JP2002032551A - オリジナル音楽ディスク受注システム - Google Patents

オリジナル音楽ディスク受注システム

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JP2002032551A
JP2002032551A JP2000214263A JP2000214263A JP2002032551A JP 2002032551 A JP2002032551 A JP 2002032551A JP 2000214263 A JP2000214263 A JP 2000214263A JP 2000214263 A JP2000214263 A JP 2000214263A JP 2002032551 A JP2002032551 A JP 2002032551A
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JP
Japan
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music
customer
original music
disc
attribute
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JP2000214263A
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English (en)
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Eiichi Yamaguchi
榮一 山口
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 仲介業者10は音楽会社30から曲目リスト
を取得してインターネット60に公開する。顧客40は
オリジナル音楽ディスクに収録したい曲を曲目リストか
ら取得して、顧客40の属性とともに仲介業者10に与
える。仲介業者10は顧客40から取得した希望の曲を
収録した音楽ディスクを生成して、顧客40に送付す
る。一方、顧客40から取得した収録希望曲および属性
に基づいて各曲の属性毎のリクエスト割合を集計して音
楽会社30に与える。 【効果】 有益なマーケティング情報を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、顧客から注文を受注
する受注システムに関し、特にたとえば、複数の希望曲
を収録したオリジナル音楽ディスクの製作を顧客から受
注する、オリジナル音楽ディスク受注システムに関す
る。
【0002】
【技術の背景】音楽配給業者(音楽会社)が音楽ディス
クのベスト版を作成するときには、過去の売上実績、ラ
ジオ,有線,カラオケなどへのリクエストに基づくリサ
ーチ会社のリサーチ結果などに基づいて収録する曲目を
決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、顧客にとって
自らが歌唱したりリクエストしたい曲とベスト版として
所有したい曲が異なっている場合もあり、従来の選曲方
法では音楽会社がベスト版に収録する曲と、顧客がベス
ト版として所有したい曲とが一致しない場合があった。
そのため、消費者は自分のお気に入りの曲のみを収録し
たベスト版を自ら作成しなければならないという問題が
あった。また、ベスト版を作成するためにはお気に入り
の曲が収録された音楽ディスク(CD)を探して複数買
い求め、これらのCDに収録されている曲を一つ一つ、
CD−R,MD,カセットテープなどにコピーしなけれ
ばならなかった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、ど
のような曲がオリジナル音楽ディスクに収録したい曲で
あるかを的確に把握することができる、オリジナル音楽
ディスク受注システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この第1の発明は、複数
の希望曲を収録したオリジナル音楽ディスクの制作を顧
客から受注するオリジナル音楽ディスク受注システムに
おいて、各々の希望曲に対するリクエスト数をカウント
するカウント手段、および希望曲の曲名とカウント手段
によるカウント値を含むデータを生成する生成手段を備
えることを特徴とする、オリジナル音楽ディスク受注シ
ステムである。
【0006】この第2の発明は、複数の希望曲を収録し
たオリジナル音楽ディスクの製作を顧客から受注するオ
リジナル音楽ディスク受注システムにおいて、顧客の属
性を検出する検出手段、各々の希望曲に対するリクエス
ト数を属性毎にカウントする第1カウント手段、および
第1カウント手段による第1カウント値に基づいてマー
ケティング情報を生成する生成手段を備えることを特徴
とする、オリジナル音楽ディスク受注システムである。
【0007】
【作用】この第1の発明においては、顧客から複数の曲
目を収録したオリジナル音楽ディスクの製作を受注し、
顧客が発注した曲のリクエスト数をカウント手段がカウ
ントし、データ生成手段によって曲名と当該曲のリクエ
スト数(カウント手段によるカウント値)とを含むデー
タが生成される。
【0008】この第2の発明においては、顧客から複数
の曲目を収録したオリジナル音楽ディスクの製作を受注
し、顧客が発注した曲のリクエスト数を顧客の属性毎に
カウントするので、顧客の所望の程度が高い曲のリクエ
スト数が顧客の属性毎に集計される。つまり、オリジナ
ルディスクの製作を受注したときに検出手段が顧客の属
性を検出し、第1カウント手段は曲目のリクエスト数を
属性毎にカウントする。そして、生成手段は第1カウン
ト手段によってカウントされた第1カウント値に基づい
てマーケティング情報を生成する。
【0009】この第2の発明の好ましい実施例では、曲
目の属性毎のリクエスト数が総リクエスト数に対する割
合によって表される。つまり、第2カウント手段は曲目
の総リクエスト数を第2カウント値としてカウントし、
算出手段は第1カウント手段によってカウントされる地
域毎の第1カウント値と第2カウント値とに基づいて、
各第1カウント値の第2カウント値に対するリクエスト
割合を属性毎に算出する。そして、これらのリクエスト
割合がマーケティング情報に含まれる。なお、属性には
顧客の地域,性別,年齢,職業などが含まれることが考
えられる。
【0010】この第2の発明のその他の好ましい実施例
では、複数のリクエスト割合から、所定の割合よりも高
いリクエストが寄せられた地域が特定される。つまり、
属性には顧客の地域が含まれる。そして比較手段は算出
手段によって算出された地域毎のリクエスト割合を予め
設定された所定の閾値と比較し、検出手段は比較手段の
比較の結果、所定の閾値を超えるリクエスト割合に対応
する地域を検出する。そして、検出手段によって検出さ
れた地域名がマーケティング情報に含まれる。
【0011】この第2の発明の別の局面では、オリジナ
ル音楽ディスクの製作前に料金の一部を前払いさせて、
製造コストの回収を前倒しするとともに返品率を低下さ
せる。具体的には、オリジナル音楽ディスクの製作を受
注するときに要求手段が顧客に対して料金の一部の前払
いを要求する。
【0012】この第2の発明のさらに別の局面では、第
1受付手段はオリジナル音楽ディスクを装飾する画像を
示す装飾画像情報を顧客から受け付け、オリジナル音楽
ディスクの装飾、たとえば音楽ディスクのレーベル面,
歌詞カードの印刷に使用する画像を顧客が選択する。そ
して、生成手段は装飾画像情報に基づいてマーケティン
グ情報を生成する。このとき、選択された画像を顧客の
属性毎に集計してマーケティング情報を生成するように
してもよい。また、画像の選択方法としては予め用意さ
れたものから選択する方法だけでなく、顧客自身が用意
した装飾画像情報を取り込むことによって選択したてよ
い。さらに、第2受付手段は顧客が選択したオリジナル
音楽ディスクを収容するケースを示すケース情報を受け
付け、生成手段はケース情報に基づいてマーケティング
情報を生成する。このとき、選択されたケース情報を顧
客の属性毎に集計してマーケティング情報を生成するよ
うにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、顧客がオリジナル音
楽ディスクに収録したい程度に所望する曲の情報を顧客
の属性毎に集計するので、曲のリクエスト数が属性毎に
把握できるマーケティング情報を得ることができる。
【0014】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】図1を参照して、この実施例では仲介業者が
有するサーバ10がオリジナル音楽ディスク受注システ
ムを構成する。サーバ10はインターネット60を介し
て顧客としての複数の端末40と接続が可能である。ま
た、サーバ10は所定の情報伝達手段によって複数の音
楽会社30と情報伝達が可能である。
【0016】サーバ10はたとえば図2に示すように構
成され、入力装置としてのキーボード(マウスなどを含
む)14,バッファ16を介在させた通信回路18,デ
ィスプレイ20,Hard Disc(HD)22,メモリ24お
よびタイマ26がバス28にそれぞれ接続され、これら
は同じくバス28に接続されたCPU12によって制御
される。また、端末40もサーバ10と同様の構成であ
り、ディスプレイ42および入力装置としてのキーボー
ド(マウスなどを含む)44などを備えている。
【0017】なお、説明の都合上、以下において「仲介
業者」にはサーバ10と同じ参照番号「10」を、各
「音楽会社」(A,B,C,…)には端末30と同じ参
照番号「30」を、そして「顧客」には端末40と同じ
参照番号「40」を付すこととする。
【0018】この実施例のオリジナル音楽ディスク受注
システムでは、図1および図3に示すように仲介業者1
0は各音楽会社(A,B,C,…)30から「曲目リス
ト」を受け取り、インターネット60上に「曲目リス
ト」を公開する。顧客40は公開された「曲目リスト」
を参照して音楽ディスク160に収録したい曲について
の「曲選択結果(曲目情報)」を、インターネット60
を介して仲介業者10に与える。仲介業者10は「曲選
択結果」に基づいて音楽ディスク160およびケース1
62から成るパッケージ164を製造して顧客40に送
付する。仲介業者10は「曲選択結果」を受信するとパ
ッケージ164を製造するとともに、「曲選択結果」を
集計して音楽ディスク160に収録希望された曲の情報
をまとめた「マーケティング情報」を生成して各音楽会
社(A,B,C,…)30に与える。
【0019】このようなシステムによれば、好みの曲の
みが収録されたオリジナル音楽ディスク160を顧客4
0に提供するとともに、オリジナル音楽ディスク160
への収録希望曲(曲選択結果)に基づいて生成したマー
ケティング情報を各音楽会社(A,B,C,…)30に
提供することができる。
【0020】オリジナル音楽ディスク受注システムの具
体的な仕組みについては、図17から図19に示すフロ
ー図を用いて説明する。各音楽会社(A,B,C,…)
30から曲目リストが送信されると、仲介業者のサーバ
10は図17のステップS1で曲目リストを受信したと
判断し、ステップS3で曲目データベースに追加する。
各音楽会社(A,B,C,…)からは図9に示すような
曲目リストが送信され、サーバ10では図9の曲目リス
トを受信して図10に示すような曲目リストをHD22
に記録する。HDに記録される曲目リストの各アイテム
(Item)には、“曲名”,“アーティスト”,“作
詞”,“作曲”,“視聴者用音声”,“収録時間”,
“音楽会社”の各項目が設けられている。“視聴者用音
声”の項目には、インターネット60上で顧客40が曲
を試聴するためのサンプルデータが記録される。“音楽
会社”の項目には当該曲目リスト(アイテム(Item))
を送信してきた音楽会社の識別子(A,A,B,C,
…)が記録される。ステップS5では受信した曲目リス
トが追加された曲目データベースの内容(曲目リスト)
をインターネット60上に公開する。
【0021】顧客が端末40からインターネット60を
介して仲介業者のサーバ10にアクセスすると、ステッ
プS7で顧客アクセスありと判断し、ステップS9にお
いて顧客アクセス処理を実行する。
【0022】顧客アクセス処理は図18のフロー図に示
す手順に従って実行される。まず、ステップS21にお
いて曲目選択ページを送信して図4に示すような曲目選
択ページ80を端末40のディスプレイ42に表示す
る。曲目選択ページ80には曲目リストに記録されてい
る内容が示される。
【0023】顧客40がキーボード(マウスを含む)4
4を操作して、たとえば試聴ボタン82aを操作すると
NO.1の曲のサンプルを端末40で試聴することがで
きる。試聴ボタン82b,82c,82d,…について
も同様であり、それぞれに対応する番号の曲のサンプル
が試聴できる。また、各曲に対して選択ボタン84a,
84b,84c,84d,…が設けられており、たとえ
ば選択ボタン84bを選択すると選択ボタン84bにチ
ェックマーク86が現れ、NO.2の曲が選択される。
曲を選択すると、図5に示すように曲目選択ページ80
の下部に選択した曲の情報が表示される。このようにし
て収録したい曲をすべて選択して、決定ボタン88を選
択する。すると曲選択結果が顧客の端末40から送信さ
れ、サーバ10は曲選択結果をステップS23で取り込
んでHD22に記録する。曲選択結果は図11に示すよ
うなデータ構成となっており、音楽ディスク160毎の
「CDのID」(この例ではPCD-11203)が設定され
る。
【0024】つぎにステップS25でパッケージ選択ペ
ージを送信して図6に示すようなパッケージ選択ページ
90を端末40のディスプレイ42に表示させる。パッ
ケージ選択ページ90にはオリジナル音楽ディスク16
0のレーベル面を選択するレーベル面選択部92,ケー
ス形状選択部94および選択されたレーベル面を採用し
た音楽ディスク160の概観を表示するレーベル面モニ
タ部96,選択されたケース形状を採用した音楽ディス
クパッケージ104の概観を表示するパッケージモニタ
部98を備えている。
【0025】レーベル面選択部92には複数のレーベル
サンプルが表示され、たとえばレーベル100を選択す
ると、そのレーベルを採用した音楽ディスク160の概
観がレーベル面モニタ部96に表示される。また、ケー
ス形状選択部94には、スリム型のケース162を選択
するスリム選択ボタン104および通常ケース162を
選択する通常選択ボタン102が設けられており、どち
らかのボタンを選択することによって選択されたケース
162の形状(レーベル面も含むパッケージ164の概
観)がパッケージモニタ部98に表示される。なお、ケ
ース形状選択部94に、さらに他のボタンを設けてケー
ス162の色などを選択できるようにするとよい。ま
た、顧客の端末40から顧客が用意した画像などを取得
してレーベル面の画像もしくはケース162に添付され
る歌詞カードに表示する画像として使用するようにして
もよい。
【0026】ケース162のレーベル面およびケース形
状の選択が終了すると、決定ボタン106を選択する。
するとパッケージ164の選択結果が送信され、サーバ
10はステップS27においてパッケージ選択結果を受
信し、HD22に設けられた図12に示すような受注C
Dリストに記録する。なお、図12の受注CDリストに
おける“印刷物”項目はケース162に添付される歌詞
カードなどである。そして“レーベル面”項目および
“印刷物”項目における「顧客作成005」および「顧
客作成009」の記載は、レーベル面に表示する画像お
よび歌詞カードに表示する画像が顧客によって提供され
たことを示している。
【0027】パッケージ選択結果の取り込みが終了する
と、ステップS29で顧客情報入力ページを送信して図
7に示すような顧客情報入力ページ110を端末40の
ディスプレイ42に表示させる。顧客情報入力ページ1
10には、氏名入力欄112,郵便番号入力欄114,
住所入力欄116,電話番号入力欄118,FAX番号
入力欄120,電子メールアドレス入力欄122,性別
入力欄124,年齢入力欄126,職業入力欄128が
設けられている。顧客40はキーボード(マウスを含
む)44を用いてこれらの入力欄に必要事項を入力して
登録ボタン130を選択する。すると顧客情報が仲介業
者のサーバ10に送信される。サーバ10はステップS
31で顧客情報を受信してHD22に図13に示すよう
な顧客情報リストとして記録する。顧客情報リストに記
録される情報のうち、住所,性別,年齢および職業によ
って顧客の属性が示される。
【0028】つぎに、サーバ10は前金支払いページを
送信して図8に示すような前金支払いページ140を顧
客の端末40のディスプレイ42に表示させる。前金支
払いページ140の料金表示部146には、顧客40が
前金として支払う金額が表示される。前金の額は、パッ
ケージ164(音楽ディスク160およびケース16
2)の料金の所定の割合であり、パッケージ164の料
金は収録する曲数,曲の種類,ケース162の種類,オ
リジナル画像の使用の有無などによって決定される。顧
客40は氏名記入欄148に氏名を記入し、カードの種
類記入欄150に使用するカードの種類を記入する。さ
らに金額記入欄152には支払う金額、つまり料金表示
部146に表示されている金額を記入する。ここで、音
楽ディスクの発注を取りやめるときにはキャンセルボタ
ン144を選択する。一方、このまま音楽ディスクの発
注を行うときには支払いボタン142を選択する。する
と前金支払いページ140への入力内容(以後、「支払
い情報」と呼ぶ)が送信される。
【0029】サーバ10では支払い情報を受信すると、
ステップS35において顧客から音楽ディスクを受注し
たと判断し、ステップS37において支払い情報を取り
込んでメモリ24に記録する。この後、支払い情報を所
定の認証サーバに送信して認証および決済処理を行うが
認証および決済の処理は従来の方法が適用でき、この発
明の本質ではないので詳しい説明を省略する。
【0030】支払い情報を取り込んで認証および決済が
終了した後、ステップS39において、受注した音楽デ
ィスクに収録される曲の受注カウンタを曲選択結果に基
づいて更新する。具体的には図11に示す曲選択結果の
“曲名”項目から取得した曲名をキー(Key)として、
図14に示す受注回数累計リストの“曲名”項目を検索
する。そして一致する曲名が記録されたアイテムの“カ
ウント累計”に設定されている値を1だけインクリメン
トする。この処理を曲選択結果の“曲名”項目に記録さ
れているすべての曲名について行う。こうすることによ
って、顧客40によって選択された回数を曲毎にカウン
トすることができる。
【0031】ステップS41においては当該音楽ディス
クに対応する、曲選択結果,パッケージ選択結果,顧客
情報を音楽ディスク製造部100に転送する。こうして
図17のステップS9における顧客アクセス処理が終了
する。なお、音楽ディスク製造部100では、曲選択結
果およびパッケージ選択結果に基づいて音楽ディスク1
60およびケース162を製造し、顧客情報に記録され
ている住所にパッケージ164を顧客40に送付する。
【0032】仲介業者のサーバ10では、月に1回程度
の決まった日時に顧客情報の“住所”項目に基づいて各
曲のカウント累計値を地域毎に集計する。CPU12は
タイマ26が示す時間を常に監視して予め設定された集
計開始日時であるかどうかを確認する。そしてステップ
S11において集計開始日時であると判断すると、ステ
ップS13で集計処理を開始する。「集計処理」は図1
9のフロー図に示す手順で実行される。まず、ステップ
S51においてHD22から図14の受注回数累計リス
トを読み出してメモリ22に取得し、ステップS53に
おいてHD22から図13の顧客情報リストを読み出し
てメモリ22に取得する。
【0033】そしてステップS55では顧客情報リスト
に基づいて各曲のカウント累計値を属性毎に集計する。
つまり、各曲の受注回数(カウント累計値)を顧客の住
所(地域)毎,性別毎,年齢毎および職業毎に集計す
る。
【0034】まず、顧客情報リストの“CDのID”項
目に記録されているCDのID(たとえばPCD-11203)
に基づいて当該顧客の曲選択結果(図11参照)を取得
する。つぎに、図15に示すような属性毎カウントリス
トをメモリ24に作成する。この属性毎カウントリスト
の各アイテムには、“曲名”,“カウント累計”,“地
域”,“北海道”,…,“沖縄”,“男”,“女”,
“10代”,“20代”,…,“90以上”,“学
生”,“会社員”,“自営業”,“音楽会社”の各項目
が設けられている。属性毎カウントリストが作成された
時点では“北海道”,…,“自営業”の項目にはすべて
「0」が設定されている。そして曲選択結果の“曲名”
項目から取得した曲名(たとえばSSSS)を属性毎カウン
トリストの“曲名”項目に記録するとともに、曲名(SS
SS)をキーとして受注回数累計リスト(図14参照)の
“曲名”項目を検索して当該曲目のアイテムの“カウン
ト累計”項目および“音楽会社”項目からそれぞれ記録
されている値を取得し、属性毎カウントリストの“カウ
ント累計”項目および“音楽会社”項目にそれぞれ記録
する。
【0035】つぎに、顧客情報リストの“住所”項目か
ら当該顧客の住所(たとえば東京都…)を取得して、属
性毎カウントリストの地域毎項目(北海道,東北,…,
沖縄)のうち当該顧客の住所が含まれる地域(たとえば
関東)の項目に設定されている値を1だけインクリメン
トする。そして、顧客情報リストの“性別”,“年齢”
および“職業”の項目からそれぞれ記録されている値を
取得して(たとえば男,20,学生)、属性毎カウント
リストの“男”,“20代”,“学生”の項目に設定さ
れている値を1だけインクリメントする。
【0036】こうして曲選択結果の“曲名”項目に記録
されている1つの曲名(SSSS)についての処理が終了す
ると、つぎの曲名(AAAA)について同様の処理を行い、
当該CDのID(PCD-11203)の曲選択結果のすべての
曲名を同様に処理する。そしてさらに、顧客情報リスト
の“CDのID”項目に記録されているすべてのCDの
IDについて同様の処理を行う。このような処理をする
ことによって図15に示す属性毎カウントリストに、各
曲のカウント累計値が属性毎にそれぞれ集計される。
【0037】ステップS57では、図15の属性毎カウ
ントリストの“カウント累計”項目に設定されているカ
ウント累計値に対する、地域毎項目(北海道,東北,
…,沖縄),性別毎項目(男,女),年代毎項目(10
代,20代,…,90以上)および職業毎項目(学生,
会社員,…,自営業)のそれぞれの項目に設定されてい
る値の割合(パーセンテージ)を算出する。つまり、地
域毎の受注割合,性別毎の受注割合,職業毎の受注割合
を算出する。そして算出した各パーセンテージを各項目
に設定されている値に上書きする。この処理をすべての
地域毎項目,性別毎項目,年代毎項目および職業毎項目
に対して行うことにより図16に示すような属性毎受注
割合リストが作成される。
【0038】つぎにステップS59では、各地域毎項目
(北海道,東北,…,沖縄)に設定されているパーセン
テージのそれぞれを予め設定された閾値と比較する。閾
値の値としては過半数の50%が適当である。そしてス
テップS61においてパーセンテージが突出して高い地
域、つまり50%以上の特別があるかどうかを曲目毎に
判断する。
【0039】特別地域が存在するときにはステップS6
5において当該特別地域名を属性毎受注割合リストの
“地域”項目に記録する。図16の例において、曲名が
「SSSS」のアイテム(第1アイテム)では“関東”項目
のパーセンテージが閾値以上であるから“地域”項目に
は「関東」が記録される。
【0040】一方、特別地域が存在しないときにはステ
ップS63において“地域”項目に「全国」が記録され
る。図16の例においては、曲名が「RRRR」のアイテム
(第4アイテム)がこの場合に該当する。
【0041】このようにして、属性毎受注割合リストの
すべての“地域”項目に地域名もしくは「全国」が設定
されると、ステップS67において図13の顧客情報リ
ストをHD22から削除する。そしてステップS69で
属性毎受注割合リストをマーケティング情報として各音
楽会社(A,B,C,…)30に送信する。このとき、
各音楽会社(A,B,C,…)30には、属性毎受注割
合リストに含まれる各アイテムのうち、“音楽会社”項
目に設定されている音楽会社の識別子(A,T,C,
A,…)が当該音楽会社を示しているアイテムのみが送
信される。つまり、各音楽会社(A,B,C,…)30
は、自社が提供した曲目リストに含まれる曲についての
マーケティング情報のみを得ることができる。このよう
にして図17のステップS13の集計処理が終了する。
【0042】以上に説明したようにこの発明の実施例に
よれば、顧客からオリジナル音楽ディスクの製作を受注
することによって、顧客がオリジナル音楽ディスクに収
録したい程度に所望する曲の情報を属性毎に集計する。
したがって、音楽(曲)に対するニーズが顧客の属性毎
に集計された有益なマーケティング情報が得られるとと
もに、このマーケティング情報に基づいて選曲を行えば
複数の顧客に満足される、つまり複数の顧客が所望する
曲ばかりが収録された音楽ディスクのベスト版を作成す
ることができる。
【0043】なお、この実施例は上述の例に限らず種々
に変更して実施してもよく、たとえば、上述の例では音
楽ディスク製造部100は仲介業者10に含まれること
としたが、これに代えて仲介業者10以外の者が音楽デ
ィスクを製作することとしてもよい。
【0044】また、上述の例では月に1回程度の所定の
集計日時となる度に新たに属性毎カウントリスト図15
および属性毎受注割合リスト図16を生成することとし
た。しかし、図15の地域毎集計カウントリストを保存
し、次回の集計日時には既存の属性毎カウントリストに
記録されている値を反映した属性毎受注割合リストを生
成するようにしてもよい。
【0045】さらに、図12の受注CDリストおよび図
13の受注CDリストに基づいて、顧客によるレーベル
面,ケース形状,ケース色などの選択結果を顧客の性別
毎や年齢毎に集計し、この集計結果を図16の属性毎受
注割合リストとともにマーケティング情報として音楽会
社に与えるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体構成を示す図解図で
ある。
【図2】仲介業者のサーバ構成の一例を示すブロック図
である。
【図3】図1の実施例におけるデータの授受の概要を示
す図解図である。
【図4】曲選択ページの一例を示す図解図である。
【図5】曲選択ページのその他の一例を示す図解図であ
る。
【図6】パッケージ選択ページの一例を示す図解図であ
る。
【図7】顧客情報入力ページの一例を示す図解図であ
る。
【図8】前金支払いページの一例を示す図解図である。
【図9】音楽会社が仲介業者に送信する曲目リストの一
例を示す図解図である。
【図10】仲介業者が保持する曲目リストの一例を示す
図解図である。
【図11】曲選択結果の一例を示す図解図である。
【図12】受注CDリストの一例を示す図解図である。
【図13】顧客情報リストの一例を示す図解図である。
【図14】受注回数累計リストの一例を示す図解図であ
る。
【図15】カウント表示された地域カウントリストの一
例を示す図解図である。
【図16】パーセンテージ表示された地域カウントリス
トの一例を示す図解図である。
【図17】図1の実施例における処理の一部を示すフロ
ー図である。
【図18】図1の実施例における処理のその他の一部を
示すフロー図である。
【図19】図1の実施例における処理のその他の一部を
示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …サーバ(仲介業者) 12 …CPU 18 …通信回路 20 …Hard Disc(HD) 24 …メモリ 26 …タイマ 30 …音楽会社 40 …端末(顧客) 42 …ディスプレイ 160 …音楽ディスク 162 …ケース 164 …パッケージ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の希望曲を収録したオリジナル音楽デ
    ィスクの制作を顧客から受注するオリジナル音楽ディス
    ク受注システムにおいて、 各々の前記希望曲に対するリクエスト数をカウントする
    カウント手段、および前記希望曲の曲名と前記カウント
    手段によるカウント値を含むデータを生成するデータ生
    成手段を備えることを特徴とする、オリジナル音楽ディ
    スク受注システム。
  2. 【請求項2】複数の希望曲を収録したオリジナル音楽デ
    ィスクの製作を顧客から受注するオリジナル音楽ディス
    ク受注システムにおいて、 前記顧客の属性を検出する検出手段、 各々の前記希望曲に対するリクエスト数を前記属性毎に
    カウントする第1カウント手段、および前記第1カウン
    ト手段による第1カウント値に基づいてマーケティング
    情報を生成するマーケティング情報生成手段を備えるこ
    とを特徴とする、オリジナル音楽ディスク受注システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記属性は前記顧客が存在する地域を含
    み、 各々の前記希望曲のリクエスト総数をカウントする第2
    カウント手段をさらに備え、 前記マーケティング情報生成手段は前記第1カウント手
    段による第1カウント値および前記第2カウント手段に
    よる第2カウント値に基づいて前記属性毎のリクエスト
    割合を算出する算出手段を含む、請求項2記載のオリジ
    ナル音楽ディスク受注システム。
  4. 【請求項4】前記マーケティング情報生成手段は前記地
    域に関する前記リクエスト割合を所定閾値と比較する比
    較手段、および前記所定閾値を超える前記リクエスト割
    合に対応する前記地域を検出する検出手段をさらに含
    む、請求項3記載のオリジナル音楽ディスク受注システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記オリジナル音楽ディスクの製作を受注
    するときに料金の一部の支払いを前記顧客に要求する要
    求手段をさらに備える、請求項2ないし4のいずれかに
    記載のオリジナル音楽ディスク受注システム。
  6. 【請求項6】前記オリジナル音楽ディスクを装飾する所
    望の装飾画像を示す装飾画像情報を前記顧客から受け付
    ける第1受付手段をさらに備え、前記マーケティング情
    報生成手段はさらに前記装飾画像情報に基づいてマーケ
    ティング情報を生成する、請求項2ないし5のいずれか
    に記載のオリジナル音楽ディスク受注システム。
  7. 【請求項7】前記オリジナル音楽ディスクを収容する所
    望のケースを示すケース情報を前記顧客から受け付ける
    第2受付手段をさらに備え、前記マーケティング情報生
    成手段はさらに前記ケース情報に基づいて前記マーケテ
    ィング情報を生成する、請求項2ないし6のいずれかに
    記載のオリジナル音楽ディスク受注システム。
  8. 【請求項8】前記希望曲を選択するための曲リストを複
    数の音楽会社から受け取り、前記マーケティング情報を
    複数の前記音楽会社に与える、請求項2ないし7のいず
    れかに記載のオリジナル音楽ディスク受注システム。
  9. 【請求項9】前記希望曲を選択するための曲リストを複
    数の音楽会社から受け取り、所定の曲についての前記マ
    ーケティング情報を前記所定の曲が含まれる前記曲リス
    トを提供した前記音楽会社のみに与える、請求項2ない
    し7のいずれかに記載のオリジナル音楽ディスク受注シ
    ステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003077172A1 (fr) * 2002-03-11 2003-09-18 So-Net M3, Inc. Plate-forme commerciale et procede de mise en oeuvre associe

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