JP2002040255A - 偏光板及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

偏光板及びそれを用いた液晶表示装置

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JP2002040255A
JP2002040255A JP2000231876A JP2000231876A JP2002040255A JP 2002040255 A JP2002040255 A JP 2002040255A JP 2000231876 A JP2000231876 A JP 2000231876A JP 2000231876 A JP2000231876 A JP 2000231876A JP 2002040255 A JP2002040255 A JP 2002040255A
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polarizing plate
film
liquid crystal
polarizer
light
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JP2000231876A
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English (en)
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Eiji Hamamoto
英二 濱本
Hisafumi Mihara
尚史 三原
Seiichi Kusumoto
誠一 楠本
Yuji Saiki
雄二 済木
Yoichiro Sugino
洋一郎 杉野
Senri Yoshikawa
せんり 吉川
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学特性に優れた偏光板及びそれを用いた液晶
表示装置を提供する。 【解決手段】合成樹脂フィルムを染色、架橋、延伸、乾
燥して形成した偏光子と、保護フィルムとを貼り合わせ
て構成した偏光板であって、最初の浴に入れる時の前記
合成樹脂フィルムの幅をA、その時の原反からの延伸倍
率をB、前記保護フィルムを貼り合わせる時の偏光子の
幅をC、その時の原反からの延伸倍率をDとした場合、
以下の関係を有する偏光板とする。 (A/B)/(C/D)>11

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置(以
下、LCDと略称することがある。)に使用される偏光
板及びそれを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LCDは、パソコン等に使用されてお
り、近年、急激にその需要が増加している。LCDの用
途は広がってきており、近年はモニター用途にも使用さ
れるようになってきている。
【0003】LCDに使用する偏光板は、例えば、ポリ
ビニルアルコール(以下、PVAと略称することがあ
る。)フィルムを、二色性を有するヨウ素又は二色性染
料で染色する染色工程、ホウ酸やホウ砂等で架橋する架
橋工程、及び一軸延伸する延伸工程の後に乾燥し、トリ
アセチルセルロース(以下、TACと略称することがあ
る。)フィルム等の保護層と貼り合わせて製造されてい
る。なお、染色、架橋、延伸の各工程は、別々に行なう
必要はなく同時に行なってもよく、また、各工程の順番
も任意でよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、LCD
はモニター用途等の高性能機器に用いられるに伴い、L
CDに使用される偏光板自体も高性能のものが求められ
ている。
【0005】しかし、従来の偏光板は必ずしも上記要求
に十分に応え得るものではないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、前記従来の問題を解決
するため、より光学特性に優れた偏光板及びそれを用い
た液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の偏光板は、合成樹脂フィルムを染色、架橋、延
伸、乾燥して形成した偏光子と、保護フィルムとを貼り
合わせて構成した偏光板であって、最初の浴に入れる時
の前記合成樹脂フィルムの幅をA、その時の原反からの
延伸倍率をB、前記保護フィルムを貼り合わせる時の偏
光子の幅をC、その時の原反からの延伸倍率をDとした
場合、以下の関係を有することを特徴とする。
【0008】(A/B)/(C/D)>11 本発明の偏光板は、前記関係が、(A/B)/(C/
D)>12であることが好ましい。
【0009】また、本発明の偏光板は、単体透過率が4
2%〜45%であり、偏光度が99%以上であることが
好ましい。
【0010】また、本発明の偏光板は、前記合成樹脂フ
ィルムがポリビニルアルコールフィルムであり、前記保
護フィルムがトリアセチルセルロースフィルムであるこ
とが好ましい。
【0011】また、本発明の偏光板は、反射板又は半透
過反射板を貼り合わせることが好ましい。
【0012】また、本発明の偏光板は、位相差板又はλ
板を貼り合わせることが好ましい。
【0013】また、本発明の偏光板は、視角補償フィル
ムを貼り合わせることが好ましい。
【0014】また、本発明の偏光板は、輝度向上フィル
ムを貼り合わせることが好ましい。
【0015】次に、本発明の液晶表示装置は、液晶セル
の少なくとも片側に上記偏光板を使用したことを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、合成樹脂フィルムを最
初の浴に入れる時の幅及びその時の原反からの延伸倍率
と、保護フィルムを貼り合わせる時の偏光子の幅及びそ
の時の原反からの延伸倍率とを一定の関係を満たす範囲
に限定することにより、光学特性に優れた偏光板を得る
ことができ、その結果、より高性能な液晶表示装置を提
供するものである。
【0017】即ち、合成樹脂フィルムを主成分が水であ
る最初の浴に入れる時の合成樹脂フィルムの幅をA、そ
の時の原反からの延伸倍率をB、保護フィルムを貼り合
わせる時の偏光子の幅をC、その時の原反からの延伸倍
率をDとしたとき、(A/B)/(C/D)>11の関
係、好ましくは(A/B)/(C/D)>12の関係を
有すると、光学特性に優れた偏光板が得られることを確
認した。
【0018】合成樹脂フィルムを主成分が水である最初
の浴に入れる時の原反から延伸倍率Bとは、合成樹脂フ
ィルムを製膜後、乾式状態でロール延伸や圧延等により
延伸している場合、その時の延伸倍率がそれに相当す
る。無延伸の場合は、延伸倍率は1倍となる。
【0019】また、保護フィルムを貼り合わせる時の原
反からの延伸倍率Dとは、主成分が水である最初の浴に
入れる前に乾式延伸等を行なっている場合は、その延伸
倍率も含めた全延伸倍率である。
【0020】なお、保護フィルム又は偏光子の幅を調整
する方法に関しては、特に限定するものではなく、ロー
ル延伸や圧延等の通常の方法を用いることができる。
【0021】本発明で用いる偏光板の基本的な構成は、
二色性物質含有のポリビニルアルコール系偏光フィルム
等からなる偏光子の片側又は両側に、適宜の接着層、例
えばビニルアルコール系ポリマー等からなる接着層を介
して保護層となる透明保護フィルムを接着したものから
なる。
【0022】偏光子(偏光フイルム)としては、例えば
ポリビニルアルコールや部分ホルマール化ポリビニルア
ルコールなどの従来に準じた適宜なビニルアルコール系
ポリマーよりなるフィルムにヨウ素や二色性染料等より
なる二色性物質による染色処理や延伸処理や架橋処理等
の適宜な処理を適宜な順序や方式で施してなり、自然光
を入射させると直線偏光を透過する適宜なものを用いう
る。特に、光透過率や偏光度に優れるものが好ましい。
【0023】偏光子(偏光フィルム)の片側又は両側に
設ける透明保護層となる保護フィルム素材としては、適
宜な透明フィルムを用いうる。そのポリマーの例として
トリアセチルセルロースの如きアセテート系樹脂が一般
的に用いられるが、これに限定されるものではない。
【0024】偏光特性や耐久性などの点より、特に好ま
しく用いうる透明保護フィルムは、表面をアルカリなど
でケン化処理したトリアセチルセルロースフィルムであ
る。なお、偏光フィルムの両側に透明保護フィルムを設
ける場合、その表裏で異なるポリマー等からなる透明保
護フィルムを用いてもよい。
【0025】保護層に用いられる透明保護フイルムは、
本発明の目的を損なわない限り、ハードコート処理や反
射防止処理、スティッキングの防止や拡散ないしアンチ
グレア等を目的とした処理などを施したものであっても
よい。ハードコート処理は、偏光板表面の傷付き防止な
どを目的に施されるものであり、例えばシリコーン系な
どの適宜な紫外線硬化型樹脂による硬度や滑り性等に優
れる硬化皮膜を透明保護フィルムの表面に付加する方式
などにて形成することができる。
【0026】一方、反射防止処理は偏光板表面での外光
の反射防止を目的に施されるものであり、従来に準じた
反射防止膜などの形成により達成することができる。ま
た、スティッキング防止は隣接層との密着防止を目的
に、アンチグレア処理は偏光板の表面で外光が反射して
偏光板透過光の視認を阻害することの防止などを目的に
施されるものであり、例えばサンドブラスト方式やエン
ボス加工方式等による粗面化方式や透明微粒子の配合方
式などの適宜な方式にて透明保護フィルムの表面に微細
凹凸構造を付与することにより形成することができる。
【0027】前記の透明微粒子には、例えば平均粒径が
0.5〜20μmのシリカやアルミナ、チタニアやジル
コニア、酸化錫や酸化インジウム、酸化カドミウムや酸
化アンチモン等が挙げられ、導電性を有する無機系微粒
子を用いてもよく、また、架橋又は未架橋のポリマー粒
状物等からなる有機系微粒子などを用いうる。透明微粒
子の使用量は、透明樹脂100質量部あたり2〜70質
量部、とくに5〜50質量部が一般的である。
【0028】透明微粒子配合のアンチグレア層は、透明
保護層そのものとして、あるいは透明保護層表面への塗
工層などとして設けることができる。アンチグレア層
は、偏光板透過光を拡散して視角を拡大するための拡散
層(視角補償機能など)を兼ねるものであってもよい。
なお、上記した反射防止層やスティッキング防止層、拡
散層やアンチグレア層等は、それらの層を設けたシート
などからなる光学層として透明保護層とは別体のものと
して設けることもできる。
【0029】前記偏光子(偏光フィルム)と保護層であ
る透明保護フィルムとの接着処理は、特に限定されるも
のではないが、例えば、ビニルアルコール系ポリマーか
らなる接着剤、あるいは、ホウ酸やホウ砂、グルタルア
ルデヒドやメラミン、シュウ酸などのビニルアルコール
系ポリマーの水溶性架橋剤から少なくともなる接着剤な
どを介して行なうことができる。かかる接着層は、水溶
液の塗布乾燥層などとして形成しうるが、その水溶液の
調製に際しては必要に応じて、他の添加剤や、酸等の触
媒も配合することができる。
【0030】偏光板は、実用に際して他の光学層と積層
した光学部材として用いることができる。その光学層に
ついては特に限定はないが、例えば反射板や半透過反射
板、位相差板(1/2波長板、1/4波長板などのλ板
も含む)、視角補償フィルムや輝度向上フィルムなど
の、液晶表示装置等の形成に用いられことのある適宜な
光学層の1層又は2層以上を用いることができ、特に、
前述した本発明の偏光子と保護層からなる偏光板に、更
に反射板または、半透過反射板が積層されてなる反射型
偏光板または半透過反射板型偏光板、前述した偏光子と
保護層からなる偏光板に、更に位相差板が積層されてい
る楕円偏光板または円偏光板、前述した偏光子と保護層
からなる偏光板に、更に視角補償フィルムが積層されて
いる偏光板、あるいは、前述した偏光子と保護層からな
る偏光板に、更に輝度向上フィルムが積層されている偏
光板が好ましい。
【0031】前記の反射板について説明すると、反射板
は、それを偏光板に設けて反射型偏光板を形成するため
のものであり、反射型偏光板は、通常液晶セルの裏側に
設けられ、視認側(表示側)からの入射光を反射させて
表示するタイプの液晶表示装置などを形成でき、バック
ライト等の光源の内蔵を省略できて液晶表示装置の薄型
化を図りやすいなどの利点を有する。
【0032】反射型偏光板の形成は、必要に応じ上記し
た透明保護フィルム等を介して偏光板の片面に金属等か
らなる反射層を付設する方式などの適宜な方式にて行な
うことができる。その具体例としては、必要に応じマッ
ト処理した透明保護フィルムの片面に、アルミニウム等
の反射性金属からなる箔や蒸着膜を付設して反射層を形
成したものなどが挙げられる。
【0033】また、微粒子を含有させて表面を微細凹凸
構造とした上記の透明保護フィルムの上に、その微細凹
凸構造を反映させた反射層を有する反射型偏光板なども
挙げられる。表面微細凹凸構造の反射層は、入射光を乱
反射により拡散させて指向性やギラギラした見栄えを防
止し、明暗のムラを抑制しうる利点などを有する。透明
保護フィルムの表面微細凹凸構造を反映させた微細凹凸
構造の反射層の形成は、例えば真空蒸着方式、イオンプ
レーティング方式、スパッタリング方式等の蒸着方式や
メッキ方式などの適宜な方式で金属を透明保護フィルム
の表面に直接付設する方法などにより行なうことができ
る。
【0034】また、反射板は、上記した偏光板の透明保
護フィルムに直接付設する方式に代えて、その透明保護
フィルムに準じた適宜なフィルムに反射層を設けてなる
反射シートなどとして用いることもできる。反射板の反
射層は、通常、金属からなるので、その反射面がフィル
ムや偏光板等で被覆された状態の使用形態が、酸化によ
る反射率の低下防止、ひいては初期反射率の長期持続の
点や、保護層の別途付設の回避の点などから好ましい。
【0035】なお、半透過型偏光板は、上記において反
射層で光を反射し、かつ透過するハーフミラー等の半透
過型の反射層とすることにより得ることができる。半透
過型偏光板は、通常液晶セルの裏側に設けられ、液晶表
示装置などを比較的明るい雰囲気で使用する場合には、
視認側(表示側)からの入射光を反射させて画像を表示
し、比較的暗い雰囲気においては、半透過型偏光板のバ
ックサイドに内蔵されているバックライト等の内蔵光源
を使用して画像を表示するタイプの液晶表示装置などを
形成できる。すなわち、半透過型偏光板は、明るい雰囲
気下では、バックライト等の光源使用のエネルギーを節
約でき、比較的暗い雰囲気下においても内蔵光源を用い
て使用できるタイプの液晶表示装置などの形成に有用で
ある。
【0036】次に、前述した偏光子と保護層からなる偏
光板に、更に位相差板が積層されている楕円偏光板また
は円偏光板について説明する。
【0037】直線偏光を楕円偏光または円偏光に変えた
り、楕円偏光または円偏光を直線偏光に変えたり、ある
いは直線偏光の偏光方向を変える場合に、位相差板など
が用いられ、特に、直線偏光を楕円偏光または円偏光に
変えたり、楕円偏光または円偏光を直線偏光に変える位
相差板としては、いわゆる1/4波長板(λ/4板とも
言う)が用いられる。1/2波長板(λ/2板とも言
う)は、通常、直線偏光の偏光方向を変える場合に用い
られる。
【0038】楕円偏光板は、スーパーツイストネマチッ
ク(STN)型液晶表示装置の液晶層の複屈折によって
生じた着色(青又は黄)を補償(防止)して、前記着色
のない白黒表示にする場合などに有効に用いられる。更
に、3次元の屈折率を制御したものは、液晶表示装置の
画面を斜め方向 から見た際に生じる着色も補償(防
止)することができ好ましい。円偏光板は、例えば画像
がカラー表示になる反射型液晶表示装置の画像の色調を
整える場合などに有効に用いられ、また、反射防止の機
能も有する。
【0039】前記位相差板の具体例としては、ポリカー
ボネートやポリビニルアルコール、ポリスチレンやポリ
メチルメタクリレート、ポリプロピレンやその他のポリ
オレフィン、ポリアリレートやポリアミドの如き適宜な
ポリマーからなるフィルムを延伸処理してなる複屈折性
フィルムや液晶ポリマーの配向フィルム、液晶ポリマー
の配向層をフィルムにて支持したものなどが挙げられ
る。また、傾斜配向フィルムとしては、例えばポリマー
フィルムに熱収縮性フィルムを接着して加熱によるその
収縮力の作用下にポリマーフィルムを延伸処理又は/及
び収縮処理したものや液晶ポリマーを斜め配向させたも
のなどが挙げられる。
【0040】次に、前述した偏光子と保護層からなる偏
光板に、更に視角補償フィルムが積層されている偏光板
について説明する。
【0041】視角補償フィルムは、液晶表示装置の画面
を、画面に垂直でなくやや斜めの方向から見た場合で
も、画像が比較的鮮明に見えるように視角を広げるため
のフィルムである。
【0042】このような視角補償フィルムとしては、ト
リアセチルセルロースフィルムなどにディスコティック
液晶を塗工したものや、位相差板が用いられる。通常の
位相差板には、その面方向に一軸に延伸された複屈折を
有するポリマーフィルムが用いられるのに対し、視角補
償フィルムとして用いられる位相差板には、面方向に二
軸に延伸された複屈折を有するポリマーフィルムとか、
面方向に一軸に延伸され厚さ方向にも延伸された厚さ方
向の屈折率を制御した傾斜配向ポリマーフィルムのよう
な2方向延伸フィルムなどが用いられる。傾斜配向フィ
ルムとしては、前述したように、例えばポリマーフィル
ムに熱収縮性フィルムを接着して加熱によるその収縮力
の作用下にポリマーフイルムを延伸処理又は/及び収縮
処理したものや、液晶ポリマーを斜め配向させたものな
どが挙げられる。位相差板の素材原料ポリマーは、先の
位相差板で説明したポリマーと同様のものが用いられ
る。
【0043】前述した偏光子と保護層からなる偏光板
に、輝度向上フィルムを貼り合わせた偏光板は、通常液
晶セルの裏側サイドに設けられて使用される。輝度向上
フィルムは、液晶表示装置などのバックライトや裏側か
らの反射などにより自然光が入射すると所定偏光軸の直
線偏光又は所定方向の円偏光を反射し、他の光は透過す
る特性を示すもので、輝度向上フィルムを前述した偏光
子と保護層とからなる偏光板と積層した偏光板は、バッ
クライト等の光源からの光を入射させて所定偏光状態の
透過光を得ると共に、前記所定偏光状態以外の光は透過
せずに反射される。この輝度向上フィルム面で反射した
光を更にその後ろ側に設けられた反射層等を介し反転さ
せて輝度向上板に再入射させ、その一部又は全部を所定
偏光状態の光として透過させて輝度向上フイルムを透過
する光の増量を図ると共に、偏光子に吸収されにくい偏
光を供給して液晶画像表示等に利用しうる光量の増大を
図ることにより輝度を向上させうるものである。すなわ
ち、輝度向上フィルムを使用せずに、バックライトなど
で液晶セルの裏側から偏光子を通して光を入射した場合
には、偏光子の偏光軸に一致していない偏光方向を有す
る光はほとんど偏光子に吸収されてしまい、偏光子を透
過してこない。すなわち、用いた偏光子の特性によって
も異なるが、およそ50%の光が偏光子に吸収されてし
まい、その分、液晶画像表示等に利用しうる光量が減少
し、画像が暗くなる。輝度向上フィルムは、偏光子に吸
収されるような偏光方向を有する光を偏光子に入射させ
ずに輝度向上フィルムで一旦反射させ、更にその後ろ側
に設けられた反射層等を介して反転させて輝度向上板に
再入射させることを繰り返し、この両者間で反射、反転
している光の偏光方向が偏光子を通過し得るような偏光
方向になった偏光のみを、輝度向上フィルムは透過させ
て偏光子に供給するので、バックライトなどの光を効率
的に液晶表示装置の画像の表示に使用でき、画面を明る
くすることができるのである。
【0044】前記の輝度向上フィルムとしては、例えば
誘電体の多層薄膜や屈折率異方性が相違する薄膜フィル
ムの多層積層体の如き、所定偏光軸の直線偏光を透過し
て他の光は反射する特性を示すもの、コレステリック液
晶層、特にコレステリック液晶ポリマーの配向フィルム
やその配向液晶層をフィルム基材上に支持したものの如
き、左回り又は右回りのいずれか一方の円偏光を反射し
て他の光は透過する特性を示すものなどの適宜なものを
用いうる。
【0045】従って、前記した所定偏光軸の直線偏光を
透過するタイプの輝度向上フィルムでは、その透過光を
そのまま偏光板に偏光軸を揃えて入射させることによ
り、偏光板による吸収ロスを抑制しつつ効率よく透過さ
せることができる。一方、コレステリック液晶層の如く
円偏光を透過するタイプの輝度向上フィルムでは、その
まま偏光子に入射させることもできるが、吸収ロスを抑
制する点よりその透過円偏光を位相差板を介し直線偏光
化して偏光板に入射させることが好ましい。なお、その
位相差板として1/4波長板を用いることにより、円偏
光を直線偏光に変換することができる。
【0046】可視光域等の広い波長範囲で1/4波長板
として機能する位相差板は、例えば波長550nmの光
等の単色光に対して1/4波長板として機能する位相差
層と他の位相差特性を示す位相差層、例えば1/2波長
板として機能する位相差層とを重畳する方式などにより
得ることができる。従って、偏光板と輝度向上フィルム
の間に配置する位相差板は、1層又は2層以上の位相差
層からなるものであってよい。
【0047】なお、コレステリック液晶層についても、
反射波長が相違するものの組合せにして2層又は3層以
上重畳した配置構造とすることにより、可視光域等の広
い波長範囲で円偏光を反射するものを得ることができ、
それに基づいて広い波長範囲の透過円偏光を得ることが
できる。
【0048】また、偏光板は、上記した偏光分離型偏光
板の如く、偏光板と2層又は3層以上の光学層とを積層
したものからなっていてもよい。従って、上記の反射型
偏光板や半透過型偏光板と位相差板を組合せた反射型楕
円偏光板や半透過型楕円偏光板などであってもよい。2
層又は3層以上の光学層を積層した光学部材は、液晶表
示装置等の製造過程で順次別個に積層する方式にても形
成しうるものであるが、予め積層して光学部材としたも
のは、品質の安定性や組立作業性等に優れて液晶表示装
置などの製造効率を向上させうる利点がある。なお、積
層には、粘着層等の適宜な接着手段を用いうる。
【0049】前述した偏光板や光学部材には、液晶セル
等の他部材と接着するための粘着層を設けることもでき
る。その粘着層は、アクリル系等の従来に準じた適宜な
粘着剤にて形成することができる。特に、吸湿による発
泡現象や剥がれ現象の防止、熱膨張差等による光学特性
の低下や液晶セルの反り防止、ひいては高品質で耐久性
に優れる液晶表示装置の形成性などの点より、吸湿率が
低くて耐熱性に優れる粘着層であることが好ましい。ま
た、微粒子を含有して光拡散性を示す粘着層などとする
こともできる。粘着層は必要に応じて必要な面に設けれ
ばよく、例えば、偏光子と保護層からなる偏光板の保護
層について言及するならば、必要に応じて、保護層の片
面又は両面に粘着層を設ければよい。
【0050】偏光板や光学部材に設けた粘着層が表面に
露出する場合には、その粘着層を実用に供するまでの
間、汚染防止等を目的にセパレータにて仮着カバーする
ことが好ましい。セパレータは、上記の透明保護フィル
ム等に準じた適宜な薄葉体に、必要に応じシリコーン系
や長鎖アルキル系、フッ素系や硫化モリブデン等の適宜
な剥離剤による剥離コートを設ける方式などにより形成
することができる。
【0051】なお、上記の偏光板や光学部材を形成する
偏光フィルムや透明保護フィルム、光学層や粘着層など
の各層は、例えばサリチル酸エステル系化合物やベンゾ
フェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物やシア
ノアクリレート系化合物、ニッケル錯塩系化合物等の紫
外線吸収剤で処理する方式などの適宜な方式により紫外
線吸収能を持たせたものなどであってもよい。
【0052】前記偏光板は、液晶表示装置等の各種装置
の形成などに好ましく用いることができる。液晶表示装
置は、偏光板を液晶セルの片側又は両側に配置してなる
透過型や反射型、あるいは透過・反射両用型等の従来に
準じた適宜な構造を有するものとして形成することがで
きる。従って、液晶表示装置を形成する液晶セルは任意
であり、例えば薄膜トランジスタ型に代表されるアクテ
ィブマトリクス駆動型のもの、ツイストネマチック型や
スーパーツイストネマチック型に代表される単純マトリ
クス駆動型のものなどの適宜なタイプの液晶セルを用い
たものであってよい。
【0053】また、液晶セルの両側に偏光板や光学部材
を設ける場合、それらは同じものであってもよいし、異
なるものであってもよい。さらに、液晶表示装置の形成
に際しては、例えばプリズムアレイシートやレンズアレ
イシート、光拡散板やバックライトなどの適宜な部品を
適宜な位置に1層又は2層以上配置することができる。
【0054】
【実施例】以下、実施例及び比較例を用いて本発明を更
に具体的に説明する。
【0055】(実施例1)合成樹脂フィルムとして重合
度2400、原反厚75μm、原反幅1000mm、無
延伸のPVAフィルムを、主成分が水である最初の浴
(第1浴)にて2倍に延伸(ロール間距離0.4m)し
た後、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液からなる染色浴
にて1.3倍に延伸(ロール間距離0.2m)し、その
後、ホウ酸とヨウ化カリウムの入った架橋浴にて1.2
倍に延伸(ロール間距離0.12m)した後、水の入っ
た洗浄浴にて1.8倍に延伸(ロール間距離0.12
m)し、乾燥した後に偏光子として巻き取った。次に、
保護フィルムとして2枚のTACフィルムでこの偏光子
を挟みこむように貼り合わせて偏光板を得た。この保護
フィルムを貼り合わせる時の偏光子の幅は495mmで
あり、その時の原反からの延伸倍率(全延伸倍率)は
5.62倍である。
【0056】(比較例1)第1浴、染色浴、架橋浴、洗
浄浴の中におけるロール間距離を、それぞれ実施例1と
比較して1/2、1/2、1/3、1/4に変更した以
外は、実施例1と同様にして偏光板を得た。保護フィル
ムを貼り合わせる時の偏光子の幅は540mmであり、
その時の原反からの延伸倍率(全延伸倍率)は5.62
倍である。
【0057】(実施例2)合成樹脂フィルムとして重合
度2400、原反厚75μm、原反幅1000mm、無
延伸のPVAフィルムを、主成分が水である最初の浴
(第1浴)にて1.85倍に延伸(ロール間距離0.2
m)した後、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液からなる
染色浴にて1.1倍に延伸(ロール間距離0.1m)
し、その後、ホウ酸とヨウ化カリウムの入った架橋浴に
て1.15倍に延伸(ロール間距離0.12m)した
後、水の入った洗浄浴にて2.55倍に延伸(ロール間
距離0.12m)し、乾燥した後に偏光子として巻き取
った。次に、保護フィルムとして2枚のTACフィルム
でこの偏光子を挟みこむように貼り合わせて偏光板を得
た。この保護フィルムを貼り合わせる時の偏光子の幅は
457mmであり、その時の原反からの延伸倍率(全延
伸倍率)は5.97倍である。
【0058】(比較例2)第1浴、染色浴、架橋浴、洗
浄浴の中におけるロール間距離を、それぞれ実施例2と
比較して1/4、1/2、1/4、1/4に変更した以
外は、実施例2と同様にして偏光板を得た。保護フィル
ムを貼り合わせる時の偏光子の幅は545mmであり、
その時の原反からの延伸倍率(全延伸倍率)は5.97
倍である。
【0059】(比較例3)合成樹脂フィルムとして重合
度2400、原反厚75μm、原反幅1000mm、無
延伸のPVAフィルムを、主成分が水である最初の浴
(第1浴)にて1.8倍に延伸(ロール間距離0.1
m)した後、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液からなる
染色浴にて1.2倍に延伸(ロール間距離0.2m)
し、その後、ホウ酸とヨウ化カリウムの入った架橋浴に
て1.15倍に延伸(ロール間距離0.2m)した後、
水の入った洗浄浴にて2.1倍に延伸(ロール間距離
0.2m)し、乾燥した後に偏光子として巻き取った。
次に、保護フィルムとして2枚のTACフィルムでこの
偏光子を挟みこむように貼り合わせて偏光板を得た。こ
の保護フィルムを貼り合わせる時の偏光子の幅は515
mmであり、その時の原反からの延伸倍率(全延伸倍
率)は5.22倍である。
【0060】(比較例4)合成樹脂フィルムとして重合
度2400、原反厚75μm、原反幅1000mm、無
延伸のPVAフィルムを、主成分が水である最初の浴
(第1浴)にて1.8倍に延伸(ロール間距離0.2
m)した後、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液からなる
染色浴にて1.15倍に延伸(ロール間距離0.4m)
し、その後、ホウ酸とヨウ化カリウムの入った架橋浴に
て1.25倍に延伸(ロール間距離0.3m)した後、
水の入った洗浄浴にて1.75倍に延伸(ロール間距離
0.3m)し、乾燥した後に偏光子として巻き取った。
次に、保護フィルムとして2枚のTACフィルムでこの
偏光子を挟みこむように貼り合わせて偏光板を得た。こ
の保護フィルムを貼り合わせる時の偏光子の幅は550
mmであり、その時の原反からの延伸倍率(全延伸倍
率)は4.53倍である。
【0061】(偏光板の評価)実施例1、2及び比較例
1〜4で得られた偏光板の光学特性を分光光度計にて測
定した結果を表1に示す。なお、透過率は、JIS Z
8701の2度視野C光源により求めて視感度補正し
たY値で示した。
【0062】また、偏光板の基本特性である偏光板1枚
の透過率である単体透過率と偏光度では、光学特性の差
が分かり難いので、偏光度を算出する時に使う平行透過
率(2枚の偏光板の偏光する軸を平行にした時の透過
率)と直交透過率(2枚の偏光板の偏光する軸を直交に
した時の透過率)の比率も表1に示した。この比率が高
いほど白表示と黒表示のコントラストが高くなり、光学
特性の良い偏光板ということができる。
【0063】
【表1】
【0064】表1から明らかなように、本発明の偏光板
の平行透過率/直交透過率は、比較例の偏光板に比べて
かなり高いことが分かる。これにより、本発明の偏光板
は、比較例の偏光板に比べて光学特性が優れていること
が分かる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明は、最初の
浴に入れる時の合成樹脂フィルムの幅、原反からの延伸
倍率と保護フィルムを貼り合わせる時の偏光子の幅、原
反からの延伸倍率との間に一定の関係を成立させること
で、光学特性に優れた偏光板及びそれを用いた液晶表示
装置を提供でき、その工業的価値は大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠本 誠一 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 済木 雄二 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 杉野 洋一郎 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 吉川 せんり 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 2H049 BA02 BA03 BA04 BA06 BB03 BB33 BB43 BB51 BB63 BB65 BC03 BC14 BC22 2H091 FA08X FA08Z FA11X FA11Z FA14Z FA16Z FB02 FC05 FC07 FD15 GA16 LA16 5G435 AA00 BB12 BB15 FF05 HH02 KK05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂フィルムを染色、架橋、延伸、
    乾燥して形成した偏光子と、保護フィルムとを貼り合わ
    せて構成した偏光板であって、最初の浴に入れる時の前
    記合成樹脂フィルムの幅をA、その時の原反からの延伸
    倍率をB、前記保護フィルムを貼り合わせる時の偏光子
    の幅をC、その時の原反からの延伸倍率をDとした場
    合、以下の関係を有することを特徴とする偏光板。 (A/B)/(C/D)>11
  2. 【請求項2】 前記関係が、(A/B)/(C/D)>
    12である請求項1に記載の偏光板。
  3. 【請求項3】 単体透過率が42%〜45%であり、偏
    光度が99%以上である請求項1又は2に記載の偏光
    板。
  4. 【請求項4】 前記合成樹脂フィルムがポリビニルアル
    コールフィルムであり、前記保護フィルムがトリアセチ
    ルセルロースフィルムである請求項1〜3のいずれかに
    記載の偏光板。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の偏光板
    に、反射板又は半透過反射板を貼り合わせた偏光板。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の偏光板
    に、位相差板又はλ板を貼り合わせた偏光板。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の偏光板
    に、視角補償フィルムを貼り合わせた偏光板。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4のいずれかに記載の偏光板
    に、輝度向上フィルムを貼り合わせた偏光板。
  9. 【請求項9】 液晶セルの少なくとも片側に、請求項1
    〜8のいずれかに記載の偏光板を使用した液晶表示装
    置。
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