JP2002040905A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2002040905A
JP2002040905A JP2000227769A JP2000227769A JP2002040905A JP 2002040905 A JP2002040905 A JP 2002040905A JP 2000227769 A JP2000227769 A JP 2000227769A JP 2000227769 A JP2000227769 A JP 2000227769A JP 2002040905 A JP2002040905 A JP 2002040905A
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process cartridge
frame
photosensitive drum
image forming
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JP2000227769A
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Koujiro Yasui
功二郎 保井
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Canon Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体挿入時まで現像加圧を開放し、本体挿入
と同時に現像加圧が発生する画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 画像形成装置の感光体ドラム7を支持す
るドラムユニット103と現像ユニットDとを別体と
し、両ユニットD,103を連結して構成されるプロセ
スカートリッジにおいて、画像形成装置本体14へ挿入
時に本体ガイド部材に規制されて内側に弾性変形する板
状のカム106による現像加圧一時開放機構をプロセス
カートリッジBの外壁に有し、初回画像形成装置本体に
前記プロセスカートリッジBを挿入する前の段階におい
て現像加圧一時開放機構を作動させ現像ローラ10dの
感光体ドラム7に対する現像加圧が掛らない状態を保
ち、前記画像形成装置本体初回挿入時に画像形成装置本
体に設置された前記プロセスカートリッジ外壁に有す
る、弾性を有した板状のカム106を作動させるガイド
の変形におされてダボ102cが解除され現像加圧が掛
かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を用
いた電子写真画像形成装置に装填されるプロセスカート
リッジ及び電子写真画像形成装置に関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置とは、電子写
真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物で
ある。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例
えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レー
ザービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ
装置及びワードプロセッサー等が含まれる。
【0003】また、ここでプロセスカートリッジとは、
帯電手段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子
写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とす
る物である。及び帯電手段、クリーニング手段の少なく
とも1つと現像手段及び電子写真感光体ドラムとを一体
的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能と
するものである。更に、現像手段と電子写真感光体ドラ
ムとを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能
とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジにおい
て、前記現像手段は弾性現像ローラを前記感光体ドラム
に圧接するがより高画質を求めた場合ユーザが使用開始
するまでの物流衝撃や放置による負荷から前記圧接荷重
(現像加圧)を開放することが望ましい。従来は前記現
像加圧を開放する手段として別部材を付加して、プロセ
スカートリッジを画像形成装置本体に挿入前にユーザが
前記加圧解除部材をはずす構造を採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記構成を
更に発展させたものであり、その目的とするところは、
出荷から初期使用までの物流を含めた放置期間中におけ
る現像ローラ又は現像ローラ両端のスペーサコロと電子
写真感光体ドラム間の加圧をプロセスカートリッジの装
置本体への装着により解除し、製品コストとユーザの取
扱い負荷を減少したプロセスカートリッジ及び電子写真
画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0008】本出願に係る第1の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに形成さ
れた静電潜像を現像剤を用いて現像するための現像ロー
ラと、前記電子写真感光体ドラムを支持するドラム枠体
と、前記現像ローラを支持する現像枠体と、前記ドラム
枠体と現像枠体を回動可能に結合する結合部材と、前記
電子写真感光体ドラムと現像ローラを圧接する方向に付
勢する付勢部材と、前記電子写真感光体ドラムと現像ロ
ーラを離隔した状態で保持するために前記ドラム枠体と
現像枠体間に設けられた保持装置と、プロセスカートリ
ッジを画像形成装置本体に装着する際に、画像形成装置
本体に作用されて前記保持装置を解除する可動の直動カ
ムと、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ
である。
【0009】本出願に係る第15の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ムに形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するため
の現像ローラと、前記電子写真感光体ドラムを支持する
ドラム枠体と、前記現像ローラを支持する現像枠体と、
前記ドラム枠体と現像枠体を回動可能に結合する結合部
材と、前記電子写真感光体ドラムと現像ローラを圧接す
る方向に付勢する付勢部材と、前記電子写真感光体ドラ
ムと現像ローラを離隔した状態で保持するために前記ド
ラム枠体と現像枠体間に設けられた保持装置と、プロセ
スカートリッジを画像形成装置本体に装着する際に、画
像形成装置本体に作用されて前記保持装置を解除する可
動の直動カムと、を有するプロセスカートリッジを取り
外し可能に装着する装着手段と、 b.プロセスカートリッジが装着手段に装着される際に
前記直動カムを変位させるカム作動部と、 c.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有す
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】プロセスカートリッジ及びこれを
装着可能な画像形成装置について、図1及至図8を参照
して具体的に説明する。なお、図1及び図2はプロセス
カートリッジの外観説明図である。図3はプロセスカー
トリッジBを装着した画像形成装置の構成模式説明図、
図5及至図8はプロセスカートリッジBの装着手段の構
成説明図である。
【0011】ここでプロセスカートリッジB及びこれを
用いる画像形成装置の全体構成を説明する。
【0012】[全体構成]この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ)Aは、図3に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の
電子写真感光体である感光体ドラム7へ照射して該感光
体ドラム7に潜像を現像剤(以下「トナー」と呼ぶ)で
現像してトナー像を形成する。
【0013】そして前記トナー像の形成と同期して、記
録媒体2を収容した給紙カセット3aからピックアップ
ローラ3b及びこれに圧接する圧接部材3cで一枚ずつ
分離給送すると共に、搬送ローラ対3d、レジストロー
ラ対3e等からなる搬送手段3で搬送し、且つプロセス
カートリッジBとしてカートリッジ化された前記電子写
真画像形成装置に形成したトナー像を転写手段としての
転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体2に
転写し、その記録媒体2を搬送ベルト3fによって定着
手段5へと搬送する。この、定着手段5は駆動ローラ5
aと、ヒータ5bを内蔵するとともに支持体5cによっ
て回転可能に支持された筒状シートで構成された定着回
転体5dからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を
印加して転写トナー像を定着する。
【0014】そしてこの記録媒体2を排出ローラ対3
g,3hで搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと
排出する如く構成している。なお、この画像形成装置A
は、手差しトレイ3i及び3jによって手差し給送も可
能となっている。
【0015】[プロセスカートリッジ]一方、前記プロ
セスカートリッジBは、電子写真感光体と、少なくとも
1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセ
ス手段としては、例えば電子写真感光体ドラムを帯電さ
せる帯電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像
する現像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーを
クリーニングするためのクリーニング手段等がある。本
実施の形態のプロセスカートリッジBは、図4に示すよ
うに、感光層を有する電子写真感光体ドラムである感光
体ドラム7の表面を帯電ローラ8により一様に帯電し、
この帯電した感光体ドラム7に対して、前記光学系1か
らの光像を露光開口部9を介して露光し静電潜像を形成
し、該潜像を現像手段10によって現像するように構成
している。
【0016】前記現像手段10は、トナー収納容器10
a内のトナー送り手段である回転可能なトナー送り部材
10b2でトナー収納容器10aの開口部10gへ送り
出し、その開口部10gと通じて現像枠体10f内へ送
り出し、このトナーをトナー撹拌部材10b1で撹拌
し、現像回転体である現像ローラ10dを回転させると
共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与
したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成し、その
トナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させる
ことによってトナー像を形成して可視像化するものであ
る。
【0017】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
に、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーを掻き落すとともに、スクイシート
11bによってすくいとり、除去トナー収納部11cへ
集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上
の残留トナーを除去するように構成している。
【0018】なお、前記感光体ドラム7等の各部材は、
トナー送り部材10b2を回転駆動されるように支持す
るトナー収納容器10aとトナー撹拌部材10b1、現
像ローラ10d、現像ブレード10e等の現像部材を内
蔵する現像枠体10f及びトナー収納容器10aの一部
である蓋部材10i及びトナー収納容器10aを接合し
て一体化した現像ユニットDと、除去トナー収納部11
cを構成し、感光体ドラム7、クリーニングブレード1
1a、スクイシート11b及び帯電ローラ8をクリーニ
ング枠体13で一体化したドラムユニット103とを結
合してカートリッジ化され、画像形成装置本体14に設
けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着され
る。
【0019】現像ユニットDとクリーニング枠体13の
結合は結合部材を用いて結合され、付勢手段を現像枠体
10fとクリーニング枠体13間に設けて感光体ドラム
7と現像ローラ10dの両端に現像ローラ10dと同心
に設けたスぺーサコロ(不図示)を突き当てるようにし
ている。ただし、接触現像による場合は感光体ドラムと
現像ローラ10dを直接接触しスペーサコロは用いな
い。本例においては、クリーニング枠体13と現像枠体
10fの結合は、図4に示すように、現像枠体10fの
長手方向(感光体ドラム7の軸方向と平行な方向をい
う、以下同じ)の両端部からクリーニング枠体13に向
ってアーム21を突出し、アーム21の先端の穴とクリ
ーニング枠体13の穴に結合部材としての結合ピン22
を嵌入してクリーニング枠体13と現像ユニットDを回
動可能に結合している。
【0020】そして、現像枠体10f上面(アーム21
の根本部分)10f1と、クリーニング枠体13の現像
ユニットD側へ延出した延出部内壁13a間に圧縮コイ
ルばね23を縮設してある。このばね23のばね力で感
光体ドラム7と現像ローラ10d両端のスペーサコロ、
又は感光体ドラム7と現像ローラ10dが直接圧接す
る。なお圧縮コイルばね22とされたばね部材はばね部
材であれば限定はなく、クリーニング枠体13と現像ユ
ニットD間に引張りコイルばねを張設してもよく、後述
の本発明の実施の形態では説明の便宜上引張りコイルば
ねを用いている。
【0021】上記構成において、プロセスカートリッジ
Bを装着する場合には、図3及び図5及至図8に示すよ
うに開閉部材15をヒンジ15aを中心にして上方へ開
き、図5に図示した矢印Xの方向に図1に示すボス18
a及びリブ18bをガイドレール16に沿わせてプロセ
スカートリッジBの先端を画像形成装置Aの光学系1の
下に潜りこませるように挿入する。ここで、ボス18
a,リブ18bはプロセスカートリッジBの長手方向
(感光体ドラム7の軸方向)両端に夫々備えている。ガ
イドレール16は略円弧状に形成してあると共に、その
上方にあるガイド部材17もこれに倣った形状をしてお
り、且つリブ18bも同様な略円弧状であるために、挿
入するに従ってプロセスカートリッジBは略水平にな
る。さらに、プロセスカートリッジBを押し込むと、図
8のように、画像形成装置Aに設けた突当部材19がク
リーニング枠体13の先端の両端部付近に設けた当接面
20に当接し、次にプロセスカートリッジBのボス18
aがガイドレール16の終端に形成した受け凹部16c
に落ち込む。ここで開閉部材15をヒンジ15aを中心
にして回動して閉じると不図示の連動手段により図7に
示すカップリング凹部39が前進して感光体ドラム7の
側端に固着したドラムフランジ(不図示)に一体のカッ
プリング凸部36(図1参照)に係合し、画像形成装置
A側の駆動源からカップリング凹部39は進退可能に画
像形成装置本体Aに設けられている。
【0022】上記ガイド部材16のガイドレール16a
の入口部は、後述のプロセスカートリッジBの有するカ
ム付モールドばね106に作用するカム作動部110a
となっている。このカム作動部110aは長手方向に直
交する平面と交叉する平面の角であり、この角をなす稜
線はプロセスカートリッジBのボス18a及びリブ18
bをガイドレール16に挿入する際のプロセスカートリ
ッジBの移動方向を横切っている。
【0023】[現像加圧一時開放機構]以下に本発明の
中核をなすプロセスカートリッジにおける現像加圧一時
開放機構について実施の形態を添付図面を用いて説明す
るが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではな
い。
【0024】(実施の形態1)まず、図9、図11に示
す様にドラムユニット103において、ドラムユニット
外壁103aに一体化されたカム付モールドばね106
及び、現像加圧開放ストッパ穴103bを設置させ、ま
た現像ユニットDの外壁102aに現像加圧開放ストッ
パダボ102cを設置したモールドばね102bを設置
する。工場出荷段階では前記図9に示す様に現像ユニッ
ト外壁102aに設置された現像加圧開放ダボ102c
をドラムユニット外壁103aに設置された現像加圧開
放ストッパ穴103bに嵌め込む事で感光体ドラム7と
現像ローラ10dのギャップRを確保する。
【0025】ここで、ドラムユニット外壁103aはク
リーニング枠体13と一体でもよく、クリーニング枠体
13に固定した部材としてもよい。カム付モールドばね
106は樹脂成形によりドラムユニット外壁103aと
一体である。現像加圧開放スットパ穴103bはドラム
ユニット外壁103aに設けてあり、左右の該穴103
bをとおる一つの中心線は感光体ドラム7の中心線に平
行である。現像加圧開放ストッパダボ102cは、現像
ユニット外壁102aに一体に設けられている。現像ユ
ニット外壁102aは合成樹脂成形されたばね部材であ
り、現像加圧開放ストッパダボ102cをほぼ長手方向
に変位可能な片持梁状である。
【0026】上述のように現像加圧開放ストッパ穴10
3bに現像加圧開放ストッパダボ102cが嵌合した状
態では感光体ドラム7と現像ローラ10dはスペースコ
ロも含めて離隔している。このように感光体ドラム7と
現像ローラ10dが離隔した状態で物流するので感光体
ドラム7と現像ローラ10dはクリープ等により凹部が
生じて、回転が不円滑となることがない。
【0027】次に図10に示す様にプロセスカートリッ
ジBが装置本体に挿入された時前記ドラムユニット外壁
103aに設置された前記カム付モールドばね106
は、現像装置(不図示)に設置され、前記カム付モール
ドばね106が当接する部位(不図示)に相当する領域
の内幅寸法が管理された本体カートリッジガイド部材1
10に圧接することで前記カム付モールドばね106が
内側に変形する。ここで、本体カートリッジ部材110
は図6、図7に示すガイド部材17とその上部に続く装
置本体14の部材に相当する。カム作用部110aは図
6、図7においてガイド部材17の長手方向に垂直な面
とガイド部材17の上方のこの垂直な面と同一の面と交
わる上面との角となる。カム付モールドばね106の根
本側の幅W2は、カム作動部110aの幅Wよりはわず
かに小さい。プロセスカートリッジBをカートリッジ装
着手段(図6、図7参照)に挿入すると、ボス18a、
リブ18bがガイドレール16に入った時に、カートリ
ッジガイドのカム作用部110aにカム付モールドばね
106のカム部106aの根本が当接する。この状態で
プロセスカートリッジBをカートリッジ装着手段へ押し
込むと片持の板ばね状の直動カムとされたカム部106
aはたわみ、ドラムユニット外壁103aを挿通してい
るカム部106a先端から長手方向に折曲した突起10
6bが現像ユニット外壁102aのモールドばね102
b部分を押してプロセスカートリッジBの左右から中央
側へ向って変形させる。
【0028】該現像ユニット外壁102aに設置された
モールドばね102bが変形することで前記モールドば
ね106に設置された現像加圧開放ストッパダボ102
cが前記ドラムユニット外壁103aに設置された現像
加圧開放ストッパ穴103bから抜け出し、現像加圧ば
ね108のばね力により現像ユニットDが移動し、感光
体ドラム7に現像ローラ10dが接触し前記現像加圧ば
ね荷重が掛かった状態で維持される。
【0029】ここで現像加圧ばね108は一端がクリー
ニング枠体13と一体成形されるか、またはクリーニン
グ枠体13に固定したドラムユニット外壁103aに係
止され、他端が現像枠体10fと一体成形されるか、又
は現像枠体10fに固定された現像ユニット外壁102
aに係止されている。ここで現像加圧ばね108は引張
りコイルばねである。現像ユニットDとドラムユニット
103は現像加圧ばね108で引き寄せられることによ
り結合ピン22(図4参照)を中心に回動しようとする
が、現像加圧開放ストッパダボ102cが現像加圧開放
ストッパ穴103bに嵌入しているため、感光体ドラム
7と現像ローラ10dは離隔された状態が保たれる。な
お、現像加圧ばね108としては図4に示したように圧
縮コイルばね23によってもよい。
【0030】前記現像加圧一時開放機構は図13に示さ
れる。前記現像加圧一時開放機構は図13に示す如く概
略以下の式で成り立つ。
【0031】a*(d/c)>b (式1) ここで、aはカム付モールドばね106と本体カートリ
ッジガイド部材110の掛かり量。cは前記カム付モー
ルドばね106のモールドばね102bに対する作用点
P1からモールドばね102bの変形開始点P2の距離
である。dはモールドばね102bに設置された現像加
圧開放ストッパダボ102cから前記モールドばね10
2bの変形開始点P2までの距離である。bは前記現像
加圧開放ストッパダボ102cとドラムユニット外壁1
03aに設置された現像加圧開放ストッパ穴103bの
掛かり量である。
【0032】また、前記カム付モールドばね106を本
体カートリッジガイド部材110のカム作用部110a
で作動させるべく前記カム付モールドばね106の本体
カートリッジガイド部材110のカム作用部110aの
幅Wを設定する(図13参照)。
【0033】W2<W=(W1−2*a) (式2) ここで、図9に示すようにW1は、カム付モールドばね
106の全幅であり、W2はプロセスカートリッジBの
前記本体カートリッジガイド部材のカム作用部110a
に該当する全幅を示す。
【0034】(実施の形態2)本実施の形態2の側面図
を図14に示すが、図15に示す如く現像加圧ストッパ
穴103bの位置をカム付モールドばね106の作用点
P1と鉛直方向に同軸とすることでc=dとなり、カム
付モールドばね106と現像加圧ストッパダボ102c
の作動ストローク比がほぼ1となり前記実施の形態1よ
りカム付モールドばね106がダボ102cを現像加圧
開放ストッパ穴103bから抜くのに必要なストローク
aを小さくできる。
【0035】また、本体カートリッジガイド部材110
のカム作用部110aの幅Wの設定は前記実施の形態1
と同様である。
【0036】(実施の形態3)まず、図16、図18に
示す様に現像ユニットDにおいて、現像ユニット外壁1
02aに一体化されたカム付モールドばね106を設置
させ、またドラムユニット103の外壁103aに現像
加圧開放ストッパ壁103cを設置する。工場出荷段階
では前記図16、図18に示す様にドラムユニット外壁
103aに設置された現像加圧開放ストッパ壁103c
に前記カム付モールドばね106の突き当て部106c
を突き当てることで感光体ドラム7と現像ローラ10d
のギャップRを確保する。次に図17、図19に示す様
にプロセスカートリッジBが装置本体に挿入された時現
像ユニット外壁102aに設置された前記カム付モール
ドばね106は、現像装置(不図示)に設置され、前記
カム付モールドばね106が当接する部位に相当する領
域の内幅寸法が管理された本体カートリッジガイド部材
110に圧接することで前記カム付モールドばね106
が内側に変形し、前記ドラムユニット外壁103aに設
置された現像加圧開放ストッパ壁103cからカム付モ
ールドばね106の突き当て部106cが離脱し、現像
加圧ばね108のばね荷重により現像ユニットDが可動
し、感光体ドラム7に現像ローラ10dが接触し前記現
像加圧ばね荷重が掛かった状態で維持される。前記現像
加圧一時開放機構は図20に示す如く概略以下の式で成
り立つ。
【0037】a*(c/d)>b (式3) ここで、aはカム付モールドばね106と本体カートリ
ッジガイド部材110の掛かり量、即ち、カム部106
aのカムリフトに等しい。cは前記カム付モールドばね
106の先端(現像加圧ストッパ壁103cに対する突
き当て部106c)からカム付モールドばね106の変
形開始点P3の距離であり、dはカム付モールドばね1
06の最大作動頂点であるカムトップ106dから前記
カム付モールドばね106の変形開始点P3までの距離
である。bは前記現像加圧開放ストッパ壁103cと前
記カム付モールドばね106の突き当て部106cの作
動方向掛かり量である。本例の場合、現像加圧ストッパ
壁103cとカム付モールド106の突き当て部106
cの幅は等しく、この幅は掛かり量bと等しくなってい
る。
【0038】また、前記カム付モールドばね106を本
体カートリッジガイド部材110のカム作用部110a
で作動させるべく前記カム付モールドばね106の本体
カートリッジガイド部材110のカム作用部110aの
幅Wを設定する(図20参照)。
【0039】W2<W=(W1−2*a) (式4) ここで、W1はカム付モールドばね106の全幅であ
り、W2はプロセスカートリッジBの前記本体カートリ
ッジ部材のカム作用部110aに該当する全幅を示す。
【0040】上述した実施の形態をまとめると共に補足
すれば次のとおりである。
【0041】第1は画像形成装置本体14に着脱可能な
プロセスカートリッジBにおいて、感光体ドラム7と、
感光体ドラム7に形成された静電潜像を現像剤を用いて
現像するための現像ローラ10dと、感光体ドラム7を
支持するドラム枠体であるクリーニング枠体13と、現
像ローラ10dを支持する現像枠体10fと、ドラム枠
体と現像枠体10dを回動可能に結合する結合部材であ
る結合ピン22と、感光体ドラム7と現像ローラ10d
を圧接する方向に付勢する付勢部材である圧縮コイルば
ね23又は現像加圧ばね108と、感光体ドラム7と現
像ローラ10dを離隔した状態で保持するためにドラム
枠体と現像枠体10f間に設けられた保持装置と、プロ
セスカートリッジBを画像形成装置本体14に装着する
際に、画像形成装置本体14に作用されて保持装置を解
除する可動の直動カム106と、を有するプロセスカー
トリッジである。ここで保持装置としては、感光体ドラ
ム7と現像ローラ10dを離隔した状態で嵌合するドラ
ムユニット103の穴103bと現像ユニットDのダボ
102cがある。そして装置本体14へプロセスカート
リッジBを挿入するに際して、装置本体14のカム作用
部110aで直動カム106aがダボ102cを穴10
3bから抜くことにより、感光体ドラム7と現像ローラ
10dを圧接する。
【0042】第2は第1において前記直動カム106は
合成樹脂にてばね部材と一体成形されているカム付モー
ルドばね106である。
【0043】第3は第1又は第2において直動カム10
6はドラム枠体(13)又は現像枠体10fに設けられ
ている。実施の形態1〜3において直動カムはドラム枠
体に設けたが現像枠体に設けてもよい。
【0044】第4は第2において前記直動カム106は
ドラム枠体(13)又は現像枠体10dに一体成形され
ている。即ち、直動カムはカートリッジ枠体(現像枠
体、ドラム枠体の何れか)と一体成形である。なお、直
動カムはカートリッジ枠体と別体でカートリッジ枠体に
可動に取り付けてもよい。
【0045】第5は第1から第4の何れか1つにおいて
前記保持装置はドラム枠体(13)又は現像枠体10f
の何れか一方の枠体に設けた穴103bと、他方の枠体
に設けられたダボ102cであって、穴103bはプロ
セスカートリッジBの装着方向に対して交叉する方向に
設けられダボ102cは穴103bに係脱するように可
動に設けられている。
【0046】第6は第5においてダボ102cはドラム
枠体又は現像枠体、前記枠体に設けた穴103bに対し
て係脱するように可動に一体成形されている。
【0047】第7は第1から第4の何れか1つにおいて
保持装置はプロセスカートリッジBの着脱方向において
直動カム106の移動に伴って移動するプロセスカート
リッジの着脱方向に対して交差する一方の端面である突
き当て部106cを有する部材と、直動カム106を設
けられていない枠体に設けられプロセスカートリッジB
の着脱方向に交差する他方の端面である現像加圧ストッ
パ壁103cを有する部材により構成され、感光体ドラ
ム7と現像ローラ10dが離隔した状態で互いに前記付
勢部材である現像加圧ばね108又は圧縮コイルばね2
3の付勢力により圧接される。
【0048】第8は第7において一方の端面である突き
当て部106cを有する部材は直動カム106と一体に
設けられ、他方の端面である現像加圧ストッパ壁103
cを有する部材は直動カムを設けられていない枠体に有
する。
【0049】第9は第1において付勢部材とはばね部材
である。このばね部材はドラムユニット103と現像ユ
ニットD間に設けられた圧縮コイルばね23又は引張り
コイルばねである現像加圧ばね108である。
【0050】第10は現像ローラ10dは両端部に感光
体ドラム7に接触する現像ローラ10dと同一中心のコ
ロ(不図示)を有する。
【0051】第11は第1から第9の何れか1つにおい
て現像ローラ10dは感光体ドラム7と接触し接触現像
を行う。
【0052】第12は第1から第11の何れか1つにお
いてプロセスカートリッジBとは、帯電手段である帯電
ローラ8、またはクリーニング手段であるクリーニング
ブレード11a、スクイシート11b及び除去トナー収
納部11cと現像手段である現像ローラ10d、現像ブ
レード10e等及び感光体ドラム7とを一体的にカート
リッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体14
に対して着脱可能とするものである。
【0053】第13は第1から第11の何れか1つにお
いてプロセスカートリッジBとは帯電手段(8)、クリ
ーニング手段11の少なくとも一つと現像手段10及び
感光体ドラム7とを一体的にカートリッジ化して画像形
成装置本体14に対して着脱可能とするものである。
【0054】第14は第1から第11の何れか1つにお
いてプロセスカートリッジBとは現像手段10と感光体
ドラム7とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置
本体14に着脱可能とするものである。
【0055】第15はプロセスカートリッジBを着脱可
能で記録媒体2に画像を形成する電子写真画像形成装置
Aにおいて、 a.感光体ドラム7と、感光体ドラム7に形成された静
電潜像を現像剤を用いて現像するための現像ローラ10
dと、感光体ドラム7を支持するドラム枠体であるクリ
ーニング枠体13と、現像ローラ10dを支持する現像
枠体10fと、ドラム枠体(13)と現像枠体10fを
回動可能に結合する結合部材である結合ピン22と、感
光体ドラム7と現像ローラ10dを圧接する方向に付勢
する付勢部材である圧縮コイルばね23又は現像加圧ば
ね108と、感光体ドラム7と現像ローラ10dを離隔
した状態で保持するために前記ドラム枠体(13)と現
像枠体10f間に設けられた保持装置と、プロセスカー
トリッジBを画像形成装置本体14に装着する際に、画
像形成装置本体14に作用されて保持装置を解除する可
動の直動カム106と、を有するプロセスカートリッジ
Bを取り外し可能に装着する装着手段であるガイドレー
ル16、ガイド部材17等と、 b.プロセスカートリッジBが装着手段に装着される際
に直動カム106を変位させるカム作動部110aと、 c.記録媒体2を搬送するための搬送手段3と、を有す
る電子写真画像形成装置である。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、出荷から初期使用まで
の物流を含めた放置期間中の現像ローラの電子写真感光
体ドラムへの加圧を解除することが低コストで可能とな
り、かつ前記開放された現像ローラの感光体への加圧を
プロセスカートリッジの初回の画像形成装置本体への挿
入段階で、ユーザが電子写真感光体ドラムと現像ローラ
間の離隔の解除動作を意識する事なくプロセスカートリ
ッジの画像形成装置本体への挿入動作のみで電子写真感
光体ドラムと現像ローラとの加圧を復帰させることが可
能になり、本発明を用いない場合に比べて、ユーザーの
取扱い負荷も軽減されたプロセスカートリッジの提供が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジの左側面外観斜視図であ
る。
【図2】プロセスカートリッジの上面外観平面図であ
る。
【図3】画像形成装置、プロセスカートリッジの構成を
表す縦断面図である。
【図4】プロセスカートリッジの構成を表す縦断面図で
ある。
【図5】プロセスカートリッジを着脱する状態を説明す
る画像形成装置の斜視図である。
【図6】プロセスカートリッジの着脱をガイドする画像
形成装置の右側ガイド構成の斜視図である。
【図7】プロセスカートリッジの着脱をガイドする画像
形成装置の左側ガイド構成の斜視図である。
【図8】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着す
る状態を説明する縦断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係る本体挿入前、現像
加圧開放状態のプロセスカートリッジの上面断面図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態1に係る本体挿入後、現
像加圧状態のプロセスカートリッジの上面断面図であ
る。
【図11】本発明の実施の形態1に係る本体挿入前、現
像加圧開放状態を示し図9の一部拡大図である。
【図12】本発明の実施の形態1に係る本体挿入後、現
像加圧状態を示し図10の一部拡大図である。
【図13】本発明の実施の形態1の機構成立条件を示す
平面断面図である。
【図14】本発明の実施の形態1に係る現像加圧の解除
を保つ保持機構の側面拡大図である。
【図15】本発明の実施の形態2に係る現像加圧の解除
を保つ保持機構の側面拡大図である。
【図16】本発明の実施の形態2に係る本体挿入前、現
像加圧開放状態のプロセスカートリッジの上面断面図で
ある。
【図17】本発明の実施の形態2に係る本体挿入後、現
像加圧状態のプロセスカートリッジの上面断面図であ
る。
【図18】本発明の実施の形態3に係る本体挿入前、現
像加圧開放状態のプロセスカートリッジの上面断面拡大
図である。
【図19】本発明の実施の形態3に係る本体挿入後、現
像加圧状態のプロセスカートリッジの上面断面拡大図で
ある。
【図20】本発明の実施の形態3の保持機構成立条件を
示す上面断面図である。
【図21】本発明の実施の形態3に係る図20の側面拡
大図である。
【符号の説明】
A…電子写真画像形成装置 B…プロセスカートリッジ D…現像ユニット 1…光学系 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…給紙カセット 3b…ピックアッ
プローラ 3c…圧接部材 3d…搬送ローラ対 3e
…レジストローラ対 3f…搬送ベルト 3g,3h…
排出ローラ 3i…手差しトレイ 3j…ローラ 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…支持体 5d…定着回転体 6…排出部 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…露光開口部 10…現像手段 10a…現像剤収納容器(トナー収納
容器) 10b1…トナー撹拌部材 10b2…トナー
送り部材 10c…固定磁石 10d…現像ローラ 1
0e…現像ブレード 10f…現像枠体 10f1…上
面 10g…開口部 10h…アンテナ棒 10i…蓋
部材 10k,10m…スペース 10p…面 10q
…上下接合部 10r…条溝 10s…平面 10t…
突条 10u,10v…スペース 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…除去トナー収納部 13…クリーニング枠体 13a…内壁 13b…穴 14…画像形成装置本体 15…開閉部材 15a…ヒンジ 16…ガイドレール 16b…カム作用部 16c…受
け凹部 17…ガイド部材 18a…ボス 18b…リブ 19…突当部材 20…当接面 21…アーム 22…結合ピン 23…圧縮コイルばね 36…カップリング凸部 39…カップリング凹部 102a…現像ユニット外壁 102b…モールドばね
102c…現像加圧開放ストッパダボ 103…ドラムユニット 103a…ドラムユニット外
壁 103b…現像加圧開放ストッパ穴 103c…現
像加圧ストッパ壁 106…カム付モールドばね 106a…カム部 10
6b…突起 106c…突き当て部 106d…カムト
ップ 108…現像加圧ばね 110…本体カートリッジガイド部材 110a…本体
カートリッジガイド、カム付モールドばねのカム作用部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像
    剤を用いて現像するための現像ローラと、 前記電子写真感光体ドラムを支持するドラム枠体と、 前記現像ローラを支持する現像枠体と、 前記ドラム枠体と現像枠体を回動可能に結合する結合部
    材と、 前記電子写真感光体ドラムと現像ローラを圧接する方向
    に付勢する付勢部材と、 前記電子写真感光体ドラムと現像ローラを離隔した状態
    で保持するために前記ドラム枠体と現像枠体間に設けら
    れた保持装置と、 プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着する際
    に、画像形成装置本体に作用されて前記保持装置を解除
    する可動の直動カムと、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記直動カムは合成樹脂にてばね部材と
    一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の
    プロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記直動カムはドラム枠体又は現像枠体
    に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記直動カムはドラム枠体又は現像枠体
    に一体成形されていることを特徴とする請求項2に記載
    のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記保持装置はドラム枠体又は現像枠体
    の何れか一方の枠体に設けた穴と、他方の枠体に設けら
    れたダボであって、前記穴はプロセスカートリッジの装
    着方向に対して交叉する方向に設けられ前記ダボは前記
    穴に係脱するように可動に設けられていることを特徴と
    する請求項1から4の何れか1つに記載のプロセスカー
    トリッジ。
  6. 【請求項6】 前記ダボはドラム枠体又は現像枠体に前
    記枠体に設けた穴に対して係脱するように可動に一体成
    形されていることを特徴とする請求項5に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記保持装置はプロセスカートリッジの
    着脱方向において直動カムの移動に伴って移動するプロ
    セスカートリッジの着脱方向に対して交差する一方の端
    面を有する部材と、直動カムを設けられていない枠体に
    設けられプロセスカートリッジの着脱方向に交差する他
    方の端面を有する部材により構成され、前記電子写真感
    光体ドラムと現像ローラが離隔した状態で互いに前記付
    勢部材の付勢力により圧接される夫々端面を有する部材
    を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか1つ
    に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記一方の端面を有する部材は直動カム
    と一体に設けられ、他方の端面を有する部材は直動カム
    を設けられていない枠体に有することを特徴とする請求
    項7に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記付勢部材とはばね部材である請求項
    1に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記現像ローラは両端部に前記電子写
    真感光体ドラムに接触する現像ローラと同一中心のコロ
    を有することを特徴とする請求項1から9の何れか1つ
    に記載のプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記現像ローラは前記電子写真感光体
    ドラムと接触し接触現像を行うことを特徴とする請求項
    1から9の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
    手段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真
    感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカー
    トリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする請
    求項1から11の何れか1つに記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  13. 【請求項13】 前記プロセスカートリッジとは帯電手
    段、クリーニング手段の少なくとも一つと現像手段及び
    電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して
    画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1から
    11の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記プロセスカートリッジとは現像手
    段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化
    して画像形成装置本体に着脱可能とする請求項1から1
    1の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
    録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像
    剤を用いて現像するための現像ローラと、 前記電子写真感光体ドラムを支持するドラム枠体と、 前記現像ローラを支持する現像枠体と、 前記ドラム枠体と現像枠体を回動可能に結合する結合部
    材と、 前記電子写真感光体ドラムと現像ローラを圧接する方向
    に付勢する付勢部材と、 前記電子写真感光体ドラムと現像ローラを離隔した状態
    で保持するために前記ドラム枠体と現像枠体間に設けら
    れた保持装置と、 プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着する際
    に、画像形成装置本体に作用されて前記保持装置を解除
    する可動の直動カムと、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 b.プロセスカートリッジが装着手段に装着される際に
    前記直動カムを変位させるカム作動部と、 c.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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