JP2002031477A - 床下乾燥装置および床下乾燥システムおよび床下乾燥方法 - Google Patents

床下乾燥装置および床下乾燥システムおよび床下乾燥方法

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JP2002031477A
JP2002031477A JP2000217350A JP2000217350A JP2002031477A JP 2002031477 A JP2002031477 A JP 2002031477A JP 2000217350 A JP2000217350 A JP 2000217350A JP 2000217350 A JP2000217350 A JP 2000217350A JP 2002031477 A JP2002031477 A JP 2002031477A
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underfloor
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outdoor heat
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Shigeji Taira
繁治 平良
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で床下を効果的に乾燥でき、床下
のシロアリ等の虫退治ができる床下乾燥装置および床下
乾燥システムおよび床下乾燥方法を提供する。 【解決手段】 空気調和機の室外ユニット10と、その
室外ユニット10の室外熱交換器3に並列に接続された
補助用室外熱交換器27とを備える。上記補助用室外熱
交換器27を建物の床下の換気孔33に配置する。上記
空気調和機を冷房運転し、凝縮器として働く補助用室外
熱交換器27により床下空間32の空気を温めて乾燥さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の床下を乾
燥させる床下乾燥装置および床下乾燥システムおよび床
下乾燥方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、床下乾燥装置としては、建物の床
下のシロアリ等による被害を防ぐために、建物の基礎の
側面に設けられた換気孔にファンを設置して、そのファ
ンによって外気を床下に吹き込んで強制的に換気し、床
下を乾燥させるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記床下乾
燥装置では、ファンを用いて外気をそのまま床下に吹き
込んで換気するだけであるため、外気の温度,湿度によ
っては床下を十分に乾燥させることができないという欠
点がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、簡単な構成で
床下を効果的に乾燥でき、床下のシロアリ等の虫退治が
できる床下乾燥装置および床下乾燥システムおよび床下
乾燥方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の床下乾燥装置は、冷凍機の室外ユニット
と、上記室外ユニットの室外熱交換器に並列に接続さ
れ、建物の床下またはその床下の換気孔に配置される補
助用の室外熱交換器とを備えたことを特徴としている。
【0006】上記請求項1の床下乾燥装置によれば、上
記室外ユニットの室外熱交換器に並列に接続された補助
用の室外熱交換器を、建物の床下またはその床下の換気
孔に配置し、冷凍機を冷凍サイクルで運転する(空気調
和機では冷房運転や除湿運転)。そうすると、上記室外
ユニットの室外熱交換器と同様に凝縮器として働く補助
用の室外熱交換器により床下内の空気を温める。したが
って、冷凍機の排熱を有効に利用する簡単な構成で床下
を効果的に乾燥でき、床下のシロアリ等の虫退治を行う
ことができる。また、上記補助用の室外熱交換器で床下
の冷熱を吸収して利用でき、冷凍機の熱交換効率がよく
なり冷凍能力を向上できる。
【0007】また、請求項2の床下乾燥装置は、冷凍機
の室外ユニットを備え、上記室外ユニットの室外熱交換
器を建物の床下またはその床下の換気孔に配置したこと
を特徴としている。
【0008】上記請求項2の床下乾燥装置によれば、上
記室外ユニットの室外熱交換器を建物の床下またはその
床下の換気孔に配置し、冷凍機を冷凍サイクルで運転す
る(空気調和機では冷房運転や除湿運転)。そうすると、
上記室外ユニットの室外熱交換器が凝縮器として働いて
床下内の空気を温める。したがって、冷凍機の排熱を有
効に利用する簡単な構成で床下を効果的に乾燥でき、床
下のシロアリ等の虫退治を行うことができる。また、上
記室外熱交換器で床下の冷熱を吸収して利用でき、冷凍
機の熱交換効率がよくなり冷凍能力を向上できる。
【0009】また、請求項3の床下乾燥装置は、請求項
1または2の床下乾燥装置において、上記室外熱交換器
は複数であることを特徴としている。
【0010】上記請求項3の床下乾燥装置によれば、複
数の室外熱交換器を建物の床下またはその床下の換気孔
に配置することによって、床下の冷熱をより有効に利用
して熱交換効率がよくなり、床下内の空気を効果的に温
めると共に、冷凍機の冷凍能力を向上できる。
【0011】また、請求項4の床下乾燥装置は、請求項
1乃至3のいずれか1つの床下乾燥装置において、上記
室外熱交換器はメッシュフィン熱交換器であることを特
徴としている。
【0012】上記請求項4の床下乾燥装置によれば、上
記室外熱交換器に小型化が容易で高強度のメッシュフィ
ン熱交換器を用いることによって、室外熱交換器の床下
への配置を容易に行うことができる。
【0013】また、請求項5の床下乾燥装置は、請求項
1乃至4のいずれか1つの床下乾燥装置において、上記
床下の換気はファンを用いない自然換気であることを特
徴としている。
【0014】上記請求項5の床下乾燥装置によれば、フ
ァンを用いない自然換気により床下を換気するので、換
気用のファンを用いた場合に比べてコストを低減でき、
省電力化できる。
【0015】また、請求項6の床下乾燥システムは、室
外ユニットと室内ユニットとを有する冷凍機と、上記室
外ユニットの室外熱交換器に並列に接続され、建物の床
下またはその床下の換気孔に配置された補助用の室外熱
交換器とを備え、上記補助用の室外熱交換器により上記
建物の床下内の空気を温めることを特徴としている。
【0016】上記請求項6の床下乾燥システムによれ
ば、上記室外ユニットの室外熱交換器に並列に接続され
た補助用の室外熱交換器を、建物の床下またはその床下
の換気孔に配置し、冷凍機を冷凍サイクルで運転する
(空気調和機では冷房運転や除湿運転)。そうすると、上
記室外ユニットの室外熱交換器と同様に凝縮器として働
く補助用の室外熱交換器により床下内の空気を温める。
したがって、冷凍機の排熱を有効に利用する簡単な構成
で床下を効果的に乾燥でき、床下のシロアリ等の虫退治
を行うことができる。また、上記補助用の室外熱交換器
で床下の冷熱を吸収して利用でき、冷凍機の熱交換効率
がよくなり冷凍能力を向上できる。
【0017】また、請求項7の床下乾燥システムは、室
外ユニットと室内ユニットとを有する冷凍機を備え、建
物の床下またはその床下の換気孔に配置された上記室外
ユニットの室外熱交換器により上記建物の床下内の空気
を温めることを特徴としている。
【0018】上記請求項7の床下乾燥システムによれ
ば、上記室外ユニットの室外熱交換器を建物の床下また
はその床下の換気孔に配置し、冷凍機を冷凍サイクルで
運転する(空気調和機では冷房運転や除湿運転)。そうす
ると、上記室外ユニットの室外熱交換器が凝縮器として
働いて床下内の空気を温める。したがって、冷凍機の排
熱を有効に利用する簡単な構成で床下を効果的に乾燥で
き、床下のシロアリ等の虫退治を行うことができる。ま
た、上記室外熱交換器で床下の冷熱を吸収して利用で
き、冷凍機の熱交換効率がよくなり冷凍能力を向上でき
る。
【0019】また、請求項8の床下乾燥方法は、冷凍機
を冷凍サイクルで運転し、建物の床下またはその床下の
換気孔に配置された上記冷凍機の凝縮器によって上記建
物の床下内の空気を温めることを特徴としている。
【0020】上記請求項8の床下乾燥方法によれば、上
記冷凍機を冷凍サイクルで運転(空気調和機では冷房運
転や除湿運転)し、建物の床下またはその床下の換気孔
に配置された上記凝縮器によって、建物の床下内の空気
を温める。したがって、冷凍機の排熱を有効に利用する
簡単な構成で床下を効果的に乾燥でき、床下のシロアリ
等の虫退治を行うことができる。また、上記凝縮器で床
下の冷熱を吸収して利用でき、冷凍機の熱交換効率がよ
くなり冷凍能力を向上できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の床下乾燥装置お
よび床下乾燥システムおよび床下乾燥方法を図示の実施
の形態により詳細に説明する。
【0022】図1はこの発明の一実施の形態の床下乾燥
装置を用いた床下乾燥システムの概略図である。図1に
おいて、10は室外ユニット、20は上記室外ユニット
10に連絡配管22(23)を介して接続された室内ユニ
ット、30は上記室内ユニット20が室内側に据え付け
られた側壁、31は室内側の床、32は上記床31下側
の床下空間である。上記側壁30下側の換気孔33に補
助用室外熱交換器27を取り付けている。上記室外ユニ
ット10と補助用室外熱交換器27で床下乾燥装置を構
成している。なお、室外ユニット10と補助用室外熱交
換器27とは、設置箇所が互い離れており、床下の換気
に室外ユニット10は影響しないものとする。
【0023】また、図2は上記室外ユニット10と室内
ユニット20で構成される空気調和機の概略構成を示す
回路図であり、1は圧縮機、2は上記圧縮機1の吐出側
に一端が接続された四路切換弁、3は上記四路切換弁2
の他端に一端が接続された室外熱交換器、4は上記室外
熱交換器3の他端に一端が接続された電動膨張弁、5は
上記電動膨張弁4の他端に一端が接続された室内熱交換
器、6は上記室内熱交換器5の他端に四路切換弁2を介
して一端が接続されたアキュームレータ、7は上記アキ
ュームレータ6の他端に一端が接続され、他端が圧縮機
1の吸入側に接続された付属アキュームレータである。
そして、上記室外熱交換器3に補助用室外熱交換器27
を並列に接続している。上記室外熱交換器3と補助用室
外熱交換器27とを接続する配管28,29に閉鎖弁2
5,26を夫々配設している。
【0024】上記空気調和機は、圧縮機1の吐出管温度
を検出する温度センサ11と、室外熱交換器3の冷媒温
度を検出する温度センサ12と、外気温度を検出する温
度センサ13と、室内熱交換器5の冷媒温度を検出する
温度センサ14と、室内温度を検出する温度センサ15
と、上記圧縮機1の吸込側の冷媒温度を検出する温度セ
ンサ16と、上記温度センサ11〜16からの信号を受
けて、圧縮機1,電動膨張弁4等を制御する制御装置8
とを備えている。また、上記電動膨張弁4と室内熱交換
器5との間に閉鎖弁21を配設すると共に、室内熱交換
器5と四路切換弁2との間に閉鎖弁24を配設してい
る。
【0025】上記圧縮機1,四路切換弁2,室外熱交換器
3,電動膨張弁4, アキュームレータ6,付属アキューム
レータ7,制御装置8,閉鎖弁21,閉鎖弁24,温度セン
サ11〜13,温度センサ16および室外ファン9で室
外ユニット10を構成すると共に、室内熱交換器5,温
度センサ14,温度センサ15および室内ファン(図示せ
ず)で室内ユニット20を構成している。
【0026】また、図3は上記補助用室外熱交換器27
の斜視図を示しており、この補助用室外熱交換器27は
メッシュフィン熱交換器である。図3に示すように、複
数の伝熱管41の軸に平行に複数の網目状フィン42を
所定の間隔をあけて配列している。
【0027】上記構成の空気調和機において、冷房運転
(または除湿運転)時、四路切換弁2を実線で示す切り換
え位置にして、圧縮機1を起動すると、圧縮機1から吐
出された高温,高圧の冷媒は、四路切換弁2を介して室
外熱交換器3および補助用室外熱交換器27に流れ、凝
縮器として働く室外熱交換器3および補助用室外熱交換
器27で放熱して凝縮する。そして、凝縮された冷媒
は、電動膨張弁4で減圧された後、室内熱交換器5で室
内空気から熱を吸収して蒸発し、四路切換弁2からアキ
ュームレータ6,付属アキュームレータ7を介して圧縮
機1の吸入側に戻る。
【0028】こうして、室内を冷房(または除湿)しなが
ら、室外ユニット10の補助用室外熱交換器27で外気
を温め、その温められた外気が自然換気により床下空間
32に流れ込んで、床下空間32の温度を上げることに
よって、床下を乾燥させて、シロアリ等の虫が生息でき
ない環境条件に保つ。上記補助用室外熱交換器27を取
り付ける換気孔33の位置は、建物の基礎に設けられた
複数の換気孔のうちの自然換気で最も外気が床下に流れ
込みやすい換気孔を選択する。なお、床下空間32に流
れ込んだ熱風は、床下空間32を通って他の換気孔(図
示せず)から排出される。また、床下空間32に熱風が
流れ込んでも、床31に組み込まれた断熱材の断熱効果
によって、室内の居住者に不快感を与えるようなことは
ない。
【0029】このように、室内を冷房(除湿)するときの
空気調和機の排熱を利用して、床下を効果的に乾燥で
き、床下のシロアリ等の虫退治を効果的に行うことがで
きる。また、殺虫剤等の薬品を使用しないので、人にや
さしく、安全で健康的である。また、空気調和機の室外
ユニット10に補助用室外熱交換器27を付加するだけ
の簡単な構成で床下乾燥装置および床下乾燥システムを
実現でき、大幅にコストを低減することができる。
【0030】また、上記補助用室外熱交換器27に小型
で高強度のメッシュフィン熱交換器を用いたので、床下
または換気孔に配置するのに最適である。
【0031】また、自然換気により効果的な床下乾燥が
可能となるので、換気用のファンを用いた場合に比べ
て、コストを低減でき、省電力化できる。
【0032】また、上記実施の形態では、床下の換気孔
に1つの補助用室外熱交換器27を配置したが、複数の
補助用の室外熱交換器を床下またはその床下の換気孔に
配置してもよい。
【0033】また、補助用の室外熱交換器を用いること
なく、メインの室外熱交換器を床下またはその床下の換
気孔に配置してもよく、その場合は、並列接続された複
数の室外熱交換器を床下またはその床下の換気孔に夫々
配置してもよい。また、メインの室外熱交換器を床下ま
たはその床下の換気孔に配置した場合、冷房時に室外ユ
ニットから出る熱風を室外に向けて放出することがない
ので、隣家や庭の植物への悪影響がなくなる。
【0034】上記実施の形態では、ファンを用いない自
然換気によって外気を床下に流し込んだが、補助用室外
熱交換器を介して外気を床下に吹き込むように、補助用
室外熱交換器の近傍にファンを設けてもよい。
【0035】また、上記実施の形態では、補助用室外熱
交換器27を換気孔33に取り付けたが、補助用室外熱
交換器を床下内の乾燥に効果的な位置に配置してもよ
い。
【0036】また、上記実施の形態では、一戸建ての家
の床下の乾燥について説明したが、建物の床下は、一戸
建ての家の床下に限らず、マンション等の各階の床下に
この発明を適用してもよい。
【0037】また、上記実施の形態では、空気調和機の
室外ユニットを用いた床下乾燥装置および床下乾燥シス
テムおよび床下乾燥方法について説明したが、空気調和
機に限らず、冷凍機の室外ユニットを用いたものであれ
ばよい。
【0038】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の床下乾燥装置は、冷凍機の室外ユニットと、上記室
外ユニットの室外熱交換器に並列に接続され、建物の床
下またはその床下の換気孔に配置される補助用の室外熱
交換器とを備えたものである。
【0039】したがって、請求項1の発明の床下乾燥装
置によれば、上記室外ユニットの室外熱交換器に並列に
接続された補助用の室外熱交換器を、建物の床下または
その床下の換気孔に配置し、冷凍機を冷凍サイクルで運
転(空気調和機では冷房運転や除湿運転)して、凝縮器と
して働く補助用の室外熱交換器により床下内の空気を温
めることによって、冷凍機の排熱を有効に利用する簡単
な構成で床下を効果的に乾燥でき、床下のシロアリ等の
虫退治を行うことができると共に、補助用の室外熱交換
器で床下の冷熱を吸収して利用でき、冷凍機の熱交換効
率がよくなり冷凍能力を向上できる。
【0040】また、請求項2の発明の床下乾燥装置は、
冷凍機の室外ユニットを備え、上記室外ユニットの室外
熱交換器を建物の床下またはその床下の換気孔に配置し
たものである。
【0041】したがって、請求項2の発明の床下乾燥装
置によれば、上記室外ユニットの室外熱交換器を建物の
床下またはその床下の換気孔に配置し、冷凍機を冷凍サ
イクルで運転(空気調和機では冷房運転や除湿運転)し
て、上記室外熱交換器が凝縮器として働き床下内の空気
を温めることによって、冷凍機の排熱を有効に利用する
簡単な構成で床下を効果的に乾燥でき、床下のシロアリ
等の虫退治を行うことができると共に、室外熱交換器で
床下の冷熱を吸収して利用でき、冷凍機の熱交換効率が
よくなり冷凍能力を向上できる。
【0042】また、請求項3の発明の床下乾燥装置は、
請求項1または2の床下乾燥装置において、上記室外熱
交換器を建物の床下またはその床下の換気孔に複数配置
することによって、床下の冷熱をより有効に利用して熱
交換効率がよくなり、床下内の空気を効果的に温めると
共に、冷凍機の冷凍能力を向上できる。
【0043】また、請求項4の発明の床下乾燥装置は、
請求項1乃至3のいずれか1つの床下乾燥装置におい
て、上記室外熱交換器に小型化が容易で高強度のメッシ
ュフィン熱交換器を用いることによって、室外熱交換器
の床下への配置を容易に行うことができる。
【0044】また、請求項5の発明の床下乾燥装置は、
請求項1乃至4のいずれか1つの床下乾燥装置におい
て、ファンを用いない自然換気により床下を換気するの
で、換気用のファンを用いた場合に比べてコストを低減
でき、省電力化できる。
【0045】また、請求項6の発明の床下乾燥システム
は、室外ユニットと室内ユニットとを有する冷凍機と、
上記室外ユニットの室外熱交換器に並列に接続され、建
物の床下またはその床下の換気孔に配置される補助用の
室外熱交換器とを備え、上記補助用の室外熱交換器によ
り建物の床下内の空気を温めるものである。
【0046】したがって、請求項6の発明の床下乾燥シ
ステムによれば、上記室外ユニットの室外熱交換器に並
列に接続された補助用の室外熱交換器を、建物の床下ま
たはその床下の換気孔に配置し、冷凍機を冷凍サイクル
で運転(空気調和機では冷房運転や除湿運転)して、上記
補助用の室外熱交換器が凝縮器として働き床下内の空気
を温めることによって、冷凍機の排熱を有効に利用する
簡単な構成で床下を効果的に乾燥でき、床下のシロアリ
等の虫退治を行うことができると共に、補助用の室外熱
交換器で床下の冷熱を吸収して利用でき、冷凍機の熱交
換効率がよくなり冷凍能力を向上できる。
【0047】また、請求項7の発明の床下乾燥システム
は、室外ユニットと室内ユニットとを有する冷凍機を備
え、建物の床下またはその床下の換気孔に配置される上
記室外ユニットの室外熱交換器により上記建物の床下内
の空気を温めるものである。
【0048】したがって、請求項7の発明の床下乾燥シ
ステムによれば、上記室外ユニットの室外熱交換器を建
物の床下またはその床下の換気孔に配置し、冷凍機を冷
凍サイクルで運転(空気調和機では冷房運転や除湿運転)
して、上記室外熱交換器が凝縮器として働き床下内の空
気を温めることによって、冷凍機の排熱を有効に利用す
る簡単な構成で床下を効果的に乾燥でき、床下のシロア
リ等の虫退治を行うことができると共に、室外熱交換器
で床下の冷熱を吸収して利用でき、冷凍機の熱交換効率
がよくなり冷凍能力を向上できる。
【0049】また、請求項8の発明の床下乾燥方法は、
冷凍機を冷凍サイクルで運転し、建物の床下またはその
床下の換気孔に配置された上記冷凍機の凝縮器によって
上記建物の床下内の空気を温めるものである。
【0050】したがって、請求項8の発明の床下乾燥方
法によれば、上記冷凍機を冷凍サイクルで運転(空気調
和機では冷房運転や除湿運転)し、建物の床下またはそ
の床下の換気孔に配置された凝縮器によって、建物の床
下内の空気を温めることによって、冷凍機の排熱を有効
に利用する簡単な構成で床下を効果的に乾燥でき、床下
のシロアリ等の虫退治を行うことができると共に、凝縮
器で床下の冷熱を吸収して利用でき、熱交換効率がよく
なり冷凍能力を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態の床下乾燥装置
を用いた床下乾燥システムの概略図である。
【図2】 図2は上記床下乾燥システムに用いた空気調
和機の概略構成を示す回路図である。
【図3】 図3はメッシュフィン熱交換器の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…圧縮機、 2…四路切換弁、 3…室外熱交換器、 4…電動膨張弁、 5…室外熱交換器、 6…アキュームレータ、 7…付属アキュームレータ、 8…制御装置、 9…室外ファン、 10…室外ユニット、 20…室内ユニット、 27…補助用室外熱交換器、 30…側壁、 31…床、 32…床下空間、 33……換気孔。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍機の室外ユニット(10)と、 上記室外ユニット(10)の室外熱交換器(3)に並列に接
    続され、建物の床下またはその床下の換気孔に配置され
    る補助用の室外熱交換器(27)とを備えたことを特徴と
    する床下乾燥装置。
  2. 【請求項2】 冷凍機の室外ユニット(10)を備え、 上記室外ユニット(10)の室外熱交換器(3)を建物の床
    下またはその床下の換気孔に配置したことを特徴とする
    床下乾燥装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の床下乾燥装置
    において、 上記室外熱交換器は複数であることを特徴とする床下乾
    燥装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    床下乾燥装置において、 上記室外熱交換器(27,3)はメッシュフィン熱交換器
    であることを特徴とする床下乾燥装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    床下乾燥装置において、 上記床下の換気はファンを用いない自然換気であること
    を特徴とする床下乾燥装置。
  6. 【請求項6】 室外ユニット(10)と室内ユニット(2
    0)とを有する冷凍機と、 上記室外ユニット(10)の室外熱交換器(3)に並列に接
    続され、建物の床下またはその床下の換気孔に配置され
    た補助用の室外熱交換器(27)とを備え、 上記補助用の室外熱交換器(27)により上記建物の床下
    内の空気を温めることを特徴とする床下乾燥システム。
  7. 【請求項7】 室外ユニット(10)と室内ユニット(2
    0)とを有する冷凍機を備え、 建物の床下またはその床下の換気孔に配置された上記室
    外ユニット(10)の室外熱交換器(3)により上記建物の
    床下内の空気を温めることを特徴とする床下乾燥システ
    ム。
  8. 【請求項8】 冷凍機(10,20)を冷凍サイクルで運
    転し、建物の床下またはその床下の換気孔に配置された
    上記冷凍機の凝縮器(27,3)によって上記建物の床下
    内の空気を温めることを特徴とする床下乾燥方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009008317A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Max Co Ltd 換気空調装置

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