JP2002037348A - 除湿剤容器 - Google Patents
除湿剤容器Info
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- JP2002037348A JP2002037348A JP2000231017A JP2000231017A JP2002037348A JP 2002037348 A JP2002037348 A JP 2002037348A JP 2000231017 A JP2000231017 A JP 2000231017A JP 2000231017 A JP2000231017 A JP 2000231017A JP 2002037348 A JP2002037348 A JP 2002037348A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓋体による保護カバーの機能を十分果たすこ
とができ、除湿剤の除湿能力を高めることができるよう
にする。 【解決手段】 蓋体2を底板部を有する凹形状で、この
蓋体の底板部を囲む周壁部が容器体1の開口部分の内周
面に嵌合する形状にすると共に、この蓋体の底板部2a
を周囲に環状に設けた溝部2bに対して段状に高くした
形状に形成し、かつこの底板部に通気孔3を設け、底板
部の下側に底板部の通気孔を有する部分より下方へ離隔
するようにして透湿非透水性シート6を溝部の下面に接
着して設け、蓋体の上側に非透湿性シート4を設けた。
とができ、除湿剤の除湿能力を高めることができるよう
にする。 【解決手段】 蓋体2を底板部を有する凹形状で、この
蓋体の底板部を囲む周壁部が容器体1の開口部分の内周
面に嵌合する形状にすると共に、この蓋体の底板部2a
を周囲に環状に設けた溝部2bに対して段状に高くした
形状に形成し、かつこの底板部に通気孔3を設け、底板
部の下側に底板部の通気孔を有する部分より下方へ離隔
するようにして透湿非透水性シート6を溝部の下面に接
着して設け、蓋体の上側に非透湿性シート4を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除湿剤を収納し、
この除湿剤にて空間あるいは雰囲気の除湿を行う除湿剤
容器に関するものである。
この除湿剤にて空間あるいは雰囲気の除湿を行う除湿剤
容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の除湿剤容器は図4に示す
ように、容器体aと蓋体bから構成され、蓋体bに通気
孔cが設けられている。そして容器体a内に設けた仕切
部材d上に除湿剤eが載せてあり、また容器体aの開口
端は積層した透湿非透水性シートfと非透湿性シートg
にて閉じられている。上記蓋体bはこの各シートf,g
の上側から容器体aに被せるようになっている。
ように、容器体aと蓋体bから構成され、蓋体bに通気
孔cが設けられている。そして容器体a内に設けた仕切
部材d上に除湿剤eが載せてあり、また容器体aの開口
端は積層した透湿非透水性シートfと非透湿性シートg
にて閉じられている。上記蓋体bはこの各シートf,g
の上側から容器体aに被せるようになっている。
【0003】この除湿剤容器は、使用に際して、蓋体b
を外し、非透湿性シートgを取り除いた後、再度蓋体b
を被せて、除湿する目的の場所に設置する。この段階か
ら目的空間中の湿気が透湿非透水性シートfを透過して
容器体a内に収納された除湿剤eにより吸収される。そ
して、容器体a内が潮解水で一杯になるか、除湿剤がな
くなるのを目安に終了し、不要物として廃棄させる。
を外し、非透湿性シートgを取り除いた後、再度蓋体b
を被せて、除湿する目的の場所に設置する。この段階か
ら目的空間中の湿気が透湿非透水性シートfを透過して
容器体a内に収納された除湿剤eにより吸収される。そ
して、容器体a内が潮解水で一杯になるか、除湿剤がな
くなるのを目安に終了し、不要物として廃棄させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の除湿剤
容器の蓋体bの役割は透湿非透水性シートfを保護する
ことであるが、この蓋体bは薄板状であるため強度が弱
く、また、容器体aの開口端部の外側縁に嵌合している
だけであるため、使用時に外れやすく、その役割を十分
に果たしていない。
容器の蓋体bの役割は透湿非透水性シートfを保護する
ことであるが、この蓋体bは薄板状であるため強度が弱
く、また、容器体aの開口端部の外側縁に嵌合している
だけであるため、使用時に外れやすく、その役割を十分
に果たしていない。
【0005】また、透湿非透水性シートfと非透湿性シ
ートgとが積層状態に装着さているため、蓋体bをはず
して非透湿性シートgを剥離するときに、この非透湿性
シートgと一緒に透湿非透水性シートfまでが剥離する
ことがあり、その製品の品質が充分とはいえない。
ートgとが積層状態に装着さているため、蓋体bをはず
して非透湿性シートgを剥離するときに、この非透湿性
シートgと一緒に透湿非透水性シートfまでが剥離する
ことがあり、その製品の品質が充分とはいえない。
【0006】本発明は上記のことに鑑みなされたもの
で、蓋体の強度を高くできると共に、容器体から外れに
くくでき、また、使用に際して、非透湿性シートを剥が
したときに、透湿非透水性シートが一緒に剥がされるこ
とがなく、その上透湿非透水性シートによる透湿作用を
良好に行うことができるようにした除湿剤容器を提供す
ることを目的とするものである。
で、蓋体の強度を高くできると共に、容器体から外れに
くくでき、また、使用に際して、非透湿性シートを剥が
したときに、透湿非透水性シートが一緒に剥がされるこ
とがなく、その上透湿非透水性シートによる透湿作用を
良好に行うことができるようにした除湿剤容器を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る除湿剤容器は、除湿剤を収納し、上方
を開放した容器体と、容器体の開口部に接合すると共に
通気孔を有する蓋体と、蓋体の通気孔部と除湿剤との間
に位置する透湿非透水性シートと、透湿非透水性シート
の外側を取り外し可能に覆う非透湿性シートとからなる
除湿剤容器において、蓋体を底板部を有する凹形状で、
この蓋体の底板部を囲む周壁部が容器体の開口部分の内
周面に嵌合する形状にすると共に、この蓋体の底板部を
周囲に環状に設けた溝部に対して段状に高くした形状に
形成し、かつこの底板部に上記通気孔を設け、底板部の
下側に底板部の通気孔を有する部分より下方へ離隔する
ようにして透湿非透水性シートを溝部の下面に接着して
設け、蓋体の上側に非透湿性シートを設けた構成になっ
ている。
に、本発明に係る除湿剤容器は、除湿剤を収納し、上方
を開放した容器体と、容器体の開口部に接合すると共に
通気孔を有する蓋体と、蓋体の通気孔部と除湿剤との間
に位置する透湿非透水性シートと、透湿非透水性シート
の外側を取り外し可能に覆う非透湿性シートとからなる
除湿剤容器において、蓋体を底板部を有する凹形状で、
この蓋体の底板部を囲む周壁部が容器体の開口部分の内
周面に嵌合する形状にすると共に、この蓋体の底板部を
周囲に環状に設けた溝部に対して段状に高くした形状に
形成し、かつこの底板部に上記通気孔を設け、底板部の
下側に底板部の通気孔を有する部分より下方へ離隔する
ようにして透湿非透水性シートを溝部の下面に接着して
設け、蓋体の上側に非透湿性シートを設けた構成になっ
ている。
【0008】そして上記除湿剤容器において、非透湿性
シートを蓋体の底板部の上面に接着した。
シートを蓋体の底板部の上面に接着した。
【0009】また、蓋体を底板部を有する凹形状で、こ
の蓋体の底板部を囲む周壁部が容器体の開口部分の内周
面に嵌合する形状にすると共に、この蓋体の底板部の少
なくとも下面で、かつこの底板部に設けた上記通気孔部
を囲む周縁部に環状の突条を設け、この突条の頂面に、
底板部の通気孔を有する部分より下方へ離隔するように
して透湿非透水性シートを接着し、底板部の上側に非透
湿性シートを接着した。
の蓋体の底板部を囲む周壁部が容器体の開口部分の内周
面に嵌合する形状にすると共に、この蓋体の底板部の少
なくとも下面で、かつこの底板部に設けた上記通気孔部
を囲む周縁部に環状の突条を設け、この突条の頂面に、
底板部の通気孔を有する部分より下方へ離隔するように
して透湿非透水性シートを接着し、底板部の上側に非透
湿性シートを接着した。
【0010】上記構成において、蓋体は、これの周壁部
が容器体の開口部分の内周面に嵌合することにより強固
に結合される。そして蓋体の底板部は容器体の上端縁よ
り低くなって、この部分に外力が作用しにくくなる。透
湿非透水性シートは蓋体の底板部の下側で、かつ通気孔
を有する部分より離隔した位置に取付けられる。そし
て、透湿非透水性シートが蓋体の底板部の下側で、かつ
これの通気孔を有する部分から離隔し取り付けられるの
で、この透水非透湿性シートの容器体内での高さを、上
記溝部の深さ、あるいは突条の高さにより任意にするこ
とができる。
が容器体の開口部分の内周面に嵌合することにより強固
に結合される。そして蓋体の底板部は容器体の上端縁よ
り低くなって、この部分に外力が作用しにくくなる。透
湿非透水性シートは蓋体の底板部の下側で、かつ通気孔
を有する部分より離隔した位置に取付けられる。そし
て、透湿非透水性シートが蓋体の底板部の下側で、かつ
これの通気孔を有する部分から離隔し取り付けられるの
で、この透水非透湿性シートの容器体内での高さを、上
記溝部の深さ、あるいは突条の高さにより任意にするこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1、図
2、図3に基づいて説明する。図中1は容器体、2はこ
の容器体1の開口部を閉じる蓋体で、これに通気孔3が
設けてある。4はこの蓋体2の通気孔3を外側から閉じ
る非透湿性シート、5は容器体1内に適当量充填される
除湿剤、6はこの除湿剤5と上記蓋体2の通気孔3の間
に設けた透湿非透水性シートである。
2、図3に基づいて説明する。図中1は容器体、2はこ
の容器体1の開口部を閉じる蓋体で、これに通気孔3が
設けてある。4はこの蓋体2の通気孔3を外側から閉じ
る非透湿性シート、5は容器体1内に適当量充填される
除湿剤、6はこの除湿剤5と上記蓋体2の通気孔3の間
に設けた透湿非透水性シートである。
【0012】容器体1は上端を開口し、平面形状が円形
或いは角形にした箱状に形成されている。蓋体2は底板
部2aを有する凹形状に形成され、これの底板部2aを
囲む周壁部が容器体1の開口部分の内周壁に密に嵌合さ
れる形状となっている。そしてこの蓋体2の底板部2a
は容器体1の開口端部より所定の寸法だけ低くなってお
り、これの周囲に環状に設けた溝部2bに対して段状に
高くなっていて、この底板部2aに上記した通気孔3が
多数設けてある。
或いは角形にした箱状に形成されている。蓋体2は底板
部2aを有する凹形状に形成され、これの底板部2aを
囲む周壁部が容器体1の開口部分の内周壁に密に嵌合さ
れる形状となっている。そしてこの蓋体2の底板部2a
は容器体1の開口端部より所定の寸法だけ低くなってお
り、これの周囲に環状に設けた溝部2bに対して段状に
高くなっていて、この底板部2aに上記した通気孔3が
多数設けてある。
【0013】そして蓋体2の縁部の上面に、各通気孔3
を閉じるための上記非透湿性シート4がつまみ4aをつ
まんで容易に剥離可能に接着されている。また、蓋体2
の底板部2aの下側に、周縁部を溝部2bの下面に接着
して上記透湿非透水性シート6が設けてあり、この透湿
非透水性シート6にて蓋体2の通気孔3と除湿剤5が離
隔されている。また、この透湿非透水性シート6は蓋体
2の底板部2aの通気孔3を有する部分の下面に対して
蓋体2の溝部2bの段差分だけ離隔されている。
を閉じるための上記非透湿性シート4がつまみ4aをつ
まんで容易に剥離可能に接着されている。また、蓋体2
の底板部2aの下側に、周縁部を溝部2bの下面に接着
して上記透湿非透水性シート6が設けてあり、この透湿
非透水性シート6にて蓋体2の通気孔3と除湿剤5が離
隔されている。また、この透湿非透水性シート6は蓋体
2の底板部2aの通気孔3を有する部分の下面に対して
蓋体2の溝部2bの段差分だけ離隔されている。
【0014】この構成の除湿剤容器を使用するには、こ
れの非透湿性シート4を蓋体2より剥離してから除湿す
る目的の場所に設置する。この状態で空中の湿気が蓋体
2の通気孔3を通り、透湿非透水性シート6を透過して
除湿剤5にて吸収される。
れの非透湿性シート4を蓋体2より剥離してから除湿す
る目的の場所に設置する。この状態で空中の湿気が蓋体
2の通気孔3を通り、透湿非透水性シート6を透過して
除湿剤5にて吸収される。
【0015】このとき、非透湿性シート4はつまみ4a
をつまんで蓋体2から、透湿非透水性シート6に何ら影
響を与えることなく剥離される。また、透湿非透水性シ
ート6は蓋体2の底板部2aの下面に対して溝部2bの
段差分だけ離隔して、その間が空間になっていることに
より、透湿非透水性シートによる透湿作用を良好に行う
ことができる。また、透湿非透水性シート6の両面のそ
れぞれの対空気接触面が同等で、かつ除湿剤5に近接し
ていることから、除湿剤の除湿効果が高くなる。
をつまんで蓋体2から、透湿非透水性シート6に何ら影
響を与えることなく剥離される。また、透湿非透水性シ
ート6は蓋体2の底板部2aの下面に対して溝部2bの
段差分だけ離隔して、その間が空間になっていることに
より、透湿非透水性シートによる透湿作用を良好に行う
ことができる。また、透湿非透水性シート6の両面のそ
れぞれの対空気接触面が同等で、かつ除湿剤5に近接し
ていることから、除湿剤の除湿効果が高くなる。
【0016】また、蓋体2はこれの周壁部が容器体1の
内周壁に嵌合されるため、この蓋体2は容器体1に強固
に結合され、これが不用意に脱落することがない。
内周壁に嵌合されるため、この蓋体2は容器体1に強固
に結合され、これが不用意に脱落することがない。
【0017】なおこの実施の形態では、非透湿性シート
4が容器体1の上端に露出されているので、流通時や保
管時には、容器体1の上側に適当な保護カバーを被わせ
てもよい。
4が容器体1の上端に露出されているので、流通時や保
管時には、容器体1の上側に適当な保護カバーを被わせ
てもよい。
【0018】図2は上記図1で示した実施の形態の他例
を示すもので、非透湿性シート4′を蓋体2の底板部2
aの上面に接着した例を示す。
を示すもので、非透湿性シート4′を蓋体2の底板部2
aの上面に接着した例を示す。
【0019】この実施の形態によれば、非透湿性シート
4′が容器体1の縁部より低い位置になって、この部分
に外力が作用しにくくなり、流通時に、これに保護カバ
ーを被せなくても、この非透湿性シート4′が破損しに
くくなる。
4′が容器体1の縁部より低い位置になって、この部分
に外力が作用しにくくなり、流通時に、これに保護カバ
ーを被せなくても、この非透湿性シート4′が破損しに
くくなる。
【0020】図3は、図1、図2で示した溝部2bの代
わりに、蓋体2′の底板部2a′の両面に環状の突起7
a,7bを設け、この上側の突起7aの頂面に非透湿性
シート4′を、下側の突起7bの頂面に透湿非透水性シ
ート6をそれぞれ接着した実施の形態を示す。
わりに、蓋体2′の底板部2a′の両面に環状の突起7
a,7bを設け、この上側の突起7aの頂面に非透湿性
シート4′を、下側の突起7bの頂面に透湿非透水性シ
ート6をそれぞれ接着した実施の形態を示す。
【0021】この図3にて示す実施の形態では、透湿非
透水性シート6と底板部2a′との間の空間が確保でき
る。また非透湿性シート4′の接着面積を小さくできる
ことにより、この非透湿性シート4′の剥離を小さな力
にて行うことができる。なお、上記突起7a,7bは底
板2aの下側にだけ設けてこれの頂面に透湿非透水性シ
ートを接着し、非透湿性シート4′を、蓋体2′の縁部
の上面あるいは底板部2aの上面に接着するようにして
も良い。
透水性シート6と底板部2a′との間の空間が確保でき
る。また非透湿性シート4′の接着面積を小さくできる
ことにより、この非透湿性シート4′の剥離を小さな力
にて行うことができる。なお、上記突起7a,7bは底
板2aの下側にだけ設けてこれの頂面に透湿非透水性シ
ートを接着し、非透湿性シート4′を、蓋体2′の縁部
の上面あるいは底板部2aの上面に接着するようにして
も良い。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、蓋体を底板部を有する
凹形状で、これの底板部を囲む周壁部が容器体の内周面
に嵌合する形状にしたことにより、容器体に蓋体を嵌合
した時に、この蓋体が容器体より容易に外れることが無
く、しかも強度も強くなり、この蓋体の保護カバーとし
ての機能を十分に果たすことができる。また、これの底
板部が容器体の縁部より低くなっていることから、この
蓋体の底板部に障害物が当接する等の外力が作用するこ
とが少なくなり、この底板の上面に非透湿性シートを接
着した場合に、流通時や使用時に、上記外力によりこれ
が破損するのを防止できる。
凹形状で、これの底板部を囲む周壁部が容器体の内周面
に嵌合する形状にしたことにより、容器体に蓋体を嵌合
した時に、この蓋体が容器体より容易に外れることが無
く、しかも強度も強くなり、この蓋体の保護カバーとし
ての機能を十分に果たすことができる。また、これの底
板部が容器体の縁部より低くなっていることから、この
蓋体の底板部に障害物が当接する等の外力が作用するこ
とが少なくなり、この底板の上面に非透湿性シートを接
着した場合に、流通時や使用時に、上記外力によりこれ
が破損するのを防止できる。
【0023】また、透湿非透水性シートは蓋体の通気孔
を有する底板部より下方へ離隔して取り付けられ、この
両者間に空間が形成されることにより、透湿非透水性シ
ートによる透湿作用を良好に行うことができる。また、
この透湿非透水性シートの両面のそれぞれの対空気接触
面が同等で、かつ除湿剤に近接していることから、除湿
剤の除湿能力を高めることができる。
を有する底板部より下方へ離隔して取り付けられ、この
両者間に空間が形成されることにより、透湿非透水性シ
ートによる透湿作用を良好に行うことができる。また、
この透湿非透水性シートの両面のそれぞれの対空気接触
面が同等で、かつ除湿剤に近接していることから、除湿
剤の除湿能力を高めることができる。
【0024】また、本発明によれば、透湿非透水性シー
トは蓋体の底板部の下側に、非透湿性シートは上記蓋体
の上側に、それぞれ位置されるため、使用に際して非透
湿性シートを剥離したときに、透湿非透水性シートを一
緒に剥離してしまうことがない。
トは蓋体の底板部の下側に、非透湿性シートは上記蓋体
の上側に、それぞれ位置されるため、使用に際して非透
湿性シートを剥離したときに、透湿非透水性シートを一
緒に剥離してしまうことがない。
【0025】さらに、透湿非透水性シートの容器体内で
の高さを、蓋体の溝部の深さ、あるいは突条の高さによ
り任意にすることができる。
の高さを、蓋体の溝部の深さ、あるいは突条の高さによ
り任意にすることができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
1…容器体、2,2′…蓋体、2a,2a′…底板部、
2b…溝部、3…通気孔、4,4′…非透湿性シート、
5…除湿剤、6…透湿非透水性シート、7a,7b…突
起。
2b…溝部、3…通気孔、4,4′…非透湿性シート、
5…除湿剤、6…透湿非透水性シート、7a,7b…突
起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA11 AB97 BA02A BB14A BC07A CA07 CA10 EA18 EA32 EC22 FA01 FC01 GB03 GB12 4D052 AA09 CA04 CA06
Claims (3)
- 【請求項1】 除湿剤を収納し、上方を開放した容器体
と、容器体の開口部に接合すると共に通気孔を有する蓋
体と、蓋体の通気孔部と除湿剤との間に位置する透湿非
透水性シートと、透湿非透水性シートの外側を取り外し
可能に覆う非透湿性シートとからなる除湿剤容器におい
て、 蓋体を底板部を有する凹形状で、この蓋体の底板部を囲
む周壁部が容器体の開口部分の内周面に嵌合する形状に
すると共に、この蓋体の底板部を周囲に環状に設けた溝
部に対して段状に高くした形状に形成し、かつこの底板
部に上記通気孔を設け、底板部の下側に底板部の通気孔
を有する部分より下方へ離隔するようにして透湿非透水
性シートを溝部の下面に接着して設け、また蓋体の上側
に非透湿性シートを設けたことを特徴とする除湿剤容
器。 - 【請求項2】 請求項1記載の非透湿性シートを蓋体の
底板部の上面に接着したことを特徴とする除湿剤容器。 - 【請求項3】 除湿剤を収納し、上方を開放した容器体
と、容器体の開口部に接合すると共に通気孔を有する蓋
体と、蓋体の通気孔部と除湿剤との間に位置する透湿非
透水性シートと、透湿非透水性シートの外側を取り外し
可能に覆う非透湿性シートとからなる除湿剤容器におい
て、蓋体を底板部を有する凹形状で、この蓋体の底板部
を囲む周壁部が容器体の開口部分の内周面に嵌合する形
状にすると共に、この蓋体の底板部の少なくとも下面
で、かつこの底板部に設けた上記通気孔部を囲む周縁部
に環状の突条を設け、この突条の頂面に、底板部の通気
孔を有する部分より下方へ離隔するようにして透湿非透
水性シートを接着し、底板部の上側に非透湿性シートを
接着したことを特徴とする除湿剤容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000231017A JP2002037348A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 除湿剤容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000231017A JP2002037348A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 除湿剤容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002037348A true JP2002037348A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18723902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000231017A Pending JP2002037348A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 除湿剤容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002037348A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011002100A (ja) * | 2007-04-16 | 2011-01-06 | Multisorb Technologies Inc | 傾斜縁部を有する吸着剤缶 |
KR101494318B1 (ko) | 2014-01-14 | 2015-02-26 | 허윤아 | 시트상물 수납 케이스 |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000231017A patent/JP2002037348A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011002100A (ja) * | 2007-04-16 | 2011-01-06 | Multisorb Technologies Inc | 傾斜縁部を有する吸着剤缶 |
KR101494318B1 (ko) | 2014-01-14 | 2015-02-26 | 허윤아 | 시트상물 수납 케이스 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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