JP2002040922A - 学習評価方法、学習評価プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び学習評価装置 - Google Patents
学習評価方法、学習評価プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び学習評価装置Info
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Abstract
別ユーザに対して適切な電子テキストを作成する。 【解決手段】 学習評価システムは、クライアント端末
1−1と、インターネット網と、サーバ処理部及びデー
タ記録部とを備える。サーバ処理部及びデータ記録部は
クライアント端末1−1を認証し、ドリルを送信する。
ドリルの解答をクライアント端末1−1から受信し、記
録するドリルプロセスS101、ドリルの正否情報をク
ライアント端末1−1に送信し、ドリルを繰り返し解い
た際の正否情報を時系列に並べた個別ユーザ時系列情報
を記録し、評価値σを算出する。クライアント端末1−
1から個別ユーザ用電子テキストの出題要求を受信する
統計解析プロセスS103、個別ユーザ用電子テキスト
をクライアント端末1−1に送信する教材作成プロセス
S105が実行される。
Description
習評価プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体及び学習評価装置に係り、特に、インターネ
ット網等のネットワークを経由したクライアント/サー
バモデルにおいて、ユーザに対して、適切なデータ、例
えば、ユーザの習熟度に応じた問題、評価結果を提示す
る学習評価方法、学習評価プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体及び学習評価装置に関す
る。
(教育):Computer-Assisted Instruction)ソフトウ
ェアを、インターネット上の広域情報システム(WW
W:world wide web)に適用した、いわゆるクライアン
ト/サーバモデルとしての学習評価システム(ドリルシ
ステム)が普及している。このドリルシステムを、例え
ば、数学の問題を含んだドリルに適用した場合、このド
リルシステムを利用するユーザ(例えば、学生)の学習
支援を行うCAIソフトウェアでは、ドリルを解いた結
果を数値的に表示し、ユーザに提供するのが一般的であ
る。また、この数値的な結果に基づいた評価では、例え
ば、ドリルに含まれる全問題に対して、今回獲得した点
数や問題ごとの正否情報を表示したり、ドリルに取り組
んだ全ユーザの平均などの基本的な統計情報を表示する
ことができる。
は、教材データベースに予め章ごとの目次を用意し、ユ
ーザが提供された各種情報を検討し、ユーザ自身が必要
と思われる章を選んで閲覧したり、キーワード検索を行
って必要な情報を閲覧することができる。
ーザの理解度を、画一的かつ単純な評価で測ることは困
難である。上述のドリルシステムを用いた通常の学習支
援では、一時的なドリルの結果にだけ基づいて、ユーザ
の理解度の低い分野(例えば、数学では代数幾何の分
野)を判断しているだけであり、ユーザに対する適切か
つ丁寧な個別指導を行うことは困難な傾向にある。
含まれる各問題に取り組んできた今までの姿勢も重要な
判断材料となり得る。具体的には、反復して学習しても
繰り返し間違えているのか、又は、過去においては良く
間違えていたが最近は間違えなくなってきた等の情報を
把握することは重要である。また、出題された問題間の
格差(難易度)を考慮することも重要であり、例えば、
ユーザ全員が間違えた問題は、その個別ユーザが理解で
きていないと考えるよりも、問題自体が難しかったと判
断することが必要な場合もある。さらに、ユーザの理解
度を向上させるためには、ユーザに対して弱い分野を指
摘するだけではなく、適切な教材を提供することが必要
である。
通して得られた解答状況を個別ユーザごとに分析し、個
別ユーザに対して適切な電子テキストを提供することを
目的とする。また、本発明は、例えば、ドリルに含まれ
る各問題に対する個別ユーザの取り組み、全ユーザの問
題に対する解答状況等に基づいて、電子テキストを作成
することを目的とする。
によると、ネットワークを介して接続された、サーバと
クライアント端末間で情報の送受信を行う学習評価方法
及び学習評価プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体であって、前記クライアント端末に対
して認証確立を行うと共に、第1の問題情報を送信し、
かつ、該第1の問題情報に対する解答情報をクライアン
ト端末から受信し、該解答情報を記録するドリルステッ
プと、前記第1の問題情報の該解答情報に基づく正否情
報をクライアント端末に送信すると共に、前記第1の問
題を繰り返し解いた際の該正否情報を時系列に並べた個
別ユーザ時系列情報を記録し、該個別ユーザ時系列情報
に基づいて評価値を算出すると共に、前記クライアント
端末から第2の問題の出題要求を受信する統計解析ステ
ップと、前記評価値に基づいた第2の問題情報を該クラ
イアント端末に送信する教材作成ステップとを含む学習
評価方法及び学習評価プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供する。
ワークを介して接続された、サーバとクライアント端末
間で情報の送受信を行う学習評価装置であって、前記ク
ライアント端末から送信される情報に従い処理を行うサ
ーバ処理部と、前記サーバ処理部により各種情報を書込
み及び読取りするためのデータ記録部とを備え、前記サ
ーバ処理部は、前記クライアント端末に対して認証確立
を行うと共に、前記データ記録部に含まれる第1の問題
情報を送信し、かつ、該第1の問題情報に対する解答情
報をクライアント端末から受信し、該解答情報を前記デ
ータ記録部に記録するドリル手段と、前記第1の問題情
報の該解答情報に基づく正否情報をクライアント端末に
送信すると共に、前記第1の問題を繰り返し解いた際の
該正否情報を時系列に並べた個別ユーザ時系列情報を前
記データ記録部に記録し、該個別ユーザ時系列情報に基
づいて評価値を算出すると共に、前記クライアント端末
から第2の問題の出題要求を受信する統計解析手段と、
前記評価値に基づいた第2の問題情報を該クライアント
端末に送信する教材作成手段とを有する学習評価装置を
提供する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
に関する学習評価システム100の概略構成図である。
この学習評価システム100は、例えば、FreeBS
DやLinuxなどの無料配布されたOS上でWWWを
起動するようにしたクライアント/サーバモデルであ
り、例えば、クライアント端末1−1、1−2、1−3
と、インターネット網2と、サーバ処理部3及びデータ
記録部4とを備える。なお、説明の便宜上、複数のクラ
イアント端末1−1、1−2、1−3をクライアント
側、同じく、サーバ処理部3及びデータ記録部4をサー
バ側とする。
リルに含まれる問題又は問題群(対象となるユーザに対
して、難易度を同等にした複数の問題の集まり)に対す
る解答入力、解答入力に対する解答結果(解答の正否)
及び教材(ドリル、又は、ドリルに対する評価結果に基
づいて作成される個別ユーザ用電子テキスト)の閲覧等
の処理を行う。また、サーバ側では、例えば、後述する
ユーザ及び問題管理(個別ユーザ及び個別ユーザの取り
組んだ問題の識別)、ユーザの評価結果の算出、個別ユ
ーザ用電子テキストの作成等の処理を行う。なお、イン
ターネット網2の代わりに、移動体通信網、衛星通信
網、専用回線網等の各種のネットワークを用いることも
できる。
説明する。図2は、本発明に関する学習評価システム1
00のフローチャートである。なお、説明の便宜上、こ
こでのフローチャートの説明は、概略的なものとし、具
体的な説明は後述する。まず、学習評価システム100
は、例えば、ドリルプロセス(S101)、統計解析プ
ロセス(S103)及び教材作成プロセス(S105)
を含む。また、ドリルプロセス(S101)、統計解析
プロセス(S103)及び教材作成プロセス(S10
5)は、例えば、クライアント端末1−1とデータ記録
部4を介して、互いの情報を双方向でやりとりしている
ので、ステップS101のドリルプロセスにより、ドリ
ルを解いた際に与えられた個別ユーザの認証情報は、ス
テップS103の統計解析プロセス及びステップS10
5の教材作成プロセスを実行する場合にも引き継がれ
る。
の処理を詳細に説明する。 (ドリルプロセス:ステップS101)学習評価システ
ム100を利用する際、ユーザは、例えば、クライアン
ト端末1−1を用いて、サーバ側にログインを開始す
る。サーバ側に含まれるサーバ処理部3は、クライアン
ト端末1−1からのログインに伴って、クライアント端
末1−1のユーザに対する認証確認を行う(処理A)。
サーバ処理部3は、処理Aによりユーザに対する認証が
確立されると、データ記録部4に保持されている後述す
る問題フォルダ10内のドリル12を読み出すと共に
(処理B)、このドリル12をクライアント端末1−1
に送信する(処理A)。なお、問題フォルダ10には、
ドリル12に含まれる各問題に今までに取り組んだ全ユ
ーザがどの程度解けたのかを示す情報が含まれている。
0について説明する。図3は、問題フォルダ10の説明
図である。問題フォルダ10は、サーバ処理部3に備え
られおり、例えば、章番号11、この章番号11に対応
したドリル12、ドリル12に対応した詳細編13、基
本編14及び例題編15の情報を含む。ここで、章番号
「S1」は、例えば、このドリル問題「Q11」に今ま
でに取り組んだ全ユーザがどの程度解けたのか、又は、
難易度を示す情報に対応させることができる。また、こ
のような情報は、別のデータとして、各エントリに付加
させてもよい。また、このドリル問題「Q1 1」に対応
して詳細編「Q12」、基本編「Q13」及び例題編
「Q14」がそれぞれ同一の章番号「S1」に対応する
章に含まれている。また、同様に、章番号「S2」に対
応する章には、ドリル問題「Q21」詳細編
「Q22」、基本編「Q23」及び例題編「Q24」が
含まれ、さらに、章番号「Sk」に対応する章には、ド
リル問題「Qk1」詳細編「Qk2」、基本編
「Qk3」及び例題編「Qk4」が含まれる。
難易度は、章番号「S1」、「S2」〜「Sk」の順に
高くなるように設定し、さらに、各編ごとの難易度は、
詳細編13、基本編14及び例題編15の順にそれぞれ
「易しい」「普通」「難しい」と高くなるように設定し
ている。なお、ユーザに対してどの章番号11に含まれ
たドリル12を送信するかは、例えば、ユーザが自分自
身で選択したり、ユーザの年齢、レベル等に応じて予め
決められた順で選択されたり、乱数処理によって得られ
た数値パラメータを用いて選択されたり、適宜の条件で
選択される。
ライアント端末1−1に送信された、例えば、数学分野
のドリル12に含まれるドリル問題を実際に解くと共
に、クライアント端末1−1に解答を入力し、解答情報
を作成する。このユーザによる解答情報は、サーバ処理
部3を経由して(処理A)、データ記録部4に送信され
ると共に、後述する個人フォルダ20に記録される(処
理B)。
る。個人フォルダ20は、データ記録部4に備えられて
おり、例えば、個別ユーザ番号21、ドリル12を含む
章番号11、個人ユーザ時系列情報22及び評価結果2
3の情報を含む。個別ユーザ番号21は、本発明に関す
る学習評価システム100を利用する全ユーザの個別番
号であり、全ユーザに対して与えられる識別子である。
ここでは、ユーザに対して、例えば、個別ユーザ番号
「10」が付与されている。ドリル12を含む章番号1
1は、上述したように、ユーザに与えられたドリル問題
が「Q11」であった場合、このドリル問題「Q11」
を含む章番号は、「S1」となる。
番号11(ここでは、S1)で示すドリル問題「Q1
1」に取り組んだ個別ユーザによる解答の正否を時系列
に並べた情報を含む。ここで、「時系列に並べる」と
は、個別ユーザによる解答の正否を、取り組んだ順に記
録することを意味する。また、ドリルが、例えば、同等
レベルかつ同等の内容を持つ問題群から構成される場合
であっても、個別ユーザによる解答の正否を取り組んだ
順に記録することで、時系列データとする。さらに、後
述するステップS103による統計解析プロセスは、こ
のドリル問題(問題群)「Q11」から成る章S1が終
了してから、実行される。評価結果23は、個別ユーザ
時系列情報22に基づいて算出される個別ユーザごとの
評価値に対応している。なお、個別ユーザによる解答の
正否情報は、問題フォルダ10に蓄積されることによ
り、全ユーザの平均によって設定されるドリル12の難
易度の信頼性を高めている。なお、l(m)、(m=
1、2、...、N)及び評価値σについては、後述す
る。
ついて)ステップS103の統計解析プロセスは、ユー
ザが後述する個別ユーザ用電子テキスト31の作成を要
求することで実行され(処理C)、さらに、データ記録
部4に保持されている個人フォルダ20を読み出すと共
に(処理D)、個人フォルダ20の個別ユーザ時系列情
報22に基づいて、評価結果23の算出を行う。ここ
で、個別ユーザ時系列情報22に基づいた評価結果23
の算出方法を具体的に説明する。
では、評価関数を用いて個別ユーザの問題ごとの評価値
を計算する。あるユーザがある問題を今までに繰り返し
て解いた回数がN回であるとき、相関から決定される評
価値σを求める式を以下のように定義した。
%(0〜1)とすることができる。l(m)は、例え
ば、ユーザによる解答が正解ならば“0”、不正解なら
ば“1”がそれぞれ立つフラグである。さらに、mは、
この問題をユーザが最初に処理した場合をm=1回目と
し、時系列順にm=1,2,3,…..N回目とした番
号である。時系列で表すことで、あるユーザがある問題
を今までに解いた回数Nに、過去からの状況(例えば、
始めの頃はよく間違えていたが、最近は解けるようにな
ってきた等)を考慮することができる。また、nは、m
との相対距離を表す番号であり、例えば、m番目のフラ
グ(例えば、m=2回目)では、n=0は、それ自身
(ここでは、2回目)を意味し、n=1は、その隣(こ
こでは、3回目)を意味する。aは、その問題に対する
「難易度」と「過去情報の喪失」を考慮したパラメータ
を表し、以下のように定義する。
の平均によって決まるパラメータとし、問題の難易度に
従い問題が難しい場合は、大きく設定し、問題が易しい
場合は、小さく設定する。したがって、a(m)の値
は、過去にさかのぼればさかのぼるほど、小さくなり、
過去の状況(例えば、始めの頃、よく間違っていた等)
による影響を小さくするようになっている。なお、「過
去情報の喪失」のパラメータとは、評価値を算出する
際、上述のように過去の状況より、現在の状況をより優
先して考慮するために設定されたものである。
パラメータであり、βが大きいと、近い相関距離におけ
るe−βnの値が一層大きくなるため、連続して間違え
たユーザの評価を、一層下げる効果を持っている。つま
り、βは、例えば、ユーザの問題に取り組む姿勢、解答
状況(例えば、同一問題を連続して間違うということ
は、取り組む姿勢がよくない等)を考慮することができ
る。また、σ0は、ユーザがその問題に関してすべて間
違った場合に、評価値σの値が1(100%)になるよ
うにするための規格化因子である。すなわち、
σの上限値が規定されたことになる(0≦σ≦1)。こ
こでは、評価値σの値が小さいならば、ユーザの評価は
高く、評価値σの値が大きいならば、ユーザの評価は低
い、という判定がなされる。なお、l(m)を、ユーザ
による解答が正解ならば“1”、不正解ならば“0”が
それぞれ立つフラグとして、評価値σの値が大きいなら
ば、ユーザの評価は高く、評価値σの値が小さいなら
ば、ユーザの評価は低い、というように判定するように
してもよい。つぎに、aの具体的な表式をσに代入する
と
この式をさらにn=0とそれ以外で書くと、より意味を
捉えやすくなる。
の状況を重みにしたフラグの単純和であり、第2項は、
自分以外との相関を計算し、その効果の総和項になる。
つぎに、以上の評価関数を用いて算出された評価値σ
(0≦σ≦1)は、評価結果23として%表示され(例
えば、35%)、個人フォルダ20に記録される。サー
バ処理部3は、この個別ユーザ時系列情報22に基づい
て算出された評価結果23を含む個人フォルダ20を、
データ記録部4に送信する(処理D)。また、サーバ処
理部3は、このドリル結果(例えば、ユーザの取り組ん
だドリル問題に対する正否情報)をクライアント端末1
−1に送信する(処理C)。
ついて)まず、サーバ処理部3は、データ記録部4に保
持されている評価結果23を含む個人フォルダ20と、
後述する閾値フォルダ30とを読み出す(処理E)。
る。閾値フォルダ30は、データ記録部4に備えられ、
ステップS103の統計解析プロセスにより算出された
評価結果23、この評価結果23に対応して選定される
項目(個別ユーザ用電子テキスト)31の情報を含む。
ユーザが取り組んだドリルに対する評価結果23は、例
えば、4つの段階に区分されている。
3」に対応する章に含まれるドリル問題「Q31」に取
り組んだ評価結果23を4段階に区分した場合について
簡単に説明する。
値が大きく、ユーザの評価が低いので、難易度の「易し
い」詳細編13の問題「Q32」を選定し、個別ユーザ
用電子テキスト31を作成する。但し、ユーザが再度、
ドリル12を要求した場合、サーバ処理部3は、ステッ
プS101のドリルプロセスの処理Bにより、ドリル問
題「Q31」よりも難易度の低い、例えば、章番号「S
2」に対応する章に含まれるドリル問題「Q21」を読
み出し、クライアント端末1−1に送信するようにして
もよい(処理A)。
がやや大きく、ユーザの評価がやや低いので、難易度が
「普通」である詳細編13の問題「Q33」を選定し、
個別ユーザ用電子テキスト31とする。但し、ユーザが
再度、ドリル12を要求した場合、サーバ処理部3は、
ステップS101のドリルプロセスの処理Bにより、難
易度を維持した章番号「S3」に対応するドリル問題
「Q31」を再度読み出し、クライアント端末1−1に
送信するようにしてもよい(処理A)。
がやや小さく、ユーザの評価がやや高いので、難易度の
「難しい」詳細編13の問題「Q34」を選定し、個別
ユーザ用電子テキスト31とする。但し、ユーザが再
度、ドリル12を要求した場合、サーバ処理部3は、ス
テップS101のドリルプロセスの処理Bにより、ドリ
ル問題「Q31」よりも難易度の高い、例えば、章番号
「S4」に対応する章に含まれるドリル問題「Q41」
を読み出し、クライアント端末1−1に送信するように
してもよい(処理A)。
小さく、ユーザの評価が大きいので、合格とし、個別ユ
ーザ用電子テキスト31は不要とする。なお、これらの
ドリルに対する評価結果23を区分するための閾値パラ
メータは、本発明である学習評価システム100の管理
者が予め適宜設定することができる。
段階目でそれぞれ作成された個別ユーザ用電子テキスト
31を、クライアント端末1−1に送信する(処理
F)。ユーザは、個別ユーザ用電子テキスト31が送信
されたことを確認すると、この確認情報をサーバ処理部
3に送信する(処理F)。
クライアント端末1−1に表示する場合について説明す
る。ステップS105の電子テキスト作成プロセスが実
行されると、サーバ処理部3は、データ記録部4に含ま
れる問題フォルダ10から必要な章番号11に対応した
各ファイルを収集し、個別ユーザ用電子テキスト31を
作成する。さらに、サーバ処理部3は、このクライアン
ト端末1−1のブラウザ上に、個別ユーザ用電子テキス
ト31をサムネイル表示する(例えば、個別ユーザ用電
子テキスト31のファイル名だけで、その内容を結び付
けるのは難しいので、一覧形式でイメージを小さく表示
することで、ユーザによるクライアント端末1−1の操
作を容易にすること)。
電子テキストは、1ページが1ファイルに相当し、各フ
ァイルには、上述したように、所属する章の章番号11
が記録されている。電子テキストの章番号11に対応す
る各章は、例えば、詳細編13、基本編14及び例題編
15を含む。
セスでは、サーバ処理部3は、ユーザの評価結果23に
基づいて必要な章を選定する(例えば、章番号「S
1」)。さらに、サーバ処理部3は、選定された章番号
「S1」に含まれる各問題を保持する問題ファイル10
をデータ記録部4から検索し、詳細編13、基本編14
及び例題編15に含まれる問題「Q12」「Q13」
「Q14」のそれぞれを、ページ番号順に並び替える。
このユーザにとって利用し易いように新しいリストファ
イルとして編集されたファイルを、個別ユーザ用電子テ
キスト31とする。サーバ処理部3は、クライアント端
末1−1上で、このリストファイルに基づいたサムネイ
ルを利用した目次表示を行う。また、ユーザは、クライ
アント端末1−1に表示されるブラウザ上のボタンをク
リック等の操作を行うことで、個別ユーザ用電子テキス
ト31の各ページを所望のページまで進んだり、戻った
り、又は、移動することができる。
立した後、ドリルを解き(S101)、統計解析による
成績結果を閲覧し(S103)、適切な個別ユーザ用電
子テキスト、又はドリルの提供を受けると共に、個別ユ
ーザのレベルに応じた章に進む(S105)といった一
連の操作を、例えば、クライアント端末1−1の表示画
面上で行うことができる。
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体、学習評価プログラムを含むコンピュータのメモリ
に転送可能なプログラム製品及び学習評価プログラムを
含むコンピュータでストアされるプログラム製品のいず
れかにより提供することができる。
リルを通して得られた解答状況を個別ユーザごとに分析
し、個別ユーザに対して適切な電子テキストを提供する
ことができる。また、本発明は、例えば、ドリルに含ま
れる各問題に対する個別ユーザの取り組み、全ユーザの
問題に対する解答状況等に基づいて、個別ユーザに対し
て適切な電子テキストを作成することができる。
構成図。
ーチャート。
Claims (8)
- 【請求項1】ネットワークを介して接続された、サーバ
とクライアント端末間で情報の送受信を行う学習評価方
法であって、 前記クライアント端末に対して認証確立を行うと共に、
第1の問題情報を送信し、かつ、該第1の問題情報に対
する解答情報をクライアント端末から受信し、該解答情
報を記録するドリルステップと、 前記第1の問題情報の該解答情報に基づく正否情報をク
ライアント端末に送信すると共に、前記第1の問題を繰
り返し解いた際の該正否情報を時系列に並べた個別ユー
ザ時系列情報を記録し、該個別ユーザ時系列情報に基づ
いて評価値を算出すると共に、前記クライアント端末か
ら第2の問題の出題要求を受信する統計解析ステップ
と、 前記評価値に基づいた第2の問題情報を該クライアント
端末に送信する教材作成ステップとを含む学習評価方
法。 - 【請求項2】前記統計解析ステップは、 評価値σを、問題を繰り返し解いた回数N、解答が正解
ならば“0”、不正解ならば“1”がそれぞれ立つフラ
グl(m)、最初に問題を解いたときからの時系列番号
m、mとの相対距離を表す番号n、問題に対する全ユー
ザの平均により決まるパラメータα、問題間の相関の強
さを表すパラメータβに基づいて、次式を用いて求める
ようにした請求項1に記載の学習評価方法。 【数1】 - 【請求項3】前記統計解析ステップは、 第1の問題情報の正否情報を時系列に並べた個別ユーザ
時系列情報、及び、第1の問題を解いた全ユーザの解答
状況に応じた問題の難易度に基づいて、前記評価値を求
めるようにした請求項2に記載の学習評価方法。 - 【請求項4】前記ドリルステップは、前記評価値に基づ
いて難易度を変更又は維持した第3の問題情報をクライ
アント端末に送信するようにした請求項1乃至3のいず
れかに記載の学習評価方法。 - 【請求項5】前記教材作成ステップは、 前記第2の問題情報を該クライアント端末にサムネイル
として表示するようにした請求項1乃至4のいずれかに
記載の学習評価方法。 - 【請求項6】ネットワークを介して接続された、サーバ
とクライアント端末間で情報の送受信を行う学習評価プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、 前記クライアント端末に対して認証確立を行うと共に、
第1の問題情報を送信し、かつ、該第1の問題情報に対
する解答情報をクライアント端末から受信し、該解答情
報を記録するドリルステップと、 前記第1の問題情報の該解答情報に基づく正否情報をク
ライアント端末に送信すると共に、前記第1の問題を繰
り返し解いた際の該正否情報を時系列に並べた個別ユー
ザ時系列情報を記録し、該個別ユーザ時系列情報に基づ
いて評価値を算出すると共に、前記クライアント端末か
ら第2の問題の出題要求を受信する統計解析ステップ
と、 前記評価値に基づいた第2の問題情報を該クライアント
端末に送信する教材作成ステップとを含む学習評価プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。 - 【請求項7】ネットワークを介して接続された、サーバ
とクライアント端末間で情報の送受信を行う学習評価装
置であって、 前記クライアント端末から送信される情報に従い処理を
行うサーバ処理部と、 前記サーバ処理部により各種情報を書込み及び読取りす
るためのデータ記録部とを備え、 前記サーバ処理部は、 前記クライアント端末に対して認証確立を行うと共に、
前記データ記録部に含まれる第1の問題情報を送信し、
かつ、該第1の問題情報に対する解答情報をクライアン
ト端末から受信し、該解答情報を前記データ記録部に記
録するドリル手段と、 前記第1の問題情報の該解答情報に基づく正否情報をク
ライアント端末に送信すると共に、前記第1の問題を繰
り返し解いた際の該正否情報を時系列に並べた個別ユー
ザ時系列情報を前記データ記録部に記録し、該個別ユー
ザ時系列情報に基づいて評価値を算出すると共に、前記
クライアント端末から第2の問題の出題要求を受信する
統計解析手段と、 前記評価値に基づいた第2の問題情報を該クライアント
端末に送信する教材作成手段とを有する学習評価装置。 - 【請求項8】前記データ記録部は、 個別ユーザ番号、第1の問題番号、個別ユーザ時系列情
報、評価値による評価結果に関する情報が記載された第
1のテーブルと、 評価結果の区分に基づいた第2の問題情報に関する情報
が記載された第2のテーブルとを備えた請求項7に記載
の学習評価装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000223236A JP2002040922A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 学習評価方法、学習評価プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び学習評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000223236A JP2002040922A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 学習評価方法、学習評価プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び学習評価装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002040922A true JP2002040922A (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=18717361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000223236A Pending JP2002040922A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 学習評価方法、学習評価プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び学習評価装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002040922A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004019250A1 (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-04 | Fujitsu Limited | ユーザサポート管理装置及びユーザサポート管理プログラム |
JP2012078768A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-04-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 人物マッチング装置、方法及びプログラム |
CN104361779A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-02-18 | 苏州市享乐惠信息科技有限公司 | 一种带有记错功能的新型反复式学习系统 |
-
2000
- 2000-07-25 JP JP2000223236A patent/JP2002040922A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004019250A1 (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-04 | Fujitsu Limited | ユーザサポート管理装置及びユーザサポート管理プログラム |
JP2012078768A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-04-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 人物マッチング装置、方法及びプログラム |
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