めた処
置が実施される(ステップST4)。この場合、例え
ば、その車両が事故に遭遇しても、保険金は給付されな
いなどの措置を取ることができる。
【0037】ステップST3において、免許証の所有者
と運転者とが同一である場合は、車載通信機器からイン
ターネットにアクセスがされる(ステップST5)。次
に、被保険者40が手動で保険契約番号、ID番号、車
両コードなどの情報を入力手段13から入力する(ステ
ップST6)。入力された情報は、CPU11の制御に
よって通信インタフェース10がサーバ装置1に送信す
る。サーバ装置1は、被保険者40と、車両7aに設定
されている保険条件を有効とする(ステップST7)。
被保険者40による運転が終了すると(ステップST
8)、運転が終了した旨のデータを送信して(ステップ
ST9)、終了となる。
【0038】このように、被保険者20、40が保有す
る各車両7a〜7cが通信ネットワーク2を介してデー
タを送受信することができるため、被保険者20、40
が使用する7a車両の保険条件が有効であるかどうかに
ついて、データを受信することにより確認することがで
きる。また、車両7aを使用する被保険者40の身体的
特徴である指紋が送信され、サーバ装置1が受信したデ
ータによって被保険者を特定するので、リアルタイムに
被保険者を特定することができる。また、運行が開始さ
れる際、通信インタフェース10に対して運行を開始し
た旨のデータを出力するので、被保険者20、40が所
有するどの車両が使用中であるかどうかを認識すること
ができる。また、運行が終了した際、通信インタフェー
ス10に対して運行が終了した旨のデータを出力するの
で、被保険者が車両の使用を終了した旨を認識すること
ができる。
【0039】以上のように、実施の形態2に係る車両保
険システムは、複数の被保険者20、40と、車両7a
〜7cとを保険契約の対象とし、各被保険者及び車両毎
に保険条件を設定し、被保険者及び使用される車両に応
じて有効となる保険条件を切り替えるので、従来のよう
に、各被保険者毎、及び保有する車両それぞれに自動車
任意保険の契約を行って保険料が嵩んでしまうことがな
くなる。また、被保険者40が車両7aを使用する場合
に、車両7aを使用する被保険者40を特定し、被保険
者40に使用されているその車両7aを認定し、特定さ
れた被保険者40及び認定された車両7aに設定されて
いる保険条件を有効にするので、被保険者40及び車両
7aに応じた最適の保険を適用することが可能となる。
さらに、複数の被保険者及び車両について一括して保険
対象とするため、保険証の管理や、更新手続きなどを複
数台の車両に対して一括して行うことができると共に、
保険業務を簡素化することが可能となる。
【0040】(実施の形態3)実施の形態3では、各車
両7a〜7cは、着脱可能に構成された携帯端末装置3
0を備え、携帯端末装置30が、データの送受信を行
う。すなわち、通信インタフェース10と、CPU11
と、メモリ12と、表示手段14とが、例えば携帯電話
などの携帯端末装置30に設けられている。
【0041】これにより、各車両には指紋リーダなどの
特徴入力手段のみを設けておき、各車両に着脱可能な携
帯端末装置30、例えば、携帯電話などによって通信す
ることができるため、被保険者の利便性が向上する。
【0042】(実施の形態4)実施の形態4では、サー
バ装置1は、CPU4において、各被保険者毎に保険条
件を設定し、通信インタフェース3が、現在使用されて
いる車両から保険契約に追加される被保険者に関する情
報を受信した場合、CPU4は、受信した情報に基づい
て追加される被保険者に対して保険条件を設定し、設定
した保険条件を通信インタフェース3に出力する。すな
わち、図4において、保険契約に加入していない未加入
者41が、車両7a〜7cのいずれか一台を使用する場
合は保険が適用されない。このため、未加入者41が、
車両7a〜7cのいずれか一台からサーバ装置1へ保険
契約に関する情報、例えば、氏名、年齢、住所、免許証
情報などを送信すると、サーバ装置1は、その情報を登
録し、その未加入者41に対応した保険条件を設定し、
設定した保険条件を送信する。未加入者41は、送信さ
れてきた保険条件によって、その車両に対する保険の適
用を受けることが可能となる。
【0043】このように、保険に加入していない者41
が保険対象となっている車両7a〜7cを使用する場
合、又は被保険者の保有車両を追加する場合に、その車
両7a〜7cのいずれかから加入手続きを行い、サーバ
装置1がその加入者に対応する保険条件を設定し、設定
した保険条件がその車両に送信される。これにより、通
信ネットワーク2を介して加入手続きを行うことが可能
となる。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る車
両保険システムは、被保険者が保有する複数台の車両を
保険契約の対象とする場合に、被保険者及び各車両毎に
設定された保険条件を記憶する保険条件記憶手段と、被
保険者に使用されている車両を認定する車両認定手段
と、設定された車両に設定された保険条件のみを有効に
する保険条件切替手段とを備える構成を採る。
【0045】このように、被保険者が保有する複数台の
車両を保険契約の対象とし、各車両毎に保険条件を設定
し、被保険者が使用する車両に応じて有効となる保険条
件を切り替えるので、従来のように、保有する複数台の
車両それぞれに任意保険の契約を行って保険料が嵩んで
しまうことがなくなる。また、被保険者が車両を使用す
る場合に、被保険者に使用されているその車両を認定
し、被保険者及び認定された車両に設定されている保険
条件を有効にするので、被保険者一人に対して一台の車
両のみが保険の適用を受けることとなる。このため、保
険証の管理や、更新手続きなどを複数台の車両に対して
一括して行うことができると共に、保険業務を簡素化す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る車両保険システム
の概略構成を示す図である。
【図2】実施の形態1に係る車両保険システムの適用モ
デルを示す図である。
【図3】実施の形態1に係る車両保険システムの動作を
示すフローチャートである。
【図4】実施の形態2に係る車両保険システムの適用モ
デルを示す図である。
【図5】実施の形態2に係る車両保険システムの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…サーバ装置、2…通信ネットワーク、3…通信イン
タフェース、4…CPU、5…メモリ、6…データベー
ス、7a〜7c…車両、8…アンテナ、9…基地局装
置、10…通信インタフェース、12…メモリ、13…
入力手段、14…表示手段、20…被保険者、30…携
帯端末装置、40…被保険者、41…未加入者。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被保険者が保有する複数台の車両を保険
    契約の対象とする場合に、 前記被保険者及び前記各車両毎に設定された保険条件を
    記憶する保険条件記憶手段と、 前記被保険者に使用されている車両を認定する車両認定
    手段と、 前記設定された車両に設定された保険条件のみを有効に
    する保険条件切替手段とを備えることを特徴とする車両
    保険システム。
  2. 【請求項2】 複数の被保険者が使用する少なくとも一
    台の車両を保険契約の対象とする場合に、 前記各被保険者及び前記少なくとも一台の車両に設定さ
    れた保険条件を記憶する保険条件記憶手段と、 前記車両を使用している前記被保険者を特定する被保険
    者特定手段と、 前記被保険者に使用されている車両を認定する車両認定
    手段と、 前記特定された被保険者及び前記認定された車両に設定
    された保険条件のみを有効にする保険条件切替手段とを
    備えることを特徴とする車両保険システム。
  3. 【請求項3】 通信ネットワークを介してデータを送受
    信する通信手段を有することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の車両保険システム。
  4. 【請求項4】 前記通信手段を用いて使用される車両及
    び使用者のデータが送信されることを特徴とする請求項
    3記載の車両保険システム。
  5. 【請求項5】 前記使用される車両及び使用者が保険条
    件を満たさない場合に前記通信手段を用いて警告データ
    を送信する警告発信手段を有することを特徴とする請求
    項4記載の車両保険システム。
  6. 【請求項6】 前記通信手段を用いて前記保険契約の変
    更条件データを受信し、前記保険条件記憶手段のデータ
    を変更する契約変更手段を有することを特徴とする請求
    項3から請求項5のいずれかに記載の車両保険システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007316992A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Fujitsu Ltd 運転可能判断システム
WO2021132149A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 株式会社スマートドライブ 情報処理方法、情報処理装置、及び、プログラム

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