JP2002033165A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002033165A
JP2002033165A JP2000216951A JP2000216951A JP2002033165A JP 2002033165 A JP2002033165 A JP 2002033165A JP 2000216951 A JP2000216951 A JP 2000216951A JP 2000216951 A JP2000216951 A JP 2000216951A JP 2002033165 A JP2002033165 A JP 2002033165A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具を組み付ける際の短絡部材との摺接
を回避する。 【解決手段】 先に短絡部材30をコネクタハウジング
11に組み付けた状態で後から雄端子金具20を挿入す
ると、その挿入過程で、雄端子金具20に当接した弾性
撓み片15が原位置から作動位置へ弾性的に変位しつつ
短絡部材30を押動してその短絡用接触部33を雄端子
金具20の挿入経路(キャビティ13)外へ退避させ
る。したがって、雄端子金具20と短絡部材30とが摺
接することはない。雄端子金具20が正規位置まで挿入
させると、弾性撓み片15が雄端子金具20から外れて
弾性復帰し、これに伴って短絡部材30も弾性復帰して
その短絡用接触部33を雄端子金具20に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエアバッグ回路に用いられるコ
ネクタとしては、図7に示すように、その回路に接続さ
れた一対の雄端子金具100と、その両雄端子金具10
0を短絡させるための短絡部材101とをコネクタハウ
ジング102内に収容した構造になっている。相手側コ
ネクタ(図示せず)と嵌合した状態では、その相手側コ
ネクタの解除片が短絡部材101を雄端子金具100か
ら離間させるように変位させて両雄端子金具100間の
短絡が解除されることで、エアバッグが作動可能な状態
となる。また、メンテナンス等のために相手側コネクタ
を離脱した状態では、短絡部材101が両雄端子金具1
00に接触して短絡状態とすることで、エアバッグが作
動しないようにしておく。尚、短絡機能を備えたコネク
タの一例としては、特開平10−64642号公報に開
示されているもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記コネクタの組付け
手順としては、コネクタハウジング102に対し短絡部
材101を組み付けておき、その後で雄端子金具100
を組み付ける方法があるが、この場合、短絡部材101
における雄端子金具100への接触部103が雄端子金
具100の組付け時の移動経路であるキャビティ104
内に進出していることから、組み付けられる雄端子金具
100と組付け済みの短絡部材101とが短絡部材10
1の弾性復元力による接触圧で押し付け合った状態で摺
接し、その結果、雄端子金具100の表面のメッキが剥
がれる虞がある。ところが、雄端子金具100における
短絡部材101との摺接領域のうち先端側のタブ105
は、相手側コネクタの雌端子金具(図示せず)と接触す
る部分であるから、タブ105の表面のメッキ剥がれに
起因する接触不良の発生が懸念される。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、端
子金具を組み付ける際の短絡部材との摺接を回避するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングと、このコネクタハウジングに挿入され
る一対の端子金具と、前記コネクタハウジングに組み付
けられ、前記端子金具が未挿入の状態ではその端子金具
の挿入経路上に短絡用接触部を進出させるとともに、挿
入済みの前記端子金具に対してその短絡用接触部を弾性
的に接触させるようにした短絡部材とを備えたコネクタ
であって、前記コネクタハウジングには、前記端子金具
の挿入過程においてその端子金具に当接することで作動
位置へ弾性変位し、且つ前記端子金具が正規位置へ挿入
されると原位置に弾性復帰する弾性撓み片が形成され、
この弾性撓み片が前記原位置にあるときには前記短絡部
材と非接触であり、前記弾性撓み片が前記作動位置へ変
位するのに伴ってその弾性撓み片が前記短絡部材を押動
して前記短絡用接触部を前記端子金具の挿入経路外へ退
避させる構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記弾性撓み片と前記端子金具には、前記端子金具
が正規位置に挿入されるとともに前記弾性撓み片が前記
原位置に復帰した状態において互いに係合することで前
記端子金具を抜け規制する抜止め手段が設けられている
構成とした。請求項3の発明は、前記弾性撓み片が前方
へ片持ち状に延出する形態で形成され、前記コネクタハ
ウジング内における前記弾性撓み片の前方には型抜き空
間が配され、前記短絡部材が前記弾性撓み片よりも先方
に配されている請求項2記載のものにおいて、前記弾性
撓み片には、前記短絡部材に対して側方へオフセットし
て位置する治具当て部が形成されている構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]先に短絡部
材をコネクタハウジングに組み付けた状態で後から端子
金具を挿入すると、その挿入過程で、端子金具に当接し
た弾性撓み片が原位置から作動位置へ弾性的に変位しつ
つ短絡部材を押動してその短絡用接触部を端子金具の挿
入経路外へ退避させる。したがって、端子金具と短絡用
端子金具とが摺接することはない。端子金具が正規位置
まで挿入させると、弾性撓み片が端子金具から外れて弾
性復帰し、これに伴って短絡部材も弾性復帰してその短
絡用接触部を端子金具に当接させる。
【0008】[請求項2の発明]弾性撓み片が端子金具
の抜止め機能を発揮するので、抜止め手段を弾性撓み片
とは別個に設ける場合に比べると、構造の簡素化が可能
である。[請求項3の発明]弾性撓み片による端子金具
の抜止めを解除する際には、型抜き空間側から治具を差
し込んで治具当て部に当接させ、その治具当て部を治具
で押して弾性撓み片を端子金具から解離する方向へ変位
させる。これにより、抜止め手段による抜止め機能が解
除され、端子金具の抜取りが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明す
る。本実施形態の雄側コネクタ10(本発明のコネクタ
に相当する)は、合成樹脂製のコネクタハウジング11
と、導電性を有する一対の雄端子金具20(本発明の構
成要件である端子金具)と、この一対の雄端子金具20
を短絡させるための導電性を有する短絡部材30とを備
えて構成される。
【0010】コネクタハウジング11は、その内部に前
後方向に貫通するキャビティ13が左右一対並列して形
成されているハウジング本体12と、このハウジング本
体12から前方へ筒状に突出するフード部14とを一体
に形成したものである。各キャビティ13内には、夫
々、後方から雄端子金具20が挿入され、正規の挿入位
置に挿入された雄端子金具20は、後述する抜止め手段
によって抜止め状態に保持される。
【0011】コネクタハウジング11には、一対のキャ
ビティ13と対応する左右一対の弾性撓み片15が形成
されている。この弾性撓み片15は、各キャビティ13
の底壁の一部を構成するとともに、前方へ片持ち状に延
出するアーム状をなし、その延出端(前端)の位置はキ
ャビティ13の前端よりも少し後方となっている。弾性
撓み片15は、原位置とその下方の作動位置との間で上
下方向(キャビティ13に対する雄端子金具20の挿入
・脱抜方向と交差する方向)に弾性撓みし得るようにな
っている。
【0012】弾性撓み片15の前端には、上方(キャビ
ティ13に対する雄端子金具20の挿入・脱抜方向に対
して交差する方向)へ突出する抜止め突起16(本発明
の構成要件である抜止め手段)が、その前面を少し前傾
させる形態で形成されている。また、抜止め突起16の
後面は、雄端子金具20の挿入方向に対して傾斜した誘
導斜面16Rとなっている。かかる抜止め突起16は、
弾性撓み片15が弾性撓みしていない原位置にある状態
のときには、キャビティ13の内部、即ち雄端子金具2
0の挿入経路内に進出する状態となる。また、弾性撓み
片15がその前端を下動させるように弾性的に撓んだ作
動位置に弾性変位した状態になると、抜止め突起16が
キャビティ13よりも下方、即ち雄端子金具20の挿入
経路外へ退避するようになっている。
【0013】また、弾性撓み片15の前端部には、側方
へ突出する治具当て部17が形成されている。この治具
当て部17は、コネクタハウジング11を前方から視た
ときに短絡部材30とラップしないように側方へ外れて
位置している。これにより、前方から細長い治具(図示
せず)を差し込んだときに、その治具が短絡部材30と
干渉することなく治具当て部17の上面に当接できると
ともに、その治具の差し込み端部を下げることで治具当
て部17及び弾性撓み片15の前端部を下方へ変位させ
る解除操作が可能となっている。この治具当て部17
は、弾性撓み片15が原位置(端子金具とがキャビティ
内に進出する状態)にあっても、キャビティよりも下方
に位置しており、したがって、弾性撓み片15が原位置
と作動位置との間のいずれにあっても雄端子金具20と
治具当て部17が干渉することはない。また、治具当て
部17の上面は、前方に向かって下り傾斜となった当て
面17Aとなっており、この当て面17Aに治具(図示
せず)が押し付けられる。
【0014】尚、コネクタハウジング11のハウジング
本体12内における弾性撓み片15よりも前方には、弾
性撓み片15を成型するための図示しない金型を前方へ
型開きする際に生じる型抜き空間18が空いている。こ
の型抜き空間18内には後述す短絡部材30の一部が収
容されるようになっている。雄端子金具20は、所定形
状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工したものであり、そ
の前端部が細長く一直線状に延びるタブ21とされ、こ
のタブ21の後端に角筒部22が連成され、さらに、角
筒部22の後端に電線24を圧着するための圧着部23
が連成されている。かかる雄端子金具20の下面20S
は、タブ21、角筒部22及び圧着部23の全領域に亘
って面一状に連続しており、雄端子金具20はその下面
20Sをキャビティ13の底壁に沿わせつつキャビティ
13内に挿入される。挿入された雄端子金具20のタブ
21は、ハウジング本体12からフード部14内に突出
される。
【0015】また、角筒部22の底壁には、抜止め孔2
5(本発明の構成要件である抜止め手段)が開口して形
成されている。雄端子金具20が正規位置に挿入されて
弾性撓み片15が原位置に弾性復帰したときには、弾性
撓み片15の抜止め突起16の前面が抜止め孔25の前
端縁に対して後方から係止し、この係止動作によって雄
端子金具20の後方への遊動が規制されるようになって
いる。短絡部材30は、ハウジング本体12内の弾性撓
み片15及び型抜き空間18の下方に形成された収容空
間19内に収容されている。尚、弾性撓み片15及びそ
の前方の型抜き空間18は、キャビティ13間を仕切る
隔壁13Wによって隔絶されているが、収容空間19は
共通の空間となっていて、隣り合う両弾性撓み片15の
下面に臨んでいるとともに、隣り合う両型抜き空間18
に連通している。さて、短絡部材30は、水平な板状を
なす取付部31と、この取付部31の前端縁における左
右両端部から後方上側へ折り返し状に延出する左右一対
の弾性接触片32とを一体化したものであり、各弾性接
触片32は、夫々、各雄端子金具20に対して下方から
対応するように位置している。
【0016】弾性接触片32の最上端部は、上方へ山形
に突出した短絡用接触部33となっており、この短絡用
接触部33は、対応する弾性撓み片15の前面の前方近
傍に位置している。尚、短絡用接触部33の幅は弾性撓
み片15の幅よりも小さいため、短絡用接触部33が治
具当て部17と干渉することはない。また、弾性接触片
32の延出端部、即ち短絡用接触部33よりも後方の部
分は、弾性撓み片15の前端部下面と対応する被押圧部
34となっている。弾性撓み片15が原位置にあって、
キャビティ13に雄端子金具20が挿入されていない状
態では、図2に示すように、短絡部材30は、その弾性
復元力により、被押圧部34を弾性撓み片15の前端部
に対して下から当接させることで、それ以上弾性接触片
32が上方へ変位することを規制された待機状態に保持
される。この待機状態では、短絡用接触部33の上端部
が、雄端子金具20の挿入されていないキャビティ13
の内部、即ち雄端子金具20の挿入経路内に進出してい
る。また、弾性撓み片15が原位置から作動位置へ変位
すると、その弾性撓み片15が被押圧部34を下方へ押
動し、それに伴い、主として屈曲部35が弾性撓みしつ
つ弾性接触片32が下方へ変位し、短絡用接触部33が
キャビティよりも下方(雄端子金具20の挿入経路外)
へ退避するようになっている。
【0017】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態の雄側コネクタ10を組み付ける際には、まず、
短絡部材30を前方からハウジング本体12の収容空間
19内に挿入し、取付部31の後端部をハウジング本体
12の圧入溝12Aに圧入することで、短絡部材30を
コネクタハウジング11に固定する。このとき、被押圧
部34を弾性撓み片15の前端部に下面に当接させる。
この状態では、短絡用接触部33がキャビティ13内に
進出し、雄端子金具20との接触に備えて待機している
(図2を参照)。
【0018】この後、予め電線24が圧着されている雄
端子金具20を後方からキャビティ13内に挿入する。
挿入の途中で、タブ21の前端が抜止め突起16の誘導
斜面16Rに当接し、挿入が進むのに伴って、誘導斜面
16Rの傾斜によりタブ21が抜止め突起16を下方へ
押動させ、弾性撓み片15が原位置から作動位置へ変位
させられる。その後、雄端子金具20はその下面20S
を抜止め突起16の上端に擦らせながら挿入を進める
(図3を参照)。この弾性撓み片15が作動位置に変位
した状態では、弾性撓み片15が短絡部材30の被押圧
部34を下方へ押動すことにより、短絡用接触部33は
雄端子金具20の挿入経路外(キャビティ13よりも下
方)へ退避しているので、短絡用接触部33を含む短絡
部材30のいずれの部位も、挿入中の雄端子金具20と
接触することはない。
【0019】そして、雄端子金具20が正規の挿入位置
に到達すると、雄端子金具20の下面のうち抜止め孔2
5よりも前方の領域が抜止め突起16を通過するため、
弾性撓み片15がその弾性復元力により上方(原位置)
へ復帰変位し、その前面が抜止め孔25の前端縁に対し
て後方から係止する状態となる(図1を参照)。この抜
止め突起16と抜止め孔25との係止により、雄端子金
具20は後方への抜け方向の変位を規制され、正規挿入
位置に保持される。
【0020】この弾性撓み片15の原位置への弾性復帰
に伴い、弾性撓み片15による被押圧部34への上から
の押さえ付けが解除させるので、短絡部材30はその弾
性復元力により短絡用接触部33を上方へ変位させるよ
うに復帰変位し、短絡用接触部33は雄端子金具20の
下面20Sに対して弾性的に当接する(図1を参照)。
この短絡用接触部33の雄端子金具20への当接によ
り、左右両雄端子金具20同士が短絡されるのである。
尚、この状態では、被押圧部34は弾性撓み片15の下
面には当接していない。以上により、コネクタハウジン
グ11に対する短絡部材30と雄端子金具20の組付け
が完了する。
【0021】尚、組み付けられた雄側コネクタ10に対
して相手側の雌側コネクタ40を嵌合してその雌端子金
具41と雄端子金具20とを接続させると、雌側コネク
タ40の短絡解除片42が短絡用接触部33に当接して
その短絡用接触部33を下方へ変位させるように短絡部
材30を弾性撓みさせる。これにより、短絡用接触部3
3が雄端子金具20から離間し、短絡部材30による雄
端子金具20の短絡が解除される。
【0022】上述のように本実施形態においては、雄端
子金具20が挿入する過程において、雄端子金具20が
正規の挿入位置に到達するまでは、その金属製の雄端子
金具20と同じく金属製の短絡部材30とを非接触状態
に保つようにしたので、雄端子金具20と短絡部材30
との摺接に起因するメッキ剥がれ等の不具合を防止する
ことができる。また、弾性撓み片15に形成した抜止め
突起16と雄端子金具20に形成した抜止め孔25とを
係止させることで、雄端子金具20を正規の挿入位置に
保持するようにしたので、弾性撓み片15とは別に雄端
子金具20を抜け止めする手段を設ける構造のものに比
べると、構造の簡素化が実現されている。
【0023】また、本実施形態では短絡部材30が弾性
撓み片15よりも前方に配されているのであるが、弾性
撓み片15には、短絡部材30に対して側方へオフセッ
トして位置する治具当て部17を形成したので、前方か
ら型抜き空間18に治具(図示せず)を差し込んで弾性
撓み片15による雄端子金具20の抜止めを解除するこ
とができるようになっている。即ち、差し込んだ治具で
治具当て部17を押し下げて、弾性撓み片15を雄端子
金具20から解離する方向(作動位置側)へ変位させれ
ば、抜止め突起16と抜止め孔25との係止による抜止
め機能が解除され、雄端子金具20の抜取りを行うこと
が可能となっている。
【0024】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では弾性撓み片と端子金具との抜止
め手段を設けたが、本発明によれば、抜止め手段を設け
ず、弾性撓み片とは別個に抜止め手段を設けてもよい。
【0025】(2)上記実施形態では雄端子金具同士を
短絡させる場合について説明したが、本発明によれば、
雌端子金具同士を短絡させる場合にも適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における組付け状態を示す縦断面図
【図2】端子金具の挿入前の状態を示す縦断面図
【図3】端子金具の挿入途中の状態を示す縦断面図
【図4】短絡部材による短絡が解除された状態を示す縦
断面図
【図5】横断面図
【図6】弾性撓み片と治具当て部を示す部分斜視図
【図7】従来例の断面図
【符号の説明】
10…雄側コネクタ(コネクタ) 11…コネクタハウジング 13…キャビティ(端子金具の挿入経路) 15…弾性撓み片 16…抜止め突起(抜止め手段) 17…治具当て部 18…型抜き空間 20…雄端子金具(端子金具) 25…抜止め孔(抜止め手段) 30…短絡部材 33…短絡用接触部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングと、 このコネクタハウジングに挿入される一対の端子金具
    と、 前記コネクタハウジングに組み付けられ、前記端子金具
    が未挿入の状態ではその端子金具の挿入経路上に短絡用
    接触部を進出させるとともに、挿入済みの前記端子金具
    に対してその短絡用接触部を弾性的に接触させるように
    した短絡部材とを備えたコネクタであって、 前記コネクタハウジングには、前記端子金具の挿入過程
    においてその端子金具に当接することで作動位置へ弾性
    変位し、且つ前記端子金具が正規位置へ挿入されると原
    位置に弾性復帰する弾性撓み片が形成され、 この弾性撓み片が前記原位置にあるときには前記短絡部
    材と非接触であり、前記弾性撓み片が前記作動位置へ変
    位するのに伴ってその弾性撓み片が前記短絡部材を押動
    して前記短絡用接触部を前記端子金具の挿入経路外へ退
    避させる構成としたことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記弾性撓み片と前記端子金具には、前
    記端子金具が正規位置に挿入されるとともに前記弾性撓
    み片が前記原位置に復帰した状態において互いに係合す
    ることで前記端子金具を抜け規制する抜止め手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記弾性撓み片が前方へ片持ち状に延出
    する形態で形成され、前記コネクタハウジング内におけ
    る前記弾性撓み片の前方には型抜き空間が配され、前記
    短絡部材が前記弾性撓み片よりも先方に配されている請
    求項2記載のものにおいて、 前記弾性撓み片には、前記短絡部材に対して側方へオフ
    セットして位置する治具当て部が形成されていることを
    特徴とするコネクタ。
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