JP2002033993A - 映像記録再生装置 - Google Patents

映像記録再生装置

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JP2002033993A
JP2002033993A JP2000215351A JP2000215351A JP2002033993A JP 2002033993 A JP2002033993 A JP 2002033993A JP 2000215351 A JP2000215351 A JP 2000215351A JP 2000215351 A JP2000215351 A JP 2000215351A JP 2002033993 A JP2002033993 A JP 2002033993A
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JP2000215351A
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English (en)
Inventor
Takanobu Mikoshi
剛宣 美越
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、早送り再生又は巻き戻し再生を行っ
たときに、その再生方向及び再生速度に応じた字幕の表
示を行うことで、字幕の内容の確認が容易にできる映像
記録再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】通常再生時に1段で字幕が表示されるとと
もにs秒間で字幕が切り替わるとき、例えば、4倍速再
生時において、4段で字幕を表示するとともに、s秒毎
に4段の字幕を切り換えて表示させるか、又は、s/4
秒毎に1段ずつ4段の字幕をスクロールさせて表示させ
る。又、字幕を例えば読点毎に1単位として字幕情報の
単位を設定し、1倍速の巻き戻し再生において、1単位
毎の字幕情報に相当する字幕、即ち1文毎の字幕を表示
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を記録及び再
生する映像記録再生装置に関するもので、特に、字幕を
伴う映像を記録及び再生する映像記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビジョン放送における文字放
送などにおいて、デジタル方式及びアナログ方式のいず
れの場合においても、映像信号や音声信号と独立した字
幕の情報が扱われ、映像信号や音声信号とともに送受信
されることもある。そして、このような字幕の情報を有
する放送を受信した受信側では、映像信号や音声信号と
は独立に字幕の情報を得ることができるので、この字幕
の情報を映像信号や音声信号とは別に処理することがで
きる。よって、受信側では、映像を再生するディスプレ
イなどへの字幕の表示/非表示の選択が行うことができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、受信側では字幕の表示を通常の再生速度(1
倍速の再生速度)に対応させて行うように、受信した字
幕の情報を処理していた。よって、早送り再生時には、
字幕を表示しないか、又は、映像の再生速度に併せて字
幕の表示を行う。そのため、通常の再生においては、視
聴者は字幕の内容を理解できるが、早送り再生を行った
とき、その再生速度に応じた字幕の表示が行われるた
め、表示される字幕の変化が速くなるため、視聴者は字
幕の内容を確認することが困難になる。又、この早送り
再生が行われたときに字幕が表示されない場合は、字幕
の内容を確認することができない。更に、巻き戻し再生
を行った場合、表示される字幕の順番が通常の場合と逆
になるため、視聴者は字幕の内容を確認することが困難
になる。
【0004】このような問題を鑑みて、本発明は、早送
り再生又は巻き戻し再生を行ったときに、その再生方向
及び再生速度に応じた字幕の表示を行うことで、字幕の
内容の確認が容易にできる映像記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の映像記録再生装置は、字幕情報と
映像情報とを有するデジタル信号を記録、再生する映像
記録再生装置において、前記デジタル信号より前記映像
情報と前記字幕情報を分割した後、前記映像情報に基づ
いて映像を再生する際、前記字幕情報に基づいて再生映
像上に表示される字幕の量が、前記映像の再生速度に応
じて、切り換えられることを特徴とする。
【0006】このような映像記録再生装置において、字
幕を有する映像をn倍速再生する際において、例えば、
通常再生時に字幕が映像上に1段で表示されるとき、映
像上に字幕がn段で表示される。このように、映像の再
生速度が速くなるにつれて、映像上に表示される字幕の
量を増加させる。
【0007】又、このような映像記録再生装置におい
て、請求項2に記載するように、前記映像の再生速度に
関わらず、所定量の字幕の表示時間が、通常の再生時に
おける前記所定量の字幕の表示時間と略等しいか、又
は、通常の再生時における前記所定量の字幕の表示時間
より長くなるようにしても構わない。
【0008】このとき、通常再生時にs秒の間に1段の
同一の字幕が表示されるときに、n倍速再生された場
合、例えば、s秒の間にn段の同一の字幕が表示される
ようにしても構わない。又、通常再生時にs秒の間に1
段の同一の字幕が表示されるときに、n倍速再生された
場合、例えば、n段の字幕が再生されるとともに、s/
n秒毎に1段毎字幕がスクロールして表示されるように
しても構わない。
【0009】請求項3に記載の映像記録再生装置は、字
幕情報と映像情報とを有するデジタル信号を記録、再生
する映像記録再生装置において、前記デジタル信号より
前記映像情報と前記字幕情報を分割した後、更に、前記
字幕情報内の所定の符号を検出するとともに、検出した
前記所定の符号毎に前記字幕情報を分割することによっ
て、前記所定の符号の次の符号から前記所定の符号まで
の符号長を1単位として設定し、前記字幕情報に基づい
て表示される字幕が、設定された前記単位に基づいて表
示されることを特徴とする。
【0010】このような映像記録再生装置において、例
えば、読点を表す符号を所定の符号として1文毎に1単
位として設定し、映像に字幕を表示する際、設定した1
単位毎、即ち、1文毎に字幕を表示する。このようにす
ることで、視聴者が表示された字幕の内容を認識するこ
とができる。
【0011】請求項4に記載の映像記録再生装置は、字
幕情報と映像情報とを有するデジタル信号を記録、再生
する映像記録再生装置において、デジタル信号より字幕
情報と映像情報を分割して出力する情報分割部と、前記
情報分割部より与えられる映像情報の復号化を行う映像
情報処理部と、前記情報分割部より与えられる字幕情報
の復号化を行う字幕情報処理部と、前記映像情報処理部
で復号化された映像情報と前記字幕情報処理部で復号化
された字幕情報とを合成して、字幕表示された映像を表
示装置に再生させる出力制御部と、を有し、通常再生時
において、予め設定された単位毎に分割された前記字幕
情報が前記出力制御部で1単位毎に前記映像情報に合成
されることによって、該1単位の字幕情報に相当する字
幕が表示された映像が前記表示装置に再生されるとき、
前記通常再生よりも再生速度の速い早送り再生時におい
て、前記字幕情報が前記出力制御部で複数単位毎に前記
映像情報に合成されることによって、該複数単位の字幕
情報に相当する字幕が表示された映像が前記表示装置に
再生されることを特徴とする。
【0012】このような映像記録再生装置において、字
幕を有する映像をn倍速再生する際において、n単位分
の字幕情報に相当する字幕が表示される。このように、
映像の再生速度が速くなるにつれて、映像上に表示され
る字幕の量を増加させる。
【0013】又、このように字幕情報が映像情報に合成
される映像記録再生装置において、請求項5に記載する
ように、前記1単位の字幕情報に相当する字幕が再生さ
れる映像上においてL段で表示されるととともに、前記
早送り再生時において前記映像情報にx単位の前記字幕
情報が合成されるとき、前記早送り再生時に表示される
字幕が、再生される映像上においてx×L段で表示され
るようにしても構わない。
【0014】このような映像記録再生装置において、請
求項6に記載するように、前記早送り再生時において、
前記x単位の字幕情報に対応した映像が再生される毎
に、前記x単位の字幕情報に相当する字幕が切り替わっ
て表示されるようにしても構わない。又、請求項7に記
載するように、前記早送り再生時において、前記1単位
の字幕情報に対応した映像が再生される毎に、前記1単
位の字幕情報に相当するL段の字幕がスクロールされる
ことによって、字幕が切り替わって表示されるようにし
ても構わない。
【0015】請求項8に記載の映像記録再生装置は、字
幕情報と映像情報とを有するデジタル信号を記録、再生
する映像記録再生装置において、デジタル信号より字幕
情報と映像情報を分割して出力する情報分割部と、前記
情報分割部より与えられる映像情報の復号化を行う映像
情報処理部と、前記情報分割部より与えられる字幕情報
の復号化を行う字幕情報処理部と、前記映像情報処理部
で復号化された映像情報と前記字幕情報処理部で復号化
された字幕情報とを合成して、字幕表示された映像を表
示装置に再生させる出力制御部と、を有し、前記出力制
御部において、前記字幕情報処理部より送出される前記
字幕情報内の所定の符号を検出し、検出された該所定の
符号毎に前記字幕情報を分割して、前記字幕情報におい
て前記所定の符号の次の符号から前記所定の符号までの
符号長が1単位として設定されることを特徴とする。
【0016】このような映像記録再生装置において、例
えば、読点を表す符号を所定の符号として1文毎に1単
位として設定し、映像に字幕を表示する際、設定した1
単位毎、即ち、1文毎に字幕を表示する。このようにす
ることで、視聴者が表示された字幕の内容を認識するこ
とができる。
【0017】請求項9に記載の映像記録再生装置は、請
求項8に記載の映像記録再生装置において、通常再生と
再生方向が逆となる巻き戻し再生が行われるとき、設定
された前記単位毎に前記字幕情報が前記映像情報に合成
されることによって、前記1単位の字幕情報に相当する
字幕が表示された映像が前記表示装置に再生されること
を特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照して説明する。図1は、本実施形態の映像記録再
生装置の内部構成を示すブロック図である。尚、本実施
形態において、デジタル放送を受信し、このデジタル放
送を記録・再生する映像記録再生装置を例に挙げて説明
する。
【0019】<映像記録再生装置の全体構成>図1に示
す映像記録再生装置は、アンテナ1より受信した放送信
号より所望のチャンネルの放送信号の復調を行うチュー
ナ2と、チューナ2で復調されて得たTS(Transport
Stream)を記録する記録媒体3と、記録媒体3より読み
出されたTSより複数のPES(Packetized Elementar
y Stream)及びセクションデータに分割するデマルチプ
レクサ4と、デマルチプレクサ4より出力される後述す
る独立PESを処理するとともに装置内の各部の動作の
制御を行う制御部5と、デマルチプレクサ4より出力さ
れる後述する映像PESや音声PESを処理するデコー
ダ6と、映像が表示される表示装置7と、音声が出力さ
れるスピーカ8と、視聴者によって操作されることで所
望の動作が指示入力される入力装置9とを有する。
【0020】このような構成の映像記録再生装置は、ア
ンテナ1で受信される放送信号より入力装置9によって
指示されたチャンネルの放送信号がチューナ2で選択さ
れて復調されるように、制御部5によってチューナ2が
制御される。このとき、チューナ2で復調された放送信
号は、デジタル信号であるTSに変換されて記録媒体3
に出力される。そして、このようにしてチューナ2より
出力されるTSが、記録媒体3が制御部5によって制御
されることで、一旦、ハードディスクやビデオテープな
どの記録媒体3に記録される。そして、この記録媒体3
に記録されたTSを読み出して再生するように制御部5
によって記録媒体3が制御されることで、記録媒体3に
記録されたTSが読み出され、デマルチプレクサ4に送
出される。
【0021】チューナ2より出力された後、デマルチプ
レクサ4まで送出されるTSは、字幕文や映像や音声な
どの複数の情報を含む固定長のTSパケットが連続した
デジタル信号である。このようなTSは、TSパケット
単位毎に、パケットの内容の種類を表すPID(Packet
ID)を有する。又、TS内には、TSを受信して再生
する際に、送信側の規格情報などの情報伝送上必要とさ
れる情報となるSI(Service Information)/PSI
(Program Specific Information)情報などが含まれ
る。尚、このSI/PSI情報などのセクションデータ
によって、各TSパケット内の情報の様式や配置が認識
される。
【0022】このセクションデータを含むTSパケット
がTSより分割されてデマルチプレクサ4より制御部5
に送出されると、セクションデータが制御部5において
解析され、視聴者の所望するチャンネルにおける各PE
Sを有するTSパケットの種類を示すPIDが設定され
る。そして、このようにして設定されたTSパケットの
PIDが制御部5よりデマルチプレクサ4に与えられ
る。よって、デマルチプレクサ4では、制御部5より与
えられたPIDと、記録媒体3より送出されるTSの各
TSパケット毎に付加されたPIDとを比較する。そし
て、この比較結果より各TSパケットの種類を認識し、
映像情報を含むTSパケットを映像PESとしてデコー
ダ6に、音声情報を含むTSパケットを音声PESとし
てデコーダ6に、字幕情報を含むTSパケットを独立P
ESとして制御部5に、それぞれ送出する。
【0023】デコーダ6では、映像PESに基づいて映
像情報が復号化されるとともに音声PESに基づいて音
声情報が復号化される。そして、復号化して得られた映
像情報及び音声情報は、制御部5に送出される。又、制
御部5では、独立PESに基づいて字幕情報が復号化さ
れる。そして、この字幕情報がデコーダ6より送出され
る映像情報と合成されることによって生成された映像情
報に基づいて、表示装置7に字幕を含む映像を表示す
る。又、デコーダ6より送出される音声情報に基づい
て、スピーカ8より音声を出力する。
【0024】更に、このように構成された映像記録再生
装置において、デマルチプレクサ4及び制御部5及びデ
コーダ6が図2のように構成される。図2に示すよう
に、デマルチプレクサ4は、制御部5より与えられるP
IDより各PESを選別するPIDフィルタリング部4
1と、PIDフィルタリング部41より選別されたパケ
ットよりセクションデータを獲得するセクションデータ
選択部42とを有する。
【0025】又、制御部5は、映像記録再生装置内の各
ブロックを制御する主制御部51と、PIDフィルタリ
ング部41より与えられる独立PESより字幕情報を得
て格納する字幕格納部52と、PIDフィルタリング部
41より与えられる独立PESより得られる字幕管理情
報の解析を行う字幕解析部53と、セクションデータ選
択部42より送出されるセクションデータより各PES
を設定するためのPIDを認識するセクションデータ解
析部54と、表示装置7及びスピーカ8の出力制御を行
う出力制御部55とを有する。又、デコーダ6は、PI
Dフィルタリング部41より与えられる音声PESより
音声情報を得て出力するオーディオデコーダ61と、P
IDフィルタリング部41より与えられる映像PESよ
り映像情報を得て出力するビデオデコーダ62とを有す
る。
【0026】このように構成されるデマルチプレクサ4
及び制御部5及びデコーダ6について、以下に説明す
る。まず、記録媒体3より読み出されたTSがデマルチ
プレクサ4に入力されると、PIDフィルタリング部4
1において、各TSパケットが有するPIDが、予め映
像記録再生装置が記憶している固定のPIDと比較され
る。このとき、この固定のPIDと一致するPIDを有
するTSパケットが、SI/PSI情報などのセレクシ
ョンデータを有するTSパケットとして選別されて、セ
クションデータ選択部42に送出される。セクションデ
ータ選択部42では、送出されたTSパケットよりセク
ションデータを獲得して、セクションデータ解析部54
に送出する。
【0027】セクションデータ解析部54では、送出さ
れたセクションデータより、視聴者が所望する番組の映
像情報や音声情報などを有するTSパケット群をPID
フィルタリング部41で選択するとともに、この選択さ
れたTSパケット群が更に映像PES、音声PES及び
独立PESに分割されるための各PESのPIDが設定
される。即ち、所望の番組の音声情報を有する音声PE
Sを選別するための音声PES用PIDと、所望の番組
の映像情報を有する映像PESを選別するための映像P
ES用PIDと、所望の番組の字幕情報を有する独立P
ESを選別するための独立PES用PIDとが設定され
る。
【0028】このようにして認識されたPIDが、PI
Dフィルタリング部41に送出され、PIDフィルタリ
ング部41では、このセクションデータ解析部54より
送出されるPIDに基づいて、TSパケットの分離を行
う。即ち、音声PES用PIDと一致するPIDを有す
るTSパケットを音声PESとしてオーディオデコーダ
61に、映像PES用PIDと一致するPIDを有する
TSパケットを映像PESとしてビデオデコーダ62
に、独立PES用PIDと一致するPIDを有するTS
パケットを独立PESとして字幕格納部52に、それぞ
れ分離して送出する。
【0029】PIDフィルタリング部41より送出され
た音声PESがオーディオデコーダ61で復号化されて
得た音声情報、及び、PIDフィルタリング部41より
送出された映像PESがビデオデコーダ62で復号化さ
れて得た映像情報が、出力制御部55に送出される。
【0030】又、PIDフィルタリング部41より送出
された独立PESが字幕格納部52で復号化されて得た
字幕情報又は字幕管理情報を有するデータグループが格
納されるとともに、予め字幕解析部53に記録されたD
GI(Data Group ID)と一致するDGIを有するデー
タグループが字幕解析部53で選択される。尚、このD
GIは、各データグループ内の情報を特定するための符
号であり、各データグループ毎に設けられている。
【0031】そして、字幕解析部53では、まず、この
記録されたDGIと一致したデータグループより字幕管
理情報を獲得する。そして、この字幕管理情報より、独
立PESより得られた各データグループ内の字幕情報に
より表示される字幕に用いられる言語と、各データグル
ープのDGIの対応表を設定する。そして、字幕解析部
53では、主制御部51より指示される視聴者の希望す
る言語に対応したDGIを認識し、このDGIを有する
データグループのみを出力制御部55が字幕格納部52
より読み出すように制御する。
【0032】このようにして字幕制御部53で、字幕格
納部52より読み出すデータグループが指示されると、
出力制御部55は、字幕格納部52より指示されたデー
タグループを読み出す。尚、独立PES内には、字幕文
を表す字幕情報以外に、その提示位置及び提示時間を表
すような制御信号も含まれている。このようにして、字
幕情報を含むデータグループ及び映像情報及び音声情報
が出力制御部55に与えられると、それぞれ同期させ
る。
【0033】そして、映像情報より得られる映像とデー
タグループより得られる字幕とが合成された映像を表示
装置7に再生するとともに、音声情報より得られる音声
をスピーカ8で再生することによって、各シーンに同期
した映像及び音声を出力する。このとき、出力制御装置
55では、データグループより得られた字幕の提示時間
及び提示位置に字幕を表示するため、その提示時間に応
じた字幕情報を有するデータグループ内の字幕情報を映
像情報と合成する。
【0034】尚、制御部5内の主制御部51は、チュー
ナ2、記録媒体3、デコーダ6、字幕情報解析部53、
セクションデータ解析部54、及び出力制御部55の動
作を制御している。
【0035】<通常再生動作時の字幕表示>まず、上述
したような動作を行う映像記録再生装置の通常再生動作
における字幕表示について、以下に説明する。デマルチ
プレクサ4及び制御部5が上述のように動作することに
よって、字幕情報となるデータグループが、字幕格納部
52に格納されるとともに、字幕管理情報が字幕解析部
53で解析される。このとき、字幕解析部53では、視
聴者が所望する言語で成された字幕情報を有するデータ
グループの認識を行い、認識したデータグループを出力
制御部55が字幕格納部52より読み出すように制御す
る。そして、出力制御部55では、字幕格納部52より
読み出されたデータグループより字幕情報及び字幕の提
示時間及び提示位置を認識する。
【0036】又、デマルチプレクサ4及び制御部5及び
デコーダ6が上述のように動作することによって得られ
た映像情報及び音声情報が、出力制御部55において放
送側で定められた時間に同期して出力される。このよう
に同期された映像情報及び音声情報に基づいて、表示装
置7より映像が、スピーカ8より音声が、それぞれ再生
される。このように1シーン毎に再生されているとき、
字幕解析部53によって認識された字幕の提示時間にお
ける映像が表示装置7に再生される場合、出力制御部5
5において字幕の提示時間における映像情報と字幕情報
が合成されるとともに、この字幕情報が合成された映像
情報に基づいて、字幕を有する映像が表示装置7に再生
される。
【0037】このように字幕を有する映像が表示装置7
で再生されるとき、出力制御部55によって認識された
字幕の提示位置に字幕が映るように再生される。よっ
て、図3のように、時間毎に割り当てられた字幕が、そ
の提示時間に再生される映像上に映される。このように
通常の再生動作において字幕を表示するときは、最初の
字幕が割り当てられた字幕提示時間に応じて表示され
る。そして、次の字幕情報が得られるとともに表示され
ている字幕のクリア情報を得ると、表示されている字幕
をクリアするとともに次に表示される字幕に切り替わ
る。即ち、例えば、図3のように、字幕提示位置が1段
のみであるとき、画面上に1段の字幕が表示されて、先
に表示されている字幕のクリア情報と字幕情報とを得る
毎に、表示される字幕が切り替わる。
【0038】<早送り再生動作時の字幕表示の第1例>
次に、映像記録再生装置の早送り再生動作における字幕
表示について、以下に説明する。尚、以下の説明におい
て、4倍速再生動作を代表例として説明するが、早送り
再生速度については、この4倍速に限定されるものでは
ない。
【0039】通常再生動作時と同様に、デマルチプレク
サ4及び制御部5が上述のように動作することによっ
て、字幕情報となるデータグループが、字幕格納部52
に格納されるとともに、字幕管理情報が字幕解析部53
で解析される。このとき、字幕解析部53では、視聴者
が所望する言語で成された字幕情報を有するデータグル
ープの認識を行い、認識したデータグループを出力制御
部55が字幕格納部52より読み出すように制御する。
そして、出力制御部55では、字幕格納部52より読み
出されたデータグループより字幕情報及び字幕の提示時
間及び提示位置を認識する。又、各字幕の提示位置は、
その提示位置情報が同一であるため、同一の提示位置が
認識される。よって、出力制御部55では、同時に表示
される複数分の字幕について、重なり合って表示されな
いように、それぞれ字幕の提示位置をずらす。
【0040】又、デマルチプレクサ4及び制御部5及び
デコーダ6が上述のように動作することによって得られ
た映像情報が、出力制御部55において4フィールド毎
に出力されるように同期される。このように同期された
映像情報に基づいて、表示装置7より映像が4フィール
ド毎に再生される。このとき、通常再生動作時におい
て、s秒毎に字幕が切り替わるものとするとしたとき、
4倍速再生動作を行ったとき、通常再生時において4s
秒間に表示される字幕がs秒間に表示されるように出力
制御部55が動作する。
【0041】即ち、出力制御部55において、字幕とと
もに表示させるシーンの映像情報を得たとき、この映像
情報とともに表示される字幕の提示時間を出力制御部5
5が認識する。そして、この映像情報が再生されるシー
ン以降の4s秒分のシーンで表示される字幕情報が映像
情報と合成される。即ち、再生されるシーンに応じた字
幕の提示時間から、この再生されるシーンから4s秒後
のシーンに応じた字幕の提示時間までの時間が、出力制
御部55において認識され、この認識された提示時間の
字幕情報が映像情報と合成される。よって、このとき合
成される字幕情報の情報量は、通常再生時に字幕提示時
間毎に合成される字幕情報の情報量の略4倍となる。
【0042】このようにして読み出された字幕情報が、
再生されるシーンの映像情報と出力制御部55で合成さ
れた後、この合成された映像情報に基づいて、図4のよ
うに、字幕が複数段にわたって表示された映像が再生さ
れる。このとき、一度に表示される字幕において、通常
再生時に表示時刻が最も早い字幕が最上段に、通常再生
時に表示時刻が最も遅い字幕が最下段になるように、そ
れぞれの提示位置が出力制御部55によって設定され
る。
【0043】今、通常再生時において、図3のようにs
秒間に1段分の字幕が再生映像上に表示されるとき、4
倍速再生時には、図4のようにs秒間に4段分の字幕が
再生映像上に表示される。このとき、1番目の字幕を1
段目となる通常の提示位置に、2番目の字幕を通常の提
示位置より1段ずらした提示位置に、3番目の字幕を通
常の提示位置より2段ずらした提示位置に、そして、4
番目の字幕を通常の提示位置より3段ずらした提示位置
に、それぞれ表示されるように、字幕の提示位置が出力
制御部55によって設定される。そして、この4s秒分
のシーンに対応した字幕の表示は、s秒毎に切り替わ
る。このとき、4s秒分のシーンに対応した字幕全て
が、次の4s秒分のシーンに対応した字幕に切り替わ
る。即ち、s秒毎に4段分の字幕が切り換えられて表示
される。
【0044】即ち、例えば、通常再生時においてs秒間
に再生されるシーンを、S1,S2,S3,…とすると
ともに、通常再生時においてシーンS1,S2,S3,
…に対応して表示される字幕を、L1,L2,L3,…
とする。このとき、4倍速再生時には、図5のように、
s秒間毎に、S1〜S4,S5〜S8,S9〜S12,
…のように、通常再生時における4s秒分のシーンが再
生される。又、s秒毎間毎に、L1〜L4,L5〜L
8,L9〜L12,…のように、通常再生時における4
s秒分のシーンに応じた字幕が切り換えられて表示され
る。即ち、各シーンはs/4秒間毎に再生されるとも
に、各字幕はs秒間毎に表示される。
【0045】尚、本例において、4倍速再生の際、通常
再生時の略4倍の情報量の字幕が表示されるようにした
が、更に多くの情報量の字幕を表示するとともに、その
字幕の表示時間を長くするなどして、視聴者が字幕を読
みやすくなるように最適化すれば良く、n倍速再生に対
して通常再生時の略n倍の情報量の字幕を表示すると限
定するものではない。
【0046】<早送り再生動作時の字幕表示の第2例>
上記の第1例では、n倍速再生の際、n×s秒分のシー
ンがs秒間に再生されている間に、通常再生時の略n倍
分の情報量を有するn×s秒分のシーンに応じた字幕を
表示するとともに、s秒毎にn×s秒分のシーンに応じ
た字幕を切り換えるようにした。以下に説明する本例で
は、このように所定時間毎に表示されている字幕全てが
切り替わるのでなく、例えば、1段毎に上下にスクロー
ルするようにして字幕が表示される。
【0047】尚、このとき、デマルチプレクサ4、デコ
ーダ6、字幕格納部52、及び字幕解析部53は、上述
した第1例と同様の動作を行うので、その詳細な説明は
省略する。又、以下の説明において、4倍速再生動作を
代表例として説明するが、早送り再生速度については、
この4倍速に限定されるものではない。
【0048】まず、第1例と同様に、出力制御部55に
おいて、字幕とともに表示させるシーンの映像情報を得
たとき、この映像情報とともに表示される字幕の提示時
間を出力制御部55が認識する。そして、この映像情報
が再生されるシーン以降の4s秒分のシーンで表示され
る字幕情報が映像情報が合成される。即ち、再生される
シーンに応じた字幕の提示時間から、この再生されるシ
ーンから4s秒後のシーンに応じた字幕の提示時間まで
の時間が、出力制御部55において認識され、この認識
された提示時間の字幕情報が映像情報と合成される。
又、各字幕の提示位置は、その提示位置情報が同一であ
るため、同一の提示位置が認識される。よって、出力制
御部55では、同時に表示される複数分の字幕につい
て、重なり合って表示されないように、それぞれ字幕の
提示位置をずらす。このとき、合成される字幕情報の情
報量は、通常再生時に字幕提示時間毎に合成される字幕
情報の情報量の略4倍となる。
【0049】このようにして読み出された字幕情報が、
再生されるシーンの映像情報と出力制御部55で合成さ
れた後、この合成された映像情報に基づいて、図4のよ
うに、字幕が複数段にわたって表示された映像が再生さ
れる。このとき、1番目の字幕を1段目となる通常の提
示位置に、2番目の字幕を通常の提示位置より1段ずら
した提示位置に、3番目の字幕を通常の提示位置より2
段ずらした提示位置に、そして、4番目の字幕を通常の
提示位置より3段ずらした提示位置に、それぞれ表示さ
れるように、字幕の提示位置が出力制御部55によって
設定される。
【0050】今、通常再生時において、図3のようにs
秒間に1段分の字幕が再生映像上に表示されるとき、4
倍速再生時には、図4のようにs秒間に4段分の字幕が
再生映像上に表示される。そして、この4s秒分のシー
ンに対応した字幕の表示は、s秒毎に切り替わる。この
とき、図4の場合、各字幕が1段毎に画面の上側にスク
ロールし、最上段の字幕が非表示となるとともに最下段
に次のs秒分のシーンに対応した字幕の表示が行われ
る。
【0051】即ち、例えば、第1例と同様に、通常再生
時においてs秒間に再生されるシーンを、S1,S2,
S3,…とするとともに、通常再生時においてシーンS
1,S2,S3,…に対応して表示される字幕を、L
1,L2,L3,…とする。このとき、4倍速再生時に
は、図6のように、s秒間毎に、S1〜S4,S5〜S
8,S9〜S12,…のように、通常再生時における4
s秒分のシーンが再生される。又、s/4秒毎間毎に、
L1〜L4,L2〜L5,L3〜L6,…のように、通
常再生時における4s秒分のシーン応じた字幕が再生さ
れるとともに、s秒分のシーンに応じた字幕がそれぞれ
スクロールされる。即ち、各シーンはs/4秒間毎に再
生されるともに、各字幕はs秒間毎に表示される。
【0052】尚、本例において、第1例と同様、4倍速
再生の際、通常再生時の略4倍の情報量の字幕が表示さ
れるようにしたが、更に多くの情報量の字幕を表示する
とともに、その字幕の表示時間を長くするなどして、視
聴者が字幕を読みやすくなるように最適化すれば良く、
n倍速再生に対して通常再生時の略n倍の情報量の字幕
を表示すると限定するものではない。
【0053】<巻き戻し再生動作時の字幕表示>次に、
映像記録再生装置の1倍速の巻き戻し再生動作における
字幕表示について、以下に説明する。尚、このとき、デ
マルチプレクサ4、デコーダ6、字幕格納部52、及び
字幕解析部53は、上述した早送り再生動作時と同様の
動作を行うので、その詳細な説明は省略する。
【0054】まず、巻き戻しが指示されたとき、字幕表
示のある映像情報が出力制御部55与えられるとき、出
力制御部55は、記録媒体3よりデータグループを読み
出す。このとき、通常再生時においてs秒毎に表示され
る字幕の字幕情報が複数読み出される。即ち、連続して
表示される複数の字幕に関する字幕情報が出力制御部5
5で得られる。よって、例えば、7文字毎に字幕が表示
されるものとし、このような字幕情報を4つ読み出すも
のとすると、28文字分の字幕を表す字幕情報が読み出
される。
【0055】そして、このように複数の字幕を表す字幕
情報が読み出されると、次に、出力制御部55におい
て、この字幕情報を所定のコード(例えば、読点を表す
コード)毎に分割して、分割された字幕情報を新たな字
幕情報として設定する。このように新たに設定された字
幕情報が、元の字幕情報が表示されるシーン又はそのシ
ーンに近いシーンで表示するように、映像情報と合成さ
れた後、表示装置7に出力される。
【0056】即ち、今、「私はAをした。」、「そして
Bをして」、「、Cをした。最」、「後にDをした。」
という4つの字幕の字幕情報があるとき、出力制御部5
5では、「私はAをした。そしてBをして、Cをした。
最後にDをした。」として字幕情報を読み出す。このよ
うに読み出された字幕情報が、読点「。」毎に分割され
る。即ち、出力制御部55で読み出された字幕情報が、
「私はAをした。」「そしてBをして、Cをした。」
「最後にDをした。」のように3つの字幕情報に分割さ
れる。
【0057】今、通常再生時において、シーンSaで
「私はAをした。」という字幕が、シーンSbで「そし
てBをして」という字幕が、シーンScで「、Cをし
た。最」という字幕が、シーンSdで「後にDをし
た。」という字幕が表示されるものとする。このとき、
上述したように字幕情報が分割された後、それぞれのシ
ーンの映像情報に合成されて巻き戻し再生されるとき、
シーンSdで「最後にDをした。」という字幕が、シー
ンSc,Sbで「そしてBをして、Cをした。」という
字幕が、シーンSaで「私はAをした。」という字幕が
表示される。
【0058】このように表示されるとき、1つの文の文
字数が1段を構成する文字数を超える場合は、早送り再
生のときと同様に、複数段に分割して表示するようにす
ればよい。尚、本例において、読点毎に字幕情報を分割
する方法を例に挙げたが、例えば、文節毎に字幕情報を
分割するなど他の方法によって、字幕情報を分割し、視
聴者が字幕の内容を認識できるようにしても良い。又、
複数の新たに設定した字幕情報を早送り再生時のように
複数単位で表示することによって、視聴者が字幕の内容
を認識できるようにしても良い。
【0059】更に、n倍速の巻き戻し再生時において
も、複数の新たに設定した字幕情報を早送り再生時のよ
うに複数段で表示することによって、視聴者が字幕の内
容を認識できるようにしても良い。即ち、1倍速の巻き
戻し再生時と同様に、字幕情報を所定の符号などで分割
して新たな字幕情報を設定し、この新たな字幕情報に基
づいて字幕を表示する際、早送り再生の第1例のように
s秒毎にn段の字幕の表示を切り換えても構わないし、
早送り再生の第2例のようにs/n秒毎に字幕の表示を
1段毎にスクロールさせても構わない。
【0060】尚、本実施形態において、デジタル放送を
受信する映像記録再生装置としたが、アナログ放送を受
信する映像記録再生装置に適用しても構わない。又、映
像を記録メディアに記録・再生する映像記録再生装置に
適用しても構わない。尚、このようにしたとき、アナロ
グ放送を受信する映像記録再生装置では、チューナで受
信された信号をデジタル信号に変換して上述した処理が
行われるとともに、又、記録メディアの記録・再生を行
う映像記録再生装置では、記録メディアから読み出され
た信号をデジタル信号に変換して上述した処理が行われ
る。
【0061】
【発明の効果】本発明の映像記録再生装置によると、再
生速度に応じて、再生される映像上に表示される字幕の
量を変化させることができる。よって、再生速度が速く
なったときに表示する字幕の量を増やすとともにその表
示時間を通常再生と同等とすることで、早送り再生時に
おいても視聴者が字幕の内容を把握することができる。
又、例えば、1文毎などのように、所定の符号毎に分割
された符号長の字幕情報を所定単位毎の字幕情報とする
ため、この所定単位毎に字幕が表示されたとき、例え
ば、表示される字幕が必ず1つの文として表示される。
よって、巻き戻し再生を行ったときも、視聴者がこの1
つの文を読むことができ、その内容を把握することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像記録再生装置の内部構成を示すブ
ロック図。
【図2】図1の映像記録再生装置に設けられたデマルチ
プレクサ、制御部、及びデコーダの内部構成を示すブロ
ック図。
【図3】通常再生時の字幕表示を示す図。
【図4】早送り再生時の字幕表示を示す図。
【図5】早送り再生時の字幕表示の第1例を説明するた
めのタイミングチャート。
【図6】早送り再生時の字幕表示の第2例を説明するた
めのタイミングチャート。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ 3 記録媒体 4 デマルチプレクサ 5 制御部 6 デコーダ 7 表示装置 8 スピーカ 9 入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C018 MA01 MA02 5C053 GB12 HA21 HA31 HA33 JA16 KA24 LA07 5D044 AB07 BC01 CC01 CC04 DE18 FG24 FG30 GK02 GK08 HL04 5D077 AA04 AA08 BA04 HA07 HC50 HD01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 字幕情報と映像情報とを有するデジタル
    信号を記録、再生する映像記録再生装置において、 前記デジタル信号より前記映像情報と前記字幕情報を分
    割した後、前記映像情報に基づいて映像を再生する際、
    前記字幕情報に基づいて再生映像上に表示される字幕の
    量が、前記映像の再生速度に応じて、切り換えられるこ
    とを特徴とする映像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記映像の再生速度に関わらず、所定量
    の字幕の表示時間が、通常の再生時における前記所定量
    の字幕の表示時間と略等しいか、又は、通常の再生時に
    おける前記所定量の字幕の表示時間より長いことを特徴
    とする請求項1に記載の映像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 字幕情報と映像情報とを有するデジタル
    信号を記録、再生する映像記録再生装置において、 前記デジタル信号より前記映像情報と前記字幕情報を分
    割した後、 更に、前記字幕情報内の所定の符号を検出するととも
    に、検出した前記所定の符号毎に前記字幕情報を分割す
    ることによって、前記所定の符号の次の符号から前記所
    定の符号までの符号長を1単位として設定し、 前記字幕情報に基づいて表示される字幕が、設定された
    前記単位に基づいて表示されることを特徴とする映像記
    録再生装置。
  4. 【請求項4】 字幕情報と映像情報とを有するデジタル
    信号を記録、再生する映像記録再生装置において、 デジタル信号より字幕情報と映像情報を分割して出力す
    る情報分割部と、 前記情報分割部より与えられる映像情報の復号化を行う
    映像情報処理部と、 前記情報分割部より与えられる字幕情報の復号化を行う
    字幕情報処理部と、 前記映像情報処理部で復号化された映像情報と前記字幕
    情報処理部で復号化された字幕情報とを合成して、字幕
    表示された映像を表示装置に再生させる出力制御部と、
    を有し、 通常再生時において、予め設定された単位毎に分割され
    た前記字幕情報が前記出力制御部で1単位毎に前記映像
    情報に合成されることによって、該1単位の字幕情報に
    相当する字幕が表示された映像が前記表示装置に再生さ
    れるとき、 前記通常再生よりも再生速度の速い早送り再生時におい
    て、前記字幕情報が前記出力制御部で複数単位毎に前記
    映像情報に合成されることによって、該複数単位の字幕
    情報に相当する字幕が表示された映像が前記表示装置に
    再生されることを特徴とする映像記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記1単位の字幕情報に相当する字幕が
    再生される映像上においてL段で表示されるとととも
    に、前記早送り再生時において前記映像情報にx単位の
    前記字幕情報が合成されるとき、 前記早送り再生時に表示される字幕が、再生される映像
    上においてx×L段で表示されることを特徴とする請求
    項4に記載の映像記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記早送り再生時において、前記x単位
    の字幕情報に対応した映像が再生される毎に、前記x単
    位の字幕情報に相当する字幕が切り替わって表示される
    ことを特徴とする請求項5に記載の映像記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記早送り再生時において、前記1単位
    の字幕情報に対応した映像が再生される毎に、前記1単
    位の字幕情報に相当するL段の字幕がスクロールされる
    ことによって、字幕が切り替わって表示されることを特
    徴とする請求項5に記載の映像記録再生装置。
  8. 【請求項8】 字幕情報と映像情報とを有するデジタル
    信号を記録、再生する映像記録再生装置において、 デジタル信号より字幕情報と映像情報を分割して出力す
    る情報分割部と、 前記情報分割部より与えられる映像情報の復号化を行う
    映像情報処理部と、 前記情報分割部より与えられる字幕情報の復号化を行う
    字幕情報処理部と、 前記映像情報処理部で復号化された映像情報と前記字幕
    情報処理部で復号化された字幕情報とを合成して、字幕
    表示された映像を表示装置に再生させる出力制御部と、
    を有し、 前記出力制御部において、前記字幕情報処理部より送出
    される前記字幕情報内の所定の符号を検出し、検出され
    た該所定の符号毎に前記字幕情報を分割して、 前記字幕情報において前記所定の符号の次の符号から前
    記所定の符号までの符号長が1単位として設定されるこ
    とを特徴とする映像記録再生装置。
  9. 【請求項9】 通常再生と再生方向が逆となる巻き戻し
    再生が行われるとき、設定された前記単位毎に前記字幕
    情報が前記映像情報に合成されることによって、前記1
    単位の字幕情報に相当する字幕が表示された映像が前記
    表示装置に再生されることを特徴とする請求項8に記載
    の映像記録再生装置。
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