JP2002033700A - 移動無線通信システムにおける送信パワーの制御方法 - Google Patents

移動無線通信システムにおける送信パワーの制御方法

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    • H04W52/44TPC being performed in particular situations in connection with interruption of transmission

Abstract

(57)【要約】 【課題】 性能を劣化せずに必要な信号量を減らし、様
々なフィールドまたはチャンネル各々に対して最適な送
信パワーの先取り変動を得られる、移動無線通信システ
ムの送信パワー制御方法を提供する。 【解決手段】 伝送品質の目標値に応じてパワー制御ア
ルゴリズムにより送信パワーを制御し、いわゆる圧縮伝
送モードの作用を補償するために目標値の変動を与え、
伝送遮断中は伝送を遮断し、対応してビットレートを増
加して伝送遮断を補償し、前記目標値の変動が、前記ビ
ットレートの増加作用を補償するための第一の成分と、
他の伝送遮断作用を補償するための第二の成分とを含
み、対応して送信パワーの先どり変動を与え、前記送信
パワーの先取り変動が、前記第二の成分の近似によって
得られた前記目標値の変動の近似値に対応することを主
に特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、移動無線
通信システムに関し、特に、いわゆる符号分割多重接続
(AMRCまたはCDMA:「Code Divisi
on Multiple Access」)に関する。
【0002】本発明は、特に、UMTS(「Unive
rsal Mobile Telecommunica
tion System」)等の、いわゆる第三世代の
システムに適用される。
【0003】
【従来の技術】一般に、これらのシステムにおける一つ
の目的は性能の向上にあり、すなわち特に、容量増加お
よびまたはサービス品質の改良にある。
【0004】通常、使用されている技術は、いわゆるパ
ワー制御技術であり、特に、閉ループパワー制御技術
(「closed loop power contr
ol」)である。
【0005】閉ループパワー制御の目的は、基地局と移
動局との間の各リンクに対して、このリンクにおける伝
送品質を示すパラメータ(たとえば信号対干渉比または
SIR:「Signal−to−Interferen
ce Ratio」)をできるだけ目標値に近い値に維
持することにある。たとえば、下り方向(すなわち基地
局から移動局)では、移動局が定期的にSIRを推定
し、推定SIRを目標SIR値(「target SI
R」)と比較する。推定SIRが目標SIR未満である
場合、移動局は、送信パワーを増加するよう基地局に要
求する。反対に、推定SIRが目標SIRより大きい場
合、移動局が、送信パワーを減少するよう基地局に要求
する。
【0006】目標SIR値は、こうしたシステムでは重
要なパラメータである。実際、目標SIRが、必要な値
より高い値に定められていると、システムにおける干渉
レベルが無用に上がるため、システムの性能が不必要に
劣化する。目標SIRが、必要な値よりも低い値に定め
られていると、考慮されたリンクに対するサービス品質
が落ちる。
【0007】目標SIR値は、一般に、必要なサービス
品質に応じて選択され、通常は、いわゆる外部ループア
ルゴリズム(内部ループアルゴリズムとも呼ばれる先述
アルゴリズムと対置される)によって調整される。外部
ループアルゴリズムの原理は、サービス品質を定期的に
推定し、推定したサービス品質と必要なサービス品質と
を比較することにある。サービス品質は、一般に、音声
サービスに対しては、ビットエラーレート(BER:
「bit error rate」)またはフレームエ
ラーレート(FER:「frame error ra
te」)によって、パケットデータサービスに対しては
ブロックエラーレート(BLER「block err
or rate」)によって示される。推定されるサー
ビス品質が、必要なサービス品質より低い場合、目標S
IRが高くされ、そうでない場合は目標SIRが低くさ
れる。
【0008】内部ループアルゴリズムは、SIRの変動
にできるだけ近く沿うために速くなければならないが、
それと反対に、外部ループアルゴリズムは、信頼性のあ
る推定を得るために品質を一定期間内で平均化する必要
があることから、遅くなければならない。一般に、伝送
情報がフレームとして構成され、フレーム自体が、タイ
ムスロット(「time−slots」)として構成さ
れるシステムでは、受信信号のSIRが推定され、フレ
ームの各タイムスロットで目標SIRと比較され、一方
で、品質は、複数のフレームで平均化される。
【0009】しかしながら、外部ループアルゴリズムの
速度が遅いことは、特に、必要なサービス品質を以下の
ように変える場合、様々な問題を提起する。
【0010】非圧縮モードから圧縮モードに、あるいは
その逆に伝送モードを変更する場合必要なサービスを変
更する場合(特に伝送ビットレートの変更) 必要な所定のサービスに対して伝送ビットレートを変更
する場合(たとえばパケットによるデータサービスに対
して) 環境条件を変更する場合(たとえば移動体の速度、無線
伝播条件) その他 以下、パワー制御に対して、圧縮モード(「compr
essed mode」)の使用により提起された問題
に特に着目する。
【0011】たとえばUMTS等のシステムでは、移動
局(またはユーザ設備またはUE:「User Equ
ipment」)が、下り方向の伝送周波数とは異なる
周波数で測定を実施できるようにするために、下り方向
で圧縮モードが導入される。これは、ここでは伝送遮断
時間と呼ばれる一定の持続時間中、下り方向の伝送を停
止することから主に構成される(この伝送遮断は、「t
ransmission gap」とも呼ばれる)。こ
れは、図1によって示されており、この図は、伝送情報
がフレームとして構成され、一連の連続フレームが、圧
縮フレーム(たとえばT1)および非圧縮フレーム(た
とえばT2)を含む場合を示している。
【0012】圧縮フレームでは、瞬間的なビットレート
が高くなるので(符号化率を上げるか、または拡散係数
を小さくすることによって)、目標SIRは、ほぼ同じ
割合で高くならなければならない。
【0013】しかも、閉ループにおけるパワー制御は、
伝送遮断中、もはや作動しないので、主に圧縮フレーム
中、および一つまたは複数のいわゆる回復フレーム中
(「recovery frames)」、圧縮フレー
ムに応じて性能が著しく劣化する。劣化は、数デシベル
に達しうる。通常モード(非圧縮モード)と同じサービ
ス品質を保持するために、これらのフレーム中で目標S
IRを増加することによって、この作用を同様に補償し
ければならない。
【0014】だが、外部ループアルゴリズムは緩慢な方
法であるため、対応して目標SIRを変更する前におそ
らく複数のフレームが必要になり、圧縮フレームまたは
回復フレームの直後で、望ましくないときに目標SIR
が増大するおそれさえある。その結果、いずれにして
も、性能が劣化する。
【0015】本出願人が1999年7月13日付で出願
した欧州特許出願第99401766.3号では、圧縮
モードにおけるこのような性能劣化を回避するために一
つの解決方法を提案した。
【0016】手短に言えば、この先行出願の基本概念
は、目標SIRの変動を先取りすることにあり、すなわ
ち目標SIRに対応する変動ΔSIRを先取りして付与
することにある。
【0017】前記先行出願に含まれる別の概念によれ
ば、瞬間ビットレートの増大による目標SIRの増大
と、圧縮フレームにおける劣化性能による(すなわち伝
送遮断による)SIRの増大δSIRとを分離すること
ができる。
【0018】たとえば下り方向の場合、ビットレートの
変動はUEから分かるので、圧縮フレーム中に劣化する
性能による付加的な目標SIRの増大δSIRだけを、
ネットワークによりUEに知らせることが必要である。
必要な信号リソースの追加は、この変動が圧縮モードの
他のパラメータ(伝送遮断の持続時間、周期などを含
む)とともに知らされる場合、少なくすることができ
る。
【0019】UEは、圧縮フレームの直前(または圧縮
フレームの伝送遮断直後)に目標SIRをΔSIRだけ
増加し、圧縮フレームの直後に同じ値だけ目標SIRを
減少することができる。こうした目標SIRの変動が、
従来の外部ループアルゴリズムに加わるので、これを考
慮に入れなければならない。
【0020】上記の先行出願に含まれる別の概念によれ
ば、少なくとも伝送遮断が圧縮フレームの終了時に行わ
れるとき、回復フレームにおける性能もまた、伝送遮断
中のパワー制御の遮断のために劣化することがある。従
って、回復フレームにおける目標SIRを増大し、目標
SIRのこうした増大をUEに知らせることが同様に望
ましい。あるいは、必要な信号量を減らすように、圧縮
フレームの場合と同じ値δSIRを使用してもよい。
【0021】従って、先行出願によれば、圧縮フレーム
および回復フレーム中、目標SIRの変動を先取りする
ことによって、圧縮モードにおけるパワー制御外部ルー
プの有効性が高められる。
【0022】先行出願で得られる別の概念によれば、U
Eは、圧縮フレームの前に同じ割合で送信パワーを増大
し、同様に圧縮フレームの後に同じ割合でこれを減少す
ることを同時に行える。これによって、特に内部ループ
アルゴリズムのピッチ動作による欠点を回避し、新しい
目標SIRの値に速く到達できる(たとえば、目標SI
Rの変動が5dBである場合、またパワー制御のピッチ
が1dBである場合、従来の内部ループアルゴリズムで
は、新しい目標値に達するのに5個のタイムスロットが
必要であった)。
【0023】このため、送信パワー変動を同様に先取り
することによって、圧縮モードにおけるパワー制御内部
ループの有効性が同様に高められる。
【0024】しかし、目標SIRの変動に対応する送信
パワーの先取り変動を得るには、一つの問題が提起され
る。事実、こうした送信パワーの先取り変動を決定およ
びまたは適用する役目をもつシステムのエンタティが、
実際には、必ずしも目標SIRの変動を決定およびまた
は適用する役目をもつシステムのエンタティと一致しな
いので、これらの様々なエンタティにおいて、このよう
に決定およびまたは適用される変動は異なったものにな
り、その場合、性能が劣化することがある。
【0025】一般には、図3に示したように、移動無線
通信システムは、移動局(UMTSシステムにおけるユ
ーザ設備またはUE:「User Equipmen
t」)、基地局(UMTSにおける「Node B(ノ
ードB)」)、基地局コントローラ(RNC:「Rad
io Network Controller」)とい
った様々なエンタティを含む。「ノードB」およびRN
Cから形成される全体は、UTRAN(「UMTS T
errestrial Radio Access N
etwork」)とも呼ばれる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】一般に、パワー制御外
部ループは、むしろ受信機で実施される(たとえば下り
方向ではUE)。何故なら、パワー制御外部ループに必
要な品質(BER、FER、BLER、...)の推定
を受信機で実行することが、より論理的であるからであ
る。目標値の変動ΔSIRは、この場合、受信機から分
かる。反対に、送信パワーの先取り変動は、送信機で適
用されなくてはならないので(たとえば下り方向ではノ
ードB)、同じく送信機に知られることになる。
【0027】さらに、UMTS等のシステムでは、RN
Cが、ネットワーク制御と、UEが実行する作用とを担
当し、一方、ノードBは主に送受信機である。従って、
上り方向のパワー制御外部ループがRNCで実施され
る。パワー制御内部ループは、一部がUEで、一部がノ
ードBで実施される。たとえば、上り方向では、ノード
Bが推定SIRを目標SIRと比較してUEにパワー制
御コマンドを送信し、UEは、ノードBから送られるパ
ワー制御コマンドに応じて伝送パワーを修正する。下り
方向のパワー制御外部ループは、UEで実施される(値
ΔSIRの決定に必要な幾つかのパラメータ、たとえば
上記パラメータδSIRは、RNCによりUEに知らさ
れる)。このような理由から、ノードBは、下り方向の
値ΔSIR(RNCによりUEに知らされる成分δSI
Rを含めて)を知らないが、上り方向の値ΔSIRだけ
を知っている。
【0028】この問題に対する解決方法は、下り方向で
考慮した例の場合、RNCが、UEだけではなくノード
Bに対して、こうした目標SIRの変動を決定するのに
必要なパラメータδSIRを知らせることである。
【0029】しかしながら、このような解決方法は、必
要な信号交換を著しく増大させるため、利用可能な伝送
リソースが有効に使用されないという欠点がある。
【0030】従って、上記の欠点を回避可能な、もしく
は、性能を劣化せずに必要な信号量を減らすことができ
る解決方法が求められる。
【0031】さらに、特にUMTS等のシステムでは、
専用物理チャンネル(「dedicated phys
ical channels」)とも呼ばれる様々なチ
ャンネルが、同一の物理チャンネルで同時に伝送可能で
ある。
【0032】次の二つのタイプの専用物理チャンネルが
区別される。
【0033】いわゆるデータ専用物理チャンネル(DP
DCH:「dedicated physical d
ata channels」) いわゆる制御専用物理チャンネル(DPCCH:「de
dicated physical control
channels」) 接続モードにある各UEに、必要に応じて、DPCCH
チャンネルと、一つまたは複数のDPDCHチャンネル
とが割り当てられる。
【0034】たとえば下り方向では、図2に示すよう
に、DPDCHおよびDPCCHチャンネルが、フレー
ム(「frame」)の各タイムスロット(「time
−slot」)の内部で時間で多重化される。
【0035】同じく図2に示したように、DPCCHチ
ャンネルは、ネットワークに対して移動局を同期し続け
て、移動局が伝播チャンネルの推定を実施できるように
する制御信号を含む「Pilote(パイロット)」フ
ィールドと、パワー制御内部ループにより使用されるパ
ワー制御コマンドのビットを含む「TPC」(「Tra
nsmit Power Control comma
nd」)フィールドと、伝送フォーマット指示ビットを
含み、DPDCHチャンネルの各々に対して、使用され
る伝送フォーマットを指示する(特に、対応するサービ
スに応じて、符号化、インターリーブ等の構成を含む)
「TFCI」(「Transport−Format
Combination Indicator」)フィ
ールドとの3つのフィールドを含む。
【0036】3GPP(「3rd Generatio
n Partnership Project」)によ
り発行された資料3G TS25.214 V3.2.
0(2000−03)に記載されているように(当該資
料5.2.1.1章参照)、パワー制御アルゴリズム
は、DPCCHおよびDPDCHチャンネルのパワーを
同時に制御し、「TFCI」、「TPC」、および「パ
イロット」フィールド各々の送信パワーは、一つまたは
複数のDPDCHチャンネルの送信パワーに対して、ネ
ットワークにより決定されるオフセット(「offse
t」)PO1、PO2、PO3だけオフセットされてい
る。
【0037】しかしながら、この技術を上記の先行出願
に記載したような送信パワーの変動先取り技術と組み合
わせて用いる場合、前記先行出願では主な解決目標とさ
れなかった様々な問題が提起されることがある。特に、
DPCCHチャンネルの少なくとも一つのフィールドに
対する送信パワーは、実際に必要なパワーよりも瞬間的
に高くなるので、ネットワークにおける干渉レベルが不
必要に高くなり、およびまたはネットワークの容量が不
必要に減少し、考慮された送信設備におけるパワー消費
が無用に増える。
【0038】このような欠点を回避可能な解決方法、一
般的には、これらの様々なフィールドまたはチャンネル
各々に対して最適な送信パワーの先取り変動を得られる
解決方法が同様に求められる。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、伝送品
質の目標値に応じてパワー制御アルゴリズムにより送信
パワーを制御する、移動無線通信システムにおける送信
パワーの制御方法であり、この方法は主に、いわゆる圧
縮伝送モードの作用を補償するために目標値の変動を与
え、伝送遮断中は伝送を遮断し、対応してビットレート
を増加して伝送遮断を補償し、前記目標値の変動が、前
記ビットレートの増加作用を補償するための第一の成分
と、他の伝送遮断作用を補償するための第二の成分とを
含み、対応して送信パワーの先取り変動を与え、前記送
信パワーの先取り変動が、前記第二の成分の近似によっ
て得られた前記目標値の変動の近似値に対応することを
特徴とする。
【0040】別の特徴によれば、所定の伝送方向に対し
て、前記記第二の成分の近似値が、反対の伝送方向に対
する前記第二の成分によって得られる。
【0041】別の特徴によれば、前記パワー制御アルゴ
リズムが、データチャンネルと制御チャンネルとの少な
くとも2個のチャンネルの送信パワーを、伝送品質の目
標値に応じて同時に制御し、前記制御チャンネルの送信
パワーが、前記データチャンネルに対してオフセットさ
れており、前記目標値が変動した場合、データチャンネ
ルの送信パワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワ
ーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーとデータチ
ャンネルの送信パワーとのオフセットに、前記目標値の
変動の近似値に対応するデータチャンネルの送信パワー
の先取り変動を得られる先取り変動を与える。
【0042】別の特徴によれば、目標値が変動した場
合、前記データチャンネルの送信パワーおよびまたは制
御チャンネルの送信パワーおよびまたは制御チャンネル
とデータチャンネルの送信パワーのオフセットに与えら
れる前記先取り変動が、前記目標値の変動の前後で、ま
た同一の基準周期で、制御チャンネルに伝送される信号
のエネルギーを同一にするように決定される。
【0043】ある実施形態によれば、目標値が変動した
場合、制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネル
の送信パワーとのオフセットに、前記目標値の変動の近
似値の反対に対応する先取り変動を与える。
【0044】別の実施形態によれば、目標値が変動した
場合、データチャンネルの送信パワーおよび制御チャン
ネルの送信パワーに、前記目標値の近似変動に対応する
先取り変動を与える。
【0045】別の特徴によれば、前記目標値が、それ自
体、必要なサービス品質に応じて調整アルゴリムにより
調整され、必要なサービス品質が変わった場合、前記目
標値の変動は、前記調整アルゴリズムにより調整された
目標値の対応する変動を先取りするように構成される。
【0046】本発明のもう一つの特徴は、移動無線通信
システムにあり、このシステムは、本発明による方法を
実施するために、目標値が変動した場合、前記目標値の
近似変動に対応する送信パワーの先取り変動を与える手
段を含むことを特徴とする。
【0047】別の特徴によれば、前記システムは、前記
目標値が変動した場合、データチャンネルの送信パワー
およびまたは制御チャンネルの送信パワーおよびまたは
制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの送信
パワーとのオフセットに、前記目標値の変動の近似値に
対応するデータチャンネルの送信パワーの先取り変動を
得られる先取り変動を与える手段を含む。
【0048】別の特徴によれば、前記システムはさら
に、前記目標値が変動した場合、データチャンネルの送
信パワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーおよ
びまたは制御チャンネルとデータチャンネルの送信パワ
ーのオフセットに与えられる前記先取り変動によって、
前記目標値の変動の前後で、また同一の基準周期で、制
御チャンネルに伝送される信号のエネルギーを同一にで
きる手段を含む。
【0049】ある実施形態によれば、前記システムは、
前記目標値が変動した場合、制御チャンネルの送信パワ
ーとデータチャンネルの送信パワーとのオフセットに、
前記目標値の変動の近似値の反対に対応する先取り変動
を与える手段を含む。
【0050】別の実施形態によれば、前記システムは、
目標値が変動した場合、前記データチャンネルおよび前
記制御チャンネルの送信パワーに、前記目標値の変動の
近似値に対応する先取り変動を与える手段を含む。
【0051】本発明の別の特徴は、基地局にあり、この
基地局は、本発明による方法を実施するために、下り方
向のパワー制御に対して、目標値が変動した場合、前記
目標値の変動の近似値に対応して、送信パワーの先取り
変動を与える手段を含むことを特徴とする。
【0052】別の特徴によれば、前記基地局が、前記目
標値が変動した場合、データチャンネルの送信パワーお
よびまたは制御チャンネルの送信パワーおよびまたは制
御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの送信パ
ワーとのオフセットに、前記目標値の変動の近似値に対
応するデータチャンネルの送信パワーの先取り変動を得
られる先取り変動を与える手段を含む。
【0053】別の特徴によれば、前記基地局がさらに、
前記目標値が変動した場合、データチャンネルの送信パ
ワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーおよびま
たは制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの
送信パワーとのオフセットに与えられる前記先取り変動
によって、前記目標値の変動の前後で、また同一の基準
周期で、制御チャンネルに伝送される信号のエネルギー
を同一にできる手段をさらに含む。
【0054】ある実施形態によれば、前記基地局が、制
御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの送信パ
ワーとのオフセットに、前記目標値の変動の近似値の反
対に対応する先取り変動を与える手段を含む。
【0055】別の実施形態によれば、前記基地局は、前
記データチャンネルの送信パワーおよび前記制御チャン
ネルの送信パワーに、前記目標値の変動の近似値に対応
する先取り変動を与える手段を含む。
【0056】本発明の別の目的は基地局にあり、この基
地局は、本発明による方法を実施するために、下り方向
のパワー制御の場合、下り方向に対して前記目標値の変
動の近似値を決定するために、上り方向のパワー制御用
基地局コントローラによって知らされる前記第二の成分
の使用手段を含む。
【0057】本発明の別の目的は移動局にあり、この移
動局は主に、本発明による方法を実施するために、上り
方向のパワー制御に対して、目標値が変動した場合、前
記目標値の変動の近似値に対応して、送信パワーの先取
り変動を与える手段を含むことを特徴とする。別の特徴
によれば、前記移動局は、目標値が変動した場合、デー
タチャンネルの送信パワーおよびまたは制御チャンネル
の送信パワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワー
とデータチャンネルの送信パワーとのオフセットに、前
記目標値の変動の近似値に対応して、データチャンネル
の送信パワーの先取り変動を得られる先取り変動を与え
る手段を含む。
【0058】別の特徴によれば、前記移動局はさらに、
前記目標値が変動した場合、データチャンネルの送信パ
ワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーおよびま
たは制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの
送信パワーとのオフセットに与えられる前記先取り変動
によって、前記目標値の変動の前後で、また同一の基準
周期で、制御チャンネルに伝送される信号のエネルギー
を同一にできる手段をさらに含む。
【0059】ある実施形態によれば、前記移動局が、制
御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの送信パ
ワーとのオフセットに、前記目標値の変動の近似値の反
対に対応する先取り変動を与える手段を含む。
【0060】別の実施形態によれば、前記移動局が、前
記データチャンネルの送信パワーおよび前記制御チャン
ネルの送信パワーに、前記目標値の変動の近似値に対応
する先取り変動を与える手段を含む。
【0061】本発明の別の目的は移動局にあり、この移
動局は主に、本発明による方法を実施するために、上り
方向の場合、上り方向に対して前記目標値の変動の近似
値を決定するために、下り方向のパワー制御用基地局コ
ントローラによって知らされる前記第二の成分の使用手
段を含む。
【0062】本発明の別の目的は、基地局コントローラ
にあり、この基地局コントローラは、本発明による方法
を実施するために、双方向の伝送に対して、前記第二の
成分の場合と同じ値を基地局および移動局に知らせる手
段を含む。
【0063】本発明の他の目的および長所は、添付図面
に関してなされた実施例の以下の説明を読めば、明らか
になるであろう。
【0064】
【発明の実施の形態】従って、本発明は、移動無線通信
システムにおけるパワー制御に関する。
【0065】より詳しくは、本発明は、移動無線通信シ
ステムにおける送信パワー制御方法に関し、伝送品質の
目標値に応じてパワー制御アルゴリズムにより送信パワ
ーを制御する。
【0066】本発明によれば、圧縮伝送モードの作用を
補償するために目標値の変動を与え、伝送遮断中は伝送
を遮断し、対応してビットレートを増加して伝送遮断を
補償し、前記目標値の変動が、前記ビットレートの増加
作用を補償するための第一の成分と、他の伝送遮断作用
を補償するための第二の成分とを含み、対応して送信パ
ワーの先取り変動を与え、前記送信パワーの先取り変動
が、前記第二の成分の近似によって得られた前記目標値
の変動の近似値に対応する。
【0067】圧縮モード中にビットレートの増加作用を
補償するための第一の成分は、送信機(たとえば下り方
向のノードB)ならびに受信機(たとえば下り方向のU
E)から知ることができる。そのため、こうした第一の
成分は、一般には、ここで考慮される通知する問題の原
因とはならない。この問題はむしろ、圧縮モードの他の
あらゆる作用(ビットレートの増加以外)を補償するた
めの第二の成分に対して提起される。これは、たとえ
ば、圧縮モード中のパワー制御遮断による劣化、押抜き
等による(punched)圧縮モードの場合の符号化の劣化等
である。ここで考慮される通知の問題に対する解決方法
は、パワー制御内部ループの場合の送信パワーの先取り
変動に対しては、この第二の成分を考慮しない。しか
し、この解決方法は最適ではなく、本出願人が注目して
いるように、たとえ近似値にすぎなくとも第二の成分を
考慮することからなる解決方法があれば、いっそう良好
な結果が得られ、性能の劣化が少なくなり、従って、必
要な信号量を同様に減らすことができる。これは、こう
したシステムでは同様にきわめて重要な目標である。
【0068】このような近似値は、たとえばシミュレー
ションや、以前に得られた値からの統計など、あらゆる
手段によって得られる。
【0069】さらに、所定の伝送方向に対して、前記第
二の成分の近似値は、反対の伝送方向に対する前記第二
の成分を用いて得られる。
【0070】反対の伝送方向に対する前記第二の成分
は、考慮された伝送方向に対して第二の成分の適切な近
似を構成するものとみなされるが、これは、上りおよび
下りの伝播チャンネルが、一般には同じ特徴を有するも
のとみなせるからである。このことは、有利には、上記
の問題を解消するために使用可能である。たとえば、上
り方向における目標値の変動に対する第二の成分は、R
NCによってノードBに知らされるので、ノードBは、
この第二の成分を、下り方向における送信パワーの先取
り変動に対して使用することができ、RNCが別の値を
ノードBに知らせる必要はない。
【0071】さらに、前記目標値の変動の近似値を得る
方法では、この近似値が、目標値の変動の正確な値に対
応する可能性を考慮する。しかも、このような近似はま
た、第二の成分の値がゼロである場合を考慮する。
【0072】前記パワー制御アルゴリズム(または内部
ループアルゴリズム)によって使用される前記目標値
は、必要なサービス品質に応じて、それ自体が調整アル
ゴリズム(または外部ループアルゴリズム)により調整
可能であり、前記目標値の変動は、必要なサービス品質
を変更した場合、前記調整アルゴリズムによって調整さ
れる目標値の対応する変動を先取りするように構成され
る。
【0073】本発明の以下の説明では、非圧縮モードか
ら圧縮モードへの伝送モードの変更に対応して目標値を
変動する場合(または必要なサービス品質を変更する場
合)を考慮する。圧縮モードから非圧縮モードへの伝送
モードの変更に対しても同じ原理が適用される。
【0074】さらに、例として、下り方向すなわちノー
ドBからUEへの伝送の場合を考慮する。
【0075】また、例として、UMTSで定義されたよ
うなDPDCHおよびDPCCHチャンネルの場合を考
慮する。DPCCHチャンネルの「TFCL」、「TP
C」、および「パイロット」フィールド各々の送信パワ
ーは、それぞれPO1、PO2、PO3と記されるオフ
セットにより、一つまたは複数のDPDCHチャンネル
の送信パワーに対してオフセットされている。
【0076】もちろん、本発明は、これらの例に制限さ
れるものではない。
【0077】目標値の変動ΔSIRは、本出願人により
2000年2月8日に出願された欧州特許出願第004
00357.0号に記載されたように得られる。
【0078】UMTS等のシステムの特徴は、同一の接
続で複数のサービスを伝送する可能性にあり、すなわち
同一の物理チャンネルで複数の伝送チャンネルを伝送す
る可能性にある。このような伝送チャンネル(TrCH
「Transport Channels」)は、チャ
ンネル符号化構成に応じて別々に処理され(エラー検知
符号化、エラー修正符号化、ビットレートのマッチング
およびインターリーブを含む)、その後で時分割多重化
されて符号化複合伝送チャンネル(CCTrCH「Co
ded Composite Transport C
hannel」)を形成し、一つまたは複数の物理チャ
ンネルに配分される。こうしたチャンネル符号化構成に
よる処理は、伝送時間間隔(TTI:「Transmi
ssion Time Interval」)により行
われる。チャンネル符号化構成では、ビットレートのマ
ッチングが、押抜き(POINCONNAGE)と反復
の二つの技術を含む。さらに、フレーム間のインターリ
ーブが、伝送時間間隔TTIの長さ、もしくはインター
リーブ深度で実施される。次いで、各TTIがフレーム
に分割され、その後、時分割多重化と物理チャンネルに
おける配分とがフレーム毎に実施される。また、符号化
複合伝送チャンネルCCTrCHを形成するために多重
化される様々な伝送チャンネルTrCHi(i=
1、...n)の各々が、伝送時間間隔TTIの固有の
長さTTIiを有する。UMTSのこれらの特徴につい
ての詳しい情報は、3GPPによって発行された資料3
G TS25.212 V3.0.0に記載されてい
る。
【0079】上記の第二の先行特許出願に記載したよう
に、値ΔSIRは、次の式により得られる。
【0080】ΔSIR=max(ΔSIR1_comp
ression、...、ΔSIRn_compres
sion)+ΔSIR_coding ここで、「n」は、符号化複合伝送チャンネルCCTr
Chの全ての伝送チャンネルTrChに対する伝送時間
間隔TTIの長さの数であり、Fiは、i番目のTTI
の長さをフレーム数として示す。ΔSIR_codin
gは、以下に定義される。 −全ての圧縮フレームに対して、ΔSIR_codin
g=Delta SIR −回復フレームに対して、ΔSIR_coding=D
elta SIRafter −その他の場合 ΔSIR_coding=0 ΔSIRi_compressionは、次のように定
義される。 ・フレームが押抜き(puncturing)により圧
縮される場合 フレーム長さFiの現行の伝送時間間隔TTIに伝送遮
断がある場合、 ΔSIRi_compression=10log(N
*Fi/(N*Fi−TGLi)) ここで、TGLiは、フレーム長さFiの現行TTIに
おいて、伝送遮断時間(「Transmission
Gap Length」)をタイムスロット数として示
す(伝送遮断は一回であるか、あるいは複数の伝送遮断
の和である)。
【0081】反対の場合、ΔSIRi_compres
sion=0 ・フレームが拡散係数の減少により圧縮される場合 各圧縮フレームに対して、ΔSIRi_compres
sion=10log(RCF/R) ここで、Rは、圧縮フレーム前後の瞬間的な正味ビット
レートであり、RCFは、圧縮フレーム中の瞬間的な正
味ビットレートである(「瞬間的な正味ビットレート」
という表現は、圧縮フレームに対して、このビットレー
トを計算するために使用される周期が、フレームの全体
の周期ではなく、データが伝送されるこのフレーム周期
の一部にすぎないことを意味する)。たとえば、下り方
向では、10log(RCF/R)は、UMTSの場
合、3dBに等しく、ビットレートのマッチング(「r
ate matching」)は、係数2により拡散係
数を減少した圧縮モードを使用するとき、圧縮フレーム
および非圧縮フレームに対して同じである。上り方向で
は、反対に、ΔSIRi_compressionが1
0log((15−TGL)/15)に等しい。何故な
ら、ビットレートのマッチングが圧縮フレームおよび非
圧縮フレームに対して同じではないからである。さら
に、反復/押抜き率およびまたは拡散係数を修正するこ
とによってフレームを圧縮する必要がないように、単に
情報ビットレートを減少する場合(この方法は、「hi
gher layer scheduling」とも呼
ばれる)、ΔSIRi_compressionは0に
等しい。
【0082】その他の場合、ΔSIRi_compre
ssion=0 このアルゴリズムでは、前記目標値の変動に対して、m
ax(ΔSIRi_compression、...、
ΔSIRn_compression)が前記第一の成
分に対応し、ΔSIR_codingが前記第二の成分
に対応する。
【0083】このアルゴリズムにおいて、第二の成分Δ
SIR_codingが、圧縮フレームDeltaSI
Rと、回復フレームDeltaSIRafterに対し
て異なる値をとる。
【0084】特に前記第二の先行特許出願に同様に記載
したように、他のアルゴリズムまたは変形を検討するこ
ともできる。
【0085】伝送遮断が第一のフレームで開始し、第二
の連続するフレームで終了する特別な場合(このケース
は、UMTSでは、いわゆる二重フレーム方法(「do
uble−frame method」)に対応す
る。)、第二の圧縮フレーム(伝送遮断の第二の部分を
備える)が、回復フレームとみなされる(ΔSIR_c
oding=Delta SIRafter)。この場
合、考慮された2個の連続フレームに続く第一のフレー
ムは、回復フレームとはみなされない(ΔSIR_co
ding=0)。
【0086】代替として、第二の圧縮フレームを圧縮フ
レームとみなすことができ(ΔSIR_coding=
Delta SIR)、その二つの連続するフレームに
続く最初のフレームは回復フレームとみなしうる(ΔS
IR_coding=Delta SIRafte
r)。
【0087】あるいはまた、第二の圧縮フレームを、圧
縮フレームおよび回復フレームとみなすことができる
(ΔSIR_coding=DeltaSIR+SIR
after、もしくは他のあらゆる組み合わせ)。一般
的には、必要な信号量と複雑度とを低減するために、成
分ΔSIR_codingは、DeltaSIRおよび
Delta SIRafterの値を基にして決定可能
であり、他の如何なる値も知らせなくてもよい。
【0088】たとえば、一つまたは複数のDPDCHチ
ャンネルと、DPCCHチャンネルの「制御」フィール
ドの場合、一般的には、少なくとも一つのデータチャン
ネルおよび制御チャンネルの場合で、送信パワーが同一
のパワー制御アルゴリズムにより同時に制御され、制御
チャンネルの送信パワーがデータチャンネルに対してオ
フセットされている場合を考慮すると、本発明によれ
ば、前記目標値が変動した場合、データチャンネルの送
信パワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーおよ
びまたは制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネ
ルの送信パワーとのオフセットに、前記目標値の変動の
近似値に対応するデータチャンネルの送信パワーの先取
り変動を得られる先取り変動を与える。
【0089】有利には、前記データチャンネルの送信パ
ワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーおよびま
たは制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの
送信パワーとのオフセットに与えられる送信パワーの先
取り変動は、さらに、前記目標値の変動前後で、また同
一の基準周期で、制御チャンネルにおける伝送信号のエ
ネルギーが同じになるように決定することができる。
【0090】「制御チャンネル」という表現は、一つの
チャンネルを指す場合と、UMTSにおけるDPCCH
チャンネルの「パイロット」、「TPC」または「TF
CL」フィールドのような複数のフィールドを含む制御
チャンネルでの一つのフィールドを指すために用いられ
る場合とがある。
【0091】・Nは、目標SIR変更前の最終タイム
スロット(または基準周期)におけるパイロット信号の
ビットレート数であり、Nは、目標SIR変更後の第
一のタイムスロットにおけるパイロット信号のビットレ
ート数である。
【0092】・SF、SFは、それぞれ、この二つ
のタイムスロットにおける拡散係数である(拡散係数の
減少により実施される圧縮モードの場合)。
【0093】・PO3、PO3は、この二つのタイ
ムスロットでそれぞれPO3により考慮される値である
(単位dB)。
【0094】PO3は、たとえば以下のように得られ
る。
【数1】
【0095】この式は、次のように得られる。
【0096】NSF=NSF ここで、P1、P2は、それぞれ、考慮された二つのタ
イムスロットにおけるパイロット信号の送信パワーであ
る。
【0097】UMTSの場合、下り方向では、式10l
og(NSF/NSF)がゼロに等しい。
【0098】図4に概略的に示したように、データチャ
ンネルおよび制御チャンネルに送信パワーの先取り変動
を与えるために、たとえば二つの方法を使用できる。
【0099】図4は、特に、例として、10log(N
SF/NSF)がゼロに等しい場合に対応す
る。
【0100】図4の左部分に示した方法によれば、デー
タチャンネルの送信パワーPDPD CHと、制御チャン
ネルの送信パワーPDPCCHとが、前記目標値の変動
の近似値ΔSIRに対応する値だけ増加されている。
【0101】従って、この方法では、制御チャンネルの
送信パワーを修正しているが、制御チャンネルの送信パ
ワーとデータチャンネルの送信パワーとのオフセット
は、修正していない。
【0102】図4の右部分に示された方法によれば、制
御チャンネルの送信パワーと、データチャンネルとのオ
フセットPOが、前記目標値の近似値ΔSIRに対応す
る値だけ減少されている。
【0103】従って、この方法では、制御チャンネルの
送信パワーを修正せず、制御チャンネルの送信パワーと
データチャンネルの送信パワーとのオフセットを修正し
ている。
【0104】図4の中央部は、目標値の変動がない場合
を示している。
【0105】図4は、もちろん、10log(NSF
/NSF)がゼロではない場合、修正しなければ
ならない。
【0106】フィールドTFCL、TPCの送信パワー
に関するオフセットPO1、PO2に対しては、オフセ
ットPO3の場合と同じ方法を使用可能である。
【0107】オフセットPO3の場合に得られたものと
同じ変動が、オフセットPO1、PO2に対して適用で
きる。これは、特に、比PO1/PO3、PO2/PO
3を変えないという長所を有するので、たとえばPO1
=PO2=PO3であるとき有効である。何故なら、前
記送信パワーの先取り変動または、送信パワーのオフセ
ットの対応する変動を与えた後も、この等式を保持でき
るからである。
【0108】本発明による方法の一例は、以下のアルゴ
リズムにより書くことができる。
【0109】この例は、特に図4に関して記載した第二
の方法に対応し、オフセットPO1、PO2、PO3に
対して同じ変動を与えている。この例はまた、特に、同
一の伝送遮断パターン(「transmission
gap pattern」)をなす2個の連続伝送遮断
の場合に対応し、この二つの伝送遮断に対するパラメー
タDeltaSIRおよびDeltaSIRafter
は、それぞれDeltaSIR1、DeltaSIRa
fter1、DeltaしR2、DeltaSIRaf
ter2と記される。
【0110】圧縮フレームおよび回復フレームの間、送
信パワーのオフセットPO1、PO2、PO3は、ma
x(ΔSIR1_compression、...、Δ
SIRn_compression)+ΔSIR_co
dingだけ減少される。
【0111】ここで、「n」は、符号化複合伝送チャン
ネルCCTrChの全ての伝送チャンネルTrChに対
する伝送時間間隔TTIの長さの数であり、ΔSIR_
codingは、以下に定義される。 −前記パターンの第一の伝送遮断に対応する圧縮フレー
ムに対して、ΔSIR_coding=DeltaSI
R1 −前記パターンの第一の伝送遮断に対応する回復フレー
ムに対して、ΔSIR_coding=DeltaSI
Rafter1 −前記パターンの第二の伝送遮断に対応する回復フレー
ムに対して、ΔSIR_coding=DeltaSI
R2 −前記パターンの第二の伝送遮断に対応する回復フレー
ムに対して、ΔSIR_coding=DeltaSI
Rafter2 ΔSIRi_は、次のように定義される。 −フレームが、係数2による拡散係数の減少により圧縮
される場合 圧縮フレームに対して、ΔSIRi_compress
ion=3dB その他の場合、ΔSIRi_compression=
0dB −フレームが押抜きにより圧縮される場合 フレーム長さFiの現行の伝送時間間隔TTIに伝送遮
断がある場合、ΔSIRi_compression=
10log(15*Fi/15*Fi−TGLi) ここで、TGLiは、フレーム長さFiの現行TTIに
おいて、伝送遮断時間(「Transmission
Gap Length」)をタイムスロット数として示
す(伝送遮断は一回であるか、あるいは複数の伝送遮断
の和である)。
【0112】反対の場合、ΔSIRi_compres
sion=0 フレームが、「higher layer sched
uling」と呼ばれる方法により圧縮される場合 圧縮フレームおよび回復フレームに対して、ΔSIRi
_compression=0dB いわゆる二重フレーム方法の特別な場合、第二の圧縮フ
レーム(伝送遮断の第二部を備える)は、回復フレーム
とみなすことができる(ΔSIR_coding=De
ltaSIRafter1またはΔSIR_codin
g=DeltaSIRafter2)。従って、この場
合、2個の連続圧縮フレームに続く第一のフレームは、
回復フレームとはみなされない(送信パワーのオフセッ
トPO1、PO2、PO3は、通常モードと同じ値を取
る)。
【0113】一般に、前記送信パワーの先取り変動およ
びまたは送信パワーのオフセットの先取り変動は、目標
値の変動ΔSIRを与えた後に受信される第一のタイム
スロットの伝送前か、あるいは、伝送後できるだけ早
く、与えられなければならない。
【0114】図5は、移動無線通信システムにおいて、
下り方向のパワー制御の場合に、本発明による方法を実
施するために設けられる手段の一例を示す図である。
【0115】そのため、下り方向の場合、単なる例とし
て、図5に概略的に示されているように以下を設けるこ
とができる。
【0116】ノードBにおいて、下り方向(たとえば上
記のアルゴリズムに従ってUEで決定される)で目標値
が変動した場合、たとえば上記のアルゴリズムによって
決定される送信パワーのオフセットの先取り変動を与え
る手段1。
【0117】RNCにおいて、上り方向のパラメータD
eltaSIRおよびDeltaSIRafterをノ
ードB(下り方向の場合は送信機とみなされる)に知ら
せ、ノードBが、下り方向のパワー制御内部ループに対
して、下り方向の目標値の変動の近似値と、送信パワー
のオフセットの先取り変動とを決定できるようにする通
知手段2。従って、この通知手段は、ノードB(上り方
向の場合は受信機とみなされる)に同じパラメータを知
らせるために既に設けられたものと同じものとすること
ができる。これらのパラメータは、ノードBが、上り方
向のパワー制御外部ループに対して与えられる目標値の
変動を決定できるようにするのに必要なものである。
【0118】図6は、上り方向のパワー制御に対して、
本発明による方法を実施するために、移動無線通信シス
テムに設けられる手段の一例を示す図である。
【0119】そのため、上り方向の場合、単なる例とし
て、図6に概略的に示されているように以下を設けるこ
とができる。
【0120】UEにおいて、上り方向(たとえば上記の
アルゴリズムに従ってノードBで決定される)で目標値
が変動した場合、たとえば上記のアルゴリズムに従って
決定される送信パワーのオフセットの先取り変動を与え
る通知手段3。
【0121】ネットワーク、たとえばRNCにおいて、
下り方向のパラメータDeltaSIRおよびDelt
aSIRafterをUE(上り方向の場合は送信機と
みなされる)に知らせ、UEが、上り方向のパワー制御
内部ループに対して、上り方向の目標値の変動の近似値
と、送信パワーのオフセットの先取り変動とを決定でき
るようにする通知手段4。従って、この通知手段は、U
E(下り方向の場合は受信機とみなされる)に同じパラ
メータを知らせるために既に設けられたものと同じもの
とすることができる。これらのパラメータは、UEが、
下り方向のパワー制御外部ループに対して与えられる目
標値の変動を決定できるようにするのに必要なものであ
る。
【0122】図5、6に関して記載した例は、特に、所
定の伝送方向に対して、前記第二の成分の近似値が、反
対の伝送方向に対する前記第二の成分により得られる場
合に対応する。もちろん、他の例を考えることもでき
る。
【0123】また、ノードBおよびUEにRNCにより
知らされるパラメータDeltaSIRおよびDelt
aSIRafterが、ノードBおよびUEに対して同
じものであるように構成することができる。これによっ
て、さらに、送信パワーの先取り変動が、各伝送方向に
対して目標値の変動と同じになるようにすることができ
る。
【0124】本発明の範囲を逸脱することなく、他の例
も考えられる。特に、UMTSシステム等のシステムで
は、ノードBは、サーバRNC(あるいはSRNC:
「Serving RNC」)と呼ばれるRNCと直接
通信することはできない。サーバRNCでは、パワー制
御外部ループが別のRNC(DRNC:「DriftR
NC」)を介して実施されるからである。従って、本発
明は、RNCとノードBとの間のインターフェースに関
するのみならず、RNC間のインターフェースにも関与
し、これらのインターフェースは、UMTSシステムで
はそれぞれ「lub」および「lur」と呼ばれてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮モードによる伝送原理を示す図である。
【図2】特にUMTSシステム等のシステムにおけるフ
レーム構成を示す図である。
【図3】移動無線通信システムの一般構成を示す図であ
る。
【図4】データチャンネルおよび制御チャンネルで、本
発明によるパワー制御のための二つの実施形態を示す図
である。
【図5】下り方向のパワー制御の場合、本発明による方
法を実施するために、移動無線通信システムで設けられ
る手段の一例を示す図である。
【図6】上り方向のパワー制御の場合、本発明による方
法を実施するために、移動無線通信システムで設けられ
る手段の一例を示す図である。
【符号の説明】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/26 7/30

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動無線通信システムにおける送信パワ
    ーの制御方法であって、伝送品質の目標値に応じてパワ
    ー制御アルゴリズムにより送信パワーを制御し、 いわゆる圧縮伝送モードの作用を補償するために目標値
    の変動を与え、伝送遮断中は伝送を遮断し、対応してビ
    ットレートを増加して伝送遮断を補償し、 前記目標値の変動が、前記ビットレートの増加作用を補
    償するための第一の成分と、他の伝送遮断作用を補償す
    るための第二の成分とを含み、 対応して送信パワーの先取り変動を与え、 前記送信パワーの先取り変動が、前記第二の成分の近似
    によって得られた前記目標値の変動の近似値に対応する
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 所定の伝送方向に対して、前記第二の成
    分の近似値が、反対の伝送方向に対する前記第二の成分
    によって得られることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記パワー制御アルゴリズムが、データ
    チャンネルと制御チャンネルとの少なくとも2個のチャ
    ンネルの送信パワーを、伝送品質の目標値に応じて同時
    に制御し、 前記制御チャンネルの送信パワーが、前記データチャン
    ネルに対してオフセットされており、 前記目標値が変動した場合、データチャンネルの送信パ
    ワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーおよびま
    たは制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの
    送信パワーとのオフセットに、前記目標値の変動の近似
    値に対応するデータチャンネルの送信パワーの先取り変
    動を得られる先取り変動を与えることを特徴とする請求
    項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 目標値が変動した場合、前記データチャ
    ンネルの送信パワーおよびまたは制御チャンネルの送信
    パワーおよびまたは制御チャンネルとデータチャンネル
    の送信パワーのオフセットに与えられる前記先取り変動
    が、前記目標値の変動の前後で、また同一の基準周期
    で、制御チャンネルに伝送される信号のエネルギーを同
    一にするように決定されることを特徴とする請求項3に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 目標値が変動した場合、制御チャンネル
    の送信パワーとデータチャンネルの送信パワーとのオフ
    セットに、前記目標値の変動の近似値の反対に対応する
    先取り変動を与えることを特徴とする請求項3または4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 目標値が変動した場合、データチャンネ
    ルの送信パワーおよび制御チャンネルの送信パワーに、
    前記目標値の近似変動に対応する先取り変動を与えるこ
    とを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記目標値が、それ自体、必要なサービ
    ス品質に応じて調整アルゴリムにより調整され、必要な
    サービス品質が変わった場合、前記目標値の変動は、前
    記調整アルゴリズムにより調整された目標値の対応する
    変動を先取りするように構成されることを特徴とする請
    求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の方法を実施す
    るために、 目標値が変動した場合、前記目標値の近似変動に対応す
    る送信パワーの先取り変動を与える手段を含むことを特
    徴とする移動無線通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項3から6のいずれか一項に記載の
    方法を実施するために、 前記目標値が変動した場合、データチャンネルの送信パ
    ワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーおよびま
    たは制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの
    送信パワーとのオフセットに、前記目標値の変動の近似
    値に対応するデータチャンネルの送信パワーの先取り変
    動を得られる先取り変動を与える手段を含むことを特徴
    とする移動無線通信システム。
  10. 【請求項10】 前記目標値が変動した場合、データチ
    ャンネルの送信パワーおよびまたは制御チャンネルの送
    信パワーおよびまたは制御チャンネルとデータチャンネ
    ルの送信パワーのオフセットに与えられる前記先取り変
    動によって、前記目標値の変動の前後で、また同一の基
    準周期で、制御チャンネルに伝送される信号のエネルギ
    ーを同一にできる手段をさらに含むことを特徴とする請
    求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記目標値が変動した場合、制御チャ
    ンネルの送信パワーとデータチャンネルの送信パワーと
    のオフセットに、前記目標値の変動の近似値の反対に対
    応する先取り変動を与える手段を含むことを特徴とする
    請求項8から10のいずれか一項に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 目標値が変動した場合、前記データチ
    ャンネルおよび前記制御チャンネルの送信パワーに、前
    記目標値の近似値に対応する先取り変動を与える手段を
    含むことを特徴とする請求項8から10のいずれか一項
    に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1または2に記載の方法を実施
    するために、下り方向のパワー制御に対して、 目標値が変動した場合、前記目標値の変動の近似値に対
    応して、送信パワーの先取り変動を与える手段を含むこ
    とを特徴とする基地局。
  14. 【請求項14】 請求項3から6のいずれか一項に記載
    の方法を実施するために、下り方向のパワー制御に対し
    て、 前記目標値が変動した場合、データチャンネルの送信パ
    ワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーおよびま
    たは制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの
    送信パワーとのオフセットに、前記目標値の変動の近似
    値に対応するデータチャンネルの送信パワーの先取り変
    動を得られる先取り変動を与える手段を含むことを特徴
    とする基地局。
  15. 【請求項15】 前記目標値が変動した場合、データチ
    ャンネルの送信パワーおよびまたは制御チャンネルの送
    信パワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーとデ
    ータチャンネルの送信パワーとのオフセットに与えられ
    る前記先取り変動によって、前記目標値の変動の前後
    で、また同一の基準周期で、制御チャンネルに伝送され
    る信号のエネルギーを同一にできる手段をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項14に記載の基地局。
  16. 【請求項16】 制御チャンネルの送信パワーとデータ
    チャンネルの送信パワーとのオフセットに、前記目標値
    の変動の近似値の反対に対応する先取り変動を与える手
    段を含むことを特徴とする請求項13から15のいずれ
    か一項に記載の基地局。
  17. 【請求項17】 前記データチャンネルの送信パワーお
    よび前記制御チャンネルの送信パワーに、前記目標値の
    変動の近似値に対応する先取り変動を与える手段を含む
    ことを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に
    記載の基地局。
  18. 【請求項18】 下り方向に対して前記目標値の変動の
    近似値を決定するために、上り方向のパワー制御用基地
    局コントローラによって知らされる前記第二の成分の使
    用手段を含むことを特徴とする請求項13から17のい
    ずれか一項に記載の基地局。
  19. 【請求項19】 請求項1または2に記載の方法を実施
    するために、上り方向のパワー制御に対して、 目標値が変動した場合、前記目標値の変動の近似値に対
    応して、送信パワーの先取り変動を与える手段を含むこ
    とを特徴とする移動局。
  20. 【請求項20】 請求項3から6のいずれか一項に記載
    の方法を実施するために、上り方向のパワー制御に対し
    て、 目標値が変動した場合、データチャンネルの送信パワー
    およびまたは制御チャンネルの送信パワーおよびまたは
    制御チャンネルの送信パワーとデータチャンネルの送信
    パワーとのオフセットに、前記目標値の変動の近似値に
    対応して、データチャンネルの送信パワーの先取り変動
    を得られる先取り変動を与える手段を含むことを特徴と
    する移動局。
  21. 【請求項21】 前記目標値が変動した場合、データチ
    ャンネルの送信パワーおよびまたは制御チャンネルの送
    信パワーおよびまたは制御チャンネルの送信パワーとデ
    ータチャンネルの送信パワーとのオフセットに与えられ
    る前記先取り変動によって、前記目標値の変動の前後
    で、また同一の基準周期で、制御チャンネルに伝送され
    る信号のエネルギーを同一にできる手段をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項20に記載の移動局。
  22. 【請求項22】 制御チャンネルの送信パワーとデータ
    チャンネルの送信パワーとのオフセットに、前記目標値
    の変動の近似値の反対に対応する先取り変動を与える手
    段を含むことを特徴とする請求項20または21に記載
    の移動局。
  23. 【請求項23】 前記データチャンネルの送信パワーお
    よび前記制御チャンネルの送信パワーに、前記目標値の
    変動の近似値に対応する先取り変動を与える手段を含む
    ことを特徴とする請求項20または21に記載の移動
    局。
  24. 【請求項24】 上り方向に対して前記目標値の変動の
    近似値を決定するために、下り方向のパワー制御用基地
    局コントローラによって知らされる前記第二の成分の使
    用手段を含むことを特徴とする請求項19から23のい
    ずれか一項に記載の移動局。
  25. 【請求項25】 請求項1から7のいずれか一項に記載
    の方法を実施するために、 双方向の伝送に対して、前記第二の成分の場合と同じ値
    を基地局および移動局に知らせる手段を含むことを特徴
    とする基地局コントローラ。
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