JP2002033000A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002033000A
JP2002033000A JP2000214652A JP2000214652A JP2002033000A JP 2002033000 A JP2002033000 A JP 2002033000A JP 2000214652 A JP2000214652 A JP 2000214652A JP 2000214652 A JP2000214652 A JP 2000214652A JP 2002033000 A JP2002033000 A JP 2002033000A
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JP
Japan
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voltage
circuit
node
test
channel mos
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JP2000214652A
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English (en)
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Katsukichi Mitsui
克吉 光井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/46Test trigger logic

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定値の高電圧を検出できる電圧検出回路を
テスト回路に含む半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 半導体記憶装置は、電圧検出回路20を
備える。電圧検出回路20は、テスト指令信号EXTS
Hを構成するテスト指令電圧を分圧回路140によって
3分の1に分圧し、外部電源電圧を分圧回路160によ
って2分の1に分圧する。そして、2つの分圧電圧を差
動増幅型の比較回路150によって比較しテスト指令電
圧を検出し、半導体記憶装置の被テスト回路をテストモ
ードへ移行させる。分圧回路140,160を構成する
PチャネルMOSトランジスタ116〜118,12
6,127は全て抵抗モードで動作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特に、テスト時に入力される高電圧なテスト指
令信号を検出可能な電圧検出回路を備えた半導体記憶装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】専用のテスト端子を持たない半導体記憶
装置のテスト、特に、パッケージ封止後のテストは、特
定の入出力端子に通常動作時の入力電圧範囲よりも高電
圧のテスト指令電圧を印加し、半導体記憶装置を所望の
テスト状態に移行させて行なう。この場合、通常動作時
の入力電圧範囲よりも高電圧のテスト指令電圧を印加す
るのは、通常動作時に半導体記憶装置が誤ってテストモ
ードへ移行するのを防止するためである。
【0003】図5に示すように、従来の半導体記憶装置
200は、テスト回路210と、被テスト回路250と
を備える。テスト回路210は、遅延回路220と、電
圧検出回路230と、テストモード移行回路240とを
備える。また、被テスト回路250は、入出力インタフ
ェース回路260を含む。
【0004】遅延回路220は、活性化信号SVDEN
に基づいて、信号SVDEND,SVDENFを生成
し、電圧検出回路230へ出力する。電圧検出回路23
0は、遅延回路220からの信号SVDEND,SVD
ENFに基づいて活性化され、後述する方法によって入
出力端子から入力されたテスト指令信号EXTSHを検
出し、その結果をテストモード移行回路240へ出力す
る。
【0005】テストモード移行回路240は、テスト指
令信号EXTSHを検出したことを示す信号DETが電
圧検出回路230から入力されると、テストモード移行
信号TMEを入出力インタフェース回路260を介して
被テスト回路250へ入力し、被テスト回路250をテ
ストモードへ移行させる。
【0006】図6を参照して、従来の電圧検出回路23
0は、NチャネルMOSトランジスタ301〜304,
310〜315,317と、PチャネルMOSトランジ
スタ307〜309,316とを備える。NチャネルM
OSトランジスタ301〜304は、入力ノードN10
と接地ノード305との間に直列に接続される。Nチャ
ネルMOSトランジスタ301〜304は、Nチャネル
MOSトランジスタ304がオンされることによって活
性化される分圧回路320を構成し、テスト指令信号E
XTSHの電圧を分圧して分圧電圧をノードN11へ出
力する。
【0007】PチャネルMOSトランジスタ308,3
09とNチャネルMOSトランジスタ310〜312と
は、差動増幅型の比較回路330を構成し、ノードN1
2上の電圧をノードN11上の電圧と比較した結果を増
幅してノードN13へ出力する。そして、比較回路33
0は、接地ノード305と外部電源電圧が供給される電
源ノード306との間に配置される。
【0008】NチャネルMOSトランジスタ313〜3
15は、接地ノード305と電源ノード306との間に
直列に接続され、NチャネルMOSトランジスタ315
がオンされることによって活性化される分圧回路340
を構成する。そして、分圧回路340は、電源ノード3
06に供給された外部電源電圧を分圧し、分圧電圧をノ
ードN12へ出力する。
【0009】PチャネルMOSトランジスタ316およ
びNチャネルMOSトランジスタ317はインバータ3
50を構成し、比較回路330の出力であるノードN1
3上のアナログ信号を、その大きさに応じて論理信号に
変換する。
【0010】PチャネルMOSトランジスタ307およ
びNチャネルMOSトランジスタ312は、信号SVD
ENDに基づいてオン・オフされ、比較回路330を活
性化または不活性化させる。NチャネルMOSトランジ
スタ304,315は信号SVDENFに基づいてオン
・オフされ、それぞれ、分圧回路320、340を活性
化または不活性化させる。
【0011】電圧検出回路230は、半導体記憶装置2
00をテストモードへ移行させる際、入力ノードN10
にテスト指令信号EXTSHが入力される。テスト指令
信号EXTSHは、通常動作時の入力電圧範囲よりも高
電圧な電圧から構成される。
【0012】分圧回路320は、NチャネルMOSトラ
ンジスタ301〜303によってテスト指令信号を構成
する電圧を分圧し、分圧電圧をノードN11へ出力す
る。また、分圧回路340は、NチャネルMOSトラン
ジスタ313,314によって外部電源電圧を分圧し、
分圧電圧をノードN12へ出力する。そうすると、ノー
ドN12上の分圧電圧は、NチャネルMOSトランジス
タ310,311によってノードN11上の分圧電圧と
比較され、その比較結果はPチャネルMOSトランジス
タ308,309によって増幅されてノードN13へ出
力される。
【0013】ノードN11上の分圧電圧がノードN12
上の分圧電圧よりも高いとき、比較回路330は、Pチ
ャネルMOSトランジスタ309とNチャネルMOSト
ランジスタ311とを接続するノードN14上の電圧よ
り低い電圧V1をノードN13へ出力する。また、ノー
ドN11上の分圧電圧がノードN12上の分圧電圧より
も低いとき、比較回路330はノードN14上の電圧よ
り高い電圧V2をノードN13へ出力する。
【0014】したがって、インバータ350を構成する
PチャネルMOSトランジスタ316およびNチャネル
MOSトランジスタ317のオン・オフが切替わる電圧
を電圧V1と電圧V2との間に設定しておけば、インバ
ータ350は、ノードN13上の電圧V1を入力したと
きH(論理ハイ)レベルの論理信号SVIHDETを出
力し、ノードN13上の電圧V2を入力したときL(論
理ロー)レベルの論理信号SVIHDETを出力する。
つまり、テスト指令信号EXTSHを構成する電圧を分
圧した分圧電圧が、外部電源電圧を分圧した分圧電圧よ
りも高いときインバータ350はHレベルの論理信号S
VIHDETを出力し、テスト指令信号EXTSHを構
成する電圧を分圧した分圧電圧が、外部電源電圧を分圧
した分圧電圧よりも低いときインバータ350はLレベ
ルの論理信号SVIHDETを出力する。
【0015】その結果、Hレベルの論理信号SVIHD
ETが電圧検出回路350から出力されると、テスト指
令信号EXTSHが検出されたことになり、Lレベルの
論理信号SVIHDETが電圧検出回路350から出力
されると、テスト指令信号EXTSHは検出されなかっ
たことになる。なお、Hレベルの論理信号SVIHDE
Tは、テスト指令信号EXTSHが検出されたことを示
す信号DETを構成する。
【0016】テストモード移行回路240は、電圧検出
回路230からHレベルの論理信号SVIHDET(信
号DET)を入力すると、テストモード信号TMEを被
テスト回路250へ出力する。被テスト回路250は、
入出力インタフェース回路260を介してテストモード
信号TMEを入力し、テストモードへ移行される。
【0017】また、電圧検出回路230が不活性化され
ているとき、NチャネルMOSトランジスタ304,3
15はオフされているため、ノードN12上の電位は電
源ノード306から供給される外部電源電圧になってい
るが、ノードN11上の電位は外部電源電圧にも接地電
位にも固定されておらず、テスト指令信号EXTSHが
入力されるノードN10の電位と同じになっている。こ
のような状態において、Hレベルの信号SVDENFが
入力されてNチャネルMOSトランジスタ304,31
5がオンされ、分圧回路320,340が非活性化状態
から活性化状態へ移行し、テスト指令信号の高電圧より
低く、かつ、外部電源電圧よりも高い電圧がノードN1
0に印加されると、ノードN12の電位がノードN11
の電位より高くなってしまい、ノードN11,N12上
の電位が正しい分圧電圧に戻るまでの期間に誤動作が生
じる恐れがある。
【0018】かかる問題を解決するために、図7に示す
ように、遅延部221と、インバータ222,223,
225と、NORゲート224とを備える遅延回路22
0を設け、活性化信号SVDENから図8に示すタイミ
ングチャートを有する信号SVDEND,SVDENF
を生成し、信号SVDENDを比較回路330を活性化
させるPチャネルMOSトランジスタ307およびNチ
ャネルMOSトランジスタ312へ与え、信号SVDE
NFを分圧回路320,340を活性化させるNチャネ
ルMOSトランジスタ304,315へ与える。つま
り、図8に示すように、信号SVDENDを信号SVD
ENFに対して一定時間Tだけ遅延させ、分圧回路32
0,340が活性化され、ノードN11の電位とノード
N12の電位とが正しい分圧電圧に戻った後に比較回路
330を活性化する。これにより、上述した誤動作の問
題を解決することができる。
【0019】上述した方法によってテスト指令信号EX
TSHを電圧検出回路230によって検出し、被テスト
回路250をテストモードへ移行させた後にアドレス信
号用の入出力端子から特定のパターンを入出力インタフ
ェース回路260を介して入力し、被テスト回路250
のテストを行なう。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電圧検出回路
230の分圧回路320,340は、動作条件の異なる
NチャネルMOSトランジスタによって構成されている
ため、NチャネルMOSトランジスタの製造条件がずれ
ると、検出可能な電圧値が変化してしまい、安定してテ
スト指令信号EXTSHを検出できないという問題があ
る。
【0021】すなわち、分圧回路320を構成するNチ
ャネルMOSトランジスタ301〜303のうち、Nチ
ャネルMOSトランジスタ301,302は抵抗モード
で動作され(ダイオード接続を意味する。以下、同
じ。)、NチャネルMOSトランジスタ303は、しき
い値モードで動作される。また、分圧回路340を構成
するNチャネルMOSトランジスタ313,314のう
ち、NチャネルMOSトランジスタ313は抵抗モード
で動作され、NチャネルMOSトランジスタ314は、
しきい値モードで動作される。したがって、分圧回路3
20,340において分圧された電圧はNチャネルMO
Sトランジスタの個数分の1にならず、検出する電圧値
を一定に保持するには、分圧回路320,340を構成
するNチャネルMOSトランジスタのしきい値とチャネ
ル抵抗の両方を制御する必要がある。その結果、Nチャ
ネルMOSトランジスタの製造条件が変動すると、しき
い値やチャネル抵抗は容易に変化し、検出電圧を一定に
保持できなくなる。
【0022】また、非活性化状態から活性化状態への移
行時の誤動作を防止するために上述した遅延回路220
を半導体記憶装置200上に設けると大きな面積を占め
るため、テスト回路210の肥大化を招くという問題が
ある。
【0023】そこで、本発明は、かかる問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、一定値の高電
圧を検出できる電圧検出回路をテスト回路に含む半導体
記憶装置を提供することである。
【0024】また、本発明の別の目的は、テスト回路の
占有面積の肥大化を招かずに、非活性化状態から活性化
状態への移行の際に誤動作を生じない電圧検出回路をテ
スト回路に含む半導体記憶装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明による半導体記
憶装置は、テスト指令信号を構成するテスト指令電圧を
入力する入出力端子と、被テスト回路と、直列に接続さ
れかつ各々がダイオード接続されたn個(n:3以上の
自然数)のMOSトランジスタによってテスト指令電圧
をn分の1分圧した第1の分圧電圧を生成し、直列に接
続されかつ各々がダイオード接続されたm個(m:nよ
りも小さい自然数)のMOSトランジスタによって外部
電源電圧をm分の1に分圧した第2の分圧電圧を生成
し、第1の分圧電圧が第2の分圧電圧以上のとき、被テ
スト回路をテストモードへ移行させるテスト回路とを備
える。
【0026】この発明による半導体記憶装置において
は、入出力端子を介して入力されたテスト指令電圧を直
列接続されたn個のMOSトランジスタによってn分の
1に分圧し、外部電源電圧を直列接続されたm個のMO
Sトランジスタによってm分の1に分圧する。そして、
外部電源電圧のn/m倍以上のテスト指令電圧が入力さ
れると、第1の分圧電圧が第2の分圧電圧以上となるテ
スト指令電圧が検出され、テスト回路は被テスト回路を
テストモードへ移行させる。
【0027】したがって、この発明によれば、外部電源
電圧のn/m倍以上のテスト指令電圧をテスト指令信号
として入力することによってテスト指令信号を安定して
検出でき、被テスト回路を確実にテストモードへ移行さ
せることができる。
【0028】また、この発明によれば、第1の抵抗モー
ドで動作するn個のMOSトランジスタによってテスト
指令電圧はn分の1に分圧され、第2の抵抗モードで動
作するm個のMOSトランジスタによって外部電源電圧
はm分の1に分圧されるので、n個のMOSトランジス
タの抵抗モードとm個のMOSトランジスタの抵抗モー
ドとが異なっていても外部電源電圧のn/m倍以上の電
圧を有するテスト指令信号を安定して検出できる。
【0029】好ましくは、半導体記憶装置のテスト回路
は、第1および第2の分圧電圧を生成し、第1の分圧電
圧が第2の分圧電圧以上となるテスト指令電圧の検出を
示す第1の論理信号と、第1の分圧電圧が第2の分圧電
圧よりも低くなるテスト指令電圧の検出を示す第2の論
理信号とを出力する電圧検出回路と、第1の論理信号に
応じて、被テスト回路をテストモードへ移行させるテス
トモード移行回路とを含む。
【0030】電圧検出回路は、外部電源電圧のn/m倍
以上のテスト指令電圧が入力されると、第1の分圧電圧
が第2の分圧電圧以上となるテスト指令電圧の検出を示
す第1の論理信号をテストモード移行回路へ出力し、テ
ストモード移行回路は第1の論理信号に基づいて被テス
ト回路をテストモードへ移行させる。また、電圧検出回
路は、外部電源電圧のn/m倍よりも低いテスト指令電
圧が入力されると、第1の分圧電圧が第2の分圧電圧よ
りも低くなるテスト指令電圧の検出を示すテスト指令電
圧の検出を示す第2の論理信号をテストモード移行回路
へ出力し、テストモード移行回路は被テスト回路をテス
トモードへ移行させない。
【0031】したがって、この発明によれば、テスト指
令信号の検出を論理信号として得ることができる。その
結果、テスト指令電圧が外部電源電圧のn/m倍以上の
電圧よりわずかにずれても正確にテスト指令信号を検出
できる。
【0032】好ましくは、半導体記憶装置のテスト回路
に含まれる電圧検出回路は、第1の抵抗モードで動作す
る直列に接続されたn個のMOSトランジスタから成
り、第1の分圧電圧を第1のノードへ出力する第1の分
圧回路と、第2の抵抗モードで動作する直列に接続され
たm個のMOSトランジスタから成り、第2の分圧電圧
を第2のノードへ出力する第2の分圧回路と、第1の分
圧電圧を第2の分圧電圧と比較した結果を差動増幅して
出力する比較回路と、比較回路の出力が所定の基準値に
対して一方にずれているとき第1の論理信号を出力し、
比較回路の出力が所定の基準値に対して他方にずれてい
るとき第2の論理信号を出力する論理回路とを含む。
【0033】テスト指令電圧と外部電源電圧とは、それ
ぞれ、異なる分圧回路によって自然数分の1に分圧され
る。また、分圧された2つの分圧電圧は作動増幅型の比
較回路によって比較される。そして、たとえば、比較結
果が所定の基準値以上のとき、つまり、テスト指令電圧
が外部電源電圧のn/m倍以上であるときテスト指令信
号が検出され、比較結果が所定の基準値よりも低いとき
テスト指令信号は検出されない。
【0034】したがって、この発明によれば、第1の分
圧回路を構成するn個のMOSトランジスタの抵抗モー
ドが第2の分圧回路を構成するm個のMMOSトランジ
スタの抵抗モードと同じでなくても、第1の分圧電圧と
第2の分圧電圧との大小関係を一定に保持できる。その
結果、外部電源電圧のn/m倍以上の電圧を有するテス
ト指令信号を安定して検出できる。
【0035】また、この発明によれば、2つの分圧電圧
の比較結果は論理信号として出力されるので、テスト指
令電圧が外部電源電圧のn/m倍以上の範囲内でずれて
も正確にテスト指令信号を検出できる。
【0036】好ましくは、半導体記憶装置のテスト回路
に含まれる電圧検出回路は、接地ノードと第1のノード
との間に接続され、第1の分圧回路が非活性なとき第1
のノードを接地電位に保持する接地電位保持回路をさら
に含む。
【0037】電圧検出回路においては、第1の分圧回路
の非活性化時、テスト指令電圧をn分の1に分圧した第
1の分圧電圧が出力される第1のノードは、接地電位に
保持される。そして、第1の分圧回路が活性化される
と、第1のノードの電位は接地電位から上昇する。
【0038】したがって、この発明によれば、第1の分
圧回路が非活性から活性へ移行する際に第1のノード上
の電位が第2のノード上の電位よりも高くなることはな
く、電圧検出回路の誤動作を防止できる。
【0039】好ましくは、半導体記憶装置のテスト回路
に含まれる電圧検出回路は、第1の分圧回路とテスト指
令電圧が供給される入力ノードとの間に接続され、第3
の論理信号によって第1の分圧回路を入力ノードから遮
断し、第4の論理信号によってテスト指令電圧を第1の
分圧回路に与えるスイッチング回路と、接地ノードと第
1のノードとの間に接続され、第3の論理信号によって
第1のノードを接地電位から開放し、第4の論理信号に
よって第1のノードを接地電位に保持する電位切替回路
とをさらに含む。
【0040】第1の分圧回路の非活性化時、第1のノー
ドは接地電位に保持され、第1の分圧回路にはテスト指
令電圧が供給されない。また、第1の分圧回路の活性化
時、第1の分圧回路にテスト指令電圧が供給され、第1
のノードはテスト指令電圧をn分の1に分圧した分圧電
圧によって徐々に電位が上昇される。
【0041】したがって、この発明によれば、第1の分
圧回路が非活性から活性へ移行する際に第1のノード上
の電位が第2のノード上の電位よりも高くなることはな
く、電圧検出回路の誤動作を防止できる。
【0042】好ましくは、半導体記憶装置に含まれるテ
スト回路の電圧検出回路は、接地ノードとスイッチング
回路が第1の分圧回路に接続される第3のノードとの間
に接続され、第3の論理信号によって第3のノードを接
地電位から開放し、第4の論理信号によって第3のノー
ドを接地電位に保持するもう1つの電位切替回路をさら
に含む。
【0043】第1の分圧回路の入力側に配置された第3
のノードは、第1の分圧回路の非活性化時、接地電位に
保持され、第1の分圧回路の活性化時、接地電位から開
放される。
【0044】したがって、電圧検出回路を非活性と活性
との間で切換えても、第3のノードに電荷が蓄積され
ず、連続して半導体記憶装置をテストできる。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または
相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0046】図1を参照して、本発明による半導体記憶
装置100は、テスト回路10と、被テスト回路40と
を備える。テスト回路10は、電圧検出回路20とテス
トモード移行回路30とを含む。また、被テスト回路4
0は、入出力インタフェース回路50を含む。
【0047】電圧検出回路20は、入出力端子から入力
された活性化信号SVDENによって活性化される。そ
して、電圧検出回路20は、入出力端子から入力された
テスト指令信号EXTSHを検出し、その検出信号DE
Tをテストモード移行回路30へ出力する。検出信号D
ETの検出方法については後述する。
【0048】テストモード移行回路30は、検出信号D
ETに基づいてテストモード信号TMEを生成し、被テ
スト回路40へ出力する。被テスト回路40は、入出力
インタフェース回路50を介してテストモード信号が入
力され、テストモードへ移行される。そして、被テスト
回路40は、アドレス信号A0〜An用の入出力端子か
ら入力された特定ビットパターンを入出力インタフェー
ス回路50を介して入力し、各種のテストが行なわれ
る。
【0049】図2を参照して、電圧検出回路20は、P
チャネルMOSトランジスタ110,114,116〜
118,120〜122,126,127,129,1
31と、NチャネルMOSトランジスタ111,11
9,123〜125,128,130,132とを備え
る。
【0050】PチャネルMOSトランジスタ110およ
びNチャネルMOSトランジスタ111は、接地ノード
112と電源ノード113との間に直列に接続され、イ
ンバータIV1を構成する。インバータIV1は、活性
化信号SVDENを入力し、活性化信号SVDENの反
転信号をノードN1へ出力する。
【0051】PチャネルMOSトランジスタ116〜1
18は、接地ノード112とPチャネルMOSトランジ
スタ114との間に直列に接続され、分圧回路140を
構成する。また、テスト指令信号EXTSHが入力され
る入力ノードN2と分圧回路140との間にPチャネル
MOSトランジスタ114が設けられる。PチャネルM
OSトランジスタ114は、ゲート端子に受けたノード
N1上の信号によってオン・オフされる。PチャネルM
OSトランジスタ114のゲート端子のバック側には接
地ノード112との間でN型のウエル端子115が配置
される。
【0052】ノードN3と接地ノード112との間にP
チャネルMOSトランジスタ118と並列にNチャネル
MOSトランジスタ119が接続される。NチャネルM
OSトランジスタ119は、ゲート端子に受けたノード
N1上の信号によってオン・オフされる。
【0053】PチャネルMOSトランジスタ121,1
22およびNチャネルMOSトランジスタ123〜12
5は、差動増幅型の比較回路150を構成する。比較回
路150は、いわゆるカレントミラー型の差動増幅回路
であり、接地ノード112から供給される接地電圧と電
源ノード113から供給される外部電源電圧とを動作電
源とする。PチャネルMOSトランジスタ121および
NチャネルMOSトランジスタ123と、PチャネルM
OSトランジスタ122およびNチャネルMOSトラン
ジスタ124とは互いに並列に接続され、ともに電源ノ
ード223とNチャネルMOSトランジスタ125のソ
ース端子との間に接続される。
【0054】NチャネルMOSトランジスタ123は、
そのゲート端子にノードN3上の電圧を受け、Nチャネ
ルMOSトランジスタ124は、そのゲート端子にノー
ドN4上の電圧を受ける。
【0055】NチャネルMOSトランジスタ125は、
ドレイン端子を接地ノード112と接続する。Nチャネ
ルMOSトランジスタ125は、NチャネルMOSトラ
ンジスタ123から流れる電流量とNチャネルMOSト
ランジスタ124から流れる電流量との和が常に一定に
なるように、電源ノード113からゲート端子に与えら
れる外部電源電圧によってオンされている。
【0056】PチャネルMOSトランジスタ122とN
チャネルMOSトランジスタ124との間に接続された
ノードN6から比較回路150の比較結果が出力され
る。
【0057】一方、PチャネルMOSトランジスタ12
1とNチャネルMOSトランジスタ123との間のノー
ドN5は、PチャネルMOSトランジスタ121とPチ
ャネルMOSトランジスタ122のそれぞれのゲート端
子と接続される。
【0058】この比較回路150は、ノードN3上の電
圧がノードN4上の電圧よりも高いとき、ノードN5上
の電圧よりも高い電圧をノードN6へ出力し、ノードN
3上の電圧がノードN4上の電圧よりも低いとき、ノー
ドN5上の電圧よりも低い電圧をノードN6へ出力す
る。したがって、ノードN6へ出力される電圧値によっ
てノードN3上の電圧をノードN4上の電圧と比較する
ことができる。
【0059】PチャネルMOSトランジスタ120は、
電源ノード113とノードN5との間に接続され、ゲー
ト端子に受ける活性化信号SVDENによってオン・オ
フされる。そして、PチャネルMOSトランジスタ12
0はLレベルの活性化信号SVDENをゲート端子に受
けたとき、オンされて比較回路150を不活性化させ、
Hレベルの活性化信号SVDENをゲート端子に受けた
とき、オフされて比較回路150を活性化させる。
【0060】PチャネルMOSトランジスタ126,1
27およびNチャネルMOSトランジスタ128は、接
地ノード112と電源ノード113との間に直列に接続
され、NチャネルMOSトランジスタ128によって活
性化される分圧回路160を構成する。NチャネルMO
Sトランジスタ128は、そのゲート端子に受ける活性
化信号SVDENによってオン・オフされる。
【0061】PチャネルMOSトランジスタ129およ
びNチャネルMOSトランジスタ130と、Pチャネル
MOSトランジスタ131およびNチャネルMOSトラ
ンジスタ132とは、接地ノード112と電源ノード1
13との間に接続される。そして、PチャネルMOSト
ランジスタ129およびNチャネルMOSトランジスタ
130はインバータIV2を構成し、PチャネルMOS
トランジスタ131およびNチャネルMOSトランジス
タ132はインバータIV3を構成する。インバータI
V2,IV3は、論理回路170を構成し、ノードN6
上の電圧を論理信号に変換して出力する。
【0062】テスト指令信号EXTSHは、通常動作時
の入力電圧範囲よりも高いテスト指令電圧から成る信号
である。
【0063】分圧回路140は、PチャネルMOSトラ
ンジスタ114を介して入力されたテスト指令電圧をP
チャネルMOSトランジスタ116〜118によって3
分の1に分圧し、その分圧電圧をノードN3へ出力す
る。
【0064】また、分圧回路160は、電源ノード11
3から供給された外部電源電圧をPチャネルMOSトラ
ンジスタ126,127によって2分の1に分圧し、そ
の分圧電圧をノードN4へ出力する。
【0065】たとえば、テスト指令電圧として3.8V
が供給されると、分圧回路140はPチャネルMOSト
ランジスタ116〜118によって3.8Vを1.27
Vに分圧する。また、外部電源電圧として2.5Vが供
給されると、分圧回路160は、PチャネルMOSトラ
ンジスタ126,127によって2.5Vを1.25V
に分圧する。
【0066】分圧回路140を構成するPチャネルMO
Sトランジスタ116〜118および分圧回路160を
構成するPチャネルMOSトランジスタ126,127
は、抵抗モードで動作する。したがって、PチャネルM
OSトランジスタ116〜118が同じ抵抗モードで動
作し、PチャネルMOSトランジスタ126,127が
同じ抵抗モードで動作すれば、分圧回路140はテスト
指令電圧を3分の1に分圧し、分圧回路160は外部電
源電圧を2分の1に分圧する。その結果、PチャネルM
OSトランジスタ116〜118が動作する抵抗モード
とPチャネルMOSトランジスタ126,127が動作
する抵抗モードとが異なっていても、ノードN3へテス
ト指令電圧の3分の1の電圧が出力され、ノードN4へ
外部電源電圧の2分の1の電圧が出力される。
【0067】よって、PチャネルMOSトランジスタ1
16〜118のチャネル抵抗、およびPチャネルMOS
トランジスタ126,127のチャネル抵抗だけを制御
すれば、ノードN3へ出力される分圧電圧と、ノードN
4へ出力される分圧電圧との大小関係は安定する。
【0068】なお、本発明においては、PチャネルMO
Sトランジスタ116〜118が同じ抵抗モードで動作
し、PチャネルMOSトランジスタ126,127が同
じ抵抗モードで動作すれば良く、PチャネルMOSトラ
ンジスタ116〜118の抵抗モードと、PチャネルM
OSトランジスタ126,127の抵抗モードとは同じ
であっても、異なっていても良い。
【0069】電圧検出回路20は、図3に示す活性化信
号SVDENによって活性化される。活性化信号SVD
ENがLレベルのとき、インバータIV1はHレベルの
信号をノードN1へ出力する。そうすると、Pチャネル
MOSトランジスタ114はオフされ、NチャネルMO
Sトランジスタ119はオンされる。また、Pチャネル
MOSトランジスタ120はオンされ、NチャネルMO
Sトランジスタ128はオフされる。そして、分圧回路
140は、ノードN3を接地電位に保持されて不活性化
され、比較回路150および分圧回路160も不活性化
される。
【0070】活性化信号SVDENがHレベルのとき、
インバータIV1はLレベルの信号をノードN1へ出力
する。そうすると、PチャネルMOSトランジスタ11
4はオンされ、NチャネルMOSトランジスタ119は
オフされる。また、PチャネルMOSトランジスタ12
0はオフされ、NチャネルMOSトランジスタ128は
オンされる。そして、分圧回路140,160および比
較回路150は活性化され、分圧回路140は、Pチャ
ネルMOSトランジスタ114から入力されたテスト指
令電圧VTSを3分の1に分圧し、その分圧電圧VTS
/3をノードN1へ出力する。また、分圧回路160
は、電源ノード113から供給された外部電源電圧VD
Dを2分の1に分圧し、その分圧電圧VDD/2をノー
ドN4へ出力する。
【0071】比較回路150は、ノードN3上の分圧電
圧VTS/3をノードN4上の分圧電圧VDD/2と比
較し、その比較結果をノードN6へ出力する。テスト指
令電圧VTSが外部電源電圧VDDの3/2倍以上のと
きVTS/3≧VDD/2となり、ノードN3上の分圧
電圧はノードN4上の分圧電圧以上になる。そうする
と、比較回路150は、ノードN5上の電圧より高い電
圧VH1をノードN6へ出力する。
【0072】一方、テスト指令電圧VTSが外部電源電
圧VDDの3/2倍よりも低いときVTS/3≦VDD
/2となり、ノードN3上の分圧電圧はノードN4上の
分圧電圧よりも低くなる。そうすると、比較回路150
は、ノードN5上の電圧より低い電圧VH2をノードN
6へ出力する。
【0073】PチャネルMOSトランジスタ129,1
31、およびNチャネルMOSトランジスタ130,1
32のオン・オフが切替わる電圧VIをノードN6上へ
出力される電圧VH1と電圧VH2との間に設定するこ
とによって、論理回路170は、電圧VH1,VH2を
互いに反対の論理信号に変換して出力できる。
【0074】すなわち、比較回路150がノードN6上
へ電圧VH1を出力したとき、電圧VH1は電圧VIよ
りも高いため、インバータIV2はLレベルの信号を出
力し、インバータIV3はLレベルの信号を反転したH
レベルの信号を出力する。また、比較回路150がノー
ドN6上へ電圧VH2を出力したとき、電圧VH2は電
圧VIよりも低いため、インバータIV2はHレベルの
信号を出力し、インバータIV3は、Hレベルの信号を
出力したLレベルの信号を出力する。
【0075】したがって、電圧検出回路20がHレベル
の信号SVIHDETを出力するとテスト指令電圧VT
Sが検出されたことを示し、電圧検出回路20がLレベ
ルの信号SVIHDETを出力するとテスト指令電圧V
TSが検出されなかったことを示す。なお、Hレベルの
信号SVIHDETをテスト指令信号EXTSHの検出
信号という。
【0076】活性化信号SVDENがLレベルの信号で
あるとき、インバータIV1はHレベルの信号をNチャ
ネルMOSトランジスタ119のゲート端子へ与え、N
チャネルMOSトランジスタ119をオンさせてノード
N3を接地電位に保持する。一方、活性化信号SVDE
NがHレベルの信号であるとき、インバータIV1はL
レベルの信号をNチャネルMOSトランジスタ119の
ゲート端子へ与え、NチャネルMOSトランジスタ11
9をオフさせてノードN3を接地電位から開放する。し
たがって、インバータIV1およびNチャネルMOSト
ランジスタ119は、接地電位保持回路または電位切替
回路を構成する。
【0077】また、活性化信号SVDENがLレベルの
信号であるとき、インバータIV1はHレベルの信号を
PチャネルMOSトランジスタ114のゲート端子へ与
え、PチャネルMOSトランジスタ114をオフさせて
分圧回路140と入力ノードN2とを遮断する。一方、
活性化信号SVDENがHレベルの信号であるとき、イ
ンバータIV1はLレベルの信号をPチャネルMOSト
ランジスタ114のゲート端子へ与え、PチャネルMO
Sトランジスタ114をオンさせて入力ノードN2に供
給されたテスト指令電圧を分圧回路140へ与える。し
たがって、インバータIV1およびPチャネルMOSト
ランジスタ114は、スイッチング回路を構成する。
【0078】再び、図1を参照して、入出力端子から入
力された活性化信号SVDENよって電圧検出回路20
が活性化されると、電圧検出回路20は、入出力端子か
ら入力されたテスト指令信号EXTSHを構成するテス
ト指令電圧VTSを上述した方法によって検出し、Hレ
ベルの信号SVDIHDETから成る検出信号DETを
テストモード移行回路30へ出力する。
【0079】テストモード移行回路30は、検出信号D
ETを入力すると、テストモード移行信号TMEを被テ
スト回路40へ出力する。被テスト回路40は、入出力
インタフェース回路50を介してテストモード移行信号
TMEを入力し、テストモードへ移行する。そして、ア
ドレス信号A0,A1,…,An用の入出力端子から特
定のビットパターンが入出力インタフェース回路50を
介して被テスト回路40へ入力され、被テスト回路40
のテストが実行される。
【0080】これによって、テスト回路10は、電圧検
出回路20によってテスト指令信号を安定して検出で
き、被テスト回路40を確実にテストモードへ移行させ
ることができる。
【0081】半導体記憶装置100に用いられる電圧検
出回路は、図2に示す電圧検出回路20に限らず、図4
に示す電圧検出回路220であっても良い。
【0082】電圧検出回路220は、電圧検出回路20
にNチャネルMOSトランジスタ133を追加したもの
であり、その他は電圧検出回路20と同じである。Nチ
ャネルMOSトランジスタ133は、PチャネルMOS
トランジスタ114と分圧回路140との間のノードN
7にソース端子が接続され、ドレイン端子が接地ノード
112に接続される。そして、ゲート端子にインバータ
IV1の出力信号を受ける。
【0083】インバータIV1の出力信号がHレベルの
信号であるとき、NチャネルMOSトランジスタ133
はオンされ、ノードN7は接地電位に保持される。一
方、インバータIV1の出力信号がLレベルの信号であ
るとき、NチャネルMOSトランジスタ133はオフさ
れ、ノードN7は接地電位から開放される。つまり、分
圧回路140が活性化されるとき、NチャネルMOSト
ランジスタ133はオフされ、分圧回路140が不活性
化されるとき、NチャネルMOSトランジスタ133は
オンされる。
【0084】したがって、電圧検出回路220が活性化
され、上述した方法によってテスト指令電圧VTSが検
出されて被テスト回路40のある種類のテストが実行さ
れた後、電圧検出回路220が不活性化されると、Nチ
ャネルMOSトランジスタ133はオンされてノードN
7は接地電位に保持される。そして、再度、電圧検出回
路220が活性化されるとNチャネルMOSトランジス
タ133はオフされて被テスト回路40の別のテストが
実行される。そして、別のテストが終了した後、Nチャ
ネルMOSトランジスタ133は、再度、オンされてノ
ードN7は接地電位に保持される。つまり、Nチャネル
MOSトランジスタ133は、電圧検出回路220が不
活性化されているとき、常にオンされ、ノードN7は接
地電位に保持される。その結果、数種類のテストが被テ
スト回路40について実行された場合でも、1つのテス
トともう1つのテストとの間で電圧検出回路220は、
一旦、不活性化されるためノードN7は接地電位に保持
され、テスト実行時にPチャネルMOSトランジスタ1
14と分圧回路140との間に蓄積された電荷を接地ノ
ード112へ放電できる。その結果、数種類のテストを
連続した実行した場合でも、各テスト時におけるテスト
指令電圧VTSの検出を同じ条件で行なうことができ
る。そして、安定したテスト指令電圧VTSの検出が可
能である。
【0085】なお、インバータIV1およびNチャネル
MOSトランジスタ133は、電位切替回路を構成す
る。
【0086】上記においては、電圧検出回路20,22
0の分圧回路140,160を構成するPチャネルMO
Sトランジスタの数は、それぞれ、3個、2個として説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一
般に、分圧回路140を構成するPチャネルMOSトラ
ンジスタの数はn個(nは3以上の自然数)、分圧回路
160を構成するPチャネルMOSトランジスタの数は
m個(mはnより小さい自然数)であれば良い。
【0087】この場合、分圧回路140は、テスト指令
電圧VTSをn分の1に分圧し、分圧回路160は外部
電源電圧VDDをm分の1に分圧する。したがって、外
部電源電圧VDDのn/m倍以上のテスト指令電圧VT
Sを入力ノードN2から供給すれば、分圧回路140に
よってノードN3へVTS/n=((n/m)×VD
D)/n=VDD/m以上の分圧電圧が出力され、分圧
回路160によってノードN4へVDD/mの分圧電圧
が出力される。そして、2つの分圧電圧が上述した方法
によって比較され、分圧電圧VTS/nが分圧電圧VD
D/m以上であるときテスト指令信号EXTSHが検出
される。
【0088】よって、外部電源電圧のn/m以上の電圧
をテスト指令電圧VTSとして入力ノードN2から供給
すれば、テスト指令信号EXTSHを安定して検出可能
である。
【0089】上記においては、PチャネルMOSトラン
ジスタによって構成された電圧検出回路20,220に
ついて説明したが、電圧検出回路20,220はNチャ
ネルMOSトランジスタによって構成されても良い。
【0090】本発明の実施の形態によれば、半導体記憶
装置は、テスト指令信号を構成するテスト指令電圧をn
分の1に分圧した分圧電圧を、外部電源電圧をm分の1
に分圧した分圧電圧と比較してテスト指令電圧を検出す
るので、テスト指令電圧を分圧する回路と外部電源電圧
を分圧する回路とが異なった電気的特性から成るもので
あっても2つの分圧電圧の関係を一定に保持できる。そ
の結果、テスト指令電圧を安定して検出できる。
【0091】また、本発明の実施の形態によれば、テス
ト指令電圧の分圧電圧が出力されるノードは、分圧回路
の非活性時、接地電位に保持されるため、分圧回路が非
活性から活性へ移行しても誤動作をすることがない。
【0092】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明では
なくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、半導体記憶装置は、テ
スト指令信号を構成するテスト指令電圧をn分の1に分
圧した分圧電圧を、外部電源電圧をm分の1に分圧した
分圧電圧と比較してテスト指令電圧を検出するので、テ
スト指令電圧を分圧する回路と外部電源電圧を分圧する
回路とが異なった電気的特性から成るものであっても2
つの分圧電圧の関係を一定に保持できる。その結果、テ
スト指令電圧を安定して検出できる。
【0094】また、本発明の実施の形態によれば、テス
ト指令電圧の分圧電圧が出力されるノードは、分圧回路
の非活性時、接地電位に保持されるため、分圧回路が非
活性から活性へ移行しても誤動作をすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による半導体記憶装置の
概略ブロック図である。
【図2】 図1に示す電圧検出回路の回路図である。
【図3】 図2に示す電圧検出回路を活性化させる活性
化信号のタイミングチャートである。
【図4】 図1に示す電圧検出回路の他の回路図であ
る。
【図5】 従来の半導体記憶装置の概略ブロック図であ
る。
【図6】 図5に示す電圧検出回路の回路図である。
【図7】 図5に示す遅延回路の回路図である。
【図8】 図6に示す電圧検出回路における信号のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
10,210 テスト回路、20,230 電圧検出回
路、30,240 テストモード移行回路、40,25
0 被テスト回路、50,260 入出力インタフェー
ス回路、100,200 半導体記憶装置、110,1
14,116〜118,120〜122,126,12
7,129,131,307〜309,316 Pチャ
ネルMOSトランジスタ、111,119,123〜1
25,128,130,132,133,301〜30
4,310〜315,317 NチャネルMOSトラン
ジスタ、112,305 接地ノード、113,306
電源ノード、115 ウエル、140,160,32
0,340 分圧回路、150,330 比較回路、1
70 論理回路、220 遅延回路、221 遅延部、
222,223,225,350 インバータ、224
NORゲート。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 H01L 27/04 T 21/822

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト指令信号を構成するテスト指令電
    圧を入力する入出力端子と、 被テスト回路と、 直列に接続されかつ各々がダイオード接続されたn個
    (n:3以上の自然数)のMOSトランジスタによって
    前記テスト指令電圧をn分の1分圧した第1の分圧電圧
    を生成し、直列に接続されかつ各々がダイオード接続さ
    れたm個(m:nよりも小さい自然数)のMOSトラン
    ジスタによって前記外部電源電圧をm分の1に分圧した
    第2の分圧電圧を生成し、前記第1の分圧電圧が前記第
    2の分圧電圧以上のとき、前記被テスト回路をテストモ
    ードへ移行させるテスト回路とを備える半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記テスト回路は、 前記第1および第2の分圧電圧を生成し、前記第1の分
    圧電圧が前記第2の分圧電圧以上となるテスト指令電圧
    の検出を示す第1の論理信号と、前記第1の分圧電圧が
    前記第2の分圧電圧よりも低くなるテスト指令電圧の検
    出を示す第2の論理信号とを出力する電圧検出回路と、 前記第1の論理信号に応じて、前記被テスト回路をテス
    トモードへ移行させるテストモード移行回路とを含む、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧検出回路は、 前記n個のMOSトランジスタから成り、前記第1の分
    圧電圧を第1のノードへ出力する第1の分圧回路と、 前記m個のMOSトランジスタから成り、前記第2の分
    圧電圧を第2のノードへ出力する第2の分圧回路と、 前記第1の分圧電圧を前記第2の分圧電圧と比較した結
    果を差動増幅して出力する比較回路と、 前記比較回路の出力が所定の基準値に対して一方にずれ
    ているとき前記第1の論理信号を出力し、前記出力が所
    定の基準値に対して他方にずれているとき前記第2の論
    理信号を出力する論理回路とを含む、請求項2に記載の
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧検出回路は、 前記接地ノードと前記第1のノードとの間に接続され、
    前記第1の分圧回路が非活性なとき前記第1のノードを
    接地電位に保持する接地電位保持回路をさらに含む、請
    求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧検出回路は、 前記第1の分圧回路と前記テスト指令電圧が供給される
    入力ノードとの間に接続され、第3の論理信号によって
    前記第1の分圧回路を前記入力ノードから遮断し、第4
    の論理信号によって前記テスト指令電圧を前記第1の分
    圧回路に与えるスイッチング回路と、 前記接地ノードと前記第1のノードとの間に接続され、
    前記第3の論理信号によって前記第1のノードを接地電
    位から開放し、前記第4の論理信号によって前記第1の
    ノードを接地電位に保持する電位切替回路とをさらに含
    む、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記電圧検出回路は、接地ノードと前記
    スイッチング回路が前記第1の分圧回路に接続される第
    3のノードとの間に接続され、前記第3の論理信号によ
    って前記第3のノードを接地電位から開放し、前記第4
    の論理信号によって前記第3のノードを接地電位に保持
    するもう1つの電位切替回路をさらに含む、請求項5に
    記載の半導体記憶装置。
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