JP2002040215A - 光拡散膜の製造方法 - Google Patents

光拡散膜の製造方法

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JP2002040215A JP2000225042A JP2000225042A JP2002040215A JP 2002040215 A JP2002040215 A JP 2002040215A JP 2000225042 A JP2000225042 A JP 2000225042A JP 2000225042 A JP2000225042 A JP 2000225042A JP 2002040215 A JP2002040215 A JP 2002040215A
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由紀子 野村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型のマザー基板にフォトリソグラフィ法に
よって各基板内で安定性のある均一な拡散性能を有する
複数の光拡散膜を形成すること。 【解決手段】 マザー基板10に形成された感光性樹脂
層11にフォトリソグラフィ法によって光拡散膜15を
形成する光拡散膜15の製造方法において、フォトマス
ク8の中央部の開口部14の開口率を周辺部の開口部1
3の(L−2x・tanA)/L倍±10%とするフォ
トマスク8を用いて、感光性樹脂層11を露光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光拡散膜の製造方法
に係り、特に複数の基板を形成するための大型のマザー
基板に、フォトリソグラフィ法によって各基板内におい
て安定性のある均一な拡散性能を有する複数の光拡散膜
を形成する光拡散膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特定の図形や文字等の画像を
表示するための液晶表示装置がコンピュータや携帯電話
等の表示装置として多く用いられている。この液晶表示
装置には、中間に液晶を充填した2枚の透明基板に相互
に対向するように電極を形成し、その電極の所定の部分
に選択的に電界を与えて特定の図形や文字等の画像を表
示するための液晶表示素子が内蔵されている。この場
合、液晶は自ら発光しないので、液晶表示装置には、表
示装置として活用するため、液晶に照射光を照射する光
源が液晶表示素子の片側に設けられている。
【0003】しかし、光源の消費電力は液晶表示装置の
ほぼ半分を占めるため、特に携帯機器等のバッテリで駆
動する機器に使用される場合には、使用可能時間が制約
されるという問題を有していた。そこで、光源を必要と
せず太陽光や室内灯等の外光によって表示を行う反射型
の液晶表示装置が開発されている。
【0004】この反射型の液晶表示装置における液晶表
示素子は、例えば図9に示すように、2枚の透明基板2
1、22のうち背面側の透明基板22の上に光拡散膜2
5が形成されており、その上に光反射膜26、透明絶縁
膜30、ITO(インジウム錫酸化物)電極24が積層
されている。このような液晶表示素子は、外光が上方の
透明基板21を透過して光反射膜26に照射されるとと
もに、光拡散膜25により光散乱して上方に均一に反射
され、この反射光により液晶表示素子に表示された画像
を視認するようになっている。
【0005】一方、液晶表示素子の透明基板21、22
には、複数の液晶表示素子を一度に形成するため、大型
のマザー基板が生産性の向上、低コスト化の観点から使
用されている。この場合、前記大型のマザー基板27、
28上にITO電極の膜23、24や光拡散膜25等を
形成し、2枚のマザー基板27、28を貼り合わせた後
に所望の液晶表示素子の大きさに分断するようにされて
いる。
【0006】このような大型のマザー基板27、28上
にITO電極23、24の膜や光拡散膜25等を形成す
る方法として、フォトリソグラフィ法によるものが知ら
れている。このフォトリソグラフィ法とは、感光性樹脂
層を形成する工程、感光性樹脂層に紫外線等を照射させ
る露光工程、不要な感光性樹脂層を除去する現像工程等
を経ることにより所定の形状を有する膜を形成するもの
である。
【0007】このフォトリソグラフィ法の露光工程にお
いて用いられるフォトマスクは、周辺部と中央部で均一
の形状を有する所定の開口パターンに形成されている。
【0008】一方、光拡散膜25が光を良好に拡散する
ために光拡散膜25には凹凸形状が形成されなければな
らず、また、光を均一に拡散するために前記凹凸形状お
よび凹部内径が均一に形成されなければならない。この
ため、特に光拡散膜25の製造における露光工程におい
ては、感光性樹脂層に均一な凹凸形状および凹部内径を
形成するために、紫外線がフォトマスクの開口部縁をか
すめて回折することにより生じる限度角を均一にする必
要があり、前記限度角を均一にするためには、フォトマ
スクとマザー基板28との間隔であるプロキシミティギ
ャップが重要な役割を果たしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、露光工程にお
いて、大型のマザー基板28に対応した大型のフォトマ
スクを用いて露光を行う場合、フォトマスクが自重によ
り撓んでしまうため、前記フォトマスクを用いて光拡散
膜25を製造すると、光拡散膜25に形成される凹部内
径および凹凸形状が周辺部と中央部では異なってしまっ
ていた。すなわち、図10に示すように、マザー基板2
8上に形成される光拡散膜25の凹凸形状を中央部と周
辺部とで均一なものとするためには、露光工程におい
て、紫外線がマザー基板28の中央部と周辺部とでほぼ
均一に感光性樹脂層29を露光しなければならない。し
かし、フォトマスク31が撓むと、フォトマスク周辺部
32のプロキシミティギャップG3とフォトマスク中央
部33のプロキシミティギャップG4が異なってしまう
ため、フォトマスク周辺部32の開口部縁で回折される
ことにより生じる限度角34と中央部33の開口部縁で
回折されることにより生じる限度角35も異なってしま
う。その結果、図11に示すように、マザー基板28の
周辺部と中央部では凹凸形状が異なる光拡散膜25が形
成され、光拡散膜25の周辺部に形成される凹部内径P
4と中央部に形成される凹部内径P5、P6が異なって
しまっていた。このため、マザー基板28の周辺部に形
成された光拡散膜25と中央部に形成された光拡散膜2
5とでは拡散性能が異なり、この結果、大型のマザー基
板27、28を個々の液晶表示素子に分断した場合に、
各液晶表示素子の表示性能が異なってしまうという問題
を有していた。
【0010】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、大型のマザー基板にフォトリソグラフィ法によ
って各基板内において安定性のある均一な拡散性能を有
する複数の光拡散膜を形成する光拡散膜の製造方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係る光拡散膜の製造方法
は、透明基板の表面に形成された感光性樹脂層をフォト
リソグラフィ法によって光拡散膜を形成する光拡散膜の
製造方法であって、周辺部と中央部で形状もしくは開口
率が異なる開口パターンを有するフォトマスクを用い
て、前記感光性樹脂層を露光することを特徴とする。
【0012】この請求項1に記載の発明によれば、露光
工程においてフォトマスクが撓んだ場合、紫外線が透明
基板の周辺部と中央部とにおいてほぼ均一な限度角で照
射されるので、透明基板上にはその周辺部と中央部で均
一の凹凸形状を有する光拡散膜が形成され、また光拡散
膜の周辺部と中央部の凹部内径は均一に形成される。
【0013】また、請求項2に記載の発明に係る光拡散
膜の製造方法は、前記フォトマスクの開口パターンの開
口部が、周辺部から中心部に向かうに従い相似形で変化
するように形成されていることを特徴とする。
【0014】また、請求項3に記載の発明に係る光拡散
膜の製造方法は、前記フォトマスクの周辺部の開口部面
積とその開口部の個数をかけた値から中央部の開口部面
積とその開口部の個数をかけた値を引いたとき、その値
が最小になるように前記フォトマスクの開口パターンが
形成されていることを特徴とする。
【0015】さらに、請求項4に記載の発明に係る光拡
散膜の製造方法は、前記フォトマスクの中心部の開口部
の開口率が、周辺部の開口部の開口率の(L−2x・t
anA)/L倍±10%以内に形成されていることを特
徴とする。
【0016】これら請求項2ないし請求項4に記載の発
明によれば、露光工程においてフォトマスクが撓んだ結
果、紫外線がマザー基板の中央部と周辺部とでより均一
な限度角をもって照射されるので、露光されたマザー基
板上には、その周辺部と中央部でより均一の凹凸形状を
有する光拡散膜が形成され、また光拡散膜の周辺部と中
央部の凹部内径はより均一に形成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1か
ら図6を参照して説明する。
【0018】フォトリソグラフィ法による光拡散膜の製
造方法は、まず、所定の液晶表示素子の大きさに分断す
るように形成された分断前の大型のマザー基板の片面に
感光性樹脂材料を塗工し、溶媒の除去や平坦化のための
プリベークを行ない、感光性樹脂層を形成する。次に、
露光工程において所定の開口パターンが形成されたフォ
トマスクを感光性樹脂層の上に重ねて上方より紫外線を
照射した後、現像工程において露光で紫外線が照射され
た部分の感光性樹脂層を取り去って、ポストベークする
ことにより、所定の凹凸形状および凹部内径を有する光
拡散膜を形成する。
【0019】この工程のうち、図1に示すように、露光
に用いられる露光装置1は、超高圧水銀灯等の光源2を
囲むようにして楕円鏡3が設置されている。前記楕円鏡
3の下方には鏡4が側方を向くように設置されており、
前記鏡4の側方には前記鏡4からの反射光を受ける位置
にフライアイレンズ等の拡散レンズ6が設置されてい
る。前記拡散レンズ6の上方にはコリメータ7が設置さ
れており、前記コリメータ7の下方には、フォトマスク
8を重ねたマザー基板10が載置されるようになってい
る。前記マザー基板10の片面には感光性樹脂層11が
形成されている。
【0020】この場合に用いられるフォトマスク8は大
型のマザー基板10に対応する寸法に形成されている。
また、前記フォトマスク8は、ソーダガラス等の基板上
にクロム等の材料で開口パターンを形成することにより
構成されている。
【0021】図2に示すように、このフォトマスク8の
開口パターンは円形の開口部13、14を有するもので
あり、フォトマスク8の周辺部の開口部13と中央部の
開口部14の個数は、周辺部の開口部13の面積にその
個数をかけた値から、中央部の開口部14の面積にその
個数をかけた値を引いたときに、その値が最小になるよ
うな個数である。
【0022】また、フォトマスク8の周辺部の開口部1
3と中央部の開口部14は開口率が異なるように形成さ
れている。すなわち、フォトマスク8の周辺部から中心
部に向かって小型になっている相似形の開口部13、1
4が形成されており、フォトマスク8の撓み量をx、フ
ォトマスク8の周辺部の開口部13の径をL、露光面か
ら見た光源寸法を角度であらわすコリメーション角の2
分の1をAとあらわしたとき、図3に示すようにフォト
マスク8の中央部の開口部14は、周辺部の開口部13
の限度角16と均一の限度角17を形成するために周辺
部の開口部13の開口率の(L−2x・tanA)/L
倍±10%以内となるように形成されている。なお、フ
ォトマスクの中央部は撓むため、フォトマスク8の周辺
部のプロキシミティギャップG1に比べ、中央部のプロ
キシミティギャップG2は狭ばまっている。
【0023】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0024】本実施形態における前記工程のうち露光の
工程においては、図1に示すように、まず光源2から発
光された照射光が楕円鏡3により反射して集光され、鏡
4のほぼ全面に照射される。前記鏡4に照射された照射
光は、反射して拡散レンズ6の一面に照射され、前記拡
散レンズ6を透過しながら拡散してコリメータ7のほぼ
全面に照射される。そして、前記コリメータ7に照射さ
れた照射光は、反射してフォトマスク8を介して感光性
樹脂層11が形成されたマザー基板10に照射される。
【0025】このとき、コリメータ7に反射した照射光
は、周辺部に形成されている大型の開口部13と、撓ん
でいる状態である中央部に形成されている小型の開口部
14の開口パターンを有するフォトマスク8を介してマ
ザー基板10に照射される。
【0026】また、フォトマスク8の周辺部の開口部1
3と中央部の開口部14の個数は、前記所定の個数とな
るように形成されているとともに、フォトマスク8の中
心部の開口部14は、周辺部の開口部13に対して前記
所定の開口率となるように形成されている。
【0027】このため、露光工程においてフォトマスク
8が撓んだ結果、紫外線はマザー基板10の周辺部と中
央部で均一な限度角16、17をもって照射される。
【0028】したがって、露光されたマザー基板10上
には、図4に示すように、その周辺部と中央部で均一の
凹凸形状を有する光拡散膜15が形成される。また、光
拡散膜15の周辺部に形成された凹部内径P1と中央部
に形成された凹部内径P2、P3は均一に形成されるの
で、大型のマザー基板10の各基板内でより安定性のあ
る拡散性能を有する複数の光拡散膜15を製造すること
ができる。そして、マザー基板10を分断した場合に
は、より表示品質が均一な液晶表示素子を得ることがで
きる。
【0029】この場合、図5に示すようにフォトマスク
8の中央部の開口部14の開口率が前記所定の開口率以
上であると、フォトマスク8の中央部が撓んで中央部の
プロキシミティギャップG2が周辺部のプロキシミティ
ギャップG1に比べて狭まった結果、フォトマスク8の
周辺部の限度角16に比べて中央部の限度角17が拡が
ってしまうので、マザー基板10に形成される凹部に平
面ができてしまう。一方、図6に示すようにフォトマス
ク8の中央部の開口部14の開口率が前記所定の開口率
以下であると、フォトマスク8の中央部が撓んでプロキ
シミティギャップG1が狭まった結果、フォトマスク8
の周辺部の限度角16に比べて中央部の限度角17が狭
まってしまうので、マザー基板10に形成される凹部が
低下してしまう。
【0030】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、必要に応じて種々変更することが可能で
ある。
【0031】例えば、本実施形態においては、フォトマ
スク8の開口パターンの形状を円形としているが、それ
に限定されるものではない。また、本実施形態において
は、フォトマスク8の開口パターンが、その周辺部の開
口部13と中央部の開口部14の開口率が異なるように
形成されているが、これに限定されるものではなく、限
度角がマザー基板10の全体で均一のものとなるような
フォトマスク8の開口パターンであればよい。また、本
実施形態においてはフォトマスク8はソーダガラスで形
成されているが、これに限定されるものではなく、石英
ガラス等で形成するものであってもよい。さらに、本実
施形態の露光工程はポジ型感光性樹脂によるものである
が、ネガ型によるものであってもよい。
【0032】
【実施例】ねじれ角が240°、6時視角(図7に示
す)で3インチサイズの液晶表示素子を作成するにあた
り、図8に示すように、1シート内で32セルを採るこ
とができるマザー基板を用意した。
【0033】フォトマスクは、5mm厚のソーダガラス
を使用し、開口率50%となるように形成し、このフォ
トマスクを、背面側のマザー基板に形成されているポジ
型感光性樹脂層の上面側に載置したところ、フォトマス
クは中央部で0.01mm程度沈んだ。そして、このフ
ォトマスクを用いてフォトリソグラフィ法を行うにあた
り、露光工程においてコリメーション角が1.5°とな
るように設定した。
【0034】このとき、フォトマスクの周辺部と中央部
で均一の大きさ寸法である円形状の開口部を任意に配置
する開口パターンを有するフォトマスクによって光拡散
膜を製造したところ、マザー基板中央部に配置された液
晶表示素子に形成された光拡散膜と周辺部に配置された
液晶表示素子に形成された光拡散膜とではその凹凸形状
および凹部内径が異なり、したがって拡散特性が異なっ
た。
【0035】一方、フォトマスクの周辺部には1cm2
あたり159155個の、開口部径が10μmである開
口部を任意に配置し、中央部には1cm2あたり176
349個の、開口部径が9.5μmである開口部を任意
に配置する開口パターンを有するフォトマスクによって
光拡散膜を製造したところ、マザー基板の周辺部と中央
部に配置された液晶表示素子に形成された光拡散膜では
その凹凸形状および凹部内径が均一となり、拡散性能も
均一であった。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明に係る光拡散膜の製造方法によれば、露光工程におい
てフォトマスクが撓んだ場合に、紫外線が透明基板の中
央部と周辺部とでほぼ均一な限度角をもって照射される
ので、透明基板上には、その周辺部と中央部でより均一
の凹凸形状を有する光拡散膜が形成され、また周辺部と
中央部の光拡散膜の凹部内径は均一に形成される。
【0037】したがって、透明基板の各基板内で安定性
のある拡散性能を有する複数の光拡散膜を製造すること
ができるという効果を奏する。
【0038】また、請求項2ないし請求4に記載の発明
に係る光拡散膜の製造方法によれば、露光工程において
フォトマスクが撓んだ場合に、紫外線が透明基板の中央
部と周辺部とでより均一な限度角をもって照射されるの
で、透明基板上には、その周辺部と中央部でより均一の
凸形状を有する光拡散膜が形成され、また周辺部と中央
部の光拡散膜の凹部内径はより均一に形成される。
【0039】したがって、大型の透明基板の各基板内で
安定性のある拡散性能を有する複数の光拡散膜を製造す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる光拡散膜の製造方法のうち露
光工程に用いる装置を示す概略図
【図2】 図1の露光工程に用いるフォトマスクを示す
概略図
【図3】 フォトマスクの中央部の開口部の開口率を周
辺部の開口部の(L−2x・tanA)/L倍±10%
とした場合の限度角およびマザー基板上に形成される凹
部形状を示す概略図
【図4】 本発明にかかる光拡散膜の製造方法によって
作成される光拡散膜を示す概略断面図
【図5】 フォトマスクの中央部の開口部の開口率を周
辺部の開口部の(L−2x・tanA)/L倍±10%
以上とした場合の限度角およびマザー基板上に形成され
る凹部形状を示す概略図
【図6】 フォトマスクの中央部の開口部の開口率を周
辺部の開口部の(L−2x・tanA)/L倍±10%
以下とした場合の限度角およびマザー基板上に形成され
る凹部形状を示す概略図
【図7】 本発明に係る光拡散膜の製造方法の実施例に
用いられる液晶表示素子を示す概念図
【図8】 本発明にかかる光拡散膜の製造方法に用いら
れるマザー基板の概略図
【図9】 光拡散膜を有する反射型液晶表示素子を示す
概略断面図
【図10】 従来のフォトマスクによる限度角を示す概
略図
【図11】 従来の光拡散膜の製造方法によって作成さ
れる光拡散膜を示す概略断面図
【符号の説明】
1 露光装置 2 光源 3 楕円鏡 4 鏡 6 拡散レンズ 7 コリメータ 8 フォトマスク 10 マザー基板 11 感光性樹脂層 13 フォトマスクの周辺部の開口部 14 フォトマスクの中央部の開口部 15 光拡散膜 16 フォトマスクの周辺部の開口部縁により生じる限
度角 17 フォトマスクの中央部の開口部縁により生じる限
度角 x フォトマスクの撓み量 L フォトマスクの周辺部開口部 G プロキシミティギャップ P1、P2、P3 光拡散膜凹部内径

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の表面に形成された感光性樹脂
    層をフォトリソグラフィ法によって光拡散膜を形成する
    光拡散膜の製造方法において、周辺部と中央部で形状も
    しくは開口率が異なる開口パターンを有するフォトマス
    クを用いて、前記感光性樹脂層を露光することを特徴と
    する光拡散膜の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記フォトマスクの開口パターンの開口
    部が、周辺部から中心部に向かうに従い相似形で変化す
    るように形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の光拡散膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記フォトマスクの周辺部の開口部面積
    とその開口部の個数をかけた値から中央部の開口部面積
    とその開口部の個数をかけた値を引いたとき、その値が
    最小になるように前記フォトマスクの開口パターンが形
    成されていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の光拡散膜の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記フォトマスクの撓み量をx、フォト
    マスクの周辺部の開口部の内径をL、露光面から見た光
    源寸法を角度であらわすコリメーション角の2分の1を
    Aとあらわしたとき前記フォトマスクの中心部の開口部
    の開口率が、周辺部の開口部の開口率の(L−2x・t
    anA)/L倍±10%以内に形成されていることを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光
    拡散膜の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101120386B1 (ko) 2003-11-05 2012-02-24 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 방현 필름 및 화상 표시 장치

Cited By (2)

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KR101120386B1 (ko) 2003-11-05 2012-02-24 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 방현 필름 및 화상 표시 장치
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