JP2002037636A - 微小中空球体の製造方法、その製造装置および廃棄物リサイクル方法 - Google Patents

微小中空球体の製造方法、その製造装置および廃棄物リサイクル方法

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JP2002037636A
JP2002037636A JP2000225810A JP2000225810A JP2002037636A JP 2002037636 A JP2002037636 A JP 2002037636A JP 2000225810 A JP2000225810 A JP 2000225810A JP 2000225810 A JP2000225810 A JP 2000225810A JP 2002037636 A JP2002037636 A JP 2002037636A
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heating
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gas
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JP2000225810A
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Takashi Ogawara
孝 大河原
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/10Forming beads
    • C03B19/107Forming hollow beads
    • C03B19/1075Forming hollow beads by blowing, pressing, centrifuging, rolling or dripping

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡剤などの新規材料を添加することなく、
真球又はほぼ球形で平滑な表面を有し、安全性が高く、
軽量、遮音性、断熱性が優れた、リサイクル用として好
適な微小中空球体を製造すること。 【解決手段】 廃棄物などを加熱溶融部で加熱溶融した
溶融液を微小気泡形成部10に搬送し、パイプ11内に
供給管15から高圧空気を供給して溶融液に空気泡を混
入する。この空気泡を超音波振動波により多数の微小気
泡に微細化し、溶融液に撹拌、分散させ、粒状化部19
に噴射する。この溶融液に圧縮可燃性ガスを吹き付け、
燃焼させ、さらに酸素ガスを吹き付けて燃焼を加速させ
ることにより、溶融液をジェット流にし、粒状化する。
これを大気中に噴霧させて急冷することにより微小中空
球体を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細中空球体の製
造方法、その製造装置および廃棄物リサイクル方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球規模での環境汚染対策が進め
られているが、従来から無着色の廃棄ガラスの場合には
粉砕しカレット状としてガラス原料に再利用されてい
る。
【0003】しかしながら、栄養ドリンク剤を収納して
いるガラス製ビン、ワインのビンなどの色や形がまちま
ちのものが多種類混在している廃棄ガラスの場合には、
カレットとしての再利用は選別作業に時間が掛かる為、
再生コストがかなり高くなり、このような原料としての
再利用が難しいという問題があった。
【0004】上記のガラス廃棄物のリサイクル技術とし
て、特開平7−81976号、特開平10−20383
6号、特開平10−226527号などにガラス製品
を、ガラスカレットにし、微粉砕して不定形塊状発泡ガ
ラス片を製造し、建築、道路関係などに使用する技術が
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
は微粉砕して小片にすると鋭い角や稜が出来易く、安全
性の面で実用化出来ていないのが実情である。特に、こ
のような微粉砕ガラスを道路の舗装材や路面に標示に使
用した場合には、自動車のタイヤの消耗が激しくなるた
め実用が困難である。
【0006】このように従来のリサイクル技術では、ガ
ラスのリサイクルには実用できない課題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解消すべくな
されたもので、原料として再利用ができない色や形のま
ちまちの廃棄物でもリサイクルが可能な微小中空球体の
製造方法、微小中空球体の製造装置および廃棄物リサイ
クル方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の微小中空球体の
製造方法は、原料を加熱して溶融物とする加熱溶融工程
と、前記溶融物に気体を混入し微細化して、該溶融物中
に多数の微小気泡を形成させる微小気泡形成工程と、前
記多数の微小気泡を内包する溶融物を高温ガスで噴霧
し、急冷して微小中空球体を形成する溶融物噴霧工程と
を具備してなることを特徴とする。
【0009】上記の粉状原料は、例えば着色ガラスなど
の原料を粉砕して粉状にしたものが好ましい。
【0010】溶融物中に多数の微小気泡を形成させる方
法としては、前記溶融物に気体、例えば空気を混入する
とともに超音波を印加して混入した気体を微細気泡化さ
せる方法を採ることができる。
【0011】本発明の微小中空球体の製造装置として
は、原料を加熱して溶融物とする加熱溶融手段と、前記
加熱溶融手段に粉状原料を供給する原料供給手段と、前
記加熱溶融手段で形成された溶融物に気体を混入し微細
化させて、該溶融物中に多数の微小気泡を形成させる微
小気泡形成手段と、前記微小気泡形成手段で形成された
多数の微小気泡を内包する溶融物を高温気体で噴霧し、
急冷させて微小中空球体を形成する溶融物噴霧手段とを
具備してなることを特徴とする。
【0012】上記粉状原料は、原料を粉砕して粉状原料
とする粉状原料形成手段から、例えばスクリュータイプ
の原料供給手段により加熱溶融手段へ供給される。
【0013】上記の加熱溶融手段で形成された溶融物
は、微小気泡形成手段に供給され、ここで気体が混入さ
れるとともに超音波が印加されて該溶融物中に多数の微
小気泡が形成される。
【0014】この装置は、特に着色ガラス廃棄物を微小
中空球体にして再利用するリサイクルに適用することが
できる。本発明の原料として使用し得る廃棄物として
は、廃棄するワイン等酒類のガラスビンや化粧品類のガ
ラスビン、ガラス製品などのガラス類、アルミニウムな
どの金属類、塩化ビニル樹脂、ゴム、プラスチックなど
の熱溶融性プラスチック類、熱溶融性セラミック、紙、
などが例示され、これらは1種又は2種以上の混合で用
いられる。原料として廃棄物でなくても中空粒状球体の
製造方法であれば、何れにも適用できる。
【0015】上記ガラスとしては、ホウケイ酸ガラス、
燐酸亜鉛ガラス、ソーダ石灰ガラスなどがあり、使用す
る製品によりガラスの種類が異なる場合があり、ガラス
の種類により融点が異なるため、ガラスの種別に分類し
て処理してもよいが、種別にせず一緒に処理してもよ
い。この場合には、融点が最高の温度に液状化温度を設
定して処理する必要がある。
【0016】上記高温ガス流としては、圧縮可燃性ガス
と酸素の混合気体を燃焼させてなる燃焼ガス流をもちい
ることが好ましい。
【0017】本発明において溶融物は、混入した気体が
微細気泡となって分散できる程度の液状の低い粘度にし
たものが適している。この液状化された溶融液へ混入す
る気体(空気)は、高圧空気の混合が最適であり、その
圧力は、0.数kg/cm〜数十kg/cmが望ま
しい。上記溶融液へ混入する気体は、空気に限らず他の
気体でもよい。
【0018】溶融物へ混入した気泡の微細化は、超音波
の印加によって行うことが望ましいが、他の方法により
おこなってもよく、振動を付与してもよいし、回転翼な
どにより空気泡を撹拌して微細化してもよい。溶融液の
粘度が高い場合には、超音波と回転翼と組み合わせて用
いてもよい。上記振動の周波数は、対象とする原料や、
その溶融液状化物の粘度などにより適宜選択でき、高周
波振動が望ましい。
【0019】本発明の微小気泡が混入したガラスなどの
溶融液から気泡を閉じ込めた微小な中空球体を形成する
手段は、気泡が混入したガラスなど溶融物の圧力を高く
し、これに圧縮可燃性ガス、酸素ガスなどのガスを高い
圧力で混入して燃焼させ、この温度と圧力を調整するこ
とにより、所望する大きさに形成することができる。
【0020】本発明の微小中空球体は、気泡を閉じ込め
た溶融状態の球状体を大気中に吹き付けることにより、
気泡を閉じ込めた溶融状態の球体が、大気中に飛散した
状態となる。この飛散した各粒状体は、溶融温度から瞬
時に常温の20℃に急冷され、この時閉じ込められてい
る気泡が熱膨張して、真球又は略球状に変化することに
より、気泡を包んでいる上記溶融物も対応して変形し、
図5に示すように微小な真球又は略球状の微小中空球体
の飛散状態となる。
【0021】この1個の微小中空球体中に存在する気泡
の数は、1個が望ましいが、気泡の分散状態、粒状化状
態、溶射条件などにより、複数個の気泡が入る場合もあ
る。
【0022】さらに、微小中空球体の原料としては、ガ
ラス、金属、プラスチックなど何れでもよいが、ガラス
最も望ましい。特に、廃棄物のリサイクルの用途に効果
が大きい。
【0023】上記空気泡を細分化して微小気泡を多数形
成させ、この微小気泡を溶融液中全般に拡散させる条件
としては、超音波出力、溶融液収納パイプ径などを選択
することにより拡散することができる。
【0024】本発明は、発泡剤などの新規材料を添加す
ることなく、ISO対応の省資源で連続的に微小中空球
体を製造できる。この微小中空球体は、真球、ほぼ球形
で表面に尖鋭な部分がなく、平滑な表面を有し、強化ガ
ラスと同等の強度を有し、安全性が高い特徴を有する。
【0025】さらに、この微小中空球体は、中空で空気
が密閉されているため、砂より軽量であり、遮音性、断
熱性が優れている。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明微小中空球体の製造
装置の一実施形態を図1乃至図6を参照して説明する。
図1は、製造装置の一実施形態を説明するための微小中
空球体製造装置の構成図である。
【0027】図2は、図1の微小気泡形成部の斜視図で
ある。図3は、図2の環状超音波発生器を構成する超音
波振動子の配列状態を説明するためのA−A断面図であ
る。
【0028】図4は、図1の微小気泡発生部での超音波
振動による空気泡の微細化状態を説明するための図であ
る。図5は、図1の微小中空ガラス球体を説明するため
の断面図、図6は、図5の微小中空ガラス球体のリサイ
クルとして壁板を形成した場合の説明図である。
【0029】この実施形態は、ワインなどの廃棄ガラス
を微小中空球体にしてリサイクルする実施形態について
説明する。
【0030】粉状原料形成部 廃棄されたワインなどのガラス製ビンを、粗く砕いて、
カレット状にする。このカレット状ガラス片1をホッパ
ー2内に搬入する。このホッパー2から予め定められた
速度で、上記ガラス片1を順次クラッシャー3に搬送す
る。
【0031】このクラッシャー3では、上記ガラス片1
を粒径0.1mm〜数mm程度の粉体状に砕く。この砕
く手段は、例えば互いに相反する方向に摺接して回転す
る二つのローラ4、5間に上記ガラス片1を通すことに
より粉状に砕き粉末化する。
【0032】上記回転速度は、適宜選択して行われる。
ガラスを粉砕する手段としては、クラッシャーの他、ボ
ールミル、ビーズミルなどが使用される。次いで、粉末
化されたガラス粉体を加熱溶融部6に搬送する。
【0033】加熱溶融部 粉末化されたガラス粉体を、溶融化の速度に合わせて適
量づつ搬送するための回転速度に選択されたスクリュー
フィーダ7により搬送する。スクリューフィーダ7は、
スクリューが回転することにより、スクリューがすくっ
た量づつ回転搬送する装置である。このスクリューフィ
ーダ7により搬送されたガラス粉末をヒータ9によりガ
ラス溶融温度に加熱されている加熱溶融部6に搬送す
る。(押し込む状態となる。) この加熱溶融部6は、耐熱性があり、溶融物に反応しな
い材料たとえばステンレス製容器で、大きさたとえば1
00mmφの円筒状パイプ8の外周面に沿って電気ヒー
タ9がコイル状に巻回されたものである。このヒータ9
によりガラスの溶融温度以上に加熱する。
【0034】この温度は、被処理物たとえばガラスの種
類によって異なり、500〜1500℃で選択設定され
る。この設定温度を安定に維持するように、自動温度調
整回路(図示せず)が接続される。このような温度に加
熱されたパイプ8内に搬送されたガラス粉体を溶融し、
水アメ状のガラス溶液にする。このガラス溶液を微小気
泡発生部10に供給する。
【0035】微小気泡形成部 微小気泡形成部10は、上記ガラス溶液に空気を混入し
て、ガラス溶液中に空気泡16を形成し、この空気泡1
6を分割して微細化して微小気泡17を発生(形成)
し、撹拌して均一に分散させ乳化させるためのものであ
る。(図4参照)その構成は、次のように構成されてい
る。上記パイプ8と同一径で同心的に円筒状パイプ11
が接続され、このパイプ11内に空気を供給するために
高圧空気供給管12が接続されている。この供給管12
の管径は、数mm〜1cmである。
【0036】上記パイプ11の外周面には、空気泡16
を細分化し、撹拌するために図2に示すように環状超音
波発生器13が同心的に設けられている。この環状超音
波発生器13の構成は、図3に示すように電極(図示せ
ず)が取着された圧電体板(超音波振動子)14、8枚
が円環状に配列され一体化されたものである。
【0037】図3には、各超音波振動子14からパイプ
11内への超音波の伝播状態を模擬的に曲線20で示し
ている。この圧電体板14に印加する超音波発生周波数
は、例えば30〜60khzである。
【0038】送入されたガラス溶液に高圧空気15を供
給管12から供給して混合させる。その後、環状に配設
された超音波発生器13からの超音波振動波20の伝播
領域にて、大きな空気泡16が、上記超音波振動波20
により順次微細化され、この微細化された微小気泡17
は、さらに超音波振動波20によりガラス溶液と撹拌さ
れ、図4に示すように比較的均一に分散される。
【0039】微小気泡17が混入されたガラス溶液は、
ノズル18から粒状化部19に高圧で噴出する。
【0040】粒状化部 この粒状化部19は、微細化された各微小気泡17をガ
ラス溶液で閉じ込めた粒状化溶液を形成する。上記パイ
プ11には、このパイプ11と同一径の一端部を有し、
他端側に漸次細径化したノズル18が接続されている。
このノズル18の細径側端部21の径は、約1/10〜
1/100に小径化した例えば10mmφである。
【0041】上記ノズル18を囲繞するように太径たと
えば200mmφの円筒状パイプ22が同心的に、上記
パイプ11に接続されている。
【0042】上記細径側端部21の先端部近傍には、上
記噴出した高温度の微小気泡17入りガラス溶液を燃焼
させるための、圧縮可燃性ガス23および酸素ガス24
を夫々供給するためのノズル25、26が上記パイプ2
2の側壁面を貫通して設けられている。上記ノズル2
5、26の形状は、10mmφのパイプで先端方向に1
mmφに絞り込んだ形状になっている。さらに、これら
ノズル25、26の先端部は、この先端部からのガス流
が、ノズル18からのガラス溶液流方向に沿って斜交す
るように設けられている。図1では、この様子を各ノズ
ル18、25、26から矢印18a、25a、26aで
図示している。
【0043】さらに、上記細径化端部21の先端部近傍
には、上記高圧空気をバルブ27を介して供給するため
のパイプ28が上記パイプ22の側壁面を貫通して設け
られている。
【0044】このような構成により次のようにして、粒
状化溶液を形成する。ノズル18から微小気泡17が混
入された高温度(500〜1500℃)のガラス溶液を
パイプ22内に噴出する。
【0045】この噴出圧力は、例えば数十kg/cm
である。この高温度の噴出流に圧縮可燃性ガスノズル2
5から圧縮可燃性ガス例えば水素ガスを噴出することに
より燃焼し、この燃焼を加速支援するようにノズル26
から酸素ガス吹き付ける。この燃焼により、上記ガラス
溶液は、微小な各空気粒を閉じ込めるように粒状化溶液
を形成すると共に、この粒状化溶液はジェット流とな
る。
【0046】上記燃焼温度と各ノズル18、25、26
からの供給圧力、そしてバルブ27を調整して高圧空気
の供給圧力を調整することにより、上記粒状化溶液の各
粒の大きさを所望する大きさに調整することができる。
このようにして形成された粒状化溶液は溶融物噴霧部2
9に供給する。
【0047】溶融物噴霧(溶射)部 この溶融物噴霧部29は、上記パイプ22の先端側を小
径化して圧力を高くし、上記粒状化溶液のジェット流を
大気中に噴霧する装置である。この構成は、口径200
mmφのパイプ22を1/10に小径化して20mmφ
の噴霧用ノズル30が、パイプ22と一体に設けられて
いる。
【0048】この高温度粒状化溶液の噴霧に対してノズ
ル30の耐熱性を支援するために、このノズル30の外
側壁面には、冷却用パイプ31がコイル状に巻回されて
いる。
【0049】このパイプ31には、冷媒例えば市水が循
環されるように給排水用市水供給管32が接続されて構
成されている。
【0050】このような構成により、大気中に噴霧され
た粒状化溶液は、瞬時に大気の温度に晒される。この
時、閉じ込められていた微小気泡17は、膨張する過程
で、真球又は略球状に変化し、この微小気泡17を包ん
でいるガラス溶液は、この微小気泡17の球形に対応し
て球状に変化して固化する。
【0051】このようにして、微小中空ガラス球体の製
造装置が構成されている。
【0052】上記製造装置は、メンテナンスを考慮して
スクリューフィーダ7、加熱溶融部6、微小気泡形成部
10、粒状化部19を夫々個別に構成し、各パイプをフ
ランジの連結により構成しているが、メンテナンスの必
要性に応じて適宜一体化できる。
【0053】微小中空ガラス球体32の製造方法 次に、図1〜6を参照して、微小中空ガラス球体32の
製造方法を説明する。
【0054】原料を作成する工程 廃棄されたワインや化粧品などのガラス製ビンやガラス
を、粗く砕いて、カレット状にする。このカレット状ガ
ラス片1をホッパー2内に搬入する。このホッパー2か
ら予め定められた速度で順次クラッシャー3に搬送す
る。
【0055】このクラッシャー3では、上記ガラス片1
を粒径0.1mm〜数mm程度の粉体状に砕き粉末化す
る。粉末化されたガラス粉体を加熱溶融部6に搬送し、
溶融化工程を実行する。
【0056】加熱溶融工程 粉末化されたガラス粉体を、溶融化の速度に合わせて適
量づつ搬送するための回転速度に選択されたスクリュー
フィーダ7により搬送する。このスクリューフィーダ7
により搬送されたガラス粉末をヒータ9によりガラス溶
融温度に加熱されている加熱溶融部6に押し込み搬送す
る。
【0057】この加熱溶融部6は、予め、ヒータ9によ
りガラスの溶融温度以上例えば500〜1500℃に加
熱されている。このような温度に加熱されたパイプ8内
に搬送されたガラス粉体を溶融し、ドロドロした水アメ
状のガラス溶液にする。この粘度は、例えば500〜3
000cPである。
【0058】このガラス溶液を微小気泡発生部10に供
給し、微小気泡発生工程を実行する。
【0059】微小気泡形成工程 微小気泡発生工程は、図4に示すように供給された上記
ガラス溶液に空気を吹き込み、発生した空気泡16を微
細化して微小気泡17を多数形成して、撹拌し、均一に
分散させ乳化させる工程である。
【0060】送入されたガラス溶液に高圧空気15を供
給管12から供給して混合させる。その後、環状に配設
された超音波発生器13からの超音波振動波20の伝播
領域にて、大きな空気泡16が、上記超音波振動波20
により順次微小気泡17に微細化され、この微細化され
た微小気泡17はガラス溶液と撹拌され、さらに超音波
振動波20により図4に示すように下流域では比較的均
一に分散される。
【0061】この均一に分散され微細化された微小気泡
17が混入されたガラス溶液は、ノズル20から粒状化
部19に噴出する。
【0062】粒状化工程 この粒状化工程は、微細化された各微小気泡17を閉じ
込めた粒状化溶液を形成する工程である。ノズル18か
ら微小な微小気泡17が混入された高温度のガラス溶液
をパイプ22内に噴出する。この噴出圧力は、例えば数
十kg/cmである。
【0063】この高温の噴出流に圧縮可燃性ガスノズル
25から圧縮可燃性ガスを噴出することにより燃焼さ
せ、この燃焼にさらにノズル26から酸素ガス吹き付け
ることにより燃焼を加速させる。この燃焼により、上記
ガラス溶液は、微小な各微小気泡17を閉じ込めるよう
に粒状化溶液を形成すると共に、この粒状化溶液はジェ
ット流となる。
【0064】上記燃焼温度と各ノズル20、25、26
からの供給物の圧力を調整することにより、上記粒状化
溶液の各粒状の大きさを選択調整することができる。こ
のようにして、形成された粒状化溶液は溶融物噴霧部2
9に供給し、粒状化溶液の噴霧を実施する。
【0065】上記粒状化溶液のジェット流が連続して定
常状態になった時には、圧縮可燃性ガスや酸素ガスの供
給を断続的(パルス状)にしてもよい。この断続的供給
は、圧縮可燃性ガスと酸素ガスの供給を同時でもよい
が、酸素ガスの供給を遅らせた方が、より安定な燃焼と
なる。このような断続的供給は、圧縮可燃性ガスや酸素
ガスの省力化に大きく効果がある。
【0066】溶融物噴霧(溶射・噴射)工程 この溶融物噴霧工程は、上記パイプ22の先端側を小径
化して圧力を高くし、上記粒状化溶液のジェット流を大
気中に噴霧し、急冷する工程である。
【0067】大気中に噴霧された粒状化溶液は、粒状化
溶液に飛散し、この各粒状化溶液は瞬時に大気の温度に
晒される。この時、閉じ込められていた微小気泡17
は、膨張しようとする過程で、真球又は略球状に変化
し、この微小気泡17を包んでいるガラス溶液は、この
微小気泡17の球形状態に対応して球状に変化して固化
する。
【0068】即ち、中空粒状ガラス球体34を形成しな
がら落下する。図5は、微小気泡17が球状ガラス33
により被覆された微小中空ガラス球体34の構造を示し
ている。
【0069】上記噴霧を連続的に実行することにより、
連続して微小中空ガラス球体32を製造することができ
る。したがって、微小気泡発生工程で、微小気泡17の
球径を小さくすれば、小さくするほど急冷効果を受ける
ことができ、真球に近い微小中空ガラス球体34を形成
できる。
【0070】この噴霧を連続して実行することにより、
固化した微小中空ガラス球体34は連続して、バラバラ
落下し、微小中空ガラス球体34の山を形成する。この
ガラス球体34大きさは、数十μm〜数mmである。
【0071】リサイクル このようにして製造された微小中空ガラス球体34は、
微小であるため強固で破壊しにくく、遮音性、断熱性、
軽量などの優れた材料が得られる。例えば、図6に示す
ように、多数の微小中空ガラス球体34について面状に
配列又は接着固化して壁板を形成した場合、表面は、ガ
ラスであるが、中空で中にエアーが入っているため上記
効果を得ることができる。
【0072】このような効果を有する微小中空ガラス球
体34を建築材料や道路の舗装材料として利用した場
合、軽量で遮音性、断熱性に優れた効果がある。
【0073】特に、屋根や、道路においては、遮音効果
により雨に対して静かな屋根、自動車の往来に対して静
かな道路の実現に効果がある。
【0074】次に、金属例えばアルミニウム廃棄物をリ
サイクルする実施形態を説明する。
【0075】微小中空アルミニウム球体の製造装置の構
成は、図1と同様であるから、図1を参照して、中空粒
状アルミニウム球体の製造方法を説明する。
【0076】原料を作成する工程 廃棄されたアルミニウム(Al)金属片を、粗く砕い
て、大きさたとえば数ミリ角程度のカレット状にする。
このカレット状Al金属片1をホッパー2内に搬入す
る。このホッパー2から予め定められた速度で順次クラ
ッシャー3に搬送する。
【0077】このクラッシャー3では、上記カレット状
Al金属片1を粒径0.1mm〜数mm程度の粉体状に
砕き粉末化する。粉末化されたAl粉体を液状化部6に
搬送し、溶融化工程を実行する。
【0078】加熱溶融工程 粉末化されたAl粉体を、溶融化の進行速度に合わせて
適量づつ搬送するための回転速度に選択されたスクリュ
ーフィーダ7により搬入する。このスクリューフィーダ
7により搬送されたAl粉末をヒータ8により予め設定
されたAl溶融温度に加熱されている加熱溶融部6に押
し込み搬入する。
【0079】この加熱溶融部6は、予め、ヒータ9によ
りAlの溶融温度660.4℃以上例えば700℃に加
熱される。このような温度に加熱されたパイプ8内に搬
送されたAl粉体を溶融し、ドロドロした水アメ状のA
l溶液にする。
【0080】このAl溶液を微小気泡発生部10に供給
し、空気泡の微細化工程を実行する。
【0081】微小気泡形成工程 微小気泡発生工程は、図4に示すように供給された上記
Al溶液に高圧の不活性ガスを吹き込み、Al溶液中に
気泡16を形成する。この気泡16は、比較的大径であ
るため、この気泡16を微細化して小径の多数の微小気
泡17とし、Al溶液を撹拌することにより、小径の微
小気泡17を均一に分散させ乳化させる工程である。
【0082】Al溶液については、空気の吹き込みで
は、かなりの速度で酸化反応が進行するために不活性ガ
スを使用する。さらに、Al溶液の粘度については、上
記気泡16を多数の微小気泡17に微細化でき、この微
小気泡17を、Al溶液全体に比較的一様に拡散できる
程度必要である。
【0083】このためには、超音波の強度を高くするこ
と、Al溶液を収納するパイプ11の管径を相応に細く
することの条件設定も重要である。超音波出力に限界が
ある場合には、パイプ11内に撹拌翼(図示せず)を内
蔵させて、超音波と撹拌翼を同時又は交互に作動させる
ことにより、Al溶液内に微小気泡17を均一に分散さ
せることができる。
【0084】即ち、この工程に送入されたAl溶液に高
圧不活性ガス15を供給管12から供給して混入させ
る。その後、環状に配設された超音波発生器13からの
超音波振動波20の伝播領域にて、大きな気泡16が、
上記超音波振動波20により順次分割し、微細化され、
この微細化された多数の微小気泡17は、さらに超音波
振動波20によりAl溶液と撹拌され、図4に示すよう
に下流域ではAl溶液中に比較的均一に分散される。
【0085】この均一に分散された微小気泡17混入A
l溶液は、ノズル18から粒状化部19に噴出する。
【0086】粒状化工程 この粒状化工程は、微細化された各微小気泡17を閉じ
込めた粒状化Al溶液を形成する工程である。ノズル1
8から微小気泡17が混入された高温度のAl溶液をパ
イプ22内に噴出する。この噴出圧力は、例えば数十k
g/cmである。
【0087】この高温度の噴出流に圧縮可燃性ガスノズ
ル25から圧縮可燃性ガスを噴出することにより燃焼さ
せ、この燃焼にノズル26から酸素ガス吹き付けること
により燃焼をさらに加速させる。この燃焼により、上記
Al溶液は、微小な各微小気泡17を閉じ込めるように
粒状化Al溶液を形成すると共に、この粒状化Al溶液
はジェット流となる。
【0088】上記燃焼温度と各ノズル18、25、26
からの供給物の圧力を調整することにより、上記粒状化
溶液の各粒状の大きさを選択調整することができる。こ
のようにして、形成された粒状化Al溶液は溶射部29
に供給し、粒状化Al溶液の噴射を実施する。
【0089】上記粒状化Al溶液のジェット流が連続し
て定常状態になった時には、圧縮可燃性ガスや酸素ガス
の供給を断続的(パルス状)にしてもよい。この断続的
供給は、圧縮可燃性ガスと酸素ガスの供給を同時でもよ
いが、断続期間をずらした方がより安定な燃焼となる。
このような断続的供給は、圧縮可燃性ガスや酸素ガスの
省力化に大きく効果がある。
【0090】溶融物噴霧(溶射・噴射)工程 この噴霧工程は、上記パイプ22の先端側を小径化して
圧力を高くし、上記粒状化Al溶液のジェット流を大気
中に噴霧(溶射・噴射)し、急冷する工程である。
【0091】大気中に噴霧された粒状化Al溶液は、粒
状態で飛散し、この各粒状化Al溶液は瞬時に大気の温
度(20℃)に晒される。この時、閉じ込められていた
微小気泡17は、膨張しようとする過程で、真球又は略
球状に変化し、この微小気泡17を包んでいるAl溶液
は、この微小気泡17の球形に対応して球状に変化して
固化する。
【0092】したがって、微小気泡発生工程で、微小気
泡17の球径を小さくすれば、小さくするほど閉じ込め
られていた微小気泡17は、急冷効果を受けることがで
き、真球に近い中空粒状Al球体34を形成できる。
【0093】この噴霧を連続して実行することにより、
固化した中空粒状Al球体34は連続して、バラバラ落
下し、中空粒状Al球体34の山を形成する。このAl
球体34の大きさは、数十μm〜数mmである。図5
は、微小気泡17が球状ガラス33により被覆された微
小中空ガラス球体34の構造を示している。
【0094】リサイクル このようにして製造された微小中空Al球体34は、強
固で破壊しにくく、遮音性、断熱性、軽量などの優れた
材料が得られる。この効果は、図6に示すように、各微
小中空Al球体34について面状に配列又は接着固化し
た場合、表面は、Alで良導電体、良熱伝導体である
が、中空で中にエアーが入っているためである。
【0095】このような性能を有する微小中空Al球体
32を建築材料や道路の舗装材料として利用した場合、
軽量で遮音性、断熱性に優れた効果がある。
【0096】特に、屋根や、道路においては、遮音効果
により雨に対して静かな屋根、自動車の往来に対して静
かな道路の実現に効果がある。又、貯湯タンク等の断熱
材料としての使用も可能となる。
【0097】上記実施形態では、ガラスと金属の微小中
空球体について説明したが、熱溶融性プラスチック廃棄
物や、そのリサイクルに適用してもよい。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発泡剤などの新規材料を添加することなく、ISO対応
の省資源で連続的に中空粒状球体を製造できる。
【0099】さらに、この中空粒状球体は、真球又はほ
ぼ球形で表面に尖鋭な部分がなく、平滑な表面を有し、
強化ガラスと同等の強度を有し、安全性が高い特徴を有
する。
【0100】さらに、この中空粒状球体は、中空で気体
(空気)が密閉されているため、砂より軽量であり、遮
音性、断熱性が優れている。
【0101】さらに、安全性が高いため、リサクルとし
て利用して、上記効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る微小中空球体の製造装置の実施形
態を説明するための構成図。
【図2】図1の微小気泡発生部を拡大して示す斜視図。
【図3】図2のA−A線切断面図。
【図4】図1微小気泡発生部での空気泡を微細化する状
態を拡大して示す断面図。
【図5】図1の製造装置により製造された微小中空球体
を説明するための図。
【図6】図5の微小中空球体を壁板にリサイクルした実
施形態を示す断面図。
【符号の説明】
1…ガラス片 2…ホッパー 3…クラッシャー 4、5…ローラ 6…加熱溶融部 7…スクリューフィーダ 8、11、22、28、31…パイプ 9…電気ヒータ 10…微小気泡形成部 12…空気供給管 13…超音波発生器 14…圧電体板 15…高圧空気 16…空気泡 17…微小気泡 18、25、26、30…ノズル 19…粒状化部 20…曲線 21…細径化側部 23…圧縮可燃性ガス 24…酸素ガス 27…バルブ 29…溶融物噴霧部 32…市水供給管 33…球状ガラス 34…微小中空球体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料を加熱して溶融物とする加熱溶融工
    程と、 前記溶融物に気体を混入し微細化して、該溶融物中に多
    数の微小気泡を形成させる微小気泡形成工程と、 前記多数の微小気泡を内包する溶融物を高温ガスで噴霧
    し、急冷して微小中空球体を形成する溶融物噴霧工程と
    を具備してなることを特徴とする微小中空球体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 原料を粉砕して粉状にする粉状体形成工
    程と、 前記粉状体原料を加熱して溶融物とする加熱溶融工程
    と、 前記溶融物に気体を混入するとともに超音波を印加して
    該溶融物中に多数の微小気泡を形成させる微小気泡形成
    工程と、 前記多数の微小気泡を内包する溶融物を高温ガス流で噴
    霧し、冷却して微小中空球体を形成する溶融物噴霧工程
    とを具備してなることを特徴とする微小中空球体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記高温ガス流が、圧縮可燃性ガスと酸
    素の混合気体を燃焼させてなる燃焼ガス流であることを
    特徴とする請求項1又は2記載の微小中空球体の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 原料を加熱して溶融物とする加熱溶融手
    段と、 前記加熱溶融手段に粉状原料を供給する原料供給手段
    と、 前記加熱溶融手段で形成された溶融物に気体を混入し微
    細化させて、該溶融物中に多数の微小気泡を形成させる
    微小気泡形成手段と、 前記微小気泡形成手段で形成された多数の微小気泡を内
    包する溶融物を高温気体で噴霧し、急冷させて微小中空
    球体を形成する溶融物噴霧手段とを具備してなることを
    特徴とする微小中空球体の製造装置。
  5. 【請求項5】 原料を粉砕して粉状原料とする粉状原料
    形成手段と、 粉状原料を加熱して溶融物とする加熱溶融手段と、 前記加熱溶融手段で形成された溶融物に気体を混入する
    とともに超音波を印加して該溶融物中に多数の微小気泡
    を形成させる微小気泡形成手段と、 前記微小気泡形成手段で形成された多数の微小気泡を内
    包する溶融物を高温ガス流で噴霧し、冷却させて微小中
    空球体を形成する溶融物噴霧手段とを具備してなること
    を特徴とする微小中空球体の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記高温ガス流が、圧縮可燃性ガスと酸
    素の混合気体を燃焼させてなる燃焼ガス流であることを
    特徴とする請求項4又は5記載の微小中空球体の製造装
    置。
  7. 【請求項7】 加熱により溶融する廃棄物を粉砕して粉
    状原料とする粉状原料化形成手段と、 前記粉状原料を加熱し溶融して溶融物とする加熱溶融手
    段と、 前記溶融物に気体を混入し超音波を印加して微細化し
    て、該溶融物中に多数の微小気泡を形成させる微小気泡
    形成手段と、 前記多数の微小気泡を内包する溶融物を圧縮可燃性ガス
    と酸素の混合気体を燃焼させてなる高温ガス流で噴霧し
    冷却させて微小中空球体を形成する溶融物噴霧工程とを
    具備し、 前記廃棄物を微小中空球体にして再利用することを特徴
    とする廃棄物リサイクル方法。
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