JP2002040948A - 熱収縮性ラベル - Google Patents

熱収縮性ラベル

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JP2002040948A
JP2002040948A JP2000230722A JP2000230722A JP2002040948A JP 2002040948 A JP2002040948 A JP 2002040948A JP 2000230722 A JP2000230722 A JP 2000230722A JP 2000230722 A JP2000230722 A JP 2000230722A JP 2002040948 A JP2002040948 A JP 2002040948A
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JP
Japan
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film
label
heat
heat shrinkable
surface roughness
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Pending
Application number
JP2000230722A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Okuda
智久 奥田
Mutsumi Wakai
睦巳 若井
Yasushi Hanaoka
裕史 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Publication date
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】容器に熱収縮装着したとき、シワ、アバタ等の
無い美麗な仕上がり状態となる熱収縮性ラベルを提供す
ること。また、熱風式収縮トンネル内や収縮トンネルを
出た直後等のラベルが温かい状態のときに容器同士が接
触しても、容器の外側に装着されたラベル同士がブロッ
キングしない熱収縮性ラベルを提供すること。 【解決手段】主延伸方向に5%収縮したときの内外面の
表面粗さRp(山の最大高さ)が共に0.3〜5.0μ
mの範囲にあるフィルムから作製された熱収縮性ラベル
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器に熱収縮装着
したときにシワ、アバタ等のない美麗な仕上がりが得ら
れ、且つ、ラベル同士が熱時にブロッキングしない熱収
縮性ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック容器等各種容器には、商品
名や使用上の注意等の情報を伝えるためと意匠性を持た
せるために、内面に印刷を施した熱収縮性ラベルを装着
することが一般的に行われている。ラベルの素材として
はポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリスチレン、環状
オレフィン樹脂、ポリオレフィン等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のラ
ベルは容器に熱収縮装着したときにシワ、アバタ等が発
生しやすく、また、熱風式収縮トンネル内や収縮トンネ
ルを出た直後等のラベルが温かい状態のときに容器同士
が接触すると、容器の外側に装着されたラベル同士がブ
ロッキングし易いという問題があった。本発明の課題
は、これらの問題を解決することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する手
段として本発明は、主延伸方向に5%収縮したときの内
外面の表面粗さRp(山の最大高さ)が共に0.3〜
5.0μmの範囲にあるフィルムから作製された熱収縮
性ラベルであることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に詳述
する。
【0006】本発明のラベルは、主延伸方向に5%収縮
したときの内外面の表面粗さRp(山の最大高さ)が共
に0.3〜5.0μm、好ましくは0.5〜4.0μ
m、より好ましくは1.0〜3.0μmの範囲にあるフ
ィルムから作製されたラベルである。該面が本発明のラ
ベルを容器に装着したときの外側に相当する面である場
合には、熱風式収縮トンネル内や収縮トンネルを出た直
後のラベルが温かい状態のときに容器同士が接触して
も、ラベル同士がブロッキングするという問題が発生し
ない。表面粗さRpが0.3μm未満であるとラベル同
士がブロッキングし易い傾向にある。一方、表面粗さR
pが5.0μmを超えると光学特性が悪くなる傾向にあ
る。該面が前記の面の反対面である場合、即ち、容器と
接する側である場合には、容器とラベルとで適度な滑性
を有するため、熱収縮時、シワ、アバタ等外観不良が発
生せず、美麗な仕上がりが得られる。表面粗さRpが
0.3μm未満であると、熱収縮時、ラベルの一部が容
器と密着し、密着していない部分から収縮が始まるので
不均一な収縮となり、シワ、アバタ等の外観不良が発生
し易い傾向にある。一方、表面粗さRpが5.0μmを
超えると光学特性が悪くなるのみならず、インキ抜け等
印刷適性も悪くなる傾向にある。なお、表面粗さRpを
主延伸方向に5%収縮したときの表面粗さRpとしたの
は、容器とラベルとの余裕率を5%前後にするのが一般
的であるからである。
【0007】表面粗さRpを前記の範囲にするための手
段は公知の如何なるものであってもよい。例えば、非相
溶性の樹脂ブレンドによる方法、エンボス加工による方
法が例示できる。好ましくは、一般にアンチブロッキン
グ剤と呼称されているもの、例えば、シリカ、タルク、
炭酸カルシュウム等の無機微粒子や架橋アクリル系、架
橋ポリエステル系、架橋ポリスチレン系、シリコン系等
の有機微粒子を添加する手段を用いるのが簡便で望まし
い。透明性をできるだけ阻害しないという点から、より
好ましくは架橋ポリメチルメタクリレートである。微粒
子添加による場合、表面粗さRpはフィルム製造時の延
伸条件(温度、倍率)やフィルムの厚さ(積層体である
場合には、内、外層の厚さ)等にも依存するので、微粒
子の粒径や配合量は一概には特定できない。延伸条件
(温度、倍率)やフィルムの厚さ(積層体である場合に
は、内、外層の厚さ)等に応じて粒径や配合量を適宜選
定するのが望ましい。
【0008】本発明のラベルを構成する樹脂としては、
ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリスチレン、環状オ
レフィン樹脂、ポリオレフィン等ラベルとしての適性が
あるものであれば如何なるものでもよい。好ましくはラ
ベルの内外面を構成する樹脂として、特に、スチレン−
共役ジエンブロック共重合体、環状オレフィン樹脂、又
は、エチレン含量10モル%以下のエチレン−プロピレ
ンランダム共重合体を主成分とするものが望ましい。何
故ならば、これらの樹脂は滑性及び耐ブロッキング性が
著しく劣るものであり、本発明の効果が最も発揮できる
からである。
【0009】ラベルの内外面を構成する樹脂がスチレン
−共役ジエンブロック共重合体である場合には、スチレ
ン系樹脂(例えば、ポリスチレン、スチレン−アクリル
酸エステル共重合体等のスチレン系共重合体、耐衝撃性
ポリスチレン等)を主成分とする中間層を設けた少なく
とも3層構成とするのが望ましい。何故ならばこのよう
な構成にすると、スチレン−共役ジエンブロック共重合
体の欠点、即ち、低温収縮性に欠ける、自然収縮率が大
きい、腰が不足する等の欠点が解消されるからである。
また、多層構成にすることによって内外面を構成する層
を薄くできるので、内外面を構成する層に添加したアン
チブロッキング剤がフィルム表面に突出しやすいという
利点もある。従って、この利点をより効果的に発現させ
るためには内外面を構成する層の厚さは各々10μm以
下とすることが望ましい。
【0010】ラベルの内外面を構成する樹脂が環状オレ
フィン樹脂である場合には、ポリオレフィン、特にエチ
レン含量10モル%以下のエチレン−プロピレンランダ
ム共重合体を主成分とする中間層を設けた少なくとも3
層構成とするのが望ましい。何故ならばこのような構成
にすると、環状オレフィン樹脂の欠点、即ち、低温収縮
性に欠ける、耐衝撃性に欠ける等の欠点が解消されるか
らである。内外面を構成する層の厚さについては前記し
た通りである。
【0011】ラベルの内外面を構成する樹脂がエチレン
含量10モル%以下のエチレン−プロピレンランダム共
重合体を主成分とするものである場合には、環状オレフ
ィン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂等
を主成分とする中間層を設けた少なくとも3層構成とす
るのが望ましい。何故ならばこのような構成にすると、
エチレン−プロピレンランダム共重合体の欠点、即ち、
自然収縮率が大きい、腰が不足する、収縮後の結束性が
不十分である等の欠点が解消されるからである。内外面
を構成する層の厚さについては前記した通りである。前
記した中でもより好ましくは環状オレフィン樹脂であ
る。
【0012】本発明のラベルの原反たるフィルムはフラ
ット法、チューブラー法等公知の方法によって製造する
ことができる。例えばフラット法の場合では、(複数
の)押出機を用いて樹脂を溶融し、Tダイスから(共)
押出し、引き取りロールで引き取り、縦方向にロール延
伸をし、横方向にテンター延伸をし、アニールし、冷却
して、巻き取り機にて巻き取ることによりフィルムを得
る方法が例示できる。延伸倍率は主延伸方向に相当する
方向が2〜10倍、好ましくは3〜8倍、それと直交す
る方向が1〜3倍(1倍とは延伸していないという意
味)、好ましくは1〜2倍の、実質的には一軸延伸の範
疇にある倍率比を選定するのが望ましい。何故ならば、
通常の二軸延伸の倍率比で得られるフィルムは主延伸方
向と直交する方向の熱収縮率も大きくなるので、容器に
装着するとき容器の高さ方向にもフィルム(ラベル)が
熱収縮いわゆる縦引け現象が起こり、好ましくないから
である。かくして得たフィルムに印刷を施し、次いで、
溶剤、接着剤、超音波等適宜の手段を用いて印刷面が内
にくるようにして筒状とし、カットとしてラベルを得
る。ラベルの厚さは通常10〜100μm、好ましくは
20〜70μmである。
【0013】本発明でいう容器とは各種プラスチックボ
トル、ガラスボトルはもとより、各種成形容器、その他
本発明のラベルが適用できる全ての容器をいう。
【0014】
【実施例】次に本発明の代表的な実施例を挙げて説明す
る。
【0015】主延伸方向に5%収縮したときのフィルム
の表面粗さRp(山の最大高さ)は以下の方法による。
即ち、フィルムを主延伸方向に5%たるませて金枠にセ
ットし、80℃熱水中に10秒浸漬して5%収縮させた
後、フィルム表面を触針式表面粗さ形状測定機(株式会
社東京精密製 サーフコム575A)を用いて、先端ダ
イヤモンド針の半径5μm、測定力3.9mNの条件下
でフィルムの長手方向にカットオフ値2.5mmで、測
定長3mm、間隔2μmで500点の測定を行い、中心
線から最も高い山頂までの距離をRp(山の最大高さ)
とした。
【0016】耐ブロッキング性の評価は以下の方法によ
る。即ち、前記と同様にして主延伸方向に5%収縮させ
たフィルムから主延伸方向に100mm、それと直交す
る方向に30mmの寸法でサンプルを切り取り、フィル
ムの同じ表面同士を重ね合わせる。重ね合わせの寸法は
主延伸方向に40mmとする(従って、フィルムの重ね
合わせ面積は40mm×30mm=1200mmとな
る)。次いで、この重ね合わせ部分(1200mm
に荷重1.2kgをかけて80℃の恒温乾燥機に1分入
れた後取り出して、ブロッキングの度合いを官能評価し
た。全くブロッキングしていないものを〇、ややブロッ
キング気味のものを△、ブロッキングしているものを×
とした。
【0017】収縮仕上がりの評価は以下の方法による。
即ち、容器に熱収縮装着されたラベルの状態を観察し
て、異常なくきれいに仕上がったものを○、シワ、アバ
タ等の異常が見られ実用上問題があるものを×、その中
間のものを△とした。
【0018】(実施例1)スチレン単独重合体を20重
量%含むスチレン−ブタジエンブロックコポリマー(電
気化学工業株式会社製 クリアレン200ZH)100
重量部と有機アンチブロッキング剤マスターバッチ(ベ
ース樹脂:電気化学工業株式会社製 クリアレン200
ZH 90重量%、有機アンチブロッキング剤:東振化
学株式会社製 アートパールF−5P 10重量%)
1.6重量部との混合物を内外層となるように2台の2
10℃の押出し機を用いて溶融し、さらにもう1台の2
30℃の押出し機を用いて、スチレン−アクリル酸エス
テル共重合体(A&Mスチレン株式会社製 SC−00
8)100重量部とスチレン−共役ジエンブロックコポ
リマー(旭化成工業株式会社製 アサフレックス83
0)30重量部とスチレン−共役ジエンブロックエラス
トマー(旭化成工業株式会社製 タフプレン126)7
重量部重量部との混合物を中間層となるように溶融し、
190℃のTダイス内で融着積層してTダイスから押出
し、40℃の冷却ロールを用いて引き取った。次いで、
85℃で縦方向に1.7倍ロール延伸をし、120℃で
8秒間予熱した後、95℃で横方向に6倍テンター延伸
し、テンター出口近傍で、時間6秒をかけて88℃の熱
風によって横方向に3.5%弛緩させながらアニール
し、冷却ロールで冷却して、内外層の平均厚さが共に
7.5μm、中間層の平均厚さが45μm、トータルの
平均厚さが60μmの3層構成の熱収縮性フィルムを得
た。かくした得られたフィルムの内外面の表面粗さRp
(山の最大高さ)及び耐ブロッキング性の評価を表1に
示す。
【0019】(実施例2)実施例1で得たフィルムの片
面に格子状印刷(墨格子、白ベタ)を施こし、スリット
し、溶剤(n−ヘキサン/テトラヒドロフラン=100
/20重量比)を用いて筒状にセンターシールし、カッ
トして、折径108mm、長さ105mmのラベルを得
た。次いで、このラベルを余裕率5%のペットボトル
(容器)に被せ、第1ゾーン(熱風温度120℃に設
定)と第2ゾーン(熱風温度150℃に設定)とを有す
る熱風式収縮トンネル内を第1ゾーン4秒、第2ゾーン
4秒、トータル8秒間で通過させて熱収縮装着させた。
収縮仕上がりの評価結果を表1に示す。
【0020】(比較例1)内外層に有機アンチブロッキ
ング剤マスターバッチを混合しない以外、実施例1と同
様にして熱収縮性フィルムを得た。かくした得られたフ
ィルムの内外面の表面粗さRp(山の最大高さ)及び耐
ブロッキング性の評価を表1に示す。次いで、実施例2
と同様にしてペットボトルに被せ熱収縮装着させた。収
縮仕上がりの評価結果を表1に示す。
【0021】(実施例3)アンチブロッキング剤マスタ
ーバッチ(東振化学株式会社製 トーセロγ剤CPU3
012)0.9重量%を混合した環状オレフィン系樹脂
(エチレン−テトラシクロドデセンランダム共重合体
(密度:1.02g/cm、Tg:70℃、MI:1
5))を内外層となるように2台の300℃の押出し機
を用いて溶融し、さらにもう1台の230℃の押出し機
を用いて、エチレン−プロピレンランダム共重合体(エ
チレン含量:4重量%、密度:0.91g/cm、M
I:2.3)100重量部と石油樹脂(荒川化学工業株
式会社製 アルコンP140)30重量部と直鎖状低密
度ポリエチレン(エチレン−1−ブテンランダム共重合
体(密度:0.921g/cm、MI:2.0))1
0重量部とエチレンプロピレンラバー(エチレン含量:
40重量%、密度:0.88g/cm、MI:1.
5)10重量部との混合物を中間層となるように溶融
し、230℃のTダイス内で融着積層してTダイスから
押出し、45℃の冷却ロールを用いて引き取った。
【0022】次いで、80℃で縦方向に1.2倍ロール
延伸をし、110℃で8秒間予熱した後、85℃で横方
向に4.8倍テンター延伸し、テンター出口近傍で、時
間6秒をかけて75℃の熱風によって横方向に4.0%
弛緩させながらアニールし、冷却ロールで冷却して、内
外層の平均厚さが共に6μm、中間層の平均厚さが48
μm、トータルの平均厚さが60μmの3層構成の熱収
縮性フィルムを得た。かくした得られたフィルムの内外
面の表面粗さRp(山の最大高さ)及び耐ブロッキング
性の評価を表1に示す。次いで、実施例2と同様にして
ペットボトルに被せ熱収縮装着させた。収縮仕上がりの
評価結果を表1に示す。
【0023】(比較例2)内外層に有機アンチブロッキ
ング剤マスターバッチを混合しない以外、実施例3と同
様にして熱収縮性フィルムを得た。かくした得られたフ
ィルムの内外面の表面粗さRp(山の最大高さ)及び耐
ブロッキング性の評価を表1に示す。次いで、実施例2
と同様にしてペットボトルに被せ熱収縮装着させた。収
縮仕上がりの評価結果を表1に示す。
【0024】(実施例4)エチレン−プロピレンランダ
ム共重合体(エチレン含量:4重量%、密度:0.91
g/cm、MI:2.3)100重量部と石油樹脂
(荒川化学工業株式会社製 アルコンP140)20重
量部と直鎖状低密度ポリエチレン(エチレン−1−ブテ
ンランダム共重合体(密度:0.921g/cm、M
I:2.0))10重量部とエチレンプロピレンラバー
(エチレン含量:40重量%、密度:0.88g/cm
、MI:1.5)5重量部との混合物99重量%とア
ンチブロッキング剤マスターバッチ(東振化学株式会社
製 トーセロγ剤CPU3012)1重量%との配合物
を内外層となるように2台の230℃の押出し機を用い
て溶融し、さらにもう1台の300℃の押出し機を用い
て、環状オレフィン系樹脂(エチレン−テトラシクロド
デセンランダム共重合体(密度:1.02g/cm
Tg:70℃、MI:15))を中間層となるように
し、内外層の平均厚さを8μm、中間層の平均厚さを4
4μmとした以外、実施例3と同様にして熱収縮性フィ
ルムを得た。次いで、このフィルムの両面を処理強度3
0W・min/mでコロナ放電処理した。かくした得
られたフィルムの内外面の表面粗さRp(山の最大高
さ)及び耐ブロッキング性の評価を表1に示す。次い
で、実施例2と同様にして(但し、センターシールは、
主剤:ポリエーテルウレタンポリオール、硬化剤:芳香
族ポリイソシアネートの2液タイプ接着剤を用いた)ペ
ットボトルに被せ熱収縮装着させた。収縮仕上がりの評
価結果を表1に示す。
【0025】(比較例3)内外層に有機アンチブロッキ
ング剤マスターバッチを混合しない以外、実施例4と同
様にして熱収縮性フィルムを得た。かくした得られたフ
ィルムの内外面の表面粗さRp(山の最大高さ)及び耐
ブロッキング性の評価を表1に示す。次いで、実施例2
と同様にしてペットボトルに被せ熱収縮装着させた。収
縮仕上がりの評価結果を表1に示す。
【0026】
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のような構成からなるの
で、以下の効果を奏す。
【0028】本発明のラベルによれば、容器に熱収縮装
着したとき、シワ、アバタ等の無い美麗な仕上がり状態
のものが得られる。また、熱風式収縮トンネル内や収縮
トンネルを出た直後等のラベルが温かい状態のときに容
器同士が接触しても、容器の外側に装着されたラベル同
士がブロッキングしない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F210 AA47F AB07 AE01 AG01 AG07 QA02 QA03 QC06 QG01 QG15 QG18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主延伸方向に5%収縮したときの内外面の
    表面粗さRp(山の最大高さ)が共に0.3〜5.0μ
    mの範囲にあるフィルムから作製された熱収縮性ラベ
    ル。
  2. 【請求項2】請求項1記載の熱収縮性ラベルを熱収縮装
    着した容器。
JP2000230722A 2000-07-31 2000-07-31 熱収縮性ラベル Pending JP2002040948A (ja)

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