JP2002032957A - 光ディスク装置およびその制御方法 - Google Patents

光ディスク装置およびその制御方法

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JP2002032957A
JP2002032957A JP2000214065A JP2000214065A JP2002032957A JP 2002032957 A JP2002032957 A JP 2002032957A JP 2000214065 A JP2000214065 A JP 2000214065A JP 2000214065 A JP2000214065 A JP 2000214065A JP 2002032957 A JP2002032957 A JP 2002032957A
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JP2000214065A
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English (en)
Inventor
Koichi Umebayashi
功一 梅林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDリードリトライ回数を低減し、正確にI
Dデータを再生することが可能な光ディスク装置および
その制御方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 DVD−RAMディスク再生装置100
のID読取数測定部111は、所定のフォーカス設定位
置における再生信号に基づいてDVD−RAMディスク
102から読み取ったID情報の数であるID読取数を
カウントする。制御部109は、ID読取数を予め定め
た規定ID読取数と比較し、比較結果に基づいてID読
取数が規定ID読取数以上となるように波形等化部10
4を制御する。これにより、ID情報の読み取り性能を
向上することができ、転送レートの劣化を防ぐことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
接続し、光学的にデータの記録・再生を行う光ディスク
装置およびその制御方法に係り、特にDVD−RAM
(Digital VersatileVideo Disc-Random Access Memory
/Digital Video Disc-Random Access Memory)の記録
・再生を行う光ディスク装置およびその制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、社会のマルチメディア化に伴い大
容量光ディスクへの需要が増加している。再生専用の大
容量光ディスクとしては、CD−ROM(Compact Disc
-ReadOnly Memory)が一般的に普及しており、このCD
−ROMに対して記録容量を大幅に向上させたDVD−
ROMが既に開発されている。また書換可能な大容量光
ディスクとしては、CD−RW(CD ReWritable)が一
般的に普及しており、このCD−RWに対して記録容量
を大幅に向上させたDVD−RAMが注目を集めてい
る。今後、DVD−RAMドライブ装置の普及と共にD
VD−RAMディスクの市場での普及が予想される。そ
こで、DVDには再生互換という基本コンセプトが存在
しており、DVD−ROMドライブ装置におけるDVD
−RAMディスク再生のニーズも高まっている。
【0003】図4にDVD−RAMディスクのフォーマ
ット図を示す。図4に示すように、DVD−RAMディ
スクは、従来のDVD−ROMディスクとは異なり、各
セクタSCの先頭にヘッダ部HDを有し、ヘッダ部HD
に続いてデータ部DTが設けられている。また、DVD
−RAMディスクの記録領域は、複数のゾーン、具体的
には、24個のゾーンに区切られており、最内周のゾー
ンであるゾーン番号=0のゾーンにおいては1つのトラ
ックTCあたりのセクタSCの数は17個となってい
る。そして、DVD−RAMディスクの外周側に向かっ
て、ゾーン番号は1づつ増加し、ゾーン番号が1増える
たびに1つのトラックTCあたりのセクタ数も1つづつ
増加する。従って、最外周のゾーンであるゾーン番号=
23のゾーンにおいては、1つのトラックTCあたりの
セクタSCの数は40個となっている。
【0004】ところで、ヘッダ部HDはDVD−RAM
ディスクを記録対応させるために必要とされるものであ
る。つまり、DVD−RAMディスク再生時にこのヘッ
ダ部HDの再生が正しく行えないと、DVD−RAMデ
ィスク上における物理アドレスが分からなくなってしま
い、データ部DTの再生を正しく行えないこととなる。
【0005】このような再生不良を避けるべく、ヘッダ
部HDは、読み取りの信頼性を向上させるためにIDデ
ータが四重書きとなっており、トラックの記録方向(接
線方向)に対してIDデータID1、2とIDデータI
D3、4がトラックセンタTCCに対して左右にオフセ
ットして配置されている。この場合において、IDデー
タID1とIDデータID2が同一物理アドレスを表し
ており、IDデータID3とIDデータID4が同一物
理アドレスを表している。そして、これら4つのIDデ
ータID1〜ID4、ひいては、二つの物理アドレスの
関係からヘッダ部HDに続くデータ部DTの位置を特定
できるのである。またIDデータID1〜ID4には、
それぞれIDエラー検出データが含まれており、各セク
タSCを正しく読み取っている場合にはID信号が出力
されることとなる。このID信号は現在再生中の1つ前
のセクタIDが誤り無く再生できている場合にIDの記
録区間中は“H”レベルとなる信号である。
【0006】また、前述したようにDVD−RAMディ
スクのヘッダ部HDにおいては、再生信号がトラックセ
ンタから半トラックずれて存在するので読取レーザ光の
光スポットがヘッダ部HDに追従するとトラッキングが
不安定になり正しい再生が困難になってしまうこととな
る。従って、ヘッダ部HDではトラッキングサーボを前
回再生したセクタSCのデータ部DTの再生状態と同一
の状態でホールドすることが必要であり、トラッキング
をホールドを指示するゲート信号としてID信号が利用
されている。
【0007】以上の説明のようにDVD−RAMディス
クは、各セクタの先頭にヘッダ部を有するという点が従
来のDVD−ROMディスクと異なっているが、ヘッダ
部HDを検出し、ヘッダ部HDに含まれるIDデータを
読み取り、物理アドレスを特定すれば、データ部DTの
フォーマットはDVD−ROMと同じなので、後はDV
D−ROMディスクの再生と同様の処理で記録データを
読み取ることができることとなる。
【0008】ここで、図5を参照してDVD−RAMデ
ィスク再生の手順を説明する。図5は従来のDVD−R
AMディスク装置のブロック図である。PUM(PickUp
Module)501は、レーザ光LをDVD−RAMディ
スク502に照射し、レーザ光Lの戻り光をPUM50
1上の受光素子(図示省略)で受光する。そして、レー
ザ光Lの受光にともなう受光電流を電流−電圧変換(I
−V変換)して、得られた電圧信号を信号検出部503
に出力する。
【0009】信号検出部503は、信号再生に必要なR
F信号およびサーボに必要なフォーカスエラー信号、ト
ラッキングエラー信号などを生成する。また信号検出部
503では、DVD−RAM特有のヘッダ部HD(図4
参照)を検出して、対応するヘッダ部信号を再生信号の
RF信号と同様に信号処理ができるようにRF信号化す
るヘッダ部処理を行う。さらに信号検出部503で生成
された再生信号のRF信号またはRF信号化されたヘッ
ダ信号は波形等化部504に入力され適当な波形等化が
施される。
【0010】波形等化部504で波形等化されたRF信
号は、スライス/PLL部505に入力され、RF信号
が2値化データに変換されて、さらに2値化データから
クロックが取り出される。スライス/PLL部505で
生成された2値化データは、復調/エラー検出訂正部5
06に入力され、復調され、エラー検出訂正が施され後
段のインターフェース回路(図示省略)へと入力され
る。復調/エラー検出訂正部506では、ヘッダ部HD
に関しては、各IDデータID1〜ID4について誤り
検出が行われ、誤りが検出されなかったIDデータから
物理アドレスが算出され、データ部DTのデータは各セ
クタSC毎に2Kバイトなので16セクタを1ECC
(Error Correcting Code)ブロックとして32Kバイ
トごとにエラー検出訂正が施される。
【0011】一方、信号検出部503で検出されたフォ
ーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号はサー
ボ部507に入力される。サーボ部507はフォーカス
位置制御、トラッキング位置制御、光ヘッド送り制御を
行うための各種制御信号を生成する。サーボ部507で
生成された制御信号は駆動部508に入力され、駆動部
508は、PUM501のフォーカス、トラッキングア
クチュエータを駆動するための駆動信号やスピンドルモ
ータやスレッドを駆動するための信号を生成する。
【0012】ジッタ測定部510は、スライス/PLL
部505で生成されたジッタ電圧をモニタし積分する機
能を有している。ここで、ジッタ電圧とは、2値化デー
タを基準としてその2値化データから生成されたPLL
後のクロックとの時間的ゆらぎを電圧に変換したもので
あり、値が小さいほど再生信号品質が優れているといえ
る。
【0013】ところで、DVD−RAMディスク再生装
置においては、サーボパラメータ等の学習が必要であ
り、ここで、その理由を述べる。DVDはCDと比較し
て高密度であるために再生信号品質の劣化が著しい。よ
ってDVDでは一般に起動時に再生信号品質の向上のた
めにパラメータ学習が行われる。学習が必要なパラメー
タとしては、光ヘッドのフォーカス位置、トラッキング
位置等のサーボ関係パラメータや波形整形を行う波形等
化係数である周波数、ブースト量等の信号処理パラメー
タなどがある。
【0014】これらのパラメータのうち、データ再生に
関して最も影響の大きいフォーカス位置学習に関して詳
細に説明する。フォーカス位置はフォーカス系のサーボ
ループにおいて所定のオフセットを加えることで調整で
きる。従来から学習の教師信号としてはデータ部の信号
品質を示すジッタを電圧に変換した電圧であるジッタ電
圧を用いる方法がある。従って、ジッタ電圧は値が小さ
いほど再生信号品質が優れているといえる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のDVD−RAM
再生装置ではデータ部DTにおけるジッタ値を用いてフ
ォーカス位置調整を行い、その結果をDVD−RAMデ
ィスク502のヘッダ部HD、データ部DT共に利用す
る構成を採っていた。また波形等化設定値もデータ部D
Tにおける信号に最適となるように設定されていた。
【0016】しかしながら上記の従来の構成では、DV
D−RAMディスク再生時の問題点を有していた。前述
のようにDVD−RAMディスクの物理構造の違いによ
りヘッダ部HDにおける最適なフォーカス位置とデータ
部DTにおける最適なフォーカス位置が一致するとは限
らない。つまりDVD−RAM再生装置とDVD−RA
Mディスクの組み合わせによっては、フォーカスに関す
るIDデータの再生マージンがフォーカス偏差(エラー
検出光学系の誤差)より小さい場合、ヘッダ部HDにお
けるIDデータを正しく再生できないこととなる。
【0017】ここで、フォーカスに関するID再生マー
ジンについて説明する。フォーカスに関するID再生マ
ージンとは、設定フォーカス位置(データ再生ジッタ最
良点)に対して、リトライすることなくIDが正しくリ
ードできるフォーカス位置の範囲、すなわち、読みとれ
たIDデータの数が規定ID数以上読取可能な範囲であ
る。
【0018】図6は、ジッタ、IDマージとフォーカス
位置との関係を説明する図であって、図6(a)はID
再生マージンが広い場合、図6(b)は狭い場合を示
す。ここでデータマージン(y軸)とは再生信号の誤り
訂正が可能であるデータ部再生ジッタが15%以下のフ
ォーカス位置の範囲である。
【0019】図6(a)に示すように、ID再生マージ
ンが広い場合には、データ部DTにおいて学習したジッ
タ値を用いて、正確にIDデータを再生できることがわ
かるが、図6(b)に示すように、ID再生マージンが
狭い場合には、データ部DTにおいて学習したジッタ値
を用いても正確にIDデータを再生できるとは限らない
ことがわかる。このためIDデータが正しく読めるまで
IDリードリトライが発生し、データ転送レートが劣化
するという問題点があった。
【0020】そこで、本発明の目的は、IDリードリト
ライ回数を低減し、正確にIDデータを再生することが
可能な光ディスク装置およびその制御方法を提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の光ディスク装置は、再生した信号に波形等
化処理を行うと共に波形等化処理の設定値を変更可能に
した波形等化部と、所定のフォーカス設定位置における
再生信号に基づいて光ディスクから読み取ったID情報
の数であるID読取数をカウントするID読取数測定部
と、ID読取数を予め定めた規定ID読取数と比較する
比較部とを有し、比較部の比較結果に基づいてID読取
数が規定ID読取数以上となるように波形等化部の設定
値を制御する制御部とを有することを特徴とするもので
ある。
【0022】本発明の光ディスク装置によれば、IDリ
ードリトライ回数を低減し、正確にIDデータを再生す
る。
【0023】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、ID情報
を含む情報が記録された光ディスクから信号を再生する
光ディスク装置であって、再生した信号に波形等化処理
を行うと共に波形等化処理の設定値を変更可能にした波
形等化部と、所定のフォーカス設定位置における再生信
号に基づいて光ディスクから読み取ったID情報の数で
あるID読取数をカウントするID読取数測定部と、I
D読取数を予め定めた規定ID読取数と比較する比較部
とを有し、比較部の比較結果に基づいてID読取数が規
定ID読取数以上となるように波形等化部の設定値を制
御する制御部とを有することを特徴とするものである。
【0024】請求項1記載の発明によれば、ID読取数
測定部は、所定のフォーカス設定位置における再生信号
に基づいて光ディスクから読み取ったID情報の数であ
るID読取数をカウントする。比較部は、ID読取数を
予め定めた規定ID読取数と比較する。これにより制御
部は、比較部の比較結果に基づいてID読取数が規定I
D読取数以上となるように波形等化部を制御する。
【0025】請求項2記載の発明は、請求項1記載の光
ディスク装置において、ID情報以外の記録情報が記録
された光ディスク上の位置において最適なフォーカス位
置である学習フォーカス位置、学習フォーカス位置にI
D情報再生マージン幅を加えたフォーカス位置および学
習フォーカス位置にID情報再生マージン幅を差し引い
たフォーカス位置をフォーカス設定位置とすることを特
徴とするものである。
【0026】請求項2記載の発明によれば、ID読取数
測定部は、ID情報以外の記録情報が記録された光ディ
スク上の位置において最適なフォーカス位置である学習
フォーカス位置、学習フォーカス位置にID情報再生マ
ージン幅を加えたフォーカス位置および学習フォーカス
位置にID情報再生マージン幅を差し引いたフォーカス
位置をフォーカス設定位置としてID読取位置をカウン
トする。
【0027】請求項3記載の発明は、ID情報を含む情
報が記録された光ディスクから信号を再生する光ディス
ク装置であって、再生した信号に波形等化処理を行うと
共に波形等化処理の設定値を変更可能にした波形等化部
と、所定のフォーカス設定位置における再生信号に基づ
いて光ディスクから読み取ったID情報の数であるID
読取数をカウントするID読取数測定部と、ID読取数
を予め定めた規定ID読取数と比較する比較部と、比較
部の比較結果に基づいてID読取数が規定ID読取数以
上となる上限のフォーカス位置および下限のフォーカス
位置を検索し、上限のフォーカス位置および下限のフォ
ーカス位置に基づいてフォーカス設定位置とする制御部
とを有することを特徴としている。
【0028】請求項3記載の発明によれば、ID読取数
測定部は、ID情報を含む記録情報が記録された光ディ
スクからの再生信号に波形等化を施す波形等化部を有す
る光ディスク装置においてったID情報の数であるID
読取数をカウントする。これらにより比較部は、ID読
取数を予め定めた規定ID読取数と比較する。制御部は
比較部の比較結果に基づいてID読取数が規定ID読取
数以上となる上限のフォーカス位置および下限のフォー
カス位置を検索し、上限のフォーカス位置および下限の
フォーカス位置に基づいてフォーカス設定位置とする。
【0029】請求項4記載の発明は、請求項3記載の光
ディスク装置において、ID情報以外の記録情報が記録
された光ディスク上の位置において最適なフォーカス位
置である学習フォーカス位置、学習フォーカス位置にI
D情報再生マージン幅を加えたフォーカス位置および学
習フォーカス位置にID情報再生マージン幅を差し引い
たフォーカス位置のそれぞれをフォーカス設定位置とす
ることを特徴とするものである。
【0030】請求項4記載の発明によれば、ID読取数
測定部は、ID情報以外の記録情報が記録された光ディ
スク上の位置において最適なフォーカス位置である学習
フォーカス位置、学習フォーカス位置にID情報再生マ
ージン幅を加えたフォーカス位置および学習フォーカス
位置にID情報再生マージン幅を差し引いたフォーカス
位置をフォーカス設定位置としてID読取位置をカウン
トする。
【0031】請求項5記載の発明は、請求項3記載の光
ディスク装置において、フォーカス設定位置を上限のフ
ォーカス位置および下限のフォーカス位置の中間位置と
することを特徴とするものである。
【0032】請求項5記載の発明によれば、ID読取数
測定部は、フォーカス設定位置を上限のフォーカス位置
および下限のフォーカス位置の中間位置として、ID読
取位置をカウントする。
【0033】請求項6記載の発明は、ID情報を含む記
録情報が記録された光ディスクからの再生信号に波形等
化を施す波形等化部を有する光ディスク装置の制御方法
において、所定のフォーカス設定位置における再生信号
に基づいて光ディスクから読み取ったID情報の数であ
るID読取数をカウントし、ID読取数を予め定めた規
定ID読取数と比較し、比較の結果に基づいてID読取
数が規定ID読取数以上となるように波形等化部を制御
することを特徴とするものである。
【0034】請求項6記載の発明によれば、所定のフォ
ーカス設定位置における再生信号に基づいてID読取数
をカウントし、ID読取数を予め定めた規定ID読取数
と比較し、比較の結果に基づいてID読取数が規定ID
読取数以上となるように波形等化部を制御する。
【0035】請求項7記載の発明は、ID情報を含む記
録情報が記録された光ディスクからの再生信号に波形等
化を施す波形等化部を有する光ディスク装置の制御方法
において、所定のフォーカス設定位置における再生信号
に基づいて光ディスクから読み取ったID情報の数であ
るID読取数をカウントし、ID読取数を予め定めた規
定ID読取数と比較し、比較の結果に基づいてID読取
数が規定ID読取数以上となる上限のフォーカス位置お
よび下限のフォーカス位置を検索し、上限のフォーカス
位置および下限のフォーカス位置に基づいてフォーカス
設定位置とすることを特徴とするものである。
【0036】請求項7記載の発明によれば、所定のフォ
ーカス設定位置における再生信号に基づいてID読取数
をカウントし、ID読取数を予め定めた規定ID読取数
と比較し、比較の結果に基づいてID読取数が規定ID
読取数以上となる上限のフォーカス位置および下限のフ
ォーカス位置を検索し、上限のフォーカス位置および下
限のフォーカス位置に基づいてフォーカス設定位置を設
定する。
【0037】次に本発明の好適な実施の形態について図
面を参照して説明する。
【0038】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態における光ディスク装置のブロック図を示す。
DVD−RAMディスク装置100は、レーザ光LをD
VD−RAMディスク102に照射し、レーザ光の戻り
光を受光素子(図示省略)で受光して対応する電圧信号
SVを出力するPUM101と、電圧信号信号SVに基
づいて再生に必要なRF信号(再生信号およびヘッダ部
信号を含む)およびサーボに必要なフォーカスエラー信
号、トラッキングエラー信号などを生成する信号検出部
103と、再生信号のRF信号またはRF信号化された
ヘッダ信号に対し、所定の波形等化処理を施す波形等化
部104と、波形等化されたRF信号を2値化データに
変換するとともに、2値化データからクロックを取り出
すスライス/PLL部105と、生成された2値化デー
タを復調し、エラー検出・訂正を施して後段のインター
フェース回路(図示省略)へと出力する復調/エラー検
出訂正部106と、フォーカスエラー信号およびトラッ
キングエラー信号に基づいて、フォーカス位置制御、ト
ラッキング位置制御、光ヘッド送り制御を行うための各
種制御信号を生成するサーボ部107と、PUM101
のフォーカス、トラッキングアクチュエータを駆動する
ための駆動信号やスピンドルモータやスレッドを駆動す
るための信号を生成する駆動部108と、DVD−RA
Mディスク装置100全体を制御する制御部109と、
スライス/PLL部105で生成されたジッタ電圧をモ
ニタし積分するジッタ測定部110と、復調/エラー検
出訂正部106において検出されたID信号をサンプリ
ングして単位時間当たりのID読み取り個数を測定する
ID読取数測定部111と、を備えて構成されている。
【0039】DVD−RAMディスク装置100のPU
M(PickUp Module)101は、レーザ光をDVD−R
AMディスク102に照射し、レーザ光の戻り光をPU
M101上の受光素子(図示省略)で受光する。そし
て、レーザ光Lの受光にともなう受光電流を電流−電圧
変換(I−V変換)して、得られて電圧信号を信号検出
部103に出力する。
【0040】信号検出部103は、信号再生に必要なR
F信号およびサーボに必要なフォーカスエラー信号、ト
ラッキングエラー信号などを生成する。また信号検出部
103では、DVD−RAM特有のヘッダ部HD(図4
参照)を検出して、対応するヘッダ部信号を再生信号の
RF信号と同様に信号処理ができるようにRF信号化す
るヘッダ部処理を行う。さらに信号検出部103で生成
された再生信号のRF信号またはRF信号化されたヘッ
ダ信号は波形等化部104に入力され適当な波形等化が
施される。
【0041】波形等化部104で波形等化されたRF信
号は、スライス/PLL部105に入力され、RF信号
が2値化データに変換されて、さらに2値化データから
クロックが取り出される。スライス/PLL部105で
生成された2値化データは、復調/エラー検出訂正部1
06に入力され、復調され、エラー検出訂正が施され図
示しない後段のインターフェース回路へと入力される。
復調/エラー検出訂正部106では、ヘッダ部HDに関
しては、各IDデータID1〜ID4について誤り検出
が行われ、誤りが検出されなかったIDデータから物理
アドレスが算出され、データ部DTのデータは各セクタ
SC毎に2Kバイトなので16セクタを1ECC(Erro
r Correcting Code)ブロックとして32Kバイトごと
にエラー検出訂正が施される。
【0042】一方、信号検出部103で検出されたフォ
ーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号はサー
ボ部107に入力され、サーボ部107はフォーカス位
置制御、トラッキング位置制御、光ヘッド送り制御を行
うための各種制御信号を生成する。サーボ部107で生
成された制御信号は駆動部108に入力され、駆動部1
08は、PUM101のフォーカス、トラッキングアク
チュエータを駆動するための駆動信号やスピンドルモー
タやスレッドを駆動するための信号を生成する。
【0043】ジッタ測定部110は、スライス/PLL
部105で生成されたジッタ電圧をモニタし積分し、ジ
ッタ測定データDJITとして制御部109に出力する。
ここで、ジッタ電圧は、上述したように、値が小さいほ
ど再生信号品質が優れているものである。ID読取数測
定部111は、復調/エラー検出訂正部106で検出さ
れたID信号をサンプリングして単位時間当たりのID
読取個数を測定し、測定結果を読取個数データDNUMと
して制御部109に出力する。
【0044】ここで、読取個数データDNUM、すなわ
ち、ID読取数に応じて波形等化部104を制御する場
合の動作を制御部109の動作を中心として図2のフロ
ーチャートを用いて説明する。図2は図1の処理フロー
チャートである。この場合の制御は、CPUを用いたプ
ログラム制御によって、自動的に実行することができ
る。なお、制御回路をロジック回路として構成すれば、
CPUを使用しないで実現することも可能である。
【0045】以下、ID読取個数に応じて波形等化部1
04の設定制御について具体的に説明する。この場合に
おいて、波形等化部104の設定制御の原理は、ID再
生マージンが不足している場合には、イコライザ設定値
を適正に変更することによりヘッダ部のIDマージンを
拡大するというものである。
【0046】まず、制御部109は、IDマージン測定
のための初期設定を行う(S1)。初期設定としては、
PUM101を目的のアドレスまで移動させ、IDマー
ジン測定用の変数を初期化する処理を行う。
【0047】以下のステップ2〜ステップ5(あるいは
さらにステップ6)の処理においては、フォーカス位置
設定を3回繰り返し、以下の3種類のフォーカス位置設
定を行うこととなる。
【0048】1回目のフォーカス位置設定では、データ
部DTにおいて最適な(ベストとなる)フォーカス位置
をフォーカス設定位置とする。この1回目のフォーカス
位置設定において設定されるフォーカス位置を以後、学
習フォーカス位置と呼ぶものとする。2回目のフォーカ
ス位置設定では、学習フォーカス位置に後述のID再生
マージン幅を加えた位置をフォーカス設定位置とする。
3回目のフォーカス位置設定では、学習フォーカス位置
から後述のID再生マージン幅を引いた位置をフォーカ
ス設定位置とする。ここで、ID再生マージン幅とは、
ID再生マージン幅 > フォーカス偏差(データマー
ジン)を満たすフォーカス位置幅のことである。つまり
現在のフォーカス位置に対して±ID再生マージン幅で
IDデータが正しく再生できればフォーカス偏差も考慮
されているので正しいID再生が保証されることとな
る。
【0049】まず、制御部109はサーボ部107およ
び駆動部108を介してPUM101を制御し、フォー
カス位置を学習フォーカス位置に設定する(S2)。次
にID読取数測定部111は、単位時間当たりのID読
取数を測定し(S3)、測定結果を読取個数データDNU
Mとして制御部109に出力する。この場合において、
ID読取数のカウント方法としては、復調/エラー検出
・訂正部106が出力したID信号をサンプリングし、
ID信号が“H”レベルとなる回数を実測して、ID信
号の存在確率を求め、ID読取数を決定する。この場合
において、ID読取数は以下の数式から算出できる。
【0050】ID読取数=実測ID信号“H”レベルサ
ンプリング数/ID読取最良時のID信号“H”レベル
部サンプリング数 つづいてID読取数測定部111において測定したID
読取数と予め定めた規定ID読取数を比較する(S
4)。ここで、規定ID読取数とは、ID読取数が規定
ID読取数未満となると正しいデータ再生が困難となる
限界のID読取数である。ステップ4の比較において、 測定結果であるID読取数 ≧ 規定ID読取数 である場合は(S4;Yes)なら処理をステップ5に
移行する。
【0051】ステップS4の比較において、 測定結果であるID読取数 < 規定ID読取 である場合は、波形等化部104は、現在の波形等化設
定値を1段階上げる(S6)。なお、最高3段階まで上
げることが可能となっている。
【0052】ここで、デフォルトの波形等化設定値はデ
ータ部DTに対して最適に調整されており、波形等化設
定値を上げた場合、オーバーイコライジングとなりデー
タ信号が歪みジッタが増す可能性があるが、データ部D
Tの再生マージンはヘッダ部HDと比較して広いために
問題とはならない。
【0053】つづいて制御部109は、フォーカス設定
が完了しているか否かを判別する(S5)。この場合
は、まだ1回目のフォーカス位置設定が終了しただけで
あるので(S5;No)、処理をステップS2に移行す
る。
【0054】次に、制御部109はサーボ部107およ
び駆動部108を介してPUM101を制御し、フォー
カス位置を学習フォーカス位置+ID再生マージン幅に
設定する(S2;2回目)。次にID読取数測定部11
1は、単位時間当たりのID読取数を測定し(S3;2
回目)、測定結果を読取個数データDNUMとして制御部
109に出力する。つづいてID読取数測定部111に
おいて測定したID読取数と予め定めた規定ID読取数
を比較する(S4;2回目)。
【0055】ステップS4の比較において、 測定結果であるID読取数 ≧ 規定ID読取数 である場合は(S4;Yes)なら処理をステップS5
に移行する。ステップS4の比較において、 測定結果であるID読取数 < 規定ID読取数 である場合は、波形等化部104は、現在の波形等化設
定値を1段階上げる(S6)。
【0056】つづいて、制御部109は、フォーカス設
定が完了しているか否かを判別する(S5;2回目)。
この場合は、まだ2回目のフォーカス位置設定が終了し
ただけであるので(S5;No)、処理をステップS2
に移行する。
【0057】次に、制御部109はサーボ部107およ
び駆動部108を介してPUM101を制御し、フォー
カス位置を学習フォーカス位置−ID再生マージン幅に
設定する(S2;3回目)。次にID読取数測定部11
1は、単位時間当たりのID読取数を測定し(S3;3
回目)、測定結果を読取個数データDNUMとして制御部
109に出力する。
【0058】つづいてID読取数測定部111において
測定したID読取数と予め定めた規定ID読取数を比較
する(S4;3回目)。ステップS4の比較において、 測定結果であるID読取数 ≧ 規定ID読取数 である場合は(S4;Yes)処理をステップ5に移行
する。ステップ4の比較において、 測定結果であるID読取数 < 規定ID読取 である場合は、波形等化部104は、現在の波形等化設
定値を1段階上げる(S6)。
【0059】つづいて制御部109は、フォーカス設定
が完了しているか否かを判別する(S5;3回目)。こ
の場合は、3回目のフォーカス位置設定が終了したので
(S5;Yes)、フォーカス位置設定完了として、処
理を終了する。
【0060】これらの処理の結果、本第1の実施の形態
によれば、学習フォーカス位置、学習フォーカス位置+
ID再生マージン幅、学習フォーカス位置−ID再生マ
ージン幅のいずれにおいても、 測定結果であるID読取数 ≧ 規定ID読取数 の条件を満たすことができ、現在のフォーカス位置に対
して±ID再生マージン幅でIDデータを正しく再生で
きることとなり、フォーカス偏差を考慮して正しいID
データ再生を保証することができる。
【0061】(実施の形態2)以下本発明の第2実施の
形態について、図3を参照して説明する。図3は本発明
の第2の実施の形態の処理フローチャートである。この
場合において、図2の処理フローチャート同様の部分に
は同一の符号を付し、DVD−RAMディスク再生装置
の概要構成性については、第1の実施の形態と同様であ
るので、図1を参照して説明を行うものとする。
【0062】まず、制御部109は、第1の実施の形態
と同様に、IDマージン測定のための初期設定を行う
(S11)。以下のステップ12〜ステップ15(ある
いはさらにステップ16)の処理においては、フォーカ
ス位置設定を第1の実施の形態と同様に3回繰り返す。
【0063】まず、制御部109はサーボ部107およ
び駆動部108を介してPUM101を制御し、フォー
カス位置を学習フォーカス位置に設定する(S12)。
次にID読取数測定部111は、単位時間当たりのID
読取数を測定し(S13)、測定結果を読取個数データ
DNUMとして制御部109に出力する。この場合におい
て、ID読取数のカウント方法としては、復調/エラー
検出・訂正部106が出力したID信号をサンプリング
し、ID信号が“H”レベルとなる回数を実測して、I
D信号の存在確率を求め、ID読取数を決定する。
【0064】つづいてID読取数測定部111において
測定したID読取数と予め定めた規定ID読取数を比較
する(S14)。ステップ14の比較において、 測定結果であるID読取数 ≧ 規定ID読取数 である場合は(S14;Yes)なら処理をステップ1
5に移行する。ステップ14の比較において、 測定結果であるID読取数 < 規定ID読取数 である場合は、ID再生マージンが最大になるフォーカ
ス位置を探査し、設定する(S16)。より具体的に
は、ステップ16における探査は以下のように行う。
【0065】 測定結果であるID読取数 ≧ 規定ID読取数 となる上限のフォーカス位置を探査し、上限フォーカス
位置MAXとする。また、 測定結果であるID読取数 ≧ 規定ID読取数 となる下限のフォーカス位置を探査し、下限フォーカス
位置MINとする。そして、 設定フォーカス位置=(MAX+MIN)/2 と設定し、単位時間当たりのID読取数を測定し(ステ
ップS3)、 測定結果であるID読取数 ≧ 規定ID読取数 となるまで、ステップ13、14、16の処理を繰り返
す。つづいて制御部109は、フォーカス設定が完了し
ているか否かを判別する(S15)。この場合は、まだ
1回目のフォーカス位置設定が終了しただけであるので
(S15;No)、処理をS12に移行する。そして、
フォーカス位置を学習フォーカス位置+ID再生マージ
ン幅に設定すして(S12;2回目)、ステップ12か
らステップ15(およびS16)の処理を繰り返す。
【0066】さらにフォーカス位置を学習フォーカス位
置−ID再生マージン幅に設定すして(S12;3回
目)、ステップ12からステップ15(およびS16)
の処理を繰り返す。つづいて制御部109は、フォーカ
ス設定が完了しているか否かを判別する(S15;3回
目)。この場合は、3回目のフォーカス位置設定が終了
したので(S15;Yes)、フォーカス位置設定完了
として、処理を終了する。
【0067】これらの処理の結果、本第2実施の形態に
よっても、学習フォーカス位置、学習フォーカス位置+
ID再生マージン幅、学習フォーカス位置−ID再生マ
ージン幅のいずれにおいても、 測定結果であるID読取数 ≧ 規定ID読取数 の条件を満たすことができ、現在のフォーカス位置に対
して±ID再生マージン幅でIDデータを正しく再生で
きることとなり、フォーカス偏差を考慮して正しいID
データ再生を保証することができる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、DVD−RAMディス
ク再生可能な光ディスク装置において、ヘッダ部ID読
み取りマージンが狭い場合でも、波形等化設定を調整す
ることでID読み取り品質を向上することができ、転送
レートを確保することができる。
【0069】またフォーカス設定位置をID読み取りマ
ージンが最大になるように設定することでID読み取り
品質を向上することができ、転送レートを確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における光ディスク
装置のブロック図
【図2】図1の処理フローチャート
【図3】本発明の第2の実施の形態の処理フローチャー
【図4】DVD−RAMディスクのフォーマット図
【図5】従来のDVD−RAMディスク装置のブロック
【図6】ジッタ、IDマージとフォーカス位置との関係
を説明する図
【符号の説明】
101、501 PUM 102、502 DVD−RAMディスク 103、503 信号検出部 104、504 波形等化部 105、505 スライス/PLL部 106、506 復調/エラー検出訂正部 107、507 サーボ部 108、508 駆動部 109、509 制御部 110、510 ジッタ測定部 111 ID読取数測定部
フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC06 CC06 DE03 DE12 DE17 DE23 DE29 DE38 DE59 FG02 FG05 5D090 AA01 BB05 CC04 DD03 EE17 FF05 GG02 5D118 BA04 BB07 BC12 BF02 CA08 CD02 CD07 CD15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ID情報を含む情報が記録された光ディス
    クから信号を再生する光ディスク装置であって、再生し
    た信号に波形等化処理を行うと共に波形等化処理の設定
    値を変更可能にした波形等化部と、所定のフォーカス設
    定位置における再生信号に基づいて前記光ディスクから
    読み取った前記ID情報の数であるID読取数をカウン
    トするID読取数測定部と、前記ID読取数を予め定め
    た規定ID読取数と比較する比較部とを有し、前記比較
    部の比較結果に基づいて前記ID読取数が前記規定ID
    読取数以上となるように前記波形等化部の前記設定値を
    制御する制御部とを有することを特徴とする光ディスク
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記ID情報以外の記録情報が記録された光ディスク上
    の位置において最適なフォーカス位置である学習フォー
    カス位置、前記学習フォーカス位置にID情報再生マー
    ジン幅を加えたフォーカス位置および前記学習フォーカ
    ス位置にID情報再生マージン幅を差し引いたフォーカ
    ス位置を前記フォーカス設定位置とすることを特徴とす
    る光ディスク装置。
  3. 【請求項3】ID情報を含む情報が記録された光ディス
    クから信号を再生する光ディスク装置であって、再生し
    た信号に波形等化処理を行うと共に波形等化処理の設定
    値を変更可能にした波形等化部と、所定のフォーカス設
    定位置における再生信号に基づいて前記光ディスクから
    読み取った前記ID情報の数であるID読取数をカウン
    トするID読取数測定部と、前記ID読取数を予め定め
    た規定ID読取数と比較する比較部と、前記比較部の比
    較結果に基づいて前記ID読取数が前記規定ID読取数
    以上となる上限のフォーカス位置および下限のフォーカ
    ス位置を検索し、前記上限のフォーカス位置および前記
    下限のフォーカス位置に基づいて前記フォーカス設定位
    置とする制御部とを有することを特徴とする光ディスク
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光ディスク装置において、
    前記ID情報以外の記録情報が記録された光ディスク上
    の位置において最適なフォーカス位置である学習フォー
    カス位置、前記学習フォーカス位置にID情報再生マー
    ジン幅を加えたフォーカス位置および前記学習フォーカ
    ス位置にID情報再生マージン幅を差し引いたフォーカ
    ス位置のそれぞれを前記フォーカス設定位置とすること
    を特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の光ディスク装置において、
    前記フォーカス設定位置を前記上限のフォーカス位置お
    よび前記下限のフォーカス位置の中間位置とすることを
    特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】ID情報を含む記録情報が記録された光デ
    ィスクからの再生信号に波形等化を施す波形等化部を有
    する光ディスク装置の制御方法において、所定のフォー
    カス設定位置における前記再生信号に基づいて前記光デ
    ィスクから読み取った前記ID情報の数であるID読取
    数をカウントし、前記ID読取数を予め定めた規定ID
    読取数と比較し、前記比較の結果に基づいて前記ID読
    取数が前記規定ID読取数以上となるように前記波形等
    化部を制御することを特徴とする光ディスク装置の制御
    方法。
  7. 【請求項7】ID情報を含む記録情報が記録された光デ
    ィスクからの再生信号に波形等化を施す波形等化部を有
    する光ディスク装置の制御方法において、所定のフォー
    カス設定位置における前記再生信号に基づいて前記光デ
    ィスクから読み取った前記ID情報の数であるID読取
    数をカウントし、前記ID読取数を予め定めた規定ID
    読取数と比較し、前記比較の結果に基づいて前記ID読
    取数が前記規定ID読取数以上となる上限のフォーカス
    位置および下限のフォーカス位置を検索し、前記上限の
    フォーカス位置および前記下限のフォーカス位置に基づ
    いて前記フォーカス設定位置とすることを特徴とする光
    ディスク装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7054237B2 (en) 2001-06-27 2006-05-30 Teac Corporation Optical disk device
DE102010029362A1 (de) 2009-05-28 2010-12-23 Yazaki Corp. Verstemmungsform und Umflechtungs-Fixierungsaufbau für ein abgeschirmtes Kabel

Cited By (3)

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US7054237B2 (en) 2001-06-27 2006-05-30 Teac Corporation Optical disk device
DE102010029362A1 (de) 2009-05-28 2010-12-23 Yazaki Corp. Verstemmungsform und Umflechtungs-Fixierungsaufbau für ein abgeschirmtes Kabel
DE102010029362B4 (de) 2009-05-28 2018-08-09 Yazaki Corporation Verstemmungsform und Umflechtungs-Fixierungsaufbau für ein abgeschirmtes Kabel

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