JP2002041446A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2002041446A
JP2002041446A JP2000223263A JP2000223263A JP2002041446A JP 2002041446 A JP2002041446 A JP 2002041446A JP 2000223263 A JP2000223263 A JP 2000223263A JP 2000223263 A JP2000223263 A JP 2000223263A JP 2002041446 A JP2002041446 A JP 2002041446A
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Shunichi Kaizu
俊一 海津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ供給装置に対する待機要求の発生頻度
を抑制する。 【解決手段】 データ供給装置10が、データd_in
をデータ処理回路12−1,12−2,12−4に供給
する。データバッファ14−1〜4は、それぞれデータ
処理回路12−1〜4の出力をバッファリングする。各
データバッファ14−1〜4は、DMA要求信号dma
_req0〜3及びバッファフル信号buf_full
0〜3をデータ出力回路16に出力し、データ出力回路
116は、バッファフル信号buf_full0〜3を
考慮した上でデータ出力要求信号dma_req0〜3
を調停し、そのうちの1チャネルに対してのみデータ出
力を許可する。データ出力を許可する承認信号dma_
ack0〜3を受けたデータバッファ14−1〜4は、
保持するデータをデータ出力回路16に出力する。ウエ
イト制御回路20は、データバッファ14−1〜4から
のバッファフル信号buf_full0〜3に従いデー
タ供給装置10に待機信号waitを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来例の概略構成ブロック図を示
す。データ供給装置110が、データd_inを供給す
る。4系統(チャネル)のデータ処理回路112−1〜
4があり、入力データd_inは、データ処理回路11
2−1,112−2,112−4に印加される。データ
処理回路112−2の出力がデータ処理回路112−3
に印加される。データバッファ114−1〜4は、それ
ぞれデータ処理回路112−1〜4の出力をバッファリ
ングする。各データバッファ114−1〜4は、DMA
要求信号dma_req0〜3をデータ出力回路116
に出力し、データ出力回路116は、データ出力要求信
号dma_req0〜3を調停し、そのうちの1チャネ
ルに対してのみデータ出力を許可する。データ出力を許
可する承認信号dma_ack0〜3を受けたデータバ
ッファ114−1〜4は、保持するデータをデータ出力
回路116に出力する。
【0003】データ出力回路116は、CPU及び主記
憶などが接続するバス118にも接続し、バス118の
利用を管理する仲裁回路(図示せず。)との間でバス1
18の利用に関するバス要求信号bus_req及びバ
ス承認信号bus_ackをやり取りし、バス118の
利用権を得た場合に、データをバス118に出力する。
データ出力回路116はまた、CPUなどとの間でその
他の制御信号をやり取りする。データバッファ114−
1〜4に対する調停及びデータ出力許可は、バス118
の利用許可と同期して行われる。
【0004】データバッファ114−1〜4はまた、バ
ッファフル状態又はそれに近い状態にあることを示すバ
ッファフル信号buf_full0〜3をウエイト制御
回路120に出力する。ウエイト制御回路120は、こ
のバッファフル信号に応じてデータ供給装置110に待
機信号waitを出力し、データ出力の一時停止を要請
する。
【0005】図10は、データ出力回路116内の調停
装置のタイミングチャートを示す。この調停装置は、デ
ータバッファ114−1〜4からデータ出力要求信号d
ma_req0〜3が出力されるタイミングと、各チャ
ネルの重み付けに基づいて決定される1つのデータバッ
ファ114−1〜4に出力を許可する。図9では、出力
要求信号dma_reqをアサートするタイミングの早
い順にデータ出力を許可する。複数の出力要求信号が同
時にアサートされた場合には、dma_req0>dm
a_req1>dma_req2>dma_req3と
いう優先順位でデータ出力を許可する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、データバ
ッファ114−1〜4の状態がデータ出力回路116で
行われる調停動作に反映されないので、外部データ供給
装置110に対するウエイトの発生頻度を抑制きなかっ
た。この結果、外部の諸装置も含めたトータルな処理効
率が低下する場合があった。
【0007】本発明は、データ供給装置に対する待機要
求の発生頻度を抑制して、従来よりも処理効率が向上す
るデータ処理装置を提示することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ処理
装置は、複数のデータバッファと、当該複数のデータバ
ッファからの出力要求を当該複数のデータバッファの保
持データ量を考慮した調停条件下で調停し、その調停の
下で選択されるデータバッファからのデータ出力を許可
する調停手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0010】図1は本発明の第1実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。データ供給装置10が、データd_in
を供給する。4系統(チャネル)のデータ処理回路12
−1〜4があり、入力データd_inは、データ処理回
路12−1,12−2,12−4に印加される。データ
処理回路12−2の出力がデータ処理回路12−3に印
加される。データバッファ14−1〜4は、それぞれデ
ータ処理回路12−1〜4の出力をバッファリングす
る。各データバッファ14−1〜4は、DMA要求信号
dma_req0〜3及びバッファフル状態又はそれに
近い状態にあることを示すバッファフル信号buf_f
ull0〜3をデータ出力回路16に出力し、データ出
力回路116は、バッファフル信号buf_full0
〜3を考慮した上でデータ出力要求信号dma_req
0〜3を調停し、そのうちの1チャネルに対してのみデ
ータ出力を許可する。データ出力を許可する承認信号d
ma_ack0〜3を受けたデータバッファ14−1〜
4は、保持するデータをデータ出力回路16に出力す
る。
【0011】データ出力回路16は、CPU及び主記憶
などが接続するバス18にも接続し、バス18の利用を
管理する仲裁回路(図示せず。)との間でバス18の利
用に関するバス要求信号bus_req及びバス承認信
号bus_ackをやり取りし、バス18の利用権を得
た場合に、データをバス18に出力する。データ出力回
路16はまた、CPUなどとの間でその他の制御信号を
やり取りする。データバッファ14−1〜4に対する調
停及びデータ出力許可は、バス18の利用許可と同期し
て行われる。
【0012】データバッファ14−1〜4はまた、それ
ぞれバッファフル信号buf_full0〜3をウエイ
ト制御回路20に出力する。ウエイト制御回路20は、
このバッファフル信号に応じてデータ供給装置10に待
機信号waitを出力し、データ出力の一時停止を要請
する。
【0013】本実施例が図9に示す従来例と大きく異な
るのは、データ出力回路16が、データバッファ14−
1〜4が出力するバッファフル信号buf_full0
〜3を考慮した上で、データ出力要求信号dma_re
q0〜3を調停することである。
【0014】本実施例では、データ供給装置10は、あ
る決まった単位(例えば、4096ワード)でデータを
供給する。このデータ供給単位をラインと呼ぶ。また、
データ供給装置10が1ライン分のデータ供給を開始し
てから終了するまでの期間を1ライン期間と呼ぶ。デー
タ処理回路12−1とデータバッファ14−1の系をチ
ャネル#0と呼ぶ。同様に、データ処理回路12−2と
データバッファ14−2の系をチャネル#1、データ処
理回路12−3とデータバッファ14−3の系をチャネ
ル#2、データ処理回路12−4とデータバッファ14
−4の系をチャネル#3と呼ぶ。
【0015】ウエイト制御回路20からデータ供給装置
10へのウエイト制御は、ライン単位で行なわれる。即
ち、データ供給装置10があるラインを出力し終わり、
次のラインを出力しようとする直前に、ウエイト制御回
路20の出力するwait信号を参照し、次ラインを出
力するか待機するかを決定する。
【0016】本実施例では、チャネル#0〜#3のデー
タ生成量(生成頻度)は、チャネル#0>チャネル#1
>チャネル#2>チャネル#3であると仮定する。チャ
ネル#0は、各ライン毎にデータを生成するが、チャネ
ル#2とチャネル#3は各々、複数ライン分(例えば、
各々10ラインと20ライン)のデータを基に、これを
一つの処理単位としてデータ処理を行う。この一つの処
理単位でチャネル#2とチャネル#3が生成するデータ
量は共に、チャネル#0が1ライン期間に生成するデー
タ量よりも少ない状況を想定する。具体的には、チャネ
ル#2とチャネル#3のデータ生成量は各々、チャネル
#0のデータ生成量の1/10乃至1/20以下であ
る。
【0017】このような状況では、データバッファ14
−1〜4の構成如何によっては、チャネル#2とチャネ
ル#3のデータ出力を前述の複数ラインの期間、保留し
ても、ウエイトの要因にならない。そこで、通常は、各
ライン毎に多くのデータを生成し、ウエイトの要因にな
りやすいチャネル#0をチャネル#2及びチャネル#3
よりも優先させ、チャネル#0が出力要求を出していな
い時にのみ、チャネル#2とチャネル#3のデータ出力
を許可するようにする。これにより、チャネル#0に起
因するウエイト発生頻度を低減しながら、チャネル#2
とチャネル#3のデータ出力も行うことができる。
【0018】一方、チャネル#2またはチャネル#3で
ウエイトが発生しそうになった場合、そのチャネルのデ
ータ出力を優先し、チャネル#2とチャネル#3に起因
するウエイトが発生しないようにする。
【0019】このような出力制御を行うことにより、外
部装置も含めた全体のスループットを従来よりも向上さ
せることが可能となる。
【0020】なお、チャネル#1も、複数ライン分のデ
ータを基にこれを一つの処理単位としてデータ処理を行
うが、データ生成量はチャネル#0よりやや少ない程度
であるので、チャネル#0に準じた扱いとする。
【0021】以上をまとめると、本実施例では、データ
出力回路16は、通常は、データ生成量に基づき、チャ
ネル#0>チャネル#1>チャネル#2>チャネル#3
という優先順位で、外部へのデータ出力を許可する。但
し、データバッファ14−1〜4の何れかでバッファフ
ル状態になると、バッファフル状態となったチャネルを
最優先に出力を許可する。全チャネルがバッファフル状
態になった場合、データ出力回路16は、データ処理単
位に基づきチャネル#3>チャネル#2>チャネル#1
>チャネル#0という優先順位で出力を許可する。
【0022】次に、本実施例の各部の動作を詳細に説明
する。データバッファ14−1とデータバッファ14−
2は、通常のFIFO(First In First
Out)メモリからなる。
【0023】データバッファ14−3,14−4は、図
2に示す構成からなる。即ち、内部に2つのデータメモ
リ30,32を具備し、データメモリ制御回路34がデ
ータメモリ30,32の書込み及び読出しを制御する。
例えば、データメモリ30からデータを読み出されてい
る間に、並行してデータメモリ32に次の処理単位のデ
ータが書き込まれる。マルチプレクサ36が、データメ
モリ30,32から読み出されたデータを処理単位毎に
選択して後段回路に出力する。データメモリ制御回路3
4は、2つのデータメモリ30,32のデータ読み出し
状況とデータ書込み状況に応じて、バッファフル信号b
uf_fullを生成する。本実施例では、空のデータ
メモリが1つも無い状態(データメモリ30,32が共
に、書込み中、読出し中、及び、データで一杯になって
いる、のいずれかである状態)をバッファフル状態と見
做し、この時、データメモリ制御回路34は、buf_
full信号をハイ(H)にし、それ以外ではロー
(L)にする。
【0024】図3は、データ出力回路16の概略構成ブ
ロック図を示す。データ出力回路16は、調停ブロック
40とメモリ制御ブロック42からなる。実際には、外
部のCPUに対する割込み制御回路、及び、各チャネル
の最終データを検知する装置なども具備するが、本発明
とは関わりがないので、省略してある。
【0025】図4は、調停ブロック40の概略構成ブロ
ック図を示す。調停ブロック40は、調停回路50と、
4チャネルの入力データを多重化するマルチプレクサ5
2と、2つのデータバッファ54,56と、調停回路5
0の調停結果を格納する2つの調停結果バッファ58,
60と、バッファ54〜60の読み書きを制御するバッ
ファ制御回路62と、データバッファ54,56の出力
データを多重化するマルチプレクサ64と、調停結果バ
ッファ58,60の出力を多重化するマルチプレクサ6
6とからなる。
【0026】本実施例では、データ出力回路16は、外
部へデータを出力する際、1回のトランザクションで4
ワードのデータを連続して出力する仕様になっている。
これに応じて、データバッファ54,56はそれぞれ、
4ワード分のデータを格納できるようになっている。デ
ータバッファ54,56のうち、調停回路50が出力を
許可したものに4ワード分のデータが格納される。
【0027】データバッファ54,56及び調停結果バ
ッファ58,60は交互に使用される。例えば、バッフ
ァ54からデータを読み出し、バッファ58から調停結
果を読み出している最中に並行して、バッファ56に次
のデータを書込み、バッファ60にその調停結果を書き
込む。バッファ制御回路62が、このようなバッファ5
4〜60の書込みと読出しを制御する。バッファ制御回
路62はまた、何れかのバッファ54〜60に読み出し
可能なデータと調停結果がある間、メモリ制御ブロック
42に出力要求信号out_reqをアサートし、メモ
リ制御ブロック42からの出力許可信号out_ack
に応じて、バッファ54〜60からデータと調停結果を
読み出し、出力する。バッファ制御回路62は、書込み
可能なバッファの有無を知らせるbuf_status
信号を調停回路50に出力する。
【0028】図5は、調停回路50の概略構成ブロック
図を示す。調停回路50は、調停を実行する2つのエン
コーダ70,72と、出力許可生成回路74と、その他
の若干の論理素子からなる。
【0029】プリエンコーダ70の入出力特性は以下の
リストで示すアルゴリズムになっており、通常時(すな
わち、全チャネルがバッファ・フル状態でない時)に
は、i0〜i3の入力値を各々、o0〜o3へ素通しす
る。 if((i3==1)&&(f3==1)){ o0=0; o1=0; o2=0; o3=i3; }; else if((i2==1)&&(f2==1)){ o0=0; o1=0; o2=i2; o3=0; }; else if((i1==1)&&(f1==1)){ o0=0; o1=i1; o2=0; o3=0; }; else { o0=i0; o1=i1; o2=i2; o3=i3; }; 何れかのチャネルがバッファフル状態になると、プリエ
ンコーダ70は、buf_full3>buf_ful
l2>buf_full1という重み付けでバッファフ
ル信号buf_full1〜3を受付け、優先順位を逆
転させる。
【0030】ポスト・エンコーダ72は、dma_re
q0>dma_req1>dma_req2>dma_
req3という固定の重み付けで、入力i0〜i3(即
ち、プリエンコーダ70の出力o0〜o3からのdma
_req0〜3)から1つを選択する。
【0031】出力許可生成回路74は、dma_req
0〜3と、ポストエンコーダ72の出力と、後段のデー
タバッファ54,56及び調停結果バッファ58,60
が書込み可能であるかどうかを示すbuf_statu
sとに基づき、データバッファ14−1〜4に対する出
力許可信号dma_ack0〜3を出力する。前述の通
り、本実施例では、データ出力回路16が外部へデータ
を出力する際、1回のトランザクションで4ワードのデ
ータを連続して出力する仕様になっているので、dma
_ack0〜3も、4サイクル連続してアサートされ
る。
【0032】図6は、調停回路50の通常時の動作タイ
ミングチャートを示す。
【0033】メモリ制御ブロック42は、外部のCPU
とハンドシェークしながら主記憶へデータを出力する
(書き込む)が、この動作は、本発明とは直接、関係し
ないので、詳細な説明を省略する。
【0034】図7は、調停回路50の別の構成の概略構
成ブロック図を示す。図5と同じ構成要素には同じ符号
を付してある。4to4マルチプレクサ76と4to3
マルチプレクサ78を介してdma_req0〜3とb
uf_full0〜3がプリエンコーダ70に供給され
る。それ以外の構成は、図5と同じである。
【0035】図7に示す構成では、調停回路50の最前
段に信号の切替え手段76,78を設けることによっ
て、調停の優先順位を変更可能にしている。製品又はシ
ステムによって各チャネルの生成するデータ量の関係が
異なる場合、レジスタ設定等によって容易に優先順位を
変更できるという効果がある。
【0036】図7では、2つのマルチプレクサ76,7
8は連動し、切替えはレジスタ設定値により制御され
る。そのレジスタに予め所望の値を設定してから、デー
タ処理とデータ出力を開始する。
【0037】例えば、プリエンコーダ70のi0にdm
a_req1が入力し、i1にdma_req0が入力
し、i2にdma_req3が入力し、i3にdma_
req2が入力し、f1にbuf_full0が入力
し、f2にbuf_full3が入力し、f3にbuf
_full2が入力したとする。このとき、調停回路5
0は、通常状態では、チャネル#1>チャネル#0>チ
ャネル#3>チャネル#2という優先順位でデータ出力
を許可し、データバッファ14−1〜4の何れかがバッ
ファフル状態になると、バッファフル状態となったチャ
ネルを最優先に出力を許可し、全チャネルがバッファフ
ル状態になった場合には、チャネル#2>チャネル#3
>チャネル#0>チャネル#1という優先順位で出力を
許可する。
【0038】図8は、調停回路50の更に別の構成の概
略構成ブロック図を示す。図5と同じ構成要素には同じ
符号を付してある。ポストエンコーダ72の代わりに、
従来例と同じ調停アルゴリズムに基づくチャネル決定回
路80を配置する。それ以外の構成は、図5に示す構成
と同じである。
【0039】図5に示す構成では、チャネル#2とチャ
ネル#3が生成するデータ量が、チャネル#0及びチャ
ネル#1に比べて1/10〜1/20以下という特別な
関係にあることを前提としていた。しかし、チャネル#
2とチャネル#3が生成するデータ量が相対的に多くな
った場合、又は、チャネル#0又はチャネル#1と拮抗
してきた場合には、図5に示す構成では、必ずしも最適
な調停結果とならず、処理効率が低下する可能性があ
る。図8に示す構成では、このようなケースにも対応可
能である。
【0040】図5に示す構成と同様に、プリエンコーダ
70が、データバッファ14−1〜4の状態を反映した
調停を可能にする。これにより、通常時には、dma_
req0〜3のうちアサートタイミングの早い順に出力
許可が与えられる。複数の出力要求信号dma_req
0〜3が同時にアサートされた場合には、dma_re
q0>dma_req1>dma_req2>dma_
req3という優先順位で調停され、チャネル#0>チ
ャネル#1>チャネル#2>チャネル#3という優先順
位で、外部へデータが出力される。何れかのデータバッ
ファ14−1〜4がバッファフル状態になると、バッフ
ァ・フル状態となったチャネルを最優先にして出力を許
可し、全チャネルがバッファフル状態になった場合に
は、buf_full3>buf_full2>buf
_full1の重み付け順でバッファフル信号を受付
け、優先順位を逆転させてチャネル#3>チャネル#2
>チャネル#1>チャネル#0という優先順位で出力を
許可する。
【0041】図1における各データ処理回路12−1〜
4の配置及び結線方法は、説明を目的とした一例であ
る。データ処理回路12−2とデータバッファ14−2
との間に新たなデータ処理回路を挿入してもよい。この
場合、データ処理回路12−2と新たなデータ処理回路
を、1つの大きなデータ処理回路と見ることができる。
更に別の例として、データ処理回路12−2が2チャン
ネル分のデータを出力し、そのうちの1チャンネルをデ
ータバッファ14−3に接続してもよい。この場合、デ
ータ処理回路12−2は、データ処理装置12−3の機
能も兼ね備えていると見ることができる。更にまた別の
例として、データ処理装置12−3のデータ入力端子に
入力データd_inを入力しても良い。この他にも様々
な構成が考えられるが、各データ処理回路の配置及び結
線方法自体は、本発明を特徴付けるものではない。
【0042】データバッファ14−1〜4は、データ処
理回路12−1〜4の処理単位及びデータ生成量などに
応じて、チャネル毎に最も適切な構成及び記憶容量の記
憶装置からなる。全てのデータバッファ14−1〜4が
同じ構成からなる必要はない。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、データ処理のウエイト発生頻度を
適切に抑制することができ、外部の諸装置も含めたトー
タルな処理効率を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 データバッファ14−3,14−4の概略構
成ブロック図である。
【図3】 データ出力回路16の概略構成ブロック図で
ある。
【図4】 調停ブロック40の概略構成ブロック図であ
る。
【図5】 調停回路50の第1構成例の概略構成ブロッ
ク図である。
【図6】 調停回路50の通常時の動作タイミングチャ
ートを示す。
【図7】 調停回路50の第2構成例の概略構成ブロッ
ク図である。
【図8】 調停回路50の第3構成例の概略構成ブロッ
ク図である。
【図9】 従来例の概略構成ブロック図である。
【図10】 従来例の調停動作のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
10:データ供給装置 12−1〜4:データ処理回路 14−1〜4:データバッファ 16:データ出力回路 18:バス 20:ウエイト制御回路 30,32:データメモリ 34:データメモリ制御回路 40:調停ブロック 42:メモリ制御ブロック 50:調停回路 52:マルチプレクサ 54,56:データバッファ 58,60:調停結果バッファ 62:バッファ制御回路 64,66:マルチプレクサ 70:プリエンコーダ 72:ポストエンコーダ 74:出力許可生成回路 76:4to4マルチプレクサ 78:4to3マルチプレクサ 80:チャネル決定回路 110:データ供給装置 112−1〜4:データ処理回路 114−1〜4:データバッファ 116:データ出力回路 118:バス 120:ウエイト制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータバッファと、 当該複数のデータバッファからの出力要求を当該複数の
    データバッファの保持データ量を考慮した調停条件下で
    調停し、その調停の下で選択されるデータバッファから
    のデータ出力を許可する調停手段とを具備することを特
    徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 当該調停手段が、当該複数のデータバッ
    ファの保持データ量に応じて異なる複数のルールで当該
    複数のデータバッファの出力要求を調整する請求項1に
    記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 当該複数のルールが、当該複数のデータ
    バッファの何れもバッファフルでもそれに近似した状態
    でもないときの第1のルールと、当該複数のデータバッ
    ファの何れか1つがバッファフル及びそれに近似した状
    態であるときの第2のルールを具備する請求項1に記載
    のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 当該第1のルールでは、当該複数のデー
    タバッファのデータ生成量に基づいた重み付けで優先順
    位を決定し、当該第2のルールでは、当該複数のデータ
    バッファのデータ処理単位に基づく重み付けで優先順位
    を決定する請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、当該複数のデータバッファからの
    出力要求を切り替えて当該調停手段に供給する切替え手
    段を具備する請求項1に記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、当該複数のデータバッファからの
    出力要求及び当該複数のデータバッファの保持データ量
    を示す信号を切り替えて当該調停手段に供給する切替え
    手段を具備する請求項1に記載のデータ処理装置。
JP2000223263A 2000-07-25 2000-07-25 データ処理装置 Withdrawn JP2002041446A (ja)

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